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ヤクシソウ(薬師草)
2010/10/31(Sun)
  きょうは、曇り後雨でした(10.6~14.6℃)。
  道端に、ヤクシソウ(キク科)が咲いていました。黄金を思わせる花群れには、この寒さにも関わらず、ホソヒラタアブ(ハナアブ科)等の小さな虫達が次々に訪れて、懸命に蜜を吸っていました。北海道~九州の日当たりの良い山野に生育する高さ40-120㎝の二年草です。茎葉は互生し、長楕円~倒卵形で、浅い鋸歯があり、基部は後方に張り出して茎を抱きます。全体に無毛で、枝を折ると白い乳液を出します。8-11月、枝先に数個ずつ1.5cm程の頭花を付けます。黄色い舌状花は10‐14枚で、花期後は下を向きます。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
ヤクシソウとホソヒラタアブ 青葉山とビル街(モンサンミシェル?)
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トキイロラッパタケ(朱鷺色喇叭茸)
2010/10/30(Sat)
  きょうは、曇り後雨でした(8.9~112.7℃)。
  尾根道沿いに、トキイロラッパタケ(アンズタケ科)が生えていました。あっちこっちに無数に群生していて、小さいながら、とても迫力がありました。全国の松林や落葉樹の混生する林内地上に発生し、しばしば菌輪を描いて群生します。傘は径1-4cmの浅い漏斗型で、縁に切れ込みがあり、波状になります。表面は淡紅~淡朱橙色を帯び、下面には多数の浅い皺があり、白又は薄紅色を帯びます。柄は太さ3-7mm、長さ2-6cm程で、傘とほぼ同色です。仄かに杏子やバターに似た香りがあります。食。青葉山では、松林等に普通に見られます・・・
尾根道には、ナツハゼの実が熟していました・・・
トキイロラッパタケ ナツハゼ
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リンドウ(竜胆)
2010/10/29(Fri)
きょうは良く晴れて青空が広がり、暖かくなりました(6.0~16.2℃)。
  林縁の草原に、リンドウ(リンドウ科)が咲いていました 刈られて大分少なくなってしまいましたが、それでも、咲き残る一つ一つの花が、星蒼玉の様に周囲に輝きを放っていました。本州~九州の山野の湿った草地や林縁に生育する、高さ20-80cm程の多年草です。葉は細長く、対生します。9-11月、釣鐘型の青紫色の花を、茎先に上向きに咲かせます。名は、苦い根を竜の胆に準えました。漢方では、乾燥させた根を竜胆と呼び、健胃剤として利用されます。開発等により減少し、県レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。青葉山では、林縁等の所々で見られます・・・
リンドウ 夕焼け
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ウド(独活)の実
2010/10/28(Thu)
  きょうは一日雨降りで、とても寒い一日でした(4.4~6.3℃)。(10月としては最低記録だとか)
  森の道端に、ウド(ウコギ科)の実が生っていました。黒い実が濡れて艶々していましたが、未だ青いのも、既に鳥に食べられて雲丹状になっているのもありました。鳥の気持ちになって一つ食べてみると、成程、ほんのり甘い味がしました。朝鮮、中国等東アジアに広く分布し、日本では全国の山野に生育する、高さ約2-3mに成る多年草です。全体に毛が多く、葉は互生して長柄があり、2回羽状複葉で小葉は5-7枚付きます。8-9月に、茎上部や葉腋から淡緑色の小花を集めた総状花序を伸ばし、秋に直径3mm程の黒い液果を熟し、中には、3-5個の胡麻状の種子が入っています。春先の若苗や若葉は香りが良く、山菜として広く利用され、根は独活と呼ばれて、煎じて痛み止め等に用いられます。主に体力的に見かけ倒しの人を「ウドの大木」と言いますが、これは、大きく育った頃には食用にも材にもならない事に由来します。青葉山では、沢沿いの崩壊地等に良く見られます・・・
  道端で、ノコンギクが冷雨に濡れていました・・・
ウドの実 ノコンギク
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ビロウドマイマイ(天鵞絨蝸牛)
2010/10/27(Wed)
