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ハンノキ(榛の木)
2010/01/31(Sun)
きょうは、曇り時々晴れでした。
 森の湿地に、ハンノキ(カバノキ科)の雄花が落ちていました。風か鳥の所為で落ちたのでしょうが、見上げれば、臙脂色の無数の雄花穂が揺れていました。日本全国の他、朝鮮、中国東北、ウスリー等の山野の湿原や沼沢地に生育する、樹高15-20m程の落葉高木です。根には、空中窒素固定能力を持つ根粒を作る放線菌が共生していて、過湿地で森を形る事ができる数少ない樹木です。暗灰褐色の樹皮は割れて剥がれ、長さ5-13cmの葉は卵状長楕円形で、基部は楔型で先が尖ります。1-3月頃に、葉に先立ち単性花を付け、黒褐色の雄花穂は尾状に垂れ、その下部に紅紫色を帯びる楕円形の雌花穂が付きます。10月頃、松毬状の果実が熟します。球果や樹皮は黒、茶褐、黄褐色の染料「榛摺(ハリズリ)」として利用され、嵯峨女の黄色い前垂にもされました。稲のはざ掛け用、川の護岸用、治山用等に植栽されます。青葉山では、湿地や沢沿いに小林を作っています・・・
ハンノキの雄花 湿地に作られつつあるハンノキの小林 
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ヒイロタケ(緋色茸)
2010/01/30(Sat)
きょうは曇って、時折小雨が降りました(0.8~7.1℃)。
 道端のコナラの朽木に、ヒイロタケ(サルノコシカケ科)が生えていました。若いのと古いのと紅白揃って、お目出度い趣でした。未だ若い菌は、名の通り鮮やかな緋色で、次第に淡色になって、老化すると白くなります。東南アジア等に分布する南方系のキノコで、日本では本州以南の平野部に多く、主に広葉樹の枯木、枯枝に群生する白色腐朽菌です(良く似たシュタケは北方系のキノコで、山岳地帯に多く、傘はより厚く、管孔の大きさは2倍あります)。幅5-10㎝、厚さ5-6㎜の傘は半円形で柄はなく、材から棚状に張り出して、時に幾重にも重なり合います。色は鮮やかな朱紅色で、硬い傘の裏面には微細な管孔があります。青葉山では、伐採跡地等に多く見られます・・・
ヒイロタケ
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ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉・雲松)の果実
2010/01/29(Fri)
  今朝は雪が降り、昼間は曇り時々晴れました。
  森の外れの草原に、ヒマラヤスギ(マツ科)の果実が落ちていました。と言っても、大きな球果が落ちてバラバラになった、それこそバラの花そっくりの果実の一部でした。芝地に埋れる様に、あっちにもこっちにも咲き乱れ、「砂漠の薔薇」ならぬ「芝生の薔薇」になっていました。知る人ぞ知る「シーダーローズ」と言われ、リースの材料等としてとても有名なのだとか。名の通り、ヒマラヤ北西部~アフガニスタン等の日当たリの良い山野に自生する、高さ20-30mの常緑性針葉高木です。ヒマラヤシーダー(シーダーは主にヒマラヤスギ属の樹木名)とも呼ばれ、明治初期に庭園木として移入、利用されて来ました。枝は水平~やや斜め下方に伸び、葉は針状で短い枝には束状に付きます。秋に雄花と雌花を咲かせ、その後やや長い卵形の淡緑色の球果を枝上に直立して付けます。自然樹形は見事な円錐形で、世界三大庭園樹(他はアローカリア(シマナンヨウスギ)とコウヤマキ)の一つとされています。名は、ヒマラヤの杉の意ですが、杉ではなく松の仲間です。青葉山周辺では、大学校内等各所に植栽されています・・・
ヒマラヤスギの果実 青葉城址と広瀬川
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ツルウメモドキ(蔓梅擬)の実
2010/01/28(Thu)
 きょうは、曇り時々晴れでした。
 藪地の枯木に下がるツルウメモドキ(ニシキギ科)に、未だ果実が残っていました。近くで見れば大分萎れてはいましたが、枯れた梢を彩る赤橙の実は、鬼灯の様に遠くからでも良く目立っていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、クリル等の山地~低地の林内等に生育する、雌雄異株の落葉性の蔓性木本です。地中から芽を出すと茎を真直に数m伸ばし、上層の枝等に達するとそこに絡み始めます。若枝は余り巻き付く事はなく、葉は長さ3.5-0cmで先は尖ります。5-6月、葉腋に 淡緑色で1-3個の雌花、1-7個の雄花を付けます。果実は径7-8mmの黄色い球形で 熟すと3つに裂け、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れます。青葉山では、藪地の木々の到る所に絡まり、美しい果実を無数に付けます・・・
ツルウメモドキ 木の間隠れの街
