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アヤメ(菖蒲、文目)
2009/05/31(Sun)
きょうは、雨が降ったり止んだりでした。
 森の草原に、アヤメ(アヤメ科)が咲いていました。余りじっくり見た事がなかった花を見ていると、濡れそぼったロイヤルブルーの道は蜜標となる網目の橋を渡り、蜜の在処へと吸い込まれて行く様でした。日本全国の他、シベリア、中国東北部、朝鮮等の、山野の草地に生育する多年草です。高さ30-60cmで、葉は幅約1cmの線形剣状です。5-6月頃に径8cm程の紫色の花を1-3個付けます。名の由来は、葉の付き方が文目模様(2列に並んだ様子)になっているからとか、外花被片の基部に網状の模様があるので「綾目」と呼ぶ様になったから、等と言われています。尚、昔菖蒲と書いてアヤメと呼んでいたのはショウブ(サトイモ科)の事で、今のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれていた様です。青葉山では、道沿いの草地等の所々に見られます・・・
  山のあちこちで、ガマズミが咲き始めていました・・・
アヤメ ガマズミ. 
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キショウブ(黄菖蒲)
2009/05/30(Sat)
きょうは、一日雨でした。
 森の入口の小湿地に、キショウブ(アヤメ科)が咲いていました。薄く透ける鮮黄色の花被片に雨が降り注ぎ、今にも壊れそうなガラス細工にも見えました。ヨーロッパ、北アフリカ~西アジア、シベリア等が原産の多年草、帰化植物で、明治時代に渡来し、今では日本全国の水辺や湿地等に野生化しています。花茎の高さは50~100cmで、葉は幅が2-3cmで中脈が目立つ剣形です。5~6月に、特徴ある黄色い花を咲かせます。外花被中央に茶色っぽい模様があるのも特徴です。青葉山では、道路脇の湿性地等の所々で見られます(大手門脇の池には大群落が)・・・
キショウブ
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キアシシギ(黄足鴫)
2009/05/29(Fri)
 きょうは、曇り後雨になりました。
 牛越橋上流の浅瀬に、キアシシギ(シギ科)がいました。遠くからでもそれと分る、名の通りの黄色い脚を半ば浸して、浅瀬を行ったり来たりしながら餌を探していました。シベリア北東部~カムチャツカ等で繁殖し、冬は東南アジアやオーストラリアに渡って越冬します。日本には北海道~沖縄の、海岸、干潟、河口、河川等で、春は4~5月、秋は8~10月に普通に見られる旅鳥で、九州や南西諸島では、越冬する者もいます。体長は25cm程で、雌雄同色。夏羽は上面が灰褐色で、眉斑と頬、下面は白く、顔~頸には褐色の縦斑、脇~胸には横斑があります。脚は鮮黄色で、嘴は黒くて基部は少し黄色っぽくなります。水深の浅い川や海岸を歩きながら、昆虫や蟹等を捕食します。青葉山では春と秋に、広瀬川沿いの浅瀬で見られます・・・(いつもながら、ボケた上に後姿でスミマセン)
  小湿地では、雨の気配を感じたのか、トウホクサンショウウオが地面から這い出ようとしていました・・・
キアシシギ トウホクサンショウウオ 
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シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
2009/05/28(Thu)
  きょうは、晴れ後曇りでした。
  森の小湿地に、シオカラトンボ(トンボ科)の雄がいました。白藍ジーンズの雄が、低空を力強く飛び回ったり止ったりしていると、麦藁色の雌と思われる者(別名ムギワラトンボ)も飛んで来て、あっという間に何処かに消えてしまいました。北海道~沖縄の他、ロシア、中国、朝鮮等の、山地~平地の湿地や溜池、田圃等に生息する中型のトンボです。名は、雄が塩を吹いた様な体色になる事に因ります。4月中頃から現れて10月頃まで見られ、幼虫(ヤゴ)で越冬し、10齢以上を経て羽化するとも言われています。成虫・幼虫共に肉食です。体色は、稀に雌でも雄と同じ「シオカラ型」になりますが、眼は緑です(雄は青い)。青葉山では、周辺池沼等で、普通に見られます・・・
  小湿地では、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が咲き始めていました・・・
シオカラトンボ♂. ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 
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ドロハマキチョッキリ(泥葉巻ちょっきり)
2009/05/27(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りでした。
