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コゲラ(小啄木鳥)
2008/01/31(Thu)
今朝はうっすら雪がありましたが、日中は良く晴れて、時々小雪が舞いました(0.3~5.5℃)。
 藪の外れの枯木立で、コゲラ(キツツキ科)が幹を突いていました。雌雄二羽がギーギー鳴き交わしながら、木から木へと飛び移り、あちこちコンコンしては虫を探していました。後からは、シジュウカラ等のカラ類の群れがやって来て、その群れが去っても、名残惜しそうにギーギー言い合っていましたよ。日本最小の啄木鳥で、全国の平地~山地の林に生息し、昆虫の他、木の実も食べ花蜜も吸います。国内に9亜種いますが、青葉山に居るのは本州中部以北に分布する亜種コゲラ(ホンシュウコゲラ)です。 昔は山の鳥でしたが、最近では市街地の公園等でも見られるようになって来ましたよね・・・
コゲラ せ・ん・だ・い
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シュンラン(春蘭)の花芽
2008/01/30(Wed)
きょうは、風はあったものの良く晴れて、とても暖かくなりました(0.4~7.9℃)。
 弥生は三月並の陽光を浴びて、道端のシュンラン(ラン科)の花芽が、大きく膨らんでいました。いつの間にか、長さも小指程にまで伸びて、開花の準備を着々と進めている様でした(花は四月のお楽しみ)。常緑草本で、北海道~屋久島に分布しています。名は、「春に咲く蘭」の意味もありますが、元々は中国原産の「春蘭」(芳香の強い別種)に由来する様です。 又、別名の「ホクロ」は、唇弁の斑点が黒子に似ている事に因り、「ジジババ(ズンドバッパ)」は、ずい柱を爺に唇弁を婆に譬えたもので、縁談の席等に「蘭茶」が出されるのもそれ故だとか・・・
 その傍らの路肩には、大きな氷柱が沢山出来ていて、春と冬が同居している様でしたよ…
春蘭の花芽 氷柱

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コクサギ(小臭木)
2008/01/29(Tue)
きょうは、一日曇りでした(0.9~6.9℃)。
 川岸に、コクサギ(ミカン科)が実を付けていました。と言っても、四つや三つに分れた部屋にはもう黒い種子は無く、何処か遠くに弾き飛ばされた後の様でした。雌雄異株ですから、勿論これは雌株です。本州~九州の渓谷等に生育する落葉低木で、谷沿いを藪漕ぎしたりすると、その香りで直ぐ分ります。名も、枝や葉に独特の匂いがあり、クサギ(クマツヅラ科)より小振りな事に因ります。有毒植物で、葉を煎じた汁は殺虫効果があり、ダニの駆除薬等として使われます。匂い消しや虫除けにもなったので、昔から家の周りにも植えられて来ました。オナガアゲハやカラスアゲハの食草でもありますよね・・・
小臭木

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バッケ(蕗の薹)
2008/01/28(Mon)
きょうは晴れ時々曇りで、少し暖かくなりました(-0.8~7.1℃)。
 雪の残る草原のあちこちに、バッケ[仙台でフキノトウの事/フキ(キク科)の花茎]が顔を出していました。名は、アイヌ語のpakkay[子を負ぶう(様な姿)の意]に語源がある様ですが、見ていると、アイヌの昔話に登場するコロポックル[フキの下にいる人の意]そのものの様にも見えて来ます。フキはサハリン~九州の他、朝鮮、中国にも分布し、古来各地で野菜として採取、栽培もされて来ました。北方に生育するアキタブキは高さ2mにもなり、それ故にコロポックルやトンチトンチ(サハリン)等の小人伝説も生れたのでしょう(嘗て実在したとの説もありますが)?。「まだかな」と思いつつ、一つだけ採って、バッケ味噌にして美味しく頂かせて貰いましたが、春の香りが口一杯に広がりましたよ…
蕗の薹       伐り捨てられる木々

