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アズマネザサ(東根笹)
2009/01/31(Sat)
 きょうは一日中雪が降り続き、久し振りに10cm位積りました(0.5~3.7℃)。
 谷間の沢沿いに、アズマネザサ(イネ科)が群生していました。雪に残る狸の足跡がこの笹藪に消えていたのでを少し辿ると、天井が雪のかまくら状になっていて、とても暖かく感じました。中には狸の溜糞(狸達の交流の場)もありましたよ。北海道西南部~九州、特に東北~関東の、丘陵地や河岸沿いに生育する、常緑又は半常緑多年生の笹です。高さ1~2.5mで(稀に5m程になるものも)、根茎は地中を横に這い、茎葉には毛がなく、葉は枝先に3-7枚掌状に互生して付きます。名は、関西に分布するネザサ(根が良く蔓延る笹)に対して、関東に見られる事に因ります。所謂篠竹の代表種で、別名はアズマシノ(東篠)、古名はシノ(篠=総称)。青葉山では、アズマザサと共に多い笹です。この笹藪も、人には邪魔にされるばかりですが、小動物、野鳥達には大切な隠れ処になっています・・・
アズマネザサ 降頻る雪 
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キジ(雉子、雉)
2009/01/30(Fri)
  きょうは、曇り後雨になりました。
  山の斜面で、キジ(キジ科)が餌を食べていました。近付くとまず雌が数翅バサバサと飛び去りました。一羽いた雄は動ずる様子もなく、青緑色に輝く羽と真紅の顔を見せ付ける様に、ゆっくり歩いて採餌を続け、長い尾を上げ下げしながら藪陰に消えて行きました。本州~九州(対馬を除く)の、山地~平地の明るい林、草地、農耕地等に生息する、全長80cm程の(メスは約60cm)留鳥です。日本の国鳥ですが、狩猟鳥でもあり(国鳥が狩猟対象なのは日本のみ)、毎年大量に放鳥されています。嘗てはキタキジ、トウカイキジ、シマキジ、キュウシュウキジの4亜種が自然分布していましたが、放鳥に因り交雑し、北海道や八丈島では、放鳥されたコウライキジが繁殖しています。主に地上で採食し、草の葉や実、昆虫やクモ等を食べ、夜は樹上で塒を取ります。青葉山では周年、広瀬川沿いや林縁、藪地等で普通に見られます・・・
キジ♂ 今朝の山
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シジュウカラ(四十雀)
2009/01/29(Thu)
 きょうは、晴れ後曇りでした。
 森の斜面で、シジュウカラ(シジュウカラ科)の小群が餌を採っていました。こちらに気が付くと周りの木々に飛び上り、遠くに飛び移って行きました。群には、他にヒガラやヤマガラ、エナガ、キクイタダキにコゲラもいて、皆少しづつ遅れながら、同じ方に飛んで行ってしまいました。ユーラシア大陸に広く分布し、一部離島を除く日本全国の山地~平地の森や、樹木のある市街地にも生息・繁殖するほぼ留鳥です。全長は15cm 程のスズメ大。食性は昆虫やクモ等の主として動物食ですが、植物の種子や果実、花蜜、時に花弁も食べます。冬は他のカラ類と混群を作り、他のカラ類と比べて、樹林内の下層や地表等でも採食します。首~腹のネクタイ状の黒い模様が特徴で、雌雄の識別にも使われます(♂が♀より太い)。嘗ては大都市部にはいませんでしたが、70年代頃から市街地の公園等樹木のある場所へ進出し、繁殖する様になっています。名は、木々を「始終」動き回る鳥の意だとか、一羽で雀40羽分の価値があるから等と言われます。青葉山では、何処でも最も普通に見られる野鳥の一つです・・・
シジュウカラ 金山から見た市街 
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トサカホウオウゴケ(鶏冠鳳凰苔)?
2009/01/28(Wed)
 今朝はピリッと寒い始まりでしたが、日中は大体晴れて穏やかな一日でした(-2.4~5.3℃)。
 山の道端に、トサカホウオウゴケ(ホウオウゴケ科)と思われる苔が生えていました。良く見れば朽木から青々ふさふさと、名の通りの鳳凰の羽を思わせる美しい姿でした。日本全国の他北半球に広く分布し、半日蔭でやや乾いた地上、岩上、木の根元等に生育する雌雄異株の蘚類です。茎は3-5cmで直立するか斜上し、葉は2-4mmで、葉先の縁には不規則な鋸歯があります(肉眼では中々判りません)。名は、葉先が鶏冠状のホウオウゴケの意。良く似たホウオウゴケは、より大きく葉は細く、沢沿いや水が沁み出る斜面等に生育します・・・
トサカホウオウゴケ? 霜柱 
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「要望書」に対する市の回答
2009/01/27(Tue)
 公開するのも馬鹿馬鹿しい「回答」が届いた。
1.各工事の中止や休止、現地説明会開催については、前回の回答をコピーしただけの文章で、当事者が書いたとはとても信じられない、事実を完全に捻じ曲げた、市民を完全に馬鹿にし切った答えだ。
2.都市計画道路についても、植物園を通さないのだから文句言うな、と言った傲慢極まる説明だ。計画の撤廃についても、「事業中であるから見直しの対象にはならない」等と詭弁を弄しているが、市の計画・説明では、「計画道路の本着工は、地下鉄東西線開業後の2015年以降」だ。見直しの時間は十分過ぎる程ある。

 それにしても、事業者達の目先の都合で、仙台が最も誇るべき、何万年にも亘って営々と築き上げられた「」=大自然が一瞬に破壊されるのはとても耐えられる事ではない。事業者達には、ほんの少しの「良心」も、無いのだろうか!?
