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東西線工事道路の木々伐採!
2007/10/31(Wed)
 きょうは、曇り時々晴れ。
 気になって、地下鉄東西線の青葉山トンネル工事道路となる市道荒巻青葉3号線の拡幅工事を見に行くと、青葉台下から東に約1kmの道路沿いの木々が、既に数百本伐り倒されていた。市の発表では、「青葉山工区」全体で577本、青葉山トンネル工事分は255本だとの事だったが、(直径10cm以下のものは木に数えないとの「まやかし」もあって)この拡幅工事だけでもうその数倍は伐られてしまっている様だ。こうした木々が、何の報道もなく、市民に知られぬままに「処分」されて行くのは、本当に腹立たしいばかりだ…
約1kmも森が削られていた!. まだまだ伐採は続く・・・

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アカモミタケ(赤樅茸)
2007/10/30(Tue)
 きょうも、大体曇りでした。
 仄暗い樅林をとぼとぼ歩いていると、列を成す紅い者が目に飛び込んで来ました。名の通り、「樅林に生える赤い茸」のアカモミタケ(ベニタケ科)です。夫々がそっくり返ったり傾げたり俯いたりして、樅の大木を囲んで何かを祈っている様に見えました。そっと採ろうとすると根元で折れて、血の様な朱色の液が滲みました・・・
赤樅茸    人面岩

 きょう、仙台高裁の〈東西線地下鉄工事公金差し止め訴訟〉が結審し、原告の控訴が棄却されました。2735億円の税金の無駄使いが「大借金」と成り、仙台市民一人一人に圧し掛かる事は誰の目にも明らかなのに、何と言う判決でしょう! 原告の市民オンブズマンは、すぐさま最高裁に上告するとの事ですが、工事は着々と進み、このまま青葉山の自然は破壊し尽されてしまうのでしょうか!? 本当に、やり切れない気持ちです。東西線・八木山橋梁建設予定地付近(竜ノ口峡谷)には、大きな「人面岩」があります。この青葉山の「魂」が宿っているかの様な岩は、きょうも青葉山の、仙台の行末を憂えて、物思いに沈んでいる様でした・・・
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ヤブムラサキ(藪紫)
2007/10/29(Mon)
きょうは一日曇っていましたが、午後には晴れ間もありました。
 展望台へと続く小道で、ヤブムラサキ(クマツヅラ科)が実を付けていました。小さいけれど葡萄九重の様な赤紫の粒は、果実が少なくなって来た森には野鳥達の貴重な保存食で、とても美味しそうに見えました。名は、藪に多いムラサキシキブの意で、全体に毛が多く、実は紫式部より赤っぽく見えます。仙台周辺が北限になっていて、宮城県のレッドリストで要注目種に指定されています・・・
藪紫

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タマブキ(珠蕗)
2007/10/28(Sun)
きょうは、降り続いた雨があがって、朝から良く晴れました。
 森の斜面に、タマブキ(キク科)の花が咲いていました。地味ですが、良く見ると白い総苞の一つ一つから、黄色い碇型の柱頭が顔を出していていますし、珠芽(むかご)も葉腋に沢山くっ付いていて、とても面白い草です。 種子による有性生殖と、珠芽による無性生殖の両面作戦で生き抜こうとしているんですね。名は、タマ(むかご)があって、葉がフキに似ている事に因る様です・・・
珠蕗 栃の木の葉

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オトコヨウゾメ(男用染)
2007/10/27(Sat)
  きょうは、一日雨が降り続きました(今も降ってます)。
  森の入口に、オトコヨウゾメ(スイカズラ科)の果実が下がっていました。2~3個づつ付いた赤い実が、雨粒を溜めて、瑞々しいサクランボの様に見えました。 名のヨウゾメは、ガマズミ【ガマは鎌や亀、神、ズミは酸実(スミ=酸っぱい実)や染(ソメ=染料)の意等と考えられているが、不明】の事で、食べられなかったり、葉が、枯れたり傷付いたりすると黒変するので「男」になったと言うのですが、良く分らない様です。宮城県が北限になっていて、宮城県のレッドリストで要注目種に指定されています・・・
男用染/これは実が四つ

