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二月観(視)察会
2018/02/11(Sun)
 きょうは第二日曜、観察(視察)会の日。とは言っても二・八月は(公式には)お休みなので、記録(調査)を主にして歩きました(-1.0~10.3℃/西南西風)。晴れ後曇って、時に雪の降る中(晩には本降りになりました)、いつもとは少し違う、長めのコースを進みます。山に入ればまだまだですが、大学構内は早くもマンサクが満開! オオイヌノフグリやミチタネツケバナもちらほら咲いています。何故かいつもの、冬越中のテントウムシ等は見られませんでしたが、サザンカやヤブツバキ等を見て、池のメダカ等観察しつつ森に入ります。雪の残る林床には、ノウサギやキツネ、タヌキ、テン、カモシカ等の足跡が続き、ほやほやの、ノウサギやカモシカ等の糞も見られました。道端からキョキョッといって飛び上がるシロハラや、谷間を急降下するオオタカ、ノスリ、混群を作って移動する、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ等の混群にも度々出会いました。果実は少ないものの、シラキ、ケカマツカ、ミヤマガマズミ等が見られ、道端には青々としたジャノヒゲの実が沢山ありました。ウダイカンバやケヤマハンノキ、ツノハシバミ等の雄花も目立ちました。
西の山並 マンサク 獣道 カモシカの足跡
 野鳥では他に、エナガ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、トビ、カワラヒワ、カシラダカ、ツグミ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワアイサ、カルガモ、オナガガモ、スズメ等が見られ、動物では、リスやノネズミの食痕、カモシカの角擦り痕、食痕等、果実ではオケラ、ツクバネ、ヤプコウジ、ヘクソカズラ、ヤブラン、シュンラン、チゴユリ等が残っていました。昆虫では、越冬するヤニサシガメ、ウスタビガやヤママユガ等の繭やマイマイガ等の卵嚢が見られました。知らぬ間に土手に早、パッケが一杯出ていたのもびっくりしました。川や滝にも寄り、東北大新キャンパス周辺も視察しましたが、水が少なかったり、ゴミが溜っていたり、道が荒れたままだったり、改めて、工事の大規模さに驚いたり、行末が不安になる場面にも多々出会いました。今後の私達の立位置や有様も問われるところですが、いつまでも、地道な自然保護の道を、ぶれずに歩み続けたいものです…
ウスタビガの繭 カワラヒワ 滝壺 バッケ
 来月(3/11(日))は、マンサクやセリバオウレンの花、囀る小鳥達、サンショウウオの卵等に出会える?早春の観(視)察になります・・・
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十二月観(視)察会
2017/12/11(Mon)
  きょうは、晴れて風もなく、暖かで穏やかな観(視)察会となりました(1.5~8.8/西風)。小学校の特別授業や希少種発見報告、東北電力や緑地協会による樹木管理(伐採処理)計画等の報告の後、早速出発しますが、試験中とあって構内に入れず、迂回して森に向かいます。咲き残る植栽のツワブキ、ヒイラギナンテンや、自生のノコンギク、コハコベに、コブシやヤマボウシの花芽、ノイバラやヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラの実等を見て、雄花序を伸ばすツノキシバミも観察しました。遠くには泉ヶ岳や樹間からは大東岳も見えています。森のふかふかの落葉道では、ヤブランやオオバジャノヒゲ、コマユミやニシキギ、ツルウメモドキやコバギボウシ、ツルリンドウの実が見られ、シロダモには無数の赤い実の他、花も未だ咲いていました。ヤマモミジやコハウチワカエデ、バイカツツジ等の名残の紅葉も見ることができました。只、あちこちに残るイノシシの痕跡や子連れのビデオ映像には、皆さん、その出現・定着・増殖の深刻さを理解して頂けたのではないでしょうか? 路傍には、カモシカやテン等の痕跡は見られるものの、きょうはノウサギは勿論、リスの立派な巣は見られたものの、何故か、その食痕も少なく、心配になりました・・・
泉ヶ岳を望む ヤブラン いいものみっけ イノシシが耕した跡
