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モエギタケ(萌黄・萌葱茸)
2009/09/30(Wed)
  きょうは、一日曇りでした。
  北斜面の林下に、モエギタケ(モエギタケ科)が生えていました。仄暗い林床に、蛍火の様な青白い光を、しみじみと放っていました。夏~初冬、全国の各種広葉樹林内の湿気の多い地面や草地に発生します。径3-7cm程の傘は饅頭形~平らに開き、表面は初め粘液に被われ、青緑~緑色で、粘液が無くなるにつれて黄緑~黄色を帯び、乾くと光沢が出ます。 襞は初め灰白色で、後にライラック~紫褐色になります。長さ4-10cmの柄は中空で、上部は白く、下部は僅かに緑を帯び、基部に白い菌糸束が見られます。中程からやや上方に膜質の鍔がありますが、消失し易い様です。 名は、色が萌黄色(春に萌え出る草の芽を表わす色)である事に因ります・・・
  暗い林下には、マムシグサの真赤な実が目立っていました・・・
モエギタケ マムシグサの実 
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ホシホウジャク(星蜂雀蛾)が一杯 !
2009/09/29(Tue)
  きょうは、一日曇りでした。
  草原や林下のヤマハッカやナンブアザミ、オクモミジハグマ、シロヨメナ等の花々に、ホウジャクの仲間達、特にホシホウジャク(スズメガ科)が沢山来ていました。次から次に、花から花へと飛び回り、空中に停まったまま長い口吻を伸ばして花蜜を吸っていました。一つの花にいるのは1-2秒だけなので、とても忙しなく、しかもあちこち飛んでいるものだから、無数にいるようにも思えて、目が回る様でした。北海道~沖縄の他、;朝鮮、中国、インド、インドネシア等に広く分布します。7-11月に出現し、昼行性で、色々な花で、停空飛翔しながら吸蜜します。開張は40-60mm で、全体に焦茶色で、後翅に黄色の班があり、飛んでいると良く目立ちます。腹部には白い帯があります。蜂に擬態しているとされ、実際、素早く羽ばたいて蜜を吸う姿は花蜂の様でもあります。幼虫はヘクソカズラの葉を食べ、成虫のまま越冬すると言われます。青葉山では、ホシホウジャクが最も普通に見られ、他にクロホウジャクやオオスカシバ等も見られます・・・
ホシホウジャクとナンブアザミ(フラッシュで撮りました) ヤマハッカに来ていたホウジャクの仲間 
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コバネイナゴ(小翅稲子)
2009/09/28(Mon)
  きょうは一日曇って、時折小雨が降りました。
  草原に、コバネイナゴ(イナゴ科)がいました。「イナゴだ!」と、昔の感覚で捕まえようとしましたが、吃驚する脚力で、あっと言う間に飛び去ってしまいました。本州~沖縄の、水田や草原に生息する、体長16-40mm(♂16-34mm、♀40mm程)のバッタの仲間です。 体色は明るい緑色で、背は肌色、側面には濃茶色の筋が頭~尾部に走ります。名の通り、翅は短くて腹端を越えない事が多いのですが、長翅型のものも見られます。別名はエゾイナゴ(蝦夷稲子)。成虫は7-11月に見られ、卵で越冬します。イネ科植物の葉を食べるので水田に多く、稲の葉を食べるので害虫とされます(稲以外の雑草も良く食べる)。農薬の使用で1960-80年頃には殆ど見られなくなりましたが、最近は減農薬が進み、水田でも良く見かけるようになりました。以前は仙台周辺でも、イナゴ取りが学校行事にもなっていて、佃煮等にして良く食べました。青葉山では、周辺の水田にも草原にも普通に見られます・・・
  湿生地付近には、典型的な淡紅紫色のサワヒヨドリが咲いていました・・・
コバネイナゴ サワヒヨドリ
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ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)  
2009/09/27(Sun)
  きょうは、一日曇りました。
  林縁の草叢に、ヤブツルアズキ(マメ科)が咲いていました。前から見ると歪めた唇の様ですが、後ろに回ると、狐の顔に見えました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の、山野の草地に生育する蔓性の多年草です。葉は3出複葉で、小葉は先端が尖る狭卵~卵形で、浅く3裂するものもあります。8-10月頃に、黄色い蝶形花を咲かせます。豆果は長さ4-9cmの線形で、毛がありません(ノアズキは有毛)。当種を改良したものが「アズキ」だと言われています。青葉山では、道端の藪等に良く絡まっています・・・