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オクマワラビ(雄熊蕨)
2010/01/27(Wed)
  きょうは晴れ後曇って、日中は暖かくなりました(-1.7~10.7℃)。
  道沿いに、オクマワラビ(オシダ科)が群れ生えていました。皆、道の中央を塞ぐ様に倒れかかっていましたが、近寄るとここにも又、常緑針葉の森がある様に感じました。北海道の奥尻島と本州~九州の山地~低地の林縁や明るい林床等に生育する、高さ1m程になる常緑性羊歯植物です。根茎は太く直立して、斜めに立つか直立し、そこから葉が群がって出ます。葉柄基部には、広披針形で光沢のある黒褐~褐色の鱗片が密生し、中軸では黒褐色で狭披針形の鱗片が疎に付きます。葉身は1回羽状複葉で、下部の羽片は短くならず、小羽片の先は円頭~鈍頭で、小脈は二叉になります。名は、クマワラビ(葉柄の鱗片を熊の毛に譬えた)よりも大きくて丈夫な事に由来します。青葉山では、真冬でも極普通に見られる常緑シダです・・・
  展望台の下のケヤマハンノキが、雄花を垂らしていました・・・
オクマワラビ ケヤマハンノキと泉ケ岳 
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ハリギリ(針桐) の冬芽と葉痕
2010/01/26(Tue)
 きょうは晴れ時々曇りで、時折小雪が舞いました(0.3~4.4℃)。
 道沿いに、ハリギリ(ウコギ科)の幼木がありました。刺だらけの枝先に、円錐形で紫褐色の頂芽と丸い側芽、半月形の葉痕が見えて、それらが合わさると、「ハリブタ」とでも言いたくなる怪獣が現れました。 日本全国等の山地に生育する、20-30mになる落葉高木です。若木は枝や樹幹に刺がありますが、老木になるに従い瘤に変化し、幹には縦筋(裂目)が深く刻まれます。長さ10-30cmの葉は掌状に5-9裂します(単葉)。6-7月頃、枝先に黄緑小花が球状に集まったものを傘状に付け、丸い果実が藍色に熟し、黄褐色に黄葉します。肥沃な土地に生育する事から、北海道等の開拓の際には農地開墾の目印にもなりました。青葉山では、あちこちに大木が見られます・・・
  同じ刺々でも、カラスザンショウの冬芽は、ニッコリした愛嬌あるお顔に見えました・・・
ハリギリの冬芽と葉痕 カラスザンショウの冬芽と葉痕
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リョウメンシダ (両面羊歯)
2010/01/25(Mon)
  きょうは、曇り時々晴れました。
  道端に、リョウメンシダ (オシダ科)が生えていました。何時もの様に葉を裏返すと、名の通り、表面とそっくりの裏面が現れました。葉の隅々を注意深く見て行くと、奇麗に並んだ胞子嚢群がありました。北海道~九州の山地~丘陵地の、谷沿い等の水分の多い所に生育する、高さ60-150㎝の常緑性羊歯植物です。葉は黄緑~明緑色で、3回羽状複葉です。最も下部の羽片は下向きに付きます。葉柄下部には褐~黄褐色の鱗片が密生します。当種の生える所は杉が良く育つ事から、スギ植林地指標植物になっていて、根茎に残る古い葉柄を数えると、樹の年輪の様に、植林された時期が推察できます。胞子による有性生殖の他、根茎に無性芽を付け、無性生殖も行います。名は、葉は表裏が良く似ていて、裏面に胞子嚢が付いていないと区別が付き難い事に由来します。常緑なので、アキシラズ、フユシラズ、ニネンソウ、ヨノナカシラズ等の別名があります。青葉山では、杉林床等に普通に見られます・・・
  林縁の藪に、未だ甘そうなキカラスウリの実が下がっていました・・・
リョウメンシダ キカラスウリ 
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イワガラミ(岩絡)の芽と葉痕
2010/01/24(Sun)
  きょうはほぼ晴れて、穏やかな一日でした。
  桧の木に、イワガラミ(ユキノシタ科)が絡まっていました。昨日のツルアジサイと比べようと冬芽を覗くと、芽は短く芽鱗は2-3対あって(ツルアジサイは細長くて1対)、葉痕は山羊の顔にも見える三角~倒松形なので(新月~V字)直に分りました。本州~九州の他朝鮮等の、夏緑広葉樹林の樹幹や岩等に這い登って生育する、木本性落葉蔓植物です。茎は気根を多数出して樹木等に付着します。長さ5-12cmの葉は対生し、葉柄は長く(葉身とほぼ同長)、縁には荒い鋸歯があり、表裏の主脈腋等には毛があります。5-7月に、枝先に多くの小さい両性花と、1枚の白い萼の装飾花からなる散房状集散花序を形成します。青葉山では普通に見られ、ツルアジサイより多い様ですね・・・、
ツルアジサイの芽と葉痕 愛子盆地の向うに大東岳~面白山を眺める 
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ツルアジサイ(蔓紫陽花)
