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キチジョウソウ(吉祥草)
2010/11/30(Tue)
 きょうは、一日良く晴れました(2.8~12.2℃)。
 今年も、キチジョウソウ(スズラン科)が咲いていました。晩秋の薄暗い藪陰に忽然と、鮮赤紫の花茎や薄紅の花々が、青々とした葉間に林立しながら、艶やか過ぎる程に輝いていました。日本の東北南部~九州の他、中国等の山地~平地の林内に生育する常緑の多年草です。長さ10-30cmの葉は広線形で根生し、両端が尖り、長く地表を這った茎に数個付きます。秋,高さ高さ8-12cmの花茎を葉間から出し、径1cm程の淡紅紫色の花を穂状に密に付けます。長さ0.8-1.2cmの花被片は反り返り、雄蘂が目立ち、下半部は筒状に合着します。液果は冬に赤く熟します。当地付近が北限自生地となっていて、県レッドリストで要注目種に指定されていますが、青葉山では、何ヶ所かに群生地が見られます。名は、咲くと吉事が起きる等の伝説に由来しますが、咲かない年等全く無い当地では、「大規模開発」ばかりが進んで、未だに吉報はありません・・・
キチジョウソウ 空と山
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イシサワオニグモ(石沢鬼蜘蛛)
2010/11/28(Sun)
  きょうも晴れたり曇ったりで、時々小雨が降りました(3.4~11.6℃)
道端の朽木に、イシサワオニグモ(コガネグモ科)がいました。大きな雌で、オレンジ色の艶やかなドレスはそのままでしたが、皺が目立つ腹は細まり、そろそろお迎えでも近付いているのか?触ってもゆっくりゆっくり、手足を上下に動かすばかりでした。北海道~九州の山地に生息する、体長雄8mm、雌18-20mmのクモです。日本固有種種。背腹の地色は黄褐色で、両側に白い縦条が2本ありますが、体色には変異が大きく様々です。樹林地周辺や渓流沿いの草間等比較的低い所に大型の円網を垂直に張って生活しますが、昼間は枝の端に足を縮めて静止している事が多い様です。青葉山では、比較的普通に見られます・・・
イシサワオニグモ
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ムキタケ(剥茸)
2010/11/28(Sun)
 きょうは、晴れ時々曇ってお天気雨が降り、虹も出ました(6.3~13.7℃)。
  沢の倒木に、ムキタケ(キシメジ科)が出ていました。もう殆ど採られていましたが、木の陰の部分には、未だ見事に残っていて、少し持ち帰って味噌汁にして頂きました。北半球の温帯以北に広く分布し、日本では秋に、川沿いや沢地等、湿気の多い森の種々の広葉樹の倒木、切株、枯枝等に多数重なり合って群生します。傘は径5-15cmで、ほぼ半円~腎臓形で全体が水っぽく、表面は汚黄~汚褐色で時に緑色がかる事もあり、全面に細毛が密生します。湿時僅かに粘性があり、表皮下にゼラチン層があるので表皮は剥ぎ易く、名の由来にもなっています。黄白色の襞は密で、垂生状。茎は太く短くて、傘の片側に付きます。味に癖がなく、口当たりも良いので、人気がありますが、毒茸のツキヨタケに良く似ているので要注意です(こちらは発光性があり、茎を裂くと中央に黒い染みがある)。別名は、カタハ、ノドヤキ他。青葉山では、沢沿い等で普通に見られます・・・
ムキタケ 名残の紅葉
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メタセコイイヤ(めたせこいあ)
2010/11/27(Sat)
 きょうは、良く晴れました(5.8~13.2℃)。
  車道沿いのメタセコイイヤ(スギ科)が、黄葉していました。と言うより樺~赤茶色に染まって、陽を浴びると、照柿色に輝いていました。高さ25-30m、径1.5m程の落葉針葉樹です。一属一種で、雌雄同株。樹幹は直立し、樹冠は円錐形になり、樹皮は赤褐色で浅く縦裂します。葉は線形で、長さ1-3cm、幅1-2mm程で、羽状に対生します。花期は2-3月で、雄花は総状花序又は円錐花序となって枝から垂れ下がり、雌花は細長く、枝先に単生します。径1.5-2.5㎝の果実は角襄球形。秋に葉は橙赤褐色になり、小枝は葉と共に落ちます。和名はアケボノスギ(曙杉)。「生きている化石」として有名ですが、これは、中生代白亜紀以降、特に新生代第三紀に北半球に広く分布し、日本でも300~100万年前の化石として数多く見つかっていましたが、1941年に中国四川省で初めて自生種が発見された事に由来します。青葉山周辺では、大学校内等に数多く植栽されています。霊屋下の広瀬川河床のセコイヤ類化石林は、世界的にも貴重なものです・・・・