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シロダモ(白梻)
2007/10/26(Fri)
 きょうは朝から曇って、午後は久し振りの雨になりました。
 尾根の歩道沿いのシロダモ(クスノキ科)が、沢山花を付けていました。黄色い花毬が雨滴を一杯溜めて、駄菓子の「えそべ」の様で、美味しそうに見えました。この木は雄株で花も雄花だけですが、雌株の方は、雌花と赤い実(昨秋の花)の、花も実も一度に楽しめる面白い木です。名の由来は、葉裏が白く、タモに似た木の意ですが、その「タモ」とは、霊(タマ)の転訛で、樹霊信仰の対象となる木、霊の宿る木との意だとか、「タブ」ノキの転訛、又はトネリコ(「共練り濃」の転訛で、木皮を煮て墨を混ぜたものを写経等に利用した事に因る)の事等と、色々な説がある様ですね・・・
白梻 霧の樅林

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ヤマガラ(山雀)
2007/10/25(Thu)
 きょうも、とても良く晴れました。
 道沿いのエゴノキに、ヤマガラ(シジュウカラ科)がいました。「ニイニイ、ジャージャー」騒がしいと思ったら、たわわに下がった果実を5、6羽のヤマガラが、まだ青いのまで(果肉は有毒なので他の鳥は見向きもしない)柄毎捥ぎ取っては別の木に移り、両足で押え付けて嘴でコンコン突いています。中の種子を取り出すと銜えて何処かに飛んで行き、又戻っては実を採って又帰って来て捥いで、と皆が皆鳴きながらそれを繰り返すのですから忙しくて、騒がしいばかりです。種子を何処かに隠しに行くのでしょうが、中には食べ残しもあって、それが発芽・生長する事で二者の関係は上手に成り立っている様ですね・・・
山雀

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コシオガマ(小塩釜) 
2007/10/24(Wed)
きょうも秋晴れの一日でした。
 森の外れの草原に、コシオガマ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。暖かいとは言え、枯草が増えてきた草地に佇む薄紅の花は、「もぞこい」ばかりでした。名は、シオガマギク(「浜で美しい」のが塩釜(塩を作る竃)だからとか、塩釜=松島が美しいと言う事から、それを「葉まで美しい」に掛けた)に似て、花が小さい事に因ります。日本、朝鮮、中国、アムール地方に分布し、光合成を行う以外に、他の植物から栄養を貰って生活(半寄生)している様ですね・・・ 
小塩釜

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リンドウ(竜胆)
2007/10/23(Tue)
きょうも良く晴れて、雲一つない青空が広がりました。
  森の草原のあちらこちらに、リンドウ(リンドウ科)が咲いていました。秋の日差しを浴びたロイヤルブルーの花々は、森の女神達が落として行った星青玉の様に煌いていました。名は、苦い根が、竜の胆汁の様だとして(熊の胆からの連想?)、「竜胆」になったと言われています。漢方では、乾燥させた根を竜胆(リュウタン)と呼び、健胃剤として利用されます。開発等により減少していて、宮城県版レッドデータでも準絶滅危惧(NT)に指定されています。いつまでも、大切にして行きたいものです・・・
竜胆

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ナギナタコウジュ(長刀香需)
2007/10/22(Mon)
きょうは良く晴れて、爽やかな一日でした。
 森の道端の草叢に、ナギナタコウジュ(シソ科)が咲いていました。花や葉に触れるまでもなくぷんぷんと、紫蘇と薄荷を合わせた様な独特の香りが漂っていました。精油を含む草全体に強い芳香があり、枯れた後でもこの香りは残ります。名の由来は、花穂が長刀のように片面だけに付く様子と、葉や芳香が中国の香薷(香需/コウジュ)と言う薬草に似ている事に因る様ですね・・・
長刀香需  きょうの東西線八木山橋梁建設予定地

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オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉 )
2007/10/21(Sun)
 きょうはほぼ晴れていましたが、にわか雨もありました。
 池の畔で、オオアオイトトンボ(アオイトトンボ科)の雌雄が交尾していました。近寄ってちょいと触っても、知らんぷりされてしまいました。しばしエメラルド色の体で作るハート模様を眺めていると、後ろの雌が徐に体を伸ばし、止まっていた枝に卵を産み付けるような仕種を繰り返していました。帰って調べて見ると、何とこの蜻蛉は、軟らかそうな木の枝に産卵するのだそうですね。名は、大きい青色の糸蜻蛉の意ですが、「大」とは言っても5㎝程しかありません。他の糸蜻蛉は止まるとき翅を閉じますが、八の字に開くのも特徴の様ですね・・・
大青糸蜻蛉


