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クワコ(桑蚕・桑子)の繭
2018/01/22(Mon)
   きょうは曇って、晩方から雪になりました(-2.0~0.7℃/北北西風)。
  道沿いのヤマグワに、クワコ(カイコガ科)の繭が付いていました。葉の痕か?緑の部分もありましたが、如何にも絹の、繊細な白銀の糸が、美しく煌いていました。北海道~九州の他、中国、朝鮮等の山野に生息する、開張♂約33㎜、♀約44㎜の蛾です。成虫は6-9月に出現し、茶色く、ブ~ンと蜂の様な羽音を立てて良く飛びます。成虫時に餌は摂らず、アゲハの幼虫に似た目玉模様がある幼虫はクワ、ヤマグワの葉を食べます。 クワゴとも呼ばれ、中国で飼育改良されたカイコの野生種とされます。カイコの「家蚕」に対して、ヤママユ、ウスタビガ等と共に「野蚕」と呼ばれます。青葉山では、ヤマグワの木に普通に見られます・・・
クワゴの繭 雪降り始め
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クスサン(楠蚕)の繭
2018/01/10(Wed)
  きょうは曇って、時折雪や霙が降りました(0.2~5.9℃/北風)。
  道沿いの木に、クスサン(ヤママユガ科)の繭が付いていました。半分葉っぱにくるまれていましたが、飴細工の籠にも見えて、中にはしっかりチョコも入っていました。日本全国の他、中国等の山野に生息する、開張10-13㎝の大きな蛾です。翅色は灰黄~濃赤色まで変化に富み、夜行性で灯火に飛来します。卵で越冬し、幼虫は春-夏に見られ、青白色で体長80mm、白い長毛があるためシラガタロウ等と呼ばれ、クリ、コナラ、クヌギ、サクラ、ヌルデ、エノキ等様々な樹木の葉を食べます。7月頃に、その形状からスカシダワラ(透かし俵)と呼ばれる、固い網目状で楕円形の繭を作って蛹化し、年1回9-10月頃に羽化・発生します。青葉山では、繭は各種樹木の枝等に普通に見られます・・・
クスサン 驟雪
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ウスタビガ(薄足袋蛾・薄手火蛾)の繭
2018/01/09(Tue)
  きょうは、晴れ後曇って、晩方から雨や雪が降りました(2.4~11.7℃/西風)。
  道沿いの木枝に、ウスタビガ(ヤママユガ科)の繭が下がっていました。探しても中々見つからなくなったこの頃、目にも眩しい黄緑の翠玉に出会うえると、嬉しくてほっとします。朝鮮、シベリア東部等に分布し、日本では北海道~九州の山野に生息する、開張90-110mmの大型の蛾です。成虫は10-11月頃に出現し、翅に一つずつ目玉状の半透明斑紋があるのが特徴です。雄の体色は暗褐~黄褐色で、雌は黄色、卵で越冬し、4月頃に孵化して成長し、6月頃に繭を作って蛹化します。幼虫の食草は、コナラ、ケヤキ桜類、楓類他。繭は薄黄緑色の下が膨らんだ逆三角形状で、自らの糸で作った柄を繭の上部に繋いでぶら下がります。青葉山では、繭や成虫、幼虫も極普通に見られていましたが、近年激減しています・・・
ウスタビカの繭 茜の空
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アキアカネ(秋茜)
2017/11/26(Sun)
    きょうは、大体晴れました(1.4~15.3℃/西南西風)    
   林縁のモミジイチコ(バラ科)に、アキアカネ(トンボ科)が止まっていました。寒さの所為かじっとしていましたが、茎の赤に溶け込んで、秋の保護色になっていました。北海道~九州の山野に生息する、体長33-46㎜のトンボです。成虫は6-12月に出現し、成熟しても頭部や胸部は余り赤くならず、胸部の側面に明瞭な黒条を持つのが特徴です。丘陵地~平地の池、水田、溝川等に広く発生し、6月頃に羽化しますが、夏季は高山に登って避暑し、秋が近付くと里に降りて来ます。赤とんぼの代表種で、狭義にはこの種だけを赤とんぼと呼ぶ事もあります。青葉山では、秋には何処でも普通に見られます・・・
アキアカネ 隅櫓と紅葉
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シナヒラタハナバエ(支那扁花蝿)とノコンギク(野紺菊) 
2017/11/23(Thu)
   きょうは曇って、晩方には晴れました(4.4~12.0℃/北北西風)。
  草原に咲き残るノコンギク(キク科)に、シナヒラタハナバエ(シナヒラタヤドリバエ/ヤドリバエ科)がいました。とは言っても、初め花虻かと思いましたら花蝿で、蠅もこんなに奇麗で愛らしいのかと、感心しました。全国の山野に生息する体長10㎜程のハナバエ仲間です。成虫は5-10月頃出現し、腹部に大きな黄斑があり、後半黒色部は♂では消滅する事があります。花上や葉上に多く見られ、翅脈に特徴tがあります。幼虫は、スコットカメムシ等カメムシ類に寄生します。野紺菊は、本州~九州の山野の草地や林縁、路傍等の明るい場所に広く生育する高さ50-100cmの多年草。根出葉は柄があって卵状長楕円形、茎葉は柄がなくて卵状楕円~卵形で三行脈と粗い浅鋸歯があり、両面共に短毛が生える。8-11月、茎先に散房状花序を作り、径2.5cm程の頭花を咲かせる。舌状花は細長くて白~薄紫、管状花は黄色。青葉山では、山野に最も普通に見られる野菊です・・・
シナヒラタハナバエ 城址の雲
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