  小湿地には、アケボノソウが咲いていました・・・
ヤブツルアズキ アケボノソウ 
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カントウヨメナ(関東嫁菜)   
2009/09/26(Sat)
きょうは、晴れたり曇ったりでした。
  森の外れの草原に、カントウヨメナ(キク科)が咲いていました。見るからに優しい趣の野菊ですが、葉に触れても、しっとりとした感触が気持ちまで和らげてくれました。東北~関東の、少し湿り気のある野原、林縁、川縁等に生育する、草丈50-80cmの多年草です。中部以西に分布し関西に多いヨメナの変種とされます。葉は、披針~卵状長楕円形で粗い鋸歯があり、ユウガギクより厚くヨメナより薄い様です。9-10月、茎先に径2.5-3cm程の白~淡紫色の花を付けます。葉が狭く、ざらつきがないのが特徴で、良く似たノコンギクとは他に、冠毛が極短くて殆ど見えない事、ユウガギクとは、上方で横に広く分裂しない事等で識別します。青葉山では林縁等で見られ、他の野菊と混生する事も多い様です・・・
カントウヨメナ 郷六池 
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センブリ(千振)の花
2009/09/25(Fri)
  きょうも、晴れ時々曇りでした。
  山の斜面に、センブリ(リンドウ科)の花が咲き出していました。ローズマリーの様な葉は強烈な苦さでしたが、ストライプの入る星形の花は清々しいばかりで、爽やかな香りさえ漂う様でした。北海道~九州の日当たりの良い山野の草地に生育する、日本固有の高さ5‐30cmの二年草です。茎は四角く、根元から数本に別れ、1-3cm程の細長い線形の葉が対生します。発芽した芽はそのまま越冬し、翌年9-11月頃に、多数の花を咲かせます。2-3cmの花は5深裂し、裂片は白く縦に紫色の筋が入ります。開花期の全草を利用し、胃腸虚弱、下痢、腹痛、脱毛等の薬草(生薬名「当薬」)にします。名は、「千回振出してもまだ苦い」事から付けられました。青葉山では、明るく乾いた斜面や尾根などに見られます・・・
 完全に忘れていましたが、この「きょうの青葉山」を始めて、きょうで4年になりました。気楽に楽しくできれば良いのでしょうが、いつも四苦八苦で、いつまで続けられるかも分りませんが、青葉山の自然の素晴らしさと危うさ、護る事の大切さを少しでも分かって頂ければと思ってやっています。これからも、よろしく・・・
センブリ 
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トノサマバッタ(殿様飛蝗)
2009/09/24(Thu)
 きょうは、曇り時々晴れでした。
  山の草原に、トノサマバッタ(殿様飛蝗)がいました。子供の頃の記憶から、反射的に捕まえてしまいましたが、我に返り手を開くと、あっと言う間に、遙か彼方に跳び去ってしまいました。北海道~沖縄の低山地~平地の、日当たりの良いイネ科植物の多い草原に生息する、35-65mmの日本最大のバッタです(雄より雌が大)。7-11月に出現し、基本色は緑色で、前翅は濃茶と白の斑模様を持ち、後翅には模様がありません。個体により体色に変化があり、緑色型と褐色型があります。ススキ等イネ科植物の葉を好んで採食し、昆虫の死骸等も食べます。全国的に「草原」が激減していて、このトノサマバッタも希少種になりつつあります。当地では、広瀬川の河原や草原で見られます・・・
  草原一面に、ススキが銀色の穂波を揺らしていました・・・
トノサマバッタ ススキの原 
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ハナタデ(花蓼)
2009/09/23(Wed)
きょうは、一日小雨が降ったり止んだりでした。
 森の草叢で、ハナタデ(タデ科)が咲いていました。時折舞い落ちる霧雨の下で、イヌタデに比べて柔らかそうな小花が、薄紅に染まりつつ楚々と濡れていました。北海道~九州の山野のやや湿った林内、路傍等に生育する、高さ30-60cmの1年草です。葉は互生し、先は尾状に尖り、浅緑の表面には毛があり、時に黒色の斑紋が現れます。葉の基部の鞘にも長毛があります。8-10月に、細長い花穂に疎らに花を付けます(イヌタデでは密)。長さ1.5-2mm程で淡紅色の花弁に見えるのは萼で、5枚に深裂します。只、葉幅や花序の長さ等に変化が多く、花色の濃淡にも変異があります。名は、花が梅花状に開く事に因り、別名のヤブタデは、竹林の影等にも多く見られる事に由来します。青葉山では、道端や草原等に普通に見られます・・・