2010/01/23(Sat)
  きょうも晴れたり曇ったりで、時折風花が舞いました。
  イヌザクラの木に、ツルアジサイ(アジサイ科)の蔓が絡まっていました。芽を覗くと、ズワイガニの蟹の爪の様に、今にもはち切れそうに膨らんでいました。北海道~九州の、山地の岩崖や林縁に生育する落葉蔓性木本です。幹や枝から気根を出して、高木や岩崖にくっ付いて絡みながら這い登り、高さ15~20m程になります。葉は10cm程の広卵形で、先は尖り鋸歯と葉柄があり、枝に対生します。6-7月、黄白色で小さな両性花が集まる花序の周りに、4枚の花弁状の萼片を持つ白い装飾花が縁取ります。別名はゴトウヅル。似たイワガラミは、装飾花の萼片が1枚だけなのが相違点です。青葉山では、木々のあちこちに絡まっています・・・
ツルアジサイの芽 鳶の止る風景 
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エノキ(榎)の葉と芽
2010/01/22(Fri)
  きょうは晴れたり曇ったりで、昨日からの強風が続きました(-0.6~3.6℃)。
  道沿いにあるエノキ(ニレ科)の枝に、葉が残っていました。「何故そんなに」と思うほど、カササササ・・と音がする程の強風にも耐えて、枝にしがみ付いていました。冬芽はとても小さくて分かり難いのですが、虫眼鏡で見たら三角帽子の小人の顔の様にも見えました。本州~九州の他、東アジアの谷沿い等に生育する、雌雄異株で高さ20m以上になる落葉高木です。葉は互生し、長さ4-9cmの卵~長楕円形で、先は尾状に伸び、基部は左右非対称です。若葉には両面に錆色の毛がありますが、やがて裏面脈上以外は殆ど無毛になります。4-5月に、葉の根元に小花を咲かせます。直径5-6mmの球形の果実を付け、橙褐色に熟すと甘くなって食べられます。名の由来には、鍬などの農機具の柄に使われたから等の説がありますが、不明です。オオムラサキやゴマダラチョウ等の幼虫の食樹ともなっています。青葉山では、沢沿い等に大木が見られます・・・
  峠道に、サルトリイバラの赤い実が目立っていました・・・
エノキの葉と芽 サルトリイバラ
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山神
2010/01/21(Thu)
  きょうも、ほぼ晴れて異常に生暖かい一日でしたが、午後は強風が吹き荒れました(1.1~14.5℃)。
  亜炭鉱の坑道口の直上に、山神の石碑がありました。藪に埋もれる様に立っているので気付きませんでしたが、傍らには山の神と思われる塑像も佇んでいて、今も誰かが世話をしている風でもありました。碑文を読むと、「昭和18年・・東拓炭鑛株式会社」とあり、嘗て青葉山で亜炭等を採掘していたらしい鉱山会社が、正に戦時中に建立したものの様でした。塑像は、誰が何時置いたものかは分りませんが、鉱山等で祀られる金山彦や金山姫ではなく、右肩に斧を抱えた一般的な山神像?の様でした。と言っても推測の域を出ず、どんな意味を持つ碑と像なのか、何方かご存知の方があれば、是非教えて頂きたいものです。尚、「東拓炭鉱」をネットで調べると、「強制連行朝鮮人名簿一覧」の頁に、30(人)の数字と共にその名が記されていました。因みに、名簿掲載者には、宮城県で3377人が記載されていました(連行の全体数は未だに把握できていない様ですが、100万~160万人とも言われています)。青葉山には、自然破壊とは又別の、暗い歴史があったのですね・・・
山神の碑と塑像 
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ネコヤナギ(猫柳)
2010/01/20(Wed)
  きょうは晴れ後曇って、暖かな一日でした(-0.2~10.1℃)。
 川岸に、ネコヤナギ(ヤナギ科)が生えていました。早くも花芽を膨らませていましたが、銀色の絹毛はとても温かそうで、撫でると、猫と言うよりハムスターの毛触りがしました。北海道~九州の山間渓流や中流域の急流沿い等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。雌雄異株で、3-4月の葉が出る前に銀白色の毛が目立つ特徴的な花穂を付けます。若い雄花序は葯が紅く、次第に黒くなって花序が長くなります。雌花序は絹毛が目立ちふさふさしているので、これを猫の尾に見立てたのが名の由来です。葉は細い楕円形で艶はありません。初夏、綿毛に包まれた種子を飛ばします。ヤナギ類は湿生地に生える樹木ですが、中でもネコヤナギは河川の最も急流域の、より水際に生育し、根元が水に浸かる所でも生育できる種です。開花も最も早く、早春花の代表です・・・
  緑の草叢がガサゴソしていると思ったら、シロハラの小群がいて、皆夢中でジャノヒゲの実を食べていました。こちらに気付くと、キョキョキョッと言って近くの藪に消え、遠ざかると、又戻って食べていました(写真は撮れませんでした)。なるほど、あんなにあった青い実がすっかり無くなっていたのは彼等の所為なのでしょうね・・・
