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イチモンジセセリ(一文字挵)
2016/08/31(Wed)
  きょうは曇り一時小雨が降り、後晴れました(21.0~29.0℃)。
  道端の葛葉に、イチモンジセセリ(セセリチョウ科)がいました。名の通り、翅裏の一文字斑も素敵ですが、ウルウルのお顔に、(少し開いた表翅の)白紋付の黒羽織にグッときました。日本全土(北海道では稀)の亜高山~低地の草地等に生息する、前翅長15-21mmの小形のセセリチョウです。成虫は年2-4回、6-10月頃に発生し、全体に茶色く、名の通り、後翅に白斑が繋がる一文字模様を持ちます。南方系のチョウで、夏~秋に分布を北に広げ、西南日本でも晩夏~秋に個体数を増やします。幼虫の食草は、イネ、ススキ、エノコログサ等のイネ科やカヤツリグサ科植物で、稲を食害する害虫として嫌われてもいます。幼虫のまま、イネ科植物等で越冬します。別名のイネツトムシ、ハマクリムシは、幼虫が作る巣の様子から付けられました。青葉山では、草原等で吸蜜する姿が普通に見られます・・・
イチモンジセセリ 濁川を見る.
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ミズヒキ(水引)
2016/08/30(Tue)
   きょうは台風10号が東北を縦断し、風雨は強かったものの晩方には晴れました(22.2~27.7℃/東北東風)。
   道沿いに、ミズヒキ(タデ科)が咲いていました。雨の中、赤い萼片列の先々に、愛らしい紅白の花が並んでいました。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国、インドシナ、ヒマラヤ等の、山野の半日陰の林床や林縁、路傍等に生育する高さ30-80cmの多年草です。広楕円形で長さ6~15cmの葉は互生して、先は尖り、時季により八の字模様が入ります。鞘状托葉があり、全体に粗毛が生えています。8-11月に、茎頂や葉腋から長さ20-40cmの花穂を伸ばし、上が赤、下が白い小花を疎らに付けます。青葉山では、路傍等に普通に見られます・・・
ミズヒキ 牛越橋付近(5時半頃)
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オオルリボシヤンマ(大瑠璃星蜻蜓) ♀の産卵
2016/08/29(Mon)
  きょうは曇って、後雨になりました(20.5~27.0℃/東風)。
  池に、オオルリボシヤンマ(ヤンマ科)がいました。美しい瑠璃色の雄もくるくる飛んでいましたが、黄緑の雌は、藺草の茎や睡蓮の葉等に飛び移っては、一生懸命に産卵していました。北海道~九州南部の、亜高山~低山地の抽水・浮葉植物の茂る池沼に生息する日本特産種です。成虫は7-10月に出現し、体長73‐80㎜、雄は青(黒褐)色で、雌は黄緑色(又は青)の斑紋があり、ルリボシヤンマに似ていますが、より低地にまで分布し、より深い森に囲まれた大きめの池沼を好むと言われ、大きく、雄は地の淡色部の青味が強い事、胸部の模様等が違う事等が識別点です。雌は、水辺の草や水面の枯木等に産卵します。各地で生息地が破壊され、特に仙台周辺ではその多くが消滅し、県のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています・・・
オオルリボシヤンマ♀ 雨降り中
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アメリカホドイモ(亜米利加塊芋)
2016/08/28(Sun)
   きょうは、曇り後霧雨になりました(18.5~23.8℃/北北東風)。