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クロウメモドキ(黒梅擬)の実   
2009/01/27(Tue)
 きょうも、大体晴れました。
 沢端に生えるクロウメモドキ(クロウメモドキ科)に、未だ実が残っていました。皺々でしたが一つ齧ると、苦味の中にほんのり甘実がありました。東北南部~九州北部の、日の当たる山野に生育する2-5mの落葉低木です。雌雄異株で、4-5月に淡黄緑色の花を付け、秋に黒い実が熟します。名は、黒い実の生るウメモドキ(に似た木)の意。中国では1200年程前から栽培され、漢方の「鼠李子(そりし)」として、緩下薬等として用いられています。ビタミンCやE、b-力ロチンは豊富ですが、有毒成分を含み、実を生食すると腹痛や嘔吐等を起します(気を付けましょう)。枝葉が対生し、短枝の先が鋭く長い針になるのが特徴です。青葉山では各所で見られますが、管理センター脇には大きな木があります・・・
クロウメモドキ 泉ケ岳 
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スイバ(酸い葉)の紅葉
2009/01/26(Mon)
 きょうは風はあったものの、晴れて穏やかな一日でした。
 森の草原で、スイバ(タデ科)が紅葉していました。遠くからだと、何かの赤い花弁が一面に落ちているかと思いましたが、近寄れば朝陽を浴びた葉は、火の鳥の羽根の様に輝いていました。北半球の温帯に広く分布し、日本では北海道~九州の、草地、路傍等に普通に生育する多年草です。名や別名のスカンポ(イタドリの別名でもある)は、全草に蓚酸を含み酸っぱい事に因ります。若葉は食用にもされます。雌雄異株で、花は春~初夏に咲きます。定期的に刈取りされる様な場所に生え、冬季はロゼットの形で十分な光合成を行い、美しく紅葉する事が多い様です・・・
スイバ 雪のない森 
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ハクセキレイ(白鶺鴒)
2009/01/25(Sun)
今朝もうっすら雪がありましたが、日中は良く晴れました。
森の外れの小道で、ハクセキレイ(セキレイ科)が餌を採っていました。こちらに気付いても、ゆっくり後ろを振り返りながら食べ続けていました。ユーラシア~アフリカに広く分布し、高緯度地域で繁殖する者は冬に南方へ渡ります。数多くの亜種に分類され、亜種ハクセキレイはロシア沿海地方、カムチャッカ、サハリン、クリル、日本で繁殖し、近年増加傾向の様です。顔が白く、黒い過眼線が特徴で、似ているセグロセキレイとは、眼下部が白いので判別できます。雑食で、歩きながら主として昆虫やクモ、ミミズ、草木の種子等を食べています。非繁殖期には昼間分散採食し、夜は大きな集団で塒に就きます。仙台では広瀬通国分町の塒が有名ですが、この子も夜な夜な分町通いをしているのでしょうか?名は、全体に白っぽいセキレイの意・・・
ハクセキレイ 大東岳 
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枯松伐採と希少種保護について
2009/01/25(Sun)
 先日、仙台市公園課と農林土木課で、今期の枯松伐採についての説明を受けました。今年も青葉山周辺で数百本の病松が伐採処理の予定で、林床等への影響;が心配されました。そこで、作業を遅らせて頂き、1/24(土)と25(日)に、郷六~三居沢他の地域を点検しましたが、当会が把握している希少種生育地には、幸いにも大きな問題はない様に思われました。勿論、私達が確認できている種や場所はほんの一部であり、今年も又、数多くの希少種が消滅すると言う現実からは逃れられません。これまでにも無数の希少種(カザグルマやイワウチワ、キンラン、ギンラン、エビネ等々・・)が犠牲になって来ました。「松の為」以外の為にはならないと思われる「枯松伐採」です。枯松の処理方法(林外搬出とかチップ化とか)や時期(前年の秋とか)、処理する事自体の見直しが必要だとつくづく感じる二日間でした・・・
伐採木の一部

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ビンズイ(便追・木鷚)
2009/01/24(Sat)
 きょうは曇り後晴れて、一時雪も降りました。
