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枯松伐採に関する立会い作業
2013/01/31(Thu)
 今年も、市有林内の枯松伐採についての説明を仙台市より受け、枯松伐採予定地内の数地点を、市公園課、業者の方々と点検して回った。希少種の生育箇所を確認し、その保護の方策等を検討したが、当会が確認できている種や場所も極限られており(20年以上積み上げた調査資料はあるものの)、今期も、数多くの生物が消滅する事に変わりはなく、この大量伐採の波が速やかに収束し、豊かな自然が後世に残る事を願うばかりだ・・・

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オトコヨウゾメ(男用染) の冬芽
2013/01/31(Thu)
    きょうは良く晴れて、気温が上がりました(-2.1~8.0℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:30、北西風)。
   道沿いに、オトコヨウゾメ(スイカズラ科)がありました。枝に赤い実はすっかり無くなっていましたが、艶々とした真紅の芽が、キラキラと輝いていました。本州(宮城県以南)~九州の山地~丘陵のやや日当りの良い林縁部等に生育する、樹高1-3mの日本特産の落葉低木です。樹皮は灰褐色で、良く分枝します。葉は単葉で対生し、広卵~長楕円形で長さ3-8㎝、幅2-4㎝。表面は濃緑色で裏面は帯白緑色で、粗い鋸歯があり、葉先は急鋭尖頭で、葉柄は短く、葉裏に長い寝た毛があります。4-5月枝先に散房花序を出し、白又は微かに紅色を帯びる小花を付け、花冠は径6-10㎜で花弁は5中裂します。秋に、長さ3-8㎜の楕円形の核果を赤熟します。青葉山では、林縁等に普通に見られますが、仙台付近が北限で、県レッドリストで要注目種に指定されています・・・
オトコヨウゾメ(男用染)の冬芽 動物の足跡しかない雪道
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クマザサ(隈笹)
2013/01/30(Wed)
   きょうも大体晴れて、時折風花が舞いました(0.7~4.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、北西風)。
   道沿いに、クマザサ(イネ科)が生えていました。名の通りの白い隈取が、雪道にとても似合っていました。朝鮮、カムチャッカ、クリル等に分布し、日本では全国の山野に生育する、高さ1-2mになる大型の笹です。茎は基部で分枝し、皮には長毛が密生します。葉は長さ20cmを越え、幅は4-5cmで、線状の長楕円形で先は尖り、基部は丸く両面共に無毛です。葉に隈取りがあるのが名の由来ですが、若葉には無く、葉が越冬する際に縁が枯れて隈取りになります。非常に変異が多く、原名亜種は京都産で、各地に植栽されたものも野生化しています。尚、大型のササ類や白い縁取りの笹全般を呼ぶ場合も多く、チシマザサ、スズタケ、クマイザサ、チマキザサ、ミヤコザサ、アズマザサ等が熊笹扱いされます。青葉山には、オオクマザサとも呼ばれ、稈鞘、稈、節に逆向きの細毛があるセンダイザサ(仙台笹)も自生しています・・・
クマザサ 泉ヶ岳
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オオウラジロノキ(大裏白の木)
2013/01/29(Tue)
  きょうは大体晴れて、時折雪が舞いました(-0.2~5.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、北西風)。
  白銀の森に、オオウラジロノキ(バラ科リンゴ属)が生えていました。若木なので、幹の上から下まで沢山の刺に覆われていて、まるで鬼の金棒の様でした。本州~九州のやや乾燥した尾根等に生育する、樹高10-15mになる落葉高木です。樹皮は紫褐色で皮目が多く、若木の幹には刺状の突起があります。5月頃、短枝の先に白い花を付けます。リンゴの原種と言われ、3㎝程になる果実は、リンゴに似た甘酸っぱい味がします。名は、ナナカマド属のウラジロノキに似ていて果実が大きい事に由来します。青葉山では、各所に大木も見られます・・・
オオウラジロノキ 牛越橋から亀岡を望む
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マンサク(万作・満作・金縷梅)が咲き始めていた!
2013/01/28(Mon)
  きょうは晴れて気温も上がり(大分雪も融けましたが、未だ深い所は30㎝位積っています)晩には又雪が舞いました(-2.4~6.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、北西風)。
  マンサク(マンサク科)の花が、咲き始めていました。この所ドカドカと雪も降って、寒いばかりかと思っていましたら、枝にはしっかりと、花芽から延びかけた黄色いりぼんが、間近な春を感じさせてくれました。花芽は沢山ありますし、今年は厳寒にまんず咲きだす黄金の花を、数多く見られそうですね。本州(太平洋側)~九州の山林に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は互生し、楕円形で波状の鋸歯があります。2-3月、他に先駆けて花を咲かせ、花は萼、花弁、雄蕊4、仮雄蕊4、雌蕊(花柱)2からなります。萼は赤褐~緑色で円く、黄色い花弁は長さ1.5cm程の細長い紐状です。果実は果で、中に黒い種子が2個あります。青葉山では何処でも普通に見られ、山中に自生する草木中で最も早く咲き始めます・・・
咲き始めていたマンサク! 薄暮の街
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タニウツギ(谷空木)の果実
2013/01/27(Sun)
  今朝は又十数㎝積りましたが、日中は晴れて大分融けました(-1.0~4.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