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マムシグサ (蝮草)
2007/10/20(Sat)
 きょうは、晴れたり曇ったり。
 森の木陰の草叢に、マムシグサ(サトイモ科)が実を付けていました。昔出会った濃色の唐黍にも見えますが、それにしても見事な程の紅い果実です。ヒヨドリやジョウビタキ達は美味しそうに食べますが有毒で、間違って口にするとピリピリ痛み、胃腸障害や麻痺を起します。唯、「毒を以て毒を制す」と言うことか、(全草、特に塊茎が)漢方では「天南星」として去痰、鎮痙等に効く生薬にもなりますが、勿論素人療法はとても危険ですから、止めましょうね。名は、花が蝮の頭に、偽茎の斑模様が蝮の胴に似ている事に因る様ですね・・・ 
蝮草の果実 水木の実と果柄

沢の淵には、ミズキ(ミズキ科)の赤い実と果柄が沢山落ちていましたよ…

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イカリモンガ(碇紋蛾)
2007/10/19(Fri)
きょうは晴れ後曇って、晩方からは雨が落ち始めました。
 沢沿いのノコンギクの花で、イカリモンガ(イカリモンガ科)が蜜を吸っていました。名の通り、前翅の表裏に碇形の朱色紋もあって、「蛾」とは言っても蝶の様です。昼間活動し、翅を畳んで止まり、花蜜を吸い、触角も細く。。と「蝶」の仲間の特徴をしっかり備えています。元々蛾と蝶の境界線は曖昧なのですが、このイカリモンガが何故蝶ではないのか、考えるだけで眠れなくなりそうですね。年二回発生し、夏に羽化したものは、落葉や朽木の中で越冬します。食草はイノデ類(シダ)の様ですね・・・
碇紋蛾


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アミタケ(網茸)
2007/10/18(Thu)
朝は少し冷えましたが(8.1℃)、きょうも良く晴れました。
 赤松の混じる広葉樹の森に、アミタケ(イグチ科)が沢山生えていました。梅雨時にも生えますが、爽やかなこの時季に出会うと、とても嬉しくなります。仙台ではアミッコと言われ、誰からも好かれる?滑りと歯応えの所為か、直ぐに無くなってしまいますが(私も少し頂いて卸和えにしました)、採り過ぎには十分注意しましょうね。名は、傘の裏に多数の管孔があり、これが網目状に見える事に因る様ですね・・・
網茸

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ウメバチソウ(梅鉢草)
2007/10/17(Wed)
朝まで雨が降りましたが、昼間は良く晴れました。
 森の小湿地に、ウメバチソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。花虻等の小さな虫達が次々に訪れては、白磁の小鉢の様な花を嘗め回していました。近付いて見ると、雄蕊の間に先が細かく裂けた仮雄蕊もあって、その端には腺体が付いています。花は蜜を出さないので、この腺体を目印にして来た虫達が雌蕊に触れなくとも、粘る腺体には確実に付いて、花弁が閉じれば自然に受粉される仕組みです。大した繁殖戦略ですね。名は、天満宮の紋章で有名な梅鉢紋に花が似る事に因る様ですよ・・・
梅鉢草(雄蕊の一つだけに葯が残ってました)


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アシグロツユムシ(脚黒露虫)
2007/10/16(Tue)
きょうはどんより曇って、一時小雨も降りました。
 草叢のイタドリの葉に、アシグロツユムシ(キリギリス科)がいました。雌雄が後ろ向きに微妙に離れていて、喧嘩でもしたばかりなのでしょうか?その逆だったのでしょうか? セスジツユムシにも似ていますが、名の通りの黒い脚(関節付近と脛節)と、触角に白露の様な帯があるのも特徴です。他のツユムシの仲間ではより山地に生息すると言われ、青葉山では殆どが本種の様ですね・・・
脚黒露虫(右が♀左が♂)


