>
カエンタケ(火焔茸)
2017/09/21(Thu)
  きょうは、良く晴れました(17.9~26.3℃/西北西風) 
   枯れかかった小楢の根元に、カエンタケ(ボタンタケ科トリコデルマ属)が生えていました。地中から悪霊が手を伸ばしたかの様に、毒々しい真赤な指が天を指していました。中国やジャワ島等に分布し、日本では夏~秋に、ブナやナラ類の林内地上や広葉樹の枯れた切株等に群生又は単生する、高さ数㎝-20㎝程にも成る猛毒菌です。表面はオレンジ~赤色で、細長い円柱状又は棒状で、鹿角状、又は人の指状に枝分かれし、先端に近付く程やや色が濃くなり、肉は硬く、内部は白色。近年は、カシノナガキクイムシによる楢枯木の根元に良く発生し、その被害が広まるにつれて発生か増加しています。以前は木材腐朽菌等とされていましたが、菌寄生菌であることが判り、ニクザキン科ツノタケ属からボタンタケ科トリコデルマ属に分類を変更されました。最強の猛毒キノコとも言われ、 毒成分トリコテセン類を有し、肌に触れただけでも炎症を起こし、誤食すると、食後30分から、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、手足の痺れ等の症状を起こし、2日後に消化器不全、小脳萎縮による運動障害等脳神経障害により死に至る事もあります。名は、火焔に似る事に由来。青葉山では、以前は希少種でしたが楢枯れに伴い急増し、昨年からは普通に見られる様になりました。危ない茸です、触る事も無い様十分に注意しましょう…
カエンタケ 夏の陽射し
スポンサーサイト
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
チシオタケ(血潮茸)
2017/09/12(Tue)
   きょうは、雨後曇って、晩方に晴れました(20.6~28.2℃/南南東風)。
   道沿いの倒木に、チシオタケ(キシメジ科)が生えていました。遠目には何処かの水上コテージにも見えましたが、近寄って触れると、柘榴の様な液が零れました。夏〜秋に全国の山野の広葉樹の朽木上に群生する、傘径2-3㎝程の小型菌です。傘色は淡赤紫~淡赤褐色で中心部分は色が濃く、湿時は表面に滑りが見られ、幼時は卵形で、成長するとやや開き、釣鐘型又は円錐形となります。傘には放射状の条線があり、縁には鋸歯状飾り(フリンジ)が見られます。襞は直生し白く、成長すると黄を帯びる事もあります。柄は長さ4-12㎝で中空。柄の色は傘より色が濃く、細かい綿毛状繊維が見られ、基部は白い菌糸に包まれます。傷付けると暗赤色の液が出るのが特徴。青葉山では、広葉樹枯木に普通に見られます…
チシオタケ. 雨上がり.
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コウモリタケ(蝙蝠茸)
2017/08/27(Sun)
  きょうは快晴となり、異常だった降雨記録も漸く途切れました(18.2~28.0℃/南南東風)。
  樅林の道沿いに、コウモリタケ(ニンギョウタケモドキ科)が生えていました。あちらこちらに、硫黄華にも見える見事な菌塊が、不思議な風景を作っていました。主に秋、全国の主としてモミ、トウヒ、マツ等の針葉樹林の地上に発生する、マイタケ型キノコです。多分岐した柄と 多数の傘からなり、その大きさは5-20㎝で、表面は鱗片状で鮮黄~黄土色。厚みは2-3㎝程で、 菅孔は幅が狭く、長く束に垂生し、時に根元にまで及びます。基本的には白く、古くなると褐色のシミが増えてきます。肉は白くて脆、味は辛苦く不食。青葉山では、樅林等に見られます・・・
コウモリタケ モミ林
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
アカイボカサタケ(赤疣傘茸)
2017/08/11(Fri)
  きょうは、曇り後雨が降りました(18.8~20.5℃/北東風)   
  道沿いに、アカイボカサタケ(イッポンシメジ科)が生えていました。何故かあっちにもこっちにも、小さな紅い傘が無数に現れて、何処かへと続く灯道を成していました。東~東南アジア、北~中米やマダガスカル等に分布し、日本では夏~秋に、全国の各種林内等の腐葉、腐植上に発生する小型菌です。全体に朱紅~肉色で、柄は繊維状でしばしば捩れます。傘は径1-4㎝の円錐~円錐鐘状で、中心に突起があり、名の由来になっています。湿時傘周辺部に放射状の線が現れ、襞はやや疎ら。柄は長さ5-10㎝で中空。食毒不明。青葉山では、赤、黄、白の近似3種が、林内に普通に見られます・・・
アカイボカサタケ 崖の上から
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ソライロタケ(空色茸)
2017/08/10(Thu)
   きょうは、曇り一時霧雨が降りました(20.0~24.2℃/北風)。
   道端に、ソライロタケ(イッポンシメジ科)が生えていました。小さいのに、遠くからでもハッとする、名通りの鮮やかな空色が、眼にも胸にも沁みました。夏~秋、広葉樹林や赤松が茂る針葉樹林、広葉樹と針葉樹の混じった混成林の腐葉土が重なる地上に発生する、傘径が2-3.5㎝の小型菌です。傘は円錐形の中央が尖った様な形状、表面は青色で、傷付いたり触れたりすると黄変します。襞は柄に上生~離生し、初めは傘と同色ですが後に肌色を帯びます。柄は長さが4-7㎝程、色は傘と同色で、表面には少し捻じれた様な繊維状の模様が見られます。食・毒不明。日本固有種で、キイボカサタケ等の近縁種とされますが珍しく、青葉山では各林内に時と席見られます…
ソライロタケ 海と被災松を見る
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ
ゆきかえる