>
ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)の大群
2017/08/18(Fri)
   きょうは、雨後曇って、夜に又降りました(21.3~23.8℃/北東風)。
   草叢に、ウスバキトンボ(トンボ科ハネビロトンボ亜科)が止まっていました。曇り空一杯に、蜻蛉の大群が飛んでいるので、感動して見ていると、次々に地上に降りては、又飛んでいました。全世界の熱帯・亜熱帯で見られる体長44-54mmの中型の蜻蛉で、日本には初夏の頃に渡来し、沖縄〜北海道と北に分布を広げ、その後越冬できずに死滅します。名の通り、翅は薄く透明で、全身が薄黄褐色で、腹部の背中側に黒い縦線があり、それを横切る様に細い横縞が沢山あります。肉食性で、蚊等の小型昆虫を空中で捕食します。秋の訪れを告げる様に、お盆頃に成虫が沢山発生するので、「精霊とんぼ」「盆とんぼ」等とも呼ばれます。青葉山周辺では、夏〜秋に普通に見られます・・・
ウスバキトンボ とんぼの大群

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
  環境ブログランキング ブログ王 
スポンサーサイト
この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)
2017/08/17(Thu)
  きょうは、曇り一時小雨、午後には晴れ間もありました(20.8~26.1℃/東風)。
  アカシデの木に、ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)がいました。特に食樹でもありませんが、久々の日光浴でも楽しんでいる様でした。北海道~九州の山野に生息する、体長25-35mmのカミキリムシです。成虫は6-8月に発生し、青みがかった黒地に白斑模様を持ち、名もこれに由来します。触角は体長の1.5倍程で、各節の根元に青白い毛があり、黒と青の縞模様に見えます。昼夜の区別なく活動し、食樹(幼虫・成虫共にヤナギ、クリ、クワ、ミカン類、イチジク、プラタナス等の生木)の葉や若枝の樹皮を齧って食べます。青葉山では普通に見られ、夜は灯火にも飛来します・・・
ゴマダラカミキリ 北の山並み
この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
メマツヨイグサ(雌待宵草)
2017/08/16(Wed)
  きょうは、早朝に晴間もありましたが、曇り後又雨になりました(19.2~21.8℃/北北西風)。
  車道沿いの草叢に、メマツヨイグサ(アカバナ科)が咲いていました。雨に濡れて、瑞々しい檸檬の様に、花汁を滴らせていました。全国各地の道端や空地等に生育する、高さ1-2mの2年草です。世界に広く分布し、日本には明治中期に渡来した北米原産の帰化植物。茎は直立し長楕円~披針形で、互生する葉には浅い鋸歯があり、中央脈が赤くなる傾向があります。7-9月、茎先に径3cm程の黄花を咲かせます。花弁4枚、雄蘂8、雌蘂1で、長い花柱の先は4裂し、萼片は4枚で開花時には下方に反り返ります。花は萎むとやや橙色を帯びますが、マツヨイグサの様に赤くはなりません。萼下部は筒状で、基部に長楕円形で長さ2.5cm程の果実ができます。青葉山では、車道脇等に見られます・・・
メマツヨイグサ. 霧雨

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
  環境ブログランキング ブログ王 
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
キキョウ(桔梗)
2017/08/15(Tue)
  きょうは、小雨が降ったり止んだりでした(19.8~21.6℃/東北東風)。
  林床に、キキョウ(キキョウ科)が咲いていました。いつもの場所に何故か見られず、俯き加減に歩いていましたら、薄暗い森の奥にポツンと、可憐な花が輝いていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、ウスリー等の、山野の日当たりの良い場所に生育する、高さ40-100cm程多年生草本です。黄白色の根は太く、葉は互生で長卵形で鋸歯があり、下面はやや白みがかります。袋状の蕾が緑から徐々に青紫に変わり裂けて6-9月に星型の花を咲かせます。雌雄同花ですが雄性先熟で、雄花期、雌花期があります。花冠は広鐘形で5裂、径4-5cm、雄蕊・雌蕊・花弁は各5本。開発等の環境悪化や盗掘等により激減し、環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)、宮城県版では絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されています・・・
