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ユズリハ(楪、交譲木、譲葉)
2014/02/28(Fri)
  きょうは晴れて気温が上がり、雪が一気に融けて行きました(5.1~12.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、北風)。
  道沿いに、ユズリハ(ユズリハ科)がありました。2m程の木でしたが、葉柄と芽が、焔の様に赤く燃えていました。朝鮮、中国等に分布し、日本では、東北南部~沖縄の山地に生育する、高さ10m程の常緑高木です。雌雄異株。葉は長さ20cm程で、枝先に螺旋状に付きます。5-6月に、葉腋から総状花序を出し、花被の無い黄緑色の小花を咲かせます。10-11月に、黒褐色の果実を熟します。名は、春に枝先に若葉が出た後、前年の葉がそれに譲るように落葉する事に由来します。その様子を、親から子へと家が代々続いて行く様に見立て、縁起物とされて正月飾りや庭木等に用いられます。古名はユズルハ。青葉山では、あちこちに小・中木が見られます・・・
ユズリハ 今頃葉を落としていたコハウチワカエデ
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マンサク(万作・満作・金縷梅)
2014/02/27(Thu)
  きょうは晴れ後小雨になり、気温が上昇しました(-1.5~2.8℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、南風)。
  道端のマンサク(マンサク科)に、花が咲いていました。未だに足跡の無い、雪深い道を行くと、予期せぬ満開の花々が、金のリボンを四方に伸ばして、満面の笑みを溢していました。本州(太平洋側)~九州の山林に生育する高さ3-5mの落葉小高木です。葉は互生し、楕円形で波状の鋸歯があります。2-3月、他に先駆けて花を咲かせ、花は萼、花弁、雄蕊4、仮雄蕊4、雌蕊(花柱)2からなります。萼は赤褐~緑色で円く、黄色い花弁は長さ1.5cm程の細長い紐状です。蒴果には、黒い種子が2個あります。青葉山では何処でも普通に見られ、山中に自生する草木中で最も早く咲き始めます・・・
マンサク PM2.5? ”放射能”とは対照的な報道ぶりですね
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ヒメヤシャブシ(姫夜叉五倍子)の雄花序
2014/02/26(Wed)
   きょうは良く晴れて、気温が上がりました(1.1~9.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
   道沿いのヒメヤシャブシ(カバノキ科)に、雄花が付いていました。と言っても、未だ花芽状態の上にとても少なくて、木全体に数個だけでしたが、爬虫類の鱗肌の様に艶めいていました。北海道~四国の山地の痩地や崩壊地等に生育する、高さ2-7mの落葉小高木です。良く分枝し、樹皮は滑らかな黒褐色で、横長又は丸い皮目が多。葉は互生し、葉身は長さ5-10cm、幅2-4cmの狭卵状披針形。先は細長く尖り、基部は丸く、細かな重鋸歯があり、側脈は20-26対。表面は無毛で、裏面の脈上に伏毛があります。雌雄同株。4月に、葉の展開と同時に開花し、雄花序は無柄で長さ4-6cm、枝先から1-3個垂れ下がり、雌花序は雄花序の直下の葉腋に3-6個が総状に付きます。10-11月に、1.5-2cmの楕円形の堅果を垂れ下げます。青葉山では、崩壊地周辺等に見られます・・
ヒメヤシャブシの雄花 ヒメヤシャブシの果実
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カシワ(柏、槲)
2014/02/25(Tue)
  きょうは晴れ時々曇って、気温が上がりました(-2.1~8.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、北風)。
  森の外れに、カシワ(ブナ科)がありました。木全体に大きな葉をみっちり付けたままで、大切なものをしっかり護っている様でした。北海道~九州の山地~低地に生育する、高さ15m程になる落葉中高木です。痩せた乾燥地でも生育する事から、火山地帯や海岸等にも群落が見られます。雌雄同株。樹皮は灰褐~黒褐色で、縦に不規則に割れ目が入ります。葉は互生し、枝先の葉は輪生状に付き、裏面には初め短毛や星状毛があり、後に無毛になります。葉身は長さ12-32cm、幅6-18cmの倒卵状長楕円形で、洋紙質、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴です。5-6月、葉の展開と同時に花を咲かせ、雄花序は長さ10-15cm、新枝の下部から垂れ下がり、雌花序は新枝の葉腋から出て、雌花が5-6個付き、花柱3。秋に堅果を熟し、長さ1.5-2cmの卵球形の卵球形で、下部は線形の鱗片が密生する殻斗に包まれます。葉には芳香があり、翌年新芽が出るまで葉が落ちない特性から「代が途切れない」縁起物とされ、塩漬けにして柏餅を包むのにも用いられます。名は、食物を盛る葉として炊葉(かしきは)と呼ばれた事に由来します・・・