  きょうは晴れ時々曇って、蔵王では初冠雪が観測されました(4.2~11.0℃)。
  倒木の上に、ビロウドマイマイ(ナンバンマイマイ科)と思われる蝸牛がいました。今朝は風もあって寒かったのですが、朽ちて湿った木肌を縫う様に、名の通りのビロード状微細毛を煌かせながら、何かを食べながらゆっくり這っていました。本州に広く分布していますが(近畿以西では小豆島にのみに分布)、稀産である上に成貝に出会う事も難しいと言われ、絶滅危惧I類(CR+EN)に指定されています。殻皮上に細かい毛状の殻毛が密生していて、殻表面がビロウド様に木目が細かいのが特徴です。殻高約10mm前後、殻径約15-20mm程で、淡褐~暗褐色をした薄く脆い殻をしています。生態は良く分りません・・・ 
ビロウドマイマイ
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シロオオハラタケ(白大原茸)
2010/10/26(Tue)
 きょうは大体曇って、午後は木枯らしが吹いて寒くなりました(6.7~16.0℃)。
 小楢の林床に、シロオオハラタケ(ハラタケ科)が生えていました。傘が20㎝以上ありそうな大きなもので、下から覗くと襞も暗赤紫に染まって、柄には紅い滴まで垂らしていました。白い筈の部分も赤みがかって美しいけれど、もう食べようとは思いませんでした。欧州や北米に広く分布し、日本では夏~秋、全国の林内の草地や牧草地、畑地、芝生等の地上に発生します。傘の径8-20cmで、表面は平滑で白~淡黄色で、触ると黄変します。傘の縁には良く鍔の破片が付着します。襞は極めて密で隔生し、初めは白く、次第に灰紫~黒褐色に変わります。柄はほぼ白く、根元はやや太く、中空。上部に白く膜質の鍔があります。若いうちは食。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
 道沿いのクサギの木に、美しい実が沢山生っていました・・・
シロオオハラタケ クサギ
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アオミズ (青水)
2010/10/25(Mon)
  きょうは、雨後曇りました(10.3~22.8度℃)。
  道端に、アオミズ (イラクサ科)が咲いていました。雨上がりの滴を付けて、キラキラと宝石の様でした。東アジアと北米に広く分布し、日本では北海道~九州の山地の湿り気のある所に生育する、高さ15-60㎝の一年草です。無毛の多汁質で、普通は緑色ですが時に紫色を帯びます。2-10㎝の葉には長い柄があり、対生して卵~菱形状卵形でやや尖った鋸歯があります。3脈あって、葉の裏面には脈上に僅かに毛があり、茶褐色の点が散在します。9-10月、茎の上部の葉腋花序を作り、淡黄色の小花を多数付けます。雄花は下部に、雌花は上部に付きます。名は、茎が瑞々しく全草が緑色である事に由来します。中国名は透茎冷水花。青葉山では、路傍等に普通に見られます・・・
アオミズ 一部で少しずつ紅葉し出しています
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コムラサキ(小紫)
2010/10/24(Sun)
 きょうは、晴れ後曇りでした(10.7~17.8℃)。
 道端に、コムラサキ(クマツヅラ科)の実が生っていました。美しい九重の様な実をみっちり付けて、野鳥達の来訪を心待ちにしている様でした。東北~沖縄の他、朝鮮、中国等の山麓や原野の湿生地に生育する、高さ2-3mの落葉低木です。7-8月、葉の付根付近に淡紅紫色の小花を多数付け、秋に紫色の果実を熟します。花も実も美しく、庭や公園等にも良く植栽されています。名は、ムラサキシキブより小振りな事に由来し、コムラサキシキブやコシキブ等の別名もあります。ムラサキシキブ等との違いは、果実が固まって付き、葉柄や花柄の付く位置が少し離れ、葉の鋸歯は上半分にしかなく、樹高が低く、枝垂れる事等です。南方系種の為、青葉山では自生していませんでしたが、野鳥による播種や温暖化の所為か、近年路傍等に良く見られる様になりました・・・
コムラサキ 樅の巨木
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ヌルデ(白膠木)
2010/10/23(Sat)
 きょうは、快晴でした(8.2~18.6℃)。
