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マルバダケブキ(丸葉岳蕗)の群落
2017/05/31(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(19.5~28.6℃/南南西風)。
  道沿いのマルバダケブキ(キク科)に、花が咲いていました。薄暗い林床に、大きな黄花が群落を成し、見事な向日葵畑の様にも見えました。本州、四国の他東アジアの亜高山~山地のやや湿った林縁、林内等に生育する、高さ40-120cmの多年草です。根出葉は長い葉柄があり、葉身は径30-40cmの腎円形で、縁は鋸歯状になります。茎に付く葉の葉柄の基部は広く膨れて茎を抱きます。5-8月、茎の部に5-6個の黄色い頭花を散房状に付けます。青葉山では、あちこちに群生が見られます・・・
マルバダケブキ 森の光
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ニワハンミョウ(庭斑猫)
2017/05/30(Tue)
  きょうは、晴れ時々曇りました(15.9~27.3℃/南南東風)。
  道端に、ニワハンミョウ(ハンミョウ科)がいました。一瞬マガタマハンミョウと思いましたが、足許からはたはたと飛び上がり、「道教え」の別名通り、先へ先へと飛んでは止まりを繰り返し、そろそろと近寄ると、休止符の様な白紋がお洒落でした。北海道~九州の他朝鮮半島の山地~平地の路上や草地等に生息する、体長15-19mmのハンミョウの仲間です。成虫は4-10月に出現し、背面は光沢がなく、暗銅褐~暗緑色で、上翅に白い小紋がありますが、紋の形には変異があります。地面を徘徊し、他の昆虫を捕らえて食べます。幼虫は地面に縦穴を掘って住み、成虫と同様、傍を通りかかる他の昆虫を食べます。青葉山では、明るい山道等で見られます…
ニワハンミョウ きょうも紅い日
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キショウブ(黄菖蒲)
2017/05/29(Mon)
  きょうは、大体晴れました(12.0~24.1℃/南東風)。
 池に、キショウブ(アヤメ科)が咲いていました。早くも見頃を過ぎていましたが、鮮やかな黄花が眼に染む様でした。ヨーロッパ、北アフリカ~西アジア、シベリア等が原産の多年草、帰化植物で、明治時代に渡来し、今では日本全国の水辺や湿地等に野生化しています。花茎の高さは50-100cmで、葉は幅が2-3cmで中脈が目立つ剣形です。5-6月に、外花被片が大きく広卵形で先が下に垂れ、内花被片が小さく直立した、特徴ある黄色花を咲かせます。外花被中央に茶色っぽい模様があるのも特徴です。観賞用のハナショウブ類には黄色系の花が無いので、その貴重さから良く栽培され、自然湖沼や河川等へ拡散増殖し、「要注意外来生物」として大問題ともなっています。青葉山では、道路脇の湿性地等の所々で見られ、大手門脇の池には大群落があります・・・
キショウブ 沈む太陽
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アヤメ(菖蒲、文目)
2017/05/28(Sun)
    きょうは雨後曇って、晩方には晴れました(13.9~22.4℃/西風)。  
   草原に、アヤメ(アヤメ科)が咲いていました。青々とした菖蒲色の花群れが、小さな水辺を作っていした。日本全国の他、シベリア、中国東北部、朝鮮等の、山野の草地に生育する多年草です。高さ30-60cmで、葉は幅約1cmの線形剣状です。5-6月頃に径8cm程の紫色の花を1-3個付けます。葉と花茎の高さが同程度で、葉の中肋が隆起せず、内花被片は細く直立し、外花被片は基部が黄色く青紫色網目があり下垂する、等が特徴です。青葉山では、道沿いの草地等に見られます・・・
アヤメ お城
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アオゲラ(緑啄木鳥)
2017/05/27(Sat)
   きょうは、曇り後晴れました(14.2~19.9℃/南風)。
