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ユウシュンラン(祐舜蘭)
2015/04/29(Wed)
   きょうも、良く晴れました(12.9~22.1℃//0.16μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSⅴ/h屋内21:00、南東風)。
   道沿いに、ユウシュンラン(ラン科)が健気に咲いていました。と言っても、ここはこの森で一番の大群生地でしたが、今春は、「笹刈り」と称する灌木伐採が行われた結果、どんなに探しても、僅か数株見られるだけとなりました。ランの仲間は真菌と共生して栄養を吸収していますが、当種は光合成を殆ど行えない事からその依存度が高く、生息地周辺の僅かな変化でも消滅すると言われています。灌木と言う拠所そのものを失ったのですから当然の結果です。私には、小さな妖精達が必死に助けを求めてい姿に見えました。北海道~九州の山地の林内に生育する、高さ10-15㎝の多年草です。葉は鞘状に退化していますが、小葉をつける場合もあり、花柄基部に苞葉が1-2個あります。5-6月、茎頂の花序に長さ1㎝程の白花を2-3個付けます。花は半開し、唇弁基部は筒状で短い距となり、先は3裂します。開発や乱掘等で激減し、分布は非連続的で全国的にも稀です。国や県のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されていますが、青葉山では幸い、比較的普通に見られますが・・・
ユウシュンラン 降り返れば青空
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ケヤキ(欅)の花
2015/04/28(Tue)
  きょうも、良く晴れました(13.0~26.9℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.09μSv/h屋内21:00、南東風)。
  川沿いのケヤキ(ニレ科)に、花が咲いていました。枝先一杯に無数の花を付けて、中でも雄花は黄金の葯が陽を浴びて、川面の漣と呼応する様に煌いていました。本州、四国、九州の他、朝鮮、中国の山地~平地に生育する、高さ20-25mの落葉高木です。樹皮は、若木では灰白色で平滑ですが、成長するにつれ鱗片状に剥がれます。長さ3-7cmの葉は互生し、両面無毛で屈曲する鋸歯があり、基部は浅い心形~円形で先端は尾状に尖ります。雌雄同株・異花で、4-5月頃、葉の展開と同時に小花を咲かせ、本年枝の下部葉腋に雄花が、上部葉腋に雌花が、夫々数個ずつ集まって付きます。共に淡黄緑色で、雄花からは4-6個の雄蕊が外に出て目立ちます。長さ5㎝程の果実は不定形で、秋に黒熟します。青葉山では、所々に大木も見られます・・・
ケヤキの花 山桜の道
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ルリソウ(瑠璃草)
2015/04/27(Mon)
   きょうは、大体晴れました(9.5~25.2℃//0.16μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSⅴ/h屋内21:00、南東風)。
  小楢の森に、ルリソウ(ムラサキ科)が咲いていました。瑠璃色の花々が、林床に青空を映じたかの様に煌めいていました。北海道~本州中部の落葉樹林内に生育する高さ20-40㎝の多年草です。葉は長楕円形で、下部のものは根出葉より大きくなります。4-5月、5裂した鮮碧色の小花を総状に開き、蕾時は紅色を帯びますが、次第に名の通りの瑠璃色に変わります。開発や盗掘等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。青葉山では、林内何ヶ所かに局所的に見られます・・・
ルリソウ 丸山
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カスミザクラ(霞桜)
2015/04/26(Sun)
  きょうは、快晴でした(7.6~19.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
