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サワフタギ(沢蓋木)の花
2016/05/31(Tue)
  きょうは、晴れ後曇りました(17.9~23.2℃/東南東風)。
  道沿いのサワフタギ(ハイノキ科)に、花が咲いていました。青空を背に、煌く様な純白の花が、今にも零れ落ちそうで、良く見れば葉陰のあちこちに、美しい水玉のシロシタホタルガ(マダラガ科)がいました。北海道~九州の他、朝鮮、中国の、山地の谷間や湿生地に生育する、高さ2-5m程の落葉低木です。長さ4-7cmの葉は艶がなく倒卵~楕円形で、縁には細鋸歯があり、表裏に毛があります。5-6月頃、新側枝の先に円錐花序を付け、径7-8mmで長い雄蘂の白花を咲かせます。秋には、鮮やかな琉璃色で径6-7mmの果実を付けます。青葉山では、沢沿い等に見られますが、道沿いのものは今回沢山伐られました・・・
サワフタギ 北側から

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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サカハチクロナミシャク(逆八黒並尺)
2016/05/30(Mon)
   きょうは、大体晴れました(17.1~24.9℃/南東風)。
  道端に、サカハチクロナミシャク( シャクガ科ナミシャク亜科)がいました。蝶としか思えぬ姿でひらひらと飛び回り、咲き残る躑躅の花蜜を吸っていましたが、良く見れば黒い斑が、何かに怒る神の顔に見えました。北海道〜九州の山地〜平地に生息する前翅長22-30㎜のシャクガの仲間です。成虫は5-9月に出現し、前・後翅は淡茶褐色で前翅の表に濃茶色の帯と斑があります。触角は櫛歯状。林縁の葉上等で見られ、昼間に飛び回り花に良く飛来します。関東以西の個体は後翅の白斑紋が細い傾向があり、寒冷地に行く程広くなります。幼虫の食草はツツジ類、シラカンバ、マメ科のハギ、クズ、イネ科等。名は、サカハチチョウに似た黒いナミシャクの意・・・
サカハチクロナミシャク 大橋から
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カキツバタ(杜若・燕子花)
2016/05/29(Sun)
   きょうは、晴れ時々曇りました(14.4~24.1℃/南東風)。
  小湿地に、カキツバタ(アヤメ科)が咲いていました。藪化した所ですが、その藪に護られるようにひっそりと、眼に染む菖蒲色の花が、佇んでいました。北海道~本州の水湿地に生育する、高さ40‐80cmの多年草です。葉は長さ30‐90cm、幅1‐3cmで中肋はありません。5‐6月、1‐2個の茎葉がある花茎を直立し、茎先に青紫色(稀に白色)で径12cm程の花を順に2‐3個付けます。苞は長楕円状披針形で鋭~やや鈍頭。外花被片は大きく開出して垂れ下がり幅4‐5cm。基部の爪部は白く黄色を帯びます。内花被片は倒披針形で直立し長さ約6cmで、花柱の先は2深裂し、裂片はほぼ全縁。小花柄は子房より短。、蒴果は長楕円形で、長さ4‐5.5cm。宮城県では分布が局限し個体数も少ない事から、 レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています・・・
カキツバタ 秋っぽい空
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「青葉山市有林(青葉の森緑地)」の管理方法に関する質問状
2016/05/28(Sat)
5/27(金)、今回の「藪刈り」等、青葉山市有林管理の実行者である仙台市公園緑地協会に対し、質問状を提出しました。当日は、仙台市役所の記者クラブにて記者会見も実施し、小さくはありますが河北新報にも記事が掲載されました。又、仙台市公園課には、質問状提出についての報告をすると共に、先日実施された「森の美術館」についても、絶滅危惧種を刈り払った森中に作品を陳列し、人々が草花を踏み付け乍ら鑑賞すると言う、この様な形のイベントはもう二度と開催しないように申し入れました。