青葉山からは少し離れますが、きょう遂に、青葉通りのが伐られ始めました。ついでに、と言う事なのか、西公園側の他の木々まで伐られていました。通りがかりの人が「いつかきっと罰が当たるよ」と言っていましたが、何の罪もない多くの市民に禍が降りかかりそうで、腹立たしいばかりですね…
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『オオタカの営巣地で計画されている地下鉄東西線「青葉山地区工事」についての質問状』に対する回答
2008/01/28(Mon)
 昨年12月25日に提出した、『オオタカの営巣地で計画されている地下鉄東西線「青葉山地区工事」についての質問状』に対する仙台市の回答が届きました(下記:オオタカ営巣に関する情報は伏字「かかかか」にさせて頂きました)。 昨日(1/27)緊急会議があり、今後充分に検討の上、二月中にも再質問・要望等を纏めた上で、仙台市との話し合いの場を求める、と言う事になりました。仙台市への再質問・要望に関するご意見等ありましたら、下記又は aobaten@leaf.ocn.ne.jp まで寄せください。  〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 
回答-1 回答-2 回答-3 回答-4
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カワラヒワ(河原鶸)
2008/01/27(Sun)
今朝は又うっすら雪が積りましたが、昼間は良く晴れました(-4.4~4.4℃)。
 崖崩れ跡のヤマハンノキに、数羽のカワラヒワ(アトリ科)が止っていました。 ピンクの嘴をあっちこっち向けながら、キリキリコロコロ鳴いていました。スズメ大で、鶸色の体に翼の黄斑が特徴です(写真では分りませんが)。カムチャツカ~中国南部に分布し、日本では九州以北で繁殖する亜種コカワラヒワ(写真)と冬鳥として渡来する亜種オオカワラヒワ(三列風切の白色部が目立つ)に分類されます。市街地の公園や河原等でも普通に出会えますし、冬には大群も観察されます。名は、河原に住むヒワ(鶸=形が繊弱(ひわやか)、細くたおやか、弱々しい)の意の様ですね・・・
 きょうの竜ノ口峡谷「人面岩」付近(東西線橋梁予定地)は、氷雪で白く静まり返っていましたよ…
河原鶸 雪の人面岩(東西線橋梁予定地)

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シメ(鴲・蝋嘴)
2008/01/26(Sat)
 きょうは晴れたり曇ったりで、一時風花が舞いました。
 木々に絡まるツルウメモドキに、数羽のシメ(アトリ科)が来ていました。実をころころ嘴で回しながら、少し食べては傍の木の枝で休んでいました。丸々と太って、北国に帰る春の準備をしている様でもありました。ユーラシア中部に広く分布し、日本では北海道で繁殖する他、本州以南に冬鳥としてやって来ます。落葉広葉樹林を好み、市街地の公園等でも出会う事が出来ます。青葉山でも、広瀬川沿い等に普通にいて、単独か小群で暮します。エノキ、カエデ等の種子を主食にして、美味しそうな果実があっても果肉は食べず、太い嘴で種子を割って中身だけを食べている様ですね・・・
鴲 雪の北斜面.

シメ(アトリ科)
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キツネ(狐)
2008/01/25(Fri)
今朝は未だ暴風と雪が残っていましたが、日中は良く晴れて、穏やかな一日でした(-2.3~3.2℃)。
 山道に沿ってキツネ(イヌ科)の足跡が続いていました。辿って行くと、野兎の足跡と交錯した後、二つが重なり合って、そのまま藪へと消えていました。狐は追い駆けて兎を捕えたのでしょうか?兎は狐から逃げる事が出来たのでしょうか?心配な事に、青葉山ではどちらも年々数を減らしている種です。 勝手ながら、両種とも折り合いを付けながら、しっかり生き延びて行って欲しいものです。ユーラシア~北米に分布し、日本でも殆どの地域に生息しますが、四国では稀です。北海道産をキタキツネ、本州産をホンドキツネとして区別する事もあります。主にノネズミ類、ノウサギ、鳥類を捕食し、果実類も食べます。青葉山では、広瀬川に接する崖地等に巣穴が確認され、繁殖情報もあります。食物連鎖の最高位にある狐の生息・繁殖は森の豊かさの証なのですから、いつまでも生き抜いて行って欲しいものですね(中の写真は、三居沢の自動カメラで撮られたもの)・・・
 今朝の三居沢は、岸辺中の飛沫が尽く凍っていましたよ…
狐足跡 狐 飛沫氷

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キヅタ(木蔦)
2008/01/24(Thu)
きょうは、午前中は晴れ間もありましたが、午後は猛吹雪になりました(-2.5~3.3℃/瞬間風速27.5m!)。
 川岸のハリエンジュの幹に、キヅタ(ウコギ科)が這っていました。雪が吹き付ける黒白の風景の中で、青々とした葉はとても目立ちます。北海道南部~沖縄、朝鮮に分布する常緑の蔓植物で、色々な物に這い上ります。茎の各所から気根を出して付着し巻き付かないので、締め付けて寄主を枯らす事は少ない様ですね。這う樹木は落葉樹が多く、寄主が葉を落す期間に効率良く光合成を行っているとも言われています。名は、夏緑性のツタに対して木本的である事に由来し、別名のフユヅタは、冬にも葉がある事に因ります。有毒植物でもありますから、気を付けましょうね・・・
晩方の三居沢は、久々の地吹雪になっていましたよ…
木蔦 地吹雪

