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キムネクマバチ (黄胸熊蜂)
2014/08/30(Sat)
   きょうは、大体曇りました(19.8~25.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東北東風)。
   道端に咲くカクトラノオ(シソ科)に、キムネクマバチ(ミツバチ科)がいました。熊蜂の事で、約500種確認されているクマバチ属の中の、北海道南部~屋久島に広く分布する日本産代表種です。花蜜を夢中で吸っていて、近付いても、案外に愛らしい眼をきらきらさせて、花に埋もれていました。山野に普通に生息し、体長20-24mm の大型のハナバチで、成虫は3-10月に出現。体色は黒く、胸部には黄色い毛が密生し、ずんぐりした体型で、様々な花を訪れて、花粉や蜜を集めます。人家周辺でも良く見られ、材木や枯枝等に穴をあけて巣を造ります。獰猛な種と思われがちですが温厚で、青葉山でも、普通に見られます。カクトラノオは北米原産の多年草。地下茎で殖え、群落を作ります。6-9月、茎頂に桃色の花穂を作り、青葉山では、車道沿い等に見られます・・・
キムネクマバチ 崖と釣人
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ウド(独活)
2014/08/29(Fri)
   きょうは、一日中曇りました(19.7~25.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
   沢沿いのウド(ウコギ科)に、花が咲いていました。無味乾燥にも思える地味な花には、以外にも、何時も多くの虫達が集まっていて、きょうもも何が目当てなのか、蟻達が右往左往していて、花火状の花が微かに震えるのでした。朝鮮、中国等東アジアに広く分布し、日本では全国の山野に生育する、高さ約2-3mの多年草です。全体に毛が多く、葉は互生して長柄があり、2回羽状複葉で小葉は5-7枚付きます。8-9月、茎上部や葉腋から淡緑色の小花を集めた総状花序を伸ばします。秋に、中に3-5個の胡麻状の種子を持つ、径3mm程の黒い液果を熟します。香りが強く山菜として好まれ、若葉、蕾、芽、茎が食用とされます。青葉山では、崩壊地等に普通に見られます・・・
ヤマウド 優しい岩壁
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ボタンヅル(牡丹蔓)の花
2014/08/28(Thu)
   きょうは、曇り時々雨でした(17.7~22.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  車道沿いに、ボタンヅル(キンポウゲ科)が咲いていました。余り車が入らなくなった所為か、道に食み出した星の花々が、天の川にでもなろうとしている様でした。。本州~九州の他、朝鮮、中国等の日当たりの良い所に生育する、有毒の蔓性多年草です。蔓の長さは2-4m程になり、長い葉柄を持つ葉は1回3出複葉で対生し、小葉は長さ3-6cmの卵形で縁は鋸歯状になります。8-9月、茎先や葉腋から3出集散状の花序を出して、径1.5-2cmの白い花を多数付け、花弁に見えるものは萼片です。痩果は長さ約4mmの卵形で、開出毛があり、その先に1-1.2㎝程の羽毛状花柱が残ります。青葉山では、林縁や草原等に普通に見られます・・・
ボタンヅル ここは昔動物園でした。せめて冬は、リンクにしてほしいなあ! 