  カスミザクラ(バラ科)が咲いていました。若葉が萌えて笑う山々のあちこちに、名の通りの霞か雲がかかる様に、今が盛りと咲き群れていました。北海道、本州、四国、九州(対馬)の他、朝鮮、中国等の山地に生育する、高さ15-20m程の落葉高木です 樹皮は暗褐色で、横に長い皮目があります。互生する葉は倒卵状楕円形で、先端は尾状に鋭く尖り、鋭い不整鋸歯があります。表面は緑色で殆ど無毛、裏面は淡緑色で葉脈上に少し毛があり、葉柄や花柄も有毛です。4-5月に白みの強い花を咲かせ、6-7月に果実を紫黒色に熟します。青葉山で普通に見られ、山桜と言えば多くがこのカスミザクラです・・・
カスミザクラ 萌える山
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マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
2015/04/25(Sat)
きょうは、大体晴れました(11.3~21.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、西南西風)。
  沢沿いに、マルバコンロンソウ(アブラナ科)が咲き出していました。 小さいながら、雪の様な凛とした花が、叢にすっくすっくと立ち上がっていました。本州〜九州の山地の林床や半日陰~日陰の渓流畔に生育する、草丈7-20㎝の越年草です。茎葉共に白毛が多く、葉は短柄のある1-7個の裂片からなる奇数羽状裂葉で、長さ約13cm。葉柄基部には耳状の付属物があり、茎を抱きます。 裂片は円~卵形、基部は心形で、鋸歯は粗く鈍く、頂小片は大きく、長さ1-3cm。4-6月、短く毛のある総状花序を作り、花弁は倒卵形で白く、長さ5-7mmで、子房にも毛があります。長角果は密に毛があり、広線形で、長さ1.8-2.5cm。名は、葉形に因み、花の白さを崑崙山の雪に譬えました。青葉山では、沢沿い等の所々に見られます…
マルバコンロンソウ 山桜が眩い山

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ニリンソウ(二輪草)
2015/04/24(Fri)
  きょうは晴れ時々曇りました(8.6~20.1℃//0.15μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、南東風)。
 沢辺に、ニリンソウ(キンポウゲ科)が咲いていました。白く清廉な花群れが、沢筋に沿って、天の川の様に続いていました。。北海道~九州の他、朝鮮、中国北部、サハリン、ウスリー等の、主に湿潤な山麓の林縁や林下等に生育する、草丈15-25cmの多年草です。柄はなく深く裂けた3枚の根生葉が茎に輪生し、3-6月に、茎葉の間から普通2本の長柄を出し、先に白い萼片を持つ花を付けます。根茎で増えるので、良く群落を作ります。名は、一本の茎から主に二輪ずつ花が咲く事に由来します。青葉山では、林下の湿性地や沢沿い等で見られます・・・
ニリンソウ 知らぬ間の緑
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ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
2015/04/23(Thu)
  きょうも、良く晴れました(9.2~21.7℃//0.15μSⅤ/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSⅤ/h屋内21:00、南東風。
  林床に、ミヤマエンレイソウ(ユリ科)が咲いていました。射し込む光を背に受けて、白装束の騎士達が、何かの決意に震えていました。中国、朝鮮、サハリン等に分布し、日本では北海道~九州の比較的深山の林内に生育する、茎高20-40㎝の多年草です。根茎は太く短く、多くの根が出ます。茎上部に、葉柄がなく広卵~丸みを帯びた菱形の長さ7-15㎝、幅5-15㎝の葉を3枚輪生に付けます。4-6月頃、茎先から3㎝程の花柄を出し、横向きに白色花を1個咲かせます。外被片3枚は披針形で緑色、内被片3枚は広披針形で白色で長さ1.5-3㎝、雌蕊1、雄蕊の花糸は扁平で先が3つに分かれます。果実は球形の液果で黒褐色に熟し甘く食べられますが有毒。別名はシロバナエンレイソウ(白花延齢草)。青葉山では、エンレイソウに混じる様に、林内の所々に見られます・・・
シロバナエンレイソウ 賢渕の上から

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!!   
