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オオタカ(大鷹)の雛巣立つ!
2007/06/30(Sat)
地下鉄東西線の建設ルート付近で営巣していた、オオタカ(タカ科)の雛二羽の内の一羽が、何と今朝、巣立っていました 雨が上がっていたので頑張って巣を見に行くと、すぐ目の前の枝に雛が止まっていました。眼が合うと、バサバサと巣の側の木に飛び移ったのですが、その近くでは親鳥が、キーッキーッと鳴きながら、子供達を必死に見守っていました。予想よりも一週間近く早かったのですが、あんなに弱々しかった残る一羽も大分しっかりしてきましたから、もうすぐこちらも、巣を飛び立つことでしょう。この二ヶ月余り、近くの木が伐採される等、妨害は数々ありましたが、何とか無事乗り越えて、子供たちはスクスクと育っているようでしたよ・・・
残った大鷹の第二子

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ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)
2007/06/30(Sat)
2007.6・29(金)きょうは午後の3時頃まで雨で、時折強く降りました。
 山道のあちらこちらに、ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)の実が生っていました。赤い実に雨粒が溜まり、美味しそうな「サクランボゼリー」になったかと思うと、すぐに又、元の実に戻っていました。一粒摘んで軽く咬むと果汁が弾けて、口に淡い甘さが広がりました。良く庭木にされるウグイスカグラにそっくりですが、全体に毛が多いので見分けられます(実にも毛が!)。名の由来は不明ですが、「鶯がこの実をを喜んで食べる様が神楽を舞う様だから」だとか、「鶯が隠れ易い程茂るのでウグイスガクレが変化したから」等、色々説はあるようですね・・・
深山鶯神楽 牛越橋から三居沢を望む

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ニガイチゴ(苦苺)
2007/06/28(Thu)
 歩道沿いの藪に、ニガイチゴ(バラ科)が沢山生っていました。真赤な実は森のイクラかルビーのようで、咥えると、汁の甘さが口に広がります。でも、咬んでいると、名の由来の種子(核)の苦さがちょっぴり染みるようでした。やんわり歯を立てて飲み込むのが、美味しく食べる秘訣のようですね・・・
苦苺

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ホクリクムヨウラン(北陸無葉蘭)
2007/06/26(Tue)
 薄暗い樅の林床に、ホクリクムヨウラン(ラン科)が咲いていました。名の通り、葉が無くて地味な姿なので気が付かず通り過ぎそうですが、近付けば紫がかった花弁は粋な感じで、唇弁にある黄色い内向きの毛は、虫ならきっと吸い込まれそうな妖しさでしたよ。葉緑素を持たず光合成ができないので、根に共生する菌類の助けを借りて腐葉等から養分を取り入れて生活しています。この様な「腐生植物」の存在は、落葉落枝が十分に供給され土壌水分が常に保たれる豊かな森の証です。この青葉山には、沢山の腐生植物が見られるんですよ・・・
北陸無葉蘭

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ドクダミ(毒溜/毒痛)
2007/06/26(Tue)
 きょうは昼過ぎまで雨でしたが、その後上がって日も射しました。
 水路岸の草原に、ドクダミ(ドクダミ科)が沢山咲いていました。白い花弁に見えるのは苞(総苞片)で、真の花である穂状部分に雄蕊の黄色い葯が密集しています。名の由来は、特有の臭気の素が毒だと思われて「毒溜め」となったとか、解毒や痛み止めに効果があると言う意味の「毒痛み」が転じたものとか、吹出物(体の毒が吹き出すもの)を治す草なので「毒矯め」だとか、諸説あるようです。生薬名の「十薬」は、十種の薬効があると言われる事から付けられ、利尿作用、高血圧、動脈硬化の予防、便秘、腫物、水虫、 蓄膿症等に効能がある様ですね・・・
毒溜/毒痛