 花では他に、植!のサザンカ、蕾のアケボノアセビ、不時開花のヤマホタルブクロ(往きには見失い、帰り道再確認しました。すみません)、ケヤマハンノキやウダイカンバの雄花、ハキダメギク等が見られ、羊歯ではフユノハナワラビ(何故か胞子茎は殆ど見られませんでした)やリョウメンシダ、イヌガンソク、シシガシラ、オクマワラビ、ホソバトウゲシバ等、苔ではハイゴケやシラガゴケ等、果実ではツクバネ、キリ、アオキ、サルトリイバラ、ヒノキ、ジャノヒゲ、ヤブコウジに、ウメモドキやヤブムラサキ、ムラサキシキブも残っていましたが、何故かカラスザンショウの実が全く無かったのも不可思議でした。冬芽では、トチノキやホオノキ、タカノツメ、サラサドウダン等を観察。虫瘤は、ヨモギ、ウダイカンバ、イヌツゲ、クリのもの等、キノコでは、エゴノキタケ、サルノコシカケ、カワラタケの仲間等が見られました。動物では、熊の爪痕、土竜塚等、野鳥では、ルリビタキと思われる声、混群を作るシジュウカラ、ヤマガラ等のカラ類、エナガ、メジロ、ヒヨドリやセグロセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、トビ等を確認しました。昆虫では、カレハガやアカスジシロコケガの繭、飛ぶシャクガの仲間等が見られました。又、竹藪のマダケが大量に伐採されていて(多分12/8に伐採)、長年放置されていた上に、当会には何の情報もなく、目的は良しとしても大きな一時の自然改変は問題があり、怪訝に思いました。今回は雪は全くなかったものの、穏やかな天候の下、長めコースを歩きましたが、新たな出会い等、皆さんは如何だったでしょうか?
シロダモの実 大東岳遠望 展望台にて 名残の紅葉(ヤマモミジ)
  さて次回(2018/1/14)は、新年の初歩きです。きりりとした雪上の?心改まる「会」を期待しましょう・・・
  尚、1/14の集合場所は「せんだい環境学習館たまきさんサロン」(地下鉄青葉山駅から徒歩1分1/東北大学環境科学研究科の茶色の建物の1階)になりますのでご注意ください。会場の都合により、10:30より新年会、終了後観(視)察会となります。会員には、後日改めてお知らせします…
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十一月観(視)察会
2017/11/12(Sun)
  きょうは青空の下、紅葉もほぼ見頃の素晴らしい観(視)察会になりました(7.0~13.3℃/西北西風)。高圧線下(東北電力)や歩道周辺支障木(仙台市)の各伐採計画等報告の後、早速の出発です。降り注ぐ秋の陽に、蝶庭にはウラナミシジミ(旧レッドリト準絶滅危惧NT)等の蝶や花虻が止まったり飛んだり、叢にはミカドフキバッタも跳ねていました。トチノキは殆ど落葉しているものの、ケヤキやアカシデ、オオモミジ、ドウダンツツジ等の黄・紅葉、クサギやマユミ、カリン、イイギリ等の実、カンツバキやヘクソカズラ、オニノゲシ、アキノキリンソウ等の花々を見ながら森に入ると、ハウチワカエデやコハウチワカエデ等がそこここに、赤くキラキラと輝いています。タカノツメの黄葉も黄金色に光り、足元にはウリハダカエデ(幼木)の朱色の絨毯が広がります。他にもカマツカ、ミヤマガマズミ、ニシキギ、コシアブラ、コナラ、ブナ等の葉が、緑~黄〜赤〜茶〜白と色とりどりに染まっていました。木の実では、ヤブムラサキやムラサキシキブ、ウメモドキ、ツクバネ、シラキ、ツルリンドウ等が目立ち、紅葉では他に、クロモジやハリギリの黄、コミネカエデ、ヤマモミジ、ツタウルシ等の赤、イヌブナ等の黄褐も良く目立ちました。そして、昨秋は、「藪狩り」により群落が消失した所為で、殆ど見られなかったメグスリノキですが、今秋は株立ちや幼木を含めて、ほんの少し回復の兆しが見られ(胸に染入る)紅葉でした!)、又セイタカアワダチソウ等の超外来種も、丹念な抜去作業の甲斐もあってか殆ど見られず、ホッとしました。今後もこの一帯の「遷移」を確認しつつ、もうこれ以上の自然破壊が無いよう努めたいものです・・・
ウラナミシジミ ミカドフキバッタ 瓜肌楓の道 輝く笑顔
 花では他に、シロヨメナやノコンギク、イヌタデ、ナンブアザミ等が咲き残り、枯れかかりのリンドウやセンダイトウヒレン、外来種のセイヨウタンポポ、ムラサキツメクサ、コバノセンダングサ、オオハンゴンソウ、ハキダメギク、園芸種のアベリア、メドーセイジ、ブッドレア等も見られ、紅葉ではオトコヨウゾメ、ミヤマタムラソウ、バイカツツジ、エンコウカエデ等、果実ではシュンラン、ヤブコウジ、ツルアリドウシ、ミヤマガマズミ、コウスノキ、イボタノキ、トチノキ、ホオノキ、アカシデ、チゴユリ、コバギボウシ、オオバジノャノヒゲ、ノダケ等が見られました。野鳥では、混群を作るシジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ達、ヒッヒっと鳴いていたルリビタキ、キョッキョっと言っていたアオゲラに、ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ、ガビチョウ等を確認できました。動物では、テンの糞、沢山あったノネズミの食痕(オニグルミ)、ニホンリスの食痕、カモシカの角擦り痕と食痕、ツキノワグマの爪跡等、昆虫では、坂の途中に沢山飛んでいたマイコアカネ等の赤蜻蛉、メグスリノキにいたナミテントウ等に出会いました。キノコでは、何かの切株等に出ていた見事なナラタケ、マツカサキノコモドキ等を確認。きょうは「紅葉狩り」を主に、深まる秋の山を「五感」で味わえた一時ではなかったでしょうか?
