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ノブドウ(野葡萄)の果実
2014/09/30(Tue)
   きょうは、大体晴れました(16.7~26.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西風)。
  道端に、ノブドウ(ブドウ科)の実が生っていました。赤紫や緑、茶等の色もありましたが、未だ、青みがかったものが多く、秘やかな青磁の玉でも見る様でした。北海道~沖縄の他、中国、サハリン、クリル等東アジア一帯の山野に生育する蔓性多年草です。巻鬚を絡めながら生長し、葉は径4-12㎝の円形で3-5裂します。8月頃、淡緑色で花弁5、雄蘂5の小花を付けます。9-11月、径7mmの球形で淡紫~空色の果実を熟しますが、ノブドウミタマバエ等が入虫癭を作ると、膨れて様々な色に変わります。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ノブドウ 崖の向うの入日
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センダイトウヒレン(仙台塔飛廉)
2014/09/29(Mon)
    きょうは、大体晴れました(15.3~26.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北東風)。
    森影に、センダイトウヒレン(キク科トウヒレン属)が咲いていました。樅の大木の足下に、可憐な小花達が、何か楽しそうに並んでいました。東北~関東の山地~低地の林下や林縁に生育する、高さ40-100cmの多年草です。茎に狭い翼があるのが特徴で、全草には微毛があります。葉は大きなもので12cm程で、卵形で良く尖り、不整な低鋸歯が多数あり、基部は少し後方に角張った心形。9-10月、やや濃い桃色の頭花を散房状に2-10個付けます。花は多くの小花が集まった筒状花で、花頭の直径は1.5-2㎝。オオダイトウヒレンの変種とされ、仙台が基準産地である事から、和名・学名(Saussurea nipponica Miq.subsp.sendaica(Franch.)Kitam.)にその名が付けられています。青葉山では、乾いた林内外に見られます・・・
センダイトウヒレン 山から見る福祉大辺り
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テンニンソウ(天人草)
2014/09/28(Sun)
  きょうは、曇り後晴れました(14.0~25.1℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。
  道端に、テンニンソウ(シソ科)が咲いていました。黄色く尖った花穂が閃光を放ち、”星戦”の電光剣の様でもありました。北海道~九州の、山地の林内、林縁の日陰地に群生する高さ約1m多年草又は半低木です。茎は四角形で直立し、葉は柄があり、長楕円~広披針形で長さ10-25cmで鋸歯がありほぼ無毛。9-10月、茎頂に花序を作り、淡黄色の唇形花を密に付けます。毛に見えるのは蕊で、下から上へと開花して行きます。青葉山では、沢沿い等少し湿った所に多く見られます・・・
テンニンソウ 長沼の空
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ヤクシソウ(薬師草)
2014/09/27(Sat)
  きょうは、大体晴れました(14.6~21.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。
  道端に、ヤクシソウ(キク科)が咲いていました。鮮黄の花が草薮の陰で、黄金色に輝いていました。北海道~九州の日当たりの良い山野に生育する高さ40-120㎝の二年草です。茎葉は互生し、長楕円~倒卵形で、浅い鋸歯があり、基部は後方に張り出して茎を抱きます。全体に無毛で、枝を折ると白い乳液を出します。8-11月、枝先に数個ずつ1.5cm程の頭花を付けます。黄色い舌状花は10‐14枚で、花期後は下を向きます。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
ヤクシソウ 青葉山と太白山
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ツクシハギ(筑紫萩・土筆萩)
2014/09/26(Fri)
   きょうは、良く晴れました(16.1~25.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
   尾根道に、ツクシハギ(マメ科)が咲いていました。盛期は少し過ぎましたが、風情ある無数の蝶花を散らしながら、薄と共に秋風に揺れていました。日本固有種で、本州~九州の日当たりの良い山野に生える、樹高1-2mの落葉広葉低木です。葉は3出複葉で互生し、長さ2-5㎝の楕円~卵状楕円形で、全縁で先は鈍頭~僅かに凹みます。表面は無毛で裏面に微細な毛があります。7-9月、葉よりやや長い総状花序を出し、長さ約1㎝の淡白赤~赤紫~濃紫色の蝶形花を疎らに咲かせます。青葉山に最も多く見られる萩で、別名は「仙台山萩」。古来より名高い「宮城野の萩」は当種だとも言われています・・・
