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センボンヤリ(千本槍)
2012/04/30(Mon)
  きょうは、大体曇りました(12.1~20.5℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北東風)。
 センボンヤリ(キク科)が咲いていました。林縁の、増えてきた緑の草叢に紛れる様に、真白な小花がひっそりと佇んでいました。北海道~九州の他、中国~シベリア、サハリン、クリル等の、山野の日当たりの良い草地等に生育する多年草です。根出葉がロゼット状に発達し、葉は倒卵状長楕円形で頭大羽裂状に中裂し、葉裏にはくも毛が密生します。年に二度、4-6月の春型と9-11月の秋型の花を開き、春型の花茎は高さ10cm程になり、花茎の先に裏面が紫で径1.5cmの白い舌状花(頭花)を咲かせます。秋型の花茎は高さ30-60cmになり、線形の小葉が多数付き、頭花は閉鎖花で筒状花のみからなります。総苞は筒状で長さ15mm程、痩果は長さ6mmで、冠毛は褐色で長さ11mm。名は、長く伸び出た閉鎖花が沢山立つ様を、大名行列の千本の槍に見立て、別名のムラサキタンポポは春型の花の裏が紫で、全体にタンポポに似ている事に由来します。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
  青葉山からは離れますが、榴ヶ岡はきょうも花見で賑やかでした・・・
センボンヤリ きょうの榴ヶ岡
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マキノスミレ(牧野菫)
2012/04/29(Sun)
  きょうは、大体晴れました(8.4~18.1℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北風)。
  道端に、マキノスミレ(スミレ科)が咲いていました。菫の中でも小さな花ですが、近寄れば、大きなヴィオラが今にも飛び立とうとしていました。本州(青森~近畿)の、山林内の日当たりの良い場所に生育する、高さ5-8cmの無茎性の多年草です。西日本に分布するシハイスミレの変種と言われます。葉は濃緑色光沢があり、細長い長披針形で波状の荒い鋸歯があります。葉柄はほぼ垂直に地面から立ち上がり、葉裏の紫が鮮明ですが、後に淡緑色になります。基部は心形。3-5月 、淡紅紫~濃紅紫色の花を付け、花弁は長さ0.8-1.2cm。側弁は無毛で唇弁には紫の筋が入ります。距は細長く花と同色。青葉山では、乾いた尾根道等に普通に見られます・・・
マキノスミレ 若葉が一気に萌えだしました
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ヒトリシズカ(一人静) 
2012/04/28(Sat)
  きょうは、良く晴れました(10.8~17.5℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南風)。
   ヒトリシズカ(センリョウ科)が咲いていました。蕾の状態から長い間、頭から白い蕊をちょこっと覗かせたままでいましたが、一気に葉を開いて、山姫達の光の輪舞、一人ならぬ大群舞となりました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の低山地~平地の林内、林縁等に生育する、高さ10-30cmの多年草です。茎は紫褐色で節があり、光沢ある葉は4枚輪生状に対生して、鋸歯があります。4-5月、茎先に1本の穂状花序を出し、花は雌蕊と雄蕊のみで、萼片や花弁はありません。青葉山では、山裾等に見られます・・・
ヒトリシズカ 桜は、未だ見頃です!