メタセコイア ヤマツツジの森
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ニシキギ(錦木) の紅葉
2010/11/26(Fri)
 きょうは、晴れたり曇ったりの一日でした(7.4~13.0℃)。
 道沿いのニシキギ(ニシキギ科)が、紅葉していました。この辺りの木々は染まるのが遅くて、内側は未だ青々としていますが、樹冠は鮮やかな薔薇色に彩られていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の山地~平地の林下に生育する、高さ3m程になる落葉低木です。枝は緑色で、コルク質の4翼が出るのが特徴です。長さ2-7㎝の葉は対生し、質は薄く、楕円~倒卵形です。5-6月、葉腋から長い柄のある集散花序を出し、淡緑色の花を数個下向きに開きます。果実は、1、2個の離生した心皮から成ります。青葉山では、林内各所に見られ、良く植栽もされています・・・
ニシキギ 落葉の道
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カクミノスノキ(角実の酢の木) の実
2010/11/25(Thu)
 きょうは、晴れ時々曇りました(2.3~11.1℃)。
  尾根道に、カクミノスノキ(ツツジ科)の実が生っていました。まだまだ、あちこちに小さな赤ランプを灯して、枯れた林床を賑わせていましたが、噛むと甘酸っぱい液が弾けました。主に本州の太平洋側と四国の、山地の林縁や日当たりの良い岩地に生育する、高さ1m程の落葉性低木です。枝は良く分枝し、葉は互生し、卵状楕円~卵状長楕円形。4-5月、枝先に緑白色に淡紅色の筋の入った花を1-2個付けます。鐘形の花冠は、先が5裂し反り返ります。秋に、液果が赤く熟します。良く似たスノキの葉は噛むと酸っぱいのですが、こちらは酸っぱくありません。別名はコウスノキ。青葉山では、尾根沿い等に見られます・・・
  道沿いのコブシの木の果実が、真黒くなっていました・・・
カクミノスノキ コブシ
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キンミズヒキ(金水引)の紅葉
2010/11/24(Wed)
 きょうは良く晴れて、朝には初氷が観測されました(1.9~11.3℃)。
 川沿いのキンミズヒキ(バラ科)が、紅葉していました。あちらに一塊り、こちらに一群れと、美しい草紅葉を見せていて、青空にも良く似合っていました。良く見ると、痩果の刺まで紅く染まっていましたよ。朝鮮、中国、サハリン、クリル等に広く分布し、日本では北海道~九州の林縁や路傍等に生育する、高さ30-80cmの多年草です。茎や葉には毛が多く、葉は羽状複葉で、小葉は大小からなり、頂小葉は菱状長楕円形で先は尖ります。7-10月、茎先に総状花序を付け、径5-10㎜の黄色い5弁花を花序の下から上に次々に咲かせます。雄蘂は10-13本。果実は痩果で萼筒に包まれ、約3㎜の鉤状の刺を持ち、これにより果実の散布を行います。名は、植物体がミズヒキに似ていて、花が黄金色である事に由来します。青葉山では、良く似たヒメキンミズヒキと共に普通に見られます・・・
キンミズヒキ
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ベニマシコ(紅猿子) の雌
2010/11/23(Tue)
  きょうは午前中雨で、午後は晴れました(9.9~13.0℃)。
  河原の枯れたオオブタクサに、ベニマシコ(アトリ科)の雌が止まっていました。ピッポピッポと鳴きながら、何時までも止まって、雨上がりの陽の光を楽しんでいる様でした。雄の方はチョロチョロと、草藪の間で食べ物を探すに夢中でした。シベリア南部、中国東北等に分布し、日本では下北半島以北で繁殖し、冬は全国の落葉樹林の籔や水辺の芦原等で過し、昆虫、果実、種子、木芽等を採食します。漂鳥で、本州以南では冬鳥。全長約15cmで翼長6-7cm、体重14-16g。嘴は短く尾は長く、翼に2本の白帯があり、雄は胸と腹が紅く喉は銀色で、雌は胸と腹が黄褐色です。雌雄共夏羽は濃く、冬羽は薄くなります。名は、紅い雄の姿から、「猿の顔の様な子」の意。青葉山周辺では、秋~春に普通に見られます・・・