   道端に、アメリカホドイモ(マメ科)が咲いていました。一瞬葛かと思いましたが、近寄ればより艶やかに、又小豆氷菓の様に美味しくも見えました。北米東部原産で、日本へは明治時代中期に渡来し、東北を中心に栽培もされる、高さ3m程になる蔓性植物です。葉は奇数羽状複葉で互生し、 小葉は卵形で5-7枚付きます。6‐8月、葉脇に紅紫色の蝶形花を咲かせ、外面は緑白色、内面は紫褐色になり、色が濃い翼弁と舟弁は曲がりくねります。後、長さ5‐10㎝の豆果を付けます。数節に縊れた塊茎部分が食用の芋となり、古来北米先住民の貴重な食料でした。名は、米原産で「塊(ほど=かたまり)」状の根を持つ事に由来します。別名はアピオス。 :尚、日本には、近似種で同じく食用にされるホドイモが自生しますが、栽培はごく一部です。青葉山周辺では、大学構内でも見られます・・・
アメリカホドイモ 山から
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コシアキトンボ(腰空蜻蛉)
2016/08/27(Sat)
  きょうは、晴れたり曇ったり雨が降ったりで、涼しい一日でした(19.3~22.7℃)。
   沼に、コシアキトンボ(トンボ科)がいました。名の通り、黒地に白い腰空きの雄でしたが、降り出した雨にも動ずる事無く、枯草にじっと止まっていました。北海道〜九州の丘陵~平地の林縁の湖沼や緩やかな流れの澱みに生息する、体長40-49mmのトンボです。成虫は5-9月に出現し、溜池等の水面近くを活発に飛び回り、複数個体で縄張り争いもします。雄は全身が黒く、腹部の白い部分が目立ちます。白い部分に黄色味があるのが雌又は若い個体です。青葉山では、周辺池沼等に普通に見られます・・・
コシアキトンボ 俄雨
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ネジバナ(捩花)の群生
2016/08/26(Fri)
   きょうは晴れ後曇って、後雨が降りました(22.2~22.4℃/南南東風)。
   道端に、ネジバナ(ラン科)が咲き残っていました。しかも結構な群生で、美しい紅龍が一斉に昇天しているかの様でもありました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリルやヒマラヤ等の少し湿った日当たりの良い草地に生育する、5-40cmの多年草です。葉は柔らかく厚みがあり、根出状に数枚付きます。1本出た花茎の先に螺旋状に捩れた花序を付け、4-7月と9-10月に径5mm程の淡紅色(時に紅~白~緑)の花を多数咲かせます。花は左右両巻があり、根は菌根となって菌類と共生しています。青葉山では、道沿いの草叢等に見られます・・・
ネジバナ 檜林
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アオバハゴロモ(青葉羽衣)
2016/08/25(Thu)
    きょうは曇り時々晴れました(23.0~29.4℃/東南東風)。 
    道端に何時の間にか生えた郁子蔓に、アオバハゴロモ(アオバハゴロモ科)がいました。蔓に沢山並んでいましたが、若緑の体が赤く縁取られて、とても愛らしく見えました。本州~沖縄の主に低山地の照葉樹林等に生育する、体長5.5-7mm、翅を含めると9-11mmのハゴロモの仲間です •成虫は7-10月に発生し、奇麗な淡緑色で、翅縁が赤みがかり、全体に粉を吹いた様ですが、死ぬと黄色く変色する事があります。静止している時には、後翅を前翅の下に畳み、前翅は立てた状態で背中の上で合わせ、横から見れば三角になります。成虫は宿主植物の細い茎に止まり、 屡々集団を作り、幼虫もその近くにいる事が多いです。ゆっくりと歩き、驚くと跳躍し、そのまま飛び去ります。卵で越冬。食性は幅広く、多くの野生植物の他、栽培植物につくこともあり(クワ、ミカン類、イチジク等の汁を吸う)、害虫ともされます・・・
アオバハゴロモ 晴れ間もあり
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クサキリ(草螽斯)
2016/08/24(Wed)
   きょうは、曇りのち時々雨が降りました(21.5~28.9.℃/東南東風)。   
