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コクサギ(小臭木) の果実
2014/12/31(Wed)
   きょうも雪の予報でしたが、曇り時々雨になり、夜遅くに雪に変わりました(0.5~7.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107、西風)。  
   道沿いのコクサギ(ミカン科)に、実が生っていました。濡れ煎餅の様にしっとりと、近寄ると、独特の香が仄かに漂いました。日本。朝鮮、中国等に分布し、日本では本州~九州の谷沿い等に生育する高さ2m程の落葉低木です。長さ5-13cmの葉は柔らかく光沢があり、2枚ずつの互生で、ミカン科特有の油点があります。先端側が幅広く、基部に向かって楔形となり、若葉では微細鋸歯があり成葉は全縁。雌雄異株で、4-5月に、緑色の花を咲かせ、長さ2-4cmの雄花は萼・花弁4枚、雄蘂4本。約10mmの雌花は萼・花弁4枚で、柱頭は4裂します。果実は1個が腎形の2-4分果で、熟すと2裂し、内果皮が弾けて黒い種子を飛ばします。有毒植物。青葉山では、沢周辺や山裾等に普通に見られます・・・
コクサギ 藪の小道
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トウネズミモチ(唐鼠黐)
2014/12/30(Tue)
   きょうは晴れ後曇って、一時雨が降りました(0.7~2.1℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北北西風)。
   河岸のトウネズミモチ(モクセイ科)に、実が生っていました。赤い果柄の目立つ黒い実がたわわに実って、数羽の鵯が賑やかに食べていました。崖の様な所に生えているので、多分野鳥による播種由来のものと思われます。中国原産の10-15mの常緑小高木で、日本では暖地を中心に広く植栽され、一部で野生化しています。樹皮は褐灰色で多くの皮目があり、枝にも粒状皮目があります。葉は対生し、厚い革質で、表面は光沢ある濃緑色、裏面は淡緑色で、葉身は長さ6-12㎝、幅3-5㎝の卵状楕円形で、基部が大きく全縁で、先は細く長く尖ります。6-7月、新枝の先に大きい円錐花序を出し、白い小花を多数付けます。花冠は長さ3-4㎜の筒状漏斗形で、中程で4裂平開し、雄蕊2、葯は花筒から突出。果実は長さ8-10㎜、径5-6㎜の楕円形で、10-12月に黒紫色に熟し、白い粉を被ります。種子は黒く、表面には皺があリます。自生するネズミモチとの相違点は、葉裏を光に透かすと側脈も透けて見え、果実はより球形に近く、樹高が総じて高い事等。青葉山周辺では、公園等に植栽されています…
トウネズミモチ
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ヤママユ(山繭)の繭
2014/12/29(Mon)
  きょうは、雪の予報でしたが雨になり、後晴れました(0.7~2.1℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北北西風)。
  道端の木の枝に、ヤママユ(ヤママユガ科)の繭が下がっていました。冬枯れの森に、若草の様な黄緑の長玉が、風にふわふわと揺れていました。北海道~九州の森に生息し、成虫は開張115-150mmで、8-9月に出現します。4枚の翅には、それぞれ1つずつの目玉紋と、黒白2色の筋があります。幼虫はブナ科のコナラ、クリ、クヌギ等の葉を食べて育ちます。日本の代表的な野蚕で、天蚕とも言われ、この繭から採取される天蚕糸は「繊維のダイヤモンド」とも言われています。青葉山では、繭も成虫も普通に見られます・・・
ヤママユの繭 山から見えた月と飛行機
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ノウサギ(野兎)の足跡
2014/12/28(Sun)
  きょうは晴れ時々曇って、時折風花が舞いました(‐2.5~7.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、東南東風)。