ツクシハギ 文殊堂付近から見る青葉山と街
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オオカマキリ(大蟷螂・大螳螂)
2014/09/25(Thu)
  きょうは、曇り時々雨でした(18.2~23.0℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南東風)。
 道端の草薮に、オオカマキリ(カマキリ科)がいました。一瞬の雨上がり、ほっとしたかの様に、エメラルドの眼で空を見上げていました。北海道~沖縄の山地~平地の林地周辺の草叢や樹上に生息する、60-95㎜の大型の蟷螂です。成虫は8-11月に出現し、飛蝗や蝶等あらゆる昆虫を強力な鎌足で捕食し、時に蛙や蜥蜴を食べる事もあります。茶色型と緑色型個体があり、日当たりの良い草木の葉上に良く見られます。卵嚢で越冬し、春に200-300匹の幼体が孵化します。青葉山では、草原等で普通に見られます・・・
オオカマキリ♂ 降ったり止んだり・・・
 
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アカイボカサタケ(赤疣傘茸)
2014/09/24(Wed)
  きょうは、曇り時々晴れました(15.5~22.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、南西風)   
  道端に、アカイボカサタケ(イッポンシメジ科)が生えていました。紅くめんこい傘がポツリポツリと佇んで、南の島の苫屋の様出もありました。東~東南アジア、北~中米やマダガスカル等に分布し、日本では夏~秋に、全国の各種林内等の腐葉、腐植上に発生する小型菌です。全体に朱紅~肉色で、柄は繊維状でしばしば捩れます。傘は径1-4㎝の円錐~円錐鐘状で、中心に突起があり、名の由来になっています。湿時傘周辺部に放射状の線が現れ、襞はやや疎ら。柄は長さ5-10㎝で中空。食毒不明。青葉山では、赤、黄、白の近似3種が、林内に普通に見られます・・・
アカイボカサタケ
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ヒガンバナ(彼岸花)
2014/09/23(Tue)
    きょうは、晴れ時々曇りでした(15.1~24.9℃//0.17μSv/h八幡1屋外高さ1m・0.10Sv/h屋内21:00、南南東風)   
   稲刈りの終わった田圃の畔に、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)が咲いていました。お彼岸に、火焔を思わす真紅の花が立ち並んで、アペカムイに捧げる松明行進の様でした。北海道~沖縄の、田畑周辺や堤防、墓地、道端等に生育する多年生の球根性植物です。日本には稲作伝来時に中国から伝来した帰化植物と考えられています。晩夏~初秋、枝葉も節もない高さ30-50cmの花茎を立て、その先に赤く稀に白い散形花序を一つ形成し、包が破れると5-7個程の花を放射状に付けます。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返ります。花後、晩秋に長さ30-50cmの線形の細葉をロゼット状に出します。全草にアルカロイドを多く含み有毒ですが、嘗ては長時間水に曝して「救飢植物」ともなりました。青葉山では、田畑周辺等に見られます・・・
ヒガンバナ 権現森を望む
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ユウガギク(柚香菊)
2014/09/22(Mon)
  きょうは、良く晴れました(13.6~24.9℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.12μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  道端に、ユウガギク(キク科)が咲いていました。名の由来(柚子香がする?)は兎も角、他の野菊と比して「優雅」な趣の花々が、涼風に揺れていました。東北~近畿の山地~平地の草原や田畑、池沼周辺、道端等に普通に生育する、草丈50-150cmの多年草です。長い地下茎があり、葉は薄く長さ7-8㎝幅3-4㎝の披針~卵状長楕円形で互生し、3-4対に切れ込んで、短毛がありざらつきます。葉の基部は楔形で葉柄はありません。7-10月、茎頂に径約2.5㎝で白~薄青紫のの頭花を付けます。舌状花は14-16枚で、中央に黄色い筒状花が集合して半球状になります。痩果は長さ2-3㎜の倒卵形で、稜に剛毛、面にも腺毛があります。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ユウガギク 日没後
  後になって気づきましたが、この日で、「きょうの青葉山」を始めて丸9年(≪青葉山の緑を守る会≫の活動に参加して20年余)になりました。今後とも、青葉山の自然の素晴らしさや問題点等を日々発信して行きますので、皆さん宜しくお願い致します!