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ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)の花  
2014/08/27(Wed)
   きょうも、雨が降ったり止んだりでした(17.8~20.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
   河岸の草原に、ヤブツルアズキ(マメ科)が咲いていました。緑の海に鏤められた真珠の滴の中に、琥珀を思わせる黄花が、あちこちから顔を出していました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の、山野の草地に生育する蔓性の多年草です。葉は3出複葉で、小葉は先端が尖る狭卵~卵形で、浅く3裂するものもあります。8‐10月頃に、黄色い蝶形花を咲かせます。豆果は長さ4-9cmの線形で、毛がなく、当種を改良したものが「アズキ」だと言われています。青葉山では、道端の藪等に良く絡まっています・・・
ヤブツルアズキ 雨の広瀬川
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アメリカホドイモ(亜米利加塊芋)
2014/08/26(Tue)
   きょうは、雨が降ったり止んだりでした(19.0~23.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東北東風)。
   林縁の藪に、アメリカホドイモ(マメ科)の花が咲いていました。葛にも似ていますが、雨に濡れて艶かしく、小豆バー風でもあり、美味しそうに見えました。北米東部原産で、日本へは明治時代中期に渡来し、東北を中心に栽培もされる、高さ3m程になる蔓性植物です。葉は奇数羽状複葉で互生し、 小葉は卵形で5-7枚付きます。6‐8月、葉脇に紅紫色の蝶形花を咲かせ、外面は緑白色、内面は紫褐色になり、色が濃い翼弁と舟弁は曲がりくねります。後、長さ5‐10㎝の豆果を付けます。数節に縊れた塊茎部分が食用の芋となり、古来北米先住民の貴重な食料でした。名は、米原産で「塊(ほど=かたまり)」状の根を持つ事に由来します。別名はアピオス。 :尚、日本には、近似種で同じく食用にされるホドイモが自生しますが、栽培はごく一部です。青葉山周辺では、大学構内でも見られます・・・
アメリカホドイモ 赤松と蔦漆(こちらはまだ緑)
 
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カツラ(桂)の紅葉
2014/08/25(Mon)
 きょうは、曇り時々晴れました(21.1~28.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
 五色沼の畔の、カツラ(桂)の葉の一部が紅葉していました。暑い暑いと思っていたのに、何の所為か赤くなった、こんなハートの葉を見ていると、早、秋の到来を感じます。水面には、群れから離れたオシドリが佇んでいました。日本全国の他、朝鮮、中国等の主にブナ林域等冷温帯の渓流等に生育する、高さ30m、直径2m程にもなる雌雄異株の落葉高木です。枝は長枝と短枝があり、対生する葉はハート型に似た円形で、秋に黄葉し、落葉は甘い香りがします。3-5月、葉の展開に先立って赤紫の花が咲き、雄株の雄花は雄蕊を多数、雌株の雌花は3-5個の雌蕊を付けます。青葉山では、沢沿い等に見られる他、あちこちに植えられています・・・
ヒメコウゾとオシドリ 広瀬川から青葉山(成田山)を見上げる
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ナツズイセン(夏水仙)
2014/08/24(Sun)
   きょうは晴れて、晩方は雷雨がありました(22.4~31.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南風)。
   藪中に、ナツズイセン(ヒガンバナ科)が咲いていました。クズやカナムグラの囲まれた、何故こんな所にと思う場所に、華やかな桃色の花が、空に向かって開いていました。中国に広く分布し、日本では本州~沖縄の主として人家近くの里山周辺に生育する、古く中国からの帰化植物と考えられている多年草です。地下に鱗茎を持ち、秋から翌年の春にかけて水仙に似た葉を出し、真夏に鱗茎一つに対して一本、60cm程の花茎を伸ばし、8月中~下旬にピンク色の花を咲かせます。花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿となります。有毒植物。青葉山では、藪地等の所々に見られます・・・
ナツズイセン 清い流れ
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ガカイモ(蘿藦、鏡芋) の花
2014/08/23(Sat)
   きょうも晴れ時々曇って、暑くなりました(23.1~30.9℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  草原に、ガカイモ(ガガイモ科)の花が咲いていました。ボタンヅルやヘクソカズラ等と共に草薮を覆っていましたが、きょうは、ピンクの星型の花が、水底の人手の様にも見えました。朝鮮、中国等東アジアに広く分布し、日本では北海道~九州の山野の、日当たりの良い草原や道端等に生育する蔓性多年草です。心臓形の葉は対生でやや厚く滑らかで、蔓は右巻きに伸び、茎葉を傷付けると乳液が出ます。夏~秋に、葉腋から出た集散花序に淡紫~白の花を付けます。花冠は5深裂して星型になり、内側に毛が密生し、雌蘂は突出し、雄蕊はその根元に集まります。長さ10cm程の長い紡錘形の袋果を付け、種子には毛があって、風で散布されます。青葉山では、藪地周辺等の所々で見られます・・・