ベニマシコ(♀) きょうの夕焼け
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メマツヨイグサ(雌待宵草)
2010/11/22(Mon)
  きょうは晴れ後曇って、晩方から雨になりました(8.9~16.9℃)。
  草原に、メマツヨイグサ(アカバナ科)が咲いていました。めっきり花が少なくなった山ですが、車道沿いではブタナやセイヨウタンポポ等帰化植物の黄花が目立っています。中でもこのメマツヨイグサは、すっかり紅葉の風景に溶け込んで、晩秋の風情を醸し出していました。世界に広く分布し、日本には明治中期に渡来した北米原産の帰化植物です。全国各地の道端や空地等に生育し、高さ1-2mの2年草です。茎は直立し、長楕円~披針形で互生する葉には浅い鋸歯があります。7-9月、茎先に径3cm程の黄花を咲かせます。花弁4枚、雄蘂8、雌蘂1で、長い花柱の先は4裂し、萼片は4枚で開花時には下方に反り返ります。萼下部は筒状で、基部に長楕円形で長さ2.5cm程の果実ができます。晩頃から咲き始めて翌朝には萎み、黄色か僅かに赤く変わります。青葉山では、車道脇等に普通に見られます・・・
  その近くには、これも黄色いコセンダングサが咲いていました・・・
メマツヨイグサ コセンダングサ
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シロザケ{白鮭)の産卵行動
2010/11/21(Sun)
  きょうは、晴れ後少し曇りました(4.6~16.7℃)。
  牛越橋付近に、シロザケ(サケ科)が沢山泳いでいました。今秋は中々遡上が遅くて心配でしたが、漸く橋の上から見下ろしても30匹程が、盛んに産卵行動を繰り広げていました。雌雄が静かに並んで泳いでいたかと思うと、縺れ合いながら浅瀬に乗り上げ、巨体を完全に晒しながら、体全体を激しく震わせています。暖かな陽気の所為もあってか、道行く多くの人達が足を止め、「すごいドラマだよね」とか「こんな街中で鮭が見られるなんて素晴らしい」とか「澱橋の辺りも見事でしたよ(きょう観察会があったらしい)」とか声を掛け合い、皆生き生きと話していました。本州北部の河川上流で冬場に孵化し、成長して春になると一斉に海に出て行きます。オホーツク海~北太平洋、ベーリング海を行き来し、3-6年後の秋、一斉に故郷の川に戻って来ます。上流の故郷に辿り着くと、産卵後数日で絶命します。体長は平均70-80cm(90cmを超えるものも)。郡山堰の改修等もあって、青葉山周辺の広瀬川でも、近年は数多く見られるようになりました・・・
鮭の産卵行動 車道跡
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ヤマモミジ(山紅葉) の紅葉
2010/11/20(Sat)
 きょうは、快晴でした(4.7~15.8℃)。
 道沿いのヤマモミジ(カエデ科)が、紅葉していました。真紅の葉が紺碧の空に映えて、燃え盛る紅葉山から降り注ぐ火粉の様でした。東北~島根(主に日本海側の多雪地)の他、北海道、四国、九州の一部、朝鮮等の山地に生育する、高さ5-10mの落葉高木です。長さ6-10㎝の葉は対生し、基部は心形で7-9裂し、裂片は卵状楕円~狭卵形で不揃いの重鋸歯又は切れ込みがあり、先端は鋭く尖ります。4-5月、新枝の先に濃紅色の小花が散房花序を成して垂れます。長さ約2㎝の翼果ほぼ水平に開きます。紅葉が美しいので、庭等にも良く植栽されます。良く似たイロハモミジの亜種又は変種、オオモミジの変種等とも言われています。青葉山では、他のカエデ類に比べると多くはありませんが、普通に見られます・・・
ヤマモミジ 青空と山
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クサギカメムシ(臭木亀虫)
2010/11/19(Fri)
  きょうは、良く晴れました(4.1~15.1℃)。
