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カジカガエル(河鹿蛙)
2017/06/30(Fri)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(16.3~24.1℃/南東風)。
  沢に、カジカガエル(アオガエル科)がいました。何処からコロコロ鳴いているのかと近寄ると、清水溢れる崖っぷちで、きょとんとした眼で見られました。本州~九州の山地の渓流、湖やその周辺の森等に生息する、体長3.5-4.4cm(♂)、4.9-6.9mc(♀)の蛙です。日本固有種。体は扁平で岩の隙間等に隠れるのに適し、体色は灰褐色で、不規則な斑紋があり、岩上等では保護色になります。指趾の先端には吸盤が発達します。動物食で昆虫、蜘蛛等を食べ、幼生は藻類を食べます。雄は水辺の石等に縄張りを作り、フィフィフィフィフィーと繁殖音を上げます。青葉山では、広瀬川や各沢等で見られます・・・
カジカガエル 沢.
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アカハライモリ (赤腹井守、赤腹蠑螈)
2017/06/07(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(13.6~21.8℃/南東風)。
  森の泉に、アカハライモリ (イモリ科)がいました。水中だとサンショウウオの様で、周りには多くの幼生がいたのですが、そっと触るとざらざらでした。案外に大人しく、掴んで腹を見ると、鮮やかな朱色が目に焼き付きました。本州~九州と周辺島嶼(佐渡島、隠岐島、壱岐島、五島列島等)の、山地~平地の池沼、水田、小川、渓流付近の水溜り等の止水に生息する日本固有種です。成体の背は黒褐色、腹は赤(赤と黒の斑模様)。全長は10cm程で皮膚はざらつきます。幼生、成体共に昆虫類、ミミズ等の小動物、他の両生類の卵や幼生を捕食します。成体は殆ど水域から離れず、幼体は森林内等で成長し、3-5年かけて成熟すると再び水域に戻ります。別名:ニホンイモリ、イモリ、アカハラ他。丘陵地の開発等により生息地である溜池や小川、水田等が消失し、特に旧仙台市の個体群は激減していて、県レッドリストで「絶滅の恐れのある地域子体群(LP)」 に指定されています・・・
アカハライモリ. 広瀬川の淵と青葉山.
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テン(貂)
2017/05/19(Fri)
    きょうは、良く晴れました(12.3~23.5℃/南東風)。
   道で、テン (イタチ科)に会いました。一瞬だったのですが、あんなに真白だったお顔が黒く煤けて、手足の先も黒くて、何か悪戯でもしたみたいで、愛くるしい眼でじっと見つめられました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、岩の隙間や樹洞を巣にします。東北等の主に寒冷地では、夏季は赤褐~暗褐色ですが、冬毛は黄~黄褐色で頭部が白くなります。青葉山では全域で、糞や足跡等の痕跡が普通に見られ、良く目撃もされ、この山の豊かさの指標にもなっています・・・
テン モミの森
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タゴガエル(田子蛙)
2017/04/12(Wed)
   きょうは、雨後曇って晴間も出ました(6.5~13.0℃/西北風)。
   沢に、タゴガエル(アカガエル科)がいました。喉を覗くと黒く、卵を産みに来ている、お腹の大きな雌の様で、とても堂々としていました。本州~九州の主に標高2千m以下の森に生息する、体長♂3.5-4.5㎝、♀4.5-5㎝の蛙です。日本固有種。指趾の先端が膨らみ、後肢の水掻きは切込みが深く、趾先端まで発達しません。動物食で、昆虫、クモ、陸棲貝類等を食べます。基亜種は主として4-5月に伏流内や渓流周辺のある水溜り等に60-110個の卵を産みます。普段は森の林床等に生息していますが、繁殖期に雄は、渓流内の岩の隙間等に入り込んで鳴くので、声はすれども姿は見えず、「幻の蛙」等とも言われます。ヤマアカガエル等に似ていますが、喉に暗色斑紋があるのが特徴です。青葉山では、沢等に普通に見られます…
タゴガエル 柳青める
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ヤマコウラナメクジ(山甲羅蛞蝓 )
2017/04/10(Mon)
  きょうは、大体晴れました(10.7~15.2℃/南東風)。
  昨日の「会」でも見られましたが、沢の石の上に、ヤマコウラナメクジ(オオコウラナメクジ科)がいました。漆黒の身を沢水に濡らし、怪しく光っていましたが、良く見れば背中には、名の通りの丸い甲羅が乗っていました。本州と四国の、主として山地の自然度の高い落葉広葉樹林内や林縁の朽木、落葉下等湿度の高い場所に生息する、体長30-40㎜、体幅7.5㎜、体高9㎜の細長い蛞蝓です。日本固有種。体色はで青黒色で光沢が強く、体の前方背面に大きな外套膜の楯(甲羅/縦10㎜、横6㎜)を持ち、その後方の背面に著しい稜角があります。詳しい生態は解明されていませんが、夜行性、卵生で、腐乱した動物に集まるとの記録もあります。広域に分布しますが生息地は極めて限定され生息密度は低く、乾燥に耐える軟体構造がないので、森林伐採、林道整備等による生息林床の乾燥化、沢の湿地の減少等によって地域単位で絶滅、環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。宮城県では、2010,年に奥新川で初確認されたものの、その後の生息状況は不明との事。勿論、青葉山での状況も不明で、再会を期待したものです…
ヤマコウラナメクジ 月と街
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