キキョウ 牛越の下
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
オナガアゲハ(尾長揚羽)
2017/08/14(Mon)
  きょうは、曇り時々雨が降りました(20.5~22.9℃/北北東風)。
  檜の木に、オナガアゲハ(アゲハチョウ科)が止まっていました。小雨の下、枝葉を傘にして、静かに雨宿りしていました。中国、朝鮮等に分布し、日本では北海道~九州の主に山地に生息する、前翅長47-68㎜のアゲハチョウの仲間です。成虫は4-9月に出現し、黒くて、クロアゲハに良く似ていますが、翅が細くスマートで、この翅形が毒を持つジャコウアゲハに非常に似ている為、擬態していると考えられています。尾状突起が少し内側に湾曲しているのも特徴。渓流沿い等で見られ、ツツジやヒガンバナ、クサギ、クルマユリ等の花で吸蜜し、雄は湿地で良く吸水します。幼虫は、コクサギ、サンショウ、カラスザンショウ、ツルシキミ等ミカン科植物を食草とします。越冬態は蛹。青葉山では、沢沿い等で見られます…
オナガアゲハ 雨の鴛鴦沼

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
  環境ブログランキング ブログ王 
この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
八月観(視)察会
2017/08/13(Sun)
  きょうは第2日曜の観(視)察会。と言っても、8月は「会」としてはお休みなので今回も有志で漫ろ歩きしました(雨後曇って、後晴れ後夜は雨/20.9~26.4℃/南南東風)。曇天の心地良い空の下、蝉時雨の中を出発です。睡蓮の池では、オオルリボシヤンマが産卵中で、他にオニヤンマ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、アオイトトンボ、クロイトトンボ等が飛び交っています。道沿いには、タマゴタケ等大小多くのキノコが発生し、ツクシハギやミヤギノハギも咲き始め、クサギやクズの花が香り、蝶庭には、モンキアゲハ、クロアゲハ、ダイミョウセセリ、コミスジ、ミスジチョウ、オオスカシバなどが飛び交っています。森に入ると、ヤマジノホトトギスやヒヨドリバナ、ダキバヒメアザミ、カノツメソウ、オニノヤガラ、ツルリンドウ、コバギボウシ、ヒメキンミズヒキ、ヤブハギ等が咲き、何と言ってもこの時季、真紅に燃えるクルマユリが、身も心も癒してくれる様でした。実ではウスノキやクマヤナギ等の実が目立っていました。久し振りに陽射しが注ぐと、エゾゼミ等の蝉時雨が一層賑やかに、樹液の木には、アオカナブンやカナブン、スジクワガタ、クロヒカゲ、オオヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、チャイロスズメバチ等々が見られました・・・
タマゴタケ. 蕃山方面を望む クマヤナギ. くりくり
 花では他に、ハエドクソウ、キンミズヒキ、オオハンゴンソウ、キツネノボタン、ガンクビソウ、サジガンクビソウ、ヒルガオ、ヘクソカズラ、ツユクサ、シラヤマギク等が咲いていました。果実では他にツノハシバミ、シラキ、ウワミズザクラ、エゴノキ、ツクバネ、ヤブデマリ、クリ等が見られました。昆虫では他に、ミカドフキバツタ、ルリシジミ、キタキチョウ、カラスアゲハ、マドガ、ベニシタバ、オオセンチコガネ、スミナガシ、アシグロツユムシ等の幼虫等、キノコでは他にヒメカバイロタケ、アカイボカサタケ、シロイボカサタケ、シロオニタケ、ホコリタケ、ノウタケ、ハイカグラテングタケ、クサハツ、ヒトクチタケ、ドクベニタケ、ニガイグチモドキ、アカヤマドリ、モミジタケ等、動物では、道に飛び出すヤマアカガエル、タゴガエル、ヤマカガシ、トウホクサンショウウオの幼生、ツキノワグマの爪痕等に出会いました。野鳥では、アオゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、イワツバメ、ツバメ、ハクセキレイ、トビ、ハヤブサ、ガビチョウ等が確認されました。きょうは久し振りの晴れ間となり、とても気持ちの良い会になりましたが、"藪刈"の後、踏痕により益々広がり荒廃する道や、イノシシによる希少植物自生地の破壊(ぬた場他)等を再確認し、何とか解決策を見出さねばと痛感する会ともなりました・・・
