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ユキムシ(雪虫)
2018/11/03(Sat)
   きょうは、大体晴れました(6.7~18.7℃/北風)。
  あちこちに、雪虫が飛んでいました。きょうは沢山見かけましたが、止まったところを撮ろうとすると、あっという間にふわふわと、風花の様に飛んで行きました。アブラムシ類の、特にワタアブラ亜科の仲間を総称して「ワタムシ(綿虫)」と言い、腹部から白腺物質が多数分泌されると、体中が白綿で包まれた様になります。秋の寄主植物を離れて冬の寄主へ移住する際に飛翔するので、良く目立ちます。北海道~本州、時に四国の高山の他、シベリア等に分布します。トドノネオオワタムシ(トドマツ→ヤチダモ)等が代表的な存在ですが、国内では殆どアブラムシ類の分類研究が進んでおらず、同定は難しいと言われます。少なくも、トドマツもヤチダモもない青葉山周辺の雪虫達は、上記種ではありません・・・
ユキムシ 賢淵の釣り遊び
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オナシカワゲラ(尾無川螻蛄・襀翅)
2018/10/31(Wed)
  きょうは晴れたり曇ったりで、一時雨が降りました(6.8~14.3℃/西北西風)。
  道沿いの木の幹に、オナシカワゲラ(カワゲラ科)の一種と思われる虫がいました。とても小さい(1㎝弱!)ので、初めは蚊か何かかと思いましたが、カワゲラ、翅で尾が隠れているこの仲間と分かりました。近寄るとちょろちょろと、案外素早く逃げ去りました。全国の山地の渓流域~平地の川沿いに幅広く生息し、淡褐色で頭部は濃褐色の、体長8mm(翅までの全長11mm程))の小型のカワゲラです。幼虫は一年中見られ、8-9㎜に成長する3月~初夏、又は9-10月に羽化します。オナシカワゲラの仲間は日本に30種程いて、識別は難しいといわれます。一般にカワゲラは肉食ですが、この仲間は苔、花蜜等の草食性で、幼虫は枯葉や藻類等を食べます。名は、腹部先の1対の尾が大変短く、前翅に隠れて見えない事に由来します・・・
オナシカワゲラ シラキと夕陽
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ササキリ(笹螽蟖・笹螽斯・笹切)とキバナアキギリ(黄花秋桐)
2018/10/23(Tue)
 きょうは、晴れ後曇りました(9.6~19.3℃/北北西風)。
  道沿いに、キバナアキギリ(シソ科)が咲き残っていました。黄金の花群れに嬉しくなって近寄ると、茎の一部の様に、ササキリ(キリギリス科)の雌がじっと縋っていました。本州~沖縄の山地~低地の、主にイネ科植物の生えた林縁の草叢や林床に生息する、体長12-17㎜のキリギリスの仲間。成虫は8-10月に出現し、体色は暗緑~黄褐色。翅は黒褐色で下側に白線がある。産卵管は短い剣状。昼夜問わず活動し、ジリジリジリ等と鳴く。黄花秋桐は、本州~九州の山地の木陰等にに生育する、高さ20-40㎝程の多年草。茎は四角で、葉は対生し長柄があり、三角状矛型で長さ5-10㎝、幅4-7㎝。8-10月、茎先に黄色い唇形花を穂状に付け、花冠は長さ2.5-3.5㎝で上唇は立ち上がり、下唇は3裂して前に突出。雄蕊4中2は退化し、花柱は長く突出。萼は上下に2裂し、下裂片には浅い切れ込みがあり開出毛がある。青葉山では両者共、明るい林内や林縁に普通に見られます・・・
ササキリ 螺鈿
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キタキチョウ(北黄蝶)の2型
2018/10/15(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(11.1~19.0℃/南南西風)。   
  道端に、キタキチョウ(シロチョウ科)がいました。何か囁き合う様に二頭が静かに止まっていましたが、初め、余りに模様が違うので別種と思う程で、少し草臥れて黒縁が目立つのが夏型で、斑点しかなくて元気そうなのが秋型でした。キチョウは、アフリカ中部以南やインド~東南アジア、オーストラリア等に広く分布し、日本では本州(秋田、岩手以南)~沖縄の山野の草原等に生息する、とされて来ましたが、2005年にキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とキチョウ(南西諸島に分布)の2種に分割されました。形態的には、前翅表の縁毛が黄色い等の違いがありますが、識別は困難な様です。キタキチョウの成虫は前翅長20-27mmで、年に5-6回発生し、いつも忙しなく飛び回り、様々な花で吸蜜したり、地面で吸水します。翅は名の通り黄色く、夏型の雄は前翅、後翅共に外縁が黒く縁取られますが、秋型の雌や、春型の雌雄は前翅の黒い縁が先に少し残る程度です。幼虫の食草は、ネムノキ、ハギ類等のマメ科植物で、成虫で越冬します。青葉山では、6月~晩秋頃まで林縁や草原等で普通に見られます・・・
キタキチョウ2型 きょうも夕焼け
 
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イカリモンガ(碇紋蛾)
2018/10/10(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(16..0~23.8℃/南南東風)。  
    道沿いのナンブアザミ(キク科) に、イカリモンガ(イカリモンガ科)が止まっていました。暗がりの森に、碇紋が大きな目の様で、花蜜を吸う姿が一途に見えました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等の山地~平地の森林内に生息する、開張35㎜程の蛾の仲間です。成虫は3-7月に出現し、渓流沿いの薄暗い環境等で良く見られ、茶色でやや角張った形の翅を持ち、前翅には朱色の紋があります。昼間活動し、翅を畳んで止まり、花蜜を吸い、触角も細く、と「蝶」の仲間の特徴をしっかり備えていますが、元々蛾と蝶の境界線は曖昧で、当種が何故蝶ではないのか、は良く分かりません。年二回発生し、夏に羽化したものは、落葉や朽木の中で越冬します。食草はイノデ類(シダ)。名は、前翅の表裏に碇形の朱色紋もある事に由来。青葉山では夏以降に発生し、成虫はそのまま落葉下や朽木中で越冬し、春に再び活動し始めます・・・
イカリモンガ 燃える様な街
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ゆきかえる