ハナタデ 
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クサボタン(草牡丹)の花
2009/09/22(Tue)
   きょうは、晴れたり曇ったりでした。
   カールヘアーの少女達に逢おうと、クサボタン(キンポウゲ科)を見に森の外れの草原に出かけると、草がすっかり刈られていました。がっかりしていると、蕾を付けたまま打ち捨てられた草の間から、秋空を映した様な天色の花が3輪だけ顔を見せてくれました。北海道~本州の日の良く当たる草原や林縁に生育する、高さ1m程の多年草で、茎の下部は木質化します。雌雄異株。葉は対生し3出複葉で、牡丹の葉に似ているのが名の由来になっています。8-9月に、茎先や葉腋に集散状の花序を付け、細毛が密生する花弁状の萼片の先をそり返しながら下向きに開花します。青葉山では、明るい林縁、林内等の所々に見られます・・・
  暗い林下には、タマブキの花が咲いていました・・・
クサボタン タマブキ 
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オケラ(朮)
2009/09/21(Mon)
   きょうは、晴れたり曇ったりでした。
   尾根道に、オケラ(キク科)が咲いていました。木陰の中で、そこだけスポットライトを浴びて、キラキラと花火が耀いている様に見えました。本州~九州の他、朝鮮、中国東北等の山野の日当りの良い所に生育する、雌雄異株で高さ50-100cm多年草です。葉は固く、光沢があり、縁に棘状の鋸歯があり、茎の下部では奇数羽状複葉になります。花序の下の苞葉も羽状に裂けます。9-10月、茎先にアザミに似た白~薄紅色の頭状花序を付けます。白い軟毛で覆われた若菜は山菜となり、。「山で美味いはオケラにトトキ(ツリガネニンジン)」とも言われて来ました。芳香性の精油を含む根茎は、白朮(ビャクジュツ)と称する生薬になり、健胃用などに用いられます。名は古名ウケラの転化で、それは花の咲き方を表す「受皿の花」の意との説等がありますが、良くは分らない様です。青葉山では、乾いた尾根道等で見られます・・・
オケラ 日々変貌する仙台市街 
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ナンテンハギ(南天萩)
2009/09/20(Sun)
  きょうは、大体晴れました。  
  山道端の草叢に、ナンテンハギ(マメ科)が咲いていました。遠目には「地味な薄紫の萩」のイメージですが、まじまじ見れば、青、赤紫やコバルト、エメラルドまで諸色あって、花の「ノブドウ」の趣がありました。 北海道~九州の山野に生育する、高さ50-90cmの多年草です。葉は2枚の小葉からなる羽状複葉で、互生します。卵形の小葉は長さ4-7cmで、縁は全縁で毛があります。葉柄はやや短く、基部に鋸歯のある托葉があります。7-10月、葉脇から長さ2-4cmの総状花序を出し、紅紫色の蝶形花を多数付けます。別名は、葉が2枚ずつ対生するのでフタバハギ(二葉萩)、タニワタシ(谷渡し)とも言われます。若がは山菜となり、小豆の様な匂いがするのでアズキナとも呼ばれています。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・>
ナンテンハギ 青空の青葉山  
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キイロスズメバチ(黄色雀蜂)
2009/09/19(Sat)
  きょうも、曇り時々晴れでした。
  森の外れの草原に、キイロスズメバチがいました。花から花へと飛び移りながら、夢中で蜜を舐めている様でしたが、恐る恐る様子を覗いていると、突如、近くに飛んできた花蜂を襲って、何処かに消えてしまいました。本州~九州の山野に生息し、近年は都市部にも進出している、中型(17-28mm)の雀蜂です。 斑紋の黄橙色部分が広く、全身が黄色い初毛に覆われています。成虫は4-11月に現れ、様々な昆虫を捕食し、樹液や花にもやって来ます。防衛本能が強くて攻撃性も高く、特に晩夏~秋には危険性が高まります。軒下や崖の窪み等、雨風の当たらない場所に鱗模様のある、巨大な球形の巣を作ります。青葉山では普通種で、大きな巣も岩崖の下等に良く見られます…
キイロスズメバチとウド 竜ノ口の出口付近からの展望(知らないうちにベンチが置かれていた). 