今回の「藪刈り」作業では、取り返しのつかない自然破壊が行われ、多くの貴重極まりない仙台の「宝」が失われました。もし、今後も同様の管理方法が実施されるならば、失われた「宝」は二度と再生・回復することはないでしょう。管理者には、周囲の大規模開発により生態系劣化の危機に曝されながらも、希少種を数多く有する等、青葉山市有林の他に類のない豊かな自然への認識・理解と、今回の「藪刈り」等管理方法への自省を強く求め、速やか且真摯な回答を期待したいものです。
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モンカゲロウ(紋蜉蝣)
2016/05/28(Sat)
  きょうは、曇り後晴れました(14.5~25.2℃/南風)。  
  沢岸に、モンカゲロウ(カゲロウ目モンカゲロウ科)がいました。ひらひら飛ぶ先をみると、大きなオオイタドリの葉裏のあちこちに、か弱げなせいれいがいじらしく縋っていました。北海道〜九州の山地〜平地の渓流沿い等に広く生息する、体長体長13-20 ㎜(前翅長13-16㎜、尾長33㎜)の比較的大型の陽炎の仲間です。成虫は4-6月に出現し、全体に黄褐色で、前翅に黒い帯状の紋を持ち、翅脈は黒く明瞭で腹部各節に濃褐色紋、後単眼間に黒斑があり、尾は3本。幼虫は、川中で育ち、川底に堆積した有機物や他の小型水生昆虫等を摂食。名は、体に紋がある事、カゲロウの名は、「陽炎(かぎろひ)」に由来するとか、飛ぶ様子や成虫の命のはかなさからとも言われますが、定かではありません。青葉山では、 渓流側の植物の葉裏等で普通に見られます・・・
モンカゲロウ 溜池から
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アヤメ(菖蒲、文目)
2016/05/27(Fri)
    きょうは雨後曇って、晩方には晴れました(17.3~24.0℃/北風)。  
   草原に、アヤメ(アヤメ科)が咲いていました。抜ける様な菖蒲色に惹かれて近寄れば、名の由来の一、綾目の道標に吸い寄せられました。日本全国の他、シベリア、中国東北部、朝鮮等の、山野の草地に生育する多年草です。高さ30-60cmで、葉は幅約1cmの線形剣状です。5-6月頃に径8cm程の紫色の花を1-3個付けます。葉と花茎の高さが同程度で、葉の中肋が隆起せず、内花被片は細く直立し、外花被片は基部が黄色く青紫色網目があり下垂する、等が特徴です。青葉山では、道沿いの草地等に見られます・・・
アヤメ 街の眺め
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コゴメウツギ(小米空木)
2016/05/26(Thu)
   きょうは、曇り時々晴れました(18.6~26.0℃/南南東風)。
   刈り残された道沿いに、コゴメウツギ(バラ科)が咲いていました。遠目には雪が積った様に、近寄れば星屑を鏤めた様な花群れが、その存在を示す様に続いていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山地に生育する、高さ2.5m程の落葉低木です。良く分枝し、主幹の先端は下垂します。若枝は紅褐色を帯び、軟毛があります。葉は三角状広卵形で、互生して長さ3-7mmの葉柄があり、葉先は尾状に尖ります。葉身は長さ2-6cm。葉の表面は無毛で、裏面の側脈上に軟毛が密生します。縁は羽状に中~浅裂し、裂片は重鋸歯。5-6月、枝先や葉腋から花序軸を伸ばし、円錐~散房状の花序を成し、径4-5mmの黄白色の5弁花を多数咲かせます。萼裂片は長さ2mmで5枚あり、花弁は萼裂片より長く、雄蕊は10、雌蕊1。花後、基部に萼が残る長さ2-3mmの袋果となります。青葉山では、林縁等に極普通に見られます・・・
コゴメウツギ 心地良い小道
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ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛)
2016/05/25(Wed)
  きょうは曇り時々晴れて、一時小雨が降りました(17.4~22.8℃/南南東風)。
  道端の溝に、ウマノアシガタ(キンポウゲ科)が咲いていました。エナメル質の鮮黄の花弁が、陽も射さぬのにきらきらと輝いていました。北海道~南西諸島の他、朝鮮、中国等の、日当たりの良い山野に生育する有毒の多年草です。高さ30-60cmで、茎と葉裏に白い長毛があります。春に、茎の先に一個ずつ黄色い花を付けます。花弁は5枚で光沢がありますが、それは花弁下の澱粉を含む細胞層が、光を反射するからの様です。花後には、小球状の集合果を付けます。青葉山では、湿性地等の所々で見られます・・・