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ハウチワカエデ(羽団扇楓)の花
2012/04/27(Fri)
   きょうは曇って、霧雨や小雨が降ったり止んだりしました(12.3~16.9℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北北東風)。
  ハウチワカエデ(ムクロジ科)に、花が咲き出していました。山陰の小さな花ばかりでしたが、舞妓の簪の様な紅い花房を、枝先に無数に下げて、震えていました。北海道、本州と四国(剣山)等の他、一部朝鮮の亜高山~山地に生育する、高さ12-15m程の落葉高木です。樹皮は灰青色で滑らかで小枝は赤紫色。葉は対生して径7-12cmと大きく、掌状に浅く9-11裂し、基部は心形で重鋸歯があります。葉柄は有毛で短く、長さが葉身の1/2以下なのも特徴です。4-5月、本年枝の先に赤紫色の散房花序を出し、雄花と両性花が混生して10-15個垂れ下がって咲きます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ハウチワカエデ 五色沼
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オオバクロモジ(大葉黒文字)
2012/04/26(Thu)
   きょうは、曇り後雨になりました(10.4~17.9℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内20:00、南南東風)。
  展望所の脇に、オオバクロモジ(クスノキ科)が咲いていました。思わぬ所に不意に現れたので、爽やかな香りと共に黄金の薬玉が、暫く脳裏から離れませんでした。北海道南部~中部の主に日本海側の亜高山帯下部~丘陵に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。雌雄異株。葉の長さは8-13cmで、樹皮には名の由来の黒斑があり、材は香りが良く、高級な爪楊枝にされます。3-5月、葉と同時に小枝の節に散形花序を出して、淡黄緑色の花を多数付けます。9-10月に液果が黒熟し、球形で径5-6mm、果柄10-27mmで先は太く、中に種子1個を含みます。青葉山では、普通に見られます・・・
オオバクロモジ 里の春
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エドヒガン (江戸彼岸)
2012/04/25(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りでした(9.6~16.2℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内20:00、南東風)。
  山道沿いのエドヒガン (バラ科)が、咲いていました。昨日やっと咲き出していた花が、もう7分程になっていて、紅を差した艶やかな花房が、春風に揺れていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の人里近くの山野に生育する、高さ15-25m程の落葉高木です。葉は長楕円~狭倒卵形で、葉柄には毛が目立ち、蜜腺は葉柄の上部か葉の最下部に一対あります。3月下旬~4月中旬、薄紅~白の花を咲かせます。萼筒の下半分が丸く膨らみ、上部が括れて細くなる壷形で、花柄や葉柄等に斜毛が多いのが特徴です。青葉山では、藪や斜面等に見られます・・・
三居沢の辺りの桜も満開になって、何処かでツツドリが鳴いていました・・・
エドヒガン 三居沢の桜
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ルリタテハ(瑠璃立羽)
2012/04/24(Tue)
  きょうは晴れ時々曇って、暖かくなりました(11.5~21.8℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内20:00、北北西風)。
  川岸に、ルリタテハ(タテハチョウ科)が止まっていました。流木の上で開いたり閉じたり、息を殺して近付くと、瑠璃色のV字が、キラキラ笑っている様に見えました。北海道南部~南西諸島の他、ロシア沿海地方~インドの、山地~平地の森林と周辺部に生息する、前翅長25-45mmの蝶です。成虫は暖地では年に2-3回、寒冷地では1回(8-9月)発生し、樹液や腐ったもの等に集まります。濃い黒褐色の翅の表面に、名の通りの鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴で、前翅の先には白斑が付きます。裏面は灰褐色で細かい模様があり、樹皮や落葉に似ています。幼虫の食草は、サルトリイバラ、ホトトギス類、ユリ類等で、成虫で越冬し、早春に逸早く飛び始めます。青葉山では、早春等に普通に見られます・・・
  仙台は、何処も彼処も桜が満開になって来ましたが、西公園の周辺は悲しい風景ばかりで、とても花見をする気分にはなれませんでした・・・

ルリタテハ 西公園から見る青葉山(市民プールは土砂置場になっていました)

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします) 

★仙台市に2008年末提出した、『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、ヤマト屋書店八幡町店、スズキ書店(五橋)でも販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
