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ホシハジロ(星羽白)♂
2023/12/02(Sat)
   きょうは、曇り後晴れました(0.5~9.5℃/西風)。
   沼に、ホシハジロ(カモ科)がいました。雄一羽だけでしたが、潜っては浮かび潜っては浮かび、その度に水紋の縞模様が、とても美しく広がりました。ヨーロッパ~シベリア中央で繁殖し、冬はアフリカ北部~インド~中国東部等で越冬し、日本では冬に各地に飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する潜水性のカモです。全長42-49㎝、翼長♂20.7-22.4㎝、♀20.1-21.2㎝で、頭頂が盛り上がり三角形に見えるのも特徴です。嘴は黒く、青灰色の帯模様が入ります。♂の虹彩は赤く、繁殖期♂は頭~頸が赤褐色で、胸や上尾筒、下尾筒は黒く、側面は灰色で、黒く細かい縞模様があります。♀の虹彩は褐色で、頭~胸も褐色。湖沼、河川、河口、内湾等に生息し、種子、葉、芽、地下茎、魚類、両生類、昆虫、甲殻類、軟体動物、環形動物等を食べます。青葉山周辺では、冬に広瀬川等で見られます・・・
ホシハジロ 晩秋の山
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アオサギ(蒼鷺、青鷺)
2023/11/30(Thu)
  きょうは、朝晩に湿った雪が降り、日中は大体曇りました(1.4~7.6℃/北北西風)。
  用水路の出口に、アオサギ(サギ科)がいました。ほぼ隧道の陰の暗がりで、落口に時折踊る小魚を、さも避役かの様に捕食していました。アフリカ~ユーラシアに広く分布し、日本では夏鳥又は留鳥の、国内最大の鷺です。体長約90cm、翼開長約1.8m、体重約2kg。上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、淡灰色の2は黒く、雨覆は灰色です。頭部は白い羽毛で覆われ、眼上部~後頭には黒い眉斑があり、そのまま後ろに黒い冠羽が伸びます。虹彩は黄色。池川等の水辺で、魚、蛙、昆虫、甲殻類等を捕食し、稀に小鳥や鼠等も捕えます。繁殖期にはコロニーを作りますが、一番いのみで営巣する事もあります。青葉山周辺では、年中見られる留鳥です・・・
アオサギ 青葉山と隅櫓
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メジロ(目白)
2023/11/26(Sun)
  きょうは、晴れ後曇りました(3.4~10.9℃/南東風)。
  道沿いに、メジロ(メジロ科)がいました。食物を探しているのか、藪中を鶯色の鶯みたいに、笹から笹へと飛び移って行きました。東~東南アジアに広く分布し、日本では北海道中部以南の山地~低地に、留鳥(又は漂鳥)として生息します。全長約12㎝、翼開長約18㎝。雌雄同色。上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。下面は白く、喉はや下尾筒は黄色く、脇は褐色味を帯びます。目の周りの白い輪が特徴で、名の由来にもなっています。雑食ですが、花蜜や果汁を好み、夫婦愛が強く、留鳥では一年中番いでいる者も多いのですが、冬にはカラ類と混群を作ったりもします。青葉山では、一年中普通に観察できます・・・
メジロ 月と紅葉
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マガモ(真鴨)
2023/11/24(Fri)
   きょうは曇って、夜に雨が降り出しました(11.2~17.7℃/西北西風)。
   池に、マガモ(カモ科)がいました。漸く寒くなって来て、あちこちで見られる様にはなりましたが、池畔でのんびり寛ぐ番に出逢うと、こちらもついほっこりしてしまいます。北半球の冷~温帯に広く分布し、北方で繁殖するものは南方で越冬し、日本では、亜種マガモが北海道~南西諸島に冬鳥として渡来します(北海道と本州中部山地では少数が繁殖)。体長50-65㎝、翼開長75-100㎝で、繁殖期の雄は嘴が黄色く、頭は緑、首輪は白く、胴体は灰白色と黒褐色の。雌は嘴が橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色の縁取りがある羽毛に覆われます。非繁殖期は雌雄共に似た羽色(エクリプス)になりますが、雄の嘴の黄色は残り、湖沼、河川、海岸で群れを形成し、10月末-12月に番を形成して、春に繁殖地へ渡ります。食性は植物食が主の雑食で、水草や植物の種子、貝等を採食。青葉山周辺では、冬に広瀬川等に小群が見られます・・・
マガモ 瓜肌道
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コジュケイ(小綬鶏)
2023/10/10(Tue)
  きょうは、曇り時々雨が降り、一時晴間もありました(15.6~20.9℃/北風)。
  道沿いに、コジュケイ(キジ科)がいました。5〜6羽の家族群で、草の実等食べていましたが、知らずに近寄ると、慌てて次々に笹薮に走り込みましたが、鮮やかな赤い胸の親は、藪中から暫く此方を睨んでいました。中国原産の外来種で、1919年に狩猟鳥として東京、神奈川に放鳥されたものが自然繁殖し、今では東北以南の山野、市街地の林等に普通に生息する留鳥で、多雪地方には分布しません。体長は25㎝程で、雌雄同色、胸は赤褐色で青灰色の斑がありますが、雄は跗蹠に蹴爪があります。雑食性で、主に植物の葉、実等の他、昆虫やミミズ等も食べます。普段は藪等に潜み余り姿を見せませんが、繁殖期の5-6月には、雄は「ちょっと来い!」の「聞きなし」で有名な大声を発します。青葉山では藪地周辺で良く見られますが、積雪量や外敵等の影響で周期的に増減を繰り返しています・・・
コジュケイ 少しの晴れ間又は曲芸犬
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