ウマノアシガタ 広河原
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ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)
2016/05/24(Tue)
 きょうは、晴れたり曇ったりでした(16.0~27.0℃/南東風)。
 道沿いに、ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) がいました。雌雄が縺れ合う様に飛び回り、地面に停まると、寄り添いながらひらひらと、めんこい翅を触れ合わせていました。北海道~九州(屋久島)の、草原や明るい林内等に生息する小型のジャノメチョウです。成虫は前翅長18-24mmで、後翅の裏面には蛇の目紋が左右各5つずつ付きます。4-9月に出現し(1-2回発生)様々な花の蜜を吸います。幼虫の食草は、チジミザサ、ススキ等のイネ科植物各種で、幼虫のまま越冬します。青葉山では、林内外で普通に見られます・・・
ヒメウラナミジャノメ 田植えの後
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カジイチゴ(梶苺)の花
2016/05/23(Mon)
    きょうは晴れて、異常に暑くなりましたした(14.5~31.7℃/西風)。
    草原の藪に、カジイチゴ(バラ科)が咲いていました。青空に白花が眩しく開いて、本来当地には無かったものですが、温暖化の所為か何なのか、近年見られる様になりました。関東〜九州の海岸〜沿海山地に生育する。高さ2-3mの落葉低木です。新枝には毛が多く後無毛で普通刺はなく、葉は互生し広卵形で6-12㎝、掌状に3-7中裂します。基部は心形で裂片の先は尖り、重鋸歯があります。葉柄は長さ2.5-8cm。托葉は長さ1.5cm程の狭楕円形。4-5月、径3-4cmの白花を上向きに咲かせ、花弁は広倒卵形。萼筒は浅い皿形。萼の外側には軟毛と腺毛が密生し、その内側と縁には白毛が密生。集合果は径約1cmの球形で、淡黄~橙黄色に熟します。
カジイチゴ 晴れ空
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スイバ(酸葉)の雌花
2016/05/22(Sun)
  きょうは良く晴れて、暑くなりました(15.3~25.0℃/南東風)。
  川岸で、スイバ(タデ科)が咲いていました。赤い花の雌株で、近寄れば、柱頭に柔らかな西陽が注いで、潮溜りの紅藻の様に揺らめいていました。北半球の温帯に広く分布し、日本では北海道~九州の、草地、路傍等に生育する、高さ30-100cmの多年草です。根生葉は長楕円状披針形で長柄があり、基部は矢尻形になります。雌雄異株で、5-8月、茎先に小花を輪生した花穂を付け、雄花は白っぽく、雌花は赤くなります。全草に蓚酸を含み、酸性土壌の指標植物にもなります。冬にはロゼットの形で光合成を行い、美しく紅葉します。青葉山では、道端等に普通に見られます…
スイバ 今日は暑かった
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トチノキ(栃、橡、栃の木)の花
2016/05/21(Sat)
  きょうは、雨後曇りました(12.8~19.8℃/東北東風)。
  林縁のトチノキ(ムクロジ科)に、花が咲いていました。枝々に、出来立てのクリームコーンを沢山立てて、良く見れば、多くの花蜂・蜜蜂達が吸い寄せられていました。北海道西南部~九州の山地の谷間等に生育する、15-20mの落葉高木です。葉は枝先に集まり、長い葉柄の先に倒卵形の小葉5-7枚を掌状に付け、全体の長さは50cm程になります。5-6月、枝先に白~薄紅色の多数の両性花、雄性花からなる、高さ20cm前後の穂状花序を立ち上げます。秋に、大きく丸い果実が熟すと厚い果皮が割れて、尖りのない栗状の黒い種子を落とします。青葉山では、沢沿い等で見られる他、大学構内や公園等にも多数植栽されています・・・
トチノキの花 長沼のキショウブ