  ウリハダカエデに、ドロハマキチョッキリ(チョッキリゾウムシ科) がいました。瑞々しい葉に止って、長い鼻(吻)で穴を開けようとしています。近付けば、アオハムシダマシにも負けぬ、美しいエメラルドの輝きを放っていました。北海道~九州の、 山地~平地の落葉樹林等に生息するゾウムシの仲間です。色は、東日本ではほぼ緑色ですが、関東の一部では濃青色、西日本では上翅に赤色紋があり、中部北部では緑色型と赤色紋型が混じります。 体長 5-7mmで、 胸背板には細密な点刻があり、雄には前胸下部に刺状突起があり、吻は強く湾曲します。年1回春に出現し、成虫で越冬します。ウリハダカエデ、 アズキナシ、シナノキ、マンサク、イタドリ等の他、名の由来のドロノキを細長い紡錘状の揺籃として利用します。出現初期にはカエデ類やマンサクを巻き、5月中旬頃からは専らイタドリを巻くと言われます。青葉山では、各葉上等で比較的普通に見られます・・・
  山の斜面には、タニウツギの白花が咲いていました・・・
ドロハマキチョッキリ タニウツギの白花
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ムジナタケ(狢茸)
2009/05/26(Tue)
 きょうも、大体晴れました。 
 森の林床に、ムジナタケ (ヒトヨタケ科)が生えていました。街の公園でも普通に見られるキノコですが、薄暗い森の奥で出会うと、 正しく名の通りの、狢(ムジナ=アナグマ又はタヌキ)そのものの様に見えました。初夏~秋に、林内や道端、草地等に発生します。茶褐色の傘は粗い繊維状鱗片を付け、 襞は紫褐色から黒紫褐色になります。柄は中空で、淡褐色の細かいささくれ(鱗片)で覆われます。鍔は始め白い綿毛状ですが、後に落下した胞子で黒くなります。可食で、以前若いものを天麩羅にしましたら美味しく頂けましたが、写真の様な襞が黒いものは、止めておきましょう。青葉山では、草叢、道端等各所で見られます・・・
  森のあちこちでは、ヤブデマリの白花が目立っていました…
ムジナタケ ヤブデマリ 
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アオハムシダマシ(偽青金花虫・偽青葉虫)
2009/05/25(Mon)
  きょうは、朝は曇っていましたが、日中は良く晴れました。
  森の草原に急に出現したフランスギク(外来種)の花群に、アオハムシダマシ(ハムシダマシ科)がいました。花群は自然の森に似つかわしくないものでしたが、覗き込むと、一つ一つの花に様々な森の小虫達がいます。中でもこの虫は、金緑の顆粒状光沢が美しく、どんな宝石にも勝る耀きがありました。日本の本州~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、ウスリー等の山地の森に生息します。体長7、8mmで、光沢ある黄緑色。5月頃から花や葉上に見られ、幼虫は朽木等で越冬して翌年蛹になります。アオハムシダマシ類は他に青、緑、赤、紫等に輝く虫で、タマムシ等と並んで、国内で最も美しい甲虫と言われています。青葉山では、花の上等で普通に見られます・・・
アオハムシダマシ フランスギク 
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ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛)
2009/05/24(Sun)
きょうは曇り時々晴れて、晩には雨が降りました。
 林縁の湿性地に、ウマノアシガタ(キンポウゲ科)が咲いていました。金色に艶々輝く花は精巧な造花の様で、枯れた姿等とても想像できませんでした。北海道~南西諸島の他、朝鮮、中国等の、日当たりの良い山野に生育する有毒の多年草です。高さ30-60cmで、茎と葉裏に白い長毛があります。春に、茎の先に一個づつ黄色い花を付けます。花弁は5枚で光沢がありますが、それは花弁下の澱粉を含む細胞層が、光を反射するからの様です。花後には、小球状の集合果を付けます。名は、根生葉やロゼットの形状を馬の蹄に見立てたものとか、「鳥の足形」が誤って伝わってしまった、等の説があります。青葉山では、湿性地等の所々で見られます・・・
  草原の縁には、ジシバリが大きな群落を作っていました・・・
ウマノアシガタ ジシバリ 
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フタリシズカ(二人静)
2009/05/23(Sat)
きょうは、くもり時々晴れでした。