カシワ 船形連峰を望む
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セグロカモメ (背黒鴎)
2014/02/24(Mon)
  きょうは、良く晴れました(-3.9~7.0℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、北風)。
  川に、セグロカモメ(カモメ科)がいました。数羽が、上下流を飛び交いながら、時折淵に下りて、魚を捕っていました。ユーラシア北~中部、イギリスや北米北部等で繁殖し、北の個体は南方で越冬し、日本には冬鳥として渡来する全長約60cmの大型カモメです。雌雄同色。成鳥は背~翼上面は明灰色で、頭、首、腹、尾は白。外側初列風切羽が黒く、先端に白斑があり、冬羽では後頭部~頸に褐色小斑が出ます。嘴は黄色く、下嘴の先端近くに赤斑が1つあります。虹彩は黄、眼瞼は赤で、脚は薄桃色。若鳥は全身灰褐色で、嘴は黒く、風切羽と尾先は暗褐色。虹彩は褐色で、眼瞼は暗赤褐色。主に海岸や河口、内陸の湖沼等に生息し、雑食性で、魚類や昆虫、動物の死骸等を食べます。青葉山周辺では、冬に広瀬川で見られます・・・
セグロカモメ 追廻の雪原



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オニイタヤ(鬼板屋)の冬芽
2014/02/23(Sun)
  きょうは、晴れ時々曇りました(-4.1~5.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、北風)。
  オニイタヤ(ムクロジ科)の小木がありました。蟹爪を思わせる赤い芽が、艶々と、雪と青空に映えていました。北海道南部~九州の斜面下部や沢筋等に生育する、高さ20m程の落葉高木です。葉は対生し、長さ10-25cm程で掌状に5-7裂します。基本種のイタヤカエデも変異幅の広い種で区別し難いものもありますが、オニイタヤは葉の表面には毛がなく、葉裏全体に特有の細毛が密生します。4-5月、葉の展開と同時に花を開き、樹木全体が黄色くなります。青葉山では、沢や川沿い等に見られます・・・
オニイタヤの芽 氷柱が落ちた滝
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コクサギ(小臭木) の果実
2014/02/22(Sat)
   きょうは晴れたり曇ったりで、時々雪が降りました(-2.7~3.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、西北西風)。  
   道沿いのコクサギ(ミカン科)に、実が生っていました。きょうは落花生にも見えた、開きかけのどの殻を覗いても、種子はもうありませんでした。朝鮮、中国等に分布し、日本では本州~九州の谷沿い等に生育する高さ2m程の落葉低木です。長さ5-13cmの葉は柔らかく光沢があり、2枚ずつの互生で、ミカン科特有の油点があります。先端側が幅広く、基部に向かって楔形となり、若葉では微細鋸歯があり成葉は全縁。雌雄異株で、4-5月に、緑色の花を咲かせ、長さ2-4cmの雄花は萼・花弁4枚、雄蘂4本。約10mmの雌花は萼・花弁4枚で、柱頭は4裂します。果実は1個が腎形の2-4分果で、熟すと2裂し、内果皮が弾けて黒い種子を飛ばします。有毒植物。青葉山では、沢周辺や山裾等に普通に見られます・・・
コクサギ フィギュアスケート発祥の五色沼
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トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)の果実
2014/02/21(Fri)
   きょうは晴れたり曇ったりで、時折風花が舞いました(-1.1~3.1℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
   道沿いのトリガタハンショウヅル(キンポウゲ科)に、果実が付いていました。僅かでしたが、天使の羽の様な冠毛(羽毛状花柱)が、陽光を浴びてきらきら煌めいていました。本州~四国の、山地の林縁に生育する木本性の蔓植物です。葉は1回三出複葉、小葉は狭卵形で鋸歯があります。5-6月、葉柄の先に3㎝程の鐘形の主に黄白色の花を下向きに開きます。果実は狭卵形の痩果で、花後に伸びた花柱が羽毛状になって付きます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
トリガタハンショウヅル 春の気配の南斜面