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ミゾソバ(溝蕎麦) の花
2014/09/21(Sun)
   きょうは、晴れ時々曇りました(13.1~24.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
   道沿いの小湿地に、ミゾソバ(タデ科)が咲いていました。薄紅色の花があちこちに咲き群れていて、まるで春爛漫の桜花の様でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、小川沿いや沼沢地等に生育する、高さ30-80㎝の一年草です茎には下向きの刺があり、根元から匍匐茎を伸ばして増殖・群生し、匍匐茎には閉鎖花が付いて、ここにも種子を作作ります。 葉は互生し、長さ4-10㎝の卵状矛形で、先は鋭く尖り、基部は耳状に張り出します。托葉鞘は長さ5-8㎜の短筒形で、時に上部が葉状に広がります。7-10月、枝先に10個程の花を咲かせ、花被は長さ4-7㎜で5裂し、裂片の上部は紅紫色、下部は白。痩果は長さ3-3.5㎜の3稜ある卵球形で花被に包まれます。青葉山では、湿性地に普通に見られます…
ミゾソバ 池
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ヨツバハギ(四葉萩)  
2014/09/20(Sat)
   きょうは、晴れ時々曇りました(13.5~24.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
   森の小径に沿って、ヨツバハギ(マメ科)が咲いていました。美しい虹色の靴が並んで、妖精達が開く仲見世の様でした。北海道~九州の、低山地や山麓の明るい林内や草地に生育する30-80cmの多年草です。葉は、2-3対偶数の羽状複葉で、葉柄は短く、葉基部に半月状の托葉を1対持ち、葉軸の先はしばしば巻鬚になります。8-10月に、1-5cmの花柄の先に2-8cmの花序を作り、紅紫~青紫色で1-1.2cmの花を密に5-15個付けます。秋には、長さ3-4.5cmで狭長楕円形の豆果を付けます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヨツバハギ 城址から
 
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コゲラ(小啄木鳥)
2014/09/19(Fri)
    きょうは晴れ時々曇りました(13.5~25.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
   桜の古木に、コゲラ(キツツキ科)がいました。朽ちた幹をコンコンコンコン突いて、時折ふっと、何処かを見詰めていました。ロシア南東部、サハリン、朝鮮北部、中国東北部等に分布し、日本では全国の山地~平地の各種林地の他、木々のある都市公園等にも生息します。ほぼ留鳥ですが、寒地のものは冬に暖地へ移動する事もあります。灰褐色と白の斑模様の羽色で、雄は後頭部に赤い小斑があります。全長15cm程の日本最小の啄木鳥で、昆虫の他、木の実も食べ花蜜も吸います。青葉山では、何所でも普通に見られます・・・
コゲラ 小滝の壺
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ヤマカガシ(山楝蛇)
2014/09/18(Thu)
  きょうは、晴れ時々曇りました(16.4~23.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北東風)。
  車道に、ヤマカガシ(ナミヘビ科) がいました。毒蛇とは言え未だ幼い蛇で、遠目に正面から見ると、とても愛らしいお顔をしていました。本州~九州の低山~平地の、特に水辺周辺に多く生息する、全長60-150cmの蛇です。褐色の地に黒、赤、黄の斑紋がありますが、変異が大きく、主に蛙や小魚を捕食します。奥歯の根元のデュベルノワ腺に出血性成分のある毒を持ち、深く噛まれると、主に血小板を破壊し、全身に及ぶ皮下出血、歯茎からの出血、内臓出血、腎機能障害、血便、血尿等が起こり、最悪の場合は脳内出血を起します。又、頸部にも別種の毒腺があり、危険が迫ると相手の目を狙って毒液を飛ばし、目に入ると結膜、角膜の充血や激しい痛みを生じ、最悪の場合失明します。只、注意は十分に必要ですが、元々大人しい蛇で、無闇に手を出したりしない限り噛まれる事はありません。青葉山では、蛇の中で最も個体数が多く、何処でも普通に見られます・・・