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コテングタケモドキ(小天狗茸擬)とオオキバハネカクシ(大牙翅隠)
2007/10/15(Mon)
 きょうは一日曇りでした。
 杉林の入口に生えるコテングタケモドキ(テングタケ科)に、オオキバハネカクシ(ハネカクシ科)が沢山いました。菌類食とも言われ、毒キノコでも平気なのかと思ったら、どうも襞の間にいる蝿の幼虫等の虫を、名の通りの、体の割に大きな牙(顎)で食べているようでした。ハネカクシの名は、非常に小さい前翅に、大きな後翅を巧みに折り畳み隠している事に因る様ですね゗゗゗
小天狗茸擬と大牙翅隠し


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十月観(視)察会
2007/10/14(Sun)
 きょうは爽やかな晴天にも恵まれ、絶好の観察会日和となりました。と言っても、晴れ続きの乾いた森は、きのこ観察には不適とも思われました。実際、昨日の下見ではスギヒラタケ(昨日紹介)ばかり目立って、数も種類も少なく感じていました。ところが、どっこいです。多くの目や鼻がある所為でしょうか?!次々に様々なキノコ達が目前に現れ、最終的に確認できたものは40種程になりました(アミタケ、オウギタケ、アカモミタケ、ウラベニホテイシメジ、オオゴムタケ、ムラサキシメジ、ハタケシメジ、スギエダタケ、スギヒラタケ、ホコリタケ、ノウタケ、ケショウハツ、ドクベニタケ、クサハツ、ニガクリタケ、ニガクリタケモドキ、ニガイグチ、ツルタケ、カバイロツルタケ、コテングタケモドキ、ドクツルタケ、コタマゴテングタケ、シロテングタケ、シロオニタケ、カレエダタケ、フサヒメホウキタケ、イタチタケ、サクラタケ、カワラタケ、シロヒメカラカサタケ、オチバタケ、モミジタケ、シロオオハラタケ、キツネタケ、シロハツ、シロハツモドキ、タケリタケ、クサウラベニタケ等・・・順不同)。
ハタケシメジオウギタケアキノキリンソウ落し穴(大学で仕掛けたらしいけれど。。。大丈夫かな)

 咲いていた花では、アキノキリンソウ、イヌタデ、オクモミジハグマ、オヤリハグマ、キバナアキギリ、コバノセンダングサ、シロヨメナ、センボンヤリ、ダキバヒメアザミ、ツクシハギ、ノコンギク、ヤマハッカ等が見られました。フユノハナワラビの胞子茎も沢山立ち上がっていました。目立っていた実では、ウメモドキ、ウド、オトコヨウゾメ、クヌギ、シラキ、チゴユリ、ツクバネ、ツリバナ、ツルアリドオシ、ツルリンドウ、マムシグサ、ミツバアケビ、ミヤマガマズミ等がありました。ヤマノイモのむかごも一杯生っていましたね。他では、落し穴にいたセンチコガネやゴミムシ、オサムシ達。巣穴の入り口にいた巨大なオオオスズメバチ。蜘蛛でも狙っていたのか、枝から枝へ飛び移っていたベッコウバチ。タナゴ池にいたヤマアカガエル。小群を作っていたエナガ達。間近に止まっていたトビ。鉄塔からこちらを見つめていたオオタカの成鳥(あの母親か父親だったのだろうか?)・・・等が印象に残りました。皆さんは、如何だったでしょう?
 来月は、落葉を踏みながら、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察しながら、紅葉を愛でます。又、お楽しみに…
ヤマハッカこりゃ何じゃい(蛇の抜殻)ヤマアカガエル鑑定や如何に゘゘゘

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スギヒラタケ(杉平茸)
2007/10/13(Sat)
きょうも、良く晴れました。
 あちらこちらの、杉の倒木や切株から、スギヒラタケ(キシメジ科)が群り生えていました。「天使の翼」とも呼ばれるだけあって、小さな天使達が群れ遊んでいる様にも見えました。昔から、和え物や味噌汁の具等として普通に食べられてきた美味しいキノコなのですが、2004年に、腎機能障害の人が急性脳症になる事例が相次ぎ、全国で59人が発症、内17人が死亡しました。原因については、まだはっきりした結論は出ていない様ですが、当分の間、摂食は控えた方が良さそうですね・・・
杉平茸