   道端の雪上に、ニホンノウサギ(ノウサギ科)のニホンノウサギ(ノウサギ科)の足跡がありました。僅かではありますが、大開発の影響もあり、急激に数を減らしている山友の、歩いたばかりのくっきり付いた痕跡に、思わず感動してしまいます。本州~九州の亜高山~低地の森林や草原等に生息する、体長45-54cm、体重2-3.5kgの日本固有の兎です。植物食で、葉、芽、枝、樹皮等を採食し、群れは形成せず単独で生活し、塒を中心に半径400m内外の範囲で行動します。藪中で繁殖し、一回1-4仔産み、早春~秋に数回それを繰り返します。夜行性で昼間は藪地等でじっとしている事が多く、巣は作りません。青葉山では、藪内外で糞や食痕が見られ、雪面には足跡を見る事ができますが激減していて、今後の地域的生存が非常に危ぶまれます・・・
ノウサギの足跡 垣間見る西の山々
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ユスリカ(揺すり蚊)とコツボゴケ(小壺苔)
2014/12/27(Sat)
   きょうは、朝までに雪が数㎝積りましたが、日中は晴れ時々曇りでした(-4.3~4.1℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、西北西風)。
   雪面の所々に、ユスリカ(ユスリカ科)の仲間がいました。流石に動きは鈍いのですが、この寒さも冷たさももろともせずに、こんな所にこんな風に生きていられるのは如何してだろう、と何時も思います。真冬に活動するのは、捕食者や競争相手が少ない事にも因りますが、それに見合う体の仕組みがあるとも言われます。蚊に似た微小昆虫で、口吻は発達せず、触角は雄では羽毛状、雌では短く糸状。翅は細長く、翅脈は蚊とは全く異なります。他に蚊との違いは、人や動物を吸血せず、水辺で蚊柱を作り、幼虫はアカムシで、成虫は餌を摂らない事等。名は、幼虫が体を揺する様に動かす事に由来。青葉山では、一年を通して見られます。近くにはコツボゴケ(チョウチンゴケ科)が生えていましたが、こちらも厳冬にも枯れることなく、柔らかで瑞々しい姿を保つ、不思議な力に魅了されます。アジア東~東南部~ヒマラヤに分布し、日本では全国の山地の谷間、人里の半日陰等の岩上、地上に生育する草丈 1-2㎝の蘚類です。茎は初め立ち上がり、先端は垂れて匍匐し、着地した先から新しい個体が形成されます。葉は倒卵~広卵形で、縁には明瞭な舷があり、葉の上半部に鋭い歯があります。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
コツボゴケとユスリカ 月と星と
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カラスザンショウ(烏山椒)の果実
2014/12/26(Fri)
   きょうは、朝にうっすら雪が積もっていましたが、日中は大体晴れて、時折風花が舞いましたした(‐2.6~3.8℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、西北風)。
   道端に、カラスザンショウの実が落ちていました。遠くからでも爽やかな香が漂っていましたが、大木の下まで来ると、雪面に散ばる沢山の果柄の、赤紫がとても鮮やかでした。日本の宮城以南の他、朝鮮南部、中国、フィリピン等の山野に生育する、高さ6-8m(最大15m程)の落葉高木。雌雄異株。幹や枝に刺が多く、葉は10対前後の奇数羽状複葉で、長さ5-10㎝の小葉は長楕円状披針形で鋸歯があります。7-8月、枝先に円錐花序を出し、淡緑色で多数の小花を咲かせます。秋、赤い蒴果を付けて、特有の香りと辛味のある黒い種子を露出します。伐採跡等の裸地に逸早く生える先駆植物で、青葉山では崩壊地周辺等に普通に見られます・・・
カラスザンショウの果実 冷たい朝
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ウグイス(鶯、鴬)
2014/12/25(Thu)
  きょうは晴れ時々曇って、暫し雪が降りました(‐0.4~5.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
   道沿いの薮に、ウグイス(ウグイス科)がいました。ジャッジャッと言いながら、藪から藪へと食べ物を探していました。中国東北、ウスリー、サハリン、クリル、朝鮮、フィリピン等に分布。日本では全国の山地〜平地の林内や周辺の藪で繁殖し、ほぼ留鳥ですが、秋冬には寒地の個体は暖地へ、山地のものは平地に下りて、藪で暮らします。全長♂16㎝、♀14㎝で雄雌同色で、背中はオリーブ褐色で、腹は白。雑食で、夏場は主に小型昆虫、幼虫、クモ類等を捕食し、冬場は植物の種子や木の実等も食べます。繁殖期には、雄は縄張りを作り「ホーホケキョ・・・」と良く囀り、地鳴きは「ジャッジャッ」。青葉山では、藪のある所なら何処でも一年中出会えます。人には嫌がられる藪の大切さを、身を以って教えてくれる鳴鳥です・・・