コバギボウシ. クルマユリ. オオルリボシンマ 道が川になりまた道が広がる
  来月(9/10)は、キノコ中心の観察会になりますが、勿論、自然全般を観察しましょう!では又、よろしく・・・
この記事のURL | 観(視)察会 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
キツネノカミソリ(狐の剃刀)
2017/08/12(Sat)
  きょうは、雨が降ったり止んだりでした(19.2~23.2℃/北風)。
  道端の土手に、キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が咲いていました。強い雨に濡れて、丹色の花々が、子狐の様に跳ねていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の、明るい林床や林縁等に自生する多年草です。早春の他草のない頃に、狭長の葉を球根から直接出して球根を太らせ、周囲に草が生い茂る夏に一旦葉を落します。盆前後に30-50cm程の花茎を伸ばし、枝分れした先に雌雄同花の、橙色で花弁6枚の花を3-5個咲かせます。花被片は長さ5-8㎝、雄蕊は6本。結実するものと、しないもの(三倍体、2n=32)があります。ヒガンバナと同様に、有毒植物です。青葉山では、 林内の一部や草原等に見られます・・・
キツネノカミソリ 強い雨
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
アカイボカサタケ(赤疣傘茸)
2017/08/11(Fri)
  きょうは、曇り後雨が降りました(18.8~20.5℃/北東風)   
  道沿いに、アカイボカサタケ(イッポンシメジ科)が生えていました。何故かあっちにもこっちにも、小さな紅い傘が無数に現れて、何処かへと続く灯道を成していました。東~東南アジア、北~中米やマダガスカル等に分布し、日本では夏~秋に、全国の各種林内等の腐葉、腐植上に発生する小型菌です。全体に朱紅~肉色で、柄は繊維状でしばしば捩れます。傘は径1-4㎝の円錐~円錐鐘状で、中心に突起があり、名の由来になっています。湿時傘周辺部に放射状の線が現れ、襞はやや疎ら。柄は長さ5-10㎝で中空。食毒不明。青葉山では、赤、黄、白の近似3種が、林内に普通に見られます・・・
アカイボカサタケ 崖の上から
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ソライロタケ(空色茸)
2017/08/10(Thu)
   きょうは、曇り一時霧雨が降りました(20.0~24.2℃/北風)。
   道端に、ソライロタケ(イッポンシメジ科)が生えていました。小さいのに、遠くからでもハッとする、名通りの鮮やかな空色が、眼にも胸にも沁みました。夏~秋、広葉樹林や赤松が茂る針葉樹林、広葉樹と針葉樹の混じった混成林の腐葉土が重なる地上に発生する、傘径が2-3.5㎝の小型菌です。傘は円錐形の中央が尖った様な形状、表面は青色で、傷付いたり触れたりすると黄変します。襞は柄に上生~離生し、初めは傘と同色ですが後に肌色を帯びます。柄は長さが4-7㎝程、色は傘と同色で、表面には少し捻じれた様な繊維状の模様が見られます。食・毒不明。日本固有種で、キイボカサタケ等の近縁種とされますが珍しく、青葉山では各林内に時と席見られます…
ソライロタケ 海と被災松を見る
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
クロマルハナバチ(黒丸花蜂)とワルナスビ(悪茄子)
2017/08/09(Wed)
  きょうは、大体曇りました(21.4~25.3℃/北風)。
  草原のワルナスビ(ナス科)の花群れで、クロマルハナバチ(ミツバチ科マルハナバチ亜科)が沢山、賑やかに吸蜜していました。本州~九州の山野に生息する、体長 ♂約20㎜、♀19-23㎜、働蜂12-19㎜の蜜蜂の仲間。成虫は4-10月に出現し、大型で黒と黄色の体色で、大きな羽音で飛び、花蜜を吸う。巣は土中に作り、幼虫は親から与えられた花粉団子を食べて育つ。全国的に減少し、環境省レッドデーリストで準絶滅危惧(NT)に指定。青葉山では、比較的普通に見られる。悪茄子は、北米原産の帰化植物。北海道~沖縄の路傍等に生育する、高さ40-70cmの多年草で、茎には鋭い刺があり、葉の両面に毛が密生し、裏面の主脈上にも刺。6-10月、上部の節間から花序枝を出し、4-10個の花を付ける。花は淡紫~白色で果実は球形、若い実には縞模様があり、冬に熟すと縞模様は消えて橙黄色に。全草にソラニンを含み有毒。車道沿い等に見られます・・・