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チョウジザクラ(丁字桜)
2012/04/23(Mon)
  きょうは、一日雨が降ったり止んだりでした(10.0~15.8℃//0.21μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南南東風)。
  チョウジザクラ(バラ科)が、咲き出していました。榴ヶ岡の桜(染井吉野)は、きょう満開だそうですが、青葉山林内で一番早く咲く桜は、この丁子桜です。地味な花ではありますが、野趣溢れる、とても味わい山桜です。本州の岩手~広島(主に太平洋側)と熊本の山地に生育する、7m程の落葉小高木です。葉は長い楕円形で、先は尾状に長く尖り、一面に毛が生えます。3月下旬~4月下旬に、萼筒が長い白~薄紅色の2cm程の花弁を、5枚一重で咲かせます。青葉山では、林内外に普通に見られます・・・ 
  三居沢付近の桜は、3分咲き程でしょうか・・・
チョウジザクラ 霧中の桜
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ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)
2012/04/22(Sun)
  きょうは、一日曇りでした(7.3~10.8℃//0.21μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南南東風)。
  森のあちこちに、ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)が咲いていました。色っぽい甚三紅の花がみんな下を向いて、林床の花々と言葉を交わしている様でした。本州~九州の、主に日本海側の山野に生育する高さ2mの落葉低木です。葉は長さ5㎝程の楕円形で対生し、若枝や花柄・果実等、全体に毛と腺毛が多く生えます。4-5月に、やや曲った漏斗状で先が5裂する淡紅色花を咲かせ、秋に、グミに似た液果を赤熟します。良く庭木にされるウグイスカグラに似ていますが、全体に多毛なので見分けられます。青葉山では、林内外に普通に見られます・・・
ミヤマウグイスカグラ 48号線から見る青葉山
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ソメイヨシノ(染井吉野)咲きだす
2012/04/21(Sat)
  きょうは、曇り後晴れました(7.4~12.4℃//0.21μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南東風)。
  池の畔で、ソメイヨシノ(バラ科)が咲き出していました。榴ヶ岡(気象台)の開花は18日でしたが、青葉山周辺でも漸く花見頃になりそうです。エドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれ、江戸末~明治初期に、染井村(東京都駒込)の植木職人達によって育成されたとされる桜の園芸品種で、明治の中頃より圧倒的に多く植えられ、今日では観賞用の桜の代表種となっています。葉は互生し、広卵状楕円形で先は急に尖り、重鋸歯があり、表面は殆ど無毛、裏面の葉脈上と葉柄に細毛があります。3-4月に、展葉に先駆けて散形状花序に、3-5個の花を開きます。花弁5、雄蕊30-35、雌蕊1。蕾は萼等も含めて濃赤、咲き始めは淡紅色、満開時は白くなります。花弁は5枚で葉が出る前に花が開き、満開となる。萼筒は紅色でつぼのような形をしている。樹高10-15m程。若い木から花を咲かすために非常に良く植えられている。小さな実は苦みと酸味が強く、秋には紅葉します。自家不和合性が強く、種子では増えません。関東以西では入学式等に合わせた花期になりますが、仙台周辺では普通、それより1-2週遅れて開花します。青葉山周辺にも、河畔、公園や大学構内等に数多く植えられています・・・
咲きだした染井吉野 こちらは梅の花
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エンレイソウ(延齢草)
2012/04/20(Fri)
   きょうは一日曇って、一時霧雨が降りました(8.7~10.6℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、東南東風)。
  沢沿いに、エンレイソウ(シュロソウ科)が咲いていました。冷え冷えとした渓流の畔で、緑のドレスの貴婦人達が、さわさわと囁き合っていました。北海道~九州の他サハリン等の山地~低地の、林下のやや湿った場所に生育する多年草です。高さ20-50cmの茎頂に、10-15cmの広卵形の葉を3枚輪生します。4-5月に帯紫紅色の花(花弁に見える萼片)を付けます。花は横向きからやや下向きに咲き、外花披片は3枚で内花披片は無く、雄蕊は6本で雌蕊の柱頭は短く3裂します。夏に果実を黒熟します。青葉山では、沢沿いや湿った斜面等に群落が見られ、萼片が白いシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)も少数確認されています・・・
エンレイソウ
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ナガハシスミレ(長嘴菫)