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マイマイガ(舞々蛾)の卵塊
2008/01/23(Wed)
きょうは、曇りがちで一時雪も舞いましたが、それほど寒くありませんでした(-2.6~2.8℃)。
 先日の観察会でも(昨夏には産卵が)見られましたが、リョウブの木の幹に、マイマイガ(ドクガ科)の卵塊が付いていました。上の方を鳥に突かれた様ではありましたが、暖かそうなそうな毛に覆われて、春の孵化が待ち遠しそうでした。卵塊は、200~300粒の卵の集まりで、ふかふかの表面は雌の尾端の毛なのだそうです。幼虫の食草は、広葉樹から針葉樹まで300種以上と言われ、時に大発生して森林被害を及ぼします。名は、雄が雌を求めてひらひら飛び回る姿に由来します。別名のブランコ毛虫は、若齢幼虫が分散する際、糸を吐いて下垂する事に因る様です。尚、ドクガ科には属していますが、毒はない様ですね・・・
 舞舞蛾の卵塊 
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ウグイス(鶯、鴬)
2008/01/22(Tue)
きょうも良く晴れて、時々風花が舞いました(-4.4~3.6℃)。
 藪に沿った道端で、ウグイス(ウグイス科)が食事をしていました。時々ジャッジャッと鳴きながら、落葉の下の虫や植物の種子等を夢中で探していました。日本の他、中国東北、ウスリー、サハリン、クリル、朝鮮、フィリピン等に分布します。三鳴鳥の春告鳥ですから、春にばかり目立ちますが、日本ではほぼ留鳥ですし、青葉山でも一年中出会えます。繁殖期以外は、藪の中で地味な姿で過しているので、中々気付かれないんですね。只、町中でも川でも山でさえ、藪が「暗い、汚い、邪魔だ、危険だ」等と無暗に刈られ、激減しています。藪が守られ、鶯が何時までも身近な鳥であって欲しいと願うばかりです。あちこちから鶯の声が木霊する、蝉時雨ならぬ「鶯時雨」の春が待ち遠しいですね・・・
鶯

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トチノキ(栃、橡、栃の木)の芽
2008/01/21(Mon)
 きょうは大寒。今朝もうっすら雪はありましたが、日中は青空が広がりました(-2.3~2.6℃)。
 谷筋の小道にトチノキ(ムクロジ科)の幼木が生えていました。1m程の高さにある大きな冬芽の帽子は、陽を浴びててかてか光り、葉痕は顔に見えるので、高そうなターバンを付けたアラビアかインドの富豪(のお坊ちゃん)の様でもありました。北海道西南部~九州の、山地の谷間等に分布する落葉高木で、25m以上にもなります。冬芽がペトペトの粘液に覆われるのは、寒さや乾燥、虫の食害から芽を守る為と言われます。名の由来は不明ですが、アイヌ語の「トチ=木の実(総称)の意」が語源との説もある様です。青葉山には、自生種の他に、宮教大構内にも沢山植えられていますよね・・・
栃の木

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ルリビタキ(瑠璃鶲)
2008/01/20(Sun)
 今朝も寒かったものの、一日良く晴れて少し暖かく感じました。(‐3.6~5.0℃)。
 雪が斑に残る藪の地面で、ルリビタキ(ツグミ科)が食べ物を探していました。どうも、雄の若鳥の様で、こちらに気付いても逃げる様子もなく、逆に数m先をくるくる回りながら、好奇心一杯の円らな瞳で見詰められてしまいました。ユーラシアの亜寒帯やヒマラヤ、日本では北海道、本州、四国の高山で繁殖し、冬期は山麓、丘陵、暖地に移動します。 名の通り、成鳥雄は瑠璃色で脇腹が橙色ですが、雌は尾だけが青く、きょう出会った様な若い雄も雌同様の地味さで(でも、翼角部には青味があって橙も濃い)、綺麗に青くなるまでに3年以上掛かると言われています。青葉山では、藪地を中心に数多く越冬していて、あちこちから、ジョウビタキに良く似たヒッヒッ、等と言う声(地鳴き)が聞かれます。冬でも群れは作らず、暖かな朝等にはヒッチョロチョロリと、囀る事もあるんですよ・・・
瑠璃鶲/♂若

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ノスリ(鵟)
2008/01/19(Sat)
昨晩降っていた雪が少し積もって、今朝は今冬一番の冷え込みになりましたが、日中は穏やかに晴れました(-4.9~3.5℃)。
 展望台の下の小楢の木に、ノスリ(タカ科)の若鳥が止っていました。朝陽を浴びながら、周りをキョロキョロしていましたが、獲物を探しているのでしょうか?それともこちらが気になるのでしょうか?日本全国の森林に生息し、隣接する草原や農耕地を狩場にしています。野鼠を良く食べますが、他に土竜等小型哺乳類、鳥類、蛇、蛙、昆虫等も捕食します。名の由来は、「野をする」様に飛翔するからとも言われますが、それはチュウヒ(中空を飛翔するの意)の事で、本種と名前が入れ替わっているという説もある様ですね。別名、マグソダカとも呼ばれ、タカの仲間では鳶と共に 少々軽く見られがちなノスリですが、生態系食物連鎖の頂点に立つ、列記とした猛禽です。彼等の存在そのものが、この山の餌の豊富さ=自然度の高さの証なのですから、もっと脚光を浴びたって良さそうものですよね・・・
 三居沢の不動滝が大分凍ってきたので、大勢の人達が見物に来ていましたよ(完全結氷にはもう少しですね)…
鵟 不動滝
 