   遠くの枯木の天辺に、アオゲラ(キツツキ科)がいました。辺りを気にしながらも、コンコンコンコン突いては虫を取りだし、それを繰り返しつつ何時までも留まっていました。日本固有の留鳥で、3亜種が本州~屋久島に分布しますが、亜種アオゲラは本州の亜高山帯~低山の森に生息する、全長30cm程の大型の啄木鳥です。背は灰緑~緑褐色で、頬と後頭部に入る赤色が特徴で、雄は頭頂~後頭部、雌は後頭部のみが赤くなります。繁殖期は5-7月で、巣は木の幹に穴を掘り、一夫一妻の雌雄で抱卵、育雛します。昆虫類に食害され始めた木々を助け森を蘇らせる為、森の医者とも呼ばれます。青葉山には数多く生息し、日々森林生態系保護の為にも活躍してくれています・・・
アオ:ゲラ 沢のタニウツギ
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シロバナタニウツギ(白花谷空木)
2017/05/26(Fri)
  きょうは、曇り時々晴れでした(15.5~18.6℃/南東風)。
  道沿いに、 タニウツギ(スイカズラ科)の白花種が咲いていました。此処だけなのか?、真白い花を付けた灌木が何本も集まっていて、妖精達の森の集会場か何かの様でした。基本種同様、北海道~本州の他朝鮮、中国等の山地の谷沿いや斜面に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生。基本種と同時期の5-6月に花を咲かせますが、青葉山では少し花期が遅れます。花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂、雄蕊5。蒴果は細い筒状で、種子は楕円形。学名はWeigela hortensis f. albifloraで、albifloraは白い花の意。青葉山ではタニウツギに混じって、所々に見られます・・・
シロバナタニウツギ 鷹が飛んだ霧山
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フジ(藤)
2017/05/25(Thu)
   きょうは小雨が降ったり止んだりで、後曇りました(15.8~18.2℃/東風)。
   川沿いに、フジ(マメ科)が咲いていました。あっちもこっちも藤色に染めて、吹き上げる川風に、芳香を漂わせていました。本州~九州の山野に広く生育する蔓性の落葉木本です。茎は初め草質で後木質化し、大木では幹径が数十㎝にも及びます。葉は奇数羽状複葉で長さ4-10㎝の小葉を9-19枚付けます。4-5月頃、20-80cmの総状花序を下垂し、淡紫色や白色の蝶形花を多数付けます。果実は長さ20-30㎝程と細長く、扁平で皮表面に腺毛が密生し木質で堅く、下垂します。青葉山では数多く見られ、藪の植生の主役ともなり、当地が「自然林」である証となっています・・・
フジ 仲の瀬橋から
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ミズキ(水木)
2017/05/24(Wed)
  きょうは、曇り後雨になりました(17.3~23.1℃/南東風)。
   山の斜面に、ミズキ(ミズキ科)が咲いていました。見渡せばあちこちに、白い花群が棚雲の様に伸びていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国~ヒマラヤ等の、渓谷周辺等水分条件の良い所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。枝を扇状に四方に広げるのが特徴で、若枝は紫紅色で、葉は広卵~楕円形の全縁で先は尖り、互生して長さ2-5cmの葉柄があります。5-6月、新枝の先に多数の白色4弁の小花を散房花序に付けます。果実(核果)は球形で紫黒色。青葉山では、斜面等に普通に見られます・・・
ミズキ 五月雨
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ホタルカズラ(蛍葛)
2017/05/23(Tue)
  きょうも大体晴れましたが、少し涼しくなりました(16.4~21.8℃/南東風)。