2012/04/19(Thu)
  きょうは、曇り後晴れました(9.7~15.7℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南南東風)。
  ナガハシスミレ(スミレ科)が咲き出していました。南斜面の階段脇で、正に菫色のお顔を並べて、遠くの空を眺めていました。北海道~本州の主に日本海側の山地の他、国外では北米東部にのみ生育する、草丈10-20㎝の有茎性多年草です。茎葉は心形で、先がやや尖り、光沢があり、長さも幅も2-4cm。托葉は櫛の歯状に裂けます。4-5月、地上茎や根元から伸びる花柄に径1.5㎝程の紫紅~淡紫色の花を付けます。沿日本海型である上に、分布は全国的に稀ですが、青葉山では最も普通に見られる菫です・・・
カタクリが、満開です・・・
ナガハシスミレ カタクリの絨毯
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アワブキ(泡吹)の芽吹き
2012/04/18(Wed)
 きょうは曇り後晴れて、暖かくなりました(8.8~16.4℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南風)。
 アワブキ(アワブキ科)が、芽吹いていました。厚いフェルトの外套を投げ捨てて、萌黄色の櫛が春の光を浴びていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の山地の谷筋等に生育する、樹高10m程の落葉中高木です。樹皮は灰褐色で、若枝には褐色の伏毛があります。葉は互生して枝先に集まり、長さ8-25cmと大きく、20-27対の葉脈(側脈)が平行に出るのが特徴です。6-7月、枝先の円錐花序に黄緑色の花を多数咲かせます。花径は約3mmで、花弁は5個。秋に径4-5mmの赤い果実を付けます。名は、材に水分が多く、燃やすと切口から泡が出る事に由来します。青葉山では、沢沿い等に普通に見られ、スミナガシやアオバセセリ等の食草にもなっています・・・ 
  仙台では、きょうの午後に桜開花が発表されましたが、青葉山ではイワウチワカタクリショウジョウバカマも…皆満開になって、キジやアオゲラ、ウグイスも良く鳴いて、正に爛漫の春到来です・・・
アワブキの芽吹き 満開のイワウチワ
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コハウチワカエデ(小羽団扇楓)の新葉
2012/04/17(Tue)
  きょうは曇り一時雨や霰が降って、虹も見られました(7.0~16.0℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、東風)。
コハウチワカエデ(ムクロジ科)が、芽吹いていました。固かった芽が綻び、鮮やかな緑に朱も混じる、産毛に包まれた新葉が、一気に展開し出していました。北海道~九州の、暖温帯上部~冷温帯山地に生育する樹高10-15mの落葉小高木です。日本固有種。雌雄同株。樹皮は暗灰色。葉は対生し、葉身は長さ5-8㎝、幅5-9㎝で表面は濃緑色、裏面は緑色。縁は単鋸歯で9-11裂し、先は鋭頭。葉柄は長さ3-7cm。若葉には両面に毛が多く、成葉では裏面や葉柄に毛が残ります。5-6月、一つの花序に雄花と両性花が混生する、淡黄色の小花を複散房花序に10-15個付けます。果実は翼果でほぼ水平に開きます。青葉山では、カエデ類で最も普通に見られます・・・
  車道沿いで、ミチタネツケバナがお花畑を作っていました・・・
コハウチワカエデの新葉 車道沿いのミチタネツケバナの原
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ミズバショウ(水芭蕉)咲きだす
2012/04/16(Mon)
  きょうは、曇り時々晴れました(4.2~12.2℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北北東風)。
  小湿地に、ミズバショウ(サトイモ科)が咲き出していました。一輪だけでしたが、におい立つ様な純白の女神が、早春の冷気の中に佇んでいました。北海道~本州の他、ロシア東部の湿地や池沼畔等に生育する多年草です。青葉山では3月末~4月初め、発芽直後の葉間中央から仏炎苞と呼ばれる白い苞を開きます。これは花ではなく、葉の変形したもので、その中央に、小花が多数集まった円柱状花序を作ります。葉は花後に出て、根出状に立ち上がり、長さ80cm、幅30cm程になります。受粉後、花序は大きく成長して緑色肉質の果穂になります。青葉山では、数ヵ所の湿地で小群落が見られます・・・
  沢崖のバッケ(フキノトウ)の中に、珍しく巨大化した雄花(雄株)がありました・・・
ミズバショウ バッケの雄花(後ろは皆雌花)
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イソシギ(磯鷸)
2012/04/15(Sun)
  きょうは、良く晴れました(4.4~13.6℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内18:00、南南東風)。