 楢茸 赤中の並天道 目薬の道. 素晴らしい秋のひ
 来月(12/10)は、ふかふかの落葉を踏み分けながら、冬芽や常緑樹、様々な落葉、動物達の痕跡、混群を作る野鳥達、冬越しをする昆虫達等を観察しましょう。また素敵な出会いがあるといいですね・・・ 
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十月観(視)察会
2017/10/08(Sun)
  きょうは秋晴れ、好天下のとても爽やかな観(視)察会になりました(14.9~23.0℃//南東風)。近況やコース、チラシ内容(カエンタケ)等紹介の後、早速出発です。トチノキはすっかり実を落とし、空を蜻蛉が飛び交っています。植栽の花々、木々の実等見ながら、森に向かうと、コカマキリが飛び出し、近寄るとパタパタと元気良く飛んで行きました。ミヤギノハギ、ツクシハギ、センボンヤリ等見ながら森に入ろうとすると、先刻話が合ったばかりのカエンタケが、真赤な姿を見せて、皆で驚きました。触れるだけでも危険な猛毒菌なだけに、しっかり観察し、厳重な注意を喚起すると共に、こんな毒茸の存在意義についても考えました。森は、アキノキリンソウやシロヨメナ、ダキバヒメアザミ、オヤリハグマやオクモミジハグマの花が目立ち、実ではナツハゼやシラキ、ウメモドキに、何故かツルリンドウが数多く見られました。主目的のキノコは今月も、無数に群れるスギヒラタケ以外は少なめでしたが、それでも食菌も毒茸も美菌も面白菌も多様に見られ、小鑑定会もそれなりに実のあるものになりました。興味深い、マツカサキノコモドキやスギエダタケ、ヒノキオチバタケが観られた他、確認できたものは、キチチタケ、ハツタケ、サマツモドキ、ドクベニタケ、エセオリミキ、ホコリタケ、ツチグリ、フクロツチガキ、ヒメカバイロタケ、ベニヒガサ、フサヒメホウキタケ、モミジタケ、イボタケ、シマサルノコシカケ、ツルタケ、ヒイロタケ、コタマゴテングタケ、ヒトクチタケ、カワラタケ、ニガクリタケ、コシロオニタケ等の他、子供達が採って来てくれた様々なオチバタケの仲間、ウラベニホテイシメジ?の幼菌、白卵状のテングタケ科の幼菌・・・等でした。
カエンタケ 沢山のルビーを見つけました マツカサキノコモドキ キノコはまだ半分ですが.