ヤマカガシ 稔るほど・・・
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キバナアキギリ(黄花秋桐)
2014/09/17(Wed)
  きょうは、一日曇りました(14.8~23.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  森のあちらこちらに、キバナアキギリ(シソ科)が咲いていました。上へ上へと綻ばせながら、既に多くの黄花を零れ落として、黄金の沢にでも迷い込んだ面持でした。本州~九州の山地の木陰等にに生育する、高さ20-40㎝程の多年草です。茎は四角で、葉は対生し長柄があり、三角状矛型で長さ5-10㎝、幅4-7㎝。8-10月、茎先に黄色い唇形花を穂状に付け、花冠は長さ2.5-3.5㎝で上唇は立ち上がり、下唇は3裂して前に突出ます。雄蕊4中2は退化し、花柱は長く突出します。萼は上下に2裂し、下裂片には浅い切れ込みがあり開出毛があります。青葉山では、明るい林内に普通に見られます・・・
キバナアキギリ 石の山
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コウタケ(香茸)
2014/09/16(Tue)
  きょうは良く晴れて、暑くなりました(17.1~27.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西風)。
  道端に、コウタケ(イボタケ科)が生えていました。一昨日の観(視)察会では悔しい思いをしましたが、きょうの「地滑り工事現地説明会」でも見ることができて、少しホッとしました。顔を寄せれば、名の通りの芳しい、独特の香りが漂いました。日本特産種で、深山では夏、普通は秋に、全国の広葉樹や松との混交林内に発生し、時に列を作って群生します。高さは15-20㎝、傘は初めやや桃色を帯びた淡褐~暗褐色で、径10-25cm、漏斗状に中央が深く窪み、跳ね返った大形の鱗片に覆われます。裏面は針状で、傘より淡色です。特有の香りと味があり、特に乾燥させると強い芳香を放ちます。青葉山では、広葉樹林内に見られます・・・
コウタケ 葛岡〜面白山を望む
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地滑り対策工事現地説明会
2014/09/16(Tue)
 一昨日の観(視)察会でもご案内し、上部から現場を視察しましたが、きょうは、県土木事務所や業者の方々による現地説明会がありました。この崖地では15年程前に、県、業者、学識者と当会による幾度もの会議の末に、地滑り対策工事が行われ多くの水抜き井戸が作られましたが、その一部の機能改善の為の工事との事。その為、下部の既成作業道を使用し、木々の伐採はほぼないとの事で安心しましたが、作業員を速やかに移動させる為に、大震災で落下したままの階段を修復したいとの事でした。崩壊したままではあっても、「当該地は希少種の生育地であり、十分配慮の上の工事を」と要望し、工事開始前に当会でも植物調査をし報告する事としました。工期は今年度末までとの事…
展望台直下の水抜井戸 作業道からケーブルを通す対岸を見る 川沿いの作業道

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カラカサタケ(唐傘茸)
2014/09/15(Mon)
   きょうは、晴れ時々曇りました(14.3~23.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
   森の斜面に、カラカサタケ(ハラタケ科)が生えていました。高さが30cm以上にもなる巨大なもので、名の通り、大きな唐傘にも見えました。夏〜秋、各種林内地上や竹林、芝上等に単生、散生する大型菌てす。カサは卵型からやや中高の扁平に開き、幼時は、褐〜灰褐色。成長すると表皮が破れ、大きな片鱗となって同心円状に表面に散らばります。地肌は、微細な片鱗に覆われ淡褐〜淡灰褐色。傘の肉質は海綿状で、襞は白く、幅広く密。柄は細長く、中空棒状で、上部は白〜灰褐色で可動性の鍔があり、表面は傘と同色の細片鱗に覆われます。基部は急に膨らみ球根状。肉は白。マントカラカサタケに似ていますが、傘の地色が淡灰褐色(は白)で、鍔が小さい事、柄の模様等が相違点です。可食とされますが、この仲間は良く似た有毒種が多く誤食の危険性があります・・・