  道端に、ホタルカズラ(ムラサキ科ムラサキ属)が咲いていました。蛍と言うより、高く掲げた手鏡に蒼穹を映じたかの様な青さでした。中国、朝鮮、ロシア極東部等に分布し、日本では北海道~沖縄の、山地~丘陵の林内や林縁の日当りの良い場所に生育する茎高15-25㎝の多年草です。全体に粗い剛毛があり、花期後に基部から横走する枝を出し、先端に新芽を付けます。葉は互生し、長楕円~狭長楕円形で柄はなく、堅い毛があってざらつきます。4-5月、茎先の葉腋に青紫色の5弁花を上向きか横向きに開きます。花冠は径約1.5㎝で先端は5裂し、瑠璃色の各裂片の中央には縦に白い隆起があり、萼筒は5深裂し、裂片の先は尖ります。 名は、点々と咲く瑠璃色の花を蛍の光に譬えたもの。別名ホタルソウ。全国的に植生環境変化や草刈り等で消滅し、各地でレッドリストに掲載。宮城県版でも準絶滅危惧(NT)に指定されていましたが…
ホタルカズラ 峠から
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ギンラン(銀蘭)
2017/05/22(Mon)
   きょうも晴れて、とても暑くなりました(18.0~29.6℃/西風)。
   道沿いに、ギンラン(ラン科)が咲いていました。今年も、「藪刈り」された場所での復活の兆しはありませんが、幸いにも救われた所では、心打たれる白銀の輝きが数多く見られました。中国、朝鮮等に分布し、日本では本州~九州の山地の、主に落葉樹の林床に生育する高さ10-30㎝の多年草です。葉は3-6個が互生し、長さ3-8㎝の狭長楕円形で、葉先は鋭く尖り、基部は茎を抱きます。5-6月。茎先に数個の白花を付けます。嘗ては雑木林の何処にでも見られた花でしたが、開発や乱堀等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。ラン科植物は菌根菌と共生する特殊な生育形態を持ちますが、ギンランやキンラン等は特に菌への依存度が強い上に、特殊な土壌を要求し、環境の変化にも極めて敏感です。種そのものと共に、生育地をしっかり護らなければなりません・・・
ギンラン 涼しい沢
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カラスアゲハ(烏揚羽)
2017/05/21(Sun)
   きょうも晴れて、暑くなりました(17.0~27.5℃/南南東風)。
   沢に、カラスアゲハ(アゲハチョウ科)がいました。素早く飛び回っていたかと思うと、砂地に下り立って青緑の翅を閃かせてながら、何かを頻りに吸っていました。北海道~沖縄の山野に生息する、前翅長45-80㎜のアゲハチョウの仲間です。成虫は4-9月に出現し、黒い翅表が緑~青色に輝いて見えて美しく、見る角度によって輝き方が微妙に変化します。食樹の少ない都会には少なく、郊外等では良く見られ、山道の湿った地面等で吸水している姿が多く見られ、ツツジ等の花で良く吸蜜します。 幼虫の食草は、コクサギ、サンショウ、カラスザンショウ、キハダ、カラタチ等。青葉山では、様々な花で吸蜜する姿が見られます…
ミヤマカラスアゲハ 谷空木の谷
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ヤマツツジ(山躑躅)
2017/05/20(Sat)
  きょうは良く晴れて、初の夏日になりました(12.7~26.9℃/南風)。
   道沿いに、ヤマツツジ(ツツジ科)が咲いていました。まだまだ、あっちにもこっちにも帯を作って、深まった新緑の森を、真紅に彩っていました。北海道南部~九州の、低山の林縁等に生育する、樹高1-4mの半落葉低木です。樹皮は灰黒色で縦に裂け目、枝には褐色の毛があります。卵~楕円形の葉は互生し、枝先に輪生します。葉の裏面は灰緑色で、両面共に毛が多く、葉先は鋭頭。葉には2形態あり、春葉は長さ2-5cm、毛は淡褐色で時に三葉状になり、夏葉(夏~冬)は長さ1-2cmで毛は褐色で、冬芽の周りに輪生。5-6月、枝先に朱色で径4㎝程の花を咲かせます。果実は朔果は卵形で長さ約1㎝。青葉山では、ツツジ類中最も普通に見られます・・・  
ヤマツツジ 夕日
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テン(貂)
2017/05/19(Fri)
    きょうは、良く晴れました(12.3~23.5℃/南東風)。
   道で、テン (イタチ科)に会いました。一瞬だったのですが、あんなに真白だったお顔が黒く煤けて、手足の先も黒くて、何か悪戯でもしたみたいで、愛くるしい眼でじっと見つめられました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、岩の隙間や樹洞を巣にします。東北等の主に寒冷地では、夏季は赤褐~暗褐色ですが、冬毛は黄~黄褐色で頭部が白くなります。青葉山では全域で、糞や足跡等の痕跡が普通に見られ、良く目撃もされ、この山の豊かさの指標にもなっています・・・