  山道の葉の上に、クサギカメムシ(カメムシ科)がいました。見なれた地味な虫ですが、良く見れば、盾や人の顔に見える体が、滅紫のとても高貴な衣装にも思えて、不思議な気持ちになりました。朝鮮、中国等東アジアに広く分布し、日本では北海道~沖縄の山野に普通に生息する、体長13-18mmのカメムシです。腹背にやや扁平で、全身ほぼ一様に褐色で細かい斑模様がありますが、明暗には個体差があります。成虫は4-10月に出現し、多食性で、非常に多くの植物に付き、果樹や豆類の害虫としても知られています。茎葉からだけでなく、成虫は果実からも好んで汁を吸います。刺激を受けると悪臭を放ちます。産卵は6-7月頃、宿主植物の葉裏で行われます。幼虫は5齢まであり、8月頃から次第に成虫になります。成虫で越冬し、時に人家に多数出現して嫌われます。名は、クサギの木に良く見られる事に由来します。青葉山では、極普通に見られます・・・
クサギカメムシ 物見岩付近
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メグスリノキ(目薬木)
2010/11/18(Thu)
 きょうは雷雨の予報でしたが、晴れ時々曇りでした(4.8~14.6℃)。
 道沿いのメグスリノキ(ムクロジ科)が、紅葉していました。未だ4-5mの若木でしたが、天辺から地面すれすれまで、東雲(曙)~真朱に染め上がった葉衣が、錦成す林内でも一際異彩を放っていました。山形・宮城以南~大分・熊本の山地に生育する、高さ10-25mの落葉高木です。日本固有種。雌雄異株で、長さ5-13cm程の葉は対生し、3出複葉で、楕円形の小葉には細かい鋸歯があります。表面は無毛(初期に脈上に毛が残る)で、裏面は脈上を中心に毛が多く、葉柄、若枝にも毛が密生します。5-6月頃、黄緑色の5裂した花弁の花を付け、秋には翼果を結実します。名は、昔から樹皮を煎じて洗眼薬として利用された事に由来します。近年、様々な薬効があるとして乱伐が絶えず激減、県レッドリストでも準絶滅危惧(NT)に指定されています。青葉山では幸い、普通に数多く見られます・・・
メグスリノキ 北斜面
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サンセイハリバエ(さんせい針蝿)
2010/11/17(Wed)
  今朝は寒くて初霜を観測しましたが、日中は暖かくなりました(2.8~12.4℃)。
ドウダンツツジの葉の間に、サンセイハリバエ(ヤドリバエ科)と思われる蝿がいました。寒くて動きが鈍いのか、恐ろしげな鋭い針を見せつつ、真紅の葉に埋れる様にじっとしていて、極楽の夢にまどろむ犍陀多を思い出しました。北海道~九州に広く分布し、小型のシジミチョウの幼虫の体表に細長い卵を産卵し、孵化した幼虫はシジミチョウの体内で育ちます。終齢になると、体外に脱出して地表で蛹になります。ヤドリバエ科の蝿は、名の通り、幼虫が他の昆虫等に捕食寄生して成長します。ハリバエの名は、腹部に固い針状の毛が生えている事に由来しますが、サンセイの名は三星で?、体の模様に関係があるのでしょうか? ご存知の方があれば、教えて下さい・・・
サンセイハリバエ 追廻から八木山方面を望む(下は銀杏)
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コミネカエデ(小峰楓) 
2010/11/16(Tue)
 きょうは曇って、寒い一日でした(4.2~8.5℃)。
 尾根道で、コミネカエデ(カエデ科)が紅葉していました。天候不順の所為か、中々色付いてくれませんでしたが、11月も半ばを過ぎて漸く、美しく赤々と染まり出しました。本州~九州の夏緑広葉樹林に生育する、高さ6-10m程の落葉小高木です。日本固有種。雌雄異株又は同株で、樹皮は灰褐色で滑らかで縦縞の模様があります。長さ4-9cmの葉は対生し、掌状で上部の3裂片が特に大きく、先が長く伸びて尾状に尖り、縁は荒い重鋸歯。5-6月、枝先に花序を付け、20-30個の黄緑の花を咲かせます。果実は翼果で、分果の長さは1.5-2㎝で、翼は鈍角~ほぼ水平に開きます。普通は奥山や高山に見られる楓ですが、青葉山でも所々に自生しています。名は、より高山に多いミネカエデより花や実が小さいの意・・・
コミネカエデ 国見側から見た青葉山
  
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ネズミモチ(鼠黐)の実