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ウスタビガ(薄足袋蛾・薄手火蛾)の繭
2008/01/18(Fri)
 今日は一日中寒くて、細かい雪が降ったり止んだりした後、晩方からは本降りになって、今少し積っていますよ(-4~0.6℃)・・・
 木の枝にウスタビガ(ヤママユガ科)の繭が下がっていました。沢山あった物の殆どが、強風等で何処かに消えてしまった中で、冬枯れの林間に残った、鮮やかな黄緑色の繭はとても目立って嬉しくなります。日本の殆ど全土に分布し、卵の状態で越冬、春に孵化した幼虫はコナラ等色々な広葉樹の葉を食べて育ち、六月頃蛹(繭)に成って、秋に羽化します。名の由来は、成虫の翅が薄い足袋の様に見えるからとか、繭の形が手火(=手提灯)に似ているから等と言われ、別名の山叺(ヤマカマス)は、繭が叺(むしろを二つ折りにして左右の両端を縫い閉じたもの)に見える事に因る様ですね・・・
薄足袋蛾の繭 山桜の雪

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マンサク(万作・満作)咲き出す
2008/01/17(Thu)
 きょうも青空は広がったものの、時折雪が強風と共に吹きつける寒い一日でした(-3.5~1.7℃)。この所、毎朝うっすら雪があって(と言っても1cmにもならないけれど)、昔の仙台を思い出します。冬の朝は何時でも、某かの雪がありましたっけ・・・
 相変わらずの暖冬とは言え、一時的な厳寒の下で、マンサク(マンサク科)が咲き始めていました。いつも、山で一・二番に咲きだす三居沢の階段の先の木です。黄色いリボンをくるんと解けさせながらも、「ほんとに良いのかしら?」と逡巡しているように見えました。春は確実にやって来ているようです。名の由来は、花が枝に満ちる様から「満咲く」等色々ありますが、私達には東北弁の「先んず咲く」から、と言うのがしっくりしますよね・・・
尾根道は、霜だらけでしたよ…
一番万作 尾根の霜

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ジョウビタキ(尉鶲・常鶲)
2008/01/16(Wed)
 きょうも良く晴れましたが、寒風が吹いて寒い一日でした(‐1.2~4.2℃)。
 河原に、ジョウビタキ(ヒタキ科)の雄がいました。橙のシャツに黒い燕尾服で、石台に乗ってヒッヒッヒッとリズムを取ると、まるで派手めな指揮者の様でした。チベット~東シベリア、極東アジア等で繁殖し、非繁殖期は日本の他、中国南部~インドシナ等で越冬します。日本特に東北には主に沿海地方やサハリン、クリルから、冬鳥としてやって来ます。都会の公園等でも良く見られる身近な冬鳥で、雄も雌も縄張りを作って過します。昆虫やクモの他、冬には木の実や種子も良く食べます。名は、頭部の毛が銀色なのでジョウ(尉=白髪の爺)、火打石を叩く様な声からヒタキ(鶲=火焚き)と成ったと言われている様ですね・・・
 広瀬川の岸辺(青葉山の麓)では、あちこちが白く凍っていましたよ…
尉鶲 広瀬川

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キヒラタケ(黄平茸)
2008/01/15(Tue)
 きょうは良く晴れましたが、風があって気温程暖かくはありませんでした(‐0.9~5.3℃)。
 真冬だと言うのに、枯木にキヒラタケ(ヒラタケ科)が出始めていました。未だ小さく縮こまっていましたが、フリース地の暖かそうなセーターが似合っていました。傘を大きく開いて扇や団扇の様になると、襞の琵琶色が一層鮮やかに見えます。食不適(無毒)とは言え、以前、美味しそうだったので食べてみましたが、図鑑に有るような不快臭もなく、旨みはあるので出汁位は取れそうでした。只、毛がもそもそして、しかもゴムみたいで無理に食べる程でもなく、一生懸命朽木を分解して 森の再生に役立っているだけで十二分だと思いましたよ・・・    この数日の寒さで、三居沢の不動滝も大分凍っては来ましたが、完全氷結には、まだまだの様ですね(厳寒期には不動明王も氷下に隠れてしまいます)・・・
 黄平茸 不動滝

