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ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)
2017/04/16(Sun)
  きょうは、良く晴れて暑くなり、何と夏日になりました(9.8~25.5℃/西南西風)。
  林床に、ヒメギフチョウ(アゲハチョウ科)がいました。急激に環境が悪化した所為か、このところ中々見かけなくなっていますが、この「女神」との出逢いは、春の何ものにも代えがたい喜びです。中国東北部、ロシア沿海地方、朝鮮等に分布し、日本では北海道~中部の山地~低地の落葉広葉樹林に生息する、前翅長26-35㎜、開長48-65 ㎜程のアゲハの仲間です。成虫の翅は黄白色と黒の縦縞模様で、後翅の外側には青や橙、赤色の斑紋が並び、後翅には尾状突起を持ちます。ギフチョウに良く似ますが、前翅の一番前方外側の黄白色斑がずれず、他斑と曲線をなします。緩やかに低く飛ぶ事が多く、カタクリ、スミレ類で吸蜜。幼虫の食草はウスバサイシン、オクエゾサイシン(北海道と青森の一部)。別名は「春の女神」。近年全国的に激減し、環境省レッドリストで準絶滅危惧(NT))に指定。当地では、何ヶ所かに生息しますが、開発等で激減しています…
ヒメギフチョウ コブシの花々
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アカタテハ(赤立翅)
2017/04/07(Fri)
   きょうは、大体晴れて暑い位になり、桜の開花も発表されました(11.8~21.5℃/西風)。
   森の道に、アカタテハ(タテハチョウ科)がいました。ひらひら飛んでは止まり、又飛んでは止まりを繰り返していましたが、美しい赤斑をは見えるものの、止まった途端に翅を固く閉じて、枯葉の一部になっていました。北海道~沖縄の山地~人家周辺に生息する、前翅長30-35㎜の中型のタテハチョウです。成虫は3-11月に出現し、前翅は朱と黒で白斑が点在し、後翅は茶色で橙色の縁取りがあり、翅裏はほぼ灰褐色で、白く細い網目模様があります。アザミ等、様々な花で吸蜜し、腐果、獣糞、樹液にも頻繁に集まります。成虫で越冬するので、早春から飛び始めます。幼虫の食草は、カラムシ、クサマオ、ヤブマオ等イラクサ科植物。青葉山では、早春や秋に良く見られます・・・
アカタテハ 飛行機雲の空
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ルリタテハ(瑠璃立羽)
2017/04/05(Wed)
  きょうは、良く晴れて暖かくなりました(4.0~17.0℃/南西風)。
  森の道端に、ルリタテハ(タテハチョウ科)がいました。二つの黒い影が、縺れる様に飛び回っていましたが、ふっと足元に止まると、濃紫のベルベにモルフォ蝶を思わす青紫の帯が、眩く眩く煌めいていました。北海道南部~南西諸島の他、ロシア沿海地方~インドの、山地~平地の森林と周辺部に生息する、前翅長25-45mmの蝶です。成虫は暖地では年に2-3回、寒冷地では1回(8-9月)発生し、樹液や腐ったもの等に集まります。濃い黒褐色の翅の表面に、名の通りの鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴で、前翅の先には白斑が付きます。裏面は灰褐色で細かい模様があり、樹皮や落葉に似ています。幼虫の食草は、サルトリイバラ、ホトトギス類、ユリ類等で、成虫で越冬し、早春に逸早く飛び始めます。青葉山では、早春等に普通に見られます・・・
ルリタテハ 森の向う
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ヤママユ(山繭)の繭
2017/01/31(Tue)
  きょうは、今朝雪が1-2cm積もり、後晴れ時々曇りました(-1.5~4.9℃/西北西風)。
  道沿いの木の梢に、ヤママユ(ヤママユガ科)の繭がありました。青空に緑黄の長玉が、絹毛を靡かせながら、ふわふわ揺れていました。北海道~九州の森に生息し、成虫は開張115-150mmで、8-9月に出現します。4枚の翅には、それぞれ1つずつの目玉紋と、黒白2色の筋があります。幼虫はブナ科のコナラ、クリ、クヌギ等の葉を食べて育ちます。日本の代表的な野蚕で、天蚕とも言われ、この繭から採取される天蚕糸は「繊維のダイヤモンド」とも言われています。青葉山では、繭も成虫も普通に見られます・・・
ヤママユの繭 この道はいつか
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クワコ(桑蚕・桑子)の繭
2017/01/29(Sun)
   きょうは、晴れ後曇りました(-0.5~7.6℃/南風)。
  池畔のヤマグワに、クワコ(カイコガ科)の繭が付いていました。小さな木なのに、五つも六つも沢山あって、風に銀糸を煌かせていました。北海道~九州の他、中国、朝鮮等の山野に生息する、開張♂約33㎜、♀約44㎜の蛾です。成虫は6-9月に出現し、茶色く、ブ~ンと蜂の様な羽音を立てて良く飛びます。成虫時に餌は摂らず、アゲハの幼虫に似た目玉模様がある幼虫はクワ、ヤマグワの葉を食べます。 クワゴとも呼ばれ、中国で飼育改良されたカイコの野生種とされます。カイコの「家蚕」に対して、ヤママユ、ウスタビガ等と共に「野蚕」と呼ばれます。青葉山では、ヤマグワの木に普通に見られます・・・
クワコの繭 湿地
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