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エビネ(海老根、蝦根) の花
2010/05/31(Mon)
 きょうも、大体晴れました(9.9~18.2℃)。
 森の木陰に、今年も赤いエビネ(ラン科)が咲いていてくれました。普通のものは褐色気味の落着いた色調で、如何にも和蘭の王の風格ですが、こちらはとても艶やかで、正に森の女王の風情でした。北海道西南部~沖縄の他、朝鮮、中国の一部の、山野の落葉樹林下に生育する多年草です。2-3枚付く葉は、長楕円~倒卵状披針形で先は尖り、縦に5本の脈があります。新芽の展葉と共に高さ30-40cmの花茎を伸ばし、5-6月、多数の花を付けます。花は横向きに平開し、萼片は狭卵形、側花弁は倒卵状披針形で、唇弁は三つに裂けます。花の色は変異が大きく、萼片と側花弁は赤褐色、褐色、黄褐色、緑褐色、緑等。唇弁は白~薄紫紅色で、赤っぽいものはアカエビネとも呼ばれます。名は、連なる偽球茎を蝦の形に見立てたもの。長年の「エビネブーム」とやらで乱掘が進み、国のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)、県では絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されています。都市近郊の多くの地域では、個体毎に識別番号を付けた上で、センサーカメラ等で警察に通報するシステムを採っています。青葉山の自生地は、仙台の宝です。これ以上破壊されぬ様に、皆でしっかり護って行きたいものですね・・・
アカエビネ 八幡神社方面を望む(下はトチノキの花々) 
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スジオチバタケ(筋落葉茸)  
2010/05/30(Sun)
  きょうは、良く晴れました(7.8~17.1℃)。
  竹林の外れに、スジオチバタケ(キシメジ科)が生えていました。あっちこっちに、紫の脈の目立つ可憐な傘を開いて、まるで砂浜のビーチパラソルの様でした(雨の日には蛇の目傘にも見えます)。春~夏、全国の各種広葉樹林内の落葉落枝上に発生します。鐘~饅頭形の傘は径1.2cm程で(稀に大きなものも)、表面に放射状の溝に沿って紫褐色の筋が入り、種小名(purpureostriatus)も「紫色の筋のある」の意です。幼菌の頃は傘も柄も鮮やかな紫色ですが、成長につれて褐色味が強くなります。傘の中央部には網目状で淡黄土色の小皺があり、襞は黄白色で離生し、極めて疎。柄の表面は微毛に覆われ、上部は白く下部は黄褐色で、根元で太まって粗毛に覆われます。食不適。青葉山では、落葉樹林下に比較的普通に見られます・・・
スジオチバタケ 白い小道 
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クロセンブリ(黒Semblis)
2010/05/29(Sat)
 きょうは、曇り後霧雨になりました(10.8~13.5℃)。
  川岸の葉の上に、クロセンブリ(センブリ科) と思われる虫がいました。霧雨を避ける様に、オオイタドリの大きな葉の下にじっとしていましたが、艶のある黒い翅に長い触角は、漆黒の具足に三日月の前立の、雨中参陣の政宗と言った風格でした。実は、初めトビケラかと思ったのですが、それは雰囲気だけで顔付はカワゲラ、調べて見ればヘビトンボに近い種でした。本州~九州の、池沼や渓流周辺に生息し、成虫は春~夏にかけて出現し、雌は水草などに卵を産み付けます。幼虫は池沼や緩やかな小流の泥底に棲み、水生昆虫等を捕食します。体長8-18mmの成虫は昼行性で、花粉等を採食します。名は、センブリの旧属名Semblisを略して付けられました。青葉山では、水辺付近で普通に見られる様です・・・
  森の外れの人家跡に、黒薔薇の様なポポー(バンレイシ科/北米原産の落葉果樹。花は緑→紫に変化。果実はマンゴーの様な味)の花が咲いていました・・・
クロセンブリ ポポーの花
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サワフタギ(沢蓋木)の花
2010/05/28(Fri)
  きょうは、曇り時々晴れました(12.8~18.0℃)。
  沢の近くの斜面に、サワフタギ(ハイノキ科)の花が咲いていました。大きな木で、名の通り、沢を塞ぐかの様に、純白の花々が咲き乱れていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国の、山地の谷間や湿生地に生育する、高さ2-5m程の落葉低木です。長さ4-7cmの葉は艶がなく倒卵~楕円形で、縁には細鋸歯があり、表裏に毛があります。5-6月頃、新側枝の先に円錐花序を付け、径7-8mmで長い雄蘂の白花を咲かせます。秋には、鮮やかな琉璃色で径6-7mmの果実を付けます。別名のルリミノウシコロシは、実が瑠璃色で枝を牛の鼻輪に使った事に因みます。青葉山では、沢沿い等に見られます・・・