カラカサタケ なだらかな山
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九月観(視)察会
2014/09/14(Sun)
  きょうは晴れ時々雨が降り、観(視)察会でも突然の雨になりました(19.5~21.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00)。待合せ所のバス停で、まずはNPO法人化の話や地すべり工事等について報告の後、青空の下の出発です。栃の実や植栽の花々、スズメウリの花や実に、咲き乱れるツクシハギ等見ながら森に入ると、道々キホウキタケやタマゴタケ、モリノカレバタケやクサウラベニタケ、モミジタケやイグチの仲間等のキノコが続きます。アンズタケやヒナアンズタケ、アンズタケモドキも数多く群れていました。少し暗い森には、真赤に実るミヤマガマズミやオトコヨウゾメ、ウメモドキが目立ち、足元にも、紅いカクミノスノキが輝いていました・・・と、突然辺りが暗くなり、大粒の雨が降りだしました。幸い東屋が近くにあって、皆で駆け込みましたが、中々止む気配がないので、キノコは未だ少なかったものの、鑑定会の始まりです。結果、ウラベニホテイシメジ、ムラサキフウセンタケ、ムラサキシメジモドキ、キチチタケ、スギヒラタケ、ドクベニタケ、チシオハツ、フサヒメホウキタケ、ウラグロニガイグチ、シロイボカサタケ、キイボカサタケ、シロテングタケ、シロオニタケ、ベニヒガサ、エセオレミキ、ナラタケモドキ、スミゾメシメジ、ホコリタケ、ヌメリササタケ、シロヒメホウキタケ、カレエダタケ、シロヒメカヤタケ、ニガクリタケ等が見られました…
タマゴタケ(右)とムラサキフウセンタケ 萩花に囲まれて 突然の雨 雨中のキノコ鑑定会
  花では他に、オヤリハグマ、オクモミジハグマ、ツユクサ、シラヤマギク、シロヨメナ、ヤブハギ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、センボンヤリ、ノダケ、コバギボウシ、ヤブラン、カノツメソウ、ミズヒキ、ヤブガラシ、イノコヅチ、ヒナタイノコヅチ、ゲンノショウコ、ノコンギク、ツルリンドウ、ヒメジソ、ヤマハッカ、ミヤギノハギ、ナガバノコウヤボウキ等が咲き、果実では他に、ツクバネ、シラキ、サンショウ、マイヅルソウ、チゴユリ、ナツハゼ等が目立ちました。動物では、足元から飛び跳ねるアカガエルの仲間達、昆虫では、花に群れる雌雄のメスグロヒョウモン等のヒョウモンチョウの仲間、キチョウ、未だ鳴いていたツクツクボウシやチッチゼミ等、野鳥ではシジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ等の他、上空を飛び交うイワツバメが見られました。それにしても悔しかったのは、昨日の下見で確認していた十数本のコウタケが一つ残らず採られていたことでした。後々の為にも、小さいのの一つ位残してほしかったのに、放射能一杯のものを!高価な値段で売るのでしょうか?!近くのサクラシメジ(有毒!)まで悉く盗り尽されて、国や東電への怒りを含めて、無性に腹が立ちました。と言いつつ思いつつ、又晴れ上がった空の下、漫ろ歩きながら散会しました・・・
カリンカ、マヤー♬ ダキバヒメアザミ 最後は気持ちよく晴れました! 川になった道端のキバナアキギリ
  来月(10/12(日))も、キノコ中心の観察・鑑定会になります。又、楽しい出会いがあると良いですね・・・
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タマゴタケ(卵茸)
2014/09/13(Sat)
   きょうは、晴れ時々曇りました(23.8~33.8℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北北東風)。
   森の入口に、タマゴタケ(テングタケ科)が生えていました。二つ並んだ真赤な玉が、何かを知らせるお光かの様に、輝いていました。中国~インドや北米に分布し、日本では夏~秋、各種樹林下に発生する中~大型の菌根菌です。径6-20cmの傘は赤~橙赤色で、縁に条線があります。襞は黄色。高さ10~20㎝の柄は中空で、黄色と橙色の段だら模様で、上部に橙色の鍔、基部に白い壺があります。高級な食菌ですが、他の菌類同様、セシウム等放射性物質を高度に濃縮する特性があり、食用としては控えた方が良さそうです。青葉山では、普通に見られます・・・