ネコヤナギ ジャノヒゲ
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ミズナラ(水楢) の冬芽
2010/01/19(Tue)
  今朝もほんのうっすらと雪がありましたが、日中は晴れて気温が上がり、3月中旬の陽気でした(0.0~10.7℃)。
  道端に、ミズナラ(ブナ科)が生えていました。未だ小木なので、背伸びして覗いてみると、芽は艶々した五角錐に近い卵型で、鳥の爪の様にも、西洋の兜の様にも見えました。北海道~九州の他、サハリン、クリルの山地~低地に広く生育する、高さ20-25m(大きいものは35m)の落葉広葉高木です。温帯の落葉広葉樹林の主要樹種の一つで、近縁のコナラ等より寒冷な気候を好み、ブナに比べるとやや明るい所を好みます。5-6月に、長さ6-8cmの雄花を新枝の下部に尾状に垂れ下げ、小さな雌花は新枝の上端葉腋に1-3個付きます。9-10月に堅果を熟します。材はウィスキー樽や椎茸のほだ木等にされる他、団栗は灰汁抜きして食用にされます(嘗ては山村の重要な食料でした)。青葉山では、モミやイヌブナ、ブナと共に極相林を形成します・・・
  青空を、ノスリが飛んでいました・・・
ミズナラの芽 ノスリ 
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ハハコグサ(母子草)
2010/01/18(Mon)
  朝は寒かったものの、昼間は晴れて暖かくなりました(-3.9~6.9℃)。
  川岸の崖下に、ハハコグサ(キク科)が生えていました。冷たい岩に這う、銀色の毛に覆われた小さな草は、まるで宙に浮かんだエアープランツの様でした。中国~インドシナ~インド等に広く分布し、日本では全国の山野の道端、田圃等に普通に見られる、高さ10-30cmの越年性一年草です。日本には、麦類の栽培と共に伝来した史前帰化植物で、春の七草の一つ御形(オギョウ又はゴギョウ)として、若い茎葉は食用にされます。秋に芽生えてロゼット(根生葉)で越冬し、春に茎を伸ばして先端に頭状花序の黄色花を咲かせます。草全体に白い蜘蛛毛が目立ちます。名の由来には、頭花や葉が白くほおけ立つので「ほほける草」から転訛したとか、茎葉の綿毛が母が子を愛しむ姿を想像させるから、葉を草餅に使ったので「葉っこ草」、新芽がやや地面を這うので「這う草」が変化した等、様々な説があります・・・
ハハコグサのロゼット 氷の芸術 
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サワフタギ(沢蓋木) の冬芽
2010/01/17(Sun)
  今朝もうっすら積り、日中は晴れて風がありました(-2.3~4.1℃)。
  藪の縁に、サワフタギ(ハイノキ科)がありました。冬芽はとても小さいけれど、じっと見ていると、お正月の猿回しのお猿さんの様に見えて来ました。北海道~九州の他、朝鮮、中国の、山地の主に湿生地に生育する、主に高さ1m前後(大きいものでは5m程)の落葉低木です。葉は艶がなく、縁には細鋸歯があります。4-5月頃、円錐花序に白い花を咲かせ。秋に鮮やかな琉璃色の果実を付けます。青葉山では、名の通り、沢沿い等に見られます・・・
  この数日の寒さでしっかり凍ってはいましたが、不動滝の氷柱はまだまだ細いものでした・・・
サワフタギの冬芽 不動滝下(中央が不動明王像) 
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クサギ(臭木)の冬芽
2010/01/16(Sat)
 きょうは大体晴れましたが、寒い一日でした(-3.8~1.4℃)。
  道沿いに、クサギ(クマツヅラ科)の小木が生えていました。枝先の冬芽を眺めていると、沢山の笑顔(葉痕)が見えて来て、中には微笑み溢れる縄文土偶の様な者もありました。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野に生育する落葉小高木で、道端や崩壊地等に最初に侵入する先駆植物の典型です。葉は30cm程と大きく、薄く柔らかくて柔毛を密生します。8月頃、雄蘂、雌蕊が花弁中心から突き出す、良い香りの白い花を咲かせます。秋に、紺色の液果を熟し、赤い萼も開いて残るので良く目立ちます。葉には名の通り?の、特有な匂いがありますが、若葉は山菜として利用され、茶葉にもされます。青い果実は、媒染剤なしでも鮮やかな空色に染められ、赤い萼は鉄媒染で渋い灰色に染め上がります。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クサギの冬芽 寒い朝
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ジグモ(地蜘蛛)の巣
