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トチノキ(栃、橡、栃の木)
2012/05/31(Thu)
 きょうは、良く晴れました(12.5~22.7℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m・0.11μS/h屋内21:00/東風)。
 道沿いのトチノキ(ムクロジ科)に、花が咲いていました。既に散っているものもありましたが、大木毎に大きなクリームコーンを無数に立てて、これも無数の花蜂・蜜蜂達を吸い寄せていました。北海道西南部~九州の、山地の谷間等に生育する、15-20mの落葉高木です。葉は枝先に集まり、長い葉柄の先に倒卵形の小葉5-7枚を掌状に付け、全体の長さは50cm程になります。5-6月、枝先に白~薄紅色の多数の両性花、雄性花からなる、高さ20cm前後の穂状花序を立ち上げます。秋に、大きく丸い果実が熟すと厚い果皮が割れて、尖りのない栗状の黒い種子を落とします。青葉山では、沢沿い等で見られる他、大学構内や公園等にも多数植栽されています・・・
トチノキ 下は交通公園の栃の木
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ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚羽)
2012/05/30(Wed)
   きょうは、晴れ時々曇りました(13.7~20.6℃//0.20μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内19:00、南風)。
   ミヤマカラスアゲハ(アゲハチョウ科)がいました。2頭が仲良く、又入れ代わり立ち代わり、沢の崖面から染み出る清水を吸っては、青緑に輝く翅を閃かせていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、ロシア極東部等の、山地樹林帯の渓流沿い等に生息する、前翅長38-75mmの大型の蝶です。成虫の春型は4-5月に羽化し、夏型は6-7月に羽化して活動します。花の吸蜜の他に良く吸水し(特に雄は集団吸水の性質がある)、水分や微量なミネラル分を摂取します。幼虫の食草は、ミカン科のキハダ、カラスザンショウ等で、蛹で越冬します。カラスアゲハに似ていますが、色彩がより鮮やかで、前翅表面に輝く白線が入る事(Vに見える)、後翅裏面に白帯がある事等で見分けられます。青葉山では比較的普通に見られますが、環境悪化や食樹減少に因り、県レッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されています・・・
ミヤマカラスアゲハ 人の横顔に見えた空
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ササバギンラン(笹葉銀蘭)
2012/05/29(Tue)
  きょうは、晴れ後曇りました(12.7~21.8℃//0.20μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内19:00、北北東風)。
   ササバギンラン(ラン科)が咲いていました。真白い花が暗い森に浮き立ち、爽やかな風が流れて行く様でした。北海道~九州の他、朝鮮・中国(東北)、サハリン、クリル等の山野の林内に生育する、高さ20-50㎝の多年草です。葉は6-8枚が互生し長さ10-15㎝となります。5-6月に、茎先の穂状花序に白い花を数個付けます。ギンランに似ていますが大きくて、普通茎上部の苞葉(殆ど葉と同じ形)が、花序より高く(長く)突き出していて、葉の裏面や縁、茎の稜上に毛があるのが特徴です。嘗てはキンラン等と共に最も身近な存在の蘭でしたが、開発や乱掘等により激減し、県のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています・・・
まだまだ、ヒメシャガが咲き乱れていました・・・
ササバギンラン ヒメシャガ
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アカスジキンカメムシ(赤条金椿象・赤条金亀虫)
2012/05/28(Mon)
  きょうは曇り後雨になり、晩方には上がって晴間も出ました(14.7~19.9℃//0.20μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内19:00、南西風)。