テン モミの森
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ヤブデマリ(藪手毬)
2017/05/18(Thu)
   きょうも、大体晴れました(10.9~22.8℃/南風)。
   道沿いに、ヤブデマリ(スイカズラ科)が咲いていました。小梅を思わす真花の周りに、白蝶の様な飾花が揺れて、虫達にその在処を教えている様でした。本州~九州の他、朝鮮南部、中国、台湾等の、山野の林縁、谷沿い等に生育する、樹高3-4mの落葉小高木です。葉は対生し、10cm程の長楕円形で、葉先は尖り全縁。5-6月、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序の周囲に、白く大きな5枚花弁の装飾花が縁取ります。装飾花は無性花で、5枚の中の1枚が極端に小さいのが、ムシカリ等近似種との相違点です。夏に赤い実を付け、秋には黒紫色に熟します。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヤブデマリ 西陽
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ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)
2017/05/17(Wed)
    きょうは、良く晴れました(10.0~20.0℃/南東風)。
   山のあちこちに、ヒメシャガ(アヤメ科)が咲いていました。道行く先々、大小の群落を作って、まるで瑠璃か青金石の川の様でした。北海道南西部~九州北部のやや乾燥した林内等に生育する、高さ15-30cmの多年草です。日本固有種。淡緑色の葉は長さ20-40cm、幅5-15cmで細く薄い剣形。5-6月に、花茎の先に径4cm程の淡紫色の花を2-3個ずつ咲かせます。外花披片の中央には白地に濃紫の脈と黄色い鶏冠状突起があります。果実は径8mmの球状で、先端から3裂します。最近全く聞かれなくなった「仙台市の鳥」カッコウの鳴く頃に咲くのでカッコバナとも呼ばれていますが、この花も仙台を代表する花です。全国的に激減し、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定。青葉山では幸い、明るい林床等の何処でも普通に見られます・・・
ヒメシャガ 川から
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タニウツギ(谷空木)の花
2017/05/16(Tue)
   きょうは、曇り後晴れました(11.9~20.1℃/北西風)。
    道沿いに、タニウツギ(スイカズラ科)が咲いていました。深まる緑に一際映えていました。気が付けば躑躅よりも数多く、艶やかな夾竹桃を思わせる花々が、緑の道に続いていました。北海道~本州の他、朝鮮、中国等の山地の谷沿い等に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生します。5-6月、枝先や葉腋に散房花序を付け、淡紅色の花を多数咲かせます。花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂し、雄蕊5。蒴果は細い筒状で、種子は楕円形で長さ1mm程。主に日本海側の多雪地帯に多い種ですが、青葉山でも谷合い等に普通に見られます・・・
タニウツギ 巻雲の空
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コメツブツメクサ(米粒詰草)
2017/05/15(Mon)
    きょうも、一日雨が降ったり止んだりでした(11.7~15.1℃/東南東風)。