 山の草原に、ビンズイ(セキレイ科)がいました。10羽程の小群で、尾を振りながら草の実等を食べていました。夢中の様でしたので近付くと、驚いてヅィーッと言って茂みの枝に飛び移り、そのまま森の奥に消えてしまいました(御免なさい)。西シベリア~ロシア極東、モンゴル、中国東北部、サハリン、クリル、朝鮮とヒマラヤ付近で繁殖し、インド~東南アジア等の暖地て越冬します。日本では、漂鳥又は夏鳥として四国以北の山地や東北北部~北海道の平地で繁殖し、冬は暖地に移動します。青葉山には、主として10月中旬頃にアカマツ林等に数多く渡来し、小群を作って越冬します(繁殖の可能性も有)。高原・山地~平地の林で、昆虫類やクモ類、冬には草木の種子も採食します。雌雄同色でタヒバリに似ていますが、眼の後ろに白斑と黒班が有るのが特徴の一つです。名は、囀りが「ビンズイ」と聞える事に因る様ですが、「便追」は当て字なのでしょうか?「キヒバリ」の別名もあります・・・(いつも汚い画像ですみません)
ビンズイ 
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クスサン(楠蚕)の繭
2009/01/23(Fri)
  きょうは雨後晴れて、とても暖かな一日でした。
  尾根道の檜の枝に、クスサン(ヤママユガ科)の繭が付いていました。糸を寄り合せた網目状楕円の繭は、別名(スカシダワラ/透かし俵)通りの透け透け俵にも、竹細工の籠にも、子供を乗せたハンモックの様にも見えました。この繭の親は、日本全土の他、中国等の山野に生息する、開張10~13cmの大きな蛾です。幼虫はクリ、コナラ、クヌギ、サクラ、ウメ、ヌルデ・、カキ、サルスベリ、イチョウ、エノキ等様々な樹木の葉を食べ、年1回9-10月に発生します。卵で越冬し、幼虫は春-夏に見られ、シラガタロウ(白髪太郎)、クリケムシ(栗毛虫)、クリムシ(栗虫)等と呼ばれます。青葉山では今冬、ウスタビガやヤママユの繭はさっぱり見かけませんが、クスサンの繭は割合普通に見られています・・・
スカシダワラ 
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オナガ(尾長)
2009/01/22(Thu)
きょうは「真冬」だと言うのに、一日中しとしと雨降りでした(1.7~5.2℃)。
 森の外れの木々に、オナガ(尾長)の小群が止まっていました。ギューイギュイギュイギュイッと、けたたましい声で鳴き合い長い尾を揺らしながら、木から木へ一羽又一羽と飛び移り、あっという間に消えてしまいました。ユーラシアの極東部とユーラシアの西端部のイベリア半島に分れて分布し(両地域共飛び地状に分布)、日本では東北地方南部~関東中部の、低山地~平地の比較的明るい森や、樹木の多い市街地等に留鳥として生息します。70年代までは本州全土~九州の一部で普通に観察されていましたが、10年程で原因不明のまま激減し、80年代以降は西日本での繁殖はなく、現在は石川県以東、神奈川県以北で観察されるのみとなっています。雑食性で、主に昆虫や果実、種子を食べ、数羽~20数羽の群れで生活します。 名は、尾羽が20〜23cm と長い事に因ります。青葉山周辺では、広瀬川沿いの河畔林等で営巣し、一時期はカッコウの(河川管理で追い払われたオオヨシキリの代わりの)託卵鳥となっていましたが、今では当種も大分減少して来ている様です・・・
オナガ 
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ダイダイヒトフシムカデ(橙一節百足)?
2009/01/21(Wed)
 今朝は少し寒かったものの、日中は穏やかに晴れ時々曇りでした(-1.5~6.9℃)。 
 苔生した朽木の下に、ダイダイヒトフシムカデ(イシムカデ科)と思われる百足がいました。1cmにも満たない小さな虫ですが、艶やかな赤茶色の肢体が忙しなく動き回って、とても魅力的でした。冷温帯性で、森の落葉や倒木等の下に普通に見られ、同属(ヒトフシムカデ属)が全国各地に生息しています。15対の脚と2対の眼(単眼数個からなる)と触覚を持ちます。肉食・捕食性で、昆虫やミミズ等他の生物を捕らえて食べていす。この百足が這い出た朽木を起してみると、ミミズの他、フナムシやワラジムシ、ドビムシ等がわんさか跳び出して来ました。流石、青葉山の森の地中は豊かだぞと感じ入る反面、今旧ゴルフ場や竜ノ口で殺され続けている無数の地中生物達に改めて思いを馳せました・・・
ダイダイヒトフシムカデ? 