  道端の叢に、アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)がいました。保護色の緑の葉上とは言え、一際目立って、金箔入りの七宝焼きか何かの様に、輝いていました。本州~九州や台湾、中国本土等の山地~平地の森林に生息する、体長17-20mmのカメムシです。成虫は6-8月に出現し、緑色の体色に赤い帯模様が美しく、草上や木の幹にじっと止まっていることが多い様です。幼虫は別種の様で、金属光沢の黒っぽい銅色で、真白な模様があり、5齢幼虫で落葉下や樹皮下で越冬し、翌春に羽化します。成虫・幼虫共にフジ、キブシ、ミズキ、コブシ、ヤシャブシ、ハンノキ、カラスザンショウ、ミズキ等の広葉樹の葉や果実の汁を吸い、繁殖に際してはスギやヒノキの種子を利用します。青葉山では比較的普通に見られますが、暖地性種で、県のレッドリストでは要注目種に指定されています・・・
  長沼の畔に、キショウブが咲いていました・・・
アカスジキンカメムシ 長沼の黄菖蒲
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ヤグルマソウ(矢車草)
2012/05/27(Sun)
   きょうも、良く晴れました(11.9~23.8℃//0.18μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内19:00、東風)。
   林床に、ヤグルマソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。暗くなってきた森に、そこだけスポットライトでも浴びる様に、雪の様な花房が輝いていました。北海道南西部~本州の他、朝鮮等の深山の谷沿いの林床等、湿り気のある場所に生育する多年草で、しばしば大群落を作ります。根出葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で、葉柄は50cmになり、小葉は倒卵形で先端が3-5浅裂します。6-7月、高さ80-130㎝の花茎の先に円錐状の花序を付けます。花弁はなく、花弁に見える萼裂片は長さ2-4mmで、通常5-7個あり、緑白色で後に白く変わります。雄蕊は長さ3-4mmで8-15個あり直立、花柱は長さ1.5-2.5mmで2個あり、花時に直立します。花茎には短い葉柄をもった茎葉が数個互生します。夏~秋に狭卵形の果となり、長さ5mm。名は、小葉の構成が、鯉幟に添える「矢車」に似る事に由来します。青葉山では、何か所かで群落が見られます・・・
ヤグルマソウ 緑が濃いいー!
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ハンミョウ(班猫)
2012/05/26(Sat)
   きょうは、良く晴れました(13.1~25.2℃//0.20μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内19:00、北北東風)。
  ハンミョウ(ハンミョウ科)がいました。沢沿いの日溜りで、宝石の様な二匹が、ツツツ、ツツツと右に左に歩き回り、何か獲物を探している様でした。本州~九州の山地~低地の林縁や渓流沿い等に生息する、体長20mm程の甲虫です。成虫は4-9月に出現し、大変美しく、頭は金緑色、前胸は金赤色で、前後が金緑色に光り、上翅は黒紫色で赤銅色の横帯と白色の横紋があります。鋭い大顎で蝿等の虫を捕食し、交尾の際も雄は雌の首を大顎で掴みます。幼虫は地面に縦穴を掘って隠れ、平たく大きな頭で穴を塞ぎ、通りかかる他の虫を穴に引き込んで食べます。青葉山では、沢沿いの砂地等で見られます・・・
あれだけ満開だったフジの花が、あちこちで散り始めていました・・・
ハンミョウ 藤の花が落ちる沢辺
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ヤブデマリ(藪手毬)
2012/05/25(Fri)
  きょうは、曇り後雨になりました(12.2~13.4℃//0.21μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内19:00、北風)。
  林縁に、ヤブデマリ(スイカズラ科)が咲いていました。真下の暗がりから覗くと、純潔な花の白さが際立つ様でした。本州~九州の他、朝鮮南部、中国、台湾等の、山野の林縁、谷沿い等に生育する、樹高3-4mの落葉小高木です。葉は対生し、10cm程の長楕円形で、葉先は尖り全縁。5-6月、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序の周囲に、白く大きな5枚花弁の装飾花が縁取ります。装飾花は無性花で、5枚の中の1枚が極端に小さいのが、ムシカリ等近似種との相違点です。夏に赤い実を付け、秋には黒紫色に熟します。名は、薮に生え、花序が手毬の様な形をしている事に由来。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヤブデマリ 藪手毬と山躑躅
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キランソウ(金瘡小草・金襴草)
2012/05/24(Thu)
   きょうは、良く晴れました(12.3~21.9℃//0.19μS/h八幡1屋外高さ1m・0.11μS/h屋内21:00、北風)。