 森の入口に、フタリシズカ(センリョウ科)が咲いていました。純白で清楚な花穂は、二本のものもありますが、一本や五本のものもあって、和紙で作った紙縒りの様に見えました。北海道~九州の山地の林内等に生育する多年草です。葉は対生し、上部では節間が狭いので、4枚の葉が輪生している様に見えます。4-6月に、茎の頂端から長さ3-5cmの花序を1-5本出します。花には萼も花弁も無く、白く見えるのは苞で、3個の雄蕊が丸く雌蕊を包みます。花序は立っていますが、果実は下向きに曲がります。夏~秋にはしばしば、茎下部の節に閉鎖花を付けます。地下茎でも繁殖し、群落を作ります。名は、花穂が2本の事が多く、この様子を、静御前の霊とそれに憑かれた菜摘女の舞う姿(能「二人静」等)に見立てたものと言われます。青葉山では、林縁等の所々で見られます・・・
  暗い林床では、マルバダケブキが咲き乱れていました・・・
フタリシズカ マルバダケブキ 
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ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)
2009/05/22(Fri)
 きょうは、雨後曇りでした。
  森の藪陰に、ミヤマナルコユリ(ナギイカダ科)が咲き始めていました。普通に歩いていると見過しそうですが、しゃがんでみると、葉の下に南国の風鈴にも似た白花が並び、今にもカラカラと鳴り出しそうでした。北海道~九州の他朝鮮等の、山野の林内に生育する高さ30-60㎝の多年草です。ナルコユリやアマドコロに似ていますが、茎には稜があり、全体にはジグザクに縒れて見えます。5-6月に咲く花も、ナルコユリやアマドコロが茎に沿って整列するのに対し、葉に沿って左右に分れて付きます。葉の裏面は粉白色を帯びます。筒状花の花被片の先は、緑色を帯びて浅く6裂して少しだけ開きます。名は、花が並んで垂れる様子を、田圃の鳥除けの鳴子に譬えたものです。青葉山では、各林床に普通に見られます・・・
  山の乾いた斜面には、アブラツツジが咲いていました・・・
ミヤマナルコユリ アブラツツジ 
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オドリコソウ(踊子草)
2009/05/21(Thu)
  きょうも、良く晴れました。  
  森の道端に、オドリコソウ(シソ科)が咲いていました。名の通り、愛らしい踊子達が輪舞している様にも、「おしくらまんじゅう」している様にも見えました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、山野の森の木陰等に群生する多年草です。 高さ30-50cm程で、葉は対生し、心形で、縁は粗い鋸歯になります。4-6月茎上部葉腋に、白や淡紅紫色、時に淡黄色の唇形花を数個輪生状に数段付けます。名は、花の咲く様子を、櫓上で娘達が花笠を被り盆踊りをしている様に見立てたと言われます。古名の波見(はみ)は「食み」の意で、花形を口を開けた蛇に譬えた様です。別名は、「踊花」、「虚無僧花」等。青葉山では、明るい林内等の所々で見られます・・・
  山のあちこちで、ミズキの白い花が目立っていました…
オドリコソウ ミズキ  
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ベニコメツキ(紅米搗)
2009/05/20(Wed)
きょうも、良く晴れました。
 小楢の森の中を、ベニコメツキ(紅米搗)が飛んでいました。緋色の翅を震わせて、ふわふわ舞っていたかと思うと小杉に止まり、近付くと又飛んで行ってしまいました。立派な櫛状触覚は兜の前立てにも思えて(♂のみ/写真には撮れませんでした)、胸部にある赤黄色の筋も粋で、派手な陣羽織を着た伊達者の様でした。4-8月に、北海道~九州の森林に見られるコメツキムシの仲間です。良く分りませんが、成虫は草木の葉や花等を食べ、幼虫は食肉性(ダニ等)の様です。派手な姿は、毒を持つベニボタルに擬態していると言われています。青葉山では、林内で普通に見られます・・・
森の小湿地には、サクラソウ(県レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN))が咲き残っていました・・・
ベニコメツキ♂. サクラソウ 
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カンムリタケ(冠茸)
2009/05/19(Tue)
  きょうも良く晴れて、何と夏日!になりました(13.9~29.0℃)。
 干上がりかけている沢の縁に、カンムリタケ(テングノメシガイ科)が生えていました。ひっそりとしていた筈の枯沢は、大きいのや小さいの、丸こいのや長いのや、きらきら光る黄色頭の不思議な妖精達の、囁きや笑声に満ちていました。主に春に、全国の混交林の、水辺等の湿った落葉層に群生する子嚢菌です。子実体は高さ2-5cm程のマッチ棒状で、上部に黄色く鈍頭円柱形の子嚢盤を持ちます。名は、この子嚢盤を冠に見立てたものの様です。青葉山では、湿性地等で比較的普通に見られます・・・
  蔓が絡まり合った藪の下に、数十株もある見事なコケイランの繁みがありました・・・
カンムリタケ コケイランの繁み. 
