FC2ブログ
>
ツキヨタケ(月夜茸)
2019/10/15(Tue)
  きょうは、曇り後晴れました(11.2~19.2℃/北北西風)。
  小楢の木に、ツキヨタケ(キシメジ科ツキヨタケ属)が生えていました。先日の観察会でも、S先生に案内して頂きましたが、白っぽく大きく見事なものばかりで、美味しそうなヒラタケの様でしたが。一つ裂いてみれば根元は黒く、持ち帰って暗室に置けば、白々と光るのでした。極東ロシアや中国東北部にも分布し、日本では晩夏〜秋、主にブナの(時にイタヤカエデ、トチノキ、ミズメ、アカシデ、イヌシデ、コナラ、ミズナラ等の)枯木に群生する傘径10~25cmの大型有毒菌で、国内で最も中毒例が多いキノコです(仙台では先日も事件がありました)。 傘はは半円形〜腎臓型で厚さ1~2cm,太さ1~3cmの短茎を付けます。初め橙黄~黄褐色,後に傘表面は紫褐~暗紫色になり,襞は白くなります。肉は厚く白,無味無臭,襞は発光性があり、幅広く,茎に下垂します。柄の肉には黒紫色の染みがあります、誤食すると嘔吐と下痢で腰も立たなくなり、重篤な場合は痙攣・脱水・等を来たし、少数の死亡例もあります。青葉山での分布状況は分りません・・・
ツキヨタケ 何のしるし?