2010/11/15(Mon)
  きょうは、一日曇りでした(7.1~12.2℃)。
  森の外れのネズミモチ(モクセイ科)の木に、実が生っていました。ヒヨドリが食べていたので、甘いものかと齧ってみましたら、未だ?苦くて美味しくありませんでした。本州~沖縄や台湾等の、山地~低地の明るい場所に生育する、高さ約3-5mの常緑低木です。暖地の照葉樹林の代表的な陽樹で、良く横枝を出して、塊状の樹形になり、茎は灰褐色で表面に多数の粒状皮目が出るのが特徴です。長さ4-8cmの葉は対生し、楕円~広卵状楕円形で厚く<、表面には艶があります。長さ5-12mmの葉柄は、良く紫色を帯びます。6月頃、枝先に長さ5-12cmの円錐形花序を出し、経5-6mmの多数の白花を付けます。果実は長さ8-10mmの棒状に近い楕円形で、初め緑で後に粉を吹いて黒く熟すします。良く似たトウネズミモチ(中国原産)は葉脈が透けて見え、果実は球形に近い事等が相違点です。名は、果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ている事に由来します。青葉山周辺では、植栽されたものの他、温暖化の影響もあるのか、鳥による播種と思われる幼木が所々に見られる様になって来ています・・・
ネズミモチ 八幡7~国見方面を望む(左下は仙台モスク)
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十一月観(視)察会
2010/11/14(Sun)
  きょうは、観(視)察会の日。曇ってはいましたが暑からず寒からず、絶好の紅葉狩り日和になりました。?試験会場の大学構内を静かにそそくさと潜り抜け、今は盛りの紅葉の森に入ります。落葉をカサコソ言わせながら進むと、紅葉、黄葉、褐葉、白葉と、色取り取りに染まった木々の葉が、朗らかに私達を迎えてくれました。と言っても今秋は、夏の猛暑等天候不順の影響もあってか、色付きが悪かったり、緑のままに枯れていたり、既に落葉している木もあるのですが、それが気にならぬ程の鮮やかさです。紅いコハウチワカエデ、赤紫のウリハダカエデ、白いコシアブラ、黄土色のマンサク等楽しみながら、沢山落ちているブナの実の中身を確かめたり(皆空っぽでした!)、ナツハゼやツクバネの実を味わったり、マンサクの虫瘤やシラキの種子等も観察しつつ尾根道に出ると、紅葉は一層鮮やかで、シロヨメナやアキノキリンソウ等の花も咲き残っていました。展望台付近からは、対岸の放山のコナラ中心の見事な黄~紅の褐葉や、真下の樅の混じったパッチワーク状の錦模様のパノラマが広がります。それにしても、メグスリノキやタカノツメが織りなす、目が覚める様な黄金の森には、改めて感動させられました。この奇跡の様な一瞬を味わえるこの山、この仙台に感謝したいものですね。
オトコヨウゾメ シロヨメナ なんて素敵な色合いでしょう 展望台付近から望む北斜面
  他には、ハウチワカエデ、ヤマモミジ、コミネカエデ、ヤマボウシ、バイカツツジ、ケカマツカ、シラキ、クロモジ、ブナ、イヌブナ、ミヤマタムラソウ等も美しく色付いていました。花では他に、ナンブアザミ、コバノセンダングサ、ベニバナボロギク、コマツナギ、ハキダメギク、セイタカアワダチソウ、セイヨウタンポポ等が見られ、果実では、ツルリンドウ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ウメモドキ、クヌギ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、クサギ、クロウメモドキ、マムシグサ、ヤマユリ、ヘクソカズラ、ノダケ、イタドリ、オオバジャノヒゲ、ツルアリドオシ、アオキ、ホオノキ、ヤブコウジ、トリガタハンショウヅル、ヤマノイモ(ムカゴ)等が見られました。野鳥では、カケスが淋しげに鳴き、アオジ、ウグイスの声も藪から聞こえていました。シジュウカラがヤマガラ、エナガ、ヒガラ等と群れを作り、ヒヨドリ、ハシボソガラス、トビ、カワアイサ等も見られました。昆虫では、雪虫が飛び、ミヤマフキバッタやヤマクダマキモドキ、ハラビロヘリカメムシ、クサギカメムシ等が見られ、キノコでは、ハタケシメジ、ヤマブシタケ等が見られました。様々な色、匂い、音、味等を確かめながら、きょうも五感で楽しむ事ができたでしょうか?    