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シロシタホタルガ(白下蛍蛾)の幼虫
2009/05/18(Mon)
  きょうは、とても良く晴れました。
  沢の近くの、満開のサワフタギの葉に、シロシタホタルガ(マダラガ科)の幼虫がいました。黒地に黄色や赤の玉模様を並べて、とてもお洒落な赤ちゃんです。しかも、こんな姿のままで厳しい冬を過ごしていたらしく、とても強い子供でもある様です。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山地に生息します。成虫は6-7月に出現し、日中に飛び回ります。名の通り、蛍の様な姿で(頭が赤く翅が黒い)、良く似たホタルガと違って下翅に白い部分が広がります。又、上翅の白帯は水平に付きます(ホタルガではV字)。サワフタギを食草とする幼虫は、美しい斑紋を持ちますが、触れると匂いと共に毒性分泌液を出します(注意:後に赤い腫れと痒み)。幼虫のまま越冬するのですが、何処で過しているのか、良く分りません。青葉山では、春~夏に幼虫、成虫共にサワフタギとその周辺で普通に見られます・・・
シロシタホタルガ サワフタギ 
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コメツブツメクサ(米粒詰草)  
2009/05/17(Sun)
  きょうは、一日中雨が降り続きました。
 森の入口の道端に、コメツブツメクサ(マメ科)が咲いていました。草叢を黄色く染め上げて、冷たい雨に打たれても、水滴を元気良く弾き飛ばしていました。日本全国の他、世界に広く分布し、日当たりの良い草地や道端等に生育する10㎝程の一年草です。ヨーロッパ~西アジア原産の帰化植物で、日本には明治後期に渡来しました。葉は3 小葉で、4-5月頃に小さく黄色い蝶形花を球状に密生して付けます。名は、シロツメクサに似ていて(米粒の様に)全体に小さい事に因ります。別名は、キバナツメクサ(黄花詰草)、コゴメツメクサ(小米詰草)等。青葉山では、車道沿い等の所々で見られます・・・
コメツブツメクサ(奥はシロツメクサ) 雨の森
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ズミ(酢実)  
2009/05/16(Sat)
きょうは、曇り時々晴れでした。
 小湿地の畔に、ズミ(バラ科)が咲いていました。赤い蕾が一気に開花して、辺りには甘い香りが漂っていました。殆どの花は真白いのですが、中には薄紅色のものもありました。北海道~九州の他、朝鮮等の山野の、日当りの良い湿性地等に生育する高さ10m程になる落葉小高木です。小枝は暗紫色でしばしば刺に変わり、若枝には毛があります。4-6月頃、短い新枝の先に散形の、白色又は淡紅色の5 弁の花を付けます(蕾は皆赤っぽい)。9-10月に赤~橙黄色の丸い梨果を熟します。 名は、樹皮が黄色染料として使われたので「染み(そみ)」が転訛、実が酸っぱい為「酢実(すみ)」が転じた等と言われています。別名は、コリンゴ(小林檎)、コナシ(小梨)、ミツバカイドウ(三葉海棠)他。材は櫛、器具材等に利用される他、セイヨウリンゴの台木としても用いられます。青葉山では、湿性地周辺等の所々で見られます・・・
  小湿地には、レンゲツツジが咲いていました・・・
ズミ レンゲツツジ
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タニウツギ(谷空木)咲きだす
2009/05/15(Fri)
きょうは、大体晴れました。
 藪地の外れで、タニウツギ(スイカズラ科)が咲き出していました。緑の藪の中で一際目立つピンク色の花は、誰をも惹き付ける力がある様で、藪漕ぎして近寄ると、花蜂等の虫達も沢山集まっていました。北海道西部~本州中国地方の、主に日本海側豪雪地帯の山野に生育する高さ2-3mの落葉低木ですが、青葉山でも普通に見られます。葉は対生、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生しているのが特徴です。名の通り、山地の谷沿い等に多く見られ、観賞用に良く植栽もされます。5-6月の田植えの頃に花が咲くので「田植え花」とか、「早乙女花」とも呼ばれますが、花が開いた方を下にして水に浮いた様子を、菅笠を被った早乙女が田植えをしている姿に譬えたものだと言われています・・・
  乾いた斜面には、ヒメシャガの白花が咲いていました… 