ウグイス 小さな広場
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リョウブ(令法)の冬芽と果実
2014/12/24(Wed)
  きょうは曇って、一時雨が降りました(0.1~4.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
   道端のリョウブ(リョウブ科)に、実が生っていました。枝の先々に果穂を沢山下げていましたが、近寄ると冬芽は芽鱗を開 いて、藁帽子と言うより中世の、兜を被った兵士の様でした。北海道南部~九州の他、朝鮮南部等の、明るい尾根や谷筋等に生育する、高さ3-7mの落葉小高木です。樹皮は縦長に薄く剥がれ、内皮は滑らかな薄茶褐色です。葉は長さ10cm、幅3cm程の倒卵形に近い楕円形で、細鋸歯があり、表面には艶が無く、枝先に螺旋状に纏まって付きます。7-9月、枝先の長い総状花序に多数の花を付け、花弁は白く5裂します。果実は蒴果で3つに割れます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
リョウブ ふかふかの草の道
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ブナ(椈、山毛欅、橅、桕)の芽
2014/12/23(Tue)
   今朝は、昨晩の雪が5cm程積もっていましたが、日中は晴れました(-2.2~4.4℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
   道端のブナ(ブナ科)に、雪が積もっていました。と言っても、湿雪が融けかかったものが凍って、固く尖った冬芽を、よりきりりと引立たせていました。北海道南部~九州の温帯域の寒冷地では低地に、暖地では高地に生育する高さ30mに達する落葉高木です。日本固有種の陰樹で、肥沃な土壌に育ちます。樹皮は灰白色できめが細かく、葉は楕円形で薄くてやや固く、縁は波打ちます。5月頃、展葉と同時に開花し、雄花は新枝下部に頭状花序が数個付いて垂れ下がり、雌花は新枝上部に、花が2つの頭状花序を上向きに付けます。堅い殻(殻斗)に包まれる赤褐色の堅果は10-11月に熟します。冬芽は、長楕円形の鋭頭で、芽鱗は4列並び、上部芽鱗先に灰白色の毛があります。青葉山でもあちこちに自生していて、小林も作っています・・・
ブナの芽 凍った雪
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マサキ(柾、正木)の果実
2014/12/22(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇って、晩方から雪になりました(-2.1~4.3℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、西北西風)。
  川端の土手に、マサキ(ニシキギ科)が生えていました。遠くからでも良く目立つ、赤い実を覗くと、みんな舌を出してあかんべしている様でした。北海道南部以南~九州の、主に海岸近くの森に生育する樹高2-6mの常緑低木です。葉は厚くて艶があり、低い鋸歯があって葉先は尖らず、葉柄は短くて対生。6-7月に、葉腋から集散花序を出し、直径5mm程の黄緑色の小花を多数付けます。秋に果実が熟すと裂開して、橙赤色の仮種皮に覆われた種子が現れます。青葉山では、森の外れ等の所々に自生種と植栽されたものが混在しています・・・
マサキ 河原の色石
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カワアイサ(川秋沙)
2014/12/21(Sun)
   きょうは、曇り時々晴れました(-0.5~8.4℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、西北西風)。
   広瀬川に、カワアイサ(カモ科)がいました。急流の中、雌雄二羽が近くで潜り合っては、何か必死な感じで魚を捕っていました。ユーラシアや北米に広く分布し、日本では全国に冬鳥として渡来する、全長58-72cm、翼開長86-102cmの潜水性のカモです。主に河川・湖沼等の淡水域に棲み、水中で魚を捕食します。雄の頭は緑黒色で、胸や腹等は白く、背中は黒。嘴は長く、濃赤色で先端が鉤状に曲がり、虹彩は黒褐色。雌の頭部は茶色で、体の下面は灰色。青葉山周辺では、秋~春に数多く普通に見られます・・・
カワアイサ 山はきょうも雪?