   道端の葉上に、クサキリ(キリギリス科)がいました。褐色型の雄で、精巧な木工品の様な美しさでしたが、緑の葉の海には目立ち過ぎていました。本州~九州の、草丈の余り高くない、やや湿った草原等に生息する、体長(翅端まで)♂37-44mm、♀47mm程の中型のキリギリスです。成虫は8-10月に出現し、食性は雑食で、イネ科植物の実や葉、他の昆虫等を食べ、夜間に「ジーーーー」と鳴き、照明にも集まります。褐色型と緑色型があり、後脚が長く、頭部は尖っていますが、クビキリギス程は突出しません。イネ科植物の株の根際に産卵し、卵は翌年の6月下旬頃に孵化します。青葉山では、草原等に見られます・・・
クサキリ 森の一角

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
  環境ブログランキング ブログ王 
 

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サンコタケ(三鈷茸)
2016/08/23(Tue)
  きょうは晴れ後曇って、後雨になりました(22.7~31.5℃/東南東風)。 
  道端に、サンコタケ(アカカゴタケ科)が生えていました。何本かあって、皆倒れかかっていましたが、蟹爪の様な鮮やかな色形と異臭が、都ても印象的でした。夏~秋、全国の竹林、林縁、草叢等に単生~群生する、高さ5-8㎝の小型~中型のキノコです。担子菌類腹菌目アカカゴタケの仲間で、3本の腕(托枝)、柄、壺からなります。腕は普通3本、稀に4-6本あり、黄色系と、紅色系があります。胞子はグレバと呼ばれ、粘液状で、強い悪臭があります。柄(托)は白く中空。 食不適。 名は、その形が三鈷(密教で煩悩を払うとされる仏具)に似ている事に由来します・・・
。初め地中に菌蕾を生じ,それより上部に3本の腕をもつ円柱状のキノコを出します。 苔の森
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ヒタチマイマイ(常陸蝸牛)
2016/08/22(Mon)
  きょうは曇り時々晴れて、後雨になりました(25.6~30.6℃/東風)。 
  林縁に植えられた紫陽花の葉裏に、ヒタチマイマイ(オナジマイマイ科)がいました。小振りながら、砂地に赤錆色の縞模様がとても素敵でした。東北~関東北部の山地~低地の林内に生息する、殻径25-30㎜強(最大径32㎜)の中型の蝸牛です。殻は低平で,殻底部では成長線が収束して畝状になり,疎に現れます。殻の地色はクリーム色で、0-4本の色帯が現れ,加えて火焔模様が現れる個体も多い様です。主に山林の樹上で見られ、他種同様主に植物食で、雌雄同体で他個体と精莢を交換した後に産卵します。良く似た亜種のミスジマイマイは 、関東南部~中部東部に分布します・・・
ヒタチマイマイ チュウダイサギと広瀬川
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ノブキ(野蕗)の花
2016/08/21(Sun)
   きょうは台風一過、曇り後晴れて猛暑になりました(23.3~35.3℃/北北西風)。
  道端のノブキ(キク科ノブキ属)に、花が咲いていました。暗い林床に、白々と光る小さな玉が幾つも浮かび、往き場のない精霊達の様にも見えました。北海道~四国の山地の木陰や谷間等に生育する、高さ50-80㎝の多年草です。葉には長い葉柄があり、葉身は三角状腎形で裏面には白い綿毛が密生します。フキの葉にやや似ていますが、葉先がやや尖り葉柄に狭い翼があるので見分けられます。8-10月、花茎の先に円錐花序を生じ、頭花の周りに雌花、中心部に両性花があり、両性花は結実しません。雌花の花冠は長さ1.5㎜、広鐘形で4-5裂し、退化した葯があります。両性花の花冠は白く筒状で長さ2㎜、5裂して裂片は長さ1㎜。痩果は長さ6-7㎜、棍棒状で、先端付近には柄のある腺体が多くあり、他物に粘り着き散布されます。青葉山では、道沿いの所々に見られます…
ノブキ 夏と秋.