明日(10/14(日))は、定例の観(視)察会です。先月に引き続きキノコが中心の鑑定会になりますが、勿論自然全般の観察もします。又、色んな出会いがあるといいですね・・・
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シロヨメナ(白嫁菜)
2007/10/12(Fri)
 きょうも、大体晴れましたね。
 森の道のあちらこちらに、シロヨメナ(キク科)が咲き乱れていました。今の時季、花の少ない仄暗い森で出会う野菊達には、「野菊の墓」の記憶でも蘇るのでしょうか? 思わず胸が熱くなってしまいます。中でもシロヨメナは、か細くも気丈な、楚々とした姿が心に染む様です。名は、「白い嫁菜」(と言ってもヨメナよりノコンギクに近い種)の意で、「婿菜(シラヤマギク)」に対して付けられた様ですね・・・
白嫁菜


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センブリ(千振)
2007/10/11(Thu)
きょうも、良く晴れました。
日当りの良い草地に、センブリ(リンドウ科)が咲いていました。薄や萩が微風に揺れる足下で、繊細な紙細工の様な小花が、カサコソと震えていました。名は、湯の中で千回振り出してもまだ苦いので、センブリ(千振)に成りました。日本固有の生薬として利用され、胃弱、下痢、腹痛、脱毛等に効果がある様ですね・・・ 
千振.

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ヤマアカガエル(山赤蛙)
2007/10/10(Wed)
きょうは、晴れ時々曇り。
 森の遊歩道に、ヤマアカガエル(アカガエル科)がいました。朝晩大分寒くなって来た所為か、動きが少し鈍くて、あったかい日差しが恋しそうでしたよ。名は、主に山地に生息する赤い蛙の意。と言っても、平野部にもいますし、体色も赤橙色~褐色と個体差があります。良く似たニホンアカガエルとの違いは、背側線が鼓膜上部でくの字に曲がっている事等です。青葉山に一番多い蛙で、昆虫やミミズ等を食べて暮らしている様ですね・・・
山赤蛙.

 きょう市役所で、DVD「生命あふれる青葉山・希少種たちの叫び」完成・披露の記者会見がありました。このDVDを発表するにあたり、私達が心から願うことは: 『青葉山には、百万都市仙台の中心部に隣接するとは思えぬほどの豊かな自然が保たれているが、その証は希少種の多さである。しかし、その希少種たちは誰にも知られぬままに消え続けていて、間近に迫る大規模開発(地下鉄東西線や東北大移転)が、その絶滅への道に拍車をかけようとしている。数千本の木々を始め、絶滅危惧種・オオタカが今年二羽巣立ったモミの木も、昨年一羽巣立った別のモミの木も、間もなく伐採されようとしている。カモシカやテンが往き来している生態系の道も、大きく分断されてしまう。今、希少種たちは助けを求めている。このDVDを見て頂くことが、私達の身近に生きている希少種たちの存在とその危うさを知ることに繋がり、延いてはそれが「大規模開発」への歯止めになって欲しい!!』と言うことです。皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げてください・・・

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シロオニタケ(白鬼茸)
2007/10/09(Tue)
きょうも良く晴れて、昨日同様夕焼けが見られました。
 楢や四手の林床に、シロオニタケ(テングタケ科]が生えていました。何だか可笑しな形だったので屈んで見ると、真白い合羽を絡げて私に挨拶してくれている様でした。名は、白くて、傘のイボイボが鬼を連想させる事に因る様です。こんな姿からも、食べようとする人はいないとは思いますが、一応有毒です。でも、このイボイボにはどんな意味があるのでしょうね・・・
白鬼茸 夕焼け


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クサギ(臭木)
2007/10/08(Mon)
きょうは雨が降ったり止んだりでしたが、晩方には晴れました。
 森の入口に、クサギ(クマツヅラ科)の実が枝一杯に生っていました。眺めていると、紅水晶の台座に乗った碧玉にも、はしゃぎ回る妖精達にも思えて来て、楽しくなります。赤い部分が萼、藍色の玉が果実で、この実は古くから、浅葱色の染料として用いられています。名の由来は、葉を揉むと臭いからと言うのですが、私には胡麻の良い香りにしか感じませんでしたよ・・・
臭木


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ヤマトシジミ (大和小灰)
2007/10/07(Sun)
きょうも、良く晴れました。
 森の外れの草原に、ヤマトシジミ(シジミチョウ科)が飛び交っていました。小さくて地味な蝶ですが、ルリシジミに似た空色の翅が、降り注ぐ陽にきらきらと輝いていました。幼虫の食草がカタバミなので、人家周辺でも最も普通に見られます。名は、大和の国(日本)のどこにでも見られるシジミチョウ(小さくて、翅を閉じた姿が蜆貝の内側に似ているため等の説)の意の様ですね ...
大和小灰