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テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)
2008/01/14(Mon)
今朝はこの冬一番の寒さで、昼間も気温は余り上がりませんでした(-4.6~2.2)。
 大学の非常階段の隅で、テントウムシ(テントウムシ科)が冬越ししていました。黒地に赤星や赤地に黒星の色んな模様が、面白くて綺麗でした(二紋型・四紋型・紅紋型等)。ナミテントウとも言われ、アジアに広く分布し、ナナホシテントウと並ぶテントウムシ科の代表種です。成虫で越冬するのですが、きょうの様な寒さに耐えてじっと春を待つ姿は、とても健気です。名は、太陽に向かって飛んで行く事から、太陽神の天道に由来するのだとか…
天道虫
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オオタカの営巣地で計画されている地下鉄東西線「青葉山地区工事」についての質問状
2008/01/14(Mon)
 下記は、昨年12月25日に、仙台市に提出した質問状です。
 昨日の新年会でも要望がありましたが、皆さんから、「その後の状況が知りたい」「市とのやり取りを公表してほしい」等の意見が多く、公開することにしました(ただし、オオタカに関する情報部分は伏字「かかかか」にしました)。まだ、市からの回答を待っている段階ですが、市に対する意見・要望等ありましたら、どうぞ今後もお寄せください。

仙台市長 様
仙台市交通局「東西線建設本部」
部長 様
                                          青葉山の緑を守る会
                                          代表  植村千枝

オオタカの営巣地で計画されている地下鉄東西線
「青葉山地区工事」についての質問状

Ⅰ. 経過 当会は、地下鉄東西線がまだ「計画」の段階にあった1998年より、青葉山周辺(竜ノ口峡谷と旧青葉山ゴルフ場を含む)において定期的にオオタカ(環境庁と宮城県レッドデータブックで準絶滅危惧(NT))の生態調査を繰り返してきました。これは、この地域が、国指定天然記念物東北大学植物園と同様のモミ天然林や急峻で複雑極まる美景観の竜ノ口峡谷を有する「仙台市の宝」と言うべき場所であるにもかかわらず、地下鉄東西線をはじめ、東北大学キャンパス移転、市都市計画道路などの大規模開発が予定されていたために、市民の立場からの「調査・記録」が緊要と思われたからでした。とりわけオオタカは、周年観察され、毎年のように市有林、西部国有林、東北大学植物園、竜ノ口峡谷、八木山などで営巣を繰り返してきましたが、最近(2005~2007年)は、東西線ルート付近を営巣地として利用しています。特に昨年からは二年続けてかかかかかかかかかかかかかか営巣し、繁殖に成功していることは、貴局の調査によっても確認されているはずです。
 この橋梁建設予定地である竜ノ口峡谷は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」にも指定され、市長も、地下鉄建設に係る環境影響評価準備書に対して、「…前略…青葉山、広瀬川及び竜の口渓谷等の一帯は、国指定天然記念物及び史跡をはじめ広瀬川の清流を守る条例の環境保全区域や風致地区などに指定されており、本市中心部に近接しながら豊かな自然環境が維持されてきた貴重な地域であることから、周辺の自然との調和と生物生息環境の保全に十分配慮するよう求めるべきである…後略… 」と、述べられています。
もし竜ノ口橋梁工事が現計画のまま実施された場合、絶滅危惧種であり、「杜の都」仙台の象徴ともいえるオオタカを絶滅においやり、カモシカ(国指定特別天然記念物)やテンなどの生息・往来の地「生態系の道」を分断することが予想されますし、大規模な土木工事による土砂流出・崩壊なども危惧されています。
しかし、先日(2007年11月11日)、当会が企画しました『地下鉄東西線[青葉山地区]工事説明会』において、貴局による「説明」が行われ、当会会員など参加者との間に質疑応答がありましたが、「オオタカの営巣地周辺樹木の伐採は、少なくも今後一年はない」こと以外、当会が納得できるような明確な回答はありませんでしたので、改めて文書による速やかな回答を求めます。


Ⅱ. 質問 下記の諸点について回答を求めます。

                            記
1. 先日の「工事説明会」では、「オオタカの営巣地周辺樹木の伐採は、少なくも今後一年はない」とのことでしたが、それは事実ですか。

2. かかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかか工事予定地は、青葉山で最も貴重な自然が残る地域の一つであり、カモシカ、テン、キツネ、タヌキなどの生息地(痕跡も多い)、及び往来経路(生態系の道)の「要」とも言える地域であり、付近がヒメギフチョウ(環境庁レッドデータブックで準絶滅危惧(NT)、宮城県カテゴリーでは絶滅危惧Ⅱ類(VU))の繁殖地でもあることから、工事は中止されるべきであり、もし工事を行う場合には、「橋梁ではなくトンネルにする」または「橋梁を完全防音構造にする」ことが最善と思われますが、そのようなお考えはありませんか。

