ヤスマツトビナナフシ(安松飛七節) と紅葉
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2007/11/30(Fri)
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きょうは良く晴れて、暖かくなりました。
明るい森の小楢の幹に、ヤスマツトビナナフシ(ナナフシ科/宮城県レッドデータで準絶滅危惧(NT))の雌がいました。力無げに縋り付いていましたが、紅葉の森では、緑の小枝や草に紛れる「隠蔽的擬態」は無理な様で、直に見つかってしまいそうでした。幼虫も成虫も小楢や栗等の葉を食べて暮らしていますが、元々は熱帯~亜熱帯に分布する種なので寒さには弱い様です。ナナフシ同様、雌だけで単為生殖を行うものが多く、雄は中々見つかりません。不思議と南西諸島の亜種には、有性生殖をする者が多い様ですね・・・ きょうは、三居沢の樅林近くの紅葉が、見頃になっていましたよ… ![]() ![]() スポンサーサイト
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バイカツツジ(梅花躑躅)の紅葉
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2007/11/12(Mon)
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きょうは朝から日差しが戻り、晴れ時々曇りでした。
森の林床の所々で、バイカツツジ(ツツジ科)が茜色に紅葉していました。小さくて目立ちはしませんが、屈んで見上げると揺らめいて、夕焼け空を行く朱鷺の群れの様でした。名は、梅雨時に咲く花が梅を連想させる事に因る様ですね・・・ ![]() |
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ウリハダカエデ(瓜膚楓)
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2007/11/07(Wed)
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きょうは晴れ上がって、気温も上がりました(18.2℃)。
山全体の紅葉はまだまだですが、展望台下のウリハダカエデ(ムクロジ科)が紅葉していました。赤紫~深紅~黄~黄緑と微妙な色合いを見せながら、暖かい陽光を燦々と浴びていました。名は、緑筋のある滑らかな木肌がマクワウリに似ている事に因りますが、これは若木の証で、古木では褐色になります・・・ ![]() ![]() |
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ツルウメモドキ(蔓梅擬)
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2007/11/03(Sat)
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きょうは、良く晴れました。
藪地の木々のあちらこちらから、ツルウメモドキ(ニシキギ科)の果実が下がっていました。鬼灯を無数に連ねた様な華やかさで、遠目には花が咲き乱れているかの様です。良く花材にされるだけの事はありますね。名の由来は、蔓性で葉や若枝がウメに似ているからとか、果実や葉がウメモドキに似ているから等と言われている様ですね・・・、 ![]() |
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ムキタケ(剥茸)
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2007/11/01(Thu)
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きょうは、曇り時々晴れ。
沢の倒木に、今年もムキタケ(キシメジ科)が出ていました。まだ、然程大きくはありませんが、沢の水分を一杯吸ってしっとりと、色付き始めた森に溶け込んでいました。少し採って持ち帰り、茸汁にして美味しく頂きました。名は、表皮が剥け易い事に因りますが、この皮と肉の間のゼラチン層が、滑りと旨味になるのでしょうね・・・ ![]() |
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