  川岸に、イソシギ(シギ科)がいました。光に満ちる水辺を歩き回りながら、楽しそうに食べ物を探していました。夏にユーラシア温~亜寒帯域で繁殖し、冬はアフリカ、オーストラリア、ユーラシア南部等へ南下越冬します。 日本では中部~九州に周年生息しますが(留鳥)、中部以北では夏鳥として南下越冬します。全長20cm、翼長29cm、翼開張38-41cm。上面は灰褐色で、下面は白く、胸部側面の羽角に白い部分が切れ込みます。眼上部にある眉斑は白く、嘴基部~眼~後頭部に暗色の過眼線が入ります。風切羽上面には白い斑紋が入り(翼帯)、飛翔時に目立ちます。主に河川や湖沼の周辺に生息し、非繁殖期には干潟や岩礁海岸でも見られ、渡りの際は小群を形成します。静止時や歩行時には尾羽を頻繁に上下に動かし、短距離飛翔時には翼を下げたまま先端を振るわせます。食性は動物食で、主に昆虫を捕食し、甲殻類、軟体動物も食べます。青葉山周辺では、広瀬川沿いで見られます・・・
イソシギ 光る川面
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アセビ(馬酔木)
2012/04/14(Sat)
    きょうは、曇りでした(6.3~18.9℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北風)。
   長沼の畔のアセビ(ツツジ科)に、花が咲いていました。例年なら3月初めには咲き始めている筈が、漸く満開になって、ウェディングブーケの様な花房を揺らしていました。本州(宮城以南)~九州の山地に生育する、樹高1.5-4m程の常緑低木です。葉は艶のある楕円形で、枝先に束生します。早春、枝先に白い壺状花を多数付けた複総状の花序を垂らし、秋に扁球形の果を上向きに付けます。有毒植物で、葉を煎じて殺虫剤にもされます。名の由来は、馬が食べると酔うから等と言われています。青葉山では、林縁に幾株か見られ、県のレッドリストでは要注目種に指定されています・・・
   竜ノ口入口の2本の白梅が、見頃になってきました。早くもオオルリが鳴いていましたよ・・・
アセビ 竜ノ口入口の梅

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★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

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☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
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ニホンカナヘビ(日本金蛇、日本蛇舅母)
2012/04/13(Fri)
  きょうは、晴れ後曇りました(6.3~18.9℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北風)。
  林床に、ニホンカナヘビ(カナヘビ科)がいました。連日の陽気に誘われてか、落葉の上を活発に動き回って、クモ等を探している様でしたが、立ち止まると、眼力に負けてしまいました。北海道~九州とその属島の、高地~低地の山野~人家周辺にまで広く生息する日本の固有種です。全長16-25cm程で、尾は全体の2/3を占めます。背面は褐色で腹面は黄白~黄褐色、舌先は二つに分れます。主に昼行性で、昆虫やクモ等の陸生節足動物等を食べ、小型哺乳類や鳥類、ヘビ等に捕食されます。捕まりそうになると尾を自切し、切れた尾が動いている間に逃げ、尾は再生しますが骨はできません。青葉山では、林内外で普通に見られます・・・
  岸辺のキクザキイチゲが、川風に震えていました・・・
ニホンカナヘビ 川岸のキクザキイチゲ
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カメノコテントウ(亀子天道虫・瓢虫)
2012/04/12(Thu)
  きょうは、快晴でした(9.6~16.7℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、東風)。
  森に、カメノコテントウ(テントウムシ科)がいました。赤い蝶がひらひら飛んでいるのかと思ったら、止まった先を見れば、天道虫でした。艶々と照り光り、漆塗りのお面の様でした。中国南部~インド北部等に分布し、日本では北海道~九州の山地~平地に広く生息する、体長8-11.7mmの大きテントウムシです。赤と黒の特徴的な模様を持ち、光沢が強く、美しい。成虫は4-10月に出現し、サワグルミ、オニグルミ等の葉を食べ、成・幼虫共、クルミハムシやドロノキハムシの幼虫を捕食します。5-6月にクルミ類の葉の裏面に橙赤色で楕円形の卵を20-40個ずつ産み付けます。晩秋に、成虫は樹皮の下や岩の隙間等に集まり、集団で越冬します。青葉山では、川沿いの胡桃林等で見られます・・・
カメノコテントウ 青葉山から蔵王連峰を望む
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アズマスゲ(東菅)
2012/04/11(Wed)
  きょうは、曇り後雨が降りました(6.1~14.2℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南南西風)。
  道端で、アズマスゲ(カヤツリグサ科)が咲いていました。鉋屑の様な枯葉の中の、尖った若葉の間から、梵天状の雄花が、周りに金粉を振り撒いていました。その下の小さな雌花も、愛らしく見えました。北海道~九州の山地の林内に生育する、スゲ属の多年草です。葉は全体に毛があり、当年葉は冬~花期には極小さく、大きくても4cm程で、前年の枯葉が捩れながら垂れて、白く目立つのが特徴です。早春に、地上から2-5cm程の花茎を立て、雄小穂、雌小穂を出します。花後には葉が徐々に伸びて著しく長くなります。葉の他、果胞、鱗片、花茎等全体に多毛。青葉山では、乾いた斜面等に普通に見られます・・・