3.貴局は、8月23日の記者会見で、「法定基準の最大10倍に当たる1ℓ当たり0・10mgのカドミウムが、地下鉄東西線青葉山地区の建設現場の地下20~30mの地層(竜ノ口層)で検出された」と発表されましたが、先日(11月11日)の『地下鉄東西線[青葉山地区]工事説明会』では、「竪坑最深部である38mよりずっと深い場所で検出されているので安全だ」との回答でした。もし前者が正しいとすると、安全ではなく、極めて重大な問題ということになりますが、そのどちらが真実ですか。

4.先日の『工事説明会』では、「建設工事に伴う排水を、青葉山地区・二十人町の沢で行う」との回答でしたが、カドミウム、ヒ素など重金属各種の流出が危惧されるうえに、「広瀬川の清流を守る条例」にも抵触すると思われますが、どうお考えですか。

5.当会は、「都市計画道路・川内旗立線の青葉山地区の計画は凍結されている」と理解していましたが、計画されている竜ノ口橋梁が、凍結されている筈の都市計画道路との二階構造になるのは何故ですか。また、もし当会の認識が誤りで、「計画が凍結されていない」場合は、「計画」の、現在の進行状況をお教えください。

6.オオタカの営巣地である竜ノ口橋梁計画地における、工事の際や地下鉄運行時の騒音値をどう予測していますか。具体的な数値でお答えください。

7.上記(6)の予測に加えて、都市計画道路・川内旗立線が建設された場合の騒音値をどう予測していますか。具体的な数値でお答えください。

8.もし竜ノ口橋梁工事を現計画のまま実施する場合、現地は急傾斜地であり、工事用道路を造る際に大規模な土木工事が必要となり、降雨時の土砂流失、特に豪雨による大規模流失が予測・危惧されますが、自然破壊を最小限に留める対策(ケーブルクレーン工法やケーブルカーを敷設しての工事など)は検討されましたか。検討した場合は、その詳細な結果、見積書などを公表してください。

9.竜ノ口峡谷周辺は、「竜ノ口層」を代表とする軟弱地層が連続しており、崖崩れが日常的に発生しています。そのうえに、現在、八木山橋下流の北側斜面が大崩壊し、竜ノ口峡谷が完全に埋まる状態のままになっています。この崖崩れは、天守台上部の、200mにわたる車道法面崩落とも関係する極めて重大なものとも考えられます。このような大規模崩壊が地下鉄東西線の竜ノ口橋梁工事によっても誘発されることが予測・危惧されますが、どうお考えですか。

10.もし工事を現計画のまま実施した結果、この地区でのオオタカの営巣・繁殖が途絶えた場合、オオタカやその他の希少動植物が地域的に「絶滅」した場合、または大規模崩壊などの災害が発生した場合、誰がどのように責任を取るおつもりですか。
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一月観(視)察会
2008/01/13(Sun)
 きょうは、期待した程の雪にはなりませんでしたが、粉雪が舞い散る寒い会でした。でも、大勢の参加者で溢れ、楽しい一時になりましたよ。
 大学構内のトチノキは大きな芽をテカテカきらきらと輝かせ、巨大なシャンデリアの様にも見えました。森に入ると小道にはうっすらと雪が積り、水溜りはしっかりと凍っています。入口付近では、昨日もいたホソミオツネントンボを探しましたが、残念ながら見つかりません。その代わり、木の実はまだまだ沢山残っていて、ウメモドキやツルリンドウ、ミヤマガマズミ、ヤブコウジにツルアリドオシ、シラキ、ヤブムラサキ、サルトリイバラやオオバジャノヒゲ等々色々楽しみました。特に、ナツハゼやツクバネは、多くの方が味を楽しめましたね(鳥達の分を少し奪ってしまいましたが・・ゴメン)。
イヌツゲの実と虫こぶ ウチワタケ ツクバネ 何だこりゃあ?!.

 動物達の痕跡は、雪の少なさもあって足跡はカモシカ、キツネ位でしたが、食痕はカモシカ、リス、アカネズミ等、糞はテン、イタチ等のものを見つけることが出来ました。クヌギやイヌツゲ、マンサク等の他、ヤマツツジのあったかそうな虫こぶ、マイマイガの卵嚢やヤママユ、カレハガの繭。様々な顔を見せる冬芽とその葉痕達。木肌に黒々と不思議な模様を描くコウヤク病の班。木々の梢をチーチー鳴きながら移動して行くヒガラやエナガにコガラやヤマガラ。道端で草の実を啄むミヤマホオジロの群れ。時折、強風にウォーウォー大声で泣いている様だった森の木々等・・・皆さんにはどんな出会いがあったでしょう?どんなものや光景が印象に残りましたか?(尚、ciao66様のブログペンギンの足跡Ⅱにも詳しい観察記がありますので、是非ご覧下さい))
マイマイガの卵嚢 イタチの糞 新年会でV! 雪の道