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ウツギ(空木) の果実
2014/12/20(Sat)
   きょうは、曇り後雨になりました(0.6~5.2℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、北西風)。
   道端に、ウツギ(ユキノシタ科)が生えていました。枝先には、小さなお尻にも見える果実が、面白そうに沢山生っていました。北海道~九州の林縁、崖等の少し湿った場所に生育する樹高2-4mの落葉低木です。良く分枝し、樹皮は灰褐色で、新枝は赤褐色を帯び、星状毛が生えます。葉は卵~楕円~卵状被針形と変化が多く、葉柄があり対生します。5-7月、枝先に円錐花序を付け、多くの白い花を咲かせます。青葉山では、川沿い等に普通に見られます・・・
ウツギ 北斜面
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カモシカ(氈鹿、羚羊)の足跡
2014/12/19(Fri)
    きょうは、晴れたり曇ったりでした(0.4~7.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
   カモシカ(ウシ科)の足跡がありました。谷から這い上がったものは、道を暫く歩き、見晴らしの良い場所に着くと、街を眺めながら、長らく座り込んでいた様で、雪上に毛も落ちていました。本州~九州のみに分布する日本固有種で、国指定特別天然記念物。亜高山~低山の森に生息し、木の葉、草、笹等を選択的に採食します。体長105-112㎝、肩高68-75㎝、体重30-45kg。全身の毛衣は白や灰色、灰褐色ですが、個体変異や地域変異が大きく、角は8-15㎝の円錐形でやや後方に湾曲し、基部に節があります。青葉山では、近年数多く定着し、毎年繁殖もしていましたが、大規模工事に因り生活圏が急激に狭められています・・・
カモシカの谷から這い上がった足跡 カモシカが休んでいた跡
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ソシンロウバイ(素心蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)綻ぶ
2014/12/18(Thu)
    きょうは、昼過ぎまで雪が降り続いて10㎝近く積もりましたが、午後は晴れました(-2.7~4.9℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、西北西風)
   山裾で、ソシンロウバイ(ロウバイ科)蕾が開きかけていました。こんなに早く、こんなに寒いのに、雪にも風にも負けず綻んでいて、祖の色にも香りにも感じ入りました。中国原産で日本には江戸期に渡来した高さ2-4mの落葉低木です。幹は、地際から分枝して株状になります。早春、葉の出る前の枝に黄色い花を多数付けます。栽培品種は幾つかありますが、花全体が黄色いものがこのソシンロウバイ、花の中心部が暗紫色のものがロウバイです。青葉山周辺では、公園や庭先、民家跡等に植栽されています・・・
ソシンロウバイ 晴れ間の空
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ハシブトガラス(カラス科)とカキノキ(カキノキ科)
2014/12/17(Wed)
   きょうは一日中雪が降り続き、5㎝程積もりました(-1.0~4.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  カキノキ(カキノキ科)に、ハシブトガラス(カラス科)がいました。降り頻る雪の中、美味しそうに、滴る朱い実を食べていました。ハシブトガラスはユーラシア大陸東部に分布し、日本では全国の山地~低地の森林に留鳥として生息し、近年は都市部に進出しています。全長は57㎝程で、雌雄同色。額が出張る事と嘴が太いのが特徴です。青葉山では、林内外に普通に見られます。カキノキは、東アジアの固有種で、日本では本州~九州に栽培、又は自生する高さ10m程の落葉高木。雌雄同株。葉は大きく広い楕円形で革質。 6月頃、黄緑色4弁の雌花と雄花を付けます。果実は黄赤色の液果で、品種数は1000を超えるとも言われます。青葉山では、民家跡等各所に見られます・・・
ハシブトガラスと柿 降り頻る雪、足元は水雪
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ミツバウツギ(三葉空木)の果実
2014/12/16(Tue)
   きょうは午前中雪が降って数㎝積り、後霙や小雨に変わりました(-2.3~0.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、西北西風)。