   森の外れの草原一杯に、コメツブツメクサ(マメ科)が咲いていました。名の通りの米粒状の花が雨に濡れて、黄金花咲く平沢の様にきらきらしていました。日本全国の他、世界に広く分布し、日当たりの良い草地や道端等に生育する高さ10-40㎝程の一年草です。ヨーロッパ~西アジア原産の帰化植物で、日本には明治後期に渡来しました。茎は良く分枝し疎毛があります。葉は3小葉からなり、倒卵形で先は凹み、低く不揃いの鋸歯があります。葉柄は長さ2-5mm。。5-9月、葉腋の径7mm程の花序に長さ3-4mmの小形で黄色い蝶形花を5-20個球状に付けます。果実は豆果で、長さ約2mmの楕円形で中に種子が1個入ります。青葉山では、車道沿い等で見られます・・・
コメツブツメクサ 煙雨
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五月観(視)察会
2017/05/14(Sun)
  きょうは、定例観(視)察会の日(11.7~14.0℃/北北東風)。生憎の雨中、時折雨宿りしながらの、しっとりとした会となりました。トチノキやクヌギ、ムラサキケマン、ウメガサソウやツクバキンモンソウ等観察しながら森に入ると、滴る緑の中、豊かな森の証の一、ギンリョウソウがあちこちから顔を出していました。紅いヤマツツジは鮮やかに咲き群れ、亜高山性の真白いマイヅルソウは爽やかに大きな群落を作っていました。今日の目当ての一、ヒメシャガ(国レッドリスト準絶滅危惧)は至る所で青紫花を開き、遥か遠来のキビタキは間近で盛んに囀ってくれます。葉陰には愛らしい赤や桃、縞模様等のウスノキ、黄型や薄紅型のツクバネウツギ、半紫型のトリガタハンショウヅル、白花が樹幹全体に咲き群れるミツバウツギやケカマツカ、ウワミズザクラ、マルバアオダモにも心洗われました。瑠璃や桃に染まるルリソウ(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)も見事に咲き誇り、ユウシュンラン(国、県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)は終わりかけていたものの、ササバギンラン(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)、ギンラン(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)にも出会うことができました・・・
ギンリョウソウがいっぱい! ヒメシャガ 川になった道を行きます マルバダケブキ
  花では他に、タニウツギ、ニシキギ、イカリソウ、ニガイチゴ、シュンラン、ヤマグワ、ヒメコウゾ、ツボスミレ、エゾタンポポ、ミツバツチグリ、カキドオシ、アオキ、シナノタイゲキ、ナツトウダイ、サルトリイバラ、サンショウ、オニタビラコ、マムシグサ、ミヤマガマズミ、ハルジオン、オトコヨウゾメ、スズメノヤリ、クサノオウ等が見られました。野鳥では、藪中で盛んに鳴くウグイス、谷で高らかに囀るオオルリの他、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、ヒヨドリ、カワラヒワ等の声がし、ハシブトガラス、イワツバメ等が見られました。動物では、ヤマアカガエルやタゴガエルが良く鳴いていました。雨で昆虫は殆ど見られませんでしたが、進む藪影からシャクガの仲間等が良く飛びました・・・
  今回は大雨で、"藪刈"後の道が益々川になっていた事もあり、そのの点検は出来ませんでしたが、前日の下見では、昨春失われたヒトツボクロ(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)や他の多くの希少蘭類には回復の兆しは見られず、今後も注意深く見守って行かなければなりません。都市計画道路や、最近突然発表された、東北大学青葉山キャンパスへの放射光施設や学生寮棟群建設等の、再度の大規模開発が危惧される中、地道な観察や保護活動が一層大切になっていると感じた「会」ともなりました・・・
ケカマツカの花 ギンラン 雨降り頻る中でも! キビタキ
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみます。又、必ずや素敵な出会いがあることでしょう・・・ 
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ウスノキ(臼の木)の花
2017/05/13(Sat)
   きょうは、一日雨が降りました(12,3~13.9℃/東南東風)。