トラマルハナバチ 八木山方面
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ヒダリマキマイマイ(左巻蝸牛)
2017/08/08(Tue)
   きょうは、一日雨が降ったり止んだりでした(24.1~24.9℃/東南東風)。
   林縁の草叢に、ヒダリマキマイマイ(オナジマイマイ科)がいました。雨の中、葉影にひっそりと、ゆっくりゆったり進んでいました。本州の東北~中部と周辺島嶼の山野に生育する、カタツムリの一種です。成貝は殻高33mm・殻径50mm程のやや高い円錐形の黄褐~褐色で、名前通りに左巻きなのが特徴です。軟体の背面は黒や黄褐色の斑点が点在します。半樹上性で湿った場所を好み、森林や草原など比較的幅広い環境に生息します。枯葉やキノコ、藻類等を食べますが、成体はあまり分っていません。雌雄同体で、主に7-9月、交尾で他個体と精莢を交換した後に産卵します。普通1回30-40個程で、30-40日で孵化しますが、秋に産卵された卵はそのまま越冬し翌春に孵化します。青葉山では、林内に普通に見られます・・・
ヒダリマキマイマイ かすむやま
この記事のURL | 動物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
スケバハゴロモ(透翅羽衣)
2017/08/07(Mon)
   きょうは、大体曇りでした(24.2~27.1℃/南東風)
   叢に、スケバハゴロモ(ハゴロモ科)がいました。あちこちの葛葉上等に沢山いましたが、名の通りの透明な翅がとてもお洒落で、良く見ると、誰かの顔にも見えました。中国、インド等に分布し、日本では本州~九州と奄美大島に生息する、体長(翅端まで)9-10㎜のハゴロモの仲間です。成虫は7-9月に出現し、翅の透明部分の広さが特徴的で、前翅・後翅共に殆どが無色、翅脈は暗褐色、翅縁は黒褐色帯で縁取られます。林縁や明るい林内等の草叢で見られ、しばしばベッコウハゴロモと混生し、ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウ等の汁を吸い、灯火にもやって来ます。幼虫は始めは白緑色で、成虫と同様に頭部は三角をなし、口吻は長く、体の第7・8節に小突起があり、ここからハゴロモ類幼虫特有の、糸状の蝋物質を放射状に付けています。青葉山では、各所の草叢で普通に見られます…
スケバハゴロモ 青葉山遠望
この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ウワミズザクラ(上溝桜)の果実
2017/08/06(Sun)
  きょうは、曇り時々晴れました(23.5~29,7℃/南東風)。
  沢に、ウワミズザクラ(バラ科)の実が落ちていました。様々な色合いがあって美しく、見上げれば、遥か高所に無数に生っていました。北海道~九州の山野の、日当たりの良いやや湿った所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。紫褐色の樹皮は横に長い皮目が目立ちます。長さ6-9cmの葉は、楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があります。5月頃、新枝の先に長さ10cm程の総状花序を出し、白い5弁の小花を多数付けます(良く似たイヌザクラは花期が少し遅く、花の下に葉が付きません)。雄蘂は30本内外で花弁より遙かに長くて良く目立ちます。夏に、1cm程の黒い核果を熟します。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
ウワミズザクラ. 沢
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
アオドウガネ(青銅金虫/青銅鉦)
2017/08/05(Sat)
   きょうは曇って、霧雨も降りました(21.1~26.7℃/北風)。
   道端の草の葉に、アオドウガネ(コガネムシ科スジコガネ亜科)がいました。何故か、脚の多くが捥げていましたが、味のある緑体が輝いていました。本州~沖縄の山地~低地に生息する、体長18-25㎜のコガネムシの仲間です。成虫は6-8月に出現し、体型はずんぐりと丸く、前胸背板輪廓の両端は角張らず、体色は艶が弱いものの鮮やかな緑色の金属光沢を示します。腹部端に長毛が生えているのも特徴です。成虫は、各種広葉樹の葉を食害し、昼間は葉裏等で休み、夜は灯火に良く飛来します。幼虫は地中で植物の根等を食べて育ちます。元々は南方系の種ですが、最近では分布を北に広げ在来種であるドウガネブイブイを駆逐しつつあります・・・