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アレチウリ(荒地瓜)
2009/09/18(Fri)
きょうは、曇り時々晴れでした。
 車道沿いのフェンスに、アレチウリ(ウリ科)が密生していました。良く見れば案外可憐な花も群れ咲いていて、スズメバチの仲間達がブンブン翅音を立てながら飛び回っていました。北米原産の帰化植物で(特定外来生物に指定)、青森以南の日本各地の山野に生育する蔓性の一年草です。葉は円心形で5-7裂し、茎葉は著しくざらつきます。8-9月、葉腋から花序を出し、黄白色の花を疎らに付けます。雄花序は10-15cm程で、雄花の雄蕊は一つに合着して雌蕊の様に見えます。雌花序は短くて雌花が頭状に集まります。機雷状の果実には鋭い棘が多数あります。何所でも嫌われ者ですが、窒素を吸収・除去する能力が高いとも言われている様です。当地では、車道沿い等で勢力圏を広げています・・・
 池端には、ミゾソバが咲いていました・・・
アレチウリの雌花 ミゾソバ 
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タケリタケ(猛茸)
2009/09/17(Thu)
  きょうも、秋晴れでした。
  森の木陰に、タケリタケ(俗称)が生えていました。少し傷んではいましたが、名の通りの猛り振りで、一体何の為こんなに反っくり返っているのか、頭を傾げてしまいました。「タケリタケ」とは菌名ではなく、テングタケ科、イグチ科、ベニタケ科のキノコが、ヒポミケス属菌の寄生によって変形したものの総称です。8-9月、様々な林内に発生し、子実体は8-12cmで皆同じ様な形になりますが、表面は鱗~鮫肌状で、色は茶褐~灰褐色と変異があります。食毒は不明ですが、テングタケ科には猛毒菌が多いですから、食べてみよう等と思わない方が良さそうですね。青葉山では、不特定の林下に時々見られます・・・
  沢の畔には、ツリフネソウが咲いていました・・・
タケリタケ ツリフネソウ  
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ウド(独活)の花
2009/09/16(Wed)
  きょうは、大体晴れました。
  森の道端に、ウド(ウコギ科)の花が咲いていました。遠くからでは花とは見えませんが、イカリモンガや花蜂達が次々に訪れ、蜜がある事が分ります。近寄れば、淡緑色の5弁花から、雄蕊や花柱が花火の様に飛び出していました。朝鮮、中国等東アジアに広く分布し、日本では全国の山野に生育する高さ1-2mの多年草です。全体に毛が多く、葉は互生して長柄があり、2回羽状複葉で小葉は5-7枚付きます。8-9月に、茎上部や葉腋から淡緑色の小花を集めた総状花序を伸ばし、秋に直径3mm程の黒い液果を熟します。春先の若苗や若葉は香りが良く、山菜として利用され、根は独活(どっかつ)と呼ばれて、煎じて痛み止め等に用いられます。主に体力的に見かけ倒しの人を「ウドの大木」と言いますが、これは、ウドの茎は太くても、材として役に立たない事に因ります。青葉山では、沢沿いの崩壊地等に良く見られます・・・
  山道の藪には、キクイモが咲き群れていました・・・
ウドの花. キクイモと街
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ハヤシノウマオイ(林馬追)
2009/09/15(Tue)
きょうは曇って、時々雨が降りました。
 早朝の草叢に、ハヤシノウマオイ(キリギリス科) がいました。遠くから、ズイーッチョンッと張りのある声が聞こえて来たので探してみると、見付かったのは何故か雌の方だけでした。東北南部~九州の、林の周囲や山沿いの薮、草叢に生息する体長28-36mm のキリギリスの仲間で、ヤマウマオイ、又は単にウマオイとも呼ばれます。全身が緑色で、頭部~背中に濃褐色の太い条があるのが特徴で、褐色部は目に達しています(似たヤブキリでは達しない)。 8-11月に現れ、夜に活動し、鋭いトゲのある前脚を使って他の昆虫を捕食し、灯火ににも寄って来ます。スイーッチョン、スイーッチョンと鳴き、この声を、馬を追い立てる声に見立たのが名の由来です。当地では、草地や林縁の葉の上等で普通に見られます。尚、近縁で関東以西に分布するハタケノウマオイ(畑の馬追)は、外見上の違いは余りありませんが、「シッチョン、シッチョン」と短く鳴き、名の通り畑の片隅や河川沿いの草原等に見られる様です・・・
  マムシグサの実が、半分紅くなっていました・・・
ウマオイ  マムシグサの実 
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ダキバヒメアザミ.(抱葉姫薊.)