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ヤマエンゴサク(山延胡索)
2015/04/22(Wed)
  きょうは、良く晴れました(4.7~17.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
   山裾に、ヤマエンゴサク(ケシ科)が咲き群れていました。藪先に不意に現れた妖精達に、山奥の清々しい湖畔に迷い出た様な気がしました。極東アジアに分布し、日本では本州~九州の山野の林下や林縁に生育する、草丈10-20cmの多年草です。葉は2-3回3出複葉で、小葉は卵円~披針形で3-4裂し、葉形は変化が多。4-5月、茎先に1.5-2.5cmの筒形の、青紫~紅紫色で花を総状に付けます。苞は披針~扇状楔形で時に歯牙があり、蒴果は広披針~卵状長楕円形、長さ7-13mm、幅3-4mm。青葉山では、山際の藪地等の所々に見られます・・・
ヤマエンゴサク 広瀬川と北斜面
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ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)の花
2015/04/21(Tue)
  きょうは、良く晴れました(10.4~17.8℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  河岸に、ヤハズエンドウ(マメ科)の花が咲いていました。枯野の間から緑の腕が立ち上がり、真赤な炬火が高々と、青い空に掲げられていました。ユーラシアの暖温帯に広く分布し、日本では本州以南各地の道端や畑、野原等、日当たりの良い場所に生育する蔓性越年草です。葉は8-16個の小葉からなり、先の1-3個の小葉は3分岐した巻髭になります。小葉は2-3cmの狭倒卵形で、先端は矢筈状に凹観、それが名の由来です。葉柄基部の托葉は三角。3-6月、葉腋に1-3個、1.2-1.8cmで紅紫色の花を付けます。豆果は斜上し、扁平で長さ3-5cm。中に5-10個の種子が3あり、熟すと黒くなり2裂し、果皮が捩れて黒い種子を弾き出します。別名はカラスノエンドウで、こちらの方が馴染深いです。青葉山では、草地に極普通に見られます…
カラスノエンドウ 雪山と若葉
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トホシカメムシ(十星亀虫)
2015/04/21(Tue)
   きょうは、曇り後雨になりました(9.0~12.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
   オニグルミの木に、トホシカメムシ(カメムシ科)がいました。地味ながら、どこかタガメを思わせる、大ぶりの体を雨に打たせて、何かにじっと耐えている様でした。北海道〜九州の山地の主に広葉樹林に生息する、体長16-23mmの大型のカメムシです。成虫は5-10月に出現し、全体が黄褐色で、前胸部の両端が前方に突出し、その前胸部に4つ、小楯板に6つの小黒紋があり、これが名の由来になっています。カエデ類、サクラ類、ニレ類、ミズキ等の樹上で見られます・・・
トホシカメムシ 青葉城址の山桜
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ヤマザクラ(山桜)
2015/04/19(Sun)
  きょうは、晴れ時々曇りました(7.2~19.0℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
  川沿いの森に、ヤマザクラ(バラ科)が咲いていました。ふわふわの柔らかそうな花と新葉が、森のあちこちで浮き立っていましたが、近寄れば、きょうは桜餅ではなく柏餅の趣でした。北海道~九州の他、朝鮮南部等の日当たりの良い山野に生育する、高さ20-25mの落葉高木です。展開しかけの若葉は赤みを帯びる事が多いのですが、褐色、黄緑、緑等変異が大きく、裏面が白っぽくなります。4-5月、葉が出ると同時に開花し、花弁は5枚で、色は普通白~淡紅色。樹皮は暗褐~暗灰色。桜の仲間では巨樹となり、比較的長寿。青葉山では、良く似たカスミザクラと共に普通に見られ、葉や花等が無毛で、普通は花期が早いのが相違点です・・・
ヤマザクラ 川縁の山桜
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リュウキンカ(立金花)
2015/04/19(Sun)
  きょうは晴れたり曇ったりで、風が強い一日でした(5.8~20.6℃//0.16μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSⅴ/h屋内21:00、西北西風)。
  森の湿地に、リュウキンカ(キンポウゲ科)が咲いていました。あっちに一群こっちに一群と、鮮黄の花群が耀いて、枯野に黄金の小山でもあるかの様でした。本州~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等北半球全域の、亜高山~低山の水辺や湿地に生育する、草丈20-50㎝の多年草です。葉は艶がある腎円形で縁に細かい円鋸歯があります。4-5月、茎先に径2-4㎝程の濃黄色の花を付けます。花に見えるものは萼で、花弁はありません。青葉山では湿地や沢沿いの所々に見られ、近似種のエンコウソウも生育しています・・・