ガガイモ 青葉城址の空
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カワウ(河鵜、川鵜)
2014/08/22(Fri)
   きょうも晴れ時々曇って、暑くなりました(23.7~30.1℃//0.18μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
   川に、カワウ(ウ科)がいました。珍しく川岸近くで潜っていて、黄色い頬や緑の眼まではっきり見えました。津波の影響もあるのか、最近はウミネコと共に、この中流域にすっかり定着して、毎日見られる様になりました、鵜飼も、できそうですね(あれはウミウでしたね(。-o-。)。アフリカ、ユーラシア、オーストラリア、北米東部沿岸の一部等広く分布し、日本では本州~九州に繁殖地があり、主に河川部や湖沼等に生息する留鳥又は漂鳥です。全長80-101cm、翼開長130-160cm、体重1.81-2.81kgで、全身が殆ど黒くウミウに似ますが、背や翼には褐色みがあり、嘴の基部の黄色い口角部分には丸みがあります。グルルルル等と営巣地では喉を震わせて良く鳴きますが、それ以外では余り鳴きません。餌は殆ど魚類で、潜水して捕食します。青葉山周辺では、嘗ては殆どいませんでしたが、今は川で普通に見られます・・・
カワウ 巻淵付近
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ツツゾウムシ(筒象虫)
2014/08/21(Thu)
    きょうも晴れて、暑くなりました(24.1~31.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
    小楢の木に、ツツゾウムシ(ゾウムシ科)がいました。何時も一匹でボーっとしている感じなのですが、きょうは雌雄の交尾中で、暑さが増しました。北海道〜九州の雑木林内等に生息する体長6‐12㎜程のゾウムシです。成虫は4-9月に出現し、体色は暗褐色ですが、普通は茶褐色の微毛で覆われ、複雑な斑紋を形成します。前胸背板は中央部で最大幅。脚は太く腿節に棘があります。食草は、ブナ科のコナラやクヌギ、カシ類等。青葉山では、コナラ等で見られ、灯火にも飛来します…
ツツゾウムシ 北斜面と川
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ウスヒラタケ(薄平茸)
2014/08/20(Wed)
  きょうは晴れて、記録的な猛暑になりました(23.9~35.4℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南西風)。
  小楢の枯木に、ウスヒラタケ(ヒラタケ科)が生えていました。焼け付く日射しの陰にひっそりと、乳白の傘がとても涼しげでした。春~秋に全国の山野の、主に各種広葉樹の枯木、切株、倒木等に発生します。径2-8㎝の傘は饅頭~半円形。表面は淡灰褐~淡黄色で湿時は弱い粘性があります。襞は柄に垂生し、白くやや密で、柄は短く(0.5-1.5㎝)、傘の一方に偏って付きます。ヒラタケに似ていますが、名の通りに肉が薄く、白っぽいのが特徴です。食用となり、味は癖がなくて、香りも歯切れも良いので好まれます。図鑑等では「広葉樹に発生」とされますが、青葉山では、アカマツやモミ等の針葉樹にも普通に見られます・・・
ウスヒラタケ 暑いです2
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スミナガシ(墨流し)
2014/08/20(Wed)
  きょうは良く晴れて、又暑くなりました(22.1~29.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  コナラの木に、スミナガシ(タテハチョウ科)がいました。樹液の出ているこの木には、カナブンやヒカゲチョウの仲間、スズメバチ等集まっていましたが、時折オオムラサキやルリタテハ、そしてこの蝶が思い出した様に飛んで来ては、又直に消えてしまいました。翅を開閉すると白斑が透けて、ステンドグラスの様でした。本州~沖縄の他、朝鮮、中国~ヒマラヤに広く分布する、前翅長31-44㎜の森林性タテハチョウです。日本では3亜種に分類され、本土亜種の成虫は、年2回、5-8月に発生し、翅は青緑がかった灰黒色地に、白小紋が散りばめられます。雑木林の周辺で見られ、樹液や熟した果実、動物の糞等の汁を吸います。幼虫は褐色で、頭部に2本の角を持ち、食草はアワブキ、ヤマビワ等。蛹で越冬。青葉山では、数多いアワブキに幼虫が、樹液の木には成虫が見られます・・・
スミナガシ 暑いです
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ツルリンドウ(蔓竜胆)の花
2014/08/18(Mon)
    きょうは、良く晴れました(22.2~29.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