2010/01/15(Fri)
  今朝は今冬一番の寒さで、晴れ時々曇って時折雪が舞い、夜には本降りになりました(-4.6~2.7℃)。
  木の根元に、ジグモ(ジグモ科)の巣がありました。ぐるりと、氷柱かストッキングを伸ばした様な長短6本程の巣が取り巻いて、地中の様子が知りたくなりましたが・・止めました(昔は袋を引き抜いたりなんだりする遊びがありましたっけ)。全国の山野~人家周辺に普通に生息する地上性のクモで、地下に穴を掘って袋状の巣を作ります。他の原始的なクモ類同様に地下に穴を掘って住みますが、地上部が目立ち易く、昔から人々に良く知られています(寿命が長いので、飼育もされます)。雌は体長が20mm程で、雄は僅かに小さい位です。鋏角がとても大きくて、ほぼ頭胸部と同大なのが特徴です。袋状の巣の下(地下)には10cm程の縦穴があり、そこに潜んで、昆虫等が地上部の袋に触れると、袋越しにその獲物に噛み付き、毒液を注入して巣穴に引き摺り込みます。孵化~成熟までに3-4年かかり、幼体は脱皮を繰り返して成長し、約7齢で成体となります。成体雌の寿命は10年程と言われます(雄は成熟後1年足らずで死ぬ)。青葉山では、 乾いた山道や人家の軒先等で普通に見られます・・・
  崖の清水がすっかり凍っていました・・・
ジグモの巣 崖の氷柱 
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アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)
2010/01/14(Thu)
  きょうは曇って、一日中雪がちらつきました(-2.8~0.0℃)。 
  藪の下に、アオジ(ホオジロ科)がいました。チッチッと金属的な声を立てて、ゆっくり移動しながら、夢中で食物を探していました。夏に中国、ロシア南東部、朝鮮北部等で繁殖し、冬には中国南部、インドシナ等で越冬します。日本では亜種アオジが北海道~本州中部以北で繁殖する他、中部以西で越冬し、山地~平地の開けた森や林縁等に生息(非繁殖期には主に藪地に生息)します。全長16cmで、夏羽は、上面は灰褐色で黒褐色の縦斑があり、喉の下~下尾筒は黄色味のある灰色で脇に黒褐色縦斑があります。冬羽では、全体が淡色になります。雄成鳥は頭部が暗緑灰色で覆われ、眼先や喉が黒いのが特徴です。名は、青い(緑も含めた古い意)シトド(鵐/ホオジロ、アオジ等の総称の古名)の意で、雄の羽色に由来します。青葉山では周年見られますが、冬季には地鳴きが良く聞かれ、繁殖期には梢でゆっくり囀る姿が姿が見られます・・・
アオジ♂ 一瞬の吹雪 
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イヌザクラ(犬桜)の冬芽
2010/01/13(Wed)
  きょうは曇り時々晴れて、一日中風があり、時折雪が舞いました。
  道沿いに、イヌザクラ(バラ科)が生えていました。桜類特有の横長の皮目がありますが、樹皮は白っぽくて小枝も灰白色です。背伸びして枝を引き寄せると、その先には真紅のルビーの様な冬芽が耀いていました。本州~九州の山地~低地の落葉樹林に生育する、高さ10-15mの落葉高木です。樹皮は灰白色でやや光沢があり、葉は互生します。4-5月に、前年枝から5-10㎝の総状花序を出し、径5-7mmの白花が多数咲かせます。6月頃、黄赤色から紫黒色の果実を熟します。ウワミズザクラに似ていますが、花数が少なく、花序の下に葉が付かない等が相違点です。名は、桜の仲間でも、その様に見えない事から付けられました。青葉山では、所々に高木が見られます・・・
  時折吹きつける風と雪に、オナガが右往左往していました・・・
イヌザクラの冬芽 オナガ 
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イラガ(刺蛾) の繭
2010/01/12(Tue)
  きょうは、曇り後冷たい雨になりました(予報は雪でしたが)。
  山道の枯れ木に、イラガ(イラガ科) の繭が付いていました。どう見ても小鳥の卵の様ですが、良く見れば「卵」の先が丸く奇麗に無くなっていて、正しくイラガの成虫が飛び出た痕だと分りました。イラガは繭のままで越冬するので、これは昨年の初夏頃に羽化した後の状態だと思われました。繭の大きさは12mm前程で、表面には灰白地に茶褐色の縦縞模様があります。殻は、マルピギー氏管から分泌される分泌液によって作られ、石灰質で硬いのですが、羽化して穴が開いてしまうと柔くペコペコになってしまいます。繭の上部に丸く薄い箇所が作られていて、内部から力を加えると蓋を外す様に簡単に開くのだそうです。この繭は、その形からスズメノショウベンタゴ(雀の小便担桶)とも呼ばれています。イラガは、全国の山野に生息する開張30mm程の小さい蛾です。幼虫はカキノキ、ナシ、サクラ、リンゴ等多くの樹木の葉を食べ、有毒で多くの棘を持ち、触れると蜂に刺された様な激痛に襲われ、時に水疱状炎症を生じ、痛みは 1時間程、痒みは1週間程続く事があると言われます。正確な毒性分は未だ分らない様ですが、抗ヒスタミン剤を塗布するのが有効だとされているそうです。別名も、この痛みや幼虫の姿を由来とするもの(デンキムシ、ハチクマ、オキクサン、シバムシ、キントキ、オコゼ等)が多い様です。尚、成虫は無毒です。青葉山では、繭や幼虫は比較的普通に見られます・・・