タニウツギ(谷空木)咲きだす ヒメシャガの白花 
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イチモンジカメノコハムシ(一文字亀子葉虫)
2009/05/14(Thu)
  きょうは晴れたり曇ったり雨が降ったりで、午後は暴風が吹きました。  
  ヤブムラサキの葉に、イチモンジカメノハムシ(ハムシ科)の成虫がいました。近付いて写真を撮ろうとすると、動いていた触覚を引っ込めて、じっと固まってしまいました。名の通り、亀の甲羅の様にも見えますが、黒地に金班の甲羅や透明な縁が煌いて、古生代オルドビス紀か何かの、元祖カブトガニを思わせました。本州~沖縄の他、ウスリー、朝鮮、中国、インドシナ~インドの、 山地~丘陵の林間に生息します。胸部(右)と前翅に別れ、体の中央以外が透明なのが特徴です。 幼虫は自分の脱皮殻等を排泄物で背中にくっ付けて身を守ります。幼虫も成虫も、ムラサキシキブやヤブムラサキを食草としています。青葉山では、数多く生育するヤブムラサキ等で普通に見られます・・・
  U字溝に落ちていたニホンカナヘビを助けたら、逆恨みされたのか、怖い眼をされてしまいました(トホホ)・・・
イチモンジカメノハムシ ニホンカナヘビ 
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サンショウ(山椒)の花
2009/05/13(Wed)
きょうは、一日晴れました(14.1~21.9℃)。
 森の藪陰に、サンショウ(ミカン科)の花(雄株の雄花)が咲いていました。棘々の枝やあの辛味を連想させる刺激香と共に、体中から硫黄色の火花を飛び散らせて、周囲を威嚇している様でした。本州~九州の他、朝鮮等の山野の林縁や伐採跡等に生育する雌雄異株の落葉低木です。高さは3m程で、枝には鋭い棘が2本づつ対生して付き、葉は互生で奇数羽状複葉。4-5月頃、黄緑色の花を咲かせます。雄花は花山椒として食用にされ、雌花は若い果実や完熟したものが、古来香辛料や薬用に利用されています。材は擂粉木にされます。別名はハジカミ、ナリハジカミで、若葉は食材として「木の芽」とも呼ばれます。アゲハチョウ科の蝶の幼虫の食草でもあります。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
サンショウ
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アカマツ(赤松)の花
2009/05/12(Tue)
  きょうは曇って、一時雨になったり晴れたりしました。
  草原の縁に立つアカマツ(マツ科)に、花が咲いていました。雄花は土筆の頭を集めた様な形で、指で弾くと、黄色い粉が煙となって降り注ぎ、手や服まで黄色くなってしまいました。本州~九州・屋久島の他(北海道にも植林)、朝鮮、中国東北地方等の、山野の乾燥した尾根~湿地にまで生育する常緑高木です。典型的な先駆植物であり、多いのは温暖地ですが、クロマツに比して寒地にも分布し、クロマツが主に海岸部に生育するのに対して、アカマツは内陸部で多く見られます(只、松島の松の大部分はアカマツです)。4-5月に、新条下部に多数の淡黄色の雄花を、続いて上部に2-3個の紫色の雌花を付けます。名の通り、樹皮が赤く、クロマツと比べて葉が細く柔らかく、クロマツが「雄松」と呼ばれるのに対して、「雌松」とも呼ばれています。青葉山では、尾根筋等に広く見られますが、松枯病に因り減少し、その対策工事に因り、周辺林床が広く破壊されています・・・
  山の斜面では、ヒメシャガマイヅルソウと混じり合って咲き乱れていました・・・
アカマツの雄花 ヒメシャガとマイヅルソウ
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フジ(藤)
2009/05/11(Mon)
 きょうは、一日曇っていました。
 山のあちこちで、フジ(マメ科)の花が咲いていました。林縁も松林も崖地も藪地も、薄紫、否正に藤色の花房で覆われ、近寄れば眩暈がする程の強い芳香が漂います。本州~九州の山野に広く生育する蔓性の落葉木本です。4-5月に淡紫色や白色の花を咲かせ、花序は枝垂れて20-80cmに達します。蔓性なので木々に巻き付き樹冠に広がるので、良く管理された人工林では殆ど見られませんし、多くの人々に嫌われていますが、花の頃だけは違う様です。忙しなく道を行く歩行者も目を止め香りを楽しみ、歓声を上げる者さえありました。人工林では仕方ありませんが、青葉山の殆どの部分を占めるそれ以外の森では、藤の存在は「自然林」である事の証の一つとも言えます・・・