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テンニンソウ(天人草)
2007/10/06(Sat)
 きょうも、良く晴れました。
 今年も沢に沿って、テンニンソウ(シソ科)が咲いていました。岸辺に静かに佇む姿は、地に舞い降りた天人(天女)達が、水面に映る我身に酔い痴れている様でした。名の由来は、花が天人の羽衣の様だとか、その群咲く様を天女の舞いに、開花に伴い包葉や花が落ちるのを天人が天花を撒く様子に、又、葉を黄金虫が食い荒らすことが多く、ボロボロになった葉を天人の羽衣(破衣)に喩えた等、色々と言われています。でも、牧野富太郎氏の図鑑で「天人草の意味は何によるものか分らない」と書かれているのを初め、殆どの図鑑では「 語源は不明」とされる、謎めいた花なんですよね・・・
天人草 三居沢の芋煮会


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ダイモンジソウ(大文字草)
2007/10/05(Fri)
 きょうは、良く晴れました。 
 清水が滴る岩崖に、ダイモンジソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。名の通り、「 大」の字に見える白い花々が飛沫に揺れていました。日本の他、朝鮮や中国、ロシア極東部にも分布しますが、青葉山では希少種です(大切にしましょう!)。近似種のセンダイソウ(仙台草/ S.sendaica)は、九州、四国と紀伊半島に自生しますが、仙台にはありません。ロシアの植物学者マクシモビチ(後には飯沼慾斎)が、自生地と勘違いして命名してしまったようですね・・・
大文字草


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センダイトウヒレン(仙台塔飛廉)
2007/10/04(Thu)
きょうは晴れて、午後からは曇りました。
  森の小道にひっそりと、センダイトウヒレン(キク科)が咲いていました。小さな花火を思わせる姿は、秋の森にはちょっぴり淋しげでした。でも「仙台」の名が付く所為か、めんこいだけでなく、とてももぞこく感じましたよ。東北~関東の、山地の林下に生育する多年草です。オオダイトウヒレンの変種と言われますが、こちらに「ヒレ」はありません。仙台市が基準産地である事から、和名と学名にその名が付けられています。名は、仙台に生えるトウヒレン[「塔」の様に背が高く、「飛廉(中国の想像上の鳥/頭は雀に似るが角があり、体は鹿の様で豹紋があり、尾は蛇に似る)」に似た草]の意だと言うのですが、この可憐な花からそれを想像するのはとても無理な感じですよね・・・
仙台塔飛廉 霧に浮ぶ蕃山を望む

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アケボノソウ(曙草)
2007/10/03(Wed)
きょうは、大体晴れました。
  森の小湿地に、アケボノソウ(リンドウ科)が咲いていました。近寄ると、蜜を求めて蟻等の虫達が集まっていました。花の黄色い斑点が蜜腺溝で、ここから甘い蜜を分泌しています。名は、花冠の模様を夜明けの空に見立てたものだとか。確かに、白み行く空(白の地)に星座が煌いている様にも、闇(黒の班)を裂いて、日(黄の班)が昇っている様にも見えて来て、そんな「小さな空」の中に吸い込まれそうでしたよ・・・
曙草


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ミヤマガマズミ(深山莢蒾/深山鎌酸実)
2007/10/02(Tue)
 きょうは、曇りのち晴れ。
 いつの間にか、山のあちらこちらでミヤマガマズミ(スイカズラ科)の赤い実が目立っていました。も少し熟した後に作る、薄紅色の果実酒が美味いんですよね。名の通り、ガマズミより深山に生え、花や実の時季も少し早い傾向にあります。葉先が尖り、余り毛がないのも、ガマズミとの相違点ですね。因みにガマズミの名は、漢名キョウメイ(莢蒾)がカメ→ガマに転訛し、ズミは実が酸っぱいからだとか、枝を鍬の柄に使っていたので「カマ」となり、果実を染料に使っていたので「ゾメ」が付き、カマゾメがガマズミになった等、色々と言われている様ですね(下右は近くにあったガマズミ)・・・
深山莢蒾 莢蒾


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