  サワフタギの直ぐ上にはタニウツギが咲いていて、紅白の揃い踏みの様でしたよ・・・
サワフタギ タニウツギ  
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オオジシバリ(大地縛り)  
2010/05/27(Thu)
  きょうは、曇り後晴れました。
  池の端に、オオジシバリ(キク科)が咲いていました。朝まで降っていた雨のお陰で、岸辺がすっかり水没していて、広く咲き群れていた花々が、河骨か黄睡蓮かの様に水面に浮いていました。全国の水田の畦等湿り気のある所に生育する、高さ20cm程の多年草です。地表に茎を這わせ、節から根を出して大きな群落を作ります。葉は長さ6-20cm、幅1.5-3cでの箆状で、地面から立ち上がって地表面を覆います。5-6月、茎先に径2.5-3cmの黄色い頭花を2-3個付けます。名は、地面を縛る様に生える事に由来します。別名はツルニガナ(蔓苦菜)。良く似たジシバリは、頭花が小さくて草丈が低く、葉が円~楕円形で、やや乾燥した所に生えるる事等が相違点です。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
  山のあちこちで、アカマツの花が咲いていました・・・  
オオジシバリ アカマツの花(アブラムシとアリも共生していた)
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ヒメコウゾ(姫楮)の花
2010/05/26(Wed)
 きょうも、一日小雨や霧雨が降り続きました。
 道沿いのヒメコウゾ(クワ科)に、花が咲いていました。雨に濡れて、雄花はクリスタルビーズの様に、雌花は磯の紫雲丹の様にキラキラ光っていました。本州(岩手以南)~九州(奄美)の他、朝鮮、中国中南部の低山地の林縁等に生育する、樹高2-5m程の夏緑性の低木です。長さ5-15cmの葉は歪んだ卵~広卵形で、時に2-3片に深裂し、基部は左右不同の浅い心形で、先は尾状に長く尖ります。表裏や葉柄には軟毛があります。雌雄同株。5-6月に、新枝の下部葉腋に径1cm程の球状の雄花序、上部葉腋に径4mm程の球状で、赤紫色の糸状花柱が多数ある雌花序を付けます。7-8月に、径1.5cm程の球状集合果を赤熟します。青葉山では、林縁、藪地等に普通に見られます・・・
ヒメコウゾの雄花(手前)と雌花 三階滝の上部 
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ミヤマヨメナ(深山嫁菜)
2010/05/25(Tue)
 きょうは、晴れ後曇って又雨になりました(15.2~25.9度℃)。
  山道沿いに、ミヤマヨメナ(キク科)が咲き初めいました。薄暗い木陰の藪中にひっそりと、奥床しい藍白の花を三つ四つと開いていました。本州~九州の山地の木陰等に生育する、高さ15-55cmの多年草です。葉は互生し、卵~倒卵形で両面に毛が生え、大きな鋸歯があります。根生葉は花期にも残り、翼のある長柄があり、上部では次第に無柄となります。5‐6月、枝先に青紫~白色の舌状花からなる頭花を1個ずつ咲かせます。。痩果は無毛で、冠毛はありません。名は深山に生えるヨメナ(野菊)の意。ミヤコワスレは、本種を元に作られた園芸種です。県内では分布が限定され、レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。青葉山では、道端等の所々に見られます・・・
  道沿いのアカメガシワの若葉が、真赤に燃えている様でした・・・
ミヤマヨメナ アカメガシワ 
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ミツバウツギ(三葉空木)の花
2010/05/24(Mon)
 きょうは一日雨が降り続き、強い風も吹きました(13.5~15.1℃)。
 森の入口のミツバウツギ(ミツバウツギ科)に、花が咲いていました。雨に打たれて滴を溜めて、花そのものが雨滴の塊の様でした。一つ一つは小さく地味ですが、木一杯に花を付けると、遠くからでも白く浮き立って、雨中でも良く目立ちます。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の明るい山林等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は三出複葉で対生し、名の由来にもなっています。小葉は長さ5㎝程の長卵状楕円形。5-6月、枝先に円錐花序を出して、花弁・萼(各5枚)共に白い花を咲かせます。果実は偏平で先の尖った軍配状の果です。名の通り、茎はウツギ同様に中空。若葉は山菜として利用されます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