  道端に、タニウツギ(スイカズラ科)が生えていました。枝先に、甘蕉の様な蒴果を輪生させて、砂糖の様な新雪に塗れていました。北海道~本州の他朝鮮、中国等の山地の谷沿いや斜面に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生します。5-6月、枝先や葉腋に散房花序を付け、淡紅色の花を多数咲かせ、花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂します。雄蕊は5本。蒴果は細い筒状で、種子は楕円形で長さ1mm程。主に日本海側の多雪地帯に多い種ですが、青葉山でも谷合い等に普通に見られます・・・
タニウツギの果実 雪煙の小道
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ニワトコ(接骨木、庭常) の冬芽
2013/01/26(Sat)
   きょうは一瞬晴間もありましたが、雪が降り続きました(-3.9~0.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  道端に、ニワトコ(スイカズラ科)が生えていました。未だ小さく固いのですが、冷たい雪に赤らんで、冬芽が霜焼けしている様でした。北海道~九州の他、朝鮮等の山野に生育する、高さ3-6mの落葉低木です。若枝は淡緑~淡褐色で、古枝は灰褐色の樹皮が縦に裂け、コルク質が発達します。葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は2-3対あります。4-5月、葉と同時に、本年枝の先の円錐花序に淡黄白色の小花を多数付けます。果実は卵球形の液果で、夏~秋に赤く熟します。芽には、葉芽や花芽に混芽があって、葉芽は紡錘形、他は球形です。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
ニワトコの葉芽 雪の止み間(対岸の杜)
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キンクロハジロ(金黒羽白)
2013/01/25(Fri)
  きょうは、晴れたり曇ったりで風が強く、晩方から雪になりました(-3.5~6.5℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北東風)。
  川に、キンクロハジロ(カモ科)がいました。二羽の雄が、仲良く並んで泳いでいましたが、喧嘩し始めたかと思うと、何処かに飛んで行ってしまいました。ユーラシア大陸の中緯度に広く分布・繁殖し、南西ヨーロッパ~アジア中南部で越冬する、全長40-47㎝、翼開張67-73㎝の潜水性のカモです。日本でも全国の河川、湖沼、湾等に冬鳥として訪れ、大群を作ります。繁殖期の雄は後頭の羽毛が伸長し(冠羽)、頭~胸~体上面が黒く、非繁殖期の雄(エクリプス)や雌は全身が黒褐~暗褐色。嘴は幅広く灰青色で、先は黒くその周囲は白。後肢は暗青灰色。名は、虹彩が黄色く(金)、初列風切の上面に白斑が入り(羽白)、羽衣が黒い事に由来します。潜水して貝類、甲殻類、水生昆虫や水草等を食べます。青葉山周辺では少なめですが、毎冬普通に見られます・・・
キンクロハジロ ♪うえ~み~たら虫っこ~♪
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ノウサギ(野兎)の足跡と糞
2013/01/24(Thu)
  きょうは雪の予報でしたが、日中は良く晴れました(-0.6~2.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、西風)。
   雪上に、ニホンノウサギ(ノウサギ科)の足跡がありました。つい最近まで、三居沢の登り口まで足跡や糞が散乱して、何処でも極普通に出会えたのに、何と言う事か、足跡さえ見かけ辛くなって、こうしてほやほやの「宝物」に出会える事が、どれ程嬉しく、感動する事か!!!。こんな事は、この山を作り変えようとしている者達には、取るに足らない事なのだろうか!本州~九州の亜高山~低地の森林や草原等に生息する、体長45-54cm、体重2-3.5kgの日本固有の兎です。植物食で、葉、芽、枝、樹皮等を採食し、群れは形成せず単独で生活し、塒を中心に半径400m内外の範囲で行動します。藪中で繁殖し、一回1-4仔産み、早春~秋に数回それを繰り返します。夜行性で昼間は藪地等でじっとしている事が多く、巣は作りません。青葉山では、藪内外で糞や食痕が見られ、雪面には足跡を見る事ができますが、大規模工事の影響もあって、今後の地域的生存が危ぶまれています・・・
ノウサギの足跡 と糞
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マルカメムシ(丸亀虫・丸椿象)
2013/01/23(Wed)
  きょうは、良く晴れました(-1.8~4.8℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
  木の幹に、マルカメムシ(マルカメムシ科)がいました。暖かな日差しにつられて、何処からか這い出て来たのか、名の通りの丸っこい姿で、ゆっくりお散歩していました。本州~九州の低山~平地や都市近郊等の草地周辺に生息する、体長5-5.5mmのカメムシの仲間です。成虫は3-10月に出現し、クズ、フジ、ハギ等のマメ科植物の汁を好んで吸います。クズ等にバナナ形の卵を2列に並べて産卵し、孵化後は不完全変態(小変態)します。成虫のまま集団で越冬し、臭い匂いを出すので嫌われる事もあります。青葉山では、一年中普通に見られます・・・
マルカメムシ 南面白山(左)と面白山
*2月は、下記の催しがあります。
・「青葉山の緑を守る会」総会
日時:2月17日(日)13時~15時
場所:市民活動サポートセンター4階集会場
内容: NPO法人化に向けての質疑他
・「杜の都青葉山は今!」展示会
日時:2月18日(月)~24(日)
場所:141ビル5階
内容:日頃撮影した写真を中心に青葉山の動・植物、風景、人物、絵、解説、書等、特にお子様の作品大歓迎。※2月17日(日)16時から準備をしますので141ビル5階会場へ持参してください。