2009/09/14(Mon)
  きょうは、良く晴れました。
  森の小道に、ダキバヒメアザミ.(キク科.)が咲いていました。アザミと言っても、たおやかな趣の身を、微風が吹く度に、ゆらりゆらりと揺らしていました。東北地方(と新潟)の山野に生育する、高さ1.5-2mの多年草です。茎に毛は無く粉白色で、時に紫色を帯びます。葉は鋸歯状又は羽状に中裂し、基部が茎を抱くのが特徴です。7-9月、枝先に紫色の頭花を上向きに単生します。総苞は粘らず、総苞外・中片は長く伸びて反り返ります。ナンブアザミの変種とも言われ、そのダキバヒメアザミの変種にはキンカアザミ(金華山の固有種)があります。青葉山の林内では、ナンブアザミと共に普通に見られます・・・
ダキバヒメアザミ 
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九月観(視)察会
2009/09/13(Sun)
 きょうは、定例の観(視)察会。雨の予報もありましたが、ほぼ晴れて、舞い戻った夏の観(視)察会になりました(16.8~26.1℃)。森は秋の虫の音よりも、ミンミンゼミやエゾゼミ、ツクツクホウシ等の声が響き、例年なら良く聞えるチッチゼミや、鳥の声も余りしません。でも、花はやっぱり秋の花、森の入口の草地には、ツクシハギやヒメジソ、ガンクビソウ、イヌタデ、ゲンノショウコ、センボンヤリ、オクモミジハグマ、アキノキリンソウ、ツユクサ、オヤマボクチ等が咲き乱れ、叢にはフユノハナワラビの胞子茎が幾つも垣間見えていました。森の中では、ナンブアザミやダキバヒメアザミにセンダイトウヒレン等の薊、シロヨメナやシラヤマギク等の野菊が良く見られましたが、中でもキバナアキギリの黄花があちこちの道沿いに咲き乱れていました。他には、ナガバノコウヤボウキ、オトコエシ、ヤブハギ、ツルニンジン、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、ヤマハッカ、ヒヨドリバナ、コバギボウシ、ヤブラン、カノツメソウ、ミズヒキ、カラハナソウ、オヤリハグマ、ノササゲ、ヤブマメ、ヨツバハギ、テンニンソウ、ノダケ、イタドリ、ダンドロボロギク、マルバハギ、ボタンヅル、ヤブガラシ…等の花々が見られました。果実では、トチノキ、ツリバナ、ナツハゼ、ミヤマガマズミ、アオハダ、タチシオデ、エゴノキ、コナラ、クヌギ、ウメモドキ、オトコヨウゾメ、コブシ、サンショウ、ヤマノイモ(むかご)等が目立ち、サルナシも大分熟していました。 
キバナアキギリの道 あれま、こんな処に・・・. ホコリタケ センダイトウヒレン
 目当てのキノコは、最近の乾燥した天候から期待できませんでしたが、参加者の底力で?それなりに姿を見せてくれました。食菌では、ウラベニホテイシメジやアミタケが見られ、チチタケ、ナラタケ、オウギタケ、シャカシメジ等もありました。最近又食菌に戻りそうだと言うスギヒラタケも、多数発生していました。他には、クサウラベニタケ、シロオニタケ、スギエダタケ、ドクベニタケ、ホコリタケ、エリマキツチグリ、カワラタケ、ヒトクチタケ、アンズタケモドキ、チシオハツ、タマゴテングタケ、チシオタケ、ミネシメジ、ウズハツ、ヌメリコウジタケ、キツネタケ、ベニナギナタタケ、オオホウライタケ、ヒメカバイロタケ、ヒロヒダタケ等が見られましたが、同定が難しいものも数多くありました。
 動物では、足元から飛び跳ねるヤマアカガエルやミヤマフキバッタ、花に群れるキチョウやシータテハ、クロアゲハ、ヒョウモンチョウの仲間の他、落し穴にはセンチコガネ、オオヒラタシデムシの成・幼虫に、数多くのオサムシやゴミムシの仲間達がいて、可哀そうに死体も一杯あったので、皆で逃がしてあげました。岩陰で、何とミヤマクワガタの雌を見付けた人もいましたし、ウチスズメの若齢幼虫やタイリクアリグモにも出会えました。野鳥では、ハリエンジュにいたアオゲラの他、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ等も鳴いていました。帰り際には、丸々太って毛並みの良さそうなアナグマが道をトコトコと横切って行ったのは、嬉しい驚きでしたよ。
見事なスギヒラタケ ミヤマクワガタ♀でしたあ!. キノコ鑑定会 解散の前にパチリ
 尚、正門前の、大学食堂のあった建物周辺は工事中で、毎年ハタケシメジやノウタケ、コムラサキシメジ等数多くのキノコを楽しんでいた草地は、周辺のトチノキやヒマラヤスギの大木の小林と共に無くなっていました。道路沿い等には幾つもの大きな切株が見えて、真向かいの自然破壊(東北大の新キャンパス造成工事)を毎日見ている筈の宮教大も、同じ穴の狢かと悲しくなりました。
 来月(10/11(日))も、キノコ中心の観察・鑑定会が中心になりますが、又、楽しい出会いがあると良いですね・・・
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ヒメジソ(姫紫蘇)
2009/09/12(Sat)
  きょうは一日曇って、時々雨が落ちました。