  アオキの木の下に、その未生が無数に生えていました・・・
イラガの繭 アオキの実生  
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ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)
2010/01/11(Mon)
 きょうは、晴れたり曇ったりでした(0.3-7.5℃)。
尾根道に、ナガバノコウヤボウキ(キク科)が生えていました。細い枝に、ふさふさ頭の果実を等間隔に並べて、小箒の列の様にも、時折光が注ぐと、ファイバーインテリアの様にも見えました。宮城県以南~九州の、山野に生育する高さ0.5-1mの落葉小低木です。紫色を帯びる枝に毛はなく、1年枝の葉は卵形で互生し、2年枝の葉は長楕円形で束生し、縁には細鋸歯があって無毛です。8-9月に、2年枝の束生した葉の中央に、白い筒状花を10数個集める頭花を1個ずつ付けます。果実は長さ7㎜の痩果になります。近似種のコウヤボウキは葉や枝に毛が多く、花は当年枝に付きます。名は、長い葉のコウヤボウキ(高野山の箒)の意で、開祖弘法大師空海が(819年開山)、敷地内に人心を惑わす草木を植えるのを禁じた為、竹箒を作ることが出来ず、代わりにコウヤボウキの枝で箒を作ったのが由来ですが、実際は奈良時代から箒に使われていて、万葉集では「玉箒」として記されています。宮城県が北限の希少種ですが、青葉山では普通に見られます・・・
ナガバノコウヤボウキの痩果 
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一月観(視)察会
2010/01/10(Sun)
 きょうは、冷たい風は吹いたものの良く晴れて、清々しい「初歩き」になりました。期待した雪は今年もほんの欠片程で、動物の足跡は見られませんでしたが、新しい出会いも沢山ありました。まずは、シャンデリアの様に冬芽をキラキラ輝かせるトチノキや、青空を背景に真赤な実を無数に揺らすイイギリを眺め、タラヨウの葉に字や絵を書いて楽しみました。森に入るとすぐに、モズの早贄(昨日下見のもの)があり、皆でその不思議で見事な?習性に感心しました。森のあちこちには、クヌギ、イヌツゲ、クリ、エゴノキ等の虫瘤が一杯ありました。冬芽では、短枝が面白いアオハダやリョウブの他、カエデ類やヤマウルシ、ホオノキ、ツノハシバミ、ツリバナ、コシアブラやタカノツメ等特徴あるものを観察しました。木の実では、サルトリイバラ、ウメモドキや、ヤブコウジ、アオキ、ツルアリドオシ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、オオバジャノヒゲ、ジャノヒゲ、ヤブラン、ヒメヤブラン、チゴユリ、ナツハゼ、ツクバネ等を楽しみました。ナツハゼは、干葡萄状になっていて、味もそんな風でしたよ。
イヌツゲの実と虫瘤 視線の先には、早贄が! ヤブコウジ 展望台からの眺め 
花では、オオイヌノフグリやセイヨウタンポポ、サザンカ等が咲いていた他、森の中で何とミヤマウグイスカグラが咲きだしていました。キノコでは、少し干乾びていたものの、見事なクリタケが見られました。シシガシラ、オクマワラビ等のシダ類を観察したり、オオウラジロノキ等の木肌を見比べたりもしました。オヤリハグマやナガバノコウヤボウキ、キッコウハグマ等が、ドライフラワーの様に立ち枯れしていたのも素敵でしたね。動物達の痕跡は、足跡は余りありませんでしたが、カモシカの食痕や角擦り痕、テンの糞、木肌に付く動物達の爪痕、リスや野鼠の食痕、モグラ塚等が見られました。野鳥では、混群を作るシジュウカラ、ヒガラ、コガラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラ、キクイタダキや、ヒヨドリ、ジョウビタキ、トビやカラス達等が見られました。鳶の巣の下では、冬なのに何と、アカショウビンの声が森に響き渡りました(真相は、この山に一年中生息する幼獣でしたよ)。アカマツ等の幹では、ヤニサシガメやクモ達が越冬していて、朽木の下にはアカムカデ等がいました。
ヤニサシガメ ジャノヒゲ 最後はみんなで大合唱 オヤリハグマ
