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イチヤクソウ(一薬草)
2017/06/22(Thu)
  きょうは、大体晴れました(19.7~25.6℃/西北西風)。
  林床に、イチヤクソウ(ツツジ科イチヤクソウ属)が咲いていました。周囲に20数厘も林立していて、何処かの提灯祭りにでも入り込んだ様で、お囃子の音まで聞こえてきそうでした。北海道~九州の他、朝鮮、中国東北部等の、低山の明るい広葉樹林等の、やや湿った所に生育する常緑多年草です。葉は、長さ3-6cm、幅2-4cmの卵状楕円~広楕円形で、細鋸歯があり、葉柄は2.5-5cm、葉裏はしばしば紫色を帯びます。6-7月、葉間から伸びる15-20cmの茎先に総状花序を付け、3-10個の白花を下向きに咲かせます。花は径13mm程の広鐘形で花弁5。後、径6-7mmの蒴果になります。緑葉で光合成も行いますが、特殊な菌根に依存している事から、たとえ移植しても必ず消滅すると言われます。青葉山には他に、主に深山に自生し、葉が丸く白花に赤みがあるマルバノイチヤクソウも確認されています・・・
イチヤクソウ 夕陽.

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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マタタビ(木天蓼)
2017/06/21(Wed)
  きょうは、曇り後雨になりました。梅雨入りだそうです(17.4~19.5℃/南風)。
  道沿いのマタタビ(マタタビ科)に、花が咲いていました。降り頻る雨に打たれて、吊下る真白い花が、拍子を取る様に弾んでいました。北海道~九州の他、クリル、サハリン、朝鮮、中国等の、山地に生育する雌雄雑居性の落葉蔓植物です。葉は互生し葉柄があり、楕円形で細鋸歯を持ちます。6-7月、径2cm程の白花を下向きに咲かせ、雄株には雄蕊だけの雄花を、両性株には雄蕊と雌蕊を持つ両性花を付けます。花弁のない雌蕊のみの雌花を付ける雌株もあります。花を付ける蔓の先端部の葉は、花期に白化し、送粉昆虫を誘引する印となると考えられています。青葉山では普通に見られ、梅雨時には白葉が目立ちます・・・
雨のマタタビ 雨で霞む山.
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ヒメカバイロタケ(姫樺色茸)
2017/06/20(Tue)
   きょうは、晴れ時々曇りました(14.8~22.0℃/南東風)。
   道沿いの倒木に、ヒメカバイロタケ(クヌギタケ科)が生えていました。正に樺色の傘と橙色の柄が、波の様に押し寄せて、入陽の渚ににでも居る気がしました。北半球の暖帯以北に広く分布し、日本ではほぼ一年中(特に夏~秋)、北海道~沖縄の山野の朽ちかけた針葉樹の切株や倒木、立枯れ木等に群生します。傘は径0.8-2㎝程の釣鐘又は半球形から開いて少し平らになり、良く中央部が臍状に窪み、暗橙褐~橙黄色で周辺部は淡色、湿時には周縁に条線を生じますが、乾くと消えます。傘肉は極薄い紙質で、乾いても吸湿すれば復元します。柄は中空で、長さ0.5-1㎝、径1-1.5㎜程の強靭な軟骨質で、上部は暗赤褐色、下方に向かって黒褐色となり、基部には時に橙褐色の毛が散在します。無毒とされますが食用には向きません。青葉山では、朽木等に普通に見られます・・・
ヒメカバイロタケ 塔の岩
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アカショウマ(赤升麻)
2017/06/18(Sun)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(15.8~20.4℃/南東風)。
  道沿いに、アカショウマ(ユキノシタ科)が咲いていました。暗い檜林下のあちこちに、白銀の清しい閃光が煌いていました。本州の東北~九州、四国の、落葉広葉樹林の林縁等に生育する多年草です。3回3出複葉で、小葉の縁は重鋸歯で、基部は楔形になります。5-7月に、高さ40-80cmの茎先に白い穂状の花を付けます。トリアシショウマ等に良く似ていますが、花序は通常、枝分かれせず、花弁はトリアシショウマ(4-6mm)に比べて短く(3mm程)、小葉は幅が狭い卵形で光沢がなく、基部が心形にならない事等が相違点です。青葉山では、杉や檜下等に普通に見られます・・・
アカショウマ 対岸から
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ウツギ(空木) とダイミョウセセリ(大名挵)
2017/06/17(Sat)
   きょうは、曇り時々晴れました(13.6~23.8℃/南東風)。
   道沿いのウツギ(ユキノシタ科)の花に、ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)がいました。卯の花の香る訳でもないけれど、飛び去っても直に舞い戻り、それを幾度も繰り返し、吸蜜し続けていました。北海道~九州の山地~低地の林地等に生息する前翅長15-21mmの蝶。雌雄同色で、地は黒褐色。前翅表裏に大小白斑があり、後翅表裏中央に白帯が入る。成虫は4-10月に出現し、年2化(暖地では年3化)。素早く飛び、翅を水平に開いて止まる。幼虫の食草は、ヤマノイモ科の植物。幼虫のまま落葉下で越冬し、春に蛹化・羽化。青葉山では、林縁等で普通に見られます。ウツギは、北海道~九州の林縁、崖等の少し湿った場所に生育する樹高2-4mの落葉低木。良く分枝し、樹皮は灰褐色で、新枝は赤褐色を帯び、星状毛が生える。葉は卵~楕円~卵状被針形と変化が多く、葉柄があり対生。5-7月、枝先に円錐花序を付け、多くの白い花を咲かせる。別名の「卯の花」は、陰暦の卯月に咲き出すのが由来。青葉山では、川沿い等に普通に見られます・・・
ウツギとダイミョウセセリ 飛び行く大鳥
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ゆきかえる