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ベニスズメ(紅雀蛾)
2016/08/20(Sat)
  きょうは、雨が降ったり止んだりでした(24.5~28.7℃/南東風)。
  灯火の近くに、ベニスズメ(スズメガ科)がいました。暗がりに紅い体躯が、発進前のジェットの様に燃えていました。北海道~沖縄の、山野に生息するスズメガの仲間です。成虫は4-5月と夏~秋に2回出現し、開帳は55-65mmで、 淡赤色地に黄褐色の筋模様が入る美しい蛾です。後翅の付根が黒ずむのも特徴です。コナラやクヌギ等の樹液に飛来し、灯火にも良く飛んで来ます。幼虫は、ツリフネソウの他、オオマツヨイグサ、ツキミソウ、ヤナギラン、ホウセンカ、ミソハギ、ブドウ、シロツメクサ等の葉を食べ、蛹で越冬します。青葉山では、成虫は樹液の木等で見られます・・・
ベニスズメ 緑のトンネル

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ガカイモ(蘿藦、鏡芋)
2016/08/19(Fri)
   きょうは曇り時々晴れて暑くなり、一時雨が降りました(24.5~30.6℃/南東風)。
  道端に、ガカイモ(ガガイモ科)が咲いていました。美しい海星型の妖精達が、、緑の水際で踊っていました。朝鮮、中国等東アジアに広く分布し、日本では北海道~九州の山野の、日当たりの良い草原や道端等に生育する蔓性多年草です。心臓形の葉は対生でやや厚く滑らかで、蔓は右巻きに伸び、茎葉を傷付けると乳液が出ます。夏~秋に、葉腋から出た集散花序に淡紫~白の花を付けます。花冠は5深裂して星型になり、内側に毛が密生し、雌蘂は突出し、雄蕊はその根元に集まります。長さ10cm程の長い紡錘形の袋果を付け、種子には毛があって、風で散布されます。青葉山では、藪地周辺等で見られます・・・
ガガイモ 飛行船もいます
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ホツツジ(穂躑躅)
2016/08/18(Thu)
  きょうは、雨後曇りました(24.1~28.4℃/北北西風)。
  道沿いのホツツジ(ツツジ科)に、花が咲いていました。。雨上がりの蒸す森に、白地に紅を差した様な花穂が、とても爽やかでした。北海道南部~九州の山地の岩場等日当たりの良い所に生育する高さ1-2mの落葉低木です。日本特産種。葉は、長さ5cm程の楕円形で、枝に互生し先は尖ります。枝は、赤く細くて角ばります。7-9月、枝先に円錐状に花序を出し、やや赤みを帯びた白い花を咲かせます。花弁は3-4枚反り返って丸まり、雌蕊が長く真直ぐに伸びるのが特徴です。蒴果は3㎜程の扁球形で、熟すと3裂します。青葉山では、乾いた尾根や斜面等で見られます・・・
ホツツジ 何故か赤かった五色沼
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カワセミ(翡翠、魚狗、川蟬)
2016/08/17(Wed)
    きょうは台風一過、雨後晴れてとても暑くなりました(24.9~33.0℃/北西風)。
    池に、カワセミ(カワセミ科)がいました。嘴の黒い雄でしたが、間近の岸で小魚を狙っていて、正に息を飲む瞬間を垣間見る事ができました。欧州、アフリカ北部〜インド、東南アジアに広く分布し、亜種カワセミは全国の山地〜平地の水辺に生息する全長17cm、翼開長25㎝、体重19-40g程の小鳥です。ほぼ留鳥ですが、北海道では秋冬に暖地に移動します(夏鳥)。頭、頬、背は青く、頭には鱗状の模様があり、喉と耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色です。脚は赤く、嘴は長くて、雄は黒く雌の下嘴は赤。チイーッと細く鋭い声で鳴きます。河川や湖沼の枝や岩等に止まり、水面に飛び込んで、魚を捕ったり水浴びをし、土崖の斜面に穴を掘って営・繁殖します。青葉山では、広瀬川や各池沼で普通に見られます…
カワセミ 台風一過
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ツルリンドウ(蔓竜胆)
2016/08/16(Tue)
    きょうは曇り後晴れて暑くなり、晩方には雨が降りました(24.2~30.8℃/南南東風)。
