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キタキチョウ(北黄蝶)の2型
2018/10/15(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(11.1~19.0℃/南南西風)。   
  道端に、キタキチョウ(シロチョウ科)がいました。何か囁き合う様に二頭が静かに止まっていましたが、初め、余りに模様が違うので別種と思う程で、少し草臥れて黒縁が目立つのが夏型で、斑点しかなくて元気そうなのが秋型でした。キチョウは、アフリカ中部以南やインド~東南アジア、オーストラリア等に広く分布し、日本では本州(秋田、岩手以南)~沖縄の山野の草原等に生息する、とされて来ましたが、2005年にキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とキチョウ(南西諸島に分布)の2種に分割されました。形態的には、前翅表の縁毛が黄色い等の違いがありますが、識別は困難な様です。キタキチョウの成虫は前翅長20-27mmで、年に5-6回発生し、いつも忙しなく飛び回り、様々な花で吸蜜したり、地面で吸水します。翅は名の通り黄色く、夏型の雄は前翅、後翅共に外縁が黒く縁取られますが、秋型の雌や、春型の雌雄は前翅の黒い縁が先に少し残る程度です。幼虫の食草は、ネムノキ、ハギ類等のマメ科植物で、成虫で越冬します。青葉山では、6月~晩秋頃まで林縁や草原等で普通に見られます・・・
キタキチョウ2型 きょうも夕焼け
 
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イカリモンガ(碇紋蛾)
2018/10/10(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(16..0~23.8℃/南南東風)。  
    道沿いのナンブアザミ(キク科) に、イカリモンガ(イカリモンガ科)が止まっていました。暗がりの森に、碇紋が大きな目の様で、花蜜を吸う姿が一途に見えました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等の山地~平地の森林内に生息する、開張35㎜程の蛾の仲間です。成虫は3-7月に出現し、渓流沿いの薄暗い環境等で良く見られ、茶色でやや角張った形の翅を持ち、前翅には朱色の紋があります。昼間活動し、翅を畳んで止まり、花蜜を吸い、触角も細く、と「蝶」の仲間の特徴をしっかり備えていますが、元々蛾と蝶の境界線は曖昧で、当種が何故蝶ではないのか、は良く分かりません。年二回発生し、夏に羽化したものは、落葉や朽木の中で越冬します。食草はイノデ類(シダ)。名は、前翅の表裏に碇形の朱色紋もある事に由来。青葉山では夏以降に発生し、成虫はそのまま落葉下や朽木中で越冬し、春に再び活動し始めます・・・
イカリモンガ 燃える様な街
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ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)
2018/10/07(Sun)
   きょうは晴れましたが、台風の影響で暑く風の強い一日でした(18.8~28.9℃/西北西風)  
   道沿いに、ウラギンシジミ(シジミチョウ科)がいました。雌雄らしい二頭が、翅の表裏をキラキラさせながら縺れ合い、時折木々の梢に止まり、雄は赤茶の斑を開閉していました。ヒマラヤ〜中国等に分布し、日本では本州〜沖縄の山麓や盆地、郊外住宅地等の林縁や草原等に生息する、前翅長19-27㎜の典型的暖地性のシジミチョウです。成虫は、3-4月、6-10月に2-3回発生し、花・樹液・腐果・水溜り等に集まります。名の通り、翅裏が銀白色に輝き、雄の翅表は茶色地に朱色の紋、雌では朱色部分が白または淡水色。翅先が尖っているのも特徴です。幼虫の食草はマメ科のクズ、フジ等で、花や蕾を食べます。成虫で越冬。青葉山では普通に見られ、温暖化による北上と増加傾向がありますが、宮城県のレッドリストで要注目種に指定されています・・・
ウラギンシジミ 日没前の輝き
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クビキリギス(首螽斯)
2018/09/25(Tue)
   きょうは雨後曇って、晩方には晴間も出ました(15.0~22.6℃/北風)。
  河原の叢に、クビキリギス(キリギリス科)がいました。褐色型でずんぐり見えたので、シブイロカヤキリかと思いましたが、脚がすらりとしていて分かりました。北海道と本州(北限は日本海側が新潟、太平洋側が宮城)~沖縄の他、中国にも分布し、山野の林に隣接する草原等で、イネ科草本の茂み等に生息する、体長55-65㎜のキリギリスの仲間です。体色は緑か褐色で、頭頂が尖り、口の周囲が赤くなります。夜行性で、春~初夏に草本や樹上で「ジーーー」と鳴きます。植物食傾向が強い雑食で、イネ科植物の穂や若芽等の他、昆虫類も食べます。7月中~下旬に孵化した幼虫は、9-10月頃に成虫となってそのまま越冬し、翌年夏まで生き続けます。青葉山では、草原等で普通に見られます・・・
クビキリギス 雨止む
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キバネハサミムシ(黄翅鋏虫・黄翅蠼螋)
2018/09/24(Mon)
   きょうは、晴れ後曇りました(19.1~27.1℃/南南東風)
   ナンブアザミの花に、キバネハサミムシ(ハサミムシ科クギヌキハサミムシ亜科)がいました。美しい黄金の直着を着けた雌と思われ、花粉でも食べているのか、花に埋もれてうっとりしていました。北海道~本州(中部以北)の主に山地の、植物の花上や葉上、石の下等に生息する、体長12-20mmの山地性の中型ハサミムシの仲間です。成虫は4-10月に出現し、暗赤褐色で艶があり、前翅が黄褐色をしているのが特徴です。雄にはコブハサミムシ同様の変異があり、鋏が長い型と太短い型があります。食性は雑食性で、他の虫や植物質、花粉等を食べます。不完全変態。他のハサミムシ同様、雌は産卵後飲まず食わずの卵保護習性を持ちます・・・
キバネハサミムシ 西の山々



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