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします) 

★仙台市に2008年末提出した、『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、ヤマト屋書店八幡町店、スズキ書店(五橋)でも販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!!   
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ヤブラン(藪蘭) の果実
2013/01/22(Tue)
   今朝は更に10㎝程の雪が積りましたが、午後は霧雨に変わって大分融けました(-0.4~3.0℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
  道沿いにに、ヤブラン(ナギイカダ科)の果実が生っていました。あれだけふさふさだった常緑の葉はみんな雪の下で、残された実が、さも鳥や小動物に食べて欲しそうに、並んでいました。近くでは、オオバジャノヒゲの実も、そんな風でした。本州~沖縄の他、東~東南アジアの山野の樹下に生育する、草丈30-50㎝の常緑多年草です。葉は根生、線形で濃緑色で光沢あり、葉先は鈍頭。8-10月、長さ40㎝程の花茎に総状花序を付け、花は径6-7㎜で淡紫~紫色で、花被片6枚。果実は径6-7㎜の痩果で、黒紫色に熟します。耐陰性が強く、余り他の植物が育たない様な樹陰でも生きられます。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ヤブランの実 細雪の森
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シシウド(猪独活) の果柄
2013/01/21(Mon)
  きょうは、良く晴れました(-1.6~5.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西風)。
  道端に、枯れたシシウド(セリ科)が立っていました。青空のカンバスに、リトグラフを思わせる繊細な花火が、描き込まれていました。果実は全くありませんが、残った果柄が美しい模様を描いています。本州~九州の他、中国等の山地の日当たりの良い草地等に生育する高さ1-2mの大形の多年草です。葉も大きくて互生し、2-3回3出羽状複葉で、裏面の脈上に毛があり、小葉は長楕円形で先は尖り細かい鋸歯があります。葉柄基部は鞘状に膨らみます。8-10月に、径50cm程の複散形花序を作り、白い小花を開きます。青葉山では車道の法面等の草地で見られます・・・
シシウドの果柄 雪壁(大東遠望)
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ツグミ(鶫)
2013/01/20(Sun)
  きょうは晴れ時々曇って、時折雪が舞いました(-1.9~5.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
  道端に、ツグミ(ツグミ科)がいました。何かを食べていましたが、突然ケッケッと言って、近くの木に飛びました。今季も羽数がとても少なかったのですが、大雪の後、急に増加した様ですね。北東アジアに広く分布し、東シベリア~カムチャッカで繁殖、日本には秋~春に渡来して越冬します。体長約20cm。体の上部が灰~茶色で、眼上と腹部が白く、胸を張り背筋を伸ばす姿勢でいるのが特徴です。雑食で、主に土中のミミズや虫を食べ、様々な果実等も好みます。青葉山では冬期、草原や林縁等に普通に見られます・・・
ツグミ 青葉城祉の崖
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テン(貂)の足跡
2013/01/19(Sat)
  きょうは晴れて、時々風花が舞いました(-5.5~5.1℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
   凍った池の上に、テン(イタチ科)の足跡がありました。二つずつ割と小さな間隔で、岸から岸へと続いていて、周りの鳥の足跡等確かめながら、ゆっくり歩いていたのが分かりました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、岩の隙間や樹洞を巣にします。東北等の主に寒冷地では、夏季は赤褐~暗褐色ですが、冬毛は黄~黄褐色で頭部が白くなります。青葉山では全域で、糞や足跡等の痕跡が普通に見られ、良く目撃もされ、この山の豊かさの指標にもなっています・・・