   川沿いのミツバウツギ(ミツバウツギ科)に、実が生っていました。雪袴やもんぺにも見える、矢筈状の袋を開くと、つるつるの徳利にも似た種子が現れました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の明るい山林等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は三出複葉で対生し、名の由来にもなっています。小葉は長さ5㎝程の長卵状楕円形。5-6月、枝先に円錐花序を出して、花弁・萼(各5枚)共に白い花を咲かせます。果実は偏平で先の尖った軍配状の蒴果です。枝は褐~紫褐色で、2年枝には細かい縦筋が入り、普通枝先に黒褐色で芽鱗1対の冬芽が2個付きます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
ミツバウツギ 雪と雨の河原
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キリ(桐)の果実
2014/12/15(Mon)
   きょうは、夜半〜朝に雪が降って数㎝積り、後晴れました(-2.4~2.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
   森の外れのキリ(ゴマノハグサ科/ノウゼンカズラ科やキリ科とする説も)の木に、実が生っていました。雪を乗せて口を塞いでいましたが、試しに一つ開けてみると、霜柱を思わせる翼を付けた種子が、雪の様に舞いました。中国原産とされますが、日本では北海道南部以南に植栽、又は自生する、高さ10m程の落葉高木です。樹皮は灰褐色で、多くの皮目があります。広卵形の大きく特徴的な葉を持ち、初夏、。枝先に大きな円錐花序に淡紫色で筒状の花を付け、花冠は長さ5‐6㎝で先端は5裂し、外面に毛があります。秋~冬に卵形の蒴果を熟し、2裂して翼のある種子を飛ばします。青葉山では、民家跡や車道沿い等に見られます・・・
桐の果実 雪上がり
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十二月観(視)察会
2014/12/14(Sun)
  きょうは、時折小雪の舞う冬空の下、寒いながらも穏やかな観(視)察会となりました(-1.4~1.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。東西線関連のどさくさ工事について等のお話の後、早速出発です。ベタテカニガのトチノキの芽やカシカリン、真冬に咲き誇るヒイラギナンテン等観察し、カエデ類の赤い枝、青々としたキヅタ、カラスザンショウを食べるコゲラ、一輪咲き残るノコンギク、林立するセンボンヤリ等眺めつつ森に進みます。森は柔らかな落葉の上にうっすら雪が積もり、獣の足跡を探しますが、中々見つかりません。その代わり、ヤブラン、オオバジャノヒゲ、ヤブコウジの実、フユノハナワラビやリョウメンシダ、イヌガンソク等の羊歯が目立ち、シロダモの赤やヤブムラサキ、ムラサキシキブの紫、トリガタハンショウヅルのケサランパサラン、ツクバネの羽根、ツノハシバミやケヤマハンノキの雄花等が良く見られました。混群を作るシジュウカラやエナガ等とも良く出会いました・・・
ヒイラギナンテン 雪と落葉の道を行きます… 氷の滴 終えたばかりのリスの食卓
 花では、植栽のサザンカやツワブキの他は殆ど見られず、果実では、ヘクソカズラ、アオキ、ウメモドキ、サルトリイバラ、ヒノキ、ツルリンドウ等が見られました。キノコでは、アシナガタケやサルノコシカケ、カワラタケの仲間の他、何と目の良いKちゃんが、雪に塗れたムラサキシメジを発見してくれました! 動物ではカモシカの足跡の他、角擦り痕、食痕があちこちに見られ、テンの糞、モグラ塚、少ないと思われたリスの食痕も、ガンバって沢山見つけました! 野鳥では他に、ヤマガラ、アオジ、トビ、ハシブトカラス、セグロセキレイ等、そして、幸せの青い鳥・ルリビタキを観察できました!虫瘤は、ウダイカンバ、コナラ、イヌツゲ、クリのもの等がありました。毎冬この時季は、三居沢より等の長めのコースになりますが、遠いとの意見もあり、コースを変えたり時間を延ばすとか…今後の課題としました。それは兎も角、実も花も鳥も虫も風も雪も落葉も…新たな見方、発見のあった一時だったのではないでしょうか? さて次回は、新年の初歩きです。きりりとした雪上の?、心改まる「会」を期待したいものです・・・
半鐘蔓のお爺さん ムラサキシメジ お疲れさまでした! おんぶとだっこの帰り道
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コバギボウシ(小葉擬宝珠)の果実 
2014/12/13(Sat)
 
   きょうは曇り時々晴れて、一時風雪になり、数㎝積りました(-0.8~5.1℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