アズマスゲ 山椒魚のいる淵
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タチツボスミレ(立坪菫)咲きだす
2012/04/10(Tue)
  きょうは、大体晴れました(3.9~14.2℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北東風)。
  道端で、タチツボスミレ(スミレ科)が咲き出していました。今年はスミレ類も中々遅くて心配でしたが、漸く出会った春の女神は、早くも虫食いでもぞこい襤褸衣でした。北海道~沖縄の他、朝鮮南部等の山野に広く生育する、草丈5-30㎝の多年草です。地下茎はやや短く、僅かに横に這い、根出葉は細い葉柄があって、葉身は心形。托葉には櫛の歯状の切込みがあります。3-5月。葉間から花茎を立ち上げ、その先に薄紫の花を付けます。花後は葉間から茎を更に伸ばし、その茎の節々からも葉や花を出します。青葉山では、ナガハシスミレと共に数多く見られます・・・
 三居沢の辺りだけですが、カタクリが見頃近くになってきています・・・
タチツボスミレ ビル群を望む道端のカタクリ
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ヤマアカガエル(山赤蛙)の卵塊
2012/04/09(Mon)
 きょうは晴れ時々曇って、暖かくなりました(1.7~18.1℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北風)。
 森の外れの池に、ヤマアカガエル(アカガエル科)の卵がありました。今年は、山椒魚は勿論、蛙の卵も中々見られず心配していましたが、岸辺の隅々にゼラチン塊が漂い、上から覗くと、トンブリの様に見えました。本州~九州の、山地~平野の川や池沼、水田等に生息します。日本固有種で、体長は4.2-7.8cm。1-6月に池沼、湿地、水田、水溜り等に産卵し、卵塊は直径20cm位の少し潰れた球状で、中に卵が1000~2000入っています。14日程で孵化。幼生は5-8月には変態して幼体になり、落葉や水草、水生昆虫、動物の死骸等を食べて育ちます。成体は、昆虫や節足動物、ミミズ等を食べて暮らします。ニホンアカガエルと同じく水底で冬眠し、成体になるには2-3年程かかります。青葉山では、最も普通に見られる蛙です・・・
ヤマアカガエルの卵塊 赤らむ梢
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四月観(視)察会
2012/04/08(Sun)
  きょうは良く晴れて、暖かく穏やかな観察会になりました(-0.6~10.1℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南風)。この天気の所為もあり、又、皆さん目当ての花がおありの様で、バス停には大勢の参加者が溢れています。と言っても、今年は冬の寒さの影響もあって、昨日の確認通り、カタクリを初め、花は散見される程度とは思いつつ、きょうの開花を期待して歩き出します。車道沿いには、植栽された寒椿が赤く、今を盛りと咲き群れています。一方の林内は、一見森閑と静まり返っていますが、歩を進めると、やはり春はそこに溢れていました! 木々の芽が一斉に芽吹き、あれだけ何もなかったマンサクも、ちらほらながら、陽光に金のリボンを輝かせ、青空を見上げれば、ケヤマハンノキのシャンデリア、足元には、アズマスゲやヒカゲスゲが春を呼ぶ魔法の筆を震わせています。そして、傍らに居並ぶシュンランの、大きく膨らんだ芽の中に、艶やかに開いた花を、3輪も見つけましたね。林床を銀河の海にしていたセリバオウレンは、一つ一つの花の違いを観察できました。道沿いのバッケ(蕗の薹)の群れでは雌雄を識別、オオイヌノフグリやミチタネツケバナ、コハコベ、ヒメオドリコソウ等の花も見つけました。
シュンラン ヒシバッタがいました!. こげにちゃっこぐめごいものが…. 幸福の黄色い小鳥?.
   そして、カタクリです! まだまだ少なめながら、日の当たる道沿いに、燃える篝火を点していました。そんな中、皆でカタクリの赤ちゃん(発芽実生)を探し、見つかると、大きな歓声が上がりました! 姫双葉蘭や丁子桜は未だ蕾でしたが、ショウジョウバカマは漸く咲き始めていましたね。解散後、有志でイワウチワ群生地の様子を確認し、崩壊した斜面には胸を痛めましたが、咲きだしていた、愛らしく優しい花には心を温くしました。他に花では、ミヤマウグイスカグラ、ツノハシバミ、アオキ、キブシ・・・等が見られました。期待した蝶達の舞いはありませんでしたが、花虻が飛び、元気なヒシバッタも見つけましたね。野鳥では、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ等が囀り、イワツバメが空を舞い、エナガ、カワラヒワ、ハシブトガラスも鳴いていました。何と、黄色いインコにも出会いましたっけ・・・
 きょうは、震災と原発、開発と破壊に思いしながらの会でもあり、例年の「春爛漫」の観察会とはなりませんでしたが、一通りの早春の花々にも出会え、自然の、春の息吹を十分に感ずることができた一時だったのではないでしょうか?