 散策後は、管理センターで新年会があり、それぞれの青葉山への思いを語り合いました。昨年末に仙台市に提出された『オオタカの営巣地で計画されている地下鉄東西線「青葉山地区工事」についての質問状』についても話されましたが、「青葉山の自然を守りたい」との皆の気持ちが詰まったものなのですから、しっかりと受け止めて頂いて、これが「工事見直し」のきっかけになってくれればと願うばかりです…
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ハリギリ(針桐)
2008/01/12(Sat)
 きょうは久し振りに、一日雪降りでした(-0.9~2.5℃)。
 展望広場のハリギリ(ウコギ科)の木が、雪に塗れていました。吹雪にも負けずすっくと立つ幹の下部を見ると、短い枝に紅葉の様な葉が震えていました。短枝の筋一つが一年の成長を示すのですから、この枝が出始めてからだけでも優に30年は経っている勘定です。日本の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の山地に自生する落葉高木で、大きくなると25mにもなります。名は、特に若木に針状の棘があり、古くから家具用材として桐の代用にされた事に因ります。仏壇や下駄、賽銭箱、和太鼓等の材としても利用される様です。別名は、センノキ、ヤマギリ、テングウチワ等。夏に咲く花も実もヤツデにそっくりで、若芽は美味しい山菜ですよね・・・ 
針桐 吹雪の展望台からの眺め

明日(1/13(日))は、今年初の定例の観(視)察会です↓。
雪景色を眺めつつ、動物達の足跡や糞等の痕跡、冬芽等を観察します。又、色んな出会いがあるといいですね・・・
(解散後、管理センターで新年会を行います。皆さんから寄せられたご意見を取り入れ、昨年末に仙台市に提出した「地下鉄東西線[青葉山地区]工事に関する質問状」についてもお話できれば、と思っています)
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センボンクヌギタケ(千本櫟茸)
2008/01/11(Fri)
 きょうは大体曇りましたが、昨日より暖かくなりました(‐0.5~7.4℃)。
 いつも通る小楢の洞に、センボンクヌギタケ(キシメジ科)が出始めていました。寒々した周りの風景とは裏腹の瑞々しい佇まいで、嬉しくなりました。毎冬、今頃から厳冬期にかけて、雪を被ろうが氷柱が下がろうが平気な顔で、活き活きと群がり生えています。図鑑等で「針葉樹の切株に生える」とされますが、広葉樹からも発生します。小さいですし(傘径5~15mm)食毒不明と言われますが、癖がなくて食べる方もいる様です。傘色は、灰色~茶色っぽいものまで色々ありますが、その差は何なのでしょう・・・
千本櫟茸
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ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)
2008/01/10(Thu)
 今朝は漸く寒くなり、昼間は晴れましたが余り暖かくなりませんでした(‐2.2~5.1℃)。
 道端のオトコヨウゾメに、ホソミオツネントンボ(アオイトトンボ科)が止っていました。枯枝そっくりの姿(保護色)でじっとしているのですから、出会えただけでも幸いでした。4cmにも足りぬ小さな体を、風花が飛ぶ寒風に負けまいと、枝に懸命に縋っていました。北海道中部~九州の他、朝鮮、中国等に分布しますが、 暖地性で、東北では産地が限られる希少種です。名は、細身のオツネントンボ(殆どの蜻蛉が幼虫または卵で越冬するのに対し、成虫で越冬=越年(エツネン)する事に由来)の意です。冬を越えて春になると、特にオスは体全体が美しいコバルト色に変わるんですよ…
細身越年蜻蛉

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アカネズミ(赤鼠)
2008/01/09(Wed)
きょうは晴れたり曇ったりで、時々北西風に乗って小雪や氷雨が舞い落ちました。
 遊歩道の脇にある、小さな穴の入口に、鬼胡桃の殻が落ちていました。両側に二つの穴が開いている、鼠特有の食痕です。ここでは以前、アカネズミ(ネズミ科)が何度か目視されていますから、その痕跡の様です。外の様子を気にしながら、ここでカリカリ齧っていたのでしょうか。全国の高山~平地まで広く分布し、森林や河川敷等に生息します。植物の根茎・種子・果実・昆虫等を食べ、団栗や胡桃を貯食するので、森林更新に大きな役割を果たしています。名は、体色が赤っぽい事に因りますが、良く似たヒメネズミより一回り大きく、尾は相対的に短めです(右写真は三居沢の自動カメラで撮影されたもの)・・・
鬼胡桃(赤鼠の食痕) 赤鼠


