ニガイチゴ(苦苺)
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2007/06/28(Thu)
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歩道沿いの藪に、ニガイチゴ(バラ科)が沢山生っていました。真赤な実は森のイクラかルビーのようで、咥えると、汁の甘さが口に広がります。でも、咬んでいると、名の由来の種子(核)の苦さがちょっぴり染みるようでした。やんわり歯を立てて飲み込むのが、美味しく食べる秘訣のようですね・・・
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ママコナ(飯子菜)
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2007/06/25(Mon)
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尾根道に沿って、ママコナ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。ここに木々が植栽される以前に比べて、極端に減ってしまいましたが、薄紅色のこの花々が群れ咲くと、「夏なんだなぁ」と感じます。近寄れば名の通り、花弁(下唇)に米粒が二つ見えましたよ。蟻が大好きな種子も「飯子」にそっくりですよね・・・
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クモキリソウ(雲切草)
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2007/06/24(Sun)
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赤松の混じる広葉樹の森の草むらに、クモキリソウ(ラン科)が咲いていました。一昨日紹介したジガバチソウに似ていますが、花の唇弁が大きく丸まっていて、葉の縁が細かく波打ち、葉脈の網目がはっきりしていない等の特徴があります。名の由来は不明ですが、雲を切る様な高山に生えるからとか、霧深い所に生えるから雲霧草とか、花の姿が蜘蛛に似ていて、蜘蛛の子を散らすように見えるので蜘蛛散り草(それが訛った)だとか諸説あるようですね・・・
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オカモノアラガイ(陸物洗貝)
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2007/06/18(Mon)
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道端の湿地に咲くキショウブに、オカモノアラガイ(オカモノアラガイ科)が沢山這っていました。殻も体も透明でテカテカしていて、花にも負けない綺麗さでしたよ。蝸牛の仲間で、草食。葉、特に朽葉を好みます。名は、陸に住むモノアラガイ(水生・苔食で「水槽等を綺麗にする貝」)の意のようですね・・・ |
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クロヒカゲ(黒日陰)
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2007/06/18(Mon)
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2007.6.17(日)
森の木陰で休んでいると、忙しなく飛び回っていた蝶ちょが手に止りました。クロヒカゲ(ジャノメチョウ科)です。お腹が空いているのか?人懐こいのか?、こちらが動いても又飛んできては、暫く汗を吸っていましたよ。主に樹液に集まり、幼虫は笹類を食べます。名前の通り、森の暗所を好むようですね・・・ ![]() |
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サイハイラン(采配蘭)
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2007/06/15(Fri)
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森の木陰にサイハイラン(ラン科)が咲いていました。上から見ると地味で目立たない花ですが、下から覗くと紅紫色の側裂片や黄色の葯がとても艶やかで、いかにも「蘭」という感じでしたよ。名の由来は、花序を武将が指揮する時に使う「采配」に見立てたもの。青葉山には、あちらこちらに小群落があるんですよ・・・
![]() 6月14日以前の「きょうの青葉山」はhttp://aobaten.blogzine.jp/mip/へ |
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