 花では他に、センブリ、キッコウハグマ、ヒメジソ、テンニンソウ、ナンブアザミ、ガンクビソウ、キバナアキギリ、ノコンギク、イヌタデ、コバノセンダングサ、ゲンノショウコ等や、フユノハナワラビの胞子茎が見られ、果実では、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ツルアリドオシ、ツリバナ、タラノキ、イイギリ、ツクバネ、マムシグサ、チダケサシ、ネナシカズラ、ミズヒキ、クリ、コナラ、ミズナラ、ノダケ、ヤブハギ、チゴユリ、オオバジャノヒゲ、ウスノキ等や、ヤマノイモのむかごも生っていました。昆虫やクモ等では、萩にいたキタキチョウやセセリチョウの仲間、アカスジキンカメムシの幼虫、団栗の中にいたゾウムシの仲間の幼虫達、ニイニイゼミの抜殻、イシサワオニグモ、茸に付いていた無数のダニの他、その茸に紛れていたハネカクシが翅を開いて飛び去りました。動物では、アケビの種ばかりのもの等、あちこちにあったテンの糞、リスの食痕も多く見られました。野鳥では、空高く飛ぶノスリ、近くにいたアオゲラ、良く鳴くカケス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ガビチョウ等を確認しました。きょうも、短めのコースの会でしたが、茸以外にも<新たな出会いや喜びが色々あった一時だったのではないでしょうか・・・?
シロヨメナ ムシを囲んで センブリ. お疲れさまでした
 来月11/12(日)の会は、美しい紅葉を愛でながら(伐られた後の目薬の森の回復度?も確認しつつ…)、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察しましょう!晩秋のキノコも見られるかも知れません・・・
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八月観(視)察会
2017/08/13(Sun)
  きょうは第2日曜の観(視)察会。と言っても、8月は「会」としてはお休みなので今回も有志で漫ろ歩きしました(雨後曇って、後晴れ後夜は雨/20.9~26.4℃/南南東風)。曇天の心地良い空の下、蝉時雨の中を出発です。睡蓮の池では、オオルリボシヤンマが産卵中で、他にオニヤンマ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、アオイトトンボ、クロイトトンボ等が飛び交っています。道沿いには、タマゴタケ等大小多くのキノコが発生し、ツクシハギやミヤギノハギも咲き始め、クサギやクズの花が香り、蝶庭には、モンキアゲハ、クロアゲハ、ダイミョウセセリ、コミスジ、ミスジチョウ、オオスカシバなどが飛び交っています。森に入ると、ヤマジノホトトギスやヒヨドリバナ、ダキバヒメアザミ、カノツメソウ、オニノヤガラ、ツルリンドウ、コバギボウシ、ヒメキンミズヒキ、ヤブハギ等が咲き、何と言ってもこの時季、真紅に燃えるクルマユリが、身も心も癒してくれる様でした。実ではウスノキやクマヤナギ等の実が目立っていました。久し振りに陽射しが注ぐと、エゾゼミ等の蝉時雨が一層賑やかに、樹液の木には、アオカナブンやカナブン、スジクワガタ、クロヒカゲ、オオヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、チャイロスズメバチ等々が見られました・・・
タマゴタケ. 蕃山方面を望む クマヤナギ. くりくり
 花では他に、ハエドクソウ、キンミズヒキ、オオハンゴンソウ、キツネノボタン、ガンクビソウ、サジガンクビソウ、ヒルガオ、ヘクソカズラ、ツユクサ、シラヤマギク等が咲いていました。果実では他にツノハシバミ、シラキ、ウワミズザクラ、エゴノキ、ツクバネ、ヤブデマリ、クリ等が見られました。昆虫では他に、ミカドフキバツタ、ルリシジミ、キタキチョウ、カラスアゲハ、マドガ、ベニシタバ、オオセンチコガネ、スミナガシ、アシグロツユムシ等の幼虫等、キノコでは他にヒメカバイロタケ、アカイボカサタケ、シロイボカサタケ、シロオニタケ、ホコリタケ、ノウタケ、ハイカグラテングタケ、クサハツ、ヒトクチタケ、ドクベニタケ、ニガイグチモドキ、アカヤマドリ、モミジタケ等、動物では、道に飛び出すヤマアカガエル、タゴガエル、ヤマカガシ、トウホクサンショウウオの幼生、ツキノワグマの爪痕等に出会いました。野鳥では、アオゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、イワツバメ、ツバメ、ハクセキレイ、トビ、ハヤブサ、ガビチョウ等が確認されました。きょうは久し振りの晴れ間となり、とても気持ちの良い会になりましたが、"藪刈"の後、踏痕により益々広がり荒廃する道や、イノシシによる希少植物自生地の破壊(ぬた場他)等を再確認し、何とか解決策を見出さねばと痛感する会ともなりました・・・
コバギボウシ. クルマユリ. オオルリボシンマ 道が川になりまた道が広がる
  来月(9/10)は、キノコ中心の観察会になりますが、勿論、自然全般を観察しましょう!では又、よろしく・・・
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