ミツバウツギ 水嵩が増えて、大滝が消えていた 
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トチノキ(栃、橡、栃の木)の花
2010/05/23(Sun)
 きょうは、曇り後霧雨になりました(13.1~14.8 ℃)。
 沢沿いのトチノキ(ムクロジ科)に、花が咲いていました。大きな木中に、飾り付けされたヨールカ(ツリー)状花序を鏤めて、全体としても巨大なそれの様に見えました。北海道西南部~九州の、山地の谷間等に生育する、15-20mの落葉高木です。葉は枝先に集まり、長い葉柄の先に倒卵形の小葉5-7枚を掌状に付け(掌状複葉)、全体の長さは50cm程になります。5-6月、枝先に白~薄紅色の多数の両性花、雄性花からなる、高さ20cm前後の穂状花序を立ち上げます。秋に、大きく丸い果実が熟すと厚い果皮が割れて、尖りのない栗状の黒い種子を落とします。花は蜜源となり、種子は渋を抜いて栃餅等にされます。青葉山では、沢沿い等で見られる他、各所に植栽されています・・・
 山のあちこちの木々からフジの花が下がり、良い香りが漂っていました・・・
トチノキの花 フジの花 
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スイバ(酸い葉)の雌花
2010/05/22(Sat)
 きょうも、良く晴れて暑くなりました(14.2~24.1℃)。
 土手に、スイバ(タデ科)の花が咲いていました。赤い雌花の方で、その先には磯巾着の様なふさふさした柱頭が目立ち、下部はハート型の若い果実になっていました。北半球の温帯に広く分布し、日本では北海道~九州の草地、路傍等に普通に生育する、高さ30-100cmの多年草です。根生葉は長楕円状披針形で長柄があり、基部は矢尻形になります。雌雄異株で、5-8月、茎先に小花を輪生した花穂を付け、雄花は白っぽく、雌花は赤くなります。名や別名のスカンポ(イタドリの別名でもある)は、全草に蓚酸を含み酸っぱい事に由来します。若葉は食用にもされます。青葉山周辺では、路傍等に極普通に見られます・・・
  林縁の木に、モズの番が止まっていました。お互いにキチキチと鳴き交わしながら仲良さそうにしていましたが、気が付けば、止り木までハート型になっていましたよ・・・ 
スイバの雌花 モズの♀(右)と♂.  
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トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)の花
2010/05/21(Fri)
 きょうは良く晴れて、暑くなりました(14.0~28.1℃)。
 道沿いの籔のあちこちで、トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科)が咲いていました。その殆どはウェデイングベルを思わせる、純白~黄白色のものばかりなのですが、中に薄紅がかった愛らしい花もありました。嘗ては、暗紫色のハンショウヅルと黄白色のトリガタハンショウヅルとの交雑によって出来たものを別種アズマハンショウヅルとしていましたが、トリガタハンショウヅルと実質的な形態的差異は無く、今では「トリガタハンショウヅル」として統一されています。でも、この薄紅型の花こそ、典型的なアズマハンショウヅルだったのではないでしょうか。本州~四国の、山地の林縁に生育する木本性の蔓植物です。葉は1回三出複葉、小葉は狭卵形で鋸歯があります。5-6月、葉柄の先に3㎝程の鐘形の黄白色花を下向きに開きます。青葉山では、林縁等で比較的普通に見られます・・・
トリガタハンショウヅル(薄紅型) トリガタハンショウヅル(純白型)
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ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)
2010/05/20(Thu)
  きょうは、雨が降ったり止んだりの一日でした(14.3~18.9℃)。
  山のあちらこちらで、ヒメシャガ(アヤメ科)が咲き始めていました。中でも枯松の伐採地では満開に近く、雨に濡れた薄藍の花々が、周囲の荒景に涙を溜めている様でもありました。北海道南西部~九州北部のやや乾燥した林内等に生育する、高さ15-30cmの多年草です。日本固有種。葉は細く薄い剣形。5‐6月に、花茎の先に径4cm程の淡紫色の花を2-3個ずつ咲かせます。青葉山では、到る所で見られる普通種ですが、環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定され、全国的に激減している希少種です。さっぱり聞けなくなった「仙台市の鳥」、カッコウの鳴く頃に咲くのでカッコバナとも呼ばれますが、この花も嘗ては「市の花」でした。萩(今の「市の花」)も良いですけれど、ヒメシャガも私達の誇りとして決して忘れず、大切に大切に守って行きたいものですね・・・