   車道脇で、キランソウ(シソ科)が咲いていました。金襴草の名の如く豪奢な織物を思わせ、地獄釜蓋の別名の様に、群落が真丸く地面に張り付いていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の明るい草地や道端に生育する、多年草です。全体に多毛で、草全体がロゼット状に地表に張り付いて円盤状になります。茎は斜めに地表を這い、その先にもロゼット状に葉を広げます。茎の断面は丸く、葉は、基部のものは長さ4-6cm、幅1-2cmの広倒披針形で、先が幅広く、基部は次第に狭くなり、波状の鋸歯があります。表面は深緑で艶があります。3-5月、茎の先端近くの葉の基部から生じ、濃紫色の唇形花を咲かせます。上下二つに分かれた上唇は極小さく、下唇は平らに大きく発達して三裂、特に中央の裂片が長く突き出し、先端は切れた様に真直ぐで、中央が切れ込んだ様に浅く二裂します。青葉山では、道端等に見られます・・・
キランソウ 青葉城直下に開いていた穴(3.11の大崩壊後、土砂が片付けられて出現)
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ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)が見頃です
2012/05/23(Wed)
   きょうは、大体曇りました(12.5~17.8℃//0.19μS/h八幡1屋外高さ1m・0.11μS/h屋内21:00、南南西風)。
   今、ヒメシャガ(アヤメ科)が見頃です。尾根に沿って、万葉の小径を髣髴させる、古代紫の花々が、あちらにもこちらにも咲き乱れています。北海道南西部~九州北部のやや乾燥した林内等に生育する、高さ15-30cmの多年草です。日本固有種。淡緑色の葉は長さ20-40cm、幅5-15cmで細く薄い剣形。5-6月に、花茎の先に径4cm程の淡紫色の花を2-3個ずつ咲かせます。外花披片の中央には白地に濃紫の脈と黄色い鶏冠状突起があります。果は径8mmの球状で、先端から3裂します。最近全く聞かれなくなった「仙台市の鳥」カッコウの鳴く頃に咲くのでカッコバナとも呼ばれていますが、この花も嘗ての「市の花」、仙台を代表する花です。全国的に激減し、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されていますが、青葉山では、明るい林床等の何処でも普通に見られます。この自然に、深く感謝したいものです・・・
ヒメシャガ 海と藤(見えないね)
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レンゲツツジ(蓮華躑躅)
2012/05/22(Tue)
  きょうは、曇り後雨になりました(12.9~16.1℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m・0.11μS/h屋内21:00、北風)。
  レンゲツツジ(ツツジ科)が咲いていました。葉の海に浮かぶ花々の黄丹が、曲水の宴に遊ぶ君々の十二単の様に、水辺に映えていました。北海道西南部~九州の湿原や草地、明るい広葉樹林等に生育する、高さ1-2mの落葉低木です。葉は長さ4-8cmで、頂部は鈍頭で葉脈は裏面に突出し、両面に荒い毛があります。5-6月の葉が出た後、枝先に径5cm程のロート状で朱色の花を2-8個付けます。雄蘂5。果は長さ2-3cmの円筒状で、熟すと5裂して小さな種子を飛ばします。有毒植物で、全木に痙攣や呼吸停止を引き起す毒成分を有します。名は、蕾の様子が「蓮華」に見える事に由来。青葉山では、湿地周辺等に見られます・・・
レンゲツツジ 雨と靄.
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タニウツギ(谷空木)
2012/05/21(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(14.2~20.9℃//0.22μS/h八幡1屋外高さ1m・0.11μS/h屋内21:00、東風)。
  道沿いに、タニウツギ(スイカズラ科)が咲き初めていました。桃色の花々が眼に鮮やかで、気が付けばあっちでもこっちでも、緑の森に映えていました。北海道~本州の他朝鮮、中国等の山地の谷沿いや斜面に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。日本固有種。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生します。5-6月、枝先や葉腋に散房花序を付け、淡紅色の花を多数付けます。長さ2.5-3.5cm、径2cmの花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂します。雄蕊は5本。果は長さ1.2-1.8cmの細い筒状で、種子は楕円形で長さ1mm。名の通り、山地の谷沿い等に多く見られ、別名は紅空木、田植え花、早乙女花等。主に日本海側の多雪地帯に多い種ですが、青葉山でも、普通に見られます・・・