 藪際のヌルデ(ウルシ科)が、紅葉し始めていました。朝晩ぐんと冷え込む様になって、紅葉の先駆けとなる漆達が一気に赤らみ出して、少し淋しくなりかけていた森が華やかさを取り戻した様です。日本の他、東~東南アジア各地の山野に生育する、3-6mの雌雄異株の落葉樹です。葉は9-13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で、葉軸に翼があるのが特徴です。小葉は5-12cmの長楕円形で、鋸歯があり、裏面全体に毛が密生しています。表の主葉脈上にも毛があります。7−8月、円錐花序を作り、数mm程の5弁花を咲かせます。秋に、径5-8mm程の扁平な球果(塩麩子)を付け、表面に白い粉(リンゴ酸カルシウムの結晶)を吹きます。所謂パイオニア樹木の代表で、低木として道路脇の空地等に真先に出現します。名は、膠の様な樹液を塗料として使っていた事から「塗る手」となりました。別名はフシノキ、カチノキ等。青葉山では、道沿い等に普通に見られます・・・
ヌルデ 松林の空
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ズミ(酢実)の実
2010/10/22(Fri)
   きょうは、曇り後時々晴れました(13.9~17.1℃)。
  小湿地で、ズミ(バラ科)の実が生っていました。真赤な実をみんな上に向けて、まるで夜店の林檎飴の様でした。大きいのを一つ採って齧ると、やはり甘酸っぱい林檎の味でした。北海道~九州の他、朝鮮等の山野の日当りの良い湿性地等に生育する、高さ10m程の落葉小高木です。小枝は暗紫色でしばしば刺に変わり、若枝には毛があります。4-6月頃、短い新枝の先に散形の、白又は淡紅色の5弁花を付けます(蕾は皆赤っぽい)。9-10月に赤~橙黄色の丸い梨果を熟します。 名は、樹皮が黄色染料として使われたので「染み(そみ)」が転訛、実が酸っぱい為「酢実(すみ)」が転じた等の説があります。別名は、コリンゴ(小林檎)、コナシ(小梨)、ミツバカイドウ(三葉海棠)他。青葉山では、湿性地周辺等の所々で見られます・・・
  湿地には、ウメバチソウが咲いていました・・・
ズミの実 ウメバチソウ
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アオイヌシメジ(青犬湿地・青犬占地)
2010/10/21(Thu)
きょうは一日曇って、晩には雨が降りました(14.6~19.0℃)。
  赤松混じりの広葉樹林に、アオイヌシメジ(キシメジ科)が生えていました。落葉の間から紺青の深水を見せながら、あちらに一つこちらに一つと散生していて、名前の様な青犬の耳まで立てているのを、一つ採って鼻に近付けると、独特の芳香が漂いました。試しにと思って、甘く煮て食べると、桜餅様のお菓子になりました。秋に、全国の各種広葉樹の林内地上に単生又は群生します。傘は灰緑~青緑色で、径3‐8㎝、初め饅頭形で後にほぼ平らに開きます。襞は初め白く後に淡黄~淡緑色を帯び、密~やや疎で柄に直~垂生します。柄は淡緑色で根元は白い綿毛状の菌糸が付きます。アニスや桜餅に似た匂いがあります。別名は、アオ、アオッコ、イヌモダシ、ミドリシメジ等。青葉山では、比較的普通に見られます・・・
道沿いのオトコヨウゾメに、赤い実が沢山生っていました・・・
アオイヌシメジ オトコヨウゾメ
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タマブキ(珠蕗、球蕗、玉蕗) の花
2010/10/20(Wed)
   きょうは、曇り時々晴れました(13.0~20.1℃)。  
  道端のタマブキ(キク科)に、花が咲いていました。白い総苞に護られた黄花の間から、眼鏡の様な柱頭が楽しそうに四方に跳び出していました。北海道(渡島半島)~関東の山地の湿った林床等に生育する、高さ50-150cmの多年草です。葉は茎に互生し、長い葉柄があり、三角状心形で縁に粗い鋸歯があります。表面には粗毛が散生し、裏面には蜘蛛毛が密生して緑白色に見えます。葉腋に径1cmの珠芽を付け、名の由来にもなっています。8-10月、茎先に円錐花序を作り、頭花(両性花)は5-6個の黄色い筒状花からなり、花冠は浅く5裂し、花柱の先は2つに分かれて反り返ります。痩果は円柱形で、白い冠毛があります。青葉山では、沢沿いの林下等に群生します・・・
   マムシグサの果実がすっかり鳥に食べられて、苺の様になっていました・・・
タマブキ マムシグサ
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ナラタケ(楢茸)
2010/10/19(Tue)