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ヒヨドリ(鵯)の残骸
2014/02/20(Thu)
  きょうは晴れたり曇ったりで、時折風花が舞いました(-4.3~5.4℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西風)。
 川沿いの道端に、ヒヨドリ(ヒヨドリ科)の残骸がありました。雪面に灰色の体羽を主とした羽が綺麗に円く散ばり、猛禽類、中でもオオタカの食べ残しと推測されました。大規模工事の影響ですっかり見かけなくなっているオオタカですが、その復活を心より望みたいものです。ヒヨドリは、日本全国の他、中国南部等の、山地~平地の林や市街地に普通に生息する留鳥、又は漂鳥、冬鳥、旅鳥。雑食で、昆虫類、両生類、爬虫類から木の実、花蜜、花弁、花芽、野菜の葉まで様々なものを採食。青葉山では、一年中いる留鳥の他、北方や奥山から来訪し越冬するもの(冬鳥・漂鳥)、春秋の通過途中に立ち寄るもの(冬鳥・漂鳥・旅鳥)の三種類いますが、識別は困難です。嘗ては山の鳥でしたが、雑食性なので、環境破壊にも良く順応し、今やある程度木が生える大都市の中心部にまで進出しています・・・
ヒヨドリの羽(残骸) 牛越橋付近の夕暮れ
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サイカチ(皁莢)の果実
2014/02/19(Wed)
  きょう晴れたり曇ったりで、時折雪が舞いました(-2.7~3.3℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  川岸に、サイカチ(マメ科)の実が落ちていました。雪面に休止符の様に捻り曲った莢が散乱し、見上げれば、高枝に未だ沢山下がっていました。日本固有種で、本州~九州の山野や川原に生育する、樹高15m程の落葉高木です。幹は真直ぐ伸び、枝の変形した鋭い刺が多数あります。葉は互生して、1-2回の偶数羽状複葉で長さ20-30㎝、多数付く小葉は長楕円形で、長さ約2cm。縁は徴細鋸歯状。5-6月に、黄緑色の長さ10-20㎝の総状花序を作り、雄花は群がり、雌花はやや疎に付きます。秋に、長さ20-30㎝の平らでやや捩れた豆果(莢果)を付け、長さ1㎝程の種子を多数含みます。青葉山では、川沿い等で見られます・・・
サイカチ 夕陽
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ヤマユリ(山百合)の果実
2014/02/18(Tue)
  きょうは大体曇って、時々雪が降りました(-1.5~2.5℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  道端にヤマユリ(ユリ科)の果実が落ちていました。つい先日まで林立していた果茎が雪に埋もれ倒れていましたが、中を見ると何故か、未だ種子が沢山残っていました。日本固有種で、本州の東北~近畿の山地の林縁や草地に生育する、草丈1-1.5mの多年草です。茎は地下の鱗茎から出て、長さ10-15cmの披針形で短柄のある葉を付けます。7-8月、茎先に20㎝近い大きな花を1-10個程咲かせます。花は茎に対して横向きに開き、花被片は白く中央に黄色い筋が入り、赤褐色の斑点が多数あり、強い芳香があります。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、又株が古い程多くの花を付けます。青葉山では林内外に見られますが、少なくなりつつあります・・・
オオウバユリ 鮫歯の様な氷滝
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ネコヤナギ(猫柳)
2014/02/17(Mon)
  今朝は又雪が降って10cm程積りましたが、日中は良く晴れました(-1.1~4.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南西風)。
  川岸のネコヤナギ(ヤナギ科)に、花芽が付いていました。連続の大雪の中でも、寒くても、例年通り暖かそうな絹毛を纏って、陽光を浴び輝いていました。北海道~九州の山間渓流や中流域の急流沿い等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は細い楕円形で艶はありません。雌雄異株。ヤナギ類で最も早く、早春の葉が出る前に銀白色の毛が目立つ花穂を付けます。雄花は長さ3-6cm、葯は初め紅色で花粉が出た後は黒くなります。雌花は2.5-4.5cmで、果穂は花後長く伸びて10cm程になり、初夏、綿毛に包まれた種子を飛ばします。青葉山では、川沿い等に普通に見られます・・・
ネコヤナギ 新雪を踏む
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ベニマシコ(紅猿子)