 林床では、ツクバネウツギ(スイカズラ科)の花が雨に濡れていました・・・
ヒメシャガ ツクバネウツギ
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カルガモ(軽鴨)
2010/05/19(Wed)
  きょうは曇って、朝晩には雨が降りました。
 小さな沢に、カルガモ(カモ科)がいました。流れの中に佇んでじっとしていましたが、通り道なので近付くと、ソロリソロリと上の方に歩いて行きます。(悪いけどそっちに行きたいんですけど)と思いながら、こちらもソロリソロリと進んでも、やはり飛ぶことはなく、ノロリノロリと歩くばかり。仕方なく、脇の草原を抜けようとすると、突然バサバサと、別のカルガモが飛び立ちました。(いやぁ、ご免なさい)どうやら雌が草叢で卵を抱いていた様です。分りませんけれど、多分近くにいた連れ合い(雄)が、自分に注意を向けようとしていたのでしょう。番は抱卵期には解消されるとも言われますけれど、溢れる愛の一滴を垣間見た様な気がして、とても嬉しくなりました。アジア東部~東南部に広く分布し、日本では、本州以南の山地~平野の水辺に広く生息する留鳥で、北海道では夏鳥です。体長60cm程。全身茶褐色で、顔は白っぽく2本の黒線があり、翼鏡は青く光沢があります。嘴は黒くて先が黄色く、脚は燈黄色です。雑食性ですが、草、種子等が主食です。青葉山周辺では、川沿いや池沼等で一年中最も普通に見られるカモです・・・
沢のサワシバには、果穂が沢山下がっていました・・・
飛ばないカルガモ サワシバの果穂 
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アズマネザサ(東根笹)の花
2010/05/18(Tue)
 きょうは晴れ後曇りで、夏日になりました(15.2~25.2℃)。
 山道のアズマネザサ(イネ科)に、花が咲いていました。小花の一つ一つから葯が垂れ下がり、触れると一斉に揺れて、まるでナルコユリか、田圃の鳴子そのものの様でした。北海道西南部~九州(特に関東と東北地)の丘陵地や河岸沿い等に生育する、高さ1-2.5mの常緑又は半常緑多年生の笹です。根茎は地中を横に這い、茎葉には毛がなく、葉は枝先に3-7枚掌状に互生して付きます。一般にタケの仲間は30年~120年に一度花が咲く等と言われたりもしますが、それはモウソウチクやマダケ等の事で、アズマネザサは5月頃、ほぼ毎年の様に花を付けます。小穂は4-12小花からなり、雄蘂3、雌蕊は花柱が3裂し、花粉は風で媒介されます。葉の寿命は半~1年で、主に春と秋に落葉します。青葉山では、小動物、野鳥達の大切な隠れ処となり、アズマザサと共に普通に見られます・・・
  林縁のミツバアケビに、花が咲いていました・・・
アズマネザサの花 ミツバアケビの雌花(左)と雄花 
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ヤブニンジン(藪人参)
2010/05/17(Mon)
  きょうはほぼ晴れて、暑い位になりました(9.1~24.0℃)。
  道端のヤブニンジン(セリ科)に、花が咲いていました。細か過ぎて、通り過ぎてしまいそうですが、良く見れば、冷たい火花を散らす線香花火の様でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国、シベリア、インド等に広く分布し、山野の林内や林縁、路傍等の、やや湿った所に生育する草丈30-70㎝の多年草です。葉は2回3出複葉で柔らかく、名の通り人参の葉に似ています。4-5月、枝先に複散形花序を出して、白い小花を5-10個付け、両性花と雄花があります。果実は長さ約2㎝と細長く、列を成して剛毛があります。ヤブジラミと似ていますが、こちらの花期は6-7月と遅く、果実は約3㎜程しかありません。果実が長いので、別名はナガジラミ。根茎を和藁本(ワコウホン)と称し、鎮痛、鎮痙薬に利用されます。青葉山では、路傍等で普通に見られます・・・
  山の斜面で、ヤマツツジトウゴクミツバツツジが並んで咲いていました・・・
ヤブニンジン ヤマツツジ(左)とトウゴクミツバツツジ 
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ウワミズザクラ(上溝桜)の花
2010/05/16(Sun)
 きょうは、大体晴れました。