   道端のウスノキ(広義/ツツジ科)に、花が咲いていました。雨中でも椈や楓の庇の下で、白や薄紅そして真紅の小花が、ひっそりそりと下を向いていました。北海道〜四国・九州の北部山地の林縁や日当たりの良い岩地等に生育する、高さ1m程の落葉性低木です。枝は良く分枝し、葉は単葉で互生し、長さ3‐7㎝の卵状楕円~卵状長楕円形。4-5月、枝先に緑白色に淡紅色の筋の入った花を1-2個付けます。鐘形の花冠は、先が5裂し反り返ります。夏〜秋に、液果が赤熟します。狭義には、葉身の長さが2cm程と小さく、本州の太平洋側と四国に分布するカクミノスノキ(コウスノキ)とする見方が強いのですが、葉の大きなものも多く、今は広義ウスノキとして案内しています。青葉山では、尾根沿い等に見られます・・・
ウスノキ 雨滝
 明日は観(視)察会↓。 新緑の森に山躑躅、藤、稚児百合、碇草、そして姫射干、瑠璃草等を愛でながら、黄鶲、大瑠璃等夏鳥の囀りを楽しみましょう・・・

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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キビタキ(黄鶲)
2017/05/12(Fri)
   きょうは、大体晴れました(11.8~22.8℃/南東風)。
   小楢の森で、キビタキ(ヒタキ科)が鳴いていました。今年もあっちでもこっちでも、心配なガビチョウにも負ける事なく、美声を林内外に響かせて、目も覚める鮮黄の姿を見せていました。日本全国の他、サハリン、中国の一部で繁殖し、冬は東南アジアで越冬します。昆虫類、節足動物等を捕食し、時に空中捕食や地上採食もします。ピッコロロ、ピッコロロ、オーシツクツク等と美声で囀ります。全長13-14cmで、雄は頭~背が黒く、喉は鮮橙黄色で眉斑や腹、腰も黄色く、翼に白斑があります。雌は上面は褐色で、腹は褐色がかった白。又、雄の幼鳥も雌と良く似た褐色。青葉山には4月下旬~5月上旬に渡来し、数多くが営巣・繁殖します・・・
キビタキ 五月の森の道
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マイヅルソウ(舞鶴草)
2017/05/11(Thu)
   きょうは、曇り時々晴れ、又一時小雨が降りました(14.3~23.1℃/西南西風)。
  道端に、マイヅルソウ(ナギイカダ科)が咲き群れていました。青葉山には大群落があちこちにありますが、入口直ぐの道端に広がる、真白い小花の煌きには、とても心が踊ります。ユーラシア北東部と北米北西部に分布し、日本では北海道~九州の亜高山帯~山地帯上部の林床に生育する、高さ10-20cm程の多年草です。落葉層の発達した環境で、根茎を横に伸ばして良く繁殖します。細長い心形の葉を二枚広げ、5-6月、その間から疎な白い小六弁花を総状花序に付けます。花被片4枚、雄蘂4と、子房2室。秋には球形で赤い液果を付けます。図鑑等では高山植物にされる事もありますが、当林でも極普通に見られます・・・
マイヅルソウ 天からの光
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ユウシュンラン(祐舜蘭)
2017/05/10(Wed)
   きょうは、曇り時々小雨が降りました(12.3~17.0℃/南東風)。
   ユウシュンラン(ラン科)が、咲いていました。"藪狩り"以来、数多くの群生地が失われましたが、今年は更に少なくなってしまった様で、荒れた道の奥に、茎葉共に白いもの(腐生蘭的要素が強く、菌類との結びつきもより強いと言われる)が、ぽつんと寂しげに佇んでいました。北海道~九州の山地の林内に生育する、高さ10-15㎝の多年草です。葉は鞘状に退化していますが、小葉を付ける場合もあり、花柄基部に苞葉が1-2個あります。5-6月、茎頂の花序に長さ1㎝程の白花を2-3個付けます。花は半開し、唇弁基部は筒状で短い距となり、先は3裂します。開発や乱掘等で激減し、分布は非連続的で全国的にも稀で、国や県のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定される希少種ですが、青葉山では幸い極普通に見られていました。しかし、3年程前から突然「藪刈り」と称する灌木伐採が行われ、森で一番の大群生地も壊滅してしまいました。ランの仲間は真菌と共生して栄養を吸収していますが、当種は光合成を殆ど行えない事からその依存度が高く、生息地周辺の僅かな変化でも消滅します・・・
