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ユウガギク(柚香菊)
2017/09/30(Sat)
   きょうは、ほぼ晴れました(14.3~25.4℃/西風)。
  道沿いに、ユウガギク(キク科)が咲いていました。細やかな茎葉に、優しい白花を疎らに載せて、優雅な園を成していました。東北~近畿の山地~平地の草原や田畑、池沼周辺、道端等に普通に生育する、草丈50-150cmの多年草です。長い地下茎があり、葉は薄く長さ7-8㎝幅3-4㎝の披針~卵状長楕円形で互生し、3-4対に切れ込んで、短毛がありざらつきます。葉の基部は楔形で葉柄はありません。7-10月、茎頂に径約2.5㎝で白~薄青紫のの頭花を付けます。舌状花は14-16枚で、中央に黄色い筒状花が集合して半球状になります。痩果は長さ2-3㎜の倒卵形で、稜に剛毛、面にも腺毛があります。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ユウガギク. 炎雲
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トキイロラッパタケ(朱鷺色喇叭茸)
2017/09/29(Fri)
  きょうは、大体晴れました(10.7~21.6℃/南東風)。 
 杉松の道に、トキイロラッパタケ(アンズタケ科)が生えていました。あっちにもこっちにも、鴇色ではないけれど、めんこい禿びちゃん達が、列を成し輪を作っていました。全国の松林や落葉樹の混生する林内地上に発生し、しばしば菌輪を描いて群生します。傘は径1-4cmの浅い漏斗型で、縁に切れ込みがあり、波状になります。表面は淡紅~淡朱橙色を帯び、下面には多数の浅い皺があり、白又は薄紅色を帯びます。柄は太さ3-7mm、長さ2-6cm程で、傘とほぼ同色です。仄かに杏子やバターに似た香りがあります。食。青葉山では、松林等に普通に見られます・・・
トキイロラッパタケ 暮れる森.
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クサキリ(草螽斯)
2017/09/28(Thu)
   きょうは、雨が降ったり止んだりでした(14.6~22.4℃/北北西風)。   
   道沿いの草藪に、クサキリ(キリギリス科)がいました。緑色型の雄で、雨に濡れながら、緑の葉の海に紛れていました。本州~九州の、草丈の余り高くない、やや湿った草原等に生息する、体長(翅端まで)♂37-44mm、♀47mm程の中型のキリギリスです。成虫は8-10月に出現し、食性は雑食で、イネ科植物の実や葉、他の昆虫等を食べ、夜間に「ジーーーー」と鳴き、照明にも集まります。褐色型と緑色型があり、後脚が長く、頭部は尖っていますが、クビキリギス程は突出しません。イネ科植物の株の根際に産卵し、卵は翌年の6月下旬頃に孵化します。青葉山では、草原等に見られます・・・
クサキリ 霞む街並
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マツブサ(松房)の果実
2017/09/27(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(17.6~26.4℃/南南東風)。
  道沿いの木に絡まるマツブサ(マツブサ科)に、実が生っていました。赤いモールに葡萄に似た実が付いて、試に味わうと、既に甘酸っぱくなっていました。北海道〜九州の丘陵や山地の林縁等に生育する落葉蔓性木本です。雌雄別株。蔓は左巻きで、古い樹皮はコルク質が発達します。葉は互生し、短枝先に纏まって付き、葉身は長さ2-6㎝の広卵形で、波鋸歯があります。葉柄は葉身の半分以上の長さ。6-7月、径1cm程の黄白色の花が短枝から垂下します。花被片は9-10個。10月に径8-10㎜の球形液果が房状に付き、青黒色に熟します。青葉山では、林縁の所々に見られます…
マツブサ 晴れ後曇り
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クサボタン(草牡丹) の花と果実
2017/09/26(Tue)
 きょうは、大体晴れました(15.3~26.8℃/南南東風)。
 道端のクサボタン(キンポウゲ科)に、花が咲き残っていました。多くは既に果実と成って、星雲や銀河の帯と化していましたが、中に数株、飴細工にも似た花が、スースーしながら俯いていました。北海道~本州の日の良く当たる草原や林縁に生育する、高さ1m程の雌雄異株の多年草です。茎の下部は木質化し、葉は対生し3出複葉。8-9月に、茎先や葉腋に集散状の花序を付け、細毛が密生する花弁状の萼片の先を反り返しながら下向きに開花します。花後、花柱が長さ15-20㎜に伸び、倒卵形の痩果を生し、羽毛状になります。青葉山では、明るい林縁、林内等の所々に見られます・・・
クサボタン. クサボタン果実.
