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ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)
2016/12/14(Wed)
   きょうは、晴れたり曇ったりでした(0.7~6.1℃/北風)。
檜の切株に、ホソバオキナゴケ(シラガゴケ科)が生えていました。檜林下の暗がりでも白々と、道標の様に足元を照らしていました。ユーラシア大陸等世界に広く分布し、日本では北海道~沖縄の森林や庭等の半日蔭の腐植土上や切株、倒木上に生育する、シラガゴケの仲間です。白みを帯びた緑色で、葉は2-3cmで枝分れは殆ど無く、こんもりとした密なコロニーを形成し、コロニーが小さい内は饅頭状に真丸ですが、時間の経過と共にその範囲を広げ、広範囲にマット状に広がります。肌理が細かく、近くで見ると僅かに光沢があります。雌雄異株。苔庭でよく見られる他、アラハシラガゴケと共に「ヤマゴケ」と呼ばれて、盆栽の根元の化粧苔としても多用されます。別名はホソバシラガゴケ。青葉山では、各所に普通に見られます…
ホソバオキナゴケ 雪霙
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ジャゴケ(蛇苔)の雌器托  
2016/03/27(Sun)
  きょうは、良く晴れました(0.3~12.3℃/南東風)。
  道沿いの崖に、ジャゴケ(ジャゴケ科)が生えていました。名通り、蛇肌の様な葉状体から、アカヤマタケの様な雌器托を沢山伸ばして、今にも春の森に、胞子を降り蒔こうとしている様でした。北半球に広く分布し、日本では全国の高山~低地の湿った地面や岩上に見られる、苔類に属するコケ植物です。人家周辺に繁茂するゼニゴケ(銭苔)に似ていますが、蛇にも見える亀甲模様が特徴です。只、類似の構造を持つ苔類の総称として「ゼニゴケ」とされる事もあります。茎葉の区別が曖昧な「葉状体」で、腹側から仮根を伸ばして岩や地面に密着します。雌雄異株で、春には雌株から雌器托を乗せた5~8cmの長柄が伸びます。青葉山では、湿った場所に普通に見られます・・・
ジャゴケの雌器托 裏山から
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オオシノブゴケ(大忍苔)
2016/01/02(Sat)
   きょうは曇り時々晴れて、時々小雨が降りました(-0.1~10.4℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内、北北西風)。 
   沢沿いに、オオシノブゴケ(シノブゴケ科) 思われる苔が生えていました。淋し過ぎる雪の無い冬の沢、鮮やかな緑のモールが、小さな春林を形作っていました。中国、ロシア、ヨーロッパやジャマイカ等に広く分布し、日本では全国の、山地の薄暗い湿った岩上や腐木上に群生する蘚類です。草丈は1‐3㎝程で、茎は黄緑〜緑褐色、仮根を出して20㎝も這います。枝は2、3回羽状(階段状)に平面方向に伸び、枝長は約1㎝、葉は枝葉と茎葉の二形。茎葉は長さ1-3㎜程の広卵形で縦皺が目立ち、葉先は尖るが透明尖はありません。茎枝には無数の毛葉が付き、枝葉は長さ0.5㎜で、鋭いパピラ(乳頭状突起)が1つ付きます。雌雄異株。良く似た仲間にやや小型のコバノエゾシノブゴケ、茎葉の先が尖り透明尖が付くトヤマシノブゴケやヒメシノブゴケがありますが、正確な同定には顕微鏡でのパピラ等の状態確認が必要です・・・
オオシノブゴケ 沢の空
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ハイゴケ(這い苔)
2015/12/26(Sat)
   きょうは、晴れ後雨になりました(-0.5~8.4℃/南西風)。
   道端の切株に、ハイゴケ(ハイゴケ科)が生えていました。暖冬とは言え、ハッとする程の鮮緑で、巷での人気の程も分る様でした。シベリア、東〜東南アジア、ハワイなど幅広く分布し、日本では北海道~沖縄の日当たりの良い道端や岩上、土手、山地、樹幹の下部等に黄緑色の平らな群落を形成する、比較的身近に見られる大型の蘚類です。長さは10㎝程になり、大体規則的に羽状に枝を伸ばし、茎葉上部は鎌形で、基部は心臓形。蒴は3-5㎝で湾曲し、水平に付き、葉の基部に翼細胞が発達する等の特徴があります。雌雄異株。名は、匍匐する性質に由来。園芸用に広く流通し、苔庭、苔盆栽、苔玉、テラリウム等に使用され、「山苔」の商品名で乾燥させ着色したものも装飾用途で流通しています。青葉山では、あちこち普通に見られます…
ハイゴケ 大東
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