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オニユリ(鬼百合)とコガネグモ(黄金蜘蛛)
2017/07/25(Tue)
  きょうは、雨が降ったり止んだりでした(22.5~27.0℃/南南東風)。
  草原に、オニユリ(ユリ科)が咲いていました。一枚撮ろうかと、雨に濡れた真赤な花を下から覗くと、大きなコガネグモ(コガネグモ科)が縋っていました。オニユリは中国、朝鮮等に分布し、日本では北海道~九州の山野に自生、古代に鱗茎を食用にする為に渡来したとの説も。草丈は1-2m程で、葉は互生し、茎には暗紫色の斑点。7-8月に、茎先に橙赤色で10-12cmの花を4-20個、横~下向きに付け、反り返る花被片には濃褐色の斑点がある。殆どが3倍体で結実しないが、葉の付根に黒紫色の珠芽を作る。コガネグモは、本州~沖縄の山野に生息する、体長♀20-25㎜、♂5-6㎜の大きなクモ。6-9月に出現し、腹部に黄色と黒の太い縞模様があり、黒色部には、小さな青斑を持つ。林周辺や草原等に、X字形の白い隠れ帯をつけた円網を張り、その中央部に脚を2本ずつ揃えて止まり、獲物を待つ。青葉山では、両社とも普通に見られます…
オニユリとこがねぐも 山百合
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サツマノミダマシ(偽薩摩の実)
2016/07/15(Fri)
   きょうは、雨後曇って晴間もありました(19.4~24.8℃/東風)。
   道端の笹の葉に、サツマノミダマシ(コガネグモ科)がいました。緑葉に鮮緑の体は、保護色の様で帰って目立って見えました。本州~沖縄 の山野に生息する雌8-11㎜、雄7.5-9㎜のクモです。腹部の背面は緑色で、近似種のワキグロサツマノミダマシと酷似していますが、本種は腹部前方〜側面に黄色い線があります。7-8月に出現し、夜間に円網を張って虫を捕食しますが、日中は網を畳んで葉上で休んでいます。名は、サツマ(ハゼノキの別名)の実に似ている事に由来します・・・
サツマノミダマシ 向かいの山.
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カバキコマチグモ(樺黄小町蜘蛛)
2015/07/01(Wed)
   きょうは、雨後曇りました(18.1~19.6℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.09μSv/h屋内21:00、南東風)。
   薄の繁みのあちこちに、カバキコマチグモ(フクログモ科)の巣がありました。雨も降っている事だし、一度はその正体を見てみようと、意を決して手袋をして、注意深く開いてみると、中にはやはり毒蜘蛛がいました。黒光の顔とはち切れた体の雌でした。北海道〜九州の山地〜平地の草原、河原、水田、林縁等、様々な環境に広く生息するフクログモの仲間です。成虫は6-9月に発生し、♀10-15㎜、♂9-13㎜、体色は淡黄褐色で、頭胸部先端が黒く、雄の頭胸部は朱色。日中はススキの葉を巻いた巣中に潜み、夜になると徘徊して昆虫等を捕食します。雌はススキの葉を粽状に巻いて産卵し、孵化した子グモ達が第一回目の脱皮をするまでの間、外敵から守ります。この時期、母グモは大変気が荒くて攻撃的になっており、不用心に巣を開くと手を咬まれる事があります。毒液には、獲物を麻痺させる為の神経毒の他に、カテコールアミン、セロトニン、ヒスタミン等を含む為、咬まれると激しい痛みを伴い、咬傷部は赤く腫れ、水膨れや潰瘍になる場合もあります。腫れは2-3日で引きますが、痛みや痺れが2週間程続く場合もあります。重傷例では、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、ショック症状等を起こす事もあります。十二分の注意が必要です。尚、脱皮後の子グモ達は、母グモの体を食べて育ちます。青葉山では、ススキのある所に普通に見られます…
カバキコマチグモ♀ 広瀬滝附近
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ネコハエトリ(猫蝿捕)
2013/10/26(Sat)
   ナンブアザミ(南部薊)に、ネコハエトリ(ハエトリグモ科)がいました。久し振りの晴間を喜ぶ様に、暖かそうな花の上で日向ぼっこしていました。本州~九州の山野や家中にも生息する、体長7-8㎜のハエトリグモ科の普通種です。成体は3-11月に出現し、ピョンピョン跳ねる様に素早く歩き、低木の葉上等に袋状の巣を作って隠れ、蝿等の小虫を捕食します。雄は頭胸部は黒く、腹部は茶褐色で中心に黒い模様があり、雌は毛深く全体的に明茶褐色ですが、個体により模様は様々です。成体で越冬し、糸を泥でドーム状に固めて越冬巣にします。同種間でも喧嘩するので、互いに闘わせる遊びがあります。別名はホンチ、ババ等。青葉山でも、普通に見られます・・・
ネコハエトリ♀ 久々の青空
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イオウイロハシリグモ(硫黄走蜘蛛)
2013/09/28(Sat)
  きょうも、大体晴れました(13.3~21.8℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南南東風)。
  道端の葉の上に、イオウイロハシリグモ(キシダグモ科)がいました。良く見れば、大きな卵嚢を抱えた母蜘蛛で、いずそうにジッと佇む姿はもぞこいものでした。朝鮮、中国等に分布し、日本では北海道~薩南諸島の山野の草原、林縁の草叢、水辺等に生息する、体長が雌12-26mm、雄12-18mmのハシリグモの仲間です。成体は7-9月に出現し、頭胸部はほぼ卵形で、腹部は楕円形で後方がやや尖り、歩脚は長く頑丈です。体色は非常に変異に富み、嘗ては別種と考えられていました。普段は巣を作らずに徘徊し、産卵後も卵嚢を持ち歩きます。孵化が近付くと不規則な網を張って卵嚢を置き、母親は側で保護します。孵化した子蜘蛛は母蜘蛛に守られながら、網中で2週間程集団状態(団居)で過し、最初の脱皮後に分散します。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
卵嚢を抱えるイオウイロハシリグモ  北堰から青葉山
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