テンの足跡 長沼沿いの道
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オオマシコ(大猿子)
2013/01/18(Fri)
   きょうは曇り時々晴れて、午後には雪が降り出して又数㎝積りました(‐4.8~0.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
   山道に、オオマシコ(アトリ科)がいました。行く道々に4-5羽の小群ずつ、草の実等を探していました。真白い中に動く紅赤の姿は、とても鮮烈でした。中央~東シベリアの亜寒帯域で繁殖し、冬はモンゴル、中国東部、朝鮮で越冬し、日本には冬鳥として本州中部以北に渡来する、体長17cm程のマシコの仲間です。雄成鳥は、頭、背、胸~腹が鮮紅色で、額と喉に銀白色が入り、背と肩羽に黒い縦斑があります。雌は全体に淡褐色で、頭、背、胸、腹が淡紅色がかり、喉~胸に細い褐色の縦斑があります。山地~平地の林や林縁の草地、農耕地等で、植物の種子等を採食し、萩の実等を好みます。地鳴きはチーッ、フィッ等。青葉山では、毎冬見られますが、然程多くはありません・・・
オオマシコ♂ 雪の賢淵
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キヒラタケ(黄平茸)
2013/01/17(Thu)
  きょうは、午前中雪が降って更に数㎝積り、午後は晴間もありましたが雪が良く舞いました(‐3.6~2.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
  赤松に、キヒラタケ(ヒラタケ科)が生えていました。色の少ないこの時季、雪を被った黄赤の茸は、遠くからでも、はっとする程目立ちます。夏~秋、全国の広葉樹、針葉樹の倒木、朽木上に多数重なり合って発生する木材腐朽菌です。傘は径1-8㎝で、半円~腎臓形かほぼ円形で柄は無く、傘の横や背面で木に付着し、縁は内側に強く巻きます。表面には毛が密生し、鮮黄~淡黄色。襞は橙黄色で、密~やや疎。肉は柔らかく強靭で黄色っぽく、乾けば殆ど白くなります。食不適(無毒)。青葉山では、様々な枯木等に普通に見られます・・・   
キヒラタケ 雪の磨崖仏
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カモシカ(氈鹿、羚羊)
2013/01/16(Wed)
    きょうは、晴れ時々曇りでした(-5.8~3.0℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
   道沿いの斜面に、カモシカ(ウシ科)がいました。道を横切る様に足跡があったので、谷間を覗こうとすると、間近にいて目が合い、驚いて藪陰に下りました。その後暫く斜面をゆっくり進んで、雪中に消えてしまいました。昨年は久し振りに親子連れが見られましたが、めっきり少なくなりました。本州~九州のみに分布する日本固有種で、国指定特別天然記念物。亜高山~低山の森に生息し、木の葉、草、笹等を選択的に採食します。体長105-112㎝、肩高68-75㎝、体重30-45kg。全身の毛衣は白や灰色、灰褐色ですが、個体変異や地域変異が大きく、角は8-15㎝の円錐形でやや後方に湾曲し、基部に節があります。青葉山では、近年数多く定着していましたが、大規模工事に因り生活圏が急激に狭められています・・・
カモシカ 薔薇色の街
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ヤマガラ(山雀)
2013/01/15(Tue)
  きょうは、午前中は雪が降ったり止んだりで更にうっすら積り、午後は晴れました(-1.7~1.7℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北北西風)。
  道端に、ヤマガラ(シジュウカラ科)がいました。ニイニイの声に目を向けると、2羽が笹薮の蔭でちょこちょこ動いています。偶々ぽっかり空いた藪下の土面で、大雪で突然消えてしまった食べ物を、一所懸命探していました。亜高山~落葉・常緑広葉樹林に生息する、全長13-15㎝のシジュウカラの仲間です。ほぼ留鳥ですが、高地の個体は冬に低地へ移動します。頭部は黒と白~薄茶色の斑模様で、背と腹部は赤~茶褐色、肩~翼は濃青灰色。嘴は黒く、後肢は青灰色。食性は雑食で、昆虫、クモ、果実等を食べ、主に樹上で採食し、堅果は後肢で挟んで嘴で抉じ開けて中身を食べ、樹皮等に果実を蓄える行動(貯食)も採ります。青葉山では、林内で通年普通に見られます・・・
ヤマガラ 足跡のない道