  近くのオオイタドリに、イタドリハムシがいました・・・
タニウツギ イタドリハムシ
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オドリコソウ(踊子草)
2012/05/20(Sun)
  きょうも、良く晴れました(12.1~22.7℃//0.19μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.12μSv/h屋内21:00、東南東風)。
  道端に、オドリコソウ(シソ科)が咲いていました。木漏れ日の舞う林床に、大きな群落を作って、白い妖精達が輪舞していました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山野の森の木陰等に群生する、高さ30-50cm程の多年草です。葉は対生し、卵状3角~広卵形で上部の葉は卵形で先が尖り、粗い鋸歯があり、基部は浅心形で葉柄があります。4-6月、茎上部葉腋に、白や淡紅紫色、時に淡黄色の唇形花を数個輪生状に数段付けます。名は、花の咲く様を、櫓上で娘達が花笠を被り盆踊りをしている様に見立てたと言われます。青葉山では、明るい林内等の所々で見られます・・・
オドリコソウ 緑の沢
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タニギキョウ(谷桔梗)
2012/05/19(Sat)
  きょうは、良く晴れました(9.8~23.6℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北西風)。
  沢の近くの道端に、タニギキョウ(キキョウ科)が咲いていました。小群でしたが、清楚な白い星の花が、木漏れ日の中で煌いていました。東アジア(中国、朝鮮、カムチャッカ、サハリン、クリル等)に分布し、日本では北海道~九州の、山地の林内の木陰等湿気の多い場所に生育する、高さ10cm程の多年草です。細い地下茎が枝分かれし、その先が立上がって群落を作ります。葉は比較的上部に疎に互生し、長さ5-15mmの柄があり、長さ8-25mmの卵円形で、表面に柔らかい短毛を散生し、粗い鋸歯が数個あります。5-7月、茎頂又は上部の葉腋から花柄を立て、白い鐘形の花を付けます。花冠は長さ5-8mmで、先は5深裂します。果実は下向きに付きます。青葉山では、山裾等の湿性地に良く見られます・・・
タニギキョウ 緑の森
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ニシキギ(錦木) の花
2012/05/18(Fri)
    きょうは、ほぼ一日中雨でした(13.2~15.4℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南西風)。
  ニシキギ(ニシキギ科)の花が咲いていました。緑葉に紛れる目立たない花ですが、きょうは梅花藻の趣に、雨に濡れていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の山地~平地の林下に生育する、高さ3m程の落葉低木です。コマユミ(小真弓)の変種とされ、枝は緑色で、コルク質の4翼が出るのが母種との相違点です。長さ2-7㎝の葉は対生し、質は薄く、楕円~倒卵形です。5-6月、本年枝の葉腋から長い柄のある集散花序を出し、淡黄緑色の径6-8㎜の小花を数個下向きに開きます。花弁4、雄蕊4、雌蕊1。果実は、1-2個の離生した心皮から成ります。青葉山では、林内各所に見られます・・・
ニシキギ
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イヌザクラ(犬桜)の花
2012/05/17(Thu)
   きょうは曇り時々晴れて、午後には俄雨が降りました(13.4~20.9℃//0.19μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北北東風)。
   道端のイヌザクラ(バラ科)に、花が咲いていました。ウワミズザクラそっくりですが、少し控え目な白い花が、風に薫っていました。本州~九州の山地~低地の落葉樹林に生育する、高さ10-15mの落葉高木です。桜類特有の横長の皮目がありますが、樹皮は白っぽくて小枝も灰白色でやや光沢があり、葉は互生します。4-5月に、前年枝から5-10㎝の総状花序を出し、径5-7mmの白花が多数咲かせます。6月頃、黄赤色から紫黒色の果実を熟します。ウワミズザクラとは、花数が少なく、花序の下に葉が付かない等が相違点です。名は、桜の仲間でも、その様に見えない事から付けられました。青葉山では、所々に高木が見られます・・・
イヌザクラ 山躑躅の咲く沢
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ヒメコウゾ(姫楮)の花
2012/05/16(Wed)