 山の谷間に、ウワミズザクラ(バラ科)が咲いていました。大木なので、アイスバーの様な白い花穂が無数に広がっていて、辺りをすっかり爽やかな雰囲気にしていました。北海道~九州の山野の、日当たりが良くやや湿った所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。紫褐色の樹皮は横に長い皮目が目立ちます。長さ6-9cmの葉は、楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があります。5月頃、新枝の先に長さ10cm程の総状花序を出し、白い5弁の小花を多数付けます。雄蘂は30本内外で花弁より遙かに長くて良く目立ちます。夏に、1cm程のの黒い核果を熟します。青葉山では、あちこちに散在しています・・・
ウワミズザクラ 八木山橋からの眺め
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イタドリハムシ(虎杖葉虫)
2010/05/15(Sat)
 きょうは、大体晴れ時々曇りでした。
 オオイタドリの葉に、イタドリハムシ(ハムシ科)がいました。大きな葉のステージで、鮮やかな赤と黒の衣装を見せつけるかの様に、ポーズを取っていましたが、目を外した途端に、何処かに消えてしまいました。テントウムシにも似ていますが、大きくてギザギザの触覚や長めの体が特徴的でした。北海道~九州の林縁、草地等に生息する、体長7.5-9.5mmの甲虫です。地色は黒く、上翅に黄朱~朱色の斑紋を持ちます。オオイタドリやイタドリ、ギシギシ、スイバ等タデ科植物の葉を食べ、幼虫も同じ葉を食べて育ちます。成虫は4-10月に見られ、成虫のまま越冬します。青葉山では、オオイタドリやイタドリのある所、何処でも普通に見られます・・・
イタドリハムシ 追廻の最奥から見た広瀬川と青葉山(城址)
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サクラソウ(桜草)の花
2010/05/14(Fri)
  きょうは、一日曇りました。
  森の小湿地で、サクラソウ(サクラソウ科)が咲き初めてました。何処からも丸見えの明るい森に、鮮やかで大きな桜色の花は目立ち過ぎて、今年も出会う事ができた喜びや安堵感と共に、不安な気持ちも募りました。北海道南部~九州の他、極東アジアの、川岸や山間の落葉樹林下の湿性地に生育する、草丈15-40cmの耐寒性多年草です。早春に発芽して5-6葉を根生し、5月頃に茎先に5-10個の花を付けます。長さ5-15cm、幅3-6cm程で長柄のある葉は、楕円形で縁に荒い二重鋸歯があり、皺が多く白い軟毛が生えます。淡紅色の花は直径2-3m程で、花弁が5裂し、更に各弁が半分程裂けます。花後に球形の果を結び、葉は枯れて休眠します。河川改修や開発等で生育地が破壊され、更に盗掘等で全国的に激減し、国のレッドリストで準絶滅危惧、県版では絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されています。百万都市中心部に隣接する、青葉山等の自生地は貴重極まりない市民の宝なのですから、皆でしっかり保護して行かなければなりません・・・
サクラソウ 広瀬川から見る青葉山(白い木の花はマルバアオダモ)
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ラショウモンカズラ(羅生門蔓)の花
2010/05/13(Thu)
  きょうは、曇り後晴れました。
  沢の辺に、ラショウモンカズラ(シソ科)が咲いていました。早くも藪化して来た草叢に、青玉を思わせる大粒の花が覗いていて、近寄ると芳烈な香りが漂いました。本州~九州の他朝鮮、中国等の山地の渓流沿いや林内の湿った所に生育する、高さ15-30cmの多年草です。茎には長毛が疎らに生え、三角状心形の葉は対生して、鈍い鋸歯状になります。4-6月に、青紫の唇形花を2-3個づつ段々に咲かせます。花冠の長さは4-5cmと大きく、花の付根の包葉は、下に行く程大きくなります。萼片は濃赤紫で花後も目立ちます。花後、地上に走出枝を這わせます。青葉山では、沢沿い等の所々で見られます・・・
  草叢には、ムラサキケマンが沢山咲いていました・・・
ラショウモンカズラ ムラサキケマン 
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コンロンソウ(崑崙草)の花
2010/05/12(Wed)
  きょうは、雨後曇りでした(11.2~13.9℃)。