    道端に、ツルリンドウ(リンドウ科)の花が咲いていました。下向きに咲く薄紫の花はとても清々しく、竜胆にも増して涼しげでした。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の亜高山~山地の林内や草原等に生育する、蔓性多年草です。蔓は地面を這ったり草木に絡んで長さ40-80mになります。葉は対生し、卵状三角~広披針形で顕著な3脈が目立ち短い柄があります。8-10月、葉腋に淡紫色の鐘状の5裂した花を付け、裂片は三角形で、裂片間には小副裂片があります。後に、楕円状球形で紅紫色の液果が花弁の先に実ります。名は、蔓性のリンドウの仲間の意。青葉山では林内に普通に見られます・・・
ツルリンドウ 夏が戻りました
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ヌルデ(白膠木)の花
2014/08/17(Sun)
   きょうは、雨後曇りました(19.8~23.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 RD1503、東北東風)。
  道沿いのヌルデ(ウルシ科)の木に、花が咲いていました。遠目にはウコギ科の花かと思いましたが、近寄れば、しっかりと5枚花弁が、端正な花序を作っていました。日本の他、東~東南アジア各地の山野に生育する、3-6mの雌雄異株の落葉樹です。葉は9-13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で、葉軸に翼があるのが特徴です。小葉は5-12cmの長楕円形で、鋸歯があり、裏面全体に毛が密生し、表の主葉脈上にも毛があります。7−8月、円錐花序を作り、数mm程の5弁花を咲かせます。秋に、径5-8mm程の扁平な球果(塩麩子)を付け、表面に白い粉を吹きます。青葉山では、道沿い等に普通に見られます・・・
ヌルデの花 雨に濡れて赤松の赤が目立ちます
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ツユクサ(露草)
2014/08/16(Sat)
   きょうは、一日雨が降ったり止んだりでした(20.3~24.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  道端に、ツユクサ(ツユクサ科)が咲いていました。雨に濡れそぼり、名の通りの露に光る、美しい佇まいでした。ユーラシア、米東部等に広く分布し、日本では全国の路傍等に生育する、高さ20-50㎝の一年生草本です。茎の下部は地面を這い、葉は広披針形で先は尖り、長さ5-8㎝で幅1-2.5㎝、基部は鞘となって茎を抱きます。7-9月、長さ2-3㎝で半円形の包葉の中に集散花序を付け、花は一つずつ包葉の外に出て開き、1日で萎みます。萼片3は白く、花弁3のうち2枚は青く径1㎝の円形で、他1は白く披針形で長さ約0.5㎝。雌蕊1、雄蕊6で、長い2本以外は仮雄蕊です。蒴果は褐色で二つに割れ、種子は黒褐色で、表面に疣状の突起があります。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
ツユクサ 雨の小道
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センニンソウ(仙人草)
2014/08/15(Fri)
    きょうは、一日曇りました(21.9~24.4℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
   道端に、センニンソウ(キンポウゲ科)が咲いていました。咲き始めたところで、未だ蕾が目立ちますが、白鳥の様な清しい花が、微風に震えていました。北海道~九州の日当りの良い山野に生育する、多年・半木本性の常緑蔓植物です。長く茎を伸ばし、節毎に葉を対生します。葉は、小葉3-5枚の羽状複葉になり、小葉は卵状楕円形で草質、滑らかですが艶はありません。葉柄が他の植物の枝等に絡み付きながら生長します。8-9月、葉腋から三出状の散房花序を出し、径2-3cmの白い小花を多数咲かせます。4枚の花弁に見えるものは顎片で、十字型に開きます。果実は長さ7-10mmで、花柱が長く成長して長毛を生じます。青葉山では、林縁等の所々で見られます・・・
センニンソウ 川沿いの道

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
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ヤマボウシ(山法師、山帽子)の果実
2014/08/14(Thu)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(22.8~30.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  ヤマボウシ(ミズキ科)に、実が生っていました。まだまだ青いものばかりの中に、赤く染まった玉が一つ上を向いて、炉中で焼け付くガラス器の様でした。本州~沖縄の他、朝鮮、中国の、亜高山~山地の谷筋等に生育する、高さ5-10mの落葉亜高木です。幹は灰褐色。長さ4-12㎝の葉は対生し、楕円~卵円形の全縁でやや波打ちます。6-7月、特徴ある白い花を上向きに多数咲かせます。4枚の花弁に見えるのは総苞で、その中心に淡黄色の小花を多数球状に集合させます。花弁4、雄蘂4。9月頃、径1-3㎝の集合果を赤く熟します。青葉山では、谷沿い等に数多く見られます・・・