  森の入口の草地に、ヒメジソ(シソ科)が咲いていました。米粒の様な花は、草叢に紛れて目立ちはしませんが、近寄れば、小さいだけに愛らしさも一塩でした。北海道~九州の他、中国等の山野の湿った林縁や道端に生育する、高さ10-60cmの一年草です。茎は四角く稜に下向きに曲がった短毛があり、節にも白い毛が生えます。葉は対生し、長さ2-4cmの卵形~広卵形で、4-6対の粗い鋸歯があり(似たイヌコウジュは6-13対)、裏面には腺点があります。9-10月、枝先に長さ3-7cmの花穂を出し、白~淡紅紫色の小さな唇形花をやや疎らに付けます。長さ2-3mmの萼の上唇は3裂、下唇は2裂し、裂片の先は余り尖りません(イヌコウジュは尖ります)。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ヒメジソ 展望台からの眺め  ‹←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます›
  明日(9/13)は定例の観(視)察会↓です。キノコが中心の観察・鑑定会になりますが、勿論自然全般の観察もします。萩や薊、野菊に、キバナアキギリ等シソ科の花々も奇麗です。又、色んな出会いがあるといいですね・・・
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ヤマハッカ(山薄荷)
2009/09/11(Fri)
 きょうは、晴れたり曇ったりでした。
 山道沿いに、ヤマハッカ(シソ科)が咲いていました。小さな花ですが、良く見ると、巻いた唇弁が尖った口の小動物にも見えて楽しくなりました。北海道~九州の山野の林縁等に生育する、高さ0.4-1mの多年草です。広卵形で長さ3-6cmの葉は対生し、鋸歯は粗く葉柄に翼があるのが特徴です。茎の稜には下向きの毛があります。9-10月、枝先の長い花穂に青紫色の唇形小花を数個ずつ数段に付けます。上唇は4裂して立ち上がり、濃い青紫色の線状の斑点があり、下唇は2裂して前方に突き出し、縁が内側に巻くのも特異点です。名は、山に生えるハッカに似た草の意ですが、普通薄荷臭はありません(稀にはある様です)。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ヤマハッカ 初秋の小道  ‹←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます›
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ネコハギ(猫萩)
2009/09/10(Thu)
  きょうも、良く晴れました。
  森の外れの土手に、ネコハギ(マメ科)が咲いていました。余りに小さくて、しかも草に埋もれているので気が付きませんでしたが、良く見れば、雪兎や貂の顔の様な愛らしさでした。本州~九州の他、朝鮮、中国等の草地、路傍等の日当たりの良い所に生育する多年草です。全体に軟毛が多く、茎は丈夫で基部近くで枝分かれして地面を這います。葉は3つの小葉からなり、頂小葉は長さ1-2cmで、両面に開出毛があり、特に裏面脈上と葉縁には密生します。8-9月、葉腋に7-8mmの、中心(旗弁の基部)に紅紫色の紋がある白い小花を数個付けます。名は、黄褐色の軟毛が密生している事から、同族のイヌハギに対してネコハギとなったといわれます。青葉山では、良く刈られる草地等に見られます・・・
  その近くのツルボには、コカマキリが止まっていました・・・
ネコハギ ツルボとコカマキリ 
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メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)
2009/09/09(Wed)
  きょうも、大体晴れました。
  小湿地のサワヒヨドリに、メスグロヒョウモン(タテハチョウ科)がいました。黒字に白い斑点模様の姿に、きょうも一瞬、イチモンジチョウの仲間かと惑わされましたが、メスグロヒョウモンの雌でした。何があったか、翅は傷んでいましたが、黒みに青緑の光沢があって、気品が感じられました。中央アジア東部~中国、アムール、朝鮮等に分布し、日本では北海道~九州の山地~平地の森林周辺部に生息する、前翅長30-40mmのヒョウモンチョウの仲間です。雌雄の翅の模様が全く異なる蝶の代表で、雄は他のヒョウモンチョウと同様の豹柄模様ですが、雌は黒地に白帯模様です。成虫は年1回6-10月に出現し、森の周辺や路傍等で良く見られ、樹木の回りを活発に飛び回って、色々な花で吸蜜します。幼虫の食草はスミレ類で、卵、又は若齢幼虫で越冬します。分布は広いものの減少傾向にあり、各地のレッドリストに掲載されていますが、当地では比較的普通に見られます・・・
メスグロヒョウモン♀  きょうの物見岩
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ハイメドハギ(這筮萩・這目処萩)