  きょうは、曇り時々晴れでした(10.0~17.6℃)。
  小楢の木の根元に、ナラタケ(キシメジ科)が生えていました。如何にも茸茸とした、マシュルームの様に若々しいきのこ達が、幹を取り囲む様に群生していました。ユーラシア、北米、アフリカに分布し、日本では晩春や晩秋に広葉樹の枯木や生木に群生や束生、又付近の地上にも発生する木材腐朽菌です。径4-15㎝の傘は饅頭~中高扁平型で、周辺に条線があり、襞はやや疎で垂生します。表面は帯黄色で若い時は白く、後褐色になります。柄は4-15㎝で、下部がやや膨らみ傘とほぼ同色で、下半部は後黒味を帯びます。上部に白~帯黄色でやや硬質の鍔があります。菌糸体の下から菌糸束を地中に伸ばし、離れた所の木々にも菌糸を伸ばして寄生、巨大な生命体を形成するとも言われます。ツチアケビやオニノヤガラ等とは共生関係にあります。優れた食菌として知られていますが、毒成分も確認されていますから、生食や食べ過ぎは禁物です。青葉山では、小楢等の木に見られますが、同属のナラタケモドキよりは少ないようです・・・
ナラタケ 夕景
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センブリ(千振)
2010/10/18(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りでした(11.9~20.9℃)。
  山の裸地沿いに、センブリ(リンドウ科)が咲いていました。何処までも細長く群落が続いていて、恰も星屑からできた天の川の様でした。写真を撮ろうとして、弾みで折れてしまった花茎を食べると、苦味がじんわり胃まで届いて、如何にも体に良さそうな感じでした。北海道~九州の日当たりの良い山野の草地に生育する、高さ5‐30cmの二年草です。日本固有種。茎は四角く、根元から数本に別れ、1-3cm程の細長い線形の葉が対生します。発芽した芽はそのまま越冬し、翌年9-11月頃に多数の花を咲かせます。2-3cmの花は5深裂し、裂片は白く縦に紫色の筋が入ります。健胃等の薬草(生薬名「当薬」)として有名です。名は、「千回振出してもまだ苦い」の意。青葉山では、乾いた斜面や尾根等に見られます・・・
  小楢の道端に、カバイロツルタケが生えていました・・・
センブリ カバイロツルタケ
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ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
2010/10/17(Sun)
きょうは、晴れ時々曇りでした(14.8~21.7℃)。 
 河原の草原に、ノシメトンボ(トンボ科)が止まっていました。近付いても動かず、暖かな陽光の中で、気持ち良さそうにしていました。日本の他、朝鮮、中国、ロシア等に分布し、日本では低山地~平地の、周辺に林地のある比較的開けた池沼や河川周辺等に多い、体長41-49mmの蜻蛉です。成虫は6月下旬~11月下旬頃に出現し、羽化した成虫は周辺の林地や林縁に移動します。翅先が黒くなるのが特徴で、体色は、未熟な内は雌雄共黄褐色ですが、成熟すると雄の腹部背面は暗赤色に変化し、雌は色が濃くなる程度です。名は、腹部の黒い斑紋を熨斗目模様に見立てました。別名はクルマトンボ等。青葉山では、山野に普通に見られます・・・
ノシメトンボ 芋煮会風景(三居沢).
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ハナタデ(花蓼)
2010/10/16(Sat)
 きょうは、良く晴れました(13.9~24.1℃)。
 森の外れの草原に、ハナタデ(タデ科)が咲いていました。開花しているものは少ないものの、暑い位の日差しを浴びて、どの花序の花も、懸命に大きく輝いて見えました。北海道~九州の山野のやや湿った林内、路傍等に生育する、高さ30-60cmの1年草です。5-10㎝で長卵形の葉は互生し、先が細く尾状に尖り、表面には毛があり、時に黒色の斑紋が現れます。托葉鞘は筒形で、長毛があります。8-10月に、細長い花穂に、長さ1-2mm程で淡紅色の花を疎らに付けます。花弁に見えるのは萼で、5枚に深裂します。イヌタデ等に似ていますが、花が疎で色が薄く、花穂が立って垂れない事等が特徴です。只、イヌタデの仲間は個体変異が大きく、分り難いものも多い様です。名は、花が梅花状に開く事に由来します。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ハナタデ 青葉山と蕃山(上)