 その後は、管理センターで新年会があり、それぞれの青葉山への思いや願い等を話し合いました。「植えられはびこった外来植物を森から移植しよう」「東西線は、環境アセスが4年だけ等、計画自体が間違っていた」「宮教大の建設も大変な環境破壊だった」「竜ノ口を市民の手に取り戻そう」等々様々な意見が出ました。私は、どんな訳があろうとも、昨年の青葉山(の自然破壊)は最悪だった訳で、この事実を踏まえる事なしで、私達仙台市民に明るい未来はないとの意味の話をしました。兎に角、「青葉山の自然をもうこれ以上壊したくない!」と言うのが、参加者の一致した思いなのではないでしょうか。こうした思いを更にしっかり受け止めつつ今後の対策を図り、今年は、大自然破壊に少しでも歯止めをかける年にしなければ、と強く思いました・・・(尚、ciao66様のブログペンギンの足跡Ⅱにも観察記がありますので、是非ご覧下さい))
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モズ(百舌/鵙) の早贄
2010/01/09(Sat)
  きょうは曇り時々晴れて、小雪がちらつきました。
  森の道沿いのヤマボウシの木の枝に、バッタが刺してありました。短枝の部分に、ミヤマフキバッタと思われる死体が串刺しになって、大分時が経ったのか、黄緑の体が茶色くなっていました。これは所謂、モズの早贄(ハヤニエ)で、春~秋、特に秋の食物が豊富な中に木の棘や枝先等に獲物を突刺す行為の事を言います。しかし、この習性は大きな謎とされ、何の為に行われるかは、未だ良く分かっていません。冬の食料確保と言うのが主要な説でしたが、そのまま放置する事も多い様ですし(後で食べられる事は余りない)、小さいので一度獲物を固定した上で引き千切って食べるが、妨害等にあって放置してしまう為とも言われますが、飼われているモズも早贄の習性を持ち、本能に基いた行動である事は確かなようです。青葉山では例年冬になると、バッタ等の昆虫や蛙、蜥蜴の他、魚、野鼠、小鳥等の早贄も見られますが、今冬は中々見かけません・・・
モズの早贄 少しだけ寒い朝 <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
  明日は、定例の観(視)察会と新年会があります。
①「一月観(視)察会」
(日時)2009年1月10日(日) 10:30~12:30頃
(集合場所)宮教大正門バス待合室
(内容)動物の痕跡、生物達の冬越しの様子等を訪ね、冬芽や虫瘤等を観察します。
②「新年会」
(日時)1月10日(日) 12:30頃~14:30
(場所)青葉の森管理センター
(内容)新年会と共に、昨年来一時・一斉に進められている大規模開発への今後の対抗策も検討します。できれば、昼食持参でご参加ください。
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アオハダ(青膚、青肌)の短枝
2010/01/08(Fri)
 きょうは晴れ時々曇りで、朝方は雪がはらはらと舞いました。
 森のアオハダ(モチノキ科)の木に、短枝が目立っていました。まるで小さな土筆が一斉に顔を出すかの様に、枝の節々から空に向かって、元気良く背伸びしていました。北海道~九州の、山地の主に明るい落葉広葉樹林中に生育する、高さ8m程の落葉高木です。雌雄異株で、5-6月に緑白色の花を咲かせ、9-11月に径7mm程の赤い果実を付けます。若枝は無毛で長枝、短枝があり、長枝では葉は互生し、短枝では数枚が輪生状に付きます。名は、外皮を傷付けると内皮が青い(緑色な)事に由来します(成木でも樹皮が薄く、葉緑素を含んだ皮層がある為)。青葉山では、林内で普通に見られます・・・
  コゲラが、木々の幹を移動しながら食べ物を探していました・・・   
アオハダの短枝 コゲラ <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます〉
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イヌガンソク(犬雁足)
2010/01/07(Thu)
 きょうは、晴れたり曇ったりでした。
 道沿いの斜面に、イヌガンソク(イワデンダ科)が生えていました。根元に枯れた栄養葉も見られましたが、直立する胞子葉は、名の通り、正に飛翔する雁の脚を連想させるもので、人々と雁の身近だった関係が偲ばれました。北海道~九州の他、東アジア~ヒマラヤの山地の林下や路傍に広く生育する夏緑性のシダです。栄養葉は単羽状で、長さは50㎝程です。胞子葉は、葉柄が長さ20㎝強、葉身が25㎝程で、枯葉は褐色に変わって冬も残ります(羽片の縁が次第に胞子嚢を抱えて内側に巻き込み、細く硬い棒状になる)。名は、ガンソク(クサソテツ=コゴミの事/葉柄基部や胞子葉の形が、雁の脚に似ているから)に似るが山菜にならない事に由来します。枯れた胞子葉は、生花等の花材に利用されます。青葉山では、道端等で普通に見られます・・・
  草原のヤマウルシの幼木には、赤い帽子の妖精にも見える冬芽が暖かそうに見えました・・・
イヌガンソクの胞子葉 ヤマウルシの芽 