2014/02/16(Sun)
  きょうは大体曇って時々雪が舞い、夜には又少し積もりました(0.7~6.5℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内21:00、西北西風)。
  雪の中に、ベニマシコ(アトリ科)がいました。何処も彼処も隈なく覆われた、銀白の雪面から僅かに顔を出す、イノコヅチ等の草の種子を、こちらを気にするでもなく夢中で食べていました。シベリア南部、中国東北等に分布し、日本では下北半島以北で繁殖し、冬は全国の落葉樹林のやや水辺の芦原等で過します。全長約15cmで翼長6-7cm、体重14-16g。嘴は短く尾は長く、翼に2本の白帯があり、雄は胸と腹が紅く喉は銀色で、雌は胸と腹が黄褐色。雌雄共夏羽は濃く、冬羽は薄くなります。雑食性で、昆虫、果実、種子、木芽等を採食します。青葉山周辺では、秋~春に普通に見られます・・・
ベニマシコ 国見方面
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カワアイサ(川秋沙)
2014/02/15(Sat)
   きょうは一日雪が降り続き、又40cm位積りました(榴ヶ岡の記録は28cm/-1.6~1.6℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
   川に、カワアイサ(カモ科)がいました。殆ど凍った川の水面の岩間のプールで、雌雄二羽が他のオナガガモやコガモと共に、降り頻る雪と風からその身を護っていました。ユーラシアや北米に広く分布し、日本では全国に冬鳥として渡来する、全長58-72cm、翼開長86-102cmの潜水性のカモです。主に河川・湖沼等の淡水域に棲み、水中で魚を捕食します。雄の頭は緑黒色で、胸や腹等は白く、背中は黒。嘴は長く、濃赤色で先端が鉤状に曲がり、虹彩は黒褐色。雌の頭部は茶色で、体の下面は灰色。青葉山周辺では、秋~春に数多く普通に見られます・・・
カワアイサ♂ 吹雪
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アカネ(茜) の果実
2014/02/14(Fri)
   きょうは一日曇って、晩方から雪が降り出しました(-2.7~2.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
   道端の雪上に、アカネ(アカネ科)の蔓が倒れていました。黒い実が未だ沢山付いていて、近寄ると、山葡萄の様に、美味しそうに見えました。本州~九州の他、中国、朝鮮等の山野の道端や林縁等に生育する蔓性多年草です。四角い茎には細かい刺があり、他の植物等に引っかかりながら伸びます。葉はハート型で4枚輪生する様に見えますが、内二枚は托葉が変化したもので(偽輪生)、実際は対生です。夏~秋に、多数分岐した枝先に花を開き、花冠は黄緑色で径3-4㎜。秋には、黒い果実を熟します。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
アカネの実 坂の上から
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シロハラ(白腹)
2014/02/13(Thu)
  きょうは晴れたり曇ったりで、時々雪が降りました(-3.5~4.2℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
  林縁の車道端に、シロハラ(ツグミ科)がいました。僅かに現れた雪のない草地で採食していた様で、気付かず近寄ったこちらに驚いて、傍の木に飛び上がり、そのまま何処かに消えて行きました。中国東北部~ロシア沿海地方、サハリン、クリル等で繁殖し、朝鮮、中国南部、フィリピン等で越冬する渡り鳥で、日本では主に本州以南の積雪の少ない山地~平地の林に冬鳥として渡来します。体長は約25cmで、雌雄ほぼ同色。主に森の茂み等に潜んでいますが、市街地の公園や緑地にも姿を現します。雑食性で、昆虫やミミズ等小動物の他、木の実等も捕食します。青葉山には10月中旬頃に渡来し、森の内部では一番多いツグミの仲間です・・・
シロハラ 武家屋敷~東北方面を望む
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遊歩道改修工事立会い調査
2014/02/12(Wed)
 きょうは、大震災時に緩み、後の豪雨時に崩壊した遊歩道の改修工事前の現地立会い調査があり、市公園課や請負業者、造園建設業界の方々等10名程が参加しました。大雪で全く林床が見えない状態でしたが、工事の進め方等の説明を受け、昨年秋に当会が実施した2度の「植物調査」の結果を基に、希少植物群の確認と保護の方策等を探りました。今日初めて示された作業道に関しては、100%笹薮で木々は殆ど伐採せず、工事後は現状回復するとの事で、問題は少ないと判断し、了承しました。又、今後は逐一連絡を取り合いつつ工事を進めるという事で合意しました。現地は、エゾアジサイやニッコウキスゲ等の小群落もあり、少なくも8種のレッドリスト植物が確認されている場所でもありますので、大きな間違いのないように(貴重な自然が後世に必ず残せるよう)、心したいものです…