リュウキンカ 日の入り
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エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)
2015/04/17(Fri)
  きょうは、曇り後晴れました(10.0~18.4℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、西風)。  
  川岸に、エゾタンポポ(キク科)が咲いていました。益々蔓延る帰化植物の中、ぽつんぽつんと光る黄金の灯が、道標の様に続いていました。主に北海道、東北に分布し、山地~低地の林縁や草地等に自生する、茎高20-30cmの多年草です。3-5月、茎頂に黄色い舌状化を多数集めた、径4㎝程の頭花を付けます。市街地周辺ではセイヨウタンポポばかり目に付きますが、青葉山では、林内に見られるタンポポの殆どは当種です。尚、ニホンタンポポ(在来種)は1種類とする考え方や、2倍体のものを(エゾタンポポは3-5倍体)別種のシナノタンポポとする説もある様です・・・
エゾタンポポ 桜と青葉山
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カキドオシ(垣通・籬通)とビロウドツリアブ(天鵞絨吊虻)
2015/04/16(Thu)
  きょうは、晴れ時々曇りました(7.3~20.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外高さ1m//0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
  川岸の草原に、カキドオシ(シソ科)が群れ咲いていました。早くも周囲に、爽やかな香りを漂わせていましたが、良く見ればビロウドツリアブ(ツリアブ科)が、花から花へと飛び移り、長い口吻を花芯に挿し入れて蜜を吸っていました。カキドオシは日本全国の道端、林縁、畦、堤防等に生育する、高さ5-25cmの多年草です。茎は長く横に這い、所々から根を下し、横枝は時に多少立ち上がります。対生する葉は長い柄があって、腎円形で鈍い鋸歯があります。4-5月、茎が立ち上がって、葉腋に薄紫~紅紫の唇形花を1-3個ずつ咲かせます。ビロウドツリアブは、北海道~九州に分布し、成虫は大きさ8-12mmで3-5月にのみ出現し、日当たりの良い林縁等の他、都市郊外でも普通に見られます。丸みのある体に、細長い黄色毛が多く、尖った長い口吻を持ちます。幼虫は、土中に巣を作るヒメハナバチの仲間の幼虫や蛹に寄生します・・・
カキドオシとビロードツリアブ 追廻の桜
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ヒメヤシャブシ(姫夜叉五倍子)の雌花と雄花
2015/04/15(Wed)
   きょうは曇って、朝晩は雨が降りました(1.1~9.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
   道沿いのヒメヤシャブシシ(カバノキ科)に、雄花が付いていました。長く垂れて微かに揺れていましたが、その根元を見ると、小さな松ぼっくりの様な雌花が寄り添っていました。北海道~四国の山地の痩地や崩壊地等に生育する、高さ2-7mの落葉小高木です。良く分枝し、樹皮は滑らかな黒褐色で、横長又は丸い皮目が多。葉は互生し、葉身は長さ5-10cm、幅2-4cmの狭卵状披針形。先は細長く尖り、基部は丸く、細かな重鋸歯があり、側脈は20-26対。表面は無毛で、裏面の脈上に伏毛があります。雌雄同株。4月に、葉の展開と同時に開花し、雄花序は無柄で長さ4-6cm、枝先から1-3個垂れ下がり、雌花序は雄花序の直下の葉腋に3-6個が総状に付きます。10-11月に、1.5-2cmの楕円形の堅果を垂れ下げます。青葉山では、崩壊地周辺等に見られます・・
ヒメヤシャブシの雌花と雄花 山の桜も見頃になってきました
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ヒトリシズカ(一人静) 
2015/04/14(Tue)
   きょうは、雨が降ったり止んだりでした(7.9~14.9℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北風)。
   林縁で、ヒトリシズカ(センリョウ科)が咲き初めていました。しっとりと雨に濡れながら、みんな、舞支度に余念がない様でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の低山地~平地の林内、林縁等に生育する、高さ10-30cmの多年草です。茎は紫褐色で節があり、光沢ある葉は4枚輪生状に対生して、鋸歯があります。4-5月、茎先に1本の穂状花序を出し、花は雌蕊と雄蕊のみで、萼片や花弁はありません。名は、一本のみの花穂が、静御前に劣らぬ程美しいとの意。青葉山では、山裾等に見られます・・・
ヒトリシズカ 三居沢の桜も見頃になってきました
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カワセミ(翡翠、魚狗、川蟬)