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クヌギエダイガフシ(椚枝毬五倍子)
2010/01/06(Wed)
 きょうは、晴れ後曇りでした。 
 クヌギの枝に、虫瘤がありました。ふさふさの毛玉はとても暖かそうで、中には余程大切な者が包み込まれている様でした(と言っても、中は空でしたけれど)。本州~九州の他、朝鮮の、クヌギの木の枝に、クヌギエダイガタマバチが作る径1㎝程の虫瘤です。表面は、軟毛が密生した棘状片で覆われ、虫室は卵形です。春、成虫が新芽に産卵すると、虫室内で幼虫~蛹となり、晩秋に羽化します。これは全て雌で、その雌が花芽に産卵すると、黄褐色無毛の両性世代虫嬰(クヌギハナコツヤタマフシ)となり、そこから雌雄成虫が羽化するのだそうです。青葉山では少なめのクヌギの木には、普通に群生して見られます・・・
  道端のヤブムラサキに、実が残っていました・・・
クヌギエダイガフシ ヤブムラサキ 
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モズ(百舌/鵙)
2010/01/05(Tue)
  きょうは良く晴れて暖かくなりましたが、強風が吹きました(0.6~9.5℃)。
  川沿いの木に、モズ(モズ科) の♂が止っていました。珍しく、近付いても逃げもせず、長い尾をくるくる回しながら、精悍な中にもくりっと愛らしい目でこちらを見つめていました。そう言えば、今冬は 早贄を中々見かけないけれど、ちゃんと食べているのでしょうか。中国東部、朝鮮、ウスリー、サハリン等で繁殖し、冬には中国南部等で越冬します。日本では全国各地に周年生息しますが(留鳥)、北海道では冬に大部分は本州以南に移動し(残留する者も)、 山岳高地の者も里や南部に移ります。青葉山周辺では、一年中普通に見られます・・・
  尾根道では、コミネカエデの果実(翼果)が赤い芽の下で揺れていました・・・
モズ♂ コミネカエデの果実
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ジョウビタキ(尉鶲・常鶲)
2010/01/04(Mon)

 今朝も雪が数㎝積もりましたが、日中は晴れました(‐1.6~7.0℃)。
 森の深奥に、ジョウビタキ(ヒタキ科)の♂がいました。礼服のままイヌツゲの枝に止まって、今先刻まで落ちていた雪を避けていたかの様な風情でした。市街地でも見かける、精々林縁等の開けた場所に住む鳥なので、千古の森が伐採された空地の近くとは言え、こんな所で出会うとは、開発の影響がここまで進んでいるのかと、悲しくもなりました。青葉山周辺には、ロシアの沿海地方やサハリン、クリルから、冬鳥としてやって来て早春まで過ごします・・・
ジョウビタキ♂

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クラマゴケ(鞍馬苔)
2010/01/03(Sun)
  きょうは、晴れたり曇ったり雪が降ったりの一日でした(-0.6~4.3℃)。
  雪の消えた南斜面の道端に、クラマゴケ(イワヒバ科)が生えていました。落葉の間から、あっちこっちに長く伸びて、緑のモールの様でした。北海道~沖縄の他、朝鮮以南の東~東南アジアの、山林の林下、林縁の地表に生育する常緑多年草です。茎は細く、主茎(長く伸びて疎に分枝)と側枝(短くて良く分枝)からなり、どちらも鱗片状の葉があり、主茎は30cm程ににもなり、地表に密着して伸び、小群落を作ります。側枝は数回分枝し、少し斜めに立ちます。主茎からは多数の担根体が出て、土に触れるとそこから根を出します。葉は背葉(茎の背面に二列に並んで付く狭い葉)と腹葉(茎の側面に左右交互に横に広がって付くやや幅広い卵形の葉)からなり、背葉の縁に鋸歯があるのが特徴です。名は、京都の鞍馬山で採取された事に由来します。 青葉山では、道端や裸地等の所々に見られます・・・
 尾根道には、希望の光の様に、テンの足跡が続いていました・・・
クラマゴケ テンの足跡
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オオタカ営巣地は、今!
2010/01/02(Sat)
  長年のオオタカ営巣地で、伐採が始まっていた。私達が再三終始求めていた「現場での説明会」は一切無視され、結局、取り返しのつかない自然破壊が又進んでしまった。ここは勿論、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されていた森であり(指定した市が自ら解除し、工事を許可)、仙台で最も貴重な自然の一つだった。これ以上の破壊は、一刻も早く辞めてもらいたい。市民の「宝」を次々に破壊する、仙台市に強く抗議したい・・・
削られる斜面 伐採された木々 大きなモミやマツも 向い側にはトンネルが

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