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ヤマナラシ(山鳴)
2013/01/14(Mon)
  きょうは朝から雪になり、あっという間に20㎝以上積りました(-1.3~2.2℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北北西風)。
  川岸に、ヤマナラシ(ヤナギ科)がありました。降り頻る雪を重たそうに乗せて、枝を撓らせていましたが、いつもは暖かそうな細毛に覆われた冬芽も、冷たそうに凍えていました。北海道~九州の他、朝鮮の山野の湿った陽地に生育する、高さ10-25mの落葉高木です。幹に菱形の皮目があります。冬芽は長卵形で先は尖り、芽鱗は10-13個あって樹脂を被り、頂芽では螺旋状に、側芽では背腹に二列縦生します。葉は互生し、長さ4-10㎝の卵~広卵形で、先は尖り、波状の鋸歯があります。3⁻4月、葉より早く長さ5⁻10㎝の尾状花序を下垂し、雄花序は紅紫色で雌花序は黄緑色です。青葉山では、広瀬川沿い等に見られます・・・
ヤマナラシ 雪の河原
 
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一月観(視)察会
2013/01/13(Sun)
  きょうは、新年初の観(視)察会。朝には湿った雪が降った様でしたがそれも融け、暖かな日差しの下の「初歩き」になりました(-0.5~7.9℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。メイガの「葉巻」やニシキギ、アカネ等の実、笹の違い等確かめながら進みます。今春はマンサクが豊作の様で、花芽が沢山見られます。旧金属博物館脇では、建物の解体工事中に伐採されてしまったと言う大きなクマヤナギや雌雄のキブシ、見事だった八重桜等を偲びます。希少種の宝庫だった東屋周辺は刈り払われ、トウゴクミツバツツジ等も無くなっていました。コナラやミズナラ、カシワモドキの違いを観察し、人工林と自然林の境の尾根を行きます。ここでは、西道路出口の崖の崩落に関する地質調査や、予想される工事による自然への影響を皆で考えました。日差しは暖かいのに北風が吹き付け、とてもじっとしていられませんので、沢に下りると、そこは風もなく又春の様です。今年は案外に、ウスタビガの繭が多く見られますし(卵付きのものも)、カモシカやムササビ、ニホンリス、タヌキ等の痕跡も見られました。赤松林を行くと、多くの木々に印が付けられ、今年も数百本が伐採予定との事で、林床植物を含めた生態系への影響(森の更なる劣化)が危惧されました(当会は、毎年実施している希少種救助を今年も行います!)。大きくなった春蘭の芽、毛だらけのヤマツツジ、混群を作る鳥達、ブナとイヌブナ、栗の実みたいな栗の芽、杉や樅と共生するツクバネ等を観察しながら展望台方面を覗くと、松を主とした多くの木々にテープが巻かれ、何処までも続いています。「調査木」とはありますが、地滑り地区への作業道計画でもあるのではないかと、とても心配されました(週明け早々にも市や県に問い合わせましょう)。
ウスタビガの繭 兎や狐が行き交う雪原 初春の「吉」が配られています カモシカの食痕が目立つ朴の森