   道端に、コバギボウシ(リュウゼツラン科)が立ち枯れていました。降り出した雪に塗れて、飾り付けた樅木の様になっていました。本州~九州の湿原等に生育する多年草です。葉は葉柄が付く根生葉の長楕円~披針形で、長さ10-20cm、幅4-8cm程になります。7-9月、高さ30-50cmの花茎を立て、漏斗型の濃紫~淡紫色の花をやや下向きに付けます。一つの花はほぼ一日で萎みますが、花軸に付く蕾が下部から上部へと次々に開花して行きます。花後に稔って、翼を持つ種子を作りますが、その後茎上部に長く残って、風で散布されるのを待ち続けます。青葉山では、湿性地等に普通に見られます・・・
コパキギボウシの果実 突然の風雪
  明日(12/14)は、観(視)察会↓です。少し積もった雪の中、動物の足跡等の痕跡、混群を作る野鳥達、様々な果実や冬芽、虫瘤に、まだ咲いている花、名残の紅葉等を観察しましょう…
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シロダモ(白梻)の果実
2014/12/12(Fri)
   きょうは、晴れたり曇ったりでした(2.5~6.1℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、西北西風)。
   道沿いに立つシロダモ(クスノキ科)に、実が生っていました。青かった色が一気に赤くなって、近寄れば小林檎の様で、美しく美味しそうでした。本州の秋田、宮城~南西諸島の他、朝鮮、中国等の山地~低地の森林内に生育する、樹高10-15mの常緑中高木です。雌雄異株。幹は直立し、樹皮は紫褐~暗褐色で、若枝には黄褐色の絹毛があります。葉は互生し柄があり、長さ8-18cmの葉身は長楕円状披針形で、先端は尖り、3行脈が目立ち、裏面は灰白色です。秋、葉腋に散形花序を作り、黄褐色の小花を多数付け(総苞片は広楕円形で花被片4。雄花は雄蕊6、雌花は雌蕊1と仮雄蕊6)、翌年秋に長さ12-15mmの果実を赤熟します。青葉山では、林縁等の所々に見られます・・・
シロダモの果実 泉ヶ岳遠望
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エナガ(柄長)
2014/12/11(Thu)
   きょうは大体曇りで、晩方に晴れました(3.0~14.2℃//0.16μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、南南西風)。
   エナガ(エナガ科)が、いました。十数羽の群れが、松から榛木、楓と飛び移り、ジュリリリ、ジュリリと鳴き交わしながら、何かを楽しそうに食べていました。ヨーロッパ~中央アジア~日本に広く分布し、主に明るい森に生息する留鳥又は漂鳥です。体長は14cm程ですが、名の通り、尾の長さが体の半分以上もあります。雌雄同色で、成鳥の頭や頬~胸等は白く、肩羽や腹、下尾筒は淡い葡萄色で、眉斑~肩、雨覆等が黒く彩られます。主に小昆虫、クモ、油虫等を捕食しますが、草木の種子、果実、樹液、菌類等も食べます。青葉山では、一年中極普通に見られます・・・
エナガとヤマモミジ 大橋から見た青葉山夕空
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ホオズキ(酸漿)の果実
2014/12/10(Wed)
   きょうは、曇り後晴れました(2.5~8.0℃//0.16μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m・0.10μSⅴ/h屋内21:00、北北西風)。
   森の道端に、ホオズキ(ナス科)の実が生っていました。これまで、何故気付かなかったのか不思議な位に、派手な赤提灯が沢山、北風に揺れていました。東南アジア原産で、日本では全国で栽培され野生化もしている、茎高60‐90㎝の多年草です。地下茎を長く伸ばして増える。葉は互生し(時に節に2枚ずつ付いて対生に見える)、長さ5-12㎝、幅3-9㎝の広卵形で細柄があり、大きな鋸歯が数個あります。6-7月、葉腋から長い花柄を出して、淡黄白色の花を下向きに付けます。花冠は杯形で径1.5㎝程、先は浅く5裂して平開し、5角形。萼は短い筒状で先は5裂。花後、萼は大きく膨れて長さ4-6㎝になり、液果を包み、赤橙色になります。液果は径1-1.5㎝の球形で赤熟します。名の由来は、実の様子から頬を連想したとか、果実を鳴らして遊ぶ様子から「頬突き」の意、ホホ(蝥、カメムシの類)が良く付くから等諸説あります・・・
ホオズキ 垣間見えるビル街
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ジャノヒゲ(蛇の髭)の果実
2014/12/09(Tue)