ウリハダカエデの葉にいたミヤマフキバッタ 錦織りなす森を行く 紅葉狩り日和でしたネ メグスリノキとタカノツメ
  来月(12/12)は、ふかふかの落葉を踏み分けながら、冬芽や常緑樹、様々な落葉、動物達の痕跡、混群を作る野鳥達、冬越しをする昆虫達等を観察します。お楽しみに・・・ 
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ツタウルシ(蔦漆)の紅葉
2010/11/13(Sat)
 きょうは、晴れ後曇りでした(10.5~16.4℃)。
 木々に這うツタウルシ(ウルシ科)が、紅葉していました。白骨の様な枯松や樅の黒い木肌が、其々緋色の衣装を纏って、大きなオブジェが林立する、束の間の森の美術館になっていました。北海道~九州の他、中国、サハリン、クリル等の、山地に生育する落葉性の蔓植物です。気根を出して他の樹木等を攀じ登り、大きくなると、枝を水平に張り出します。葉は3出複葉で互生し、小葉は長さ10cm程の卵~楕円形で全縁。先は短く尖り、基部は楔形で裏面の脈の基部に褐色毛があります。若木の葉には粗い鋸歯があります。雌雄異株。5-6月、葉腋に円錐花序を出し、花弁5萼片5の黄緑色の花を開きます。核果は扁球形で縦に筋があります。漆類では毒性が最も強く、十分な注意が必要です。青葉山では、木々に絡まる姿が普通に見られます・・・
ツタウルシ 青葉山から蕃山を望む
  さて、明日の11/14(日)は観(視)察会の日です。落葉を踏みながら、紅葉、黄葉、白葉、褐葉・・・を愛でましょう。所々に残る野菊や木の実を観察したり、野鳥達の声にも耳を傾けましょう・・・
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シラキ(白木)の黄・紅葉
2010/11/12(Fri)
  きょうは、晴れ時々曇りでした(5.1~18.4℃)。
  歩道沿いのシラキ(トウダイグサ科)の葉が、赤や黄に色付いていました。同じ株なのに、赤もロゼも白もあって、三色の葡萄酒を一度に味わっている様な、そんなほろ酔い気分になれました。メグスリノキ等と共に最上位?の紅葉美を誇る本種ですが、林内では未だ、天候不順等の影響か、黄ばんだだけのものも多い様です。しかし、尾根道や崖面に張り付くものは既に真赤ですし、場所や株によって鮮やかな深紅~赤紫~薄紅~黄と様々に色付いていて、中々に見応えがあります。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の谷筋等に生育する、高さ5-10mの落葉小高木です。樹皮は滑らかな灰白色で材も白く、樹皮や葉を傷付けると白い液が出ます。葉は互生で長さ7-15cmの広楕円~菱形の両面無毛で、裏面は緑白色で縁が不規則にうねり、先は尾状に尖ります。5-7月、枝先に総状花序を出し、下部に1-2、3個の雌花、上部に多数の雄花を咲かせます。10-11月、径2㎝程で3裂する三角扁球形の朔果を黒褐色に熟します。青葉山では、林内や林縁に普通に見られます・・・
シラキ 森の道
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ハウチワカエデ(羽団扇楓)の黄葉
2010/11/11(Thu)
 きょうは、ほぼ晴れました(7.51~4.7℃)。
 林内の下層で、ハウチワカエデ(ムクロジ科)が黄葉していました。明るい林では鮮やかに紅く色付くのですが、桧の林縁付近の小木では、紅葉する条件が中々整わないのでしょう。それでも、木漏れ日を浴びて黄色く輝く様は、黄金の屏風絵を見る様でした。北海道、本州と四国(剣山)等の他、一部朝鮮の亜高山~山地に生育する、高さ12-15m程の落葉高木です。樹皮は灰青色で滑らかで小枝は赤紫色。葉は対生して径7-12cmと大きく、掌状に浅く9-11裂し、基部は心形で重鋸歯があります。葉柄は短く、長さが葉身の1/2以下なのも特徴です。4-5月、本年枝の先に赤紫色の散房花序を出し、雄花と両性花が混生して10-15個垂れ下がって咲きます。果実の羽の角度は約60度で、小枝の皮は、粘着性を持ちます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ハウチワカエデの黄葉 黄金の森
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ケヤキ(欅)
2010/11/10(Wed)
  きょうは晴れたり曇ったりで、一時小雨も降りました(7.7~13.8℃)。