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クリタケ(栗茸)
2010/10/15(Fri)
 きょうは雨が降ったり止んだりで、後曇り時々晴れました。
  土に埋もれた朽木から、クリタケ(モエギタケ科)が生えていました。土の中から、大きく傘を開きながら群生していて、初め何かと思いましたが、良く見れば、巨大化したそれでした。美味しそうなのを少し採って、味噌汁と天婦羅にして頂きました。北半球温帯以北に広く分布し、日本では秋~晩秋、全国の山林の主に広葉樹(稀に針葉樹)の切株や倒木等に発生する木材腐朽菌です。径3-8cm傘は茶褐~レンガ色で、襞は黄白色後紫褐色に変化します。別名はヤマドリモタシ等。優秀な食菌ですが、近年有毒成分(ネマトリン、ネマトロン他)が見つかり、過食は厳禁ですし、注意が必要です。青葉山では、特に晩秋に良く見られます・・・
クリタケ


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ヒナベニタケ(雛紅茸)
2010/10/14(Thu)
 きょうは、晴れ後曇りでした。
  小楢の林下に、ヒナベニタケ(ベニタケ科)が生えていました。とても小さく可憐なキノコで、近寄れば薄紅で半透明の肉質が、艶めかしくさえ感じました。夏~秋に、全国のブナ科のコナラやシイ等の樹下の、苔の間等に発生します。径1-2cmの傘は、淡紫褐~ワイン色で中央は濃く、退色すると周辺が白っぽくなり、湿時粘性があります。襞は白~クリーム色で、疎。柄は長さ1-2cmで、白くて後帯黄色になります。肉質は脆くて、簡単に壊れてしまいます・・・
ヒナベニタケ 夜の青葉山
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カタバミ(片喰、酢漿草)
2010/10/13(Wed)
 きょうは曇り時々晴れて、夜には雨になりました(17.0~25.3℃)。
 森の外れの道端に、カタバミ(カタバミ科)が咲いていました。いつも庭の赤片喰や紫片喰ばかり見ているので、緑葉に黄花の普通の片喰が、とても新鮮に見えました。熱~温帯に広く分布し、日本では全国の路傍や庭、畑等に生育する、高さ10cm程の多年草です。全体に毛が生え、肥厚する根から多くの走出枝を出し、上部は斜上して長さは10-30㎝になります。小枝が多く、葉は根生葉と互生葉があり、長柄の先にクローバー状の3枚の小葉を付けます。葉裏と縁に毛があり、昼は開き夜には二つに閉じます。花は春~秋、葉腋から花序を出し、ほぼ散形に1-8個の黄花を下向きに次々と咲かせます。萼片5枚、花弁5枚。雄蘂10本、子房上位で5本の花柱があります。長さ2-2.5㎝の果は円柱形で細毛があり、熟すと5裂して暗褐色の種子を多数弾き出します。全体に蓚酸を含みます。名は、葉の一部が欠けている様に見える事に由来し、別名はスイモノグサ、カガミグサ、スイバ、スズメグサ、ネコアシ等。幾何学的な葉は、家紋に良く使われます。消炎、解毒、下痢止め等の生薬「酢漿草」として利用される他、ヤマトシジミ等の幼虫の食草になっています。葉が赤いものは、都市部に多い変種アカカタバミです・・・
カタバミ 色付き始めたハウチワカエデ
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コウタケ(香茸)
2010/10/12(Tue)
  きょうは、大体曇りでした(17.0~22.0℃)。
  小楢の森の道端に、コウタケ(イボタケ科)が生えていました。枯葉に隠れていて、通り過ぎそうになりましたが、重なり合う大株の隅が目に飛び込み、顔を近付ければ、独特の香りが漂いました。大きいものだけ採って、香茸御飯にして美味しく頂きました。今年は大発生した様で、籠一杯に採っている業者?の方や「すごいすごい」の話ばかりで、採り尽されて枯渇してしまうのでは、と心配していましたが、採り残しは未だあった様です。日本特産種で、深山では夏、普通は秋に、全国の広葉樹や松との混交林内に発生し、時に列を作って群生します。高さは15-20㎝、傘は初めやや桃色を帯びた淡褐~暗褐色で、径10-25cm、漏斗状に中央が深く窪み、跳ね返った大形の鱗片に覆われます。裏面は針状で、傘より淡色です。特有の香りと味があり、特に乾燥させると強い芳香を放ちます。香茸飯の他、乾燥し保存して様々な料理に利用されます。青葉山では、広葉樹林内に見られます・・・
コウタケ 樅林