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コガラ(小雀)
2009/01/20(Tue)
  今朝は風があり、昨晩の雪がうっすら積っていましたが、日中は晴れたり曇ったりでした。
  朝日を浴びながら、コガラ(シジュウカラ科)の小群が 木々の幹や枝を突いていました。小さな体に可愛いベレー帽がお似合いで、小虫でもいるのでしょう、中々その場を離れませんでした。ユーラシア(ヨーロッパ~アジア)の中緯度地方に広く分布し、日本では北海道~九州の、山地~平地の森林に生息しますが、本州以南では主に亜高山で繁殖し冬には低地に下りる漂鳥です。食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実等を食べます。案外嘴が強く、固い果実でも抉じ開ける事が出来、繁殖期には雌雄揃って嘴で朽木に巣穴を掘る事もあります。北方等では、一年中番いでテリトリーを作りますが、秋~冬は低山帯に移動する者が多く、カラ類の混群に入って生活する事もあります。青葉山では奥山から主として秋~春に来訪し、盛夏以外は一年中観察され、繁殖記録もある様です。尚、北海道にはコガラに良く似た近似種のハシブトガラ も分布しています・・・
コガラ 尾根道
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ツキノワグマ(月輪熊)の爪痕
2009/01/19(Mon)
  きょうは晴れ後曇って、雨や雪になりました。
  柿の木に、ツキノワグマ(クマ科)の爪痕がありました。生々しい痕跡は、甘くなった柿の実を採ろうとして幹を登ったたもので、昨年の11月始め頃の事ではないかと思われました。今頃は山奥で?冬眠中なのでしょうか。ヒマラヤ~東南アジア~中国~朝鮮、沿海地方、日本では本州、四国等の冷温帯落葉樹林(ブナ林)を中心に生息し、日本では固有亜種です。主に春は若芽や草本、夏には昆虫類、秋には木の実等を採食します。青葉山では、毎年初夏~秋に数回来訪し、ウワミズザクラ等の果実やアリ、ハチ等の昆虫類、ミズナラ等の堅果類を採食しています。往来経路は広瀬川等が推測され、渇水期に川を渡る姿も目撃されています。当林内での越冬記録はありませんが、爪痕の他、糞や足跡も各所で確認されていて、夏~秋の一時期のみにしろ、当種の生息は、この森の自然の豊かさを証明しています。全国で毎年2000頭近くが捕殺され、激減しており、緊急な保護対策が望まれています・・・(右写真は、青葉山の自動撮影機で撮られたもの)
熊の爪痕 青葉山のツキノワグマ 
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ヒヨドリ(鵯)
2009/01/18(Sun)
きょうは大体晴れて、穏やかな一日でした。
 目の前に、 ヒヨドリ(ヒヨドリ科)が飛んで来ました。何時も見慣れている筈なのに、鋭い眼と赤らむ頬に甲高い声で叫ばれ、パンク風の髪を逆立てながら威嚇されました。直に居なくなりましたが、嫌な目に散々会っている事を、解って欲しかったのでしょうか。日本全国の他、中国南部等の、山地~平地の林や市街地に普通に生息する留鳥、又は漂鳥(冬鳥、旅鳥もいる)です。雑食で、昆虫類、両生類、爬虫類から木の実、花蜜、花弁、花芽、野菜の葉まで様々なものを採食します。青葉山では、一年中いる留鳥の他、北方や奥山から来訪し越冬するもの(冬鳥・漂鳥)、春秋の通過途中に立ち寄るもの(冬鳥・漂鳥・旅鳥)の三種類いますが、識別は困難です。秋に大群を作り、波状飛行して移動する様は壮観です。名は、鳴き声が「ヒーヨ」と聞える事に因る等の説があります。嘗ては山の鳥でしたが、雑食性なので、環境破壊にも良く順応し、今やある程度木が生える大都市の中心部にまで進出しています・・・
 ノリウツギに光が注ぎ、再び開花した様でした・・・
ヒヨドリ ノリウツギ 
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ムクドリ(椋鳥)
2009/01/17(Sat)
  今朝も少し積って、山中が樹氷で覆われていました。その後直に晴れ上がり、比較的暖かな土曜日でした(-0.6~4.8℃)。