2009/09/08(Tue)
  きょうは、曇り後晴れました。
  森の草原に、ハイメドハギ(マメ科)が咲いていました。人々に始終踏み付けられそうな道端で、小さなクロッカスを思わせる花々が、秋風に吹かれながら健気に息衝いていました。本州~沖縄の他、中国等の山野の日当たりの良い草原に生育する多年草です。メドハギの変種で、名の通り、茎の下部が地を這うのが特徴です。高さは大きくても40cm程で(メドハギは1m以上)、茎の毛が開出し、小葉が短いので幅が広い感じがします。花期は8-10月で、花は、旗弁全体や他の弁の先が紫色を帯びます(メドハギは花の中心のみ赤紫)。名の「メド」は、筮(蓍/メトギ=占いの道具)の略で、茎を占いの筮竹(ゼイチク)の代用品としたから、等と言われています。 青葉山では、良く刈られる草地等に見られます・・・
  草原のヒカゲノカズラから、胞子茎が沢山立ち上がっていました・・・
ハイメドハギ ヒカゲノカズラ
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オクモミジハグマ(奥紅葉白熊) 
2009/09/07(Mon)
  きょうも、ほぼ晴れました。
  小楢の林下で、オクモミジハグマ(キク科)が咲いていました。小さな風車か削り花の様な花が、愛らしく震えていました。本州~九州の、山地の木陰に生育する、高さ30-80cm多年草で、西日本に生育するモミジハグマの変種と言われます。葉は、薄くて両面に毛があり、腎心~円心形で掌状に浅裂し、縁に鋸歯があり互生しますが、茎の中程では輪生状に付きます。8-10月に、穂状白花を付け、直径2cm程の頭花は3つの小花からなり、花冠は5裂し、裂片は捩れます。それぞれの小花に雌蕊1個と雄蘂3個があり、雄蕊は花外に飛び出します。名は、深山に生え、葉がモミジに似て、花が「ハグマ(白熊)=ヤクの尾で作られた旗竿に付ける飾り」に似ている事に由来します。青葉山では、オヤリハグマと共に普通に見られるハグマです・・・
  サルナシの実が、美味しそうに、たわわに生っていました・・・
オクモミジハグマ サルナシの実 
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ミヤマママコナ(深山飯子菜)
2009/09/06(Sun)
  きょうは、良く晴れました。
  山の尾根道に、ミヤマママコナ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。赤紫と白で彩られた花の中に、名の由来の米粒状隆起が二つ見えましたが、黄色くて、サフラン米の様でした。北海道西南部~本州の、深山の林縁や草地、亜高山帯に生育する、高さ20-50㎝の一年草・半寄生植物です。長卵形て゜葉柄のある葉は洋紙質で対生し、乾燥すると黒褐色に変色します。8-9月に、紅紫色の花を咲かせ、花喉両側には黄色み帯びた斑紋が2個あります。苞葉は葉状で、縁にはママコナの様な鋸歯がありません。名は、主に深山に咲くママコナの意。青葉山では、6-7月に咲くママコナとほぼ同所等、少し乾いた林縁等で見られます・・・
  林縁に、早くも紅葉し始めたウリハダカエデがありました・・・
ミヤマママコナ 紅葉し始めたウリハダカエデ 
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コウヤザサ(高野笹)
2009/09/05(Sat)
  きょうは晴れて、久し振りに暑くなりました。
  山道に沿って、コウヤザサ(イネ科)が生えていました。薄暗い林床に光が降り注ぎ、微風が流れる度に、金糸銀糸が煌きました。本州~九州の他、済州島(朝鮮)等の山地に生育する、高さ50-70cmの多年草です。葉の幅は4-8mm、長さ4-10cmで薄く有毛で、茎は細く、特に花茎は繊細です。7-8月に長さ8-10mmの花穂を付けます。名は、高野山で採取された事に由来します。青葉山では、林内に普通に見られ、特に秋~冬に独特の風情を醸し出します・・・
コウヤザサ 
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市の「人工巣成功」の記者会見について(今こそ東西線、都市計画道建設の再考を) 
2009/09/05(Sat)