  川沿いの崖に、ケヤキ(ニレ科)の大木が生えていました。雲間から時折薄日が注ぐと、川面に張り出した枝葉が風に震えて、キラキラと黄金色に輝いていました。本州、四国、九州の他、朝鮮、中国の山地~平地に生育する、高さ20-25mの落葉高木です。樹皮は、若木では灰白色で平滑ですが、成長するにつれ鱗片状に剥がれます。長さ3-7?の葉は互生し、両面無毛で屈曲する鋸歯があり、基部は浅い心形~円形で先端は尾状に尖ります。雌雄同株・異花で、4-5月頃、葉の展開と同時に小花を咲かせます。長さ5㎝程の果実は不定形で、秋に黒く熟します。街路樹や庭木等として良く植えられていて、巨木になるので、各地で天然記念物等になっています。木目が美しく、堅くて摩耗にも強いので、家具・建具等の指物に使われ、神社仏閣等の建材としても利用されて来ました。名は、「ケヤケキキ(巽木)」の転訛で、古語ケヤケキには尊い、秀でた、優れた、特別なと言った意味があります。別名はツキ(槻)、ツキノキ等。仙台市の木に指定され(宮城県も)、『杜の都』の象徴的な樹木でもあり、私達には最も親しみ深い木の一つなのですが、最近では大規模工事に因る街路樹・自然木の大量伐採も続いています。青葉山では、所々に大木も見られます・・・
ケヤキ 曙光
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シロカノシタ(白鹿の舌)
2010/11/09(Tue)
 きょうは晴れましたが、午後には強風が吹いて、時折雨も混じりました(10.1~18.8℃)。
  林床に、シロカノシタ(カノシタ科)が生えていました。見事に群生していて、又シロヒメカヤタケかと思いましたが、屈んで見れば傘裏一面に針を垂らし、真白きコウタケの様でした。少し採らせて貰って、炒め物にして美味しく頂きました。カノシタの変種と言われ、欧州、北米等に広く分布し、日本では夏~秋に、全国の各種林内地上に群生~単生します。傘は径2-15cm程の低い山形~不整形で中央が凹み、裏が針状なのが特徴です。色は白~クリーム色で、古くなると薄茶色になります。柄は長さが2-10cmで、幅0.6-2cm。可食。生では脆くて壊れ易いのですが、火を通すとしっかりした歯応えがあります。青葉山では、林内に比較的普通に見られます・・・
  林縁で、マンサクが紅葉していました・・・
シロカノシタ マンサク
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ヤマブシタケ(山伏茸)
2010/11/08(Mon)
  きょうは、晴れ後曇りでした(6.7~17.8℃)。
  今年も、ヤマブシタケ(ハリタケ科)が出ていました。盛期は少し過ぎていましたが、お爺さんの鬚の様にふさふさとして、数本抜いて啜ると、素麵を食している気分になりました。ユーラシア~北アフリカ、北米等に広く分布し、日本では夏~秋に、全国の山野のコナラ、ミズナラ、ブナ、シイ等広葉樹の立木、枯木、倒木に発生します。子実体は径5-20cm程の倒卵~球形で、上背面を除いて、長さ1-5cmの無数の針を垂れ下げます。色は初め白く、後淡黄~淡褐色を帯びます。名は、山伏が胸に付ける梵天に似ている事に由来します。別名は、兎茸、針千本、針鼠茸、茸麺、櫛茸等。高級食材として、中国等では4大珍味の一つともされます。青葉山では、各種広葉樹に見られます・・・
ヤマブシタケ 北斜面の黄葉
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シロダモ(白梻) の花
2010/11/07(Sun)
 きょうも、大体晴れました(6.8~18.9℃)。
 歩道沿いのシロダモ(クスノキ科)に、花が咲いていました。雄株の雄花でしたが、葉腋毎に丸い花玉を付けて、薬玉か駄菓子の「えそべ」、鰤子の様にも見えて、美味しそうにも思えました。本州の秋田、宮城~南西諸島の他、朝鮮、中国等の山地~低地の森林内に生育する、樹高10-15mの常緑中高木です。雌雄異株。幹は直立し、樹皮は紫褐~暗褐色で、若枝には黄褐色の絹毛があります。葉は互生し柄があり、長さ8-18cmの葉身は長楕円状披針形で、先端は尖り、3行脈が目立ちます。若葉には絹毛がありますが、後に表面は無毛になり、裏面は毛が少し残り粉白色を帯びます。秋、葉腋に散形花序を作り、黄褐色の小花を多数付け、翌年秋に長さ12-15mmの果実を赤く熟します。青葉山では、林縁等の所々に見られます・・・
シロダモ 青葉山から見る放山
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ドウダンツツジ(燈台躑躅、灯台躑躅、満天星躑躅)の紅葉
2010/11/06(Sat)
  きょうは、日中は晴れて暖かくなりましたが、後曇って小雨も降りました(6.0~17.4℃)。
  森の外れの民家跡で、ドウダンツツジ(ツツジ科)が紅葉していました。勿論、植栽されたものですが、真朱に染まる灌木は、曠野に爆ぜる焚火の如く、メラメラと燃え盛っていました。本州(関東以西)~九州の岩山等に生育する、3m程の落葉低木です。4-5月頃、5mm程の白い釣鐘状の花からなる散形花序を付けます。10月-11月頃、真赤に紅葉します。青葉山周辺では、植栽されたものが各所に見られます・・・
ドウダンツツジ 青葉城址
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ツルウメモドキ(蔓梅擬)
2010/11/05(Fri)
 きょうは、晴れ時々曇りでした(8.3~16.5℃)。