工事予定地 作業道予定地
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ウスタビガ(薄足袋蛾・薄手火蛾)の繭
2014/02/12(Wed)
  きょうは、晴れ時々曇りました(-3.6~4.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  道沿いの木の枝に、ウスタビガ(ヤママユガ科)の繭が下がっていました。純白の雪の森に、鮮黄緑の宝玉が眼にも眩しく揺れていました。朝鮮、シベリア東部等に分布し、日本では北海道~九州の山野に生息する、開張90-110mmの大型の蛾です。成虫は10-11月頃に出現し、翅に一つずつ目玉状の半透明斑紋があるのが特徴です。雄の体色は暗褐~黄褐色で、雌は黄色、卵で越冬し、4月頃に孵化して成長し、6月頃に繭を作って蛹化します。幼虫の食草は、コナラ、ケヤキ、サクラ類、カエデ類他。繭は薄黄緑色の下が膨らんだ逆三角形状で、自らの糸で作った柄を繭の上部に繋いでぶら下がります。青葉山では、繭や成虫、幼虫も極普通に見られていましたが、近年激減しています・・・
ウスタビガの繭 歩道沿いは未だこんなです
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メジロ(目白)
2014/02/11(Tue)
  きょうは、晴れ時々曇りました(-2.5~4.3℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
  笹薮に、メジロ(メジロ科)がいました。餌を探しているのですが、藪下も雪深く、一瞬茫然と立ち尽くしていました。東~東南アジアに広く分布し、日本では北海道中部以南の低地~山地に、留鳥(又は漂鳥)として生息します。全長約12㎝、翼開長約18㎝。雌雄同色。上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。下面は白く、喉はや下尾筒は黄色く、脇は褐色味を帯びます。目の周りの白い輪が特徴で、名前の由来にもなっています。雑食ですが、花蜜や果汁を好み、夫婦愛が強く、留鳥では一年中番いでいる者も多いのですが、冬にはカラ類と混群を作ったりもします。青葉山では、一年中普通に観察できます・・・
メジロ 西公園から山を見る
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ソシンロウバイ(素心蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)
2014/02/10(Mon)
   きょうは曇り一時晴れて、時々雪が降りました(-4.0~5.2℃//0.17μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μ㏜/h屋内21:00、南西風)。
  牛越橋の袂のソシンロウバイ(ロウバイ科)が、咲き出していました。数輪だけでしたが、雪にも負けず開いていて、周りに早春の香が漂っていました。中国原産で日本には江戸期に渡来した高さ2-4mの落葉低木です。幹は、地際から分枝して株状になります。早春、葉の出る前の枝に黄色い花を多数付けます。栽培品種は幾つかありますが、花全体が黄色いものがこのソシンロウバイ、花の中心部が暗紫色のものがロウバイです。青葉山周辺では、公園や庭先等に植栽されています・・・
ソシンロウバイ 雪原
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二月観(視)察会
2014/02/09(Sun)
  きょうは、78年振り(ホントかなあ?)と言う大雪になり(榴ヶ岡の気象台で35cm、八幡の家前で45cm、山では50cm以上)、膝上まで嵌る雪中行軍になりました。2月は公式の観(視)察会ではないので、今回も、記録(調査)を主にして、有志で歩きます(-2.5~3.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。山は森閑として、上がったばかりの雪面には、全く何の痕跡もありません。木々の幹には、北風に吹き付けられた雪が梢までこびり付き、雪原には風紋が広がり、尾根に出ると、何と雪庇が続き、海老の尻尾状のものまでが見られました!そんな風雪の造形美に見とれつつ進んで行くと、真新しくも、"うざねはぐ"様ありありの、カモシカの足跡に遭遇。欣喜して追おうとするものの、その先は谷底へと続き、断念しました。しかし、食べたばかりのアオキの食痕、糞等を見ることができました・・・