 昨日(9/4)仙台市は、今頃になって、地下鉄東西線の建設工事にかかわる「オオタカ追放作戦」で、今年初めて「人工巣での繁殖に成功した」と記者発表した。しかし、これは事実に反する。今年営巣した巣は、市が言う「人工巣」とほぼ同所ではあるが(4年前の巣ともほぼ同所)、追い出され追い詰められたオオタカがギリギリの選択の末に、永年の営巣地の際に新しく造巣したものだ。当会等の「オオタカネットワーク」は、仙台市域を広く観察・調査し、同所では、二度の営巣の末に(非常に稀な例で一度目は失敗)何とか雛二羽の巣立ちを確認することができたが、市が「作戦の成功」と言い張り、それを宣伝することが予想されたために、発表を極力控えていたのだ。この会見で市は、「環境に配慮した工事」であることが証明されたかのような口ぶりだったが、自分達の自然破壊の大罪に自ら免罪符を与え、何よりも今、青葉山に大開発の波が押し寄せ、地下鉄東西線の他に、東北大学移転や都市計画道路、宅地開発等の諸工事が一時に開始され、それを一括して把握する者もいないままに、有史以来とも思われる自然破壊が進行している、事実を覆い隠そうとしているとしか思えない。又、「人工巣」の成否に関わらず、オオタカの営巣・繁殖は、当地以外の市街地周辺では、今季も確かなものは認められず(「オオタカネットワーク」)、工事が一気に進むだろう来季以降の繁殖は、極めて難しいものと予想されている。それにも拘らず市は、破壊し尽す予定の「営巣地」の営巣木を数本のみ伐り残し、「工事の終了する13年度に古巣のロープを外し、営巣環境を復元する」等と市民を愚弄する説明をしている。
 この夏漸く、悪名高い市長が退任したが、「対話と納得」や「みどりのまち」を公約のトップに掲げ、山歩きが趣味だという新市長には、このような「詭弁だらけの報告」に惑わされることなく、まずは「対話」、そして東西線や都市計画道の建設を少しでも見直す英断を下して欲しいものだ。
抱卵中のオオタカ( 5. 3) ヒナ(3羽中の2羽6.4) ヒナ(6.28) 巣立ち直後の幼鳥2羽(7.5). (09記録)
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シマアメンボ(縞水黽、縞水馬、縞飴坊)
2009/09/04(Fri)
   きょうは雨後曇って、青空も少し見えました。
   渓流に、シマアメンボ (アメンボ科) が沢山いました。地下鉄東西線や東北大キャンパス建設などの諸工事の所為で、一雨降れば一瞬に泥水に変わる沢の、淵という淵に、「煤渡り」の様な無数の小虫達が、「大変、大変!」と右往左往しながら目まぐるしく動き回っていました。北海道(南部~奄美大島の、山野の流れのある水の綺麗な小川や湧水に生息する、体長5-6mmのアメンボです。名の通り、 縞模様を持ち、とても小さく丸みを帯びた体形をしていて、脚が大変長いのが特徴です。 4-10月に現れ、 常に水面を慌しく走り回り、落下して来る他の小昆虫を捕えて体液を吸います。当種はウミアメンボ亜科の中で、唯一の淡水性アメンボです。当地の渓流では、最も多いアメンボです・・・
シマアメンボ 工事の所為で、直に濁ってしまう清流. 
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サワヒヨドリ(沢鵯)
2009/09/03(Thu)
  きょうも一日曇って、時々小雨が降りました。
  森の小湿地に、サワヒヨドリ(キク科)が咲いていました。真直ぐにすらりと立った茎に、紫がかった白い花房が蓮葉氷の様にふわりふわりと揺れて、とても涼しげに見えました。日本全国の、山野の日当たりの良い湿性地等に生育する、高さ40-100cmの多年草です。茎は直立し、葉は対生時に輪生して無柄で、被針形又は3深裂します。8-10月、茎頂部に散房状花序を作り、白~淡紅紫色の頭果を密に付けます。 頭花は普通5個の両性の筒状花からなり、花冠の先は浅く5裂します。名は、沢に生える「ヒヨドリバナ」の意。ヒヨドリバナ等に似ていますが、葉が対生し、葉柄がなく、単葉か3深裂~3全裂する事が特徴です。青葉山では、池沼や湿地周辺に普通に見られ、淡紅紫色と白い花が混在します・・・
サワヒヨドリ 
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シラヤマギク(白山菊)  
2009/09/02(Wed)
  きょうは曇りで、時々薄日が差しました。
  森の空地に、シラヤマギク(キク科)が幾つか咲いていました。枯松が伐られてぽっかり空いた地上には、薬剤処理木が積み上げられ、ビニールで覆われているのですが、その脇から伸びる一株だけは大人の背丈程にもなり、花数も100個以上付いていました。これは、どこから見てもゴマナ等ではなく、もしかすると薬剤による異常発育ではないか、と思われました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、山地の草原や路傍、明るい林中に生育する高さ1-1.5mの多年草です。根出葉は、卵状心形で長柄があるのが特徴で、9-24cmの葉は茎上部に行く程小さくなり、茎に付く葉には翼があります。葉の表裏に短毛があり、特に裏面脈上に密生します。8-10月に、枝分かれした茎上部に散房状の花序を形成し、ややまばらに頭花を付けます。花は花数が少なく、舌状花の数も少なくて(5-12個)間が透けて見えます。当地では、林内外で普通に見られます・・・
シラヤマギクの大株 森の空地から見える市街 
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ゆきかえる