〈高圧線下の樹木剪定作業〉について 
 今朝は小雨の中、東北電力と市公園課の関係者の方々の案内で、三居沢発電所から伸びる高圧線沿いの木々の「剪定」作業についての現地説明を受けました。四年に一度の、木々が電線に触れない様にする為の「上部剪定」なのですが、剪定した幹や枝葉の下敷になる希少種も多い事から、十分配慮しながら作業する事、「希少種情報」等を含めてお互いに連絡を取り合う事、(松枯れ対策で農林土木課にも検討して頂いている)作業時期を変更する事(動植物の繁殖期を除いた晩秋~冬に)等を要望し、話し合い、合意しました。出来れば、高圧線そのものを移転できれば良いのですが・・・
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ママコナ(飯子菜)
2007/06/25(Mon)
 尾根道に沿って、ママコナ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。ここに木々が植栽される以前に比べて、極端に減ってしまいましたが、薄紅色のこの花々が群れ咲くと、「夏なんだなぁ」と感じます。近寄れば名の通り、花弁(下唇)に米粒が二つ見えましたよ。蟻が大好きな種子も「飯子」にそっくりですよね・・・
飯子菜

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クモキリソウ(雲切草)
2007/06/24(Sun)
 赤松の混じる広葉樹の森の草むらに、クモキリソウ(ラン科)が咲いていました。一昨日紹介したジガバチソウに似ていますが、花の唇弁が大きく丸まっていて、葉の縁が細かく波打ち、葉脈の網目がはっきりしていない等の特徴があります。名の由来は不明ですが、雲を切る様な高山に生えるからとか、霧深い所に生えるから雲霧草とか、花の姿が蜘蛛に似ていて、蜘蛛の子を散らすように見えるので蜘蛛散り草(それが訛った)だとか諸説あるようですね・・・
雲切草

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ミヤマタムラソウ(深山田村草)とスジグロシロチョウ(条黒白蝶)
2007/06/23(Sat)
きょうは、暑かったですね(28.7℃)。
 森のそこかしこに、ミヤマタムラソウ(シソ科)が咲いていました。スジグロシロチョウ(シロチョウ科)等の虫達も沢山集まって来ていて、少し寂しくなりかけていた山道が、又賑やかになるようでしたよ。別名のケナツノタムラソウ(毛夏田村草)の通り、薄紫の花弁には白毛が一杯見えました。スジグロシロチョウはモンシロチョウに似ていますが、名のように翅に黒い筋があります。林の周辺等では、こちらの方が良く見られますよね・・・
深山田村草と条黒白蝶

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ジガバチソウ(似我蜂草)
2007/06/22(Fri)
小楢の森の斜面に、ジガバチソウ(ラン科)が咲いていました。緑色で小さくて目立たなくて、つい通り過ぎかけましたが、良く見れば名の通り、蜂が群れ飛ぶようにも見えましたよ。只、花色は緑色~黒褐色と色々あるようで、ジガバチに譬えられたのは黒いもののようですね〔ジガバチの名は、翅音を「ジガジガ=似我似我(我に似よ)」と聞き、この蜂が穴に引き入れた幼虫に「我に似よ」と言っているように思った(蛾の幼虫を巣穴に入れた筈なのに蜂が出てくるのを不思議に思った〕事から付けられたとか?? 尚、宮城県のレッドデータでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている希少種なんですよ・・・ 
似我蜂草

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ホタルブクロ(蛍袋)
2007/06/21(Thu)
きょうは、久し振りの雨。と言っても、そんなに降ってはいなかったのですが、「梅雨入り」宣言もされました。
展望台近くの叢に、ホタルブクロ(キキョウ科)が咲いていました。名の通り、蛍でも入れてみたくなるような形ですね。只、由来は他にもあって、「火垂る(火を垂れ下げる)袋=提燈」の意で(今でも仙台では提燈のことを「火垂る袋」とか「火袋」と呼ぶのだとか?)、つまり、花の形が提燈に似ているので「火垂る袋」となったと言うのです。また、学名のCampanulaも「小さな鐘」の意で、花の形から来ているようですね・・・
蛍袋