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コバギボウシ(小葉擬宝珠)の果実  
2008/01/08(Tue)
 きょうも晴れて、春の様な陽気でした(0.3~10.7℃)。
 遊歩道の道端で、コバギボウシ(リュウゼツラン科)が立ち枯れていました。朝陽を受けて輝く様は、お伽話に出て来る金の御弊の様にも見えました。良く見ると、くの字に開いた果実には黒い種子も未だ残っていて、旅立ちの時が待ち切れぬ様でした。7~8月の花後に稔って、翼を持つ種子を作りますが、その後茎上部に長く残って、風で散布されるのを待ち続けます。名は、葉が小型のギボウシの意で、そのギボウシは、若い蕾の様子が橋の欄干の「擬宝珠」に似ている事に因る様ですね・・・
小葉擬宝珠

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エゴノキタケ(野茉莉茸)
2008/01/07(Mon)
きょうは、曇り後晴れ。   
  枯れかけたエゴノキの幹に、エゴノキタケ(サルノコシカケ科)が生えていました。下から見上げると、鍾乳洞の天井の様でもありますが、良く見ると、迷路の様な不思議な襞が天空まで続いていて、頭がクラクラして来ました。無理して上から見下ろすと、お洒落な扇模様が広がって、とても綺麗でした。日本特産の普通種で、ほぼ年間を通して見る事ができる茸です。チャカイガラタケにも似ていますが、名前の通り、エゴノキの枯木・生木にだけ発生します・・・
野茉莉茸の裏 野茉莉茸の表
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ニホンリス(日本栗鼠)
2008/01/06(Sun)
 きょうも大体晴れましたが、夜になって何と、雨が降り出しました。
 追廻の奥の林のあちこちで、ニホンリス(リス科)に出会いました。皆元気に木の梢から梢に飛び移り、幹を上下に走り回っていましたが、終りに見た一頭は、我等の群れに驚いたのか、暫くじっとしたままでした(「野鳥の会」青葉山探鳥会にて)。本州~九州等に分布する日本固有種で、西日本には少なく、九州ではほぼ絶滅したとされています。低山~平地の森林に生息し、堅果や種子、キノコ、果実や昆虫類、鳥の卵等も採食します。青葉山では、食糧や巣のある赤松や杉、檜、鬼胡桃の木立等で、主として早朝に良く観察されます。夏毛は赤っぽいのですが、冬毛は灰色で耳元に総毛が生えます。秋季、貯蔵の為地中に種子を埋める事に因って(取り残す事も多いので)、森を育てる役割を果たしています・・・
日本栗鼠

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ケヤマハンノキ(毛山榛の木)
2008/01/05(Sat)
 今朝も寒かったものの、昼間は晴れて穏やかな一日でした(-1.6℃~7.4℃)。
 展望台下のケヤマハンノキ(カバノキ科)に、雄花が沢山垂れていました。暖かな日差しを浴びてゆらゆらと、まるでもう早春の様でした。日本各地の他、東シベリア~極東の丘陵・山地帯に広く分布する、雌雄同株・異花の落葉高木です。空気中の窒素を固定する根粒菌と共生するため、痩地でも生きて行く事が出来る上に、成長も早く、土地をどんどん肥やして行く力があります。この展望台周辺の尾根では、 「植生回復」名目で裸地に無理矢理植えられたヤマモミジ等は中々育ちませんが、自生・先駆植物のケヤマハンノキはすくすく伸びて、「展望の邪魔だ」と何度も伐られてしまっています。何の為の植生回復だったのか、首を傾げてしまいます。名は、毛が多く山に生えるハンノキ(ハリノキの転訛と言われ、開墾を意味するハリ(墾)に由来するとの説があるが不明)の意の様ですね・・・
毛山榛の木/垂れる雄花の根元に小さな雌花/茶色い球果は昨年のもの

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ヒガラ(日雀)
2008/01/04(Fri)
今朝も、湿った雪が降りましたが直ぐに融けて、昼間は晴れたり曇ったりでした。
 尾根道の赤松で、ヒガラ(シジュウカラ科)が食事をしていました。何の実なのでしょうか?脚で押えながらコンコン嘴で突いて食べていました。周りにはキクイタダキやコガラがいて、この三者の小群で生活している様でした。ユーラシア中北部に広く分布し、日本では北海道~九州の山地に生息し、主に針葉樹の枝先等で昆虫、蜘蛛、種子等を採食します。シジュウカラにそっくりですが小さく、胸の黒色部が蝶ネクタイ風で、頭には黒い冠羽があります。青葉山ではほぼ留鳥で、繁殖もしていて普通に見られますが(盛夏は奥山に帰る者も多いが)、地域によっては生息数が激減している様ですね・・・
日雀

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ゆきかえる