ヤマボウシの実 旧不動池付近から
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ミンミンゼミ(みんみん蝉)
2014/08/13(Wed)
    きょうは、晴れたり曇ったりでした(20.6~29.8℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
    ミンミンゼミ(セミ科)が鳴いていました。あちこちから、蝉時雨となって響いていましたが、雄同士が鳴きながら押し合った挙句、この写真の者が他方をを蹴散らしました。北海道南部~九州の他、朝鮮、中国等の、山地~平地の広葉樹林を中心に生息し、アブラゼミ等と比べて暑さに弱く、北東日本では平地でも普通に見られますが、南西日本ではやや標高が高い山地に生息しています。成虫は7-9月上旬頃に発生し、体長33-36mmで、黒地に緑、白、水色の斑紋があります。他種に比べて体が卵形に近いのも特徴です。サクラ、ケヤキ等の木を好み、良く止まります。青葉山では、夏を通して普通に見られます・・・
ミンミンゼミ 賢渕
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ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蝉)
2014/08/12(Tue)
  きょうは晴れ後雨になり、晩方に上がりました(21.0~27.1℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南南東風)。
    木の幹に、ツクツクボウシ(セミ科)がいました。少し凹んだ雨の当たり難い所に、薄い色合いの雌が、じっと佇んでいました。東アジアに広く分布し、日本では北海道〜九州の山地〜平地の森林、所により市街地周辺にも生息する、体長(翅端まで)40-47㎜の小型の蝉です。成虫は7-10月に出現し、細身で黒っぽく、緑色の斑紋があります。警戒心が強く動きも素早く、姿を見る事は比較的難しい。雄は、陽が傾き始めた頃から日没後位まで「オーシィ・ツクツク・オーシィ…」という鳴き声で有名で、夏の終わり頃に個体数が増えて鳴声が目立つようになるので、秋を告げる蝉とされます。成虫は特に好む樹種はなく、様々な木に止まります。南方系の蝉とされますが、温暖化の所為もあり、北日本では増加傾向にあると言われます。青葉山では、鳴声は何処でも普通に聞かれます…
ツクツクボウシ♀ 澱橋から夕焼け
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テン(貂)
2014/08/11(Mon)
  きょうは雨後曇って、後晴れました(23.7~28.6℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南南東風)。
  道に、テン(イタチ科)がいました。顔の煤けた夏毛でしたが、一瞬目が合って、ドキドキしている間に、身を翻して藪中に消えてしまいました。何か大きな虫を咥えていた様でしたが、美しい赤毛が目に焼き付きました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、岩の隙間や樹洞を巣にします。東北等の主に寒冷地では、夏季は赤褐~暗褐色ですが、冬毛は黄~黄褐色で頭部が白くなります。青葉山では全域で、糞や足跡等の痕跡が普通に見られ、良く目撃もされ、この山の豊かさの指標にもなっています・・・
テン 峠から
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八月観察会
2014/08/10(Sun)
  きょうは第2日曜の観(視)察会の日。と言っても、2・8月は「会」としてはお休みなので、今回も有志で歩きしました(雨/20.0~24.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。西日本を北上中の台風の影響下、降り続く雨中の「記録会(2・8月は記録と確認が主)」です。真夏と言っても、雨の所為もあって涼しく、バス停の周りのツクシハギも早、咲き始めていました。睡蓮の咲く池端には、真赤なショウジョウトンボがじっと雨に耐え、濡れて香り立つクサギや道々続くコバギボウシがとても涼しげです。森の中は薄暗く、オリミキ(ナラタケモドキ)やニガイグチ、シロオニタケ等が目立ちます。小降りになると、エゾゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ等の蝉時雨が聞かれ、樹液の木には、カナブンやコクワガタ等が見られました・・・
水蓮(ダーウィン) ショウリョウトンボ 雨滴 クサギ
 花は他に、ホタルブクロ、ヤマジノホトトギス、ヤブラン、ママコノシリヌグイ、ヤブガラシ、カノツメソウ、セリ、ヒヨドリバナ、ヤブハギ、ヤマノイモ、ハエドクソウ、オトコエシ、ダキバヒメアザミ、ヒメキンミズヒキ、キンミズヒキ、ダイコンソウ、オオハンゴンソウ、キツネノボタン、ガンクビソウ、ヤブマオ、クズ、アメリカホドイモ、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、ヘクソカズラ、ツユクサ等が咲いていました。果実ではカクミノスノキ、ツノハシバミ、シラキ、オニノヤガラ、サルナシ、ツクバネ、サンゴジュ、キブシ等が見られました。昆虫では、藪から飛び立つヒカゲチョウの仲間、バス停にいたオオミズアオや種々のクモ類等、キノコでは他に、ヒノキオチバタケ、ナスコンイッポンシメジ、ホコリタケ、ドクベニタケ等、動物では、遠くの藪に消えたカモシカ、道に飛び出すヤマアカガエル、大きなヤマナメクジ等に出会いました。鳥では、時折鳴いたウグイス、ヒヨドリ等の他、上空をウミネコが飛んでいましたよ。雨は雨なりの、新鮮なひと時でした・・・