  きょうは、良く晴れました(14.4~23.9℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、東北東風)。
 道端のヒメコウゾ(クワ科)に、花が咲いていました。雌花と雄花が沢山並んで、きょうはどちらも和菓子の様に、美味しそうに見えました。本州(岩手以南)~九州(奄美)の他、朝鮮、中国中南部の低山地の林縁等に生育する、樹高2-5m程の夏緑性の低木です。雌雄同株。長さ5-15cmの葉は歪んだ卵~広卵形で、時に2-3片に深裂し、基部は左右不同の浅い心形で、先は尾状に尖ります。表裏や葉柄に軟毛があります。5-6月に、新枝の下部葉腋に径1cm程の球状の雄花序、上部葉腋に球状で径4mm程の雌花序を付けます。7-8月、径1.5cm程の球状集合果を赤熟します。古来紙の原料として利用され、今では、カジノキと交配された「コウゾ」が利用されています。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヒメコウゾの雌花(上)と雄花 姫楮越しの市街
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クヌギ(櫟、椚、橡)の花
2012/05/15(Tue)
   きょうは、曇り後雨になりました(12.8~15.3℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北北東風)。
   クヌギ(ブナ科)に、花が咲いていました。終わりかけではありましたが、黄金色の雄花が、無数の金の房となって揺れていました。岩手・山形以南の低山~平地で、主に照葉樹林に混成して生育する樹高15-20mの落葉高木です。樹皮は暗灰褐色の厚コルク状で縦に割目ができます。葉は互生し長楕円形で鋭鋸歯が並び、葉は薄いが硬く、表面には艶があります。4-5月頃、雌雄別の風媒花を咲かせ、雄花は黄色い10cm程の房状に小花を付け、雌花は葉の付根に非常に小さく赤みある花を付けます。雌花は受粉後結実し、翌年秋に成熟します。径約2cmの団栗はほぼ球形で、大きく椀型の殻斗には細く尖り反り返った棘状鱗片が多く付きます。冬には虫嬰(クヌギエダイガフシ)が良く目立ちます。名は、国木(くにき)、食之木(くのき)からの転訛等と言われ、古名はつるばみ。青葉山では、少ないながら所々に見られます・・・
クヌギの雄花 クヌギのある風景
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ヤマツツジ(山躑躅)
2012/05/14(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(9.2~19.2℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、東南東風)。
 ヤマツツジ(ツツジ科)が咲いていました。新緑の森のあちらにもこちらにも、真紅の太い帯を作って燃え盛っていました。北海道南部~九州の、低山の林縁等に生育する、樹高1-4mの半落葉低木です。樹皮は灰黒色で縦に裂け目、枝には褐色の毛があります。卵~楕円形の葉は互生し、枝先に輪生します。葉の裏面は灰緑色で、両面共に毛が多く、葉先は鋭頭。葉には2形態あり、春葉は長さ2-5cm、毛は淡褐色で時に三葉状になり、夏葉(夏~冬)は長さ1-2cmで毛は褐色で、冬芽の周りに輪生。5-6月、枝先に朱色で径4㎝程の花を咲かせます。果実は朔果は卵形で長さ約1㎝。青葉山では、ツツジ類中最も普通に見られます・・・  
ヤマツツジの森 新緑の北斜面
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五月観(視)察会
2012/05/13(Sun)
  きょうは、定例観(視)察会の日(8.6~19.4℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北西風)。ところが、バスの運行は中止、交通規制もされて(国際ハーフマラソンが今年から出場制限が緩和され、1万3千人規模の大会となり、大規模国際会議も開催の為)、大変な事になりました。山下をうろうろしていた私は、同じく彷徨っておられたMさんとタクシーに同乗して宮教大へ。しかしそこには一人しか居らずびっくりしましたが、考える事は同じ様で、車の方以外はタクシーで次々にやって来ます。それでも例年よりは大分少なく、仙台駅等途中で諦めた方も多かったようです。でもそれはそれ、新緑・快晴の下、最高の観察会日和になりました。何処までも広がる淡い緑を良く見れば、黄や赤、白と様々な色が混じっています。中でもきょう一番多かったのは、コナラの黄色い雄花で、木々に無数に下がり、行く道々にも沢山落ちていました。そして林内はヤマツツジが満開で、あちこちに赤い帯を作っています。山桜は終わっていましたが、ウワミズザクラが白い花房を数多く伸ばし、ハウチワカエデは紅い翼果に代わっていましたが、コハウチワカエデは黄花を咲かせ始めています。林床では、イカリソウとチゴユリが一番多く見られ、マイヅルソウも咲き群れ、ヒメシャガが咲き始め、希少なユウシュンラン、ヒメフタバラン等も見られました。
