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サツマノミダマシ(偽薩摩の実)
2016/07/15(Fri)
   きょうは、雨後曇って晴間もありました(19.4~24.8℃/東風)。
   道端の笹の葉に、サツマノミダマシ(コガネグモ科)がいました。緑葉に鮮緑の体は、保護色の様で帰って目立って見えました。本州~沖縄 の山野に生息する雌8-11㎜、雄7.5-9㎜のクモです。腹部の背面は緑色で、近似種のワキグロサツマノミダマシと酷似していますが、本種は腹部前方〜側面に黄色い線があります。7-8月に出現し、夜間に円網を張って虫を捕食しますが、日中は網を畳んで葉上で休んでいます。名は、サツマ(ハゼノキの別名)の実に似ている事に由来します・・・
サツマノミダマシ 向かいの山.
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カバキコマチグモ(樺黄小町蜘蛛)
2015/07/01(Wed)
   きょうは、雨後曇りました(18.1~19.6℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.09μSv/h屋内21:00、南東風)。
   薄の繁みのあちこちに、カバキコマチグモ(フクログモ科)の巣がありました。雨も降っている事だし、一度はその正体を見てみようと、意を決して手袋をして、注意深く開いてみると、中にはやはり毒蜘蛛がいました。黒光の顔とはち切れた体の雌でした。北海道〜九州の山地〜平地の草原、河原、水田、林縁等、様々な環境に広く生息するフクログモの仲間です。成虫は6-9月に発生し、♀10-15㎜、♂9-13㎜、体色は淡黄褐色で、頭胸部先端が黒く、雄の頭胸部は朱色。日中はススキの葉を巻いた巣中に潜み、夜になると徘徊して昆虫等を捕食します。雌はススキの葉を粽状に巻いて産卵し、孵化した子グモ達が第一回目の脱皮をするまでの間、外敵から守ります。この時期、母グモは大変気が荒くて攻撃的になっており、不用心に巣を開くと手を咬まれる事があります。毒液には、獲物を麻痺させる為の神経毒の他に、カテコールアミン、セロトニン、ヒスタミン等を含む為、咬まれると激しい痛みを伴い、咬傷部は赤く腫れ、水膨れや潰瘍になる場合もあります。腫れは2-3日で引きますが、痛みや痺れが2週間程続く場合もあります。重傷例では、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、ショック症状等を起こす事もあります。十二分の注意が必要です。尚、脱皮後の子グモ達は、母グモの体を食べて育ちます。青葉山では、ススキのある所に普通に見られます…
カバキコマチグモ♀ 広瀬滝附近
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ネコハエトリ(猫蝿捕)
2013/10/26(Sat)
   ナンブアザミ(南部薊)に、ネコハエトリ(ハエトリグモ科)がいました。久し振りの晴間を喜ぶ様に、暖かそうな花の上で日向ぼっこしていました。本州~九州の山野や家中にも生息する、体長7-8㎜のハエトリグモ科の普通種です。成体は3-11月に出現し、ピョンピョン跳ねる様に素早く歩き、低木の葉上等に袋状の巣を作って隠れ、蝿等の小虫を捕食します。雄は頭胸部は黒く、腹部は茶褐色で中心に黒い模様があり、雌は毛深く全体的に明茶褐色ですが、個体により模様は様々です。成体で越冬し、糸を泥でドーム状に固めて越冬巣にします。同種間でも喧嘩するので、互いに闘わせる遊びがあります。別名はホンチ、ババ等。青葉山でも、普通に見られます・・・
ネコハエトリ♀ 久々の青空
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イオウイロハシリグモ(硫黄走蜘蛛)
2013/09/28(Sat)
  きょうも、大体晴れました(13.3~21.8℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南南東風)。
  道端の葉の上に、イオウイロハシリグモ(キシダグモ科)がいました。良く見れば、大きな卵嚢を抱えた母蜘蛛で、いずそうにジッと佇む姿はもぞこいものでした。朝鮮、中国等に分布し、日本では北海道~薩南諸島の山野の草原、林縁の草叢、水辺等に生息する、体長が雌12-26mm、雄12-18mmのハシリグモの仲間です。成体は7-9月に出現し、頭胸部はほぼ卵形で、腹部は楕円形で後方がやや尖り、歩脚は長く頑丈です。体色は非常に変異に富み、嘗ては別種と考えられていました。普段は巣を作らずに徘徊し、産卵後も卵嚢を持ち歩きます。孵化が近付くと不規則な網を張って卵嚢を置き、母親は側で保護します。孵化した子蜘蛛は母蜘蛛に守られながら、網中で2週間程集団状態(団居)で過し、最初の脱皮後に分散します。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
卵嚢を抱えるイオウイロハシリグモ  北堰から青葉山
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オナガグモ(尾長蜘蛛)
2013/08/02(Fri)
    きょうは、曇り一時晴れました(18.5~23.9℃//0.15μsv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μsv/h屋内21:00、南南東風)。
    道端に、オナガグモ(ヒメグモ科)がいました。小さな卵嚢の傍に、雌と思われる親が、松葉状に固まっていましたが、軽く触れると身を解いて、何故か尻尾を螺旋に丸めていました。韓国、中国、フィリピン等に分布し、日本では本州~南西諸島の山地の林内や林縁等に生息する、体長♀20-30mm、♂12-25mmのクモです。成虫は5-8月に出現し、腹部が非常に細長いのが特徴で、緑色型と褐色型があります。樹木の枝葉間に簡単な網を張り、それを伝って来る他のクモを捕食します。静止時は、全身がほぼ一直線の細い棒状になります。卵嚢は上下に細長い楕円形で、上端からは細長い柄が伸びます。青葉山では、各所で比較的普通に見られます・・・
オナガグモと卵嚢 森の原っぱ(赤松林跡)
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