ヤマジノホトトギス 雲が湧く山 ナラタケモドキ コバギボウシ
  来月(9/13)は、キノコ中心の観察会になりますが、勿論、自然全般を観察しましょう!では又、よろしく・・・
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クサギ(臭木) の花
2014/08/09(Sat)
    きょうは、曇り後雨が降ったり止んだりでした(20.7~24.7℃//0.16μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m・0.10Sⅴ/h屋内21:00、東北東風)。
   林縁のクサギ(クマツヅラ科)に、花が咲き初めていました。雨に打たれ、長い花糸や蕾を垂らしながら、乳白の香を一層濃く漂わせていました。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は対生し、長さ8-20cmの三角状心~広卵形で、先は尖り、基部は心~円形で、薄く柔らかく柔毛を密生します。8月頃、枝先の葉腋から長柄のある集散花序を出して、雄蘂、雌蕊が花弁中心から突き出す白花を咲かせます。秋に紺色の液果を熟し、赤い萼も開いて残ります。崩壊地等に最初に侵入する先駆植物の典型。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クサギ 雨の北斜面
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オニベニシタバ(鬼紅下翅)
2014/08/08(Fri)
   きょうは晴れ後曇って、晩方から雨になました(21.3~29.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。
   小楢の木に、オニベニシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)がいました。一見地味な蛾で、美味しそうに樹液を啜っていましたが、一瞬下翅を開くと、名通りの、鮮やかな紅模様が目に焼き付きました。北海道~九州の樹林内に生息する、 開長60‐75㎜程のシタバガの仲間です。成虫は7‐10月に出現し、前翅は濃褐色地に、白や淡褐色の帯や紋が複雑に入り、後翅は朱色で2本の黒帯があるのが特徴です。成虫は樹液を良く吸い、幼虫はミズナラ、アラカシ、クヌギや柳類の葉を食草とし、卵で越冬します。この仲間のの上翅は地味で木肌の様な色(保護色)をしていますが、翅を開いて後翅を見せるとその様相が一変します。近似種に、ベニシタバ、エゾベニシタバがいます・・・
ベニシタバ  森のトンネル
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ガビチョウ(画眉鳥)の求愛
2014/08/07(Thu)
   きょうは晴れ後曇って、一時雷雨がありました(24.8~34.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
    谷の入口に、ガビチョウ(チメドリ科)がいました。一羽が大きな声で鳴いていましたが、もう一羽が木の枝に止まると飛び寄って来て、羽を広げ羽毛を膨らませながら踊る様な仕草です。どうも、雄が雌に求愛している様で、この暑いのに、流石南方系の鳥だと感心しました。中国南部~東南アジア北部に生息する体長22-25cm程の鳥で、全体的に茶褐色で、眼の周りとその後方に眉状に伸びた特徴的な白い紋様を持ち、嘴は黄色。外来生物法で特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100選定種ですが、青葉山には5年程前に突然定着し、今や山中を席巻しています。地上を走り回って昆虫や果実等を食べるので、同じ採食性の多くの鳥獣種を追い遣る傾向があり、生態系を激変させています・・・
ガビチョウの雌雄 青葉城址
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スズバチ(鈴蜂)
2014/08/06(Wed)
  きょうも晴れて、暑くなりました(26,3~33.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  河原に、スズバチ(ドロバチ科)がいました。巣作りの最中の様で、砂や土、泥を食べては、何処かに運んでいました。中国等に広く分布し、日本では本州~九州の山野に生息する、体長20-30㎜のドロバチの仲間です。成虫は7-9月に出現し、地色は黒く、橙黄色の美しい斑紋があり、腹部第一節は細長く、第二節以下が丸く膨れていて鈴を思わせる事が名の由来です。壁等に泥で器用に壺状の巣を作ります。卵はは20-30㎜で、巣(壺)の天井に糸で吊り下げられます。シャクトリムシ等の幼虫を狩って巣に詰め、幼虫の餌とする他、花蜜を餌とします。青葉山では、普通に見られます・・・
スズバチ 大橋から
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ササキリ(笹螽斯)の赤ちゃん