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ノササゲ(野勝蜩、/野大角豆) の花
2017/09/25(Mon)
  きょうは、大体晴れました(17.2~26.0℃/南東風)。
  道端に、ノササゲ(マメ科)が咲いていました。鮮紫の豆果ばかり目立ちますが、初秋に綻ぶ黄花は、その優しさにほっとしてしまいます。本州~九州の山地の林縁や草地に生育する、蔓性の多年草です。茎は細く長く、木や草に巻き付いて伸びます。葉は3出複葉で互生し、小葉は長さ3-10㎝の長卵形で、葉先が細く基部近くが幅広です。葉表は濃緑色で裏は白色を帯びます。8-9月、葉腋から総状花序を出し、長さ1.5-2㎝の淡黄色の蝶形花を3-10個付けます。豆果は長さ3-5㎝の披針形で、10-11月、熟すと紫色になり莢が割れて、径約5㎜の黒紫色の丸い種子を3-5個垂れ下げます。青葉山では、林縁等に見られます・・・
ノササゲ 晴嵐
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ヤブラン(藪蘭) の花
2017/09/24(Sun)
   きょうは、良く晴れました(16.0~26.4℃/南南東風)。
   道沿いに、ヤブラン(ナギイカダ科)が咲いていました。陽を浴びてきらきら美しく、鼻が付く位に近寄ると、まるで飛信子の様でした。本州~沖縄の他、東~東南アジアの山野の樹下に生育する、草丈30-50㎝の常緑多年草です。葉は根生、線形で濃緑色で光沢あり、葉先は鈍頭。8-10月、長さ40㎝程の花茎に総状花序を付け、花は径6-7㎜で淡紫~紫色で、花被片6枚。果実は径6-7㎜の痩果で、黒紫色に熟します。耐陰性が強く、余り他の植物が育たない様な樹陰でも生きられます。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ヤブラン. まちの眺め
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ホソバウンラン(細葉海蘭)
2017/09/23(Sat)
  きょうは、一日曇りました(17.7~21.7℃/北風)。
   川岸の土手に、ホソバウンラン(ゴマノハグサ科ウンラン属)が咲いていました。帰化植物ではありますが、海蘭や金魚草にも似た不思議な花園が、風にゆらゆら揺れていました。ユーラシア大陸に広く分布し、日本には大正初年に観賞用として輸入、法面緑化等に利用され、全国の道端や草地等に広く野生化している多年草です。葉は互生し、葉身は5cm程の線形。茎は直立し高さ30-100㎝。6-9月に茎上部に総状花序を出し、2cm程の唇形の淡黄色の花を付けます。青葉山では、車道沿い等に見られます・・・
ホソバウンラン 禿山.
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アシグロツユムシ(脚黒露虫)
2017/09/22(Fri)
きょうは、晴れ後曇りました(14.7~23.9℃/南南東風) 
  薊に、アシグロツユムシ(キリギリス科)がいました。花に埋もれて、葉や花の一部になっているかの様でした。北海道~九州の亜高山~平地の道沿いの草木周辺に生息する、体長30-35mmのツユムシです。成虫は8-11月に出現し、草食性で草の他、木の葉や花弁、若い果実も食べ、自分の抜殻以外の動物質は食べません。鮮緑色で、名の通りの黒っぽい脚と背中、触角に白露の様な帯があるのが特徴です。日中に活動し、活発に飛び回り、ジキーッ・ジキーッ…等と鳴きます。他のツユムシの仲間ではより山地に生息すると言われ、青葉山ではその多くが本種です・・・
アシグロツユムシ 中ノ瀬橋から.