コナラの花 ヤマツツジ な、何があるんですか? ユウシュンランとチゴユリ
 花では他に、ニガイチゴ、シュンラン、オニグルミ、ヤマグワ、ヒメコウゾ、マキノスミレ、ナガハシスミレ、タチツボスミレ、ツボスミレ、エゾタンポポ、ミツバツチグリ、キュウリグサ、セントウソウ、キランソウ、カキドオシ、アオキ、シナノタイゲキ、ナツトウダイ、サルトリイバラ、タチシオデ、ミヤマウグイスカグラ、サンショウ、オニタビラコ、カラスノエンドウ、マムシグサ、オオウラジロノキ、ミヤマガマズミ、ムラサキケマン、ナズナ、ハルジオン、ハコベ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウ、ツクバネウツギ、ミツバアケビ、カクミノスノキオトコヨウゾメ、クリンソウ、トリガタハンショウヅル、セイヨウタンポポ、ウスバサイシン、出始めのギンリョウソウ等が見られました。期待した忘れじのルリソウも、見事に咲き誇っていましたね。風があって、夏鳥の声は余り聞こえませんでしたが、それもセンダイムシクイが囀り、遠くでキビタキの声もしました。野鳥では他に、ウグイス、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ等の声がしました。動物では、ニホンカナヘビが現れ、タゴガエルが鳴いていました。昆虫では、コナラに無数に付いていたクリオオアブラムシ、林内を飛んでいたベニコメツキ、交接中のテントウムシ、地蜘蛛等に出会いました。今回は、集合時間変更等をしなかった所為でご迷惑をおかけしましたが(来年からは対処します)、ガンバって参加した方々には、夫々に大きな自然の恵みがあったのではないでしょうか?
イカリソウ ギンリョウソウもムネアカオオアリも…沢山見つけました! 咲き群れるルリソウ 爽やかな観察会・山歩きでしたね
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウ等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみます。又素敵な出会いがあることでしょう・・・ 

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マイヅルソウ(舞鶴草)
2012/05/12(Sat)
   きょうは、晴れ時々曇りました(10.9~16.1℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北西風)。
  小楢の森に、マイヅルソウ(ナギイカダ科)が咲き群れていました。緑のハートを敷き詰めた林床に、煌めく星雲が無数に広がっていましたが、近寄ると名の通り、鶴達が翼を広げて舞い踊っている様にも見えました。ユーラシア北東部と北米北西部に分布し、日本では北海道~九州の亜高山帯~山地帯上部の林床に生育する、高さ10-20cm程の多年草です。落葉層の発達した環境で、根茎を横に伸ばして良く繁殖します。細長い心形の葉を二枚広げ、5-6月、その間から疎な白い小六弁花を総状花序に付けます。花被片4枚、雄蘂4と、子房2室。秋には球形で赤い液果を付けます。図鑑等では高山植物にされる事もありますが、青葉山でもあちこちに群落を作っています・・・
マイヅルソウ いつの間にか雪が殆ど消えていた大東岳
  明日は観(視)察会↓。 新緑の森に山躑躅、稚児百合、碇草、瑠璃草等を愛でながら、大瑠璃、黄鶲等夏鳥の囀りを楽しみましょう・・・
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ウワミズザクラ(上溝桜)
2012/05/11(Fri)
 きょうは、曇り時々晴れました(10.3~17.3℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、西風)。
  ウワミズザクラ(バラ科)が咲いていました。山桜の仲間は殆ど散ってしまいましたが、主任を取る様に、白猫尾状の不思議な桜が、山裾を白く彩っていました。北海道~九州の山野の、日当たりが良くやや湿った所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。紫褐色の樹皮は横に長い皮目が目立ちます。長さ6-9cmの葉は、楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があります。5月頃、新枝の先に長さ10cm程の総状花序を出し、白い5弁の小花を多数付けます。雄蘂は30本内外で花弁より遙かに長くて良く目立ちます。夏に、1cm程のの黒い核果を熟します。名は、材の上面に溝を彫って亀卜(占い)をした事に由来します。別名は杏仁子、金剛桜等、古名は波波迦。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
ウワミズザクラ 展望台から見た船形山.