 藪の木に絡まるツルウメモドキ(ニシキギ科)に、実が生っていました。紅くはち切れそうな実は、まるで小さな鬼灯の様で、口に一つ含むと甘苦くて、味も少し似ていました。朝鮮、中国、クリル等に分布し、日本では北海道~九州の山地~低地の林内等に生育する、雌雄異株の落葉性の蔓性木本です。地中から芽を出すと茎を真直に数m伸ばし、上層の枝等に達するとそこに絡み始めます。葉は長さ3.5-0cmで、先は尖ります。5-6月、葉腋に 淡緑色で1-3個の雌花、1-7個の雄花を付けます。秋に、径7-8mmの黄色い球形の果実を生し、熟すと3つに裂けて、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れます。青葉山では、藪地の木々の到る所に絡まっています・・・
ツルウメモドキ

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ノブドウ(野葡萄)
2010/11/04(Thu)
  きょうは、良く晴れました(7.0~15.7℃)。
  道端の藪に、ノブドウ(ブドウ科)の実が生っていました。白、象牙、黄緑、空、青、紫、濃紫、薄紅、赤茶と、まるでお弾きかビーズ玉ばら撒いた様で、とても楽しくなりました。中国、サハリン、クリル等東アジア一帯に分布し、日本では北海道~沖縄の山野に生育する蔓性多年草です。巻鬚を絡めながら生長し、葉は径4-12㎝の円形で3-5裂します。8月頃、ヤブガラシに似た淡緑色で花弁5、雄蘂5の小花を付けます。9-11月、径7mmの球形で淡紫~空色の果実を熟しますが、ノブドウミタマバエ等が入虫癭を作ると、膨れて様々な色に変わります。名は、野にある葡萄の意。変種には、葉が無毛のテリハノブドウ、葉が深く切れ込むキレハノブドウ等があります。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・ 
ノブドウ 青葉山麓の紅葉
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ヤブムラサキ(藪紫)
2010/11/03(Wed)
 きょうは曇り後晴れて、一時小雨がぱらつきました(6.9~12.7℃)。
  藪の際で、ヤブムラサキ(クマツヅラ科)が実を付けていました。葉影から零れ落ちそうな赤紫の実は、葡萄の房の様にたわわで、とても美味しそうに見えました。実際、一つ口に含むと、淡い甘みがありました。本州~九州の山地の、日当たりの良い林内や林縁に生育する、高さ2m程の落葉低木です。葉は対生し、薄い洋紙質で6-12㎝の卵~楕円形で、細かい鋸歯があります。6-8月に、葉腋から出た柄先に集散花序を作り、淡紫色で4-5㎜の小花多数付けます。10-11月に赤紫で3-4mmの果実を熟します。名は、藪に多いムラサキシキブの意で、全体に毛が多く、実は紫式部より赤っぽく見えます。宮城県が北限で、県レッドリストで要注目種に指定されています。青葉山では、ムラサキシキブより普通に見られます・・・
ヤブムラサキ 青葉山と広瀬川(三居沢付近)
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マルミノフウセンタケ(丸味風船茸)
2010/11/02(Tue)
   きょうは曇ったり晴れたりで、時折雨も降りました(10.5~16.1℃)。
  小楢の林床に、マルミノフウセンタケ(フウセンタケ科)が生えていました。枯れた林床の中で、錆色の傘と亜麻色の襞が象牙の柄に支えられて、とても渋味ある佇まいでした。夏~秋、全国の広葉樹林下に発生する、小~中型菌です。傘は灰褐~薄茶色で紫色を帯び、中高の平らに開きます。粘性はありません。襞は初め灰紫色で、後肉桂色になります。柄は下部がやや太まり、表面に汚黄色の鱗片を付け、頂部は帯紫色です。食毒は不明ですが、今回は試食できませんでした・・・
   林下では、シラキの小木が、紅葉し始めていました・・・
マルミノフウセンタケ シラキ
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ダイモンジソウ(大文字草)
2010/11/01(Mon)
 きょうは、雨が降ったり止んだりでした(11.7~14.8℃)。 
 沢の辺に、ダイモンジソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。星型の花の一つ一つが、濡れた雨滴に輝いて、恰も満天の綺羅星の様でした。北海道~九州の他、中国、朝鮮、ロシア極東部等の、山地の渓流沿いや湿気の多い岩場等に生育する多年草です。長柄のある3-15cmの葉は腎円形で5-12浅裂し、基部は心形です。9-10月、10-30cmの花茎先に円錐状花序を付けます。花弁は5枚で、上の3枚が短く下の2枚は長い。名は、花を「大」の字に準えました。青葉山では、崖地や沢等で見られます・・・
ダイモンジソウ 森の窪地
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