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ナガエノスギタケ(長柄杉茸)
2010/10/11(Mon)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(17.7~26.7℃)。
 小楢の森に、ナガエノスギタケ(フウセンタケ科) が生えていました。昨日とは全く別の所で、ここにも又4本ばかり、まるで松茸の様な姿を見せていました。観察会では1本頂いて炒め物にし、鮑にも似た食感を楽しみましたが、きょうのは勿体無いので、もう少し大きくなるのを待つ事にしました。ヨーロッパ等にも分布し、日本では夏~秋、全国の林内、土竜の便所やその跡から発生する中~大型菌です。径8-15cmの傘は、初め球~丸山形、後開いて扁平になり、帯黄土白色で湿時粘性と帯褐色の鱗片があります。肉は白くて固く締まり、黄白~褐色の襞は密で、茎に上生します。茎は高さ8-17㎝、太さ2㎝程で繊維質、傘表面と同色で上方に鍔があります。食。名は、スギタケに似て、長い根状部を長柄に譬えました。別名はモグラノセッチンタケ、シロモミタケ、スネナガ、ダイミョウモタシ、ネッコマツタケ、シロマツタケ等。青葉山では、林下に比較的普通に見られます・・・
ナガエノスギタケ
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十月観(視)察会
2010/10/10(Sun)
  きょうは大雨の予報もあったので、殆ど諦めかけていた観(視)察会でしたが、始まる頃には日差しも出て、途中からはパッキリ晴れ上がると言う、キノコ観察には絶好の日和になりました。長らく続いた記録的な猛暑や乾燥から大解放されたのか?あっとびっくり、あっちにもこっちにも様々なキノコが顔を出しています。森に入るなり、ウラベニホテイシメジからニセアブラシメジ(クリフウセンタケ)、サクラシメジ等美味しそうなキノコが無数に散らばっていて、まるで絵本から抜け出したお伽の森の様です。クサウラベニタケやハナホウキタケ、ツルタケ等の毒キノコも数多く見られますが、シャカシメジが見事な幼菌も成菌も見せていたり、何本もナガエノスギタケが出ていてシャベルで根を掘り起こしてみたり、マツカサキノコモドキ(?)の名の由来を実地で調べたり、キツネノチャブクロ(ホコリタケ)とタヌキノチャブクロのの違いを比べたり、クリイロチャワンタケ(?)の胞子の飛散を観察したり、・・・しました。小さなきのこ博士は、ツエタケやサンコタケ等、中々味のあるキノコを次々に発見していました。林内には、スギヒラタケやシロヒメカヤタケが無数に生え、樅林にはアカモミタケ、キハツダケ、ウスタケ等が、松林にはアミタケ、ハツタケ等が見られました。他には、ナラタケモドキ、ノウタケ、ハラタケ、サマツモドキ、エセオレミキ、フウセンタケモドキ、ムラサキフウセンタケ(?)、アオイヌシメジ、ツルタケ、カワリハツ、チシオハツ、ドクベニタケ、シロハツ、キチチタケ、ウズハツ、カワラタケ、ウチワタケ、イッポンシメジ、コテングタケモドキ、シロオニタケ、カキシメジ、ニガクリタケ、テングタケ、アカイボカサタケ等が見られました。又、きょうのコースとは違う所で、何とマイタケやコウタケを採られた方もいました。
シャカシメジ幼菌 足の踏み場もないほどに… スギヒラタケ ザトウムシ遣い
 花では、林縁にはツクシハギやノコンギクが咲き群れ、林内ではシロヨメナがあちこちに清楚な花群れを作り、キバナアキギリが未だ咲き群れていました。他に、アキノキリンソウ、イヌタデ、オヤリハグマ、オクモミジハグマ、アメリカセンダングサ、センボンヤリ、ナンブアザミ、ダキバヒメアザミ、ツユクサ、ガンクビソウ、ヤマハッカ、ヨモギ、カタバミ、テンニンソウ、キクイモ、オオハンゴンソウ、ミヤギノハギ(植栽)等が見られました。目立っていた実では、クリ、ウメモドキ、オトコヨウゾメ、チゴユリ、ツクバネ、ツリバナ、タチシオデ、ヤブコウジ、ツルアリドオシ、ツルリンドウ、マムシグサ、ヤブムラサキ、トリガタハンショウヅル、シラキ、ウマノミツバ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ等がありました。ヤマノイモのむかごも沢山生っていました。早くも、紅く葉を染めていたハウチワカエデもありました。草叢から飛び出したヤマアカガエル、萩類に群れ飛んでいたキチョウ達、森の間隙を飛び去ったハヤブサ、森の奥から聞こえたモズの声、大群で騒いでいたムクドリ等々、皆さんにも様々な発見があったのではないでしょうか?