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
  環境ブログランキング ブログ王 
 
スポンサーサイト



この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
十月観(視)察会
2019/10/13(Sun)
  きょうは、台風一過の晴天の下、と言っても風は残り、木々の枝葉等が散乱する中、被災地域へ思いを寄せつつの会となりました(12.9~23.3℃/北風)。まず開催は無理かと思いつつ集合バス停に向かうと、既に会には十分な数の方達がいて、それではと、点検を兼ねて短距離を歩くこととなりました。9-10月はきのこ中心の観察・鑑定会で、S先生の他、今回は初めてきのこ同好会のY先生に案内をお願いしていましたので、紹介やご挨拶の後、早速の出発です。構内は栃葉や実等が散らばるものの、池には赤蜻蛉が飛び交い、野鳥の声も生気に満ちて、命の輝きを感じます。森の入口では、配布資料で紹介のオヤマボクチやヒメジソ等観察、アカスジキンカメムシ幼虫(ワハハ虫?)やエサキモンキツノカメムシ(ハート虫?)等楽しみましたが、目当てのきのこは、コナラの切株にあったカエンタケ(猛毒☠)や苔地に点在するミズハナノゴケ等「固いもの、小さいもの」や、黒くなったナラタケや傘の落ちたナガエノスギタケ等「流れもの」ばかりです。森に入っても、大きなものは見当たらず、コチャダイゴケやハカワラタケ、チチタケ、ドクベニタケ等観察、学びながら進むと、チシオタケの見事な群生に出会い、その美しさと傘からも染み出る葡萄液の様な赤汁に感嘆しました。赤松の処理木等に無数に生えるスギヒラタケには、「天使の翼」とも呼ばれる美しさや香りにわくわくもしましたが、昔は美味しく普通に食べていただけに、毒茸となってしまって残念至極でした。鑑定会では、少ないもののヒロハウスズミチチタケ、ヌメリハツ、ウラベニガサ、フサヒメホウキタケ、オオゴムタケ。イタチナミハタケ、ニガクリタケやチチタケの仲間、ホコリタケの仲間(堅皮)等々の他、Y先生が前以て採集された見事なウラベニホテイシメジを観察しました・・・
オヤマボクチ 台風一過、光の森で 見事なチシオタケ これはこうすると…
 きのこでは他に、オオチャワンタケ、ツガコウヤクタケ、ツノマタタケ、モミジタケ、ヒトクチタケ、カワラタケや変形菌の仲間等の他、解散後はS先生に同山内の見事なツキヨタケ発生地を案内して頂きました。花では他に、ナンブアザミ、ガンクビソウ、イヌタデ、ゲンノショウコ、アキノノゲシ、オヤリハグマ、ツクシハギ、ミヤギノハギ、センボンヤリ、ノコンギク、シメヨメナ他、果実では、ミヤマガマズミやオトコヨウソメ、アオハダ、ウメモドキ、マムシグサ等の赤が目立ち、ナツハゼ等の味を確かめたり、シラキ、クリ、アカシデ、ツクバネ、イヌツゲ、タラノキ、イイギリ、チゴユリ、ウスノキ、リョウブ、ヘクソカズラ、ミズヒキ、コナラ、ミズナラ、マンサク等も見られました。昆虫では、無数に飛ぶアキアカネ等の赤蜻蛉、草叢にいたササキリやコオロギの仲間、萩にいたキタキチョウやルリシジミ?、あちこちにいたクロミスジシロエダシャク、めんこくて希少なヤスマツトビナナフシ、解散時に現れたモンスズメバチ等。動物では、道に跳び出たアカガエルの仲間や、テン、ニホンリス、カモシカ等の痕跡の他、何処でも目立つイノシシの痕跡に、改めて希少植物存続への危機感を募らせましたし、野鳥では、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カワラヒワ、トビ、メジロ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等確認の他、外来のガビチョウがけたたましく鳴いて、生態系の破壊にも滅入りました。
 きょうは、大嵐の後、注意深く、道に落ちる枝葉を除けながらの会とはなりましたが、何よりも無事に開催できて、又、きのこのお二人の先生のお陰で、とても分かり易く学びながら、楽しく観察・歩くことができました。何時になく、新たな出会いや喜びが様々にあった一時だったのではないでしょうか・・・
ヤスマツトビナナフシ きのこ鑑定会 終わりにパチリ 笑いのたうないひと時でした
 来月11/10(日)の会は、美しい紅葉を愛でながら、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察しましょう!晩秋のキノコも見られるかも知れません・・・
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ウコンハツ(鬱金初)
2019/10/06(Sun)
  きょうは、曇り時々晴れました(15.8~20.8℃/北風)   
  道端に、ウコンハツ(ベニタケ科ベニタケ属)が生えていました。開いて少し褪せてはいましたが、名の通り、傘も柄も美しい鬱金色でした。全国のアカマツの混じった広葉樹林内地上に単生又は群生する、傘径(3-8.5cm)の小〜中型菌です。傘は初め半球形で後に浅く窪む饅頭形〜平開し 表面は粘性は無く。ビロード-粉状。表皮剥ぎ取り難く、鬱金色。柄は、長さ3-8cm、径8-22mmで上下同径。基部はやや細まり、襞は上生しやや密で白く、屡々分岐。肉は白く、一種の不快臭があります。青葉山では、比較的普通に見られます…
ウコンハツ 見晴台から
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
シロハツ(白初)
2019/10/02(Wed)
   きょうも、大体晴れました(16.6~28.9℃/南東風)。
   道沿いに、シロハツ(ベニタケ科)が生えていました。あっちにもこっちにも、端正な白上戸が土を乗せて、何か力強さも感じました。夏〜秋に林内地上に発生する、傘径が10cm以上になる中〜大型菌です。傘は饅頭〜上戸形で。色は白く、古くなると黄土色になる事もあります。襞は白くやや密。 柄に直〜垂生。襞の付根が淡青色になるのも特徴。柄は白く太く短い。 食用とされ、ロシアでは酢漬けにもされますが、良く似た種に有毒のシロハツモドキ(襞が極めて密)等があり、 利用は控えた方が良さそうです。青葉山では、赤松や樅林等で良く見られます…
シロハツ 樅と月
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コウモリタケ(蝙蝠茸)
2019/09/15(Sun)
  きょうは、一日晴れました(19.8~27.9℃/南風)。
  樅林下に、コウモリタケ(ニンギョウタケモドキ科)が生えていました。如何見ても硫黄華にしか見えない菌塊で、硫黄臭までしそうな趣でした。主に秋、全国の主としてモミ、トウヒ、マツ等の針葉樹林の地上に発生する、マイタケ型キノコです。多分岐した柄と 多数の傘からなり、その大きさは5-20㎝で、表面は鱗片状で鮮黄~黄土色。厚みは2-3㎝程で、 菅孔は幅が狭く、長く束に垂生し、時に根元にまで及びます。基本的には白く、古くなると褐色のシミが増えてきます。肉は白くて脆、味は辛苦く不食。青葉山では、樅林等に見られます・・・
コウモリタケ. 川遊びの後
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ
ゆきかえる