ウダイカンバ 雪庇 手摺もこんなです 賢渕も真白
  動物の痕跡では他に、テンの足跡やリスの痕跡等が見られました。野鳥では、松ぼっくりを突いていた真赤なイスカや、キクイタダキ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ等の群れ、カワラヒワ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、トビ、ヒヨドリ、川ではダイサギ、カワアイサ、オナガガモ、カルガモ、コガモ、シメ他と出会いました。果実は、ヒヨドリジョウゴやウメモドキが目立っていました。久し振りに三居沢~川に抜けましたが、冬芽等の細かい観察をする余裕がなかったものの、記録的な大雪の中で、心洗われる貴重な体験をすることができました・・・
  来月(3/9(日))は、マンサクやセリバオウレンの花、囀る小鳥達・・・等に出会える、早春の会になることでしょう。では又、お楽しみに・・・
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イカルチドリ(桑鳲千鳥)
2014/02/08(Sat)
  きょうは10時頃から雪が降り出して、晩までに10数㎝積りました(-4.7~-2.5℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
  川の岸辺に、イカルチドリ(チドリ科)がいました。風雪の中、鶺鴒達と共に、食べ物を探しながら、水際を行ったり来たりしていました。夏に中国北部、ウスリー、朝鮮等で繁殖し、冬には中国南部~東南アジア等で越冬し、日本では本州~九州で繁殖・越冬する留鳥又は漂鳥です(南西諸島では越冬のみする冬鳥)。河原や砂礫地が発達した河川、湖沼周辺等に生息し、水辺を徘徊しながら獲物を探し、昆虫類、節足動物、ミミズ等を捕食します(動物食)。3-7月に一夫一妻で営巣。地上礫地に窪みを作り、植物の破片を敷いて巣にし、雌雄で抱卵、抱雛します。コチドリと良く似ていますが、大きくて、黒い部分は少し淡くて、胸の帯は細く、頭頂部の白い帯がはっきり表れません。名は、イカルは古語で「大きい、厳めしい」の意で、コチドリ等に比べて大きい事に因る様です。青葉山周辺では、広瀬川出執念見られ、中州や寄洲等で繁殖していましたが、最近の河川管理工事で激減しました・・・
イカルチドリ 雪の谷間.
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オオバン(大鷭)
2014/02/07(Fri)
  きょうは晴れたり曇ったりで、時々雪が舞いました(-3.9~1.8℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北北西風)。
  川に、オオバン(クイナ科)がいました。突然の雪に凍えながら、岸から岸に、首振りながら泳いでいました。夏にヨーロッパ、シベリア、朝鮮等で繁殖し、冬に東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠等で越冬します。 日本では夏に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬には本州以南で越冬します(冬鳥又は留鳥)。全長32-39cm、翼開張70-80cm。雌雄同色で、体の殆どが黒く、嘴~額が白く、虹彩は赤や赤褐色。足は暗緑色で長く、鰭があります。次列風切先端は白。淡水域の葦や蒲が生育する湿地等の広い水辺に生息し、潜って水草の葉・茎・種子を食べ、水生昆虫、貝、甲殻類も採餌します。クルルッ、キュルルルッ等と鳴きます。青葉山周辺では、広瀬川の所々で見られます・・・
オオバン きょうの五色沼は青かった。厚さはやっと10cm位かな?.
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ガマ(蒲、香蒲)
2014/02/06(Thu)
    きょうは曇り時々晴れて、風の強い一日でした(-4.4~2.5℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
   池に、ガマ(ガマ科)の果穂がありました。寒風にぶるぶる揺れて、綿毛が千切れ飛んで行きました。北海道~九州の他、広く北半球温帯~熱帯やオーストラリア等の、池沼等の水辺に生育する抽水植物の多年生草本で、高さは2m程になります。初夏に花茎を作り、花穂の下部は赤褐色の雌花の集まりで、細い上半分には雄花が集まり、開花時に黄色い葯が一面に表れます。雌花は結実後、綿屑状の冠毛を持つ微小果実になります。風等によって飛散すると、水面に落ちて果実から種子が放出され、水底に沈んだ後発芽します。 青葉山では、池沼や湿地等に見られます・・・
ガマ 岸辺には櫛が一杯!