 そんな具合できょうは、観察よりも視察が主となった会になったかも知れませんが?、それでも様々な出逢いがありました。動物では、この数年で激減してしまったノウサギの足跡を発見!雪面には、キツネやタヌキのものもありました。土竜塚やテンの糞もありましたね。野鳥では、群れるエナガ、シジュウカラ、ヒガラ、コゲラの他、アオゲラ、アカゲラ、上空にはノスリ、トビが見られ、遥か水面にはオナガガモ、コガモ、マガモ等が見られました。花では、ケヤマハンノキ等の雄花が下がり、果実では、ツルリンドウ、ヤブムラサキ、オオバジャノヒゲ、ヘクソカズラ、ヤブコウジ、オオバショウマ、ツルアリドオシ、コバギボウシ、ヤマユリ等が見られました。シダでは、シシガシラやオクマワラビ、ホソバトウゲシバ等、コケではコウヤノマンネングサ等が見られました。大規模工事が進む中、ここだけは安泰かと思われた市有林でしたが、様々な問題が降りかかりそうな気配です。そんな中、きょうは二月に総会がある関係で新年会はありませんでしたが、今年こそ皆さんにとって、そして仙台や青葉山とここに住む全ての生き物達にとって、幸溢れる素晴らしか年になって欲しいと感じた「初歩き」でした・・・
杉や樅と共生しているツクバネ 栗の実そっくりの栗の芽 初歩き日和でしたね オオコノハズクの風切羽でしょうか

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タヌキ(狸)の足跡
2013/01/12(Sat)
 きょうは、大体晴れました(-3.9~7.0℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内21:00、西北西風)。
 タヌキ(イヌ科)の足跡がありました。沢に沿って、何か探し物でもする様に、あちこち立ち寄りながら続いていました。ロシアの一部を含むアジア極東部にのみ自然分布し、日本では北海道~九州の山地~郊外の住宅地周辺にまで生息する、体長約50-60cm、体重3-10kgの哺乳類です。体型はずんぐりして、足が短く尾は太く、体色は普通灰褐色で、目の周りや足は黒ずみます。夜行性で、単独や番で生活し、鼠、蛙等の小動物や鳥類や卵、魚類、ミミズ、ナメクジ、昆虫類や果実等植物質のものも採食します。青葉山では、巣穴や溜糞、足跡等が見られ、良く目撃もされています・・・
タヌキの足跡 青葉山から見る大東岳
  明日(1/13(日))は、今年初の定例観(視)察会↓。動物達の痕跡、冬越しする昆虫達、まだ残っている果実や冬芽、虫瘤等を観察しながら、初歩きしましょう!

 
  
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ヤブコウジ(藪柑子)
2013/01/11(Fri)
   きょうは、晴れ時々曇りました(-4.2~3.0℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
   ヤブコウジ(ヤブコウジ科)の群落に、果実が残っていました。あれだけあった赤い実もすっかり無くなって、雪中に見つけた一粒は、宝玉の様に愛おしく感じました。東アジアに広く分布し、日本では北海道~九州の常緑広・針葉樹林域の森に生育する、樹高10-20cm程の常緑小低木です。土中に地下茎を発達させ、所々から地上茎を立ち上がらせて、葉を輪生状に付けます。葉は両面無毛で両面とも光沢があり、小鋸歯があります。6月末~7月、径7㎜程の白、時に淡紅色の花を下向きに付けます。冬に液果を赤熟させます。正月の縁起物とされ、マンリョウ、センリョウ、カラタチバナ(百両)等と並べて「十両」とも呼ばれます。地下茎で増えて行くので大群落を形成し、野鳥等の厳冬期の貴重な食料にも成っています。青葉山では、杉・檜林下等に大群落を作っています・・・
ヤブコウジ 日向の雪
 