   きょうは、大体曇りました(2.0~6.9℃//0.16μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m・0.10μSⅴ/h屋内21:00、北西風)。
   道端のジャノヒゲ(クサスギカズラ科又はナギイカダ科)に、実が生っていました。と言っても、もしゃもしゃした細葉の叢がぽつぽつとあるだけでしたが、掻き分けると、ピカピカで鮮青の実塊が現れました。東アジアに広く分布し、日本では北海道~九州の山地~低地の林床に生育する草丈10cm程の常緑多年草です。葉は長さ10-30cm、幅2-3mmの線形で多数叢生し、先端は下向きに垂れ下がります。7-8月、葉間から5-15cmのやや扁平な花茎を出し、白~淡紫色の花を5-10個程総状に付けます。果皮は薄く、成熟途中で脱落し、種子は露出した状態で成熟し、秋に濃青紫色になります。走出枝を出し群落を作ります。青葉山では、林内の所々に見られます・・・
ジャノヒゲ 東の空
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アブラツツジ(油躑躅)の芽と果実
2014/12/08(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(-1.2~8.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
  道端のアブラツツジ(ツツジ科)に、果実が下がっていました。近寄れば、枯れ開いた蒴果よりも、空に翳された赤い芽が輝いていました。本州中部以北の山地に生育する、樹高3m程の落葉低木です。葉は枝先に輪生状に付き、葉身は楕円~倒卵形で基部は楔形、先は鈍頭で細鋸歯があります。裏面は名の通り、滑らかで油を塗った様に見えます。5-6月、枝先に総状の花序を出し、5mm程の白花を5-13個下垂させます。花冠は球壺状で、先は5裂。秋に、球形で3mm程の朔果を付けます。冬芽は赤味を帯び、卵~長卵形で先端が尖ります。若枝は赤褐色で短毛があり、葉痕から下に低い稜があります。宮城県が太平洋側北限である上、生育地が極限されていて、県のレッドリストで要注目種に指定されています・・・
アブラツツジの芽と果実 雪の山々
 
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オカトラノオ(丘虎の尾)
2014/12/07(Sun)
   きょうは昨晩の雪が数㎝積り、日中は晴れ時々曇りました(‐1.2~5.2℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  草原のオカトラノオ(ヤブコウジ科)に、雪が積もっていました。枯野に再び花が咲いて、しかも却って、名の虎の尾っぽくなっていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山野の日当たりの良い草原等に生育する、高さ50-100cmの多年草です。茎は立ち上がり、地下茎を伸ばして群生します。長楕円形で全縁の葉は茎に互生し、葉柄があります。6-7月に、茎先に白い小花を総状に付け、下方から開花して行きます。花冠は径1㎝程で、深く5裂します。青葉山では、林縁等のあちこちに普通に見られます・・・
オカトラノオ 雪の草原
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サネカズラ(実葛)
2014/12/06(Sat)
   きょうは晴れ後曇って時折雪が舞い、晩方には少し積りました(-2..6~5.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107、西北西風)。
  道沿い崖に、サネカズラ(マツブサ科)の実が生っていました。寒々した森に、真赤で艶やかな実がたわわに下がって、鳥や(人を含めた)動物達の目を惹いていました。関東(とされる)~中国南部の照葉樹林等に生育する、雌雄異株の常緑蔓性木本です。葉は長さ数cmで艶があり互生します。8月頃、葉蔭に径1cm程の花を咲かせ、10枚前後の白い花被に包まれ、中央に雄蕊、雌蕊が夫々多数螺旋状に集まります。雌花の花床は結実と共に膨らみ、赤く丸い集合果を作ります。果柄は7cm程にも伸び、単果は径1cm程で、全体では5cm程になります。青葉山では、車道沿い等に見られます・・・
サネカズラ 凍った道
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チャノキ(茶木) の花
2014/12/05(Fri)
    きょうは曇り時々霙になり、昼過ぎには、大分遅い初雪が観測され、一瞬積りました(青葉山では12/2にも降った様ですが私は確認できず/0.7~5.4℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