2015/04/13(Mon)
    きょうは曇って、晩方から雨になりました(7.7~11.2℃//0.15μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
    川中の石に、カワセミ(カワセミ科)が止まっていました。雄の様でしたが、雨の中、何を想うか?暫くじっとしていました。欧州、アフリカ北部〜インド、東南アジアに広く分布し、亜種カワセミは全国の山地〜平地の水辺に生息する全長17cm、翼開長25㎝、体重19-40g程の小鳥です。ほぼ留鳥ですが、北海道では秋冬に暖地に移動します(夏鳥)。頭、頬、背は青く、頭には鱗状の模様があり、喉と耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色です。脚は赤く、嘴は長くて、雄は黒く雌の下嘴は赤。チイーッと細く鋭い声で鳴きます。河川や湖沼の枝や岩等に止まり、水面に飛び込んで、魚を捕ったり水浴びをし、土崖の斜面に穴を掘って営・繁殖します。別名はヒスイ、青い宝石等、古くはソニドリ(翠鳥、鴗)と呼ばれました。青葉山では、広瀬川や各池沼で普通に見られます…
    サルナシの蔓から樹液が流れ続けていました。この生木を伐った事等ないので、「水筒木」の名の意味が漸く分りました…
カワセミ サルナシの樹液
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四月観(視)察会
2015/04/12(Sun)
  きょうは、昨日までの曇天、雨天から一転、雲一つない青空が広がり、素晴らしい観(視)察会日和になりました(3.9~13.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南風)。そんなことで、今回も大勢の参加者となり、挨拶の後に早速歩き始めると、車道沿いにはツクシやバッケが林立し、オオイヌノフグリやヒメオドリコソウ、ハコベ、ミチタネツケバナ、カキドオシ等、道端の花々が咲き群れ、清々しいワサビの花も咲いていました。アカシデやケヤマハンノキの雄花が揺れる彼方には、面白山や船形連峰の白銀の山々が眼に沁みます。木々では、マンサクは終わりかけていたものの、ハウチワカエデの簪の様な赤い花が目立ち、真白いコブシが樹幹一杯に咲き乱れ、ミツバアケビやヤマネコヤナギ、オオバクロモジ、キブシ、ミヤマウグイスカグラ、アオキ等も咲いていました。きょうのチラシで紹介のチョウジザクラも、街の花見会場とは正反対の、奥床しい姿をあちこちで見せてくれました。林床では、セリバオウレンは旬を過ぎていましたが、あちこちに報春の郎女シュンランが咲き誇り、燃える花火の様なショウジョウバカマ、ナガハシスミレやマキノスミレ等の菫達が咲き群れていました。そして、盛期は過ぎていましたが、それでも篝火の様なカタクリはあちこちで赤紫の絨毯を作っていました。
輝くシュンラン 道端に、お宝発見! トウホクサンショウウオの卵があちこちに カタクリの道
 他に花では、センボンヤリ、ツノハシバミ、セイヨウタンポポ、アオスゲ、ヒメカンスゲ、ヒカゲスゲ、オクノカンスゲ、タチツボスミレ、ウスバサイシン、モミジイチゴ、ニガイチゴ、ナツトウダイ、ムラサキケマン、エンレイソウ、ノボロギク等を観察しました。沢には、トウホクサンショウウオの卵嚢(胚が大きくなったものも!)が見られ、別所の水溜りではヤマアカガエルの卵も見られました。昆虫では、カタクリにキチョウやビロードツリアブ等の花虻、花蜂が盛んに飛び、ルリシジミやアカタテハ、ベニヒラタムシ、クモでは小さく赤いキヒメグモ等も見られました。野鳥では、ウグイスやメジロが良く囀り、ヒヨドリ、セグロセキレイ、シジュウカラ、カワラヒワ、トビ、ハシブトガラス、ガビチョウ等の囀りや姿が確認されました。一旦解散後は、もぞこ過ぎるヒメフタバランやめんこ過ぎるイワウチワに、感動すること頻りでした。
 しかし、こんな喜びの春を台無しにする、悲しい状況にも出会いました。カタクリの野の先に道が作られ、残されたカタクリやセリバオウレンも踏み付けられていました。管理棟の周辺では、オニグルミの大木や、毎年楽しみに観察していたクサギやミヤマウグイスカグラ等の多くの木々が伐採され、希少種が数多く自生していた藪もすっかり刈り取られていました。ありのままの自然が益々貴重になっている今、「管理」の名の下の「破壊」はとても理解し難く、折角護られてきたこの森の未来に、暗雲が漂う思いがしました。何とかしなければなりません…
打ち上げ花火(ショウジョウバカマ) 突然作られていた道・・・! とっても楽しい会でしたが・・・ 面白山遠望
 来月は、ルリソウ、ヒメシャガ、イカリソウ、ヤマツツジ等の花々や、渡来したばかりの夏鳥達の囀りが見所・聞き所となるでしょう? では又、5/10(日)にお会いしましょう!(尚、当日はハーフマラソンによる通行止め等の影響が考えられることから、集合時間に変更があるかもしれません。分り次第、こちらや葉書等でお知らせいたします) 

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
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★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!!   