    道端に、ツルリンドウ(リンドウ科)が咲いていました。急に又蒸し暑くなった森に、薄紅や薄紫の花が、薄荷糖の様に涼しげにでした。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の亜高山~山地の林内や草原等に生育する、蔓性多年草です。蔓は地面を這ったり草木に絡んで長さ40-80mになります。葉は対生し、卵状三角~広披針形で顕著な3脈が目立ち短い柄があります。8-10月、葉腋に淡紫色の鐘状の5裂した花を付け、裂片は三角形で、裂片間には小副裂片があります。後に、楕円状球形で紅紫色の液果が花弁の先に実ります。青葉山では林内に普通に見られます・・・
ツルリンドウ 対岸ですが…鶏滝
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クロスジノメイガ(黒筋之芽以蛾)
2016/08/15(Mon)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(21.2~28.3℃/南風)。
  道端に、クロスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)がいました。近寄ると、美しい橙の翅をひらひらさせて葉裏に止まり、又寄ると移動して、モミジイチゴの葉裏に落ち着きました。と言っても、革細工の様な見事な姿は、逆光で上手く撮れませんでしたよ。北海道~九州の、低山地等に生息する開張26-32㎜のノメイガの仲間です。成虫は5-9月に出現し、明るい橙色地に明瞭な黒色の筋模様が特徴的で、脚は黒褐色で太め、フ節のみ淡褐色で、草木の葉裏に止まる習性が強く(目に止まる事が少なく)、灯火に良く飛来します。幼虫は、キブシ科(キブシ)、ミズキ科(ミツバウツギ,ヤマボウシ)等の葉を食べて成長します ・・・
クロスジノメイガ 青葉山から蕃山の眺め
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八月観(視)察会
2016/08/14(Sun)
  きょうは第2日曜の観(視)察会の日。と言っても、2・8月は「会」としてはお休みなので今回も有志で歩きしました(曇り後晴れ/20.1~28.6℃/南風)。涼しく心地良い天気の下、(2・8月は記録と確認が主なので)コースを決めず出発です。蝉時雨の下、睡蓮の咲く池には幸先良くカワセミが飛び行き、オオルリボシヤンマやオニヤンマ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、クロイトトンボ等が飛び交っています。道沿いには、既にツクシハギやミヤギノハギが咲き綻び、クサギやクズの花が香り、シロハツやテングタケ等大きなキノコが並び、爽やかなコバギボウシも沢山咲いていました。森に入ると更に爽やかに、ヤマジノホトトギスやダキバヒメアザミ等が林床を彩り、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシに、姿も美しいエゾゼミ等の蝉時雨が降り注ぎます。所々にある樹液の木には、アオカナブンやカナブンや、スジクワガタ、コクワガタ、ヨツボシオオキスイ、クロヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、オオスズメバチ等が見られました・・・
オオルリボシヤンマ♂と♀ ヤマジノホトトギス 森の食堂 飛行船の浮かぶ山
 花では他に、ホタルブクロ、ツルリンドウ、ヒヨドリバナ、ヤブハギ、ヤブガラシ、カノツメソウ、ヤマノイモ、ハエドクソウ、ヒメキンミズヒキ、キンミズヒキ、オオハンゴンソウ、キツネノボタン、ガンクビソウ、ムラサキツメクサ、ヘクソカズラ、ツユクサ、アメリカホドイモ、ヒメジョオン、シラヤマギク等が咲いていました。果実ではツノハシバミ、シラキ、ウワミズザクラ、コウスノキ、エゴノキ、ツクバネ、ニワトコ、ヤブデマリ、クリ、ミズナラ等が見られました。昆虫では、花にいたアカハナカミキリ、ミスジチョウ、メスグロヒョウモン、ルリシジミ、キタキチョウ、ミヤマカラスアゲハ、モンキアゲハ、アゲハやコガネムシ、ヤマトシリアゲ、アシグロツユムシ等の幼虫、スジブトハシリグモ等種々のクモ類等、キノコでは他にマツオウジ、ホコリタケ、クサハツ、ヒトクチタケ、ドクベニタケ、マゴジャクシ等、動物では、道に飛び出すヤマアカガエル、等に出会いました。野鳥では、アオゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、トビ等の他確認されました。きょうは気持ち良く楽しい会ではありましたが、今回も、"藪刈"された山道沿いは、人々の踏痕によって道筋が幾つもできて、まるで車道の様になっていて、とても希少植物群が再生するとは思えず、落胆するばかりでした。きょうは、これ以上の"破壊"は何としても止めねばならぬ、と再確認する「会」にもなりましたよ・・・