  電線にムクドリ(ムクドリ科)が大勢止まっていました。ギュルギュル言いながら、雌も雄も年よりも若いのも、賑やかにお喋りしていました。日本のほぼ全域の他、東アジア(朝鮮、中国、モンゴル、ロシア東南部等)の、山地~平地の疎林、農耕地、都市近郊等に広く生育します。本州以南では留鳥ですが、北部の者は冬に南下し、北海道では夏鳥です。体長 24cm 程で、体全体が茶褐色(雄は頭や胸、腹等が黒っぽく、雌や若鳥は褐色に近い)で、顔や腰が白く、脚と嘴が黄色いのが特徴です。雑食性で、ミミズや昆虫、植物の種子や果物等を好んで食べます。名は、椋の木の実を好んで食べるからだと言われていますが、逆にムクノキの名の方が、椋鳥が好むから付いたとも言われます。繁殖期は春~夏で、木の洞や人家等の穴に巣を作り、雌雄揃って子育てをします。繁殖期以外は群を作り、夜は一所に集まって塒を形成しますが、最近では開発等に因り生活圏を奪われた者達が、都市部でも群や塒を作る傾向が強まり、鳴声や糞害等がしばしば問題になっています。基本的には、害虫を大量に食べてくれる益鳥です・・・
ムクドリ 樹氷の山 
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サワシバ(沢柴)  
2009/01/16(Fri)
 今朝も数㎝雪が積っていましたが、日中はほぼ晴れました。
 沢沿いに、サワシバ(カバノキ科)が生えていました。沢山あった果穂は少なくなっていて、ぽつんぽつんと蓑虫の様に下がっていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、山地の沢筋等のやや湿った場に生育する落葉小高木です。花期は4-5月で、本年枝の先から緑色の雌花序が、前年枝から緑黄色の雄花序が垂れ下がlります。葉は互生し、広卵形で先が尖って鋸歯があり、基部が心形(シデの仲間で唯一)なのが特徴です。柴にされる他、建築材、床柱、器具、椎茸原木等にも利用されます。名は、沢に生える柴(雑木の小枝)になる木の意・・・
サワシバ サワシバの沢 
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キクイタダキ(菊戴)
2009/01/15(Thu)
 きょうは、一日中雪が降ったり止んだりでした(-1.8~1.9℃)。
 木々の梢に、キクイタダキ(ウグイス科)の群れがいました。ヒガラやコガラ達と食べ物を探して、チチチチーツィツィ等と鳴きながら、木から木へ飛び移って行きました。下からなので、名の通りの「菊を戴いた」様な黄色い冠羽は一瞬見えただけでしたが、ハッとする鮮やかさでした。ユーラシアに広く分布し、日本では本州中部以北の亜高山帯と北海道の針葉樹林帯で繁殖し、冬は山麓や暖地へ漂行します。日本で最小の鳥で、体長10センチ、体重3-5g程なので、カマキリ等に捕食される事もあります。ヨーロッパの伝説等で、冠羽が王冠の様に見える事から「鳥の王」とされますが、紀元前から「鳥の王」とされていたミソサザイと何時の間にか混同された様です。ルクセンブルクの国鳥。青葉山では秋~春に越冬し、普通に見られます・・・
キクイタダキ(菊は見えません) 雪の物見岩 
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キイロテントウ(黄色瓢虫)
2009/01/14(Wed)
 昨晩の雪は一瞬で、きょうは一日ほぼ晴れました。
 木の割目に、キイロテントウ(テントウムシ科)がいました。ここで越冬中の様でしたが、触ると普通に動き出し、幹を這い始めました。申し訳なくて元に戻そうとしましたが、言う事を聞きませんでした。北海道~沖縄の山野に生息し、前翅は黄色一色で、前胸が白く(黒紋が一対)、4-5mm の小さなテントウムシです。成虫・幼虫共に植物に付くウドンコ病(白渋病)菌等の菌類を主食としていjます(テントウムシ類の多くは、アブラムシやカイガラムシを食べている)。農家等にとっては農作物や園芸植物の病菌をせっせと駆除してくれる有難い益虫になっていて、多くの昆虫図鑑でも好意的に紹介されています・・・
 今朝の山は、どこもかしこも雪が木の枝々に丸まり、小正月のだんご木の森の様でした・・・
キイロテントウ だんご木の朝
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「営巣地からのオオタカ追放作戦」が特集番組に!