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ヒラタケ(平茸)
2014/02/05(Wed)
  きょうは曇ったり晴れたりで、雪が時々降り、今冬初の真冬日になりました(-4.9~-1.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北東風)。
  道沿いの柳の木に、ヒラタケ(ヒラタケ科)が付いていました。少し痛んでいるものの、十分食べられそうな状態でしたが、やはり、そっとそのままにしておきました。主に晩秋~早春、日本全国の他、全世界の温帯山林の広葉樹(稀に針葉樹)の朽木や切株に、重なり合って発生します。傘は径5-15cmの半円形で、中央が窪んで漏斗型になるものもあります。色は黒→灰→褐→白と変化し、表面は平滑で滑りはありません。白い襞は柄に垂生し、柄は偏心~中心生で短く、無柄のものもあり、基部に白毛が密生します。青葉山では、様々な木に普通に見られます・・・・
ヒラタケ 未だに上と下しか凍っていない不動滝
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サワシバ(沢柴)の果穂
2014/02/04(Tue)
  きょうは曇って、時々雪が降りました(-2.0~4.1℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
  沢沿いのサワシバ(カバノキ科)に、果穂が付いていました。雪混じりの風に吹かれて、無数の蓑虫達がさわさわと泣いていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、山地の沢筋等水分の多い所に良く生育する、高さ10-15m程の落葉小高木です。樹皮は淡緑褐色で菱形の裂目ができます。葉は互生し、葉身は卵~広卵状心形で基部は心形、先は急鋭尖頭で、細かい重鋸歯があります。雌雄同株、雌雄異花で、4-5月、本年枝の先から雌花序が、前年枝から雄花序が垂れ下がります。青葉山では、沢筋等に比較的普通に見られます・・・
サワシバ 氷上の十字列(鶺鴒?)
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ツルアジサイ(蔓紫陽花)冬芽
2014/02/03(Mon)
  きょうは曇り時々晴れて、気温が上がりました(3.8~13.2℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北風)。
  木に、ツルアジサイ(アジサイ科)の蔓が絡まっていました。いつもは蟹の爪の様に見える冬芽ですが、きょうは薄目を開けた目と顔に見えました。北海道~九州の、山地の岩崖や林縁に生育する落葉蔓性木本です。幹や枝から気根を出して、高木や岩崖にくっ付いて絡みながら這い登り、高さ15~20m程になります。葉は10cm程の広卵形で、先は尖り鋸歯と葉柄があり、枝に対生します。6-7月、黄白色で小さな両性花が集まる花序の周りに、4枚の花弁状の萼片を持つ白い装飾花が縁取ります。果実は果。青葉山では、木々のあちこちに絡まっています・・・
ツルアジサイ 崩れ易い崖
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雪中のオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
2014/02/02(Sun)
  きょうは曇り時々晴れて、気温が上がりました(1.6~9.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  畑の隅に、オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。昨日今日の暖かさで殆ど無くなった雪の、僅かに残ったその間から、きらきらとした瞳が瞬いていました。ヨーロッパ原産の帰化植物で、全国の路傍等日当たりの良い場所に生育する、草丈10-20cmの越年草です。茎は良く分枝し、地面を這うように広がります。葉は対生し、1-2cmの卵円形で粗い鋸歯があります。2-5月、葉腋から花柄を出し、コバルト色で径8-10mmの花を咲かせます。左右対称の花弁は4裂して基部で合着し、1日で落ちてしまいます。雄蘂は2本。蒴果は、2つの玉を付けた形で多毛。青葉山周辺では、道端等に普通に見られます・・・
雪中のベロニカ 畑への道
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ケヤマハンノキ(毛山榛の木)の雄花
2014/02/01(Sat)
   今朝は雪が数㎝積り、日中は晴れ後曇りました(-2.4~7.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西風)。
   道沿いのケヤマハンノキ(カバノキ科)に、雄花が伸びていました。紅紫と濃鼠からなる幾何学模様の花穂が、朝日にキラキラ輝いていました。日本各地の他、東シベリア~極東の丘陵・山地帯に広く分布する、樹高15-20mの落葉高木です。雌雄同株又は異花。樹皮は黒褐色を帯び、大小の皮目があります。長さ8-15㎝の葉は互生し、表は濃緑、裏は帯白緑で、毛が全面にあります。3-4月、枝先に長さ7-9㎝の雄花序を2-4個垂れ下げ、その基部近くに赤く小さな雌花序を3-5個付けます。長楕円形で狭い翼がある果実は堅果です。青葉山では、崩壊地、尾根等に普通に見られます・・・
ケヤマハンノキ 柳がXになって笑ってた
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