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ユウシュンラン(祐舜蘭)
2012/05/10(Thu)
   きょうは晴れ後曇って、夜に雨が降りました(11.5~19.5℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北風)。
   ユウシュンラン(ラン科)が咲いていました。明るい新緑の森で、小さな白い妖精達が、朝陽を浴びながら背伸びしていました。北海道~九州の山地の林内に生育する、高さ10-15㎝の多年草です。葉は鞘状に退化していますが、小葉をつける場合もあり、花柄基部に苞葉が1-2個あります。5-6月、茎頂の花序に長さ1㎝程の白花を2-3個付けます。花は半開し、唇弁基部は筒状で短い距となり、先は3裂します。開発や乱掘等で激減し、分布は非連続的で全国的にも稀です。国や県のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されていますが、青葉山では幸い、比較的普通に見られます・・・
ユウシュンラン 蕃山~蔵王を望む
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シロバナイカリソウ(白花碇草・錨草)とイカリソウ
2012/05/09(Wed)
    きょうは、晴れ後曇りました(12.7~21.0℃//0.21μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、東南東風)。
   シロバナイカリソウ(メギ科)が咲いていました。咲き群れる濃紫のイカリソウ(メギ科)に混じって、藪下にひっそりと、月下美人にも見える純白の花を、吊り下げていました。イカリソウ(メギ科)の一品種で、北海道南西部~本州の、主に太平洋側山地の半日陰の山野や林間に生育する、草丈15-35㎝程の多年草です。根出葉は1-3回の3出複葉で、小葉は歪んだ卵形で縁に刺毛があります。茎葉も3回3出複葉。4-5月に白色の花を咲かせ、萼片8花弁4からなり、萼片は二重で、花弁4は細長い管状の距を持ちます。別名はシロイカリソウ等。青葉山では、イカリソウは林下に普通に見られ、その中には様々な変異も見られます・・・
シロバナイカリソウとイカリソウ 日に日に緑濃く
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ルリソウ(瑠璃草)
2012/05/08(Tue)
  きょうは、晴れ後曇りました(12.6~20.2℃//0.22μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、北東風)。
  ルリソウ(ムラサキ科)が咲いていました。小楢の森の林床を覆う様に、瑠璃色や桃色の花々が、降り注ぐ光を浴びて瞬いていました。北海道~本州中部の落葉樹林内に生育する、高さ20-40㎝の多年草です。葉は長楕円形で、下部のものは根出葉より大きくなります。4-5月、5裂した鮮碧色の小花を総状に開き、蕾の時は紅色を帯びますが、次第に名の通りの瑠璃色に変わります。欧州原産の忘れな草の近似種。開発や盗掘等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。青葉山では、林内何ヶ所かに局所的に見られます・・・
ルリソウ 八重桜と蕃山
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トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)
2012/05/07(Mon)
  きょうは、大体晴れました(8.8~19.6℃//0.21μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、南風)。
  一昨日満開だったトウゴクミツバツツジ(ツツジ科)が、大分散っていました。とは言え、光耀く紅紫の花々は、早くも見頃になりつつあるヤマツツジと共に、浅緑の森に映えていました。宮城~三重の、主に太平洋側の山地に生育する、1.5-4mの落葉低木です。葉は枝先に3輪生し、葉身は広菱形で先は尖ります。若葉には、葉柄と葉の裏面に軟毛が密生し、後も裏面の葉脈と葉柄に毛が残ります。代表種のミツバツツジとは違い、雄蕊が10本あり(ミツバツツジは5本)、葉と同時に花を咲かせます。青葉山では普通に見られますが、県レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています・・・
トウゴクミツバツツジ 笑ってる?