    道端で、チャノキ(ツバキ科)の花が咲いていました。初冬の森に相応しい、純白の花でしたが、何か気が向いて、葉を少しとって、蒸して煎じて飲むと、こんな固いものでも味わい深い煎茶になりました。諸説ありますが、原産は中国南部。日本へは805年、最澄が種子を持ち帰り比叡山に植えたのが最初とも言われます。その後全国で栽培され野生化もしています。高さ2m程の常緑低木。樹皮は灰白色の平滑で、葉は互生し、革質で表面は光沢があり、葉身は長さ4-10㎝の楕円形で、先端は鋭く、基部は楔形で、波状の細鋸歯があります。葉柄は長さ3-7㎜。10-11月、枝先の葉腋に径2-3㎝の白花を下向きに咲かせ、花弁は5-7個。ほぼ円形で先が凹み、雄蕊は長さ8-13㎜で多数あり、基部で僅かに合着、雌蕊1、花柱は上部で3裂。果実は蒴果で、径1.5-2㎝の扁球形で、浅い溝が3個あり、熟すと3裂します。種子は長さ1.5㎝程のほぼ球形で、片側は平たく、各室に夫々1-2個入ります。別名チャ。 青葉山では、民家跡等に見られます・・・
チャノキ 霙
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ツルウメモドキ(蔓梅擬)の果実
2014/12/04(Thu)
  きょうは、曇り時々雨が降りました(3.0~6.9℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
  この数日で、すっかり葉を落した木に絡まるツルウメモドキ(ニシキギ科)に、実が生っていました。朱い種子は大分無くなっていて、残ったものも殆ど鳥に突かれていましたが、黄色い果皮と共に、冬枯れの森に彩を添えていました。朝鮮、中国、クリル等に分布し、日本では北海道~九州の山地~低地の林内等に生育する、雌雄異株の落葉性の蔓性木本です。葉は長さ3.5-0cmで、先は尖ります。5-6月、葉腋に 淡緑色で1-3個の雌花、1-7個の雄花を付けます。秋に、径7-8mmの黄色い球形の果実を生し、熟すと3つに裂けて、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れます。青葉山では、藪地等の木々の到る所に絡まっています・・・
ツルウメモドキ 一瞬顔を出した泉ヶ岳
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オシドリ(鴛鴦)
2014/12/03(Wed)
    きょうは、山は大雪でしたが、冷たい雨が降りました(2.1〜8.1度//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西南西風)。
   池に、オシドリ(カモ科)がいました。美しい雌雄が時雨の中、あちこちの木々止まって、押しくら饅頭でもしている様に見えました。北海道~沖縄の亜高山~低地に生息・繁殖する留鳥で、ロシア沿海地方、サハリン、中国北部等で繁殖する者は、日本や中国南部で越冬。非繁殖期は群れで生活し、山地の渓流、湖沼等で見られます。雄は三列風切が橙色の銀杏型で帆状に立ち、白い眉斑は大きく、頬~首が橙赤色。嘴は赤く、長い冠羽を持ちます。雌は灰褐色で、胸と脇に白の斑点があります。嘴は灰黒色で基部は白く、目の周りが白く、その後ろに白線が伸びます。水草や植物の種子、穀物等を食べますが、特に団栗を好んで食べるのが特徴です。青葉山では、長沼や五色沼、広瀬川等で一年中見られます・・・
オシドリ 雨の賢渕
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アオサギ(蒼鷺、青鷺)
2014/12/02(Tue)
  きょうは、雨が降ったり止んだりでした(3.1~11.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西南西風)。
 河岸に、アオサギ(サギ科)がいました。冷たい雨に打たれながら、凍りそうな流れに、ひたすら身を任せていました。アフリカ~ユーラシアに広く分布し、日本では夏鳥又は留鳥の、国内最大の鷺です。体長約90cm、翼開長約1.8m、体重約2kg。上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、淡灰色の長い羽毛が混じり、下面は白い羽毛で被われ、胸部の羽毛は長く、頸~胸には黒い縦縞が入ります。初列雨覆や風切羽上面は黒く、雨覆は灰色です。頭部は白い羽毛で覆われ、眼上部~後頭には黒い眉斑があり、そのまま後ろに黒い冠羽が伸びます。虹彩は黄色。池川等の水辺で、魚、蛙、昆虫、甲殻類等を捕食し、稀に小鳥や鼠等も捕えます。繁殖期にはコロニーを作りますが、一番いのみで営巣する事もあります。青葉山周辺では、年中見られる留鳥です・・・
アオサギ 寂しい工事道から
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ゆきかえる