青銅金 七夕花火
この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ザラエノハラタケ(粗豪柄原茸)
2017/08/04(Fri)
   きょうは曇って、一時雨が降りました(20.3~23.1℃/南南東風)。
   道端に、ザラエノハラタケ(ハラタケ科)が生えていました。まだ若い円っこい頭で、傘地蔵を思い出しました。中国や北米にも分布し、日本では夏~秋、全国の山地~低地の主に針葉樹林下に群生又は孤生する、傘径7-10㎝(稀に 20㎝)の中~大型の担子菌類落葉分解菌です。初めは半球形で後に平開し、中央はやや盛上がり、表面には紫色を帯びた褐色の繊維が覆いますが、後に裂けて鱗片となるので、その部分は淡紅色を呈します。傘頂は褐色。襞は淡紅色後に濃褐色。柄は高さ9-20㎝て、下に向って太くなり、大型の鍔があり、鍔より上は白又は淡紅色で条線が密にあり(又は平滑))、鍔より下は綿の様な鱗片に覆われます。傘の表面は水酸化カリ液で緑変するのも特徴です。以前は可食とされていましたが、胃腸系中毒を起す成分が含まれている事が解りました。青葉山では、檜林内等に普通に見られます・・・
ザラエノハラタケ 夜の青葉山
この記事のURL | きのこ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
クサギ(臭木)の花
2017/08/03(Thu)
    きょうは、曇り後雨が降りました(20.0~23.2℃/南東風)。
   道沿いのクサギ(クマツヅラ科)に、花が咲いていました。薄暗がりに白っぽい花が浮き立って、近寄れば山百合に似た、かぐわしい香が漂っていました。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は対生し、長さ8-20cmの三角状心~広卵形で、先は尖り、基部は心~円形で、薄く柔らかく柔毛を密生します。8月頃、枝先の葉腋から長柄のある集散花序を出して、雄蘂、雌蕊が花弁中心から突き出す白花を咲かせます。秋に紺色の液果を熟し、赤い萼も開いて残ります。崩壊地等に最初に侵入する先駆植物の典型。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クサギ クリストの作品?
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
キハギ(木萩)
2017/08/02(Wed)
    きょうは、曇り後晴れました(20.2~25.9℃/南東風)。
   川岸に、キハギ(マメ科)が咲いていました。涼しいながら、夏に相応しい、浴衣地の様な柄が、一層爽やかにしてくれました。本州~九州の山野の日当りの良い所に生育する、高さ1-3mの落葉低木です。枝に微毛が密生し、葉は3出複葉で互生し、小葉は長卵形又は長楕円形。表面は無毛で裏面に毛があって先は尖ります。7-9月、葉腋から総状花序を出し、1㎝程の蝶形花が下から咲き上がります。花は黄白色で旗弁の中央と翼弁が紫紅色を帯びます。青葉山では、この時季真先に咲き始める萩で、川沿い等に多く見られます・・・
きはぎ. 賢渕.
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ヤブデマリ(藪手毬)の果実
2017/08/01(Tue)
   きょうは曇り時々晴れて、一時雨も降りました(21.4~25.0℃/南東風)。
   道沿いのヤブデマリ(スイカズラ科)に、実が生っていました。何時の間にか赤くなり、ビーズの様な粒も柄も艶々と、灯の帯を成していました。本州~九州の他、朝鮮南部、中国、台湾等の、山野の林縁、谷沿い等に生育する、樹高3-4mの落葉小高木です。葉は対生し、10cm程の長楕円形で、葉先は尖り全縁。5-6月、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序の周囲に、白く大きな5枚花弁の装飾花が縁取ります。装飾花は無性花で、5枚の中の1枚が極端に小さいのが、ムシカリ等近似種との相違点です。夏に赤い実を付け、秋には黒紫色に熟します。名青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
ヤブデマリの実 やさしい小道
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン |
ゆきかえる