シロヨメナ これがお釈迦様の…(キノコ鑑定会). 晴れて良かったですね!. ウメモドキ
 さて、来月の11/14(日)は、紅葉を愛でながら、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察します。ムラサキシメジ等のキノコも出ているかも知れませんよ。では又、お楽しみに…
この記事のURL | 観(視)察会 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
タチシオデ(立牛尾菜・立四緒手)
2010/10/09(Sat)
  きょうは曇りで、晩方から小雨になりました(16.4~19.9℃)。
   道端の草叢に、タチシオデ(サルトリイバラ科)の実が生っていました。一つ味見をしてみましたら、柔らかくて甘くて、中にはルビーの様な小さな種が入っていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の山地の林縁や明るい草原等に生育する、雌雄異株の蔓性多年草です。太い地下茎があり、春先に勢いある苗条(シュート)を出し、葉柄基部から巻鬚を出して、他物に絡み付いて伸び、長さ1-2mになります。葉は薄くて光沢がなく、裏面は粉白色を帯びています。5-6月、葉腋から花序を出し、黄緑色の花を多数付けます。夏~秋に、黒くて白粉を帯びた果実を熟します。若芽は、山のアスパラとも呼ばれ。茹でて和え物等にして食べます。シオデに良く似ていますが、名の通り、生長初期に立ち上がり、葉は薄くて光沢がなく、裏面が粉白色で、花期が早く、果実が白粉を帯びる事等が相違点です。名は、アイヌ語シュウオンテが由来、等諸説あります。牛尾菜は漢名。青葉山では、路傍等に普通に見られます・・・
   小楢の森に、サクラシメジが沢山生えていました・・・  
タチシオデ サクラシメジ
  明日(10/10)は月例観(視)察会です。今月も、キノコの観察と鑑定が主となりますが、ツクシハギ、シロヨメナ、ダキバヒメアザミ等の花々や自然全般を観察します。予報では雨の様ですが、雨は雨なりの、良い会になると良いですね・・・
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ハタケシメジ(畑占地/畑湿地)
2010/10/08(Fri)
  きょうは、曇り時々晴れでした(15.8~20.6℃)。
 森の入口に、ハタケシメジ(キシメジ科)が生えていました。菌輪がとても見事だったので、写真と共に少し採って帰りました。少々日向臭さはありますが、とても美味しく、有難く頂きましたよ。秋(時に春)、全国の路傍や畑等に生える木材腐朽菌で、地中の腐木から発生します。4-9cmの傘は、半球形~平らに開いて暗灰褐~茶褐色で、しばしば白い絣模様があります。襞は白くて密。ホンシメジの近縁種で、針葉樹からも発生します。採れる場所・環境によって色に変化があり、湿気が多い日陰では色が薄く、陽当りが強ければ黒くなる傾向があります。菌床栽培で、スーパー等でも売られています。青葉山では、草地等に普通に見られます・・・
ハタケシメジ 市街知展望
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エセオリミキ(似非折幹)
2010/10/07(Thu)
  きょうは曇って、時々晴れたり小雨が降ったりしました(15.6~21.5℃)。
  山道に沿って点々と、エセオリミキ(キシメジ科)が生えていました。良く見れば、林内の落葉上にも数多く顔を出し、鞣革の様な光沢を見せていました。折角なので少し採って、味噌汁の具にして頂きました。春~秋、全国の各種林内の落葉上に発生し、時に菌輪を作ります。径1-4㎝の傘は、初め饅頭形で後には中高の平らに開き、表面は平滑で赤褐~暗オリーブ褐色。襞は柄に上生~離生し、白くて幅狭く密。縁はやや鋸歯状で、柄は根元がやや膨らみ、表面は傘とほぼ同色か白~淡帯黄色で、縦の条線があり、中空です。食。名は、オレミキ(ナラタケやナラタケモドキ)に似ているが異なる茸の意。青葉山では、林内に普通に見られます・・・
 道端のマムシグサの実が、赤と緑に分かれていました・・・
エセオリミキ マムシグサの果実
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ミツバアケビ(三葉木通・通草) の果実
2010/10/06(Wed)
 きょうは曇り時々晴れて、時々雨も降りました(15.3~23.0℃)。
 藪のミツバアケビ(アケビ科)に、実が生っていました。果皮に紫色みはありませんでしたが、口を半開きにして、今にも甘い果肉が零れ落ちそうでした。全国の山地~低地の林縁や草原等に生育する、雌雄同株異花の蔓性落葉木本です。伐採跡等の森林破壊があった後、比較的早く生長・結実し、森林の回復に伴って、他所へ移って行きます。葉が3枚で、緑に波形の鋸歯があります。4-5月、黒紫色の花序を作り、基部に三枚の萼片からなる大きな雌花を数個開き、下部に小顎片からなる房状の雄花を多数下げます。秋に果実が口を開け、果肉、果皮共に食用になります。茎を乾燥させたものは、腎臓炎、尿道炎、膀胱炎等に効能がある生薬とされます。名は、三つ葉の「開け実」の意。果実は人間も食べますが、野鳥達の秋~冬の食糧として貴重なものになっています。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