ユウシュンラン 木の間から
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クロマルハナバチ(黒丸花蜂)とウワミズザクラ(上溝桜)
2017/05/09(Tue)
  きょうは、大体曇りました(8.9~18.1℃/南東風)。
  林縁に、ウワミズザクラ(バラ科)が咲いていました。白い尾状の桜が、大きな花塊となって揺れていましたが、近寄ると、熊蜂にも似たクロマルハナバチ(ミツバチ科マルハナバチ亜科)が止まっていました。上溝桜は、北海道~九州の山野の、日当たりの良いやや湿った所に生育する、樹高10-15mの落葉高木。葉は楕円形で先が尖り、縁に鋸歯がある。5月頃、新枝の先に長さ10cm程の総状花序を出し、白い5弁の小花を多数付ける。夏に黒果を熟す。黒丸花蜂は、本州~九州の山野に生息する、体長 ♂約20㎜、♀19-23㎜、働蜂12-19㎜の蜜蜂の仲間。成虫は4-10月に出現し、大型で黒と黄色の体色で、大きな羽音で飛び、花蜜を吸う。巣は土中に作り、幼虫は親から与えられた花粉団子を食べて育つ。全国的に減少し、環境省レッドデーリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています…
ウワミズザクラとクマバチ ウワミズザクラ
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ルリソウ(瑠璃草)
2017/05/08(Mon)
   きょうは、大体晴れました(11.6~25.0℃/西北西風)。
   林床に、ルリソウ(ムラサキ科)が咲いていました。少し盛りは過ぎましたが、その名通りの瑠璃の花々に、桃、白、赤等のアクセントも麗しく、キラキラと宝石の様に輝いていました。北海道~本州中部の落葉樹林内に生育する高さ20-40㎝の多年草です。葉は長楕円形で、下部のものは根出葉より大きくなります。4-5月、5裂した鮮碧色の小花を総状に開き、蕾時は紅色を帯びますが、次第に名の通りの瑠璃色に変わります。開発や盗掘等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。青葉山では、林内何ヶ所かに見られます・・・
ルリソウ 眩い影
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サクラソウ(桜草)
2017/05/07(Sun)
   きょうは、良く晴れました(11.9~23.3℃/西風)。
   林床に、サクラソウ(サクラソウ科)が咲いてました。桜色に染まる花弁に光沢まで見せて、今年も無事に、より艶やかに佇んでいました。北海道南部~九州の他、朝鮮、中国東北部、シベリア東部等の川岸や山間の落葉樹林下の湿性地に生育する、草丈15-40cmの耐寒性多年草です。葉は5-6枚を根生し、長さ5-15cm、幅3-6cmの楕円形で荒い二重鋸歯があり、皺が多く白い軟毛が生えます。5月頃、茎先に5-10個の淡紅色の花を付けます。花は直径2-3m程で、花弁が5裂し、更に各弁が半分程裂けます。花後に球形の蒴果を結びます。全国的に激減し、宮城県レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されています・・・
サクラソウ 新緑の森
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オクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英)
2017/05/06(Sat)
  きょうはほぼ曇って、時々晴れたり小雨が降りました(13.4~19.2℃/南南東風)。
  草原に、オクウスギタンポポ(キク科)が咲いていました。早くも深まった叢に、奥床しい白菊の様な花が、ぽつりぽつりと覗いていました。東北の南部(主に宮城、福島に局在)の草原、林縁、路傍等に生育する、草丈15-50cmの多年草です。長さ20-30㎝の葉は倒披針~披針形で、羽状に深裂するか歯牙があります。4-5月、茎先に径4㎝程の頭花を一つ付けます。頭花は舌状花の集まりで、外側は淡黄白色、中心部は淡黄色で、総苞片は反り返らず、卵~広卵形の外片は先が良く赤味を帯びます。5倍体で、単為生殖を行います。青葉山では、林縁や草原の所々に散生又は群生しています・・・