囀るヤマガラ カタクリの咲く坂道 素敵な会になりました 咲きだしていた岩団扇
 来月は、ルリソウ、ヒメシャガ、イカリソウ、ヤマツツジ等の花々や、渡来したばかりの夏鳥達の囀りが見所・聞き所となるでしょう? では又、5/13(日)にお会いしましょう! 

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ショウジョウバカマ(猩猩袴)咲きだす
2012/04/07(Sat)
  きょうは曇り時々晴れて、午前中を中心に雪も良く降りました(0.6~6.8℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  森の斜面で、ショウジョウバカマ(シュロソウ科)が咲き出していました。と言っても、数ある中の一株だけでしたが、夜空に上がる花火の様に、周囲を華やかに彩っていました。北海道~九州の高山~低地の、やや湿った樹陰等に生育する多年草です。葉は滑らかな広線形で、根本から多数出てロゼット状に広がり、冬期も枯れず、葉先には時に無性芽を作ります。3-4月、数個の鱗片葉を付けた高さ10-30cmの花茎を立ち上げ、頂端に3-10花からなる総状花序を付けます。花被片は濃紫~淡紅色の倒披針形で6個程あり、花後も緑色になって残ります。雄蕊6。果が熟す頃には、花茎は50-60cmにもなります。青葉山では、あちこちの林床に大~小群落を作っています・・・
ショウジョウバカマ 雪の舞う赤松林
  明日(4/8)は定例の観(視)察会↓があります。今春は、寒さが続いたこともあって、カタクリもイワウチワもショウジョウバカマも、開花が大分遅れています。未だにポツリポツリで、見頃までは後一週間はかかりそうです。でも、セリバオウレンは満開ですし、他の花々も少しずつ咲き初めています。鳥達の囀りの下、早春の森を歩きましょう・・・  
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イワウチワ(岩団扇)咲きだす
2012/04/06(Fri)
  きょうは晴れ時々曇って、一時雪が降りました(0.5~8.9℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、西風)。
  森の日溜りに、イワウチワ(イワウメ科)が咲き出していました。寒かった冬を越えて、少し遅れはしましたが、愛らしく俯いた顔を薄紅に染めながら、微風に震えていました。数輪にしろ、この花に出逢うと、いよいよ春本番と感じます。(と言っても、カタクリさえまだまだですが…)本州中国以北の山地の落葉樹林内や林縁、岩場等に生育する、草丈10cm程の耐寒性常緑多年草です。円い根生葉は長柄を持ち、3-4月に咲く淡桃色の花は、一花茎に一花を下~横向きに開きます。主に深山に生える希少種で、県レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。青葉山では、幸い普通に見られていましたが、何時も見ていた一番の群生地が大地震で崩落する等して、自生地が大分小さくなっています。他に、宅地造成や遊歩道開設に盗掘等もあって、受難続きの当種ですが、こんな花々に、百万都市の中心部近くで出会える喜びを、いつまでも大切にしたいものです・・・
イワウチワ 国見を望む
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ツノハシバミ(角榛)の雌花
2012/04/05(Thu)
   きょうは曇り時々晴れて、一時雨が降りました(2.3~12.6℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.12μSv/h屋内21:00、南南東風)。
   道端のツノハシバミ(カバノキ科)に、花が咲いていました。東雲色の穂波(雄花)の中に、濃紅の雌花が、墓前の「削り花」の様に綻んでいました。北海道~九州の他、朝鮮等の山地に生育する、高さ4-5m、径15cm程の落葉低木です。樹皮は灰褐色で滑らかで皮目が目立ち、若枝は灰緑色。葉は互生し、欠刻のある細かい重鋸歯があり、葉柄は0.5-1cm、葉身は卵~倒卵型で長さ5-11cm、基部は円形で先端は尖ります。3-4月、葉が出る前に花を付け、雄花は尾状花序を下垂し、雌花は枝先に数個の花が頭状に集め、鱗片の間から出る赤い柱頭が目立ちます。果実は9-10月に熟し、刺毛を密生し嘴状に長く伸びた特徴ある形になり、食べられます。青葉山では、歩道沿いや林縁部等で普通に見られます・・・
  知らない中に、ウメ(紅梅)が満開になっていました・・・
ツノハシバミ雌花 満開の紅梅
