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シロザケ(白鮭)
2018/11/28(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(8.3~18.2℃/北風)。
  青葉山の縁を流れる広瀬川に、シロザケ(サケ科)がいました。大震災から7年目、昨年は少し回復していた遡上ですが、何故か今年は又さっぱり見られなくなって、彼方にぽつり此方にぽつりと言う状態。それでも伴侶を求めて泳ぎ回る様は、とても健気でした。日本の鮭の殆どがシロザケで、本州北部の河川上流で冬季に孵化し、5-6cm位になるまでそこで過ごし、成長して春になると一斉に海に出て行きます。オホーツク海~北太平洋、ベーリング海を行ったり来たりしながら3-6年間過ごし、その後の秋口になると一斉に故郷の川に戻って来ます。産卵期の成魚全長は平均70-80㎝、大きい個体では1mを超える事もあり、上流に辿り着くと、3000-3500個の卵を産んだ後数日で絶命します。その卵の中で、成長して無事に戻って来られるのは2-3匹だと言われます。青葉山周辺の広瀬川では、普通は10-12月に数多く見られます・・・
シロサケ コナラの林
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シロザケ(白鮭)
2017/11/06(Mon)
  きょうは、良く晴れました(5.8~19.2℃/南風)。
  川に、シロザケ(サケ科)がいました。今年は大震災から6年目、牛越橋付近では、一昨年・昨年(4-5年目)ととても淋しい遡上でしたが、今年は少し回復して、あちこちで命のドラマが繰り広げられていました。日本の鮭の殆どがシロザケで、本州北部の河川上流で冬季に孵化し、5-6cm位になるまでそこで過ごし、成長して春になると一斉に海に出て行きます。オホーツク海~北太平洋、ベーリング海を行ったり来たりしながら3-6年間過ごし、その後の秋口になると一斉に故郷の川に戻って来ます。産卵期の成魚全長は平均70-80㎝、大きい個体では1mを超える事もあり、上流に辿り着くと、3000-3500個の卵を産んだ後数日で絶命します。その卵の中で、成長して無事に戻って来られるのは2-3匹だと言われます。青葉山周辺の広瀬川では、10-12月に数多く見られます・・・
シロザケ 明るい秋
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ホトケドジョウ(仏泥鰌)
2016/04/01(Fri)
   きょうは、良く晴れました(5.6~17.7℃/西北西風)。
   沢の止水域に、ホトケドジョウ(仏泥鰌)がいました。小さな水溜りに10匹程もいて、行ったり来たりしていました。日本固有種で、青森県、中国地方西部を除く本州、四国に分布し、水温が低く流れの緩やかな河川や湿地、水田等に生息する体長が最大6cm程のドジョウの仲間です。体形は太く短く、断面は円筒形で、頭部は上下に扁平。体色は茶褐〜赤褐色で、黒点が散在します。口髭は4対で計8本あり、3対が上唇より、残り1対が鼻孔より発達し、吻の上方に出ます。雑食で、魚類、甲殻類、藻類等を食べ、3-6月に水草や水中の枯草、落葉等に産卵し、2〜3日で孵化、1-2年で成熟します。名の由来は、頭が仏様に似ている、等の説があります。開発による生息地の減少等で激減し、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類(EN)、宮城県レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されていますが、幸いに青葉山では比較的普通に見られます。尚、近年別種とされたナガレホトケドジョウは、静岡以西の本州、四国の渓流に生息し、体がやや細長く、眼〜吻端に明瞭な暗色帯が見られるとされ、青葉山のものとも似ていますが、如何なのでしょうか・・・
ホトケドジョウ 潺の棚
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シロザケ(白鮭)
2015/11/29(Sun)
  きょうは、晴れ時々曇りました(4.9~10.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  広瀬川に、シロザケ(サケ科)がいました。今年は秋に雨が降らず、郡山堰を上って牛越橋辺りまで来る者は少なかったのですが、それでも浅瀬の各所では命のドラマが繰り広げられました。そして、長い旅を終え力尽きた亡骸が、河岸に静かに横たわっていました。日本の鮭の殆どがシロザケで、本州北部の河川上流で冬季に孵化し、5-6cm位になるまでそこで過ごし、成長して春になると一斉に海に出て行きます。オホーツク海~北太平洋、ベーリング海を行ったり来たりしながら3-6年間過ごし、その後の秋口になると一斉に故郷の川に戻って来ます。そして上流に辿り着くと、3000-3500個の卵を産んだ後数日で絶命します。その卵の中で、成長して無事に戻って来られるのは2-3匹だと言われます。青葉山周辺の広瀬川では、10-12月に数多く見られます・・・
シロサケ 飛び交う鳶

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コイ(鯉)とミシシッピアカミミガメ (ミシシッピ赤耳亀)
2015/08/04(Tue)
   きょうは晴れ時々曇って、暑くなりました(25.2~35.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南風)    川に、大きなコイ(コイ科)が何匹も泳いでいました。橋の上から眺めていると、ここでは初見のミシシッピアカミミガメ (ヌマガメ科)も一緒になって、何か話でもしている様でした。コイはほぼ世界中に分布し(自然分布はユーラシア大陸のみ)、日本では全国の河川の中・下流域〜汽水域の流れの緩い所や湖沼に生息する、体長30-100㎝の大型の淡水魚です。口髭は2対あり(フナ属はない)、背鰭と臀鰭の前方の軟条は硬く,頑丈で棘状になり、成熟すると全面に顆粒状の追星が表れます。 雑食性で,底生動物のタニシやイトミミズ,さらには水草等を食べます。暖所を好み,冬場は深場に集まって越冬します。 ミシシッピアカミミガメは米国南部原産で、日本では本州~沖縄の山野の池沼に生息する体長28cm程の亀です。背甲の色は淡緑~濃緑色で、黄色く細い複雑な筋模様が入ります。頭、四肢、尾は灰緑~緑~濃緑色で、吻端~頭頂部の縦縞は太く、赤みを帯びる事もあります。四肢や尾の縦縞は細く、眼後部~鼓膜上部は赤~オレンジの斑が入ります。雑食。日本では、幼体がミドリガメと呼ばれ良く流通していますが、大きくなった成体が遺棄され野生化・増殖し、今や「要注意外来生物」に指定されています。青葉山では、周辺池沼で日光浴をする姿が良く観察されます・・・
コイとミシシッピアカミミガメ 飛行船飛ぶ夕暮れ
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