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メグスリノキ(目薬木)の芽吹き
2015/04/11(Sat)
   きょうは雨が降り、晩方に晴れました(8.3~13.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00 PKC107 、西北西風)。
  道沿いのメグスリノキ(ムクロジ科)が、芽吹いていました。赤い芽鱗が開いて、綿毛を被った桃色の若葉が、少し寒そうに顔を出していました。山形・宮城以南~大分・熊本の山地に生育する、高さ10-25mの落葉高木です。日本固有種。雌雄異株で、長さ5-13cm程の葉は対生し、3出複葉で、楕円形の小葉には細かい鋸歯があります。表面はほぼ無毛で、裏面は脈上を中心に毛が多く、葉柄、若枝にも毛が密生します。5-6月頃、黄緑色の5裂した花弁の花を付け、秋には翼果を結実します。近年、様々な薬効があるとして乱伐が絶えず激減、県レッドリストでも準絶滅危惧(NT)に指定されています。青葉山では幸い、普通に数多く見られます・・・
メグスリノキの芽吹き 夕陽の赤松林
 明日(4/11)は、定例の観(視)察会↓。今年は桜と同様、他の花々も大分早く咲き始め、既に枯れているものも多いのですが、カタクリやシュンラン、ショウジョウバカマ、セリバオウレンにスミレ達、キブシやコブシ、マンサクにイワウチワ等、咲き群れる花々を愛で、野鳥達の囀りの下(きょうの下見ではヤマドリの幌打ちも聞かれました)、春の森を漫ろ歩きましょう・・・  
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ヒメフタバラン(姫双葉蘭)
2015/04/10(Fri)
   きょうは、曇り時々雨でした(3.7~9.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北風)。
  林床に、ヒメフタバラン(ラン科)が咲いていました。知らぬ間にあっちでもこっちでも、双葉の舞台の上で、小さな妖精達が跳ね踊っていました。本州の宮城・山形~沖縄の山地の林床に生育する、高さ5-20㎝の多年草です。茎下方に葉を2枚対生状に付けます。葉は長さ1-2㎝の三角状卵形で、先が尖ります。3-5月、2-6個の花を疎らに付けます。小さく地味な草なので、気付かれないままに生育地が消滅する等していて、宮城県のレッドリストにも記載されています。青葉山では、所々に見られます・・・
ヒメフタバラン 春の紅葉(ヤマモミジ)
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イソヒヨドリ(磯鵯)囀る
2015/04/09(Thu)
   きょうは、良く晴れました(1.3~9.9℃//0.17μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m・0.10μSⅴ/h屋内21:00/南東風)。
   川沿いの電信柱で、イソヒヨドリ(ツグミ科)が囀っていました。青い背を青空に溶け込ませ、赤茶色の胸を膨らませながら、宝かな美声で鳴いていました。アフリカ~ユーラシア大陸に広く分布し、日本では北海道東部を除く全国の海岸部に生息する体長23cm程の留鳥で、北海道では冬に暖地に移動します。雄は頭~胸や上面が青く、翼は青味がかった黒で、腹は煉瓦色です。雌は上面が灰褐色で青味を帯び、腹は淡黄褐色で、鱗模様が付きます。主に地上で採食し、甲殻類や昆虫類、蜥蜴等様々な小動物を捕食します。春には声量ある美声で囀ります。名の通り、普通は海岸に棲み、岩間等に営巣しますが、近年は都市部にも生息、ビルの屋上、屋根の隙間等に営巣します。青葉山周辺では、広瀬川沿いや八幡町市街地でも普通に見られるようになりました・・・
イソヒヨドリ この辺りもそろそろ見頃かな
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エドヒガン (江戸彼岸) 咲き出す
2015/04/08(Wed)