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レンゲツツジ(蓮華躑躅)
2016/05/20(Fri)
   きょうは、晴れ後曇りました(12.4~22.3℃/南南東風)。
   藪の縁で、レンゲツツジ(ツツジ科)が咲いていました。滴る緑の中の、鮮やかな黄丹色が目に染み入りました。北海道西南部~九州の湿原や草地、明るい広葉樹林等に生育する、高さ1-2mの落葉低木です。葉は長さ4-8cmで、頂部は鈍頭で葉脈は裏面に突出し、両面に荒い毛があります。5-6月の葉が出た後、枝先に径5cm程のロート状で朱色の花を2-8個付けます。雄蘂5。蒴果は長さ2-3cmの円筒状で、熟すと5裂して小さな種子を飛ばします。有毒植物。青葉山では、湿地周辺等に見られます・・・
レンゲツツジ 大切な森
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クマイチゴ(熊苺)
2016/05/19(Thu)
  きょうは、良く晴れました(14.9~20.6℃)。
  藪のクマイチゴ(バラ科)に、花が咲いていました。時計草にも似た見慣れた花ですが、突然多くが失われると、出会った時の愛おしさは格別です。北海道~九州の他、中国、朝鮮等の山道沿い等に生育する、茎高1-3mの落葉低木です。根は地下を横に這い、各所から地上に茎を伸ばします。赤紫色に赤黒い斑点のある茎は無毛で刺が多く、木質化して大きく育ちます。葉には長さ2-5cmの葉柄があり鉤形の刺を持ち、葉身は広卵形で縁が浅く裂け、表面に伏毛、裏面の葉脈には刺があります。4-6月、短い枝先に数花を集め、径1-1.5cmの白花を付けます。6月頃、液果を赤熟させます。青葉山では、明るい藪の縁等に普通に見られましたが、道沿いのものは今回ほぼ全て刈られました・・・・
クマイチゴ 森の底
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ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)
2016/05/18(Wed)
   きょうは、良く晴れました(10.4~26.3℃//0.17μSⅴ/h八幡1屋外高さ1m・0.10μSⅴ/h屋内21:00、北風)。
   道端に、ヒメシャガ(アヤメ科)が咲いていました。今年は季節の移ろいが早いので、もう散っているものも多いのですが、小さく愛らしい彩萌が、山中に紫の絨毯を作っていました。北海道南西部~九州北部のやや乾燥した林内等に生育する、高さ15-30cmの多年草です。日本固有種。淡緑色の葉は長さ20-40cm、幅5-15cmで細く薄い剣形。5-6月に、花茎の先に径4cm程の淡紫色の花を2-3個ずつ咲かせます。外花披片の中央には白地に濃紫の脈と黄色い鶏冠状突起があります。果実は径8mmの球状で、先端から3裂します。最近全く聞かれなくなった「仙台市の鳥」カッコウの鳴く頃に咲くのでカッコバナとも呼ばれていますが、この花も嘗ての「市の花」、仙台を代表する花です。全国的に激減し、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定。青葉山では幸い、明るい林床等の何処でも普通に見られていますが・・・
ヒメシャガ 八幡の眺め
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キショウブ(黄菖蒲)
2016/05/17(Tue)
  きょうは雨が降り、晩方に上がって夕焼けになりました(12.7~18.0℃/北西風)。
 川岸に、キショウブ(アヤメ科)が咲いていました。以前はコンロンソウの原だった、ここでは始めて見ましたが、遠目にも鮮黄の花が目立って、美しいだけに心配にもなりました。ヨーロッパ、北アフリカ~西アジア、シベリア等が原産の多年草、帰化植物で、明治時代に渡来し、今では日本全国の水辺や湿地等に野生化しています。花茎の高さは50-100cmで、葉は幅が2-3cmで中脈が目立つ剣形です。5-6月に、外花被片が大きく広卵形で先が下に垂れ、内花被片が小さく直立した、特徴ある黄色花を咲かせます。外花被中央に茶色っぽい模様があるのも特徴です。観賞用のハナショウブ類には黄色系の花が無いので、その貴重さから良く栽培され、自然湖沼や河川等へ拡散増殖し、「要注意外来生物」として大問題ともなっています。青葉山では、道路脇の湿性地等の所々で見られ、大手門脇の池には大群落があります・・・
