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ノハナショウブ(野花菖蒲)  
2008/07/02(Wed)
きょうは、晴れたり曇ったりでした。
 森の湿地に、ノハナショウブ(アヤメ科)が咲いていました。古の麗人を想わせる、正に菖蒲色の花々が、陽光を浴びて耀いていました。 北海道~九州の他、朝鮮、中国、シベリア東部等の、山野の湿性草原や湿原に生育する多年草です。アヤメ科の花は皆似ていますが、青~赤紫色の花弁の基部に黄色い筋が入るのが特徴です(アヤメには網目模様、カキツバタには白~淡黄色の筋が入る)。ハナショウブ(花菖蒲)の原種で、名は、野に咲く花菖蒲(ショウブの葉に似ていて美しい花が咲くから)の意です。有毒なので、レンゲツツジ同様、草食動物に食べられずに時に群落を作ります。嘗ては何処でも普通に見られましたが、湿性地の開発等で激減、特に関東以西では自生地が限定されています。東北地方では、花色に微妙な変化が多い上に、江戸花菖蒲古花より古い形体の花も見られ、当地に自生するノハナショウブが、花菖蒲発達の起源だとの見方もある様ですね・・・
  今朝も霧が立ち込めましたが、瞬く間に晴れて行きましたよ・・・
ノハナショウブ 青葉城址から市街を望む(下は寂しくなった追廻住宅)
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ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)
2008/07/01(Tue)
 きょうは、一日良く晴れました。
 森の池畔に、ハラビロトンボ(トンボ科)が沢山飛んでいました。殆どが黄色地に黒縞の、名の通り、腹部の幅が広い者達でしたが(特に雌が幅広い)、中に数頭真っ黒い者も居りました。未成熟個体は雌雄共に同色同模様なのですが、雄は次第に暗色化して、一時的に真黒になるのです。その後、蒼白色の粉を吹き、図鑑でお馴染みの姿に変わります。北海道~九州の他、朝鮮、中国東北部、ロシア沿海地方等の、主に平地や丘陵の池沼、湿原等の、浅い水域に生息します。飛翔力が小さいので、湿地から離れた場所で見るのは稀です。青葉山では普通種ですが、開発等で湿地的環境が激減し、特に北海道や東北では産地が限定されていて、個体数も減少している様です・・・
ハラビロトンボ(♀) ハラビロトンボ(若い♂) 
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