  笹藪の際に、タマゴタケが沢山生えていました・・・
ミツバアケビ タマゴタケ
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カナムグラ(鉄葎)の雌花
2010/10/05(Tue)
  きょうは晴れたり曇ったりで、一時雨も降りました(17.0~24.5℃)。
  道端の藪に、カナムグラ(アサ科)の花が咲いていました。雌雄両花がありましたが、細かく目立たない雄花群の中で、赤紫に美しく染まった雌花が、まるでハウチワカエデの花を思わせました。日本全国の他、中国等の原野や路傍、河原等日当たりの良い場所に生育する、雌雄異株の一年生蔓植物です。5-12cm程の葉は深く切れ込んだ掌状で対生し、鋸歯が多く表面はざらつきます。茎や葉柄には鋭い下向きの刺があり、様々な物に絡み付いて蔓延ります。8-10月、雄株では葉腋から花茎を伸ばし、分枝した花茎を立てて多数の淡緑色の花を付け、雌株では、先端に苞に包まれた穂状の花を垂れ下げ、初めは緑色ですが、やがて紫色を帯びて苞の先は反り返るようになります。名は、強靭な蔓を鉄に譬え、「葎」は草が繁茂して絡み合った様を表します。青葉山では藪等に、同属のカラハナソウと共に普通に見られます・・・
カナムグラの雌花 牛越橋から見た夕焼け
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ヨモギ(蓬)
2010/10/04(Mon)
 きょうは曇って、雨が降ったり止んだりでした(17.8~22.2℃)。
 森の外れで、ヨモギ(キク科)の花が咲いていました。雨に濡れて、独特の香りが益々匂って来る様でした。日本全国の山野に生育する、高さ50-100cmの多年草です。群生して地下茎で増殖します。茎葉は互生して羽状に深裂し、裂片は2-4対あり、縁には鋸歯があります。茎や葉裏には密に絹毛があって、白く見えます。葉柄基部には仮托葉があります。9-10月、高く伸ばした茎先に大きな円錐花序を作り、多数の小さな頭花を下向きに付けます。セイタカアワダチソウと同様に、地下茎等から他の植物の発芽を抑制するアレロパシーを分泌します。若葉は餅と混ぜて蓬餅を作り、この毛を集めてもぐさ(艾)を作ります。煎じ薬等の民間薬としても使われます。名は、「良く燃える草」の意等の説がありますが、良く分っていません。別名モチグサ(餅草)。青葉山では、各所に極普通に見られます・・・
ヨモギ
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シロヒメカラカサタケ(白姫唐傘茸)
2010/10/03(Sun)
  きょうは、大体曇りでした(14.7~21.3℃)。
  森の斜面に、シロヒメカラカサタケ(ハラタケ科)が生えていました。落葉の上に、純白の小さな姿を点々と見せていましたが、天使の翼の様な、(キツネノカラカサ属の特有の)しっかりした鍔も印象的でした。日本の他ヨーロッパに分布し、夏~秋、全国の林地に発生する、傘の径1.5-3cm、高さ4-5cの小型のキノコです。全体に白く、傘の表面は絹糸状の光沢があり、白い粉(微毛)を纏っています。襞は密に垂生し、透明感があり、柄は上へ行く程細まり、中程にリング状の鍔を付けます。基部はやや太まり、白い菌糸毛に覆われます・・・
  沼の縁で、ミゾソバが咲き群れていました・・・
シロヒメカラカサタケ ミゾソバ
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タヌキノチャブクロ(狸茶袋)
2010/10/02(Sat)
  きょうは、良く晴れました(12.8~23.1℃)。
  林下の倒木に、タヌキノチャブクロ(ホコリタケ科)が生えていました。めんこい坊主頭がズラリと並んでいましたので、小さめのを少しだけ採って、香りの良い吸物にして頂きました。夏~秋、全国山野の朽木や埋も木上に群生する、径2‐4㎝腹菌です。頭部と短い柄部に分かれ、外皮は褐~暗褐色 の糠状、粉状で時に疣状物で覆われますが、簡単に剥離します。熟すと、光沢ある内皮を現し、グレバはオリーブ褐色の粉状体。 褐色のヒビ割れ模様になります。若く内皮が白いものは食用となり、吸物、天ぷら等にされます。青葉山では、地上見生えるホコリタケ(キツネノチャブクロ)程ではないものの、枯木上に普通に見られます・・・
タヌキノチャブクロ 竜ノ口入口から見た経ヶ峰
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ゆきかえる