キショウブ 雨上がって夕焼け
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ヤブデマリ(藪手毬)の花
2016/05/16(Mon)
   きょうは、晴れたり曇ったりでした(10.9~18.5℃/南南東風)。
   道沿いのヤブデマリ(スイカズラ科)に、花が咲いていました。真白い蝶を思わせる飾花の間に、咲き始めた真花が泡立つ様でした。本州~九州の他、朝鮮南部、中国、台湾等の、山野の林縁、谷沿い等に生育する、樹高3-4mの落葉小高木です。葉は対生し、10cm程の長楕円形で、葉先は尖り全縁。5-6月、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序の周囲に、白く大きな5枚花弁の装飾花が縁取ります。装飾花は無性花で、5枚の中の1枚が極端に小さいのが、ムシカリ等近似種との相違点です。夏に赤い実を付け、秋には黒紫色に熟します。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヤブデマリ 石水
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シャク(杓)
2016/05/15(Sun)
   きょうは、大体晴れました(10.1~18.61℃/南東風)。
  林縁のシャク(セリ科)に、花が咲いていました。純白の花群れが、皐月の陽光を浴びて、石蝋紙の様な輝きを放っていました。北海道~九州の他、ユーラシア中北部の山地~低地の、やや湿り気のある場所に生育する多年草です。高さは1m程で、葉は2回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂けます。4-6月に、茎先に複散形花序を出し、小さな白花を咲かせます。花弁は5個で、外側の2個が大きくなります。青葉山では、山際の湿性地や土手等に普通に見られます・・・
シャク 崖の続く川
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ギンリョウソウ(銀竜草)
2016/05/14(Sat)
   きょうは、大体晴れました(12.6~19.0℃/北風)。
   道端に、ギンリョウソウ(ツツジ科シャクジョウソウ亜科/旧イチヤクソウ科)が咲いていました。深い落葉を持ち上げて、蝋細工の様な透き通る妖精達が、悪行は許さぬぞとばかりに、睨んでいました。日本全土の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の、森のやや湿り気のある林床に生育する、高さ10-20㎝の多年草です。腐生植物の代表で、全体が白く葉緑体を持ちません。短い地下茎と太く絡まり合った根を持ち、茎には葉の退化した鱗片葉が多数互生します。5-8月、茎先に下向きに一輪の花を付けます。花冠の裂片は筒状で3-5個あり、雄蕊は10個。雌蘂の先は円く広がり、青味を帯びるのが特徴です。花後は黒く変色し、液果を熟します。青葉山では林内の到る所で見られ、この森の豊かさの証の一つとなっています・・・
ギンリョウソウ 眩しい緑と川
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フジ(藤)の花
2016/05/13(Fri)
   きょうは、良く晴れました(11.5~23.1℃/南東風)。
   あちこちで、フジ(マメ科)が咲き始めていました。見上げれば、空色にも似た藤色の花房が無数に下がり、周囲には濃厚な芳香が漂っていました。本州~九州の山野に広く生育する蔓性の落葉木本です。茎は初め草質で後木質化し、大木では幹径が数十㎝にも及びます。葉は奇数羽状複葉で長さ4-10㎝の小葉を9-19枚付けます。4-5月頃、20-80cmの総状花序を下垂し、淡紫色や白色の蝶形花を多数付けます。果実は長さ20-30㎝程と細長く、扁平で皮表面に腺毛が密生し木質で堅く、下垂します。青葉山では数多く見られ、藪の植生の主役ともなり、当地が「自然林」である証となっています・・・