オクウスギタンポポ 竜口の入口
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シロバナイカリソウ(白花碇草・錨草)
2017/05/05(Fri)
    きょうは、良く晴れました(10.9~23.4℃/南南東風)。
   林縁の道端に、シロバナイカリソウ(メギ科)が咲いていました。紫のイカリソウ群に混じって、案外あっちにもこっちにも、飴細工の様な純白の花が、ゆらゆらと下がっていました。イカリソウ(メギ科)の一品種で、北海道南西部~本州の、主に太平洋側山地の半日陰の山野や林間に生育する、草丈15-35㎝程の多年草です。根出葉は1-3回の3出複葉で、小葉は歪んだ卵形で縁に刺毛があります。茎葉も3回3出複葉。4-5月に白色の花を咲かせ、萼片8花弁4からなり、萼片は二重で、花弁4は細長い管状の距を持ちます。別名はシロイカリソウ等。青葉山では、イカリソウは林下に普通に見られ、その中には様々な変異も見られます・・・
シロバナイカリソウ 真昼の十日余月
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マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
2017/05/04(Thu)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(10.8~19.6℃/北西風)。
  道端に、マルバコンロンソウ(アブラナ科)が咲いていました。小さいながらしっかりとした佇まいが、周囲に存在感を放っていました。本州〜九州の山地の林床や半日陰~日陰の渓流畔に生育する、草丈7-20㎝の越年草です。茎葉共に白毛が多く、葉は小短柄のある1-7個の裂片からなる奇数羽状裂葉で、長さ約13cm。葉柄基部には耳状の付属物があり、茎を抱きます。 裂片は円~卵形、基部は心形で、鋸歯は粗く鈍く、頂小片は大きく、長さ1-3cm。4-6月、短く毛のある総状花序を作り、花弁は倒卵形で白く、長さ5-7mmで、子房にも毛があります。長角果は密に毛があり、広線形で、長さ1.8-2.5cm。青葉山では、沢沿い等の所々に見られます…
マルバコンロンソウ 山桜点
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シャク(杓)
2017/05/03(Wed)
     きょうは、大体晴れました(7.2~20.5℃/南東風)。  
   道端のシャク(セリ科)に、花が咲いていました。白く清楚な小花が、藪影を埋め尽くす様に揺れていました。北海道~九州の他、ユーラシア中北部の山地~低地の、やや湿り気のある場所に生育する多年草です。高さは1m程で、葉は2回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂けます。4-6月に、茎先に複散形花序を出し、小さな白花を咲かせます。花弁は5個で、外側の2個が大きくなります。青葉山では、山際の湿性地や土手等に普通に見られます・・・
シャク ヤマザクラの空
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シメ(鴲・蝋嘴)
2017/05/02(Tue)
   きょうは、大体晴れました(8.4~21.2℃/北北西風)。
   森の外れに、シメ(アトリ科)がいました。桜の実とも花ともつかぬものを啄んでは、枝から枝へと移動していましたが、眼が合うと、怖い顔で睨まれた気がしました。ユーラシア中部に広く分布し、日本では北海道で繁殖する他、本州以南に冬鳥としてやって来ます。体は全体に濃淡ある褐~灰色で、目先と嘴の基部、喉は黒く、風切は青い光沢のある黒で、内弁基部に白斑があります。嘴は淡灰褐~鉛色で、冬には肌色になります。雌は全体に淡色。キチッ等と鋭い声で鳴き、飛びながら、キィーとも言います。青葉山では、冬に川沿いや林内外で普通に見られます・・・
シメ 青葉山と蔵王連峰
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ゆきかえる