たまごたけ 驟雨
 明日(9/14)は、定例の観(視)察会↓です。キノコが中心の観察・鑑定会になりますが、短いコースで野菊や薊、萩等の花々や果実、昆虫、野鳥に動物等自然全般の観察もしましょう! 又いろんな出会いがあるといいですね・・・
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ダキバヒメアザミ(抱葉姫薊)
2014/09/12(Fri)
   きょうは、雨が上がって晴れました(14.3~26.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西風)。
   森の道端に、ダキバヒメアザミ(キク科)が咲いていました。木洩れ陽を浴びて、火魂の様に燃えていました。主に東北の山野に生育する高さ1.5-2mの多年草です。茎に毛は無く粉白色で、時に紫色を帯びます。葉は鋸歯状又は羽状に中裂し、基部が茎を抱くのが特徴で、名の由来です。7-9月、枝先に紫色の頭花を上向きに単生します。花冠の先端は5裂し、不規則に折り重なり毛毬状の花塊を形成し、中から合着した5つの雄蘂に包まれた雌蘂が突き出ます。総苞は粘らず、総苞外・中片は長く伸びて反り返ります。ナンブアザミの変種とも言われます。青葉山では、ナンブアザミと共に普通に見られます・・・
ダキバヒメアザミ 入方の空
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スズメウリ(雀瓜)の花
2014/09/11(Thu)
   きょうは、曇り時々雨でした(18.8~24,2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。
  道端の藪に、スズメウリ(ウリ科)の花が咲いていました。目を凝らさないと分らぬ程の小花ですが、見れば純白の、天使の花冠の様な聖さでした。本州~九州の他、済州島等の山野の湿り気のある所等に生育する、蔓性の一年草です。時に、秋に蔓先が地中に潜って塊根となり越冬し、春に又芽を出します。茎は細く、巻髭で様々な物に絡み付きながら伸びます。葉は長さ3-6cmの三角状卵心形で、しばしば浅く3裂します。雌雄同株で、8-9月に白い小花を咲かせます。果実は径1cm程の球形で白く熟して吊り下がります。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
スズメウリ 作並街道から見る青葉山
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ミヤマガマズミ(深山莢蒾/深山鎌酸実)
2014/09/10(Wed)
   きょうは曇り時々晴れて、一時小雨も降りました(19.8~25.3℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。
  道沿いに、ミヤマガマズミ(スイカズラ科)の実が生っていました。知らぬ間に、あちこちの森陰を紅く染めて、一気に秋の風情が漂って来ました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、サハリン南部等の山地の林内や林縁に生育する、樹高2-4mの落葉低木です。枝は黒紫色を帯び、葉は対生し、長さ4-9㎝の倒卵形で先が尖り、表面は無毛で光沢があります。縁は粗く鋭い鋸歯。5-6月、葉が一対付く枝先に散形花序を作り、白い筒状小花を多数付けます。9-10月、径8㎜程の核果を、赤く熟します。青葉山では、明るい林縁や林内に普通に見られます・・・
ミヤマガマズミ 片平から見る青葉山
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イタドリ(虎杖、痛取 )
2014/09/09(Tue)
   きょうは、晴れ足り曇ったりでした(19.3~26.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。  