  沢の辺の草原に、コンロンソウ(アブラナ科)が咲き初めていました。あっと言う間に草叢と化した沢端のあちらこちらに、真白く清しい花群となっていて、そこだけ爽やかな空気が漂っている様でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国、シベリア東部の川沿いの湿生地等に生育する、茎丈30ー70㎝の多年草です。根本から匍匐茎を伸ばして群落を形成します。茎葉には毛があり、互生する葉は奇数羽状複葉で長柄があり、5-7個の小葉は長楕円形で、先が尖って鋭鋸歯があります。5-6月に、茎頂の総状花序に径7-10mmの白花を付け、花弁、萼は4個、雄蘂は6個あります。青葉山では渓流沿い等に普通に見られますが、全国的に減少しつつあり、広瀬川でも、この所の大規模管理工事によって群落が殆ど無くなってしまいました・・・
  その近くにはキセキレイがいて、尾を振りながらチチン、チチンと鳴いていました・・・
コンロンソウ  キセキレイ 
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カジカエデ(梶楓)の花
2010/05/11(Tue)
 きょうは、曇り後小雨になりました。
 尾根道に生えるカジカエデ(ムクロジ科)に、花が咲いていました。遠くからでも良く目立つ、赤茶色の雄花が枝一杯に垂れ下がり、花と言うより赤い実がたわわに生っているかの様でした。本州(宮城県以南)~九州(中部以北)の、主に太平洋側の山地の樹林内に生育する、高さ20m程の落葉小高木です。葉は対生し、葉柄は4-11cm、葉身は長さ7-15㎝で掌状に5中裂し、縁に荒い鋸歯があります。雌雄異株で、4-5月に枝先に花を付け、雄花は5-11個の紅紫色の花が散形総状花序を成して下垂し、花弁、萼片は鐘状に癒着して雄蘂は8本あります。雌花は黄緑色で、3-9個の花が総状花序を成し上向きに付きます。秋に翼果を熟し、堅い毛があります。宮城県が北限になり、青葉山では林縁等に散見されます・・・
カジカエデの花 
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アブクマトラノオ(阿武隈虎の尾)
2010/05/10(Mon)
 きょうは、晴れ後曇りでした。
 沢の辺に、アブクマトラノオ(タデ科)が咲いていました。名前から連想されるオカトラノオにも似ていますが、ミズ(ウワバミソウ)の群落から白い顔をおずおずと上げる様は、「春」の名が相応しい、とても可憐な風情でした。宮城~福島の太平洋側の山地の林下等に生育する、草丈5-20㎝の多年草です。根茎は長く匍匐し、長さ5-10㎝の根出葉は卵~卵状楕円形で、先が尖ります。茎葉は長さ3-8㎝。5月頃、茎先に穂状花序を作り、花柄が長く5深裂する白花を多数付けます。ハルトラノオやクリンユキフデに似ていますが、茎葉が大きくて葉柄や小花柄が長く(約5mm)、1999年に新種として発表されました。名は、主に阿武隈山地で見られ、花穂を虎の尾に譬えました。青葉山では、沢沿い等に見られ、以前はハルトラノオとされていました。宮城県が北限であり、開発等で自生地も個体数も減少していて、県レッドリストで要注目種に指定されています・・・
アブクマトラノオ 展望台から見た放山と船形連峰 
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五月観(視)察会
2010/05/09(Sun)
  きょうは五月晴れの下、大勢の参加者を集めて、定例観(視)察会がありました(9.9~20.4℃)。クヌギやコナラ、アカシデの雄花、ムラサキケマン、カキドオシ、センボンヤリ(ムラサキタンポポ)等の草花を観察しながら、森に入ります。あちこちに山桜が咲き、足元にはその花弁も落ちています。道端には、ミツバツチグリやチゴユリ、マキノスミレ、ナガハシスミレ等が咲き群れています。斜面に大群落を作るマイヅルソウも、清しい花を綻び始めていました。木の花では、アオキの雌雄の花を見比べたり、同時に咲いているニガイチゴとモミジイチゴ、咲き始めたヤマツツジとトウゴクミツバツツジ、似たオオバクロモジとサルトリイバラ、ヒイラギナンテンとメギ等を楽しみました。ニワトコやエンレイソウ、ハウチワカエデ、ミヤマウグイスカグラやチョウジザクラも咲き残っていました。展望台付近では、あのオオルリが、一瞬でしたが間近で囀ってくれました。眼下や対岸(放山)の山肌を望めば、新緑と山桜が綾なす微妙な色合いに、思わず声が上がりましたね。
クヌギの雄花 マキノスミレ 森には不思議が一杯 新緑と山桜
 森の中は爽やかな風が流れ、夏鳥のキビタキ、センダイムシクイ等の他、メジロやヒガラ、シジュウカラ、ウグイスも良く囀っています。右に左にイカリソウの様々な色形の花々を眺めながら、ルリソウの群生地もゆっくり楽しみました。帰り道では、トウダイグサとシナノタイゲキ、エゾタンポポとセイヨウタンポポを比べたり、ツボスミレ、キュウリグサ、セントウソウ、シュンラン、コブシなども観察しました。あちこちのいつもの場所に、希少種のユウシュンランが元気に咲いてくれていて、ホッとしつつも嬉しくなりました。野鳥では他に、ビンズイ、ヤブサメ、カワラヒワ、キジバト、イワツバメ等が見られました。沢ではタゴガエルが鳴き、キノコでは、エツキクロコップタケ等も見られました。ヤマザクラやカスミザクラを間近で見比べられなかったのは残念でしたが、花では他にムラサキサギゴケ、マルバアオダモ、クリンソウ、トリガタハンショウヅル、ヤマナシ等とも出会えましたしたね。