フジ 谷の緑
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タニウツギ(谷空木)
2016/05/12(Thu)
   きょうは、良く晴れました(14.6~22.7℃/北西風)。
    道沿いに、タニウツギ(スイカズラ科)が咲き始めていました。気が付けばあっちにもこっちにも、艶やかな桃色の花々が、深まる緑の森に映えていました。北海道~本州の他、朝鮮、中国等の山地の谷沿い等に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生します。5-6月、枝先や葉腋に散房花序を付け、淡紅色の花を多数咲かせます。花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂し、雄蕊5。蒴果は細い筒状で、種子は楕円形で長さ1mm程。主に日本海側の多雪地帯に多い種ですが、青葉山でも谷合い等に普通に見られます・・・
タニウツギ 山の入口
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オニグルミ(鬼胡桃)の雌花 
2016/05/11(Wed)
   きょうは雨降りで、晩方に上がって晴れました(13.1~17.3℃/西北西風)。
  川岸のオニグルミ(クルミ科)に、花が咲いていました。30cm近くの長い雄花を多数垂らしていましたが、良く見ればその上に、赤翡翠か何かの羽根を思わせる真赤な雌花が、雨にしっぽり濡れ光っていました。日本全国の他、サハリン等の山野の川沿い等に生育する、高さ25m程の落葉高木です。雌雄同株。樹皮は暗灰色で、縦に大きく割れ目が入り、若枝には黄褐色の軟毛が密生。葉は互生し奇数羽状複葉で、小葉は対生で4-10対あり、卵状長楕円形で多毛。5-6月頃に新葉と共に開花し、雌花は頂芽から穂状の花序を直立させ、苞中から赤い花柱を出します。雄花は、前年の葉腋から長さ10-30cmの雄花序を垂れ下げます。9-10月に径3cm程の 果実(偽果)を熟し、核中の種子は食用。青葉山では、川沿い等に多く見られます・・・
オニグルミ 賢渕
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ミツバウツギ(三葉空木)の花
2016/05/10(Tue)
   きょうは、雨が降ったり止んだりでした(13.5~16.1℃/東風)。
   森の入口で、ミツバウツギ(ミツバウツギ科)が咲いていました。雨空の下、雨粒にも見える白花が無数に下がり、何処からか雨垂れの調べが聞えて来る様でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の明るい山林等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は三出複葉で対生し、名の由来にもなっています。小葉は長さ5㎝程の長卵状楕円形。5-6月、枝先に円錐花序を出して、花弁・萼(各5枚)共に白い花を咲かせます。果実は偏平で先の尖った軍配状の蒴果です。枝は褐~紫褐色で、2年枝には細かい縦筋が入り、普通枝先に黒褐色で芽鱗1対の冬芽が2個付きます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
ミツバウツギ 濃霧
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キビタキ(黄鶲)
2016/05/09(Mon)
   きょうは、晴れ時々曇りました(10.4~21.0℃/南南東風)。
   森で、キビタキ(ヒタキ科)が鳴いていました。結構あっちでもこっちでも、何番もが営巣しているらしく、新緑の山に相応しい美声で、ピッピロリピッピロリ等と囀っていました。日本全国の他、サハリン、中国の一部で繁殖し、冬は東南アジアで越冬します。昆虫類、節足動物等を捕食し、時に空中捕食や地上採食もします。ピッコロロ、ピッコロロ、オーシツクツク等と美声で囀ります。全長13-14cmで、雄は頭~背が黒く、喉は鮮橙黄色で眉斑や腹、腰も黄色く、翼に白斑があります。雌は上面は褐色で、腹は褐色がかった白。又、雄の幼鳥も雌と良く似た褐色。青葉山には4月下旬~5月上旬に渡来し、数多くが営巣・繁殖します・・・