フジ 
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五月観(視)察会
2009/05/10(Sun)
  きょうは、観(視)察会。どんより曇ってはいましたが、大勢の参加者が集まりました(7.7~10.6℃)。何人かからの報告や挨拶等があった後、「さあ、出発!」と足を一歩進めた途端、「サンコウチョウだ!」の声に一同大騒ぎ。逆光ながら確かに長ーい尾を下げて杉の天辺に止っています。急いで望遠鏡を取り出して見ると、長い尾と見えたものは湾曲した杉枝で、本体は鶸ちゃんでした。心を落ち着けて歩き出すと、ニシキギやヒメコウゾ、ヤマグワ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、キランソウ等が道端を彩り、森に入れば、コハウチワカエデやコナラ、ウワミズザクラ、フジ、マルバアオダモ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ヤマツツジ等の花が私達を迎えてくれます。ウグイスや夏鳥のヤブサメ等の囀りも盛んに聞えています。そして、例年の会だと咲き始めたばかりで数輪しか見られなかった、仙台を代表する花(市花でもあった)のヒメシャガがあちこちで可憐に咲き群れています。同じく希少種であるアブラツツジやサラサドウダンの花も愛らしい花を下げていました。森は新緑が瑞々しく、そこに身を置くだけでも心身が癒される気がします。
コハウチワカエデ ヤマツツジ ユウシュンラン ボケボケですが、イスカです <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
  管理棟周辺には、ナツグミ、エゾタンポポ、クリンソウ、ミヤマウグイスカグラ、ミツバツチグリ、ハルジオン、ニワトコ、オニタビラコ、ミツデカエデ、マムシグサ、ミツバウツギ、ツボスミレ等が咲き、すぐ横のハリエンジュの木では、オオルリが高らかに囀っています。いままでこの辺りでは繁殖活動はしていなかった筈ですが、もしかして、破壊されている竜ノ口峡谷周辺等から逃げて来たのかも知れません。複雑な気持になりながら、うっとりする美声に耳を傾け、その姿を望遠鏡で探していると、近くに何と「赤い鳥」イスカです。五羽で何かを黙々と食べている様でしたが、写真は上手く撮れませんでした。
ゼンマイの胞子茎 高見の見物 ご苦労さま(参加者はこの倍でした) ヒメシャガ

  漸く管理棟を離れると、沢付近ではイカリソウ、タチシオデ、ナツトウダイ等の花やゼンマイの胞子茎の他、タゴガエルやヤマアカガエル、そして生れたばかりのトウホクサンショウウオの赤ちゃんとの出会いを楽しみました。その後、少なくなって来て心配なルリソウの森に立ち寄り、キビタキやセンダイムシクイの囀りを聞きながら、トリガタハンショウヅル、ツリバナ、ツクバネウツギ、シュンラン、コミネカエデ、メグスリノキ、サンショウ、カクミノスノキ、チゴユリ、ハナイカダや稀少なユウシュンラン等の花を楽しみました。野鳥では今回も他に、メジロ、アオゲラ、コゲラ等20数種確認できました。帰路にはマイヅルソウの群落やクヌギの花も観察できましたが、いつまでも、こんな花鳥達に普通に出会える青葉山のままであって欲しいと、願うばかりの一時でした・・・     
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウ等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみましょう。今度こそ、サンコウチョウにも会えるかも・・・ 
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ツボスミレ(坪菫、壷菫)
2009/05/09(Sat)
きょうは大体晴れました。
  森の木陰に、ツボスミレ(スミレ科)が咲いていました。白い小花も軟らかい葉も、日蔭では如何にも弱々しく頼りなげですが、日が注ぐと一遍に、華やかに群れる蘭花の風情になりました。北海道~九州の他、ロシア沿海地方、サハリン、クリル、朝鮮、中国等の山野の、やや湿った場所に生育する多年草です。葉は偏心型~三角状心形で、波状の鈍鋸歯があり、基部が湾入しています。4~5月に、小さく白色で、唇弁に紫色の筋のある花を咲かせます。唇弁は他の花弁より短く、距は短くて2-3mmです。名の由来は、「坪」とは庭先や道端の意で、その様な場所に生えるからとか、唇弁が「壷」型であるから、等と言われています。又、別名のニョイスミレ(如意菫)は、僧侶が持つ仏具の「如意」に葉(と長い葉柄)が似ている、又は花(と長い花柄)に似ている事に因ります。青葉山では、少し湿った林床等で普通に見られます・・・