イカリソウ ルリソウ 森に響く合唱の調べ 白化したユウシュンラン <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
 終了後、管理センター前で、専門講師による発声法と歌唱指導の会がありました。初めは恥ずかしげに、モソモソと小さな声だった参加者が、いつのまにか生き生きと大きな声で歌っていましたよ。疲れた体と心がすぅーっと癒されたひと時でした。
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウ等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみましょう。夏鳥たちにも、もっとゆっくり出会いたいですね・・・ 
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ルリソウ(瑠璃草)
2010/05/08(Sat)
  きょうは、良く晴れました(11.8~19.2℃)。
 小楢の森の林床を覆う様に、ルリソウ(ムラサキ科)が咲き群れていました。名前通りの瑠璃色の花々が木漏れ日に瞬いて、カシミールの蒼玉の谷にでも、迷い込んだ様な気がしました。忘れな草の近似種と言うだけあって、一度出会うと忘れられない花です。北海道~本州中部の落葉樹林内の少し湿り気のある場所に生育する、高さ20-40㎝の多年草です。葉は長楕円形で、下部のものは根出葉より大きくなります。4-5月、5裂した鮮碧色の小花を総状に開き、蕾の時は紅色を帯びますが、次第に瑠璃色に変わります。別名はウグイスソウ(鶯草)、ホタルカズラ(蛍蔓)等で、白花のものはハリソウ(玻璃草)と言います。開発や盗掘等で激減し、県のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています・・・
  ルリソウの花畑の中に、一輪だけカタクリが咲き残っていました・・・
  明日は定例の観(視)察会です。 新緑の森を、ヤマザクラやカスミザクラ、ヤマツツジ、チゴユリ、イカリソウ、そしてこのルリソウ等を愛でながら、オオルリ、キビタキ等夏鳥の囀りも楽しみましょう・・・
ルリソウ ルリソウの中のカタクリ 
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コナラ(小楢)の花
2010/05/07(Fri)
  きょうは、一日雨でした(13.4~17.8℃)。
  山のあちこちで、コナラ(ブナ科)の花が咲き始めていました。下げた花序から花粉を出し始めていた雄花と、開きかけた新葉を雨に濡らしつつも、キラキラした絹毛が、滴をしっかり弾いていました。良く見ると、雄花序の根元には、小さな雌花序が、ツンと上を向いていました。北海道~九州の他朝鮮、中国等の、冷温帯下部~暖温帯の山地に生育する、20-25mの落葉高木です。5月頃、新葉の展開と共に花を咲かせ、長さ6-9cmで黄褐色の雄花序は長く垂れ下がり、1花に4-8本の葯を持ちます。当年枝の葉腋に出る雌花序は短く、秋に、雌花が結実して団栗を作ります。青葉山では、最も多い樹種です・・・
  山道では、マキノスミレがひっそりと咲いていました・・・

コナラの花 マキノスミレ
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メギ(目木)の花
2010/05/06(Thu)
 きょうは、一日曇りました(13.3~20.3℃)。
 湿性地のメギ(メギ科)に、花が咲いていました。小さいけれど、良く似た同属のヒイラギナンテンよりも艶やかな、カトレアをも彷彿させる花でした。本州~九州の山地等に生育する、高さ2m程の落葉低木です。箆形で全縁の葉は互生し、枝葉の付根に鋭い棘があります。4-5月、短枝の先に散形状集散花序を作り、黄緑色の花を2-4個垂下げて付けます。晩秋に、赤い液果を生します。名は、葉や木部を煎じて洗顔薬にする事に由来し(ベルベリンなどのアルカロイドが含まれる為)、刺が鋭いのでヨロイドオシ、コトリトマラズ等の異名もあります。果実は世界各地で食用にされ(日本では果実酒にされる位)、ロシアではボルシチに入れたりして食べる事もあります。青葉山では、湿性地周辺等で普通に見られます・・・
メギ 
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ヤマザクラ(山桜)満開
2010/05/05(Wed)
  きょうも、良く晴れました(14.0~22.9℃)。