2014/08/05(Tue)
   きょうは晴れて、とても暑くなりました(25.7~34.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
   草叢に、ササキリ(キリギリス科)がいました。頭〜胸が赤い、正に赤ちゃんでしたが、お腹と足は漆黒の鎧の様で、凛々しくもありました。本州~沖縄の山地~低地の、主にイネ科植物の生えた林縁の草叢や林床に生息する、体長12-17㎜(翅端までだと♂21-24㎜、♀20-28㎜)のキリギリスの仲間です。成虫は8-10月に出現し、体型はずんぐりとして、体色は暗緑~黄褐色。翅は黒褐色で下側に白線があります。産卵管は短い剣状。昼夜問わず活動し、ジリジリジリとかシリシリシリ…と鳴きます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ササキリの子供 七夕花火
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キンミズヒキ(金水引)の花
2014/08/04(Mon)
  きょうも良く晴れて、蒸し暑くなりました(24.5~32.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  道端に、キンミズヒキ(バラ科)が咲いていました。熱の冷めぬ道行く所、叢のあちこちに、背丈程もある黄金の花が、ゆらゆら揺れていました。朝鮮、中国、サハリン、クリル等に広く分布し、日本では北海道~九州の林縁や路傍等に生育する、高さ30-80cmの多年草です。茎や葉には毛が多く、葉は羽状複葉で、小葉は大小からなり、頂小葉は菱状長楕円形で先は尖ります。7-10月、茎先に総状花序を付け、径5-10㎜の黄色い5弁花を花序の下から上に次々に咲かせます。雄蘂は10-13本。果実は痩果で萼筒に包まれ、約3㎜の鉤状の刺を持ち、これにより果実の散布を行います。青葉山では、良く似たヒメキンミズヒキと共に普通に見られます・・・
キンミズヒキ 牛越橋の夕景
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ヘクソカズラ(屁糞蔓 / 屁臭蔓)
2014/08/03(Sun)
   きょうは良く晴れて、暑くなりました(23.4~32.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  道端の叢に、ヘクソカズラ(アカネ科)の花が咲いていました。熱射を浴びて、燃える灸を思い浮かべましたが、きょうは、案外に涼しげな氷菓子の様でした。日本の他、東アジアに広く分布する蔓性多年草です。蔓は下部では太く木質化し、葉は対生し、長さ4-10cmの楕円~細長卵形で先は尖り全縁。葉柄基部には左右の托葉が合着した三角形の鱗片があります。7-9月頃、葉腋から短い集散花序を出し、花冠は長さ約1cmの釣鐘状で、筒部が白く中央が紅紫色の小花を多数咲かせます。果実は核果、萼に包まれた径5mm程の球形で、光沢のある黄褐色に熟します。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヘクソカズラ 池端のヤブカンゾウ

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ダイコンソウ(大根草)
2014/08/02(Sat)
    きょうも晴れて、暑くなりました(23.4~32.4℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
    草原に、ダイコンソウ(バラ科)が咲いていました。草いきれの中にぽつぽつと、黄金の花が散ばっていましたが、近寄れば、輝く金糸梅の様でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山野の道端等に生育する、高さ30-50㎝の多年草です。根出葉は羽状複葉で、茎に付く葉は3裂~単葉に変化します。茎葉には粗毛があります。7-8月、枝先に径1-2cmの黄色花を疎に咲かせます。花は中心部に柱頭が多数あり、花後は花柱の先がS字状に曲がり、柱頭が脱落すると先が鈎状になります。果実は痩花の集合果で直径約1.5cmの球形。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ダイコンソウ 茶色い五色沼
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オオハンゴンソウ(大反魂草)
2014/08/01(Fri)
   きょうは晴れ時々曇って、一時雷雨がありました(23.9~32.0℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
   林縁の草原に、オオハンゴンソウ(キク科)が咲いていました。外来種とは言え、向日葵を思わせる鮮黄の花群は、真夏の青空に良く似合っていました。明治期に北米から渡来した帰化植物で、全国の道端、荒地、畑地、河川敷、湿原等様々な環境に生育する、高さ50-300cmの多年草です。7-9月に、茎先に細長い花弁10-14枚程の黄色い花を、やや垂れ下げて咲かせます。葉には毛が多くざらつきます。青葉山では、車道沿い等で普通に見られます・・・
オオハンゴンソウ 雨後の川
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