2009/01/13(Tue)
今夕の宮城テレビニュースで、「地下鉄工事のため青葉山オオタカの巣を覆う」と言う特集が放送されました。昨年末?に、仙台市が地下鉄や都市計画道路工事の為に、ルート上にあるオオタカの巣や営巣の可能性のある木々をロープで覆ったもので、以前こちらで撮影した営巣の映像や工事現場の様子も流しながら、事実関係を淡々と解説していました。これに反対し、即刻のロープ撤去を求める私達と、人工巣に誘導しようと言う市の言い分を、どちらも紹介した形ではありましたが、最後に解説者が、「専門家に話を聞いても、成功の確率は低いそうだ」等の、市の行為に批判的なコメントもあり、今後市に対する批判が高まる事が期待されます。兎に角市には、オオタカ営巣の為には一刻の猶予も無いのですから、明日にでも、元の状態に戻して貰いたいものです・・・
塞がれたオオタカの巣
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フクロウ(梟)
2009/01/13(Tue)
 きょうは午後から雪の予報でしたが、ちらつく程度でほぼ晴れました。雪は、薄暗くなりかけた頃から降り出しました。
 朝、沢沿いの樅の枝に、フクロウ(フクロウ科)が止っていました。でも、写真を撮ろうとした途端に、何処かに飛んで行ってしまいました。白く大きな体をフワフワと、音もなく飛び去る姿には、胸を揺さぶられるものがあります。主に九州以北の山地~平地の、欝蒼と茂った混交林に生息し、亜種がユーラシア大陸中北部にも広く分布します。留鳥で、全長45~60cm、体重は1kgを超えます。夜行性で、青葉山でも暗い森の奥から、「ゴロスケホッホー」の声が良く聞かれますが、時に早朝、羽音もなく飛翔し獲物を捕える姿も見られます。暗所での視力が抜群な上に、羽毛が柔らかく羽音がしない等、他の鳥にはない、特に夜間の狩りに適した特徴を備えています。主に鼠類や鳥類を捕食し、遊歩道でも鼠・鳥の他、蛇、蝙蝠等の残骸を含んだペリット(吐物)が観察されています。乱開発等で全国的に激減し、宮城県レッドデータブックでも要注目種に指定されています。青葉山では幸いにも周年生息、大木の樹洞の他、鷹や烏の古巣も利用しながら複数の番いが繁殖していて、オオタカと共に生態系食物連鎖の頂点に立つ、この森の守護神となってくれています。女神アテナ(ローマのミネルヴァ)の聖鳥でもある事から、知恵の象徴、「森の哲学者」とも言われるフクロウです。今、無理矢理に推し進められている大開発の愚行を、私達の「知恵袋」となって諭し、諫めて欲しい、と願わずにいられません・・・(画像は、自動撮影機で撮られたもの)
フクロウ 降り出した雪 
 
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スエコザサ(寿衛子笹)
2009/01/12(Mon)
きょうは曇り時々晴れて、一日中小雪がちらつきました(-2.3~3.7℃)。
 道端に、スエコザサ(タケ科) の群落がありました。枯れかかったアズマザサにも見えますが、葉の両面に細かい白毛が生えていました。主に宮城県以北の東北地方の山野に生育する、高さ1-2mの笹です。アズマザサの変種で、葉の縁が裏面に巻き、縦に海鼠状の皺が出て、表裏に毛があるのが特徴です。植物学者の牧野富太郎が昭和2年、この青葉山で発見したもので、翌年亡くなった寿衛子夫人に因んで名付けられ、学名にも「Suekoana 」の名があります(現在は変種名)。その墓碑には、「家守りし妻の恵みやわが学び」と「世の中のあらん限りやスエコザサ」が刻まれています。青葉山では、宮教大のバス通り沿い等、あちこちに普通に見られます・・・
スエコザサ 氷の造形 
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一月観(視)察会
2009/01/11(Sun)
 きょうは、風があったものの晴れて、「初歩き」に相応しい「会」になりました。期待した雪は今年もなくて、動物の足跡も余り見られませんでしたが、新しい出会いも沢山あって、楽しい一時になりました。
 大学のトチノキは大きな芽を青空にきらきら光らせ、イイギリに下がる沢山の赤い実も、シャンデリアの様に揺れていました。落ちていた実を齧ると、鬼灯の様な味がしました。森に入ると小道には昨夜の粉雪が斑に散らばり、水溜りはしっかり凍っていました。初め、リョウブの冬芽等を観察していましたが、芽よりも虫瘤が目立っていて、クヌギ、クリ、コナラ、イヌツゲ、ヤマツツジ、マンサク、エゴノキ等の瘤を見て歩きました(冬芽観察を目当てにしていた方、すみません)。木の実では、ウメモドキや、ミヤマガマズミ、ヤブコウジ、ツルアリドオシ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、オオバジャノヒゲ、ヤブラン、チゴユリ等を楽しみました。ナツハゼやツクバネは、今回も味見できましたが、鳥達の分を奪ってしまい、申し訳なくも感じました。キノコでは燈黄色のキヒラタケ等が見られました。ホソバトウゲシバ等のシダ類を観察したり、ショウジョウバカマの盗掘跡に皆で怒ったりもしました。
イイギリ 道端には、ホクリクムヨウランが! 入ってないよ! カモシカの溜糞 <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
 動物達の痕跡は、足跡はありませんでしたが、カモシカの溜糞や食痕、角擦り痕、ツキノワグマの爪痕、リスや野鼠の食痕、テンの糞もありました。今冬極端に少ないウスタビガやヤママユの繭の他、カレハガの繭、マイマイガの卵塊、カバキコマチグモの巣も見られました。野鳥では、森の入口にいたアカゲラやジョウビタキ、混群を作るシジュウカラ、ヒガラ、コガラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラや、何時ものヒヨドリ、キジバト、ハクセキレイ、トビやカラス達、川をすれすれに飛び行くカワアイサ等が見られました。
 そして何と言ってもきょうは、周囲の(東北大学の移転や地下鉄東西線、都市計画道路等の)凄まじい造成工事を見せつけられながらの「会」となりましたが、土の中に想いを馳せ、実際にモグラ達のトンネルを探ったり、死んだヒミズに触ったり、朽木を起してワラジムシやイトミミズの暮らし振りを眺めたりもしました。ユスリカやカメムシも越冬していました。大開発工事が一斉に始まり、太古の森やオオタカ、カモシカ等の地上の生物達ばかりでなく、青葉山を構成する大部分の生命体が存在する地中世界が、今一時に破壊され、数知れない生命が失われ続けている事を痛感する一日でもあったのではないでしょうか・・・!? 