  森のあちこちで、コハウチワカエデの黄色い花が、沢山下がっていました・・・
  明日は五月の観(視)察会です。 新緑の森を、ヒメシャガやフジ、ウワミズザクラ、ヤマツツジ、マイヅルソウ、チゴユリ、イカリソウ、ルリソウ等を愛でながら、オオルリ、キビタキ等夏鳥の囀りも楽しみましょう。きょうはツツドリが良く鳴いていましたよ・・・
ツボスミレ コハウチワカエデ 
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ナツグミ(夏茱萸)の花
2009/05/08(Fri)
 きょうは、晴れたり曇ったりでした。
 尾根道の傍で、ナツグミ(夏茱萸)の花が咲いていました。フェルト帽の様にも見える黄や白の花は、時折注ぐ日差しを浴びると、金粉でも振りかけた様に輝いていました。東北南部~中部と四国の山野に生育する高さ2-4mの落葉小高木で、庭木にもされます。5-8cmの葉の裏は白い鱗片が密生し、褐色鱗片も疎らに混じります。4-5月頃に白~淡黄色の花(萼筒)を数個づつ下垂して咲かせます。6月頃に果実(偽果)が赤く熟して食用にもなりますが、鳥や獣達の大好物ですから無闇な採取は禁物です。名は、夏に実が生るグミで、そのグミは「含む実(実を口に含み皮を出す意)」 が「くくむみ」 となり転訛したとか、渋みがあるので 「えぐみ」から「ぐみ」になった等と言われています。 青葉山では、明るい林縁等の所々で見ら れます・・・
  林縁の所々に、ミツバウツギの花が咲いていました・・・
ナツグミ ウツギとワカバグモ
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ミヤマセセリ(深山せせり)
2009/05/07(Thu)
  きょうは、曇り後晴れました。
  車道脇の蒲公英に、ミヤマセセリ(セセリチョウ科)が止まっていました。前翅の端に白色部がない雄の様で、長い口吻を伸ばして美味しそうに蜜を吸っていました。近付こうとすると飛び立ち、地上すれすれを飛んでは又別の花に止まります。何とか写真は撮れましたけれど、良く見れば翅はボロボロですし、可哀想な事をしたと反省しました。模様が地味なので蛾と勘違いする人も多い様ですが、褐色地に粋な霜降模様や黄色紋(写真のものは白味が強い)が散らされていますし、裏翅の班も可愛らしくて実にお洒落な姿です。北海道~九州の他、朝鮮等の山地の落葉広葉樹林に生息します。春先最も早く出現する昆虫の一つで、主に3月下旬~4月下旬(時に6月まで)にのみ見られ、幼虫はコナラ、ミズナラ、クヌギ等を食草とし、終齢幼虫で越冬します。青葉山の蝶としては、春に最も普通に見られる種です・・・
  山の至る所で、コナラが雄花を無数に垂らしていました・・・
ミヤマセセリ♂ コナラの花 
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ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)咲き出す
2009/05/06(Wed)
  今朝は霧雨でしたが、後に曇って午後は晴れました(13.3~18.8℃)。 
  山道の傍らで、ヒメシャガが咲き始めていました。薄紫の、最初に見付けた一輪は、砂漠の中でやっと辿り着いた、深く澄み切った泉の様に見えました。北海道南西部~九州北部の、やや乾燥した林内等に生育する日本固有の多年草です。高さ15~30cm程で、葉はシャガより細く薄い剣形です。5-6月に、花茎の先に淡紫色の花を2-3個咲かせます。外花披片の中央には白地に濃紫の脈と黄色い鶏冠状突起があります。シャガ(3倍体植物で結実しない)と違って、果ができます。仙台・青葉山を代表する花で、明るい林床等の何処でも普通に見られますが、レッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定され、全国的に減少している希少種です。仙台の、私達の誇りとして、何時までも大切に見守って行きたいものです・・・
  森のあちらこちらでは、オトコヨウゾメ(スイカズラ科)の花が目立っていました・・・
ヒメシャガ オトコヨウゾメ.
