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テン(貂)
2017/05/19(Fri)
    きょうは、良く晴れました(12.3~23.5℃/南東風)。
   道で、テン (イタチ科)に会いました。一瞬だったのですが、あんなに真白だったお顔が黒く煤けて、手足の先も黒くて、何か悪戯でもしたみたいで、愛くるしい眼でじっと見つめられました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、岩の隙間や樹洞を巣にします。東北等の主に寒冷地では、夏季は赤褐~暗褐色ですが、冬毛は黄~黄褐色で頭部が白くなります。青葉山では全域で、糞や足跡等の痕跡が普通に見られ、良く目撃もされ、この山の豊かさの指標にもなっています・・・
テン モミの森
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タゴガエル(田子蛙)
2017/04/12(Wed)
   きょうは、雨後曇って晴間も出ました(6.5~13.0℃/西北風)。
   沢に、タゴガエル(アカガエル科)がいました。喉を覗くと黒く、卵を産みに来ている、お腹の大きな雌の様で、とても堂々としていました。本州~九州の主に標高2千m以下の森に生息する、体長♂3.5-4.5㎝、♀4.5-5㎝の蛙です。日本固有種。指趾の先端が膨らみ、後肢の水掻きは切込みが深く、趾先端まで発達しません。動物食で、昆虫、クモ、陸棲貝類等を食べます。基亜種は主として4-5月に伏流内や渓流周辺のある水溜り等に60-110個の卵を産みます。普段は森の林床等に生息していますが、繁殖期に雄は、渓流内の岩の隙間等に入り込んで鳴くので、声はすれども姿は見えず、「幻の蛙」等とも言われます。ヤマアカガエル等に似ていますが、喉に暗色斑紋があるのが特徴です。青葉山では、沢等に普通に見られます…
タゴガエル 柳青める
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ヤマコウラナメクジ(山甲羅蛞蝓 )
2017/04/10(Mon)
  きょうは、大体晴れました(10.7~15.2℃/南東風)。
  昨日の「会」でも見られましたが、沢の石の上に、ヤマコウラナメクジ(オオコウラナメクジ科)がいました。漆黒の身を沢水に濡らし、怪しく光っていましたが、良く見れば背中には、名の通りの丸い甲羅が乗っていました。本州と四国の、主として山地の自然度の高い落葉広葉樹林内や林縁の朽木、落葉下等湿度の高い場所に生息する、体長30-40㎜、体幅7.5㎜、体高9㎜の細長い蛞蝓です。日本固有種。体色はで青黒色で光沢が強く、体の前方背面に大きな外套膜の楯(甲羅/縦10㎜、横6㎜)を持ち、その後方の背面に著しい稜角があります。詳しい生態は解明されていませんが、夜行性、卵生で、腐乱した動物に集まるとの記録もあります。広域に分布しますが生息地は極めて限定され生息密度は低く、乾燥に耐える軟体構造がないので、森林伐採、林道整備等による生息林床の乾燥化、沢の湿地の減少等によって地域単位で絶滅、環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。宮城県では、2010,年に奥新川で初確認されたものの、その後の生息状況は不明との事。勿論、青葉山での状況も不明で、再会を期待したものです…
ヤマコウラナメクジ 月と街
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カモシカ(氈鹿、羚羊)
2017/03/08(Wed)
    きょうは晴れたり曇ったりで風強く、時折雪が降りました(-0.7~6.3℃/西風)。
   山の入口で、カモシカ(ウシ科)に会いました。ばったり出会って、近付いても逃げようとせず、時折首を傾げたり振ったり、何かを訴えているかの様でした。本州~九州のみに分布する日本固有種で、国指定特別天然記念物。亜高山~低山の森に生息し、木の葉、草、笹等を選択的に採食します。体長105-112㎝、肩高68-75㎝、体重30-45kg。全身の毛衣は白や灰色、灰褐色ですが、個体変異や地域変異が大きく、角は8-15㎝の円錐形でやや後方に湾曲し、基部に節があります。青葉山では、近年数多く定着し、毎年繁殖もしていましたが、大規模工事に因り生活圏が急激に狭められています・・・
カモシカ マンサク満ち咲く

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
  環境ブログランキング ブログ王 
 
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モクズガニ(藻屑蟹)
2017/02/23(Thu)
  きょうは、曇り後小雨になりました(1.5~9.5℃/西北西風)。
  沢に、モクズガニ(イワガニ科)がいました。何故か鋏の無い雄でしたが、正面から見ると、ピーズの縁取りの有る装甲車の様でした。北海道~沖縄の他、サハリン、ロシア沿海地方、朝鮮東岸、台湾等の、川、河口、海岸等に生息する、甲幅7-8cm、体180g程の蟹(甲殻類)です。鋏に柔らかい毛が密生するのが大きな特徴で、体は全体に濃い緑がかった褐色。食性はカワニナ等の貝類、ミミズ、小魚、水生昆虫、両生類等を捕食する他、石等に付着する藻類を鋏で削り取って食べます。成体は、秋に産卵の為に海に下り、半年後に又川を遡ります。青葉山では、沢筋の深み等に潜み、秋の増水時等には、広瀬川の崖下に多数へばり付く姿が見られます・・・
モクズガニ 春雨?
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ゆきかえる