    道沿いに、イタドリ(タデ科)の花が咲いていました。白い小花が無数に綻んで、冬の朝の樹氷の様にも見えました。北海道西部以南の日本全国の他、朝鮮、中国等の、荒地等日当たりの良い場所に生育する雌雄異株、高さ0.5-1.5mの多年草です。根茎を長く伸ばし、新苗を出し、茎は太く、中空で、初めは紅紫色の斑点があります。葉は互生し、長さ6-15㎝の卵~広卵形で先は尖ります。托葉鞘は長さ4-6㎜で早落。7-10月、葉脇から枝を出し、その先に白や淡緑、時に赤みを帯びた小花を穂にして咲かせます。花被は白~紅色で5裂し、外花被3は大きく背面に稜があり、雄花には雄蕊8、雌蕊は極小で、花柱3があり柱頭は細裂し雄蕊は極小。花後花被片3は翼状に張り出し、痩果(2-3㎜の3稜形で光沢ある黒褐色)を包みます。青葉山には、良く似たオオイタドリの方が多く自生していますが、こちらは北方性で大きく、葉形がハート形で、葉裏が粉白色なので識別できます・・・
イタドリ 一本道
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カラハナソウ(唐花草)の雌花
2014/09/09(Tue)
  きょうは、大体晴れました(17.4~24.8℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。  
道端のカラハナソウ(クワ科)に、雌花が咲いていました。「毛花」と呼ばれる開花したばかりの花序で(丸くなったものは「毬花」)、線香花火や風にそよぐ吹き流しの様にも見えました。北海道~中部以北の他、中国北部等の亜高山~低山の林縁等に生育する、雌雄異株の蔓性多年草です。葉は3裂又は楕円形ですが、花の咲く茎では楕円形になります。西アジア原産のホップ(セイヨウカラハナソウ)の日本産野生種で、日本初のビールは当種で作られました。名は、花(果)穂の形を古来使われてきた花形(唐花模様)に見立てたもの。青葉山では、林縁や藪地等に普通に見られます・・・
カラハナソウ雌花 森の夕陽
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カワセミ(翡翠、魚狗、川蟬)
2014/09/07(Sun)
    きょうは、大体晴れました(18.6~25.4℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
    沼の木の枝に、カワセミ(カワセミ科)が止まっていました。いつも、こちらに気付くと直に飛んで行ってしまうのですが、きょうは割とゆっりと、羽繕いしていました。欧州、アフリカ北部〜インド、東南アジアに広く分布し、亜種カワセミは全国の山地〜平地の水辺に生息する全長17cm、翼開長25㎝、体重19-40g程の小鳥です。ほぼ留鳥ですが、北海道では秋冬に暖地に移動します(夏鳥)。頭、頬、背は青く、頭には鱗状の模様があり、喉と耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色です。脚は赤く、嘴は長くて、雄は黒く雌の下嘴は赤。チイーッと細く鋭い声で鳴きます。河川や湖沼の枝や岩等に止まり、水面に飛び込んで、魚を捕ったり水浴びをし、土崖の斜面に穴を掘って営・繁殖します。別名はヒスイ、青い宝石等、古くはソニドリ(翠鳥、鴗)と呼ばれました。青葉山では、広瀬川や各池沼で普通に見られます…
カワセミ♂ きょうの五色沼
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マユタテアカネ(眉立茜)
2014/09/06(Sat)
   きょうは曇り時々晴れて、少し蒸しました(19.4~29.4℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南風)。
   知らぬ間に、空に赤蜻蛉が沢山飛んでいました。道沿いにも止まっていて、お顔を見ると、殿上眉のマユタテアカネ(トンボ科)でした。北海道~九州の低山地~平地の池沼、水田、湿地の、周囲に木立のある様な所に生息する、体長31-43mmのトンボです。成虫は6-12月に出現し、雌雄共顔面の額上部に黒斑(眉班)が2つ並び、それが名の由来ともなっています。未熟期には雌雄共黄褐色をしていますが、成熟した雄は腹部が赤化し胸部は焦茶色になり、雌は普通成熟しても赤化せず体色が全体に濃くなる程度です。青葉山では、池沼周辺等に多く見られます・・・
マユタテアカネ 国道から見る青葉山
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ミゾカクシ(溝隠)
2014/09/05(Fri)
   きょうは、曇り後雨後曇りでした(21.8~27.7℃//0.17μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南風)。