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ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
2009/05/05(Tue)
  きょうは、曇り時々晴れでした。
 沢沿いに、ラショウモンカズラ(シソ科)が咲いていました。桐を思わせる、鮮やかな青紫の花に魅せられて近付くと、辺りにラベンダーの様な香りが馥郁と漂っていました。本州~九州の他朝鮮、中国等の、山地の渓流沿いや林内の湿った所に生育する多年草です。茎は直立して高さ15-30cm程になり、花後は、地上に走出枝を這わせます。三角状心形の葉は対生して、鈍い鋸歯状になります。4-6月に、青紫の唇形花を2-3個づつ段々に咲かせます。花の付根の包葉は、下に行く程大きくなり、一番下は葉とほぼ同大になり、萼片は濃赤紫で花後も目立ちます。名は、花を、京都の羅生門で渡辺綱(頼光)が切り落した、鬼女の筋骨隆々で毛だらけの腕に譬えたものだそうですが、見た目の爽やかなイメージとは大分かけ離れている気がします。それにしても、いつ誰がそんな名前を思いついたんでしょう。青葉山では、沢沿い等の所々で見られます・・・
ラショウモンカズラ 青葉山から見た蕃山 
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ミヤマガマズミ(深山莢蒾/深山鎌酸実)の花
2009/05/04(Mon)
 きょうは、曇り時々晴れでした。
 山のあちらこちらで、早くもミヤマガマズミ(スイカズラ科)が咲いていました。白い散房花序は、スポットライトでも浴びた様に遠くからでも良く目立ち、近寄ってみても、独特の香りで虫達を誘っている様でした。北海道~九州の他アジア極東部の、山野の日当たりの良い所に生育する落葉低木です。枝は黒紫色を帯び、葉は倒卵形で先が尖ります。葉の表面は無毛で、光沢があります。5-6月に、葉が一対付く枝先に小花を多数付けます。筒状花は5深裂し、長い雄蕊が5本あります。名の由来は諸説ありますが、深山に生える「噛む酢実(カムズミ)」の転訛とも言われている様です。青葉山では、明るい林縁や林内に普通に見られます・・・
ミヤマガマズミ 
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エツキクロコップタケ(柄付黒洋盃茸)
2009/05/03(Sun)
  きょうは、晴れ時々曇りでした。
  渓谷の朽ちた落枝に、エツキクロコップタケ(クロチャワンタケ科)が生えていました。名の通り、黒いコップ状のキノコでしたが、一見柄部分が見えません。コップの底を探ると、2cm程の柄がしっかりと付いていて、魔女のワイングラスの様でした。 全国の広葉樹林下の、土に埋もれた落枝上等に発生する子嚢菌類の腐生菌です。初めは丸く、後に上部に星型の裂目を生じ、徐々に椀、壺、漏斗形で、縁は粗い鋸歯状になります。柄は2-3cmで、子実体の外面は暗褐色の毛状菌糸に包まれ、一見、鱗片に覆われている様に見えます。食は不適。青葉山では、沢沿い等で比較的普通には見られますが、数は多くありません・・・
   林縁のあちこちで、トリガタハンショウヅルの花が咲いていました・・・
エツキクロコップタケ トリガタハンショウヅル 
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ウラシマソウ(浦島草)
2009/05/02(Sat)
  きょうも晴れて、汗ばむ程に成りました(10.8~23.3℃)。
 車道の脇に、ウラシマソウ(サトイモ科)が幾つも生えていました。花(仏炎苞)がこんなに大きく、その付属体がとても長くて実に不思議な姿なのに、車は勿論、行き交う歩行者も、見向きもせずに通り過ぎていました。北海道南西部~九州(佐賀)の山地~低地の、やや湿った木陰等に生育する宿根性の多年草です。葉は一枚で、鳥趾状小葉に深く裂けます。4-6月に、10cm程の肉穂花序を付けます。仏炎苞は濃紫~緑の変異があり、内側には白条があります。球茎の周りに子球を作り増殖しますが、種子繁殖も行います。名は、花序の鞭状部を、浦島太郎が釣糸を垂れている姿に見立てました。この長い付属体は、臭いを空気中に発散させ、虫を誘引する役割がある等とも言われていますが、これ程長くなった訳は未解明の様です。他のテンナンショウ属の植物同様に性転換をし、小さな個体では雄性ですが、球茎が大きくなると雌性となります。青葉山では、薄暗い樅林~明るい林縁等の所々に見られます・・・
ウラシマソウ 新緑の竜ノ口(八木山橋から). 
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ゆきかえる