  きょうは一日曇って、肌寒い一日でした(2.7~7.2℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.11μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  道沿い、エドヒガン(バラ科)が、咲き初めていました。 紅を差した艶やかな花が、綻びつつも、春は名のみの寒さに震えていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の人里近くの山野に生育する、高さ15-25m程の落葉高木です。葉は長楕円~狭倒卵形で、葉柄には毛が目立ち、蜜腺は葉柄の上部か葉の最下部に一対あります。3月下旬~4月中旬、薄紅~白の花を咲かせます。萼筒の下半分が丸く膨らみ、上部が括れて細くなる壷形で、花柄や葉柄等に斜毛が多いのが特徴です。各地に植栽され、三春の滝桜、盛岡の石割桜等も当種です。青葉山では、藪や斜面等に見られます・・・
エドヒガン 咲き始めた三居沢の桜
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ナガハシスミレ(長嘴菫)
2015/04/07(Tue)
  きょうは雨が降ったり止んだりで、後晴れました(5.4~10.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
  道端に、ナガハシスミレ(スミレ科)が咲いていました。小さな一群から、お揃いのめんこいお顔が立ち上がり、躊躇いがちにこちらを見やっていました。北海道~本州の主に日本海側の山地の他、国外では北米東部にのみ生育する、草丈10-20㎝の有茎性多年草です。茎葉は心形で、先がやや尖り、光沢があり、長さも幅も2-4cm。托葉は櫛の歯状に裂けます。4-5月、地上茎や根元から伸びる花柄に径1.5㎝程の紫紅~淡紫色の花を付けます。沿日本海型である上に、分布は全国的に稀ですが、青葉山では最も普通に見られる菫です・・・
ナガハシスミレ 雨のイワウチワ
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チョウジザクラ(丁字桜)
2015/04/06(Mon)
  きょうは晴れ後曇って、晩方から小雨がぱらつきました(9.0~20.3℃//0.17μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  道沿いのチョウジザクラ(バラ科)が、咲いていました。今年は、街の桜も大分早めに、一気に花開いていますが、この林内で一番早く咲く桜も、何時の間にか五分咲程になっていました(後で写真を見ると、ハネカクシ?の様な虫が止まっていました)。本州の岩手~広島(主に太平洋側)と熊本の山地に生育する7m程の落葉小高木です(日本海側には、当種の変種とされるオクチョウジザクラが分布)。葉は長い楕円形で、先は尾状に長く尖り、一面に毛が生えます。3月下旬~4月下旬に、萼筒が長い白~薄紅色の2cm程の花弁を、5枚一重で咲かせます。青葉山では、林内外に普通に見られます・・・ 
チョウジザクラ 泉ヶ岳
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ツグミ(鶫) とシロヤナギ(白柳)
2015/04/05(Sun)
  きょうは、一日雨降りでした(6.5~10.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。
  河原のシロヤナギ(ヤナギ科)から、妙なる調べが聞えてきました。聞き慣れない声でしたので、囀りの主を目を凝らして探すと、ツグミ(ツグミ科)でした。白柳の花に囲まれて、雨の中でも夢心地そうで、嬉しくなりました。北東アジアに広く分布し、東シベリア~カムチャッカで繁殖、日本には秋~春に渡来して越冬。体長約20cm。雑食。青葉山では冬期、草原や林縁等に普通に見られます。白柳は、北海道~東北の河岸や湿生原野等に多く生育する、雌雄異株の高さ15-20m、胸高直径1m程になる落葉高木。葉はやや小形で互生し、長さ5-11㎝、先は尖り、細鋸歯があります。4-5月、雄花又は雌花からなる尾状花序を出し、5-6月には柳絮が雪の様に舞い飛びます。青葉山周辺では、広瀬川沿いに見られます・・・
ツグミとシロヤナギ シロヤナギの花
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アカタテハ(赤立翅)
2015/04/04(Sat)
   きょうは、大体晴れました(7.0~15.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北西風)。