   道端の湿地に、ミゾカクシ(キキョウ科)が咲いていました。小さいけれど近寄れば、茜の空に、天女達が舞い遊んでいる様な光景でした。中国~東南アジア、インド等に分布し、日本では北海道~沖縄の水田周辺等湿った場所に生育する、草丈10cm程の多年草です。茎は細く横に這い、節毎に葉を付けて根を下します。葉は長さ1-2cmの狭い被針形で互生し、低鋸歯があります。7-10月、葉柄から1.5-3cmの花茎を出し、先端に花を一つ付けます。白~薄紫を帯びる花は、径1cm程の唇形花で上二弁と下三弁に分かれ、下三弁は外側へ巻きます。青葉山では、水田周辺等に普通に見られます・・・
ミゾカクシ 雨上がりの夕暮れ
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ツリガネニンジン(釣鐘人参)とシャジンヒゲナガアブラムシ(沙参髭長油虫)
2014/09/04(Thu)
  きょうは、一日曇りましたました(19.7~23.3℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
 林縁の草原に、ツリガネニンジン(キキョウ科)が咲いていました。薄紫の花々の中に、白い花もあって涼しげでしたが、良く見れば花茎には、シャジンヒゲナガアブラムシ(アブラムシ科/体長4㎜、成虫は4-11月に出現し、ツリガネニンジンの茎等で吸汁)と思われる赤い油虫が一杯付いていました。北海道~九州の他、サハリン、クリル等の、山地の草原、林縁や池・川の堤等に自生する多年草です。根生葉は丸く長い柄がありますが、その後の茎葉は楕円形で葉柄が殆ど無い、3-4枚の輪生葉となります。開花時には根生葉は消えますが、夏~秋に刈り取られると、速やかに地上部を回復して根生葉も花茎も再生します。青葉山では、 明るい草地等に見られます…
ツリガネニンジンとシャジンヒゲナガアブラムシ 侍が案内する青葉山
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ツリフネソウ(釣船草・吊舟草)
2014/09/03(Wed)
  きょうは、一日曇りでした(19.2~24.2℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、南東風)。
  林縁に湿地に、ツリフネソウ(ツリフネソウ科)が咲いていました。薄暗い草薮にぽつぽつと、鮮やかな赤紫の花脣が、熾火の様に燃えていました。朝鮮、中国、ロシア東南部等に分布し、日本では北海道~九州の山地~低山の水辺等のやや湿った薄暗い場所に生育する、草丈50-80cm程の一年草です。葉は楕円~広披針形で、鋸歯があります。9-10月、茎先から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で3-4cm程の横長の花を釣り下げる様に多数咲かせます。花弁状の萼と唇形の花弁を持ち、距が長く筒状になり、くるりと巻いているのが特徴です。種子が熟すと、弾けて飛び散るように拡がります。青葉山では、沢沿い等に見られます・・・
ツリフネソウ 北堰から見る青葉山
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ハイカグラテングタケ(灰神楽天狗茸)
2014/09/02(Tue)
    きょうは、晴れ時々曇りました(19.3~27.2℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北西風)。
   道端に、ハイカグラテングタケ(テングタケ科)が生えていました。二つ並んでいましたが、きょうは、お寺の鐘や螺髪の仏様の様に見えました。夏~秋に、全国のブナ、ミズナラ等の広葉樹林、松林とその混交林等に発生する大型菌です。傘は初め半円形で、次第に平らに開きます。傘の表面は灰色で、脱落しやすい綿屑状の疣が密生し、触れると手に付着します。傘の縁には条線があり、襞は白くて密。柄は粉質物を付着し、基部はやや棍棒状で、鍔は膜質で簡単に脱落します。食べる方もいますが、食毒は不明で、キリンタケ等有毒キノコにも似ていますから、要注意です。青葉山では、ミズナラやコナラの林下で見られます・・・
ハイカグラテングタケ 飛行機
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