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ノアザミ(野薊)
2007/06/21(Thu)
2007.6.20(水) 車道沿いの土手に、ノアザミ(キク科)が沢山咲いていました。蜜を求めて蝶や花蜂が止まる度に、長い茎がゆらゆら揺れていましたよ。名は、野に多い薊の意。日本に60種以上分布する薊の仲間の殆どの花期は夏~秋ですけれど、この花だけは春から咲き出します。総苞に粘り気があるのも特徴ですよね・・・
野薊

オオタカ営巣地で行われた松の伐採」について
きょうは、市役所の農林土木課で「オオタカ営巣地で行われた松の伐採」についての説明を受け、「今後の対策」について話し合いました。やはり、「(オオタカ営巣は)極秘事項だったので、全く知らされていなかった」との説明で、「今後は当会等と連絡を密にして、このような事がないようにしたい」との事でした。私達も、巣を離れていた親鳥が復帰し、雛二羽も元気なことから、とりあえずは「了解」しました。
 松枯れ対策では、松の伐採による周辺環境(特に林床)の破壊が激しく、毎年数多くの希少植物が消え続けています。松を保護するのは大切ですが、関係者の方々には、その事でより重大な自然破壊が起きているという事も認識して欲しいと思いました・・・
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ガマズミ(鎌酸実)
2007/06/19(Tue)
 遊歩道沿いに、ガマズミ(スイカズラ科)が咲いていました。良い香りの白花には、ジョウカイボンの仲間やハナカミキリ達が沢山集まっていました。名は、「ガマ」は鎌、亀、神、「ズミ」は酸実(スミ=酸っぱい実)や染(ソメ=染料)の意等と考えられていますが、はっきりしません。甘酸っぱい果実が広く利用される等、全国的に馴染み深い割りに、謎めいた木のようですね・・・
 鎌酸実


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オカモノアラガイ(陸物洗貝)
2007/06/18(Mon)

道端の湿地に咲くキショウブに、オカモノアラガイ(オカモノアラガイ科)が沢山這っていました。殻も体も透明でテカテカしていて、花にも負けない綺麗さでしたよ。蝸牛の仲間で、草食。葉、特に朽葉を好みます。名は、陸に住むモノアラガイ(水生・苔食で「水槽等を綺麗にする貝」)の意のようですね・・・
陸物洗貝


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クロヒカゲ(黒日陰)
2007/06/18(Mon)
2007.6.17(日)
森の木陰で休んでいると、忙しなく飛び回っていた蝶ちょが手に止りました。クロヒカゲ(ジャノメチョウ科)です。お腹が空いているのか?人懐こいのか?、こちらが動いても又飛んできては、暫く汗を吸っていましたよ。主に樹液に集まり、幼虫は笹類を食べます。名前の通り、森の暗所を好むようですね・・・
黒日影

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ウツギ(空木)
2007/06/16(Sat)
 山の谷間に、ウツギ(ユキノシタ科)の花が沢山咲いていました。白い花々には花蜂や花虻たちが、頭を黄色い花粉だらけにして群れ遊んでいました。名は、幹が中空であることによりますが、別名の「卯の花」は、陰暦の卯月に咲き出すのが由来で、「夏は来ぬ」(♪卯の花の匂う垣根に 不如帰早も来鳴きて 忍び音漏らす夏は来ぬ♪)で有名ですよね。でも実際は、花に香りはなく、「におう」とは、元々「花が美しく映える様」を言い、「万葉集」でも専ら色の表現に使われているようですね・・・
空木


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サイハイラン(采配蘭)
2007/06/15(Fri)
 森の木陰にサイハイラン(ラン科)が咲いていました。上から見ると地味で目立たない花ですが、下から覗くと紅紫色の側裂片や黄色の葯がとても艶やかで、いかにも「蘭」という感じでしたよ。名の由来は、花序を武将が指揮する時に使う「采配」に見立てたもの。青葉山には、あちらこちらに小群落があるんですよ・・・

IMG_0828.jpg

6月14日以前の「きょうの青葉山」はhttp://aobaten.blogzine.jp/mip/
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