車道のようになっていた山道 カノツメソウとアカハナカミキリ 松茸香の松王子 エゾゼミ
  来月(9/11)は、キノコ中心の観察会になりますが、勿論、自然全般を観察しましょう!では又、よろしく・・・
この記事のURL | 観(視)察会 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)
2016/08/13(Sat)
   きょうは、晴れ時々曇りました(19.2~27.7℃)。
   小楢の木の幹に、サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科)がいました。近くに樹液の出ている木はあるのですが、カナブンやスズメバチで混み合っている所為か、あぶれた日陰蝶が、あちこちに静かに止まっていました。北海道~九州の、山地~低地の森林周辺に生息する、前翅長26-39mmの蝶です。日本固有種。成虫は5-8月に出現し、樹木周辺を活発に飛び回り、樹液に良く集まります。地色は黄褐色で、表面は褐色味が強く、裏面は黄色っぽく、両面に斑紋が入ります。ヤマキマダラヒカゲと酷似していますが、前翅表面黄斑に入る黒点の数や後翅基部寄りに入る紋様の差異等で判別します。幼虫の食草は、ササ、タケ類で、蛹で越冬します。青葉山では、林内に普通に見られます・・・
サトキマダラヒカゲ 緑耀く森

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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ボタンヅル(牡丹蔓)
2016/08/12(Fri)
   きょうは、曇り時々雨でした(20.3~28.9℃/東南東風)。
   道端に、ボタンヅル(キンポウゲ科)が咲いていました。藪刈りを免れ、草叢を覆い尽す無数の銀花が、今宵の空の流星群の様でもありました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の日当たりの良い所に生育する、有毒の蔓性多年草です。蔓の長さは2-4m程になり、長い葉柄を持つ葉は1回3出複葉で対生し、小葉は長さ3-6cmの卵形で縁は鋸歯状になります。8-9月、茎先や葉腋から3出集散状の花序を出して、径1.5-2cmの白い花を多数咲かせます。痩果は長さ約4mmの卵形で、開出毛があり、その先に1-1.2㎝程の羽毛状花柱が残ります。青葉山では、林縁や草原等に普通に見られます・・・
ボタンヅル 市有林
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クズ(葛) 2015/08/18(Tue)
2016/08/11(Thu)
   きょうは大体晴れて、少し涼しく感じました(21.4~29.3℃/東南東風)。
   道端に、クズ(マメ科)の花が咲いていました。薮を覆う様に、濃紫の花を見事に群れ咲かせて、辺り一面に葡萄酒の香を漂わせていました。北海道~九州の他、中国~東南アジアに広く分布する蔓性の多年草です。葉は3出複葉で、小葉は草質で幅広く大きく、地面を這う蔓は、節から根を出して根付きます。根は非常に深く、長芋状になります。8-9月、穂状花序が立ち上がり、赤紫の豆花を咲かせます。果実は枝豆に似て、やや小型。根から取れる澱粉(葛粉)は葛根湯になり、茎の繊維からは葛布も作られます。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クズ 光る林床
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シラヤマギク(白山菊) 
2016/08/10(Wed)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(21.8~30.5℃/北東風)。
  道端に、シラヤマギク(キク科)か咲いていました。林内で真先に、又晩秋までずっと咲き続ける「菊」で、花の少ない時季にも、私達を心から楽しませてくれています。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、山地の草原や路傍、明るい林中に生育する高さ1-1.5mの多年草です。根出葉は、卵状心形で長柄があるのが特徴で、9-24cmの葉は茎上部に行く程小さくなり、茎に付く葉には翼があります。葉の表裏に短毛があり、特に裏面脈上に密生します。8-10月に、枝分かれした茎上部に散房状の花序を形成し、やや疎に頭花を付けます。青葉山では、林内外で普通に見られます・・・