マイマイガの卵塊 これは何ですかあ? クスサンの繭には、見事な蛹が入ってた! 今年もよろしくネ!. <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
 その後は、管理センターで新年会があり、それぞれの青葉山への思いや願い、今後の対応策等を話し合いました。「青葉山の自然をもうこれ以上壊したくない!」との皆さんの気持ちがひしひしと感じられたひとときでした。皆さんの思いをしっかりと受け止め、仙台市や東北大学等と粘り強く向き合って行きたいものです。「工事の中止や見直し」が一瞬でも早く、実現して欲しいと願うばかりの一日でした・・・(尚、ciao66様のブログペンギンの足跡Ⅱにも観察記がありますので、是非ご覧下さい))
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チゴユリ(稚児百合)の実
2009/01/10(Sat)
 昨晩の雪は間もなく雨に変わり、少し積もった雪も殆ど消えてしまいました。きょうは、曇り時々晴れて、風が強く、時折雪が飛び散りました(1.3~6.8℃)。
 小楢の森の道端に、チゴユリ(イヌサフラン科)の実がありました。寒々した木陰にぽつんと、淋しそうに震えていました。以前沢山あった実は苦いばかりでしたが、冬になって甘味が出ると、動物達の糧となって、あっという間に消えてしまいます。北海道~九州の他、朝鮮、中国、クリル等の落葉樹林の林床に生育する、高さ15-30cmの多年草です。4~5月に、茎の先に白い小花を1-2個咲かせます。か弱く見えますが、種子繁殖の他、娘個体(ラメット)を地中に作り(小さな株だと脇に一つ、大きいと長く伸ばした走出枝の先に又一つ作る)、栄養繁殖によって大群落も作ります。名は、花が稚児の様に小さく可愛らしいからとか、花が沢山並んでいる姿を 稚児行列に見立てたから、等と言われています・・・
チゴユリ 小楢の小道 <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
  明日は、定例の観(視)察会と新年会(大規模開発への対抗策検討会)があります。天候に関わりなく催されますので、お気軽にご参加ください(防寒と足元には注意)。
①「一月観(視)察会」
(日時)2009年1月11日(日) 10:30~12:30
(集合場所)宮教大正門バス待合室
(内容)冬芽や虫瘤等を観察する他、動物の痕跡を探します(特にカモシカの住処を垣間見る予定)。
②「新年会(大規模開発への対抗策検討会)」
(日時)2009年1月11日(日) 12:30~14:30
(場所)青葉の森管理センター
(内容)新年会と共に、一斉に始まった地下鉄東西線や都市計画道路、東北大移転等の大規模開発への対抗策を検討します。会費300円。できれば、昼食持参でご参加ください。
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東北大移転工事が、三居沢にまで及んでいた!
2009/01/10(Sat)
 三居沢不動尊の滝が最近何だか濁っていると思っていたら、旧ゴルフ場下の三居沢最上流部の木々が伐られ、斜面が削られていた。沢に下りてみると、昨夜の雨の所為もあるのか、濁った泥水が何処までも流れ落ちていた。車道の下からの水の出口では、刈り取った柴等を二重に組み、泥の流出を抑えようとはしていたが、汚水はその間や脇をドウドウと流れ出ていた。その泥水の殆どは、東北大移転の大造成工事の土なのだろうが、今後長い間(否、半永久的にか?)、泥水や汚水(有毒物質も含まれているのではないのか? 地下鉄東西線の竪穴坑のすぐ脇にも、カドミウム、ヒ素等を含む大量汚染土砂が青ビニールシートを被せただけで長期間雨曝しにされていた/今は生出地区に移送)や汚水が広瀬川や海にまで流され続けるのではないかと、益々不安になった・・・
三居沢側の谷も削られていた!(向うは旧ゴルフ場) バス通りから下の木々が伐採、造成されていた 泥水がどこまでも流れ落ちていた あちこちに泥水が溜っていた



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オオセグロカモメ(大背黒鴎)
2009/01/09(Fri)
  きょうは晴れたり曇ったりで、午後は雨から雪に変わりました。
  賢渕の岸辺で、鴎が死んだを食べていました。時々見るウミネコやセグロカモメかと思いましたが、良く見れば、それよりずっと大きいオオセグロカモメ(カモメ科)でした。日本海、オホーツク海、ベーリング海の沿岸で繁殖し、冬は東シナ海北部まで南下して越冬します。日本では北海道や東北北部で繁殖し(利尻、天売、大黒、ユルリ、モユルリの諸島や霧多布岬、知床半島等に繁殖コロニーがあり、岩手の椿島、三貫島でも繁殖記録)、冬は九州南部まで現れます。脚が桃色で嘴の先に赤い斑点があり、翼の上面がほぼ一様に黒いのが特徴です。主に魚類を捕食し、他の海鳥の雛を奪う事もある様です。近年増加傾向にあり、札幌市内等のビル屋上での繁殖も確認されています。仙台周辺でも、普通は海岸部でしか見られませんが、 こんな所で出会うのも増加の所為なのでしょうか・・・