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コンロンソウ(崑崙草)
2012/05/06(Sun)
  きょうは晴れ後曇って、午後には雷雨があり雹が降りました(14.4~21.7℃//0.24μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、南東風)。
  川岸に、コンロンソウ(アブラナ科)が咲いていました。河原の藪のあちこちに、清涼感溢れる純白の花群れが、川風に震えていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、シベリア東部の川沿いの湿生地等に生育する、茎丈30ー70㎝の多年草です。根本から匍匐茎を伸ばして群落を形成します。茎葉には毛があり、互生する葉は奇数羽状複葉で長柄があり、5-7個の小葉は長楕円形で、先が尖って鋭鋸歯があります。5-6月に、茎頂の総状花序に径7-10mmの白花を付けます。花弁、萼4、雄蘂6。青葉山では渓流沿い等に普通に見られますが、全国的に減少しつつあります・・・
  嵐の前に、何故かカワウが川下に沢山飛んで行きました・・・
コンロンソウ 作並街道からの眺め
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ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)
2012/05/05(Sat)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(14.4~21.7℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、南東風)。
  ツクバキンモンソウ(シソ科)が咲いていました。当林内では白花が殆どですが、きょうの花は薄紅を帯びて、朝焼けの空を飛翔する、鷺の群れを思わせました。東北~四国の太平洋側の、山地のやや乾いた林床に生育する、草丈10-15cmの多年草です。日本固有種で、主に日本海側に分布するニシキゴロモの変種とされます。葉は長い楕円形で、対生し、葉脈に沿って紫色の斑が入るのが特徴で、裏面は紫色。4-5月、葉脇に花径1㎝程の白~淡紅紫色の唇形花を付け、上唇が2裂し裂片が約1㎜と極短いのが特徴です。下唇は大きく3裂します。花後の果実は4室の分果。青葉山では、林縁等に比較的普通に見られます・・・
ツクバキンモンソウ 八幡方面を望む
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ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
2012/05/04(Fri)
 きょうは、曇り後晴れて、晩に俄雨がありました(14.6~23.1℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、南風。
  ミヤマエンレイソウ(ユリ科)が咲いていました。山裾の森影に、気品高い白騎士の様に佇んでいました。中国、朝鮮、サハリン等に分布し、日本では北海道~九州の比較的深山の林内に生育する、茎高20-40㎝の多年草です。根茎は太く短く、多くの根が出ます。茎上部に、葉柄がなく広卵~丸みを帯びた菱形の長さ7-15㎝、幅5-15㎝の葉を3枚輪生に付けます。4-6月頃、茎先から3㎝程の花柄を出し、横向きに白色花を1個咲かせます。外被片3枚は披針形で緑色、内被片3枚は広披針形で白色で長さ1.5-3㎝、雌蕊1、雄蕊の花糸は扁平で先が3つに分かれます。果実は球形の液果で黒褐色に熟し甘く食べられますが有毒。別名はシロバナエンレイソウ(白花延齢草)。青葉山では、エンレイソウに混じる様に、林内の所々に見られます・・・
   コナラの若葉が、薔薇色に輝いていました・・・ 
ミヤマエンレイソウ コナラの新葉
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サクラソウ(桜草)
2012/05/03(Thu)
  きょうは、ほぼ一日中雨でした(14.7~15.5℃//0.19μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、東風)。
  サクラソウ(サクラソウ科)が咲いてました。森の湿地の隅っこで、鴇色の撫子を思わせる花群れが雨に打たれていました。北海道南部~九州の他、朝鮮、中国東北部、シベリア東部等の川岸や山間の落葉樹林下の湿性地に生育する、草丈15-40cmの耐寒性多年草です。葉は5-6枚を根生し、長さ5-15cm、幅3-6cmの楕円形で荒い二重鋸歯があり、皺が多く白い軟毛が生えます。5月頃、茎先に5-10個の淡紅色の花を付けます。花は直径2-3m程で、花弁が5裂し、更に各弁が半分程裂けます。花後に球形の除??ハを結びます。全国的に激減し、宮城県レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されています。青葉山では、幸い湿地の所々に見られますが、貴重極まりない市民の宝を、しっかり護って行きたいものです・・・
サクラソウ 八幡七丁目からの眺め

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします) 

★仙台市に2008年末提出した、『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、ヤマト屋書店八幡町店、スズキ書店(五橋)でも販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!!   
  環境ブログランキング ブログ王   
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ニリンソウ(二輪草)
2012/05/02(Wed)
   きょうは、晴れ後曇りました(14.4~21.6℃//0.20μS/h八幡1屋外高さ1m//0.11μS/h屋内21:00、南東風)。
  沢沿いに、ニリンソウ(キンポウゲ科)が咲いていました。曇天の下、花弁を閉じている者が多かったのですが、可憐な白花が、沢沿いを銀河の様に埋めていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国北部、サハリン、ウスリー等の、主に湿潤な山麓の林縁や林下等に生育する、草丈15-25cmの多年草です。柄はなく深く裂けた3枚の根生葉が茎に輪生し、3-6月に、茎葉の間から普通2本の長柄を出し、先に白い萼片を持つ花を付けます。根茎で増えるので、良く群落を作ります。青葉山では、林下の湿性地や沢沿い等の所々で見られます・・・
ニリンソウ 八幡六丁目から見た北斜面
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