キビタキ 藪の上から
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五月観(視)察会
2016/05/08(Sun)
  きょうは、定例観(視)察会の日(13.0~23.3℃/西北西風)。昨年までは国際ハーフマラソンの交通規制で大変でしたが、今年はバスは無くなり不便になったものの地下鉄ができて、時間通りの開始となりました。抜ける様な青空と瑞々しい新緑の下、気持ちの良い観察会日和です。花梨のピンクの花に驚いたり、ヤハズエンドウやツクバキンモンソウ等観察しながら森に入ると、眩しい緑の中、ヤマツツジがあちこちに赤い帯を作り、コナラやミズナラ、クヌギが無数の雄花を下げたり落としたりしています。仙台市の花ヒメシャガがあちこちに青紫の花を咲き初め、純白のマイヅルソウも咲き群れ、遠来のキビタキの囀りが山中に響き渡ります。山桜の節は過ぎたものの、ウワミズザクラが白い花房を伸ばし、林床ではイカリソウやチゴユリが数多く見られ、ハウチワカエデは紅い翼果を、コハウチワカエデは黄花を無数に下げていました。期待の、瑠璃色や桃色に輝くルリソウも、見事に咲き誇り、目当てのユウシュンランも、僅かですが残っていました・・・
 しかし、進むコースをいくら考えても、今回無残に刈り払われた道を通らざるを得ず、広げられた道に更に踏み広がった土面を辿りながら、昨年まではあれだけ私達に喜びを与えてくれた、数百株はあった筈のヒメフタバラン(県レッドリスト要注目種)の絶滅!!! やヒトツボクロ(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)やキンラン(国レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)、ギンラン(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)、ユウシュンラン(国、県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)等々の域内絶滅の可能性を憂いました。
薄紅の花が! 躑躅の道 ヒメシャガの道 キビタキ
  花では他に、レンゲツツジ、ニガイチゴ、シュンラン、ヤマグワ、ヒメコウゾ、ナガハシスミレ、タチツボスミレ、ツボスミレ、エゾタンポポ、ミツバツチグリ、カキドオシ、アオキ、シナノタイゲキ、サルトリイバラ、サンショウ、オニタビラコ、マムシグサ、ミヤマガマズミ、ハルジオン、タネツケバナ、ヒメオドリコソウ、ツクバネウツギ、ミツバアケビ、カクミノスノキ、オトコヨウゾメ、、トリガタハンショウヅル、セイヨウタンポポ、ギンリョウソウ、スズメノヤリ、クサノオウ等が見られました。野鳥では、藪中で盛んに鳴くウグイス、谷で高らかに囀るオオルリの他、センダイムシクイ、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ガビチョウ等の声がし、ハシブトガラス、アマツバメ、イワツバメ、ホオジロ等が見られました。動物では、ニホンカナヘビが現れ、タゴガエルが良く鳴き、ツキノワグマの爪痕やテンの糞がありました。昆虫では、ミヤマセセリ、カクムネベニボタルやサルトリイバラにいたフタホシオオノミハムシ等に出会いました。
 一旦解散後は、問題となっている崩壊斜面等を視察し、緑地協会主催の「森の美術館」と称するイベントも確認しましたが、道沿いなら兎も角、トウゴクミツバツツジ(県レッドリスト準絶滅危惧)等を徹底的に刈り払った森中に作品を陳列し、カザグルマ(国レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類()の自生地に杭を打ち付けたり、人々が草花を踏み付け乍ら鑑賞する姿に憤り、夫々の作者や観客に罪はないものの、もう二度とこの様な形のイベントは開催しないよう申し入れる事となりました。
  当会発足時の状況にも近い、直接的な自然破壊に立ち向かいながらの、こんな観(視)察会が当分続きそうではありますが、青葉山の自然が齎す至上の喜びを未来に引き継ぐ為にも、少しでも楽しい会を作って行きたいものですので、皆さん、ご協力を宜しくお願い致します!!!
希少蘭の自生地が踏みつけられ新たな道となっていた! マイヅルソウ 降り注ぐ緑 モモソウ?