シラヤマギク 一瞬の夕焼け

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
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 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
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ベニウスタケ(紅臼茸)
2016/08/09(Tue)
   きょうは、晴れて暑くなりました(23.2~34.5℃/北西風)。
   道端に、ベニウスタケ(アンズタケ科) が生えていました。薄暗がりの林下、鉛丹色の妖精達が、きらりめらりと篝火を焚いていました。中国等東アジアと北米東部に分布し、日本では夏~秋、全国の広葉樹林等の林内地上に群生する、傘径1-3㎝、高さ3.5㎝前後の小さな茸です。全体が紅色で、傘肉は薄く、襞は白くて脈状の皺襞になっています。柄は中実。青葉山では、良く似たアンズタケ(アンズタケ科)等と共に、普通に見られます・・・
ベニウスタケ 山帰り
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ツチカブリ(土被り)
2016/08/08(Mon)
     きょうは、曇り時々雨が降りました(24.1~29.8℃/北東風)。
    道端に、ツチカブリ(ベニタケ科チチタケ属)が生えていました。余りにも多いので一つ味見してみると、辛いのなんの、でも案外行ける?かとも感じました。半球全域に広く産し、オーストラリアにも分布、日本ではの夏~秋、北海道~沖縄広葉樹林内、又は針葉樹との混交林内地上に発生する傘径2‐8㎝程のチチタケの仲間です。幼時は半球形で次第に開いて、殆ど平ら~浅い皿状となり、湿時弱粘性がありますが乾きやすく、乾けば屡々微細縮緬状皺を表します。ほぼ白く老成すれば不規則な淡褐色の染みを生じ、表皮は剥ぎ取り難く、傘・柄の肉は脆い肉質で白く、傷つけても変色せず、多量に分泌される白い乳液は著しい辛味を持ちます。襞は極密で柄に直生ないし上生、柄はほぼ上下同大で長さ2-9㎝、径1-3㎝程。余りにも辛味が強い事から、日本では有毒や食不適とされてきましたが、十分に水に晒す等して食用にし、ロシア料理では高級前菜として賞味されます。青葉山では、道沿い等に普通に見られます…
ツチカブリ 胡桃林


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オニヤンマ(鬼蜻蜓、馬大頭)
2016/08/07(Sun)
   きょうも晴れて、暑くなりました(23.8~31.3℃/南東風)。
  草原に、オニヤンマ(オニヤンマ科)がいました。大きな雌でしたが、薊の茎先に止まって、微風に揺れていました。北海道~沖縄の河川、池沼周辺の他、市街地近くの住宅地等に等にも生息する、体長♂90-103mm、♀98-114mmの日本最大のトンボです。左右の複眼は頭部中央で僅かに接し、鮮やかな緑色。体色は黒く、胸の前にハの字模様、胸の側面に2本の斜め帯、腹の節毎に1本の細い横縞と、各所に黄色の模様が入ります。成虫は6-10月頃に出現し、成熟すると雄は河川の流れの一定区域を雌を求めて往復飛翔します。食性は肉食性で、蛾、蝿、虻、蜂等を空中で捕食します。交尾後雌は、水の綺麗な小川や湧水の流れ込む水溜り等で、泥中に打水産卵します。卵は1ヶ月程で孵化し、幼虫(ヤゴ)は10回程脱皮しながら2-5年程かかって成虫になります。青葉山では、川沿いや道沿い等で見られます・・・
オニヤンマ 落ち行く陽
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モクズガニ(藻屑蟹)
2016/08/06(Sat)
  きょうも大体晴れて、暑くなりました(24.1~33.4℃/南東風)。