   アカタテハ(タテハチョウ科)がいました。赤い斑を点滅させながら、沢沿いを飛び回っていましたが、白い倒木に下り立つと、翅を開閉しながら日向ぼっこしていました。北海道~沖縄の山地~人家周辺に生息する、前翅長30-35mmの中型のタテハチョウです。成虫は3-11月に出現し、前翅は朱と黒で白斑が点在し、後翅は茶色で橙色の縁取りがあり、翅裏はほぼ灰褐色で、白く細い網目模様があります。アザミ等、様々な花で吸蜜し、腐果、獣糞、樹液にも頻繁に集まります。成虫で越冬するので、早春から飛び始めます。幼虫の食草は、カラムシ、クサマオ、ヤブマオ等イラクサ科植物。青葉山では、早春や秋に良く見られます・・・
アカタテハ 芽吹く河畔林
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スミレサイシン(菫細辛)
2015/04/03(Fri)
   きょうは、晴れ後曇り後雨になり、気温は20℃を超えて、桜の開花宣言もありました(5.6~20.5℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
   森の沢沿いに、スミレサイシン(スミレ科)が咲いていました。瑠璃紺色の大きな花はとても目立って、枯れた林床を華やかに彩っていました。北海道西南部~本州の主に日本海側の、山地〜丘陵の落葉樹林のやや暗く湿った林下や林縁に生育する多年草です。太く長い根茎があり、葉は細長く先は細く尖り、両面共無毛。4-5月、葉が開き切らぬ中に、径2-2.5cmで淡青紫色の花を開き、距は太く短く、側弁は無毛、雌蘂の柱頭は嘴状に長くなります。托葉は葉柄から離生。葉がハート型で花が葉より早く開く等、アケボノスミレとも良く似ていますが、花の内側に毛がない事、萼の付属体に鋸歯がある事等で区別できます。青葉山でもあちこちに見られます・・・ 
スミレサイシン 畦道のオオイヌノフグリ
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アズマイチゲ(東一華)
2015/04/02(Thu)
  きょうは、良く晴れました(3.6~13.3℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、南南東風)。
  沢沿いに、アズマイチゲ(キンポウゲ科)が咲いていました。晴れ晴れしたお顔にちょいと会釈し、ご免ねと言いつつ後に回ると、「裏紅一華」の別名通り、紅を差した襟首がとても艶やかでした。北海道~九州の他、朝鮮、ウスリー、サハリン等の山地の明るい落葉樹林の林床・林縁に生育する多年草です。花茎は高さ10-15cm程で、中心部は紫色を僅かに帯び、雄蕊と雌蕊が多数あります。葉は青白色を帯びて柔らかく、2回3出の複葉で小葉は3つに分かれ、鋸歯は尖らず毛があります。春先に花を咲かせ(花弁に見えるのは萼片)、間もなく地上部は枯れてしまいます。名は、東国産のイチゲ(花が茎先に1つだけ付く草)の意。別名の「雨降花」は、摘み取ると雨が降るとの言い伝えに由来します。青葉山では、沢沿い等の所々に見られます・・・ 
アズマイチゲ ヤマネコヤナギ

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ヤブツバキ(藪椿)
2015/04/01(Wed)
  きょうは、一日雨が降りました(4.9~13.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北東風)。
 林縁の道沿いに、ヤブツバキ(ツバキ科)が咲いていました。強い雨に打たれ、濡れながらも、麗らかな光を周囲に放っていました。東北以西の暖地に生育する、高さ13m、径50cm程になる常緑小高木です。葉は互生し長楕円形で、先が短く尖り、質は厚くて光沢があります。時に12月頃から咲き始めるものの、主に3-4月、枝先に5弁の赤い花を下向きに付け、多数の雄蘂の基部は合着して筒状になり、花弁に付きます。10-11月頃、紅褐色で光沢のある果実(径2.5-3.5cm)を付けます。果実には、黒く大きな種子が1-3個あります。青葉山では名の通り、藪の中の所々に自生しています・・・
ヤブツバキ(藪椿) 煙霧
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