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウ等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみます。又素敵な出会いがあることでしょう・・・ 
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ギンラン(銀蘭)
2016/05/07(Sat)
   きょうは、曇り後晴れました(14.0~25.0℃/西風)。
   道沿いの林下に、ギンラン(ラン科)が咲いていました。今回の「藪刈り」では実に多くの希少蘭が失われましたが、免れて僅かに生き残った白銀の輝きには、思わず心揺さぶられ胸が熱くなります。中国、朝鮮等に分布し、日本では本州~九州の山地の、主に落葉樹の林床に生育する高さ10-30㎝の多年草です。葉は3-6個が互生し、長さ3-8㎝の狭長楕円形で、葉先は鋭く尖り、基部は茎を抱きます。5-6月。茎先に数個の白花を付けます。嘗ては雑木林の何処にでも見られた花でしたが、開発や乱堀等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。ラン科植物は菌根菌と共生する特殊な生育形態を持ちますが、ギンランやキンラン等は特に菌への依存度が強い上に、特殊な土壌を要求し、環境の変化にも極めて敏感です。種そのものと共に、生育地をしっかり護らなければなりません・・・
ギンラン 輝く緑
  明日は観(視)察会↓。 新緑の森に山躑躅、稚児百合、碇草、瑠璃草等を愛でながら、黄鶲、大瑠璃等夏鳥の囀りを楽しみましょう・・・
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マイヅルソウ(舞鶴草)
2016/05/06(Fri)
   きょうは、晴れたり曇ったりでした(10.3~22.3℃/南風)。
  道端に、マイヅルソウ(ナギイカダ科)が咲き群れていました。艶々したハートの緑葉に、細やかな真白い花が煌き、あるがままの青葉山が何処までも広がっていました。ユーラシア北東部と北米北西部に分布し、日本では北海道~九州の亜高山帯~山地帯上部の林床に生育する、高さ10-20cm程の多年草です。落葉層の発達した環境で、根茎を横に伸ばして良く繁殖します。細長い心形の葉を二枚広げ、5-6月、その間から疎な白い小六弁花を総状花序に付けます。花被片4枚、雄蘂4と、子房2室。秋には球形で赤い液果を付けます。図鑑等では高山植物にされる事もありますが、青葉山でもあちこちに群落を作っています・・・
マイヅルソウ 街が見える
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ムラサキケマン(紫華鬘)
2016/05/05(Thu)
 きょうは、雨後晴れました(13.6~20.7℃/南南東風)。
   道沿いの土手に、ムラサキケマン(ケシ科)が咲いていました。紫や青の花々がが光を浴びて、何処だったかの、無数の鯉幟の様にも見えました。日本全国の他、中国等の山地~低地の林下の、少し湿った場所に生育する一年草(越年草)です。秋に芽生え、4-6月に紅紫(時に白)の筒状花を咲かせます。高さは30-50cm程で、茎には複数の葉が付き、葉は2-3 回3出複葉で、小葉は扇形に近くて丸い鋸歯があります。毒性植物ですが、ウスバシロチョウ等にとっては大切な食草になっています。青葉山では、林下の道端等で、比較的普通に見られます・・・
ムラサキケマン 青空と新緑
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アカハラ(赤腹)
2016/05/04(Wed)
   きょうは雨後曇って、後晴れました(13.8~20.3℃/南南東風)。
   川岸に、アカハラ(ツグミ科)がいました。渡りの途中なのか、当地に留まろうとしているのか、燃えるよな朱いお腹を見せながら、キョッキョッと言いながらキョロキョロしていました。ロシアのサハリン、クリル、日本の北海道と本州中部以北の山地で繁殖し、比較的明るく開けた林の地上でミミズや昆虫等を捕り、冬は本州中部以西〜中国南部、フィリピン等で越冬する、全長 24㎝のツグミの仲間です。雄は顔と喉が黒褐色で背面は暗褐色、胸〜腹側面は赤褐色で,、腹中央部〜下尾筒は白。雌は雄より全体に淡色で、喉に白色縦斑があります。地鳴きは「キョキョキョ」等、繁殖期の雄は、「キョロンキョロンチーッ」等と鳴きます。名は、冬鳥のシロハラに対して、腹部が赤い事に由来します・・・
アカハラ いつもの橋から
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フッキソウ(富貴草)の花
2016/05/03(Tue)
   きょうは、曇り後晴れました(9.6~20.6℃/南風)。
   道端に、フッキソウ(ツゲ科フッキソウ属)が咲いていました。花弁も無く、何か刺胞動物を思わせる風情で、新緑の森に異彩を放っていました。北東アジアに分布し、日本では北海道~九州の山地の林内に生育する、高さ20~30㎝の常緑亜低木です。 雌雄同株。茎下部は地を這い、上部は斜上。葉は厚く密に互生し、長さ5-10㎝、幅2-4㎝の卵状楕円〜菱状倒卵形で、上半分に粗鋸葉があります。3-5月、茎上部に雄花を密に、その下に雌花を5-7個付けます。花は4個の萼片のみで、花弁はありません。核果は長さ1.5㎝程の卵形で、白熟します。名は、常緑で良く茂る事に由来し、別名はキチジョウソウ(吉祥草/ユリ科に同名種がある)・・・
フッキソウ 木間隠れの街
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ゆきかえる