  沢に、モクズガニ(イワガニ科)がいました。暑いので沢に降りると動く者がいて、捕まえると未だ小さい雌でしたが力強くて、放すとあっと言う間に水底に消えてしまいました。北海道~沖縄の他、サハリン、ロシア沿海地方、朝鮮東岸、台湾等の、川、河口、海岸等に生息する、甲幅7-8cm、体180g程の蟹(甲殻類)です。鋏に柔らかい毛が密生するのが大きな特徴で、体は全体に濃い緑がかった褐色。食性はカワニナ等の貝類、ミミズ、小魚、水生昆虫、両生類等を捕食する他、石等に付着する藻類を鋏で削り取って食べます。成体は、秋に産卵の為に海に下り、半年後に又川を遡ります。青葉山では、沢筋の深み等に潜み、秋の増水時等には、広瀬川の崖下に多数へばり付く姿が見られます・・・
モクズガ二 冷たい水
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クサギ(臭木) 2015/07/28(Tue)
2016/08/05(Fri)
   きょうは、晴れて暑くなりました(23.0~33.5℃/南東風)。
   道沿いのクサギ(クマツヅラ科)に、花が咲いていました。猛暑の下、藪を覆う様に無数の白花を輝かせ、えもいわれぬ芳香を放っていました。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は対生し、長さ8-20cmの三角状心~広卵形で、先は尖り、基部は心~円形で、薄く柔らかく柔毛を密生します。8月頃、枝先の葉腋から長柄のある集散花序を出して、雄蘂、雌蕊が花弁中心から突き出す白花を咲かせます。秋に紺色の液果を熟し、赤い萼も開いて残ります。崩壊地等に最初に侵入する先駆植物の典型。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クサギ 花火の前に
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チョウセンカマキリ(朝鮮螳螂・朝鮮蟷螂/カマキリ)の子供
2016/08/04(Thu)
   きょうは、晴れて暑くなりました(23.4~32.4℃/南東風)。
   沢に、チョウセンカマキリ(カマキリ科)がいました。まだ子供で、翅もないのに水中の石で、無暗に威嚇していました。本州~九州、対馬、沖縄本島の他、中国、朝鮮等の草原等に生息します。緑又は褐色の体長60-85mmの大型カマキリで、単にカマキリとも呼ばれています。様々な昆虫を鎌足で捕らえて食べます。オオカマキリに似ていますが、やや小さくて細く、左右の前脚の間が山吹色をしているのが特徴です。 又、オオカマキリの後翅は紫褐色をしていますが、本種はその色が薄いのが特徴です。青葉山では、草原等で、普通に見られます・・・
カマキリ 暑い沼
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カモシカ(氈鹿、羚羊)
2016/08/03(Wed)
    きょうは晴れ時々曇って、一時雨も降りました(24.0~30.2℃/南東風)。
   藪中に、カモシカ(ウシ科)がいました。ガサゴソ音がするのでドキドキしましたが、揺れる灌木の下を見ると、特徴ある細面の顔が、こちらを見詰めていました。本州~九州のみに分布する日本固有種で、国指定特別天然記念物。亜高山~低山の森に生息し、木の葉、草、笹等を選択的に採食します。体長105-112㎝、肩高68-75㎝、体重30-45kg。全身の毛衣は白や灰色、灰褐色ですが、個体変異や地域変異が大きく、角は8-15㎝の円錐形でやや後方に湾曲し、基部に節があります。青葉山では、近年数多く定着し、毎年繁殖もしていましたが、大規模工事に因り生活圏が急激に狭められています・・・
カモシカ 原生林

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ミンミンゼミ(みんみん蝉)
2016/08/02(Tue)
    きょうは曇り時々晴れて、一時雨が降りました(24.3~29.9℃/南東風)。
    山際で、ミンミンゼミ(セミ科)が鳴いていました。色んな蝉時雨の中でも一番大きな声で、近くに居るのを探してみると、二匹も三匹も、何匹も止まっていました。北海道南部~九州の他、朝鮮、中国等の、山地~平地の広葉樹林を中心に生息し、アブラゼミ等と比べて暑さに弱く、北東日本では平地でも普通に見られますが、南西日本ではやや標高が高い山地に生息しています。成虫は7-9月上旬頃に発生し、体長33-36mmで、黒地に緑、白、水色の斑紋があります。他種に比べて体が卵形に近いのも特徴です。サクラ、ケヤキ等の木を好み、良く止まります。青葉山では、夏を通して普通に見られます・・・
ミンミンゼミ 電線の向こうの青葉山.
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ゆきかえる