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ツリバナ(吊花)の冬芽と葉痕
2013/01/10(Thu)
  きょうは、午前中晴れましたが、午後は雪が降ったり止んだりでした(10.9~20.4℃//0.17μS/h八幡1屋外高さ1m・0.10μS/h屋内21:00、南南西風)。   
  道沿いに、ツリバナ(ニシキギ科)がありました。冬芽を見ると、頂芽は普通一つなのに三つのものがあって、爬虫類か魔女の指の様でした。葉痕はおちょぼ口に見えました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山地の落葉広葉樹林中に生育する、樹高3-5mの落葉低木です。小枝は緑で古くなると紫褐色になります。葉は長さ5-12㎝、卵~長卵形で対生します。表面は緑、裏面は淡緑で細鋸歯があり、葉先は長い鋭尖頭。5-6月、葉腋から長さ6-15㎝の柄を出し、径6-7mmで淡緑色か、やや淡紫色を帯びた5枚花弁の花を開きます。秋に果は熟すと5裂し、朱色の仮種皮に包まれた種子が覗きます。秋には、美しく紅葉します。冬芽は、枝先に頂芽を1個付け槍状に尖り、側芽は頂芽よりやや小さく対生。葉痕は小さい半円形。青葉山では、林内に広く見られます・・・
ツリバナの芽 雪降る谷間
 



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イワガラミ(岩絡)の冬芽と葉痕と蔓
2013/01/09(Wed)
  きょうは午前中に雪が降り数㎝積り、後曇って晴間も出ました(-2.8~0.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:30、北西風)。
  木に、イワガラミ(ユキノシタ科)が巻付いていました。枯れた木に赤い蔓が絡まって、まるで老人の腕を這う血管の様でした。芽は更に朱く炎の如く、葉痕は誰かの顔に見えました。本州~九州の他朝鮮等の、夏緑広葉樹林の樹幹や岩等に這い登って生育する、木本性落葉蔓植物です。茎は気根を多数出して樹木等に付着します。長さ5-12cmの葉は対生し、葉柄は長く(葉身とほぼ同長)、縁には荒い鋸歯があり、表裏の主脈腋等には毛があり、裏面が緑白色なのが特徴です。5-7月、枝先に多くの小さい両性花と、1枚の白い萼の装飾花からなる散房状集散花序を形成します。芽は短く芽鱗は2-3対あって、葉痕は三角~倒松形。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
イワガラミ 伸びやかなシデの木
 
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ミツバウツギ(三葉空木)の果実
2013/01/08(Tue)
   今朝は数㎝積りましたが、後晴れたり曇ったりで気温が上がり、雪は殆ど融けました(-0.9~5.7℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北風)。
   道沿いのミツバウツギ(ミツバウツギ科)に、果実が生っていました。枯れて黒ずんだものばかりでしたが、鳥にでも突かれたのか?どれも一様に穴が開いていて、新春らしく?蛇の顔の様にも見えました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の明るい山林等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は三出複葉で対生し、名の由来にもなっています。小葉は長さ5㎝程の長卵状楕円形。5-6月、枝先に円錐花序を出して、花弁・萼(各5枚)共に白い花を咲かせます。果実は偏平で先の尖った軍配状の蒴果です。枝は褐~紫褐色で、2年枝には細かい縦筋が入り、普通枝先に黒褐色で芽鱗1対の冬芽が2個付きます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
ミツバウツギ 尾根道から見る谷向う
 
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ルリビタキ(瑠璃鶲)の雌
2013/01/07(Mon)
     きょうは、曇り時々晴れました(-2.6~3.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
    道沿いの藪に、ルリビタキ(ツグミ科)がいました。ヒッヒッヒッと藪陰から声がしたかと思うと、目前の道を横切って柵の杭に止まり、きょろきょろしながら興味深そうに、暫しこちらを眺めていましたが、円らな瞳が愛らしい雌でした。ユーラシアの亜寒帯やヒマラヤ、日本では北海道、本州、四国の高山で繁殖し、冬期は山麓、丘陵、暖地に移動します。全長14cm。体側面は橙色で、腹面は白く、尾羽は青。雄の成鳥は頭部~上面が青く、幼鳥や雌の成鳥は上面が緑褐色。雄幼鳥は雌成鳥に比べて翼が青みがかり、体側面や尾羽の色味が強くなります。食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実等を食べます。青葉山では、藪地を中心にして越冬します。冬でも群れは作らず、暖かな朝等にはヒッチョロチョロリと、囀る事もります・・・
ルリビタキ♀ 黄昏の街 
 