  山のあちこちで、ヤマザクラ(バラ科)が満開になっていました。高木ばかりで、大抵は見上げるか遠望するしかないのですが、車道際に枝を垂らす花を間近で眺めていると、街中の桜とは全く違う、風雅な趣と香りに心を揺さぶられました。北海道~九州の他、朝鮮南部等の日当たりの良い山野に生育する、高さ20-25mの落葉高木です。展開しかけの若葉は赤みを帯びる事が多いのですが、褐色、黄緑、緑等変異が大きく、裏面が白っぽくなります。4-5月、葉が出ると同時に開花し、花弁は5枚で、色は普通白~淡紅色です。樹皮は暗褐~暗灰色。桜の仲間では巨樹となり、長寿な種です。日本の野生桜の代表で、古来和歌にも数多く詠まれ、「吉野の桜」とは、本来この桜を指します。青葉山では、良く似たカスミザクラと共に普通に見られ、葉や花等が無毛で花期が早いのが相違点ですが、今年は両種共ほぼ同時に咲いている様です・・・
  展望台からは、新緑と山桜の花が同時に楽しめました・・・
ヤマザクラ 展望台からの眺め 
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チドリノキ(千鳥之木)の雄花
2010/05/04(Tue)
 きょうも大体晴れて、今年初の夏日となりました(14.9~25.9℃)。
  沢の近くのチドリノキ(ムクロジ科)に、花が咲いていました。雌雄異株で両方共咲いていましたが、取分け雄花序は、木漏れ日を浴びてキラキラと、金鎖の様に輝いていました。本州(岩手以南)~九州の沢筋等の湿り気の多い場所に生育する、樹高10-15mの落葉小高木です。葉はカエデ属の特徴の対生ですが、掌状ではない普通の形なので、種子が付いていないとカエデにはとても見えません。4-5月、枝先に淡緑色で花弁5、萼片5の花序を付け、雄花序は長く垂れ下がって10cm程になり、雄蕊8。雌花は短い花序を出し、雌蕊1。果実は長く垂れ下がり、名は、その翼が鈍角に開き、飛翔する千鳥の姿に見える事に由来します。別名はヤマシバカエデ(山柴楓)。青葉山では、沢の周辺等にやや普通に見られます・・・
樅林では、モミの花粉が無数に飛び散って、あちこちが黄色くなっていました・・・
チドリノキの雄花 樅の花粉が舞って所々霞んで見える 
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トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)  
2010/05/03(Mon)
 きょうは良く晴れて、暑い位になりました(8.3-23.2℃)。
  沢端に、トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)が咲いていました。大抵黄色っぽい花ばかりなのですが、中に薄紅がかったものがあって、見ていると、何だか小さな蓮の花の様でした。花(萼片)の中を覗くと、黄色いハート(花弁)が可愛らしく並んでいました。本州(宮城県以南)~九州の山地のやや湿った所に生育する、草丈10-20cmの多年草です。全体が無毛で柔らかく、茎葉は全て対生し、頂小葉は広卵~倒卵形でしばしば中程まで裂けます。4-5月、径6-8㎜で淡黄緑~白色の花をやや下向きに全開せずに咲かせます。花弁の様に見える部分は萼片で、中心部の黄色い部分が花弁です。宮城県が北限で、産地も限定されるので、県のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています・・・
トウゴクサバノオ 日に日に変わる山の色合い 
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ヒメニラ(姫韮)
2010/05/02(Sun)
 きょうも、晴れ時々曇りでした。
 沢に沿って、ヒメニラ(姫韮) が咲いていました。と言っても、地味で極めて小さい上に、花弁も殆ど開かず、普通に歩いていてはとても気付きません。偶々、ネコノメソウの仲間を色々観察している内に、周辺に沢山あるのが分りました。良く見れば、気品ある小鬱金香の様な可憐さでした。名に魅かれて葉の先を揉むと、韮の香りが漂いました。山野に生育する、花茎の高さ5-10㎝程の多年草です。長さ10-20㎝の葉は2つ付き、広線形で断面は三日月形です。4-5月、花茎の先に白~淡紅色の花を1-2個付けます。6枚の花被片は殆ど開きません。日本に分布するネギ属では最も小さくて、花は5mm程です。雌雄異株で雌性、雄性、両性の3型がありますが、雄性、両性の2型は極めて稀な様です・・・
  川沿いで、クロツグミやオオルリが囀っていました・・・
ヒメニラ きょうの青葉山と広瀬川(桜が未だ見られます) 
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ゆきかえる