  山道には、オオバジャノヒゲの実が未だ沢山生っていました・・・
オオセグロカモメと鮭 オオバジャノヒゲ 
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ヌルデ(白膠木)の虫瘤
2009/01/08(Thu)
 きょうは、大体晴れました。
 北斜面に残る雪の上に、ヌルデ(ウルシ科)の虫瘤が落ちていました。焦げ過ぎたお餅かパンの様で、割ると中から白い粉が零れ落ちました。 これはヌルデシロアブラムシが作ったヌルデミミフシと言う虫瘤で、別名「五倍子」と呼ばれ、タンニンが豊富に含まれている事から、昔から染物(空五倍子色になる)、お歯黒、インキや白髪染の原料、皮なめしや、腫物、歯痛等に効く生薬等として利用されて来ました。冬の間は空っぽですが(翅を付けた成虫は秋に虫瘤から出てコツボゴケやオオバチョウチンゴケ等の苔に移り、その汁を吸いながら越冬している)、春にはヌルデの葉に戻って来て、又虫瘤を作ります。尚、ヌルデは、日本の他、東~東南アジア各地の山野に生育する、3-5mの雌雄異株の落葉樹で、葉柄の両側に翼があるのが特徴です。名は、膠の様な樹液を塗料として使っていた事から「塗る手」となり、当字として「白膠木」となった様です。別名のフシノキは、「付子」が採れる木の意・・・
  近くのヤマツツジには、毛玉の様なツツジミマルフシが付いていました・・・
ヌルデの虫瘤 ヤマツツジの虫瘤 
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ヒミズ(日不見、日見ず )
2009/01/07(Wed)
 きょうは曇り時々晴れて、時折雪がちらつきました。
 山へ続く道端で゜、ヒミズ(モグラ科)が死んでいました。つい先刻まで生きていたのか、毛並は艶々と輝き、触ると未だ温もりがありました。本州~九州とその周辺の島々の、低山帯の森林や草原の落葉下に生息するトガリネズミ目の日本固有種です。モグラとは違って地下のごく浅い所で生活し、ミミズ、昆虫類、クモ、ムカデ等の小型土壌動物を捕食します。小型で、モグラに比べて前脚が小さく、長い尾を持つのが特徴です(頭胴長約10cm、尾長3-4cm、体重15-25.g程)。長大なトンネルを掘る事はなく、夜は地上を這い回る事もあります、名は、日の照る所に出る事がないので「日見ず」となりました。テン、アナグマ、イノシシ、ノスリ、フクロウ、モズ、ヘビ類等に捕えられますが、特有の臭みがあるので好んで食する動物は少なく、その所為で死骸が道端で多く見られるとも言われます・・・
 仲の瀬橋から望む広瀬川と青葉山の美しかった風景は、日に日に破壊され続けています。ここでも何百本もの木々が伐られ、自然崖が崩されています。私達が愛した「杜の都」は、これから如何なってしまうのでしょう・・・
ヒミズ 仲の瀬橋から青葉山を望む 
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「要望書」への「回答」
2009/01/07(Wed)
12/8提出の「要望書」への「回答」が、漸く届きました。
前回の回答よりは長文ですが、体裁ばかりで中身の全くない、空虚な文章でした。
例えば、当会が一貫して、壊される予定のオオタカ営巣地周辺の現地説明会を要求しているのに対して、「昨年11月と今年3月には現地における意見交換会を開催」等と全く事実に反する回答を寄せ(11月は旧ゴルフ場の竪穴坑、3月は青葉の森管理棟)、市民にはどこをどう破壊するのかの説明もしないままに、工事を断行するのだと言う。当営巣地が、この3年間仙台市街地周辺で唯一の繁殖成功地になっている事についても、他のどこで何羽巣立ったのか、答えられるのなら答えて欲しいものだ。私達が確認している、青葉山地域のもう一か所での営巣と3年連続繁殖失敗についてさえ何も知らず、何一つ把握できていないくせに何をかいわんやだ。
兎に角、オオタカにしろ、動植物の実態にしろ、景勝地の存在すらも、諸計画や工事、自然破壊の全体像についても、仙台市は何一つ把握しないままの、着工だと言う事が手に取る様に分る回答でした。
仙台市はこの事を潔く認め、工事を一旦休止し、取り返しがつかなくなる前に、市民との話し合いの席に一刻も早く着いて欲しいものです。
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