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ヒメジョウゴゴケ(姫漏斗苔)
2013/01/06(Sun)
    きょうは、大体晴れました(-2.9~4.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、北東風)。
    岩上に、ヒメジョウゴゴケ(ハナゴケ科)が生えていました。杉苔や雪の間から小さな錆青磁の子器が顔を出し、緑青を噴いた青銅器の様でもありました。本州~九州の低山地~平地の地上、岩上や盆栽等の根元にも生育する、草丈0.5-1㎝の地衣類です。子柄の高さは1㎝程で、盃縁から1-2回発芽し、漏斗型(ラッパ状盃形)で褐色の子器を生じ、粉芽を付けます。粉芽がないのはヒメジョウゴゴケモドキで、より漏斗状になるのはジョウゴゴケ、メロジョウゴゴケ等。漢名は矮石蕊。青葉山では、岩上等に見られます・・・
ヒメジョウゴゴケ 下流から見た畳岩
 
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ツクバネ(衝羽根)
2013/01/05(Sat)
  きょうは、大体晴れました(-3.5~4.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、西風)。
道沿いのツクバネ(ビャクダン科)に、果実が生っていました。名通りの「衝羽根」状の実が、風に吹かれてふるふる震えていました。でも、美味しい筈のものなのに、何時までも沢山残っているのは何故でしょう。本州~九州北部の、山地の樹林下に生育する雌雄異株で高さ1-2mの落葉低木です。半寄生植物で、根は主に杉や檜、樅等の針葉樹に寄生して養分を摂取する他、自身も光合成して養分を作ります。葉は長さ3-10cmの卵~長卵形で、先は長く尖ります。5~6月に淡緑色の小花を咲かせ、雄花は径4mm程で散房状に付き、花弁はなく、萼片と雄蕊は4個。雌花は枝先に1個のみ付き、子房先端に細長い葉状の苞が4個あります。果実は長さ7-10mmの卵円形で、その先端には花後に大きくなった苞が残ります。青葉山では、檜や杉の人工林内等に数多く自生しています・・・
ツクバネ 夕焼け
 


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ツルアリドオシ(蔓蟻通し)の実 
2013/01/04(Fri)
  きょうは大体晴れましたが、風が強く寒い一日でした(-3.9~0.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、南東風)。
林床に、ツルアリドオシ(アカネ科)の実がありました。残っているのはほんの数個だけでしたが、赤い粒に粉砂糖の様な雪がかかって、美味しそうに見えました。北海道~九州の他、朝鮮南部等の山地のやや湿気のある林緑等に生育する蔓性常緑多年草です。茎は長く地を這って分枝し、節から根を下します。葉は対生し、卵形で波状の鋸歯があります。6-7月、枝先に長さ5mm程の花柄を出し白花を2個付けます。秋に生る赤い果実は、2輪の花の子房が合着したもの。本州以南では、亜高山~山地の林内に生え、高山植物ともされますが、青葉山では林下の所々に見られます・・・
ツルアリドオシ(上の葉はショウジョウバカマ) 冷たい日差し
 
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ケヤマハンノキ(毛山榛の木)
2013/01/03(Thu)
   今朝は雪が数㎝積り、日中は晴れたり曇ったりで、時々雪が降りました(-2.6~1.5℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西南西風)。
   ケヤマハンノキ(カバノキ科)に、雄花が垂れていました。浅蘇芳の花穂が、被った雪に鮮やかに映えていました。日本各地の他、東シベリア~極東の丘陵・山地帯に広く分布する、樹高15-20mの落葉高木です。雌雄同株又は異花。樹皮は黒褐色を帯び、大小の皮目があります。長さ8-15㎝の葉は互生し、表は濃緑、裏は帯白緑で、毛が全面にあります。3-4月、枝先に長さ7-9㎝の雄花序を2-4個垂れ下げ、その基部近くに赤く小さな雌花序を3-5個付けます。長楕円形で狭い翼がある果実は堅果です。青葉山では、崩壊地、尾根等に普通に見られます・・・
ケヤマハンノキ 雪の晴間
 

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