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キブシ(木五倍子)咲きだす
2012/04/04(Wed)
   きょうは、曇り時々晴れて風が強く、一日中雪が舞って、一時吹雪になりました(3.3~-8.9℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、西南西風)。
  道端で、キブシ(キブシ科)が、咲き始めていました。あんなに青く固かった蕾が、花房の上から順に黄色く開いて、愈々春の鈴音が聞えて来そうでした。北海道~九州の山地の林縁や谷沿いの斜面等に生育する、高さ3-4mの落葉低木です。葉は互生し、卵~卵状楕円形で基部は円く、先は長い鋭尖頭。3-5月、前年枝の葉腋から淡黄色の穂状花序を下垂させ、未だ花の少ない時季に良く目立ちます。雌雄異株で、雄花は雄蘂8、雌花は子房が大きく普通雄蘂が退化しています。雄花は長く黄橙色に、雌花は短く黄緑色に見えます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
キブシ
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キクザキイチゲ(菊咲一華)咲きだす
2012/04/03(Tue)
   きょうは、曇り後雨になりました(2.9~12.8//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南西風)。
   沢沿いで、キクザキイチゲ(キンポウゲ科)が咲き出していました。曇天の所為もあってか、窄んでいる花ばかりでしたが、それが却って、豪華な牡丹や青い薔薇を思わせました。北海道~近畿の山地~低地の、明るい林内等に生育する、高さ10-30cmの多年草です。葉は2回3出複葉で、深裂しているのが特徴です。3-5月、茎先に白~紫色の花を一輪付け、多数の雌蕊が中心部に球状に集合し、その周囲を多数の雄蕊が取り巻きます。花弁の様に見えるのは萼片で、8-13個あります。青葉山では、広瀬川や各沢沿い等の所々に、大小の群落を形成しています・・・
キクザキイチゲ 雪の残る池
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ミチタネツケバナ (路種漬花、道種漬花)
2012/04/02(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(3.1~11.2//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北西風)。
  車道の法面に、ミチタネツケバナ (アブラナ科)が咲いていました。長々と続くコンクリの壁面に只一つ、小さな純白の花が力強く、砂漠のオアシスの様に、周囲の殺伐を潤していました。欧州原産の帰化植物で、1970~80年代に東北周辺で発見された後、全国で確認され、今では何処でも普通に見られる様になりました。タネツケバナより草丈が小さく、茎は無毛で、花が早春に一早く咲き始めます。湿性地を好むタネツケバナに対して、乾燥した道端等に多く見られます。青葉山では、車道沿い等に見られます・・・
ミチタネツケバナ 森の間の泉ヶ岳
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アズマイチゲ(東一華)咲き出す
2012/04/01(Sun)
  きょうは晴れ時々曇って、一時雨が降りました(0.3~8.3℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北西風)。
  沢沿いに、今年もアズマイチゲ(キンポウゲ科)が咲き出していました。開き切った、華やかな花も良いですが、俯いて瞑ったままの姿は、「裏紅一華」の別名通り、ほんのり紅く染めた項が、艶っぽくて素敵でした。北海道~九州の他、朝鮮、ウスリー、サハリン等の山地の明るい落葉樹林の林床・林縁に生育する多年草です。花茎は高さ10-15cm程で、中心部は紫色を僅かに帯び、雄蕊と雌蕊が多数あります。葉は青白色を帯びて柔らかく、2回3出の複葉で小葉は3つに分かれ、鋸歯は尖らず毛があります。春先に花を咲かせ(花弁に見えるのは萼片)、間もなく地上部は枯れてしまいます。名は、東国産のイチゲ(花が茎先に1つだけ付く草)の意。別名の「雨降花」は、摘み取ると雨が降るとの言い伝えに由来します。青葉山では、沢沿い等の所々に見られます・・・ 
アズマイチゲ 雨の後
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