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カエンタケ(火焔茸)
2017/09/21(Thu)
  きょうは、良く晴れました(17.9~26.3℃/西北西風) 
   枯れかかった小楢の根元に、カエンタケ(ボタンタケ科トリコデルマ属)が生えていました。地中から悪霊が手を伸ばしたかの様に、毒々しい真赤な指が天を指していました。中国やジャワ島等に分布し、日本では夏~秋に、ブナやナラ類の林内地上や広葉樹の枯れた切株等に群生又は単生する、高さ数㎝-20㎝程にも成る猛毒菌です。表面はオレンジ~赤色で、細長い円柱状又は棒状で、鹿角状、又は人の指状に枝分かれし、先端に近付く程やや色が濃くなり、肉は硬く、内部は白色。近年は、カシノナガキクイムシによる楢枯木の根元に良く発生し、その被害が広まるにつれて発生か増加しています。以前は木材腐朽菌等とされていましたが、菌寄生菌であることが判り、ニクザキン科ツノタケ属からボタンタケ科トリコデルマ属に分類を変更されました。最強の猛毒キノコとも言われ、 毒成分トリコテセン類を有し、肌に触れただけでも炎症を起こし、誤食すると、食後30分から、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、手足の痺れ等の症状を起こし、2日後に消化器不全、小脳萎縮による運動障害等脳神経障害により死に至る事もあります。名は、火焔に似る事に由来。青葉山では、以前は希少種でしたが楢枯れに伴い急増し、昨年からは普通に見られる様になりました。危ない茸です、触る事も無い様十分に注意しましょう…
カエンタケ 夏の陽射し
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ヒガンバナ(彼岸花)
2017/09/20(Wed)
    きょうは、晴れ後曇りました(18.4~27.6℃/南南東風)   
   山際の草原に、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)が咲いていました。彼岸の入りに相応しく、真紅の花が火焔の様に燃えていました。北海道~沖縄の、田畑周辺や堤防、墓地、道端等に生育する多年生の球根性植物です。日本には稲作伝来時に中国から伝来した帰化植物と考えられています。晩夏~初秋、枝葉も節もない高さ30-50cmの花茎を立て、その先に赤く稀に白い散形花序を一つ形成し、包が破れると5-7個程の花を放射状に付けます。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返ります。花後、晩秋に長さ30-50cmの線形の細葉をロゼット状に出します。全草にアルカロイドを多く含み有毒ですが、嘗ては長時間水に曝して「救飢植物」ともなりました。青葉山では、田畑周辺等に見られます・・・
ヒガンバナ. 川を見下ろす
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キクイモ(菊芋)
2017/09/19(Tue)
   きょうは、大体晴れました(17.4~27.9℃/南風)。
   川沿いに、キクイモ(キク科)が咲いていました。外来種ではありますが、向日葵を思わせる鮮黄の陽花が、ゆらゆらと川風に揺れていました。北米原産で、南米、欧州、アジア、オセアニアに移入分布する、草丈1.5-3mの多年草です。日本には江戸時代末期に飼料用作物として伝来し、後に野生化しました。茎葉共に粗毛が生えざらつき、下部の葉は対生し上部の葉は互生します。葉柄には翼があり、葉身は長卵形で先が尖り、3本の葉脈が目立ち、疎に鋸歯があります。9-10月、茎上部が分枝し、径6-8cmの数個の黄色頭花を付けます。舌状花は長さ3-5cmの淡黄色で、中央部の筒状花は黄褐色。果実は長さ5-6mmで、上部に毛が生えています。青葉山では、川沿い等のあちこちに群生しています・・・
キクイモ 轟く広瀬滝
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チヂミザサ(縮笹)
2017/09/18(Mon)
   きょうは台風一過、良く晴れました(20.3~29.6℃/北東風)。
   道端のチヂミザサ(イネ科)に、花が咲いていました。陽を浴びてきらきらと、合戦の昇旗の様に閃いていました。ユーラシアの温帯~熱帯に広く分布し、日本では全国の森林内や林縁に生育する、高さ30cm程の一年草です。根は茎節毎に出て、茎を地面に固定し、茎は枝分かれしながら地表を這い、多数の葉を付けます。葉は長さ3-7cmの卵状楕円形で、先端へ向かってやや細まり、先は尖り、基部は葉鞘となって茎を抱きます。秋、茎の一部が立ち上がり、その先に花穂を作り、疎に短枝を出して、夫々の枝に少数ずつの小穂を付けます。小穂からは3本の粘つく長毛が生え、開花時は雌蕊の柱頭の羽毛状の毛や紫色の葯が目立ちます。果実が熟すと、小穂の基部で外れ易くなり、その毛で他物に張り付きます。花軸や葉に毛が多いものをケチヂミザサと呼ぶ場合もありますが、この二つを変種レベルでさえ分けないともされます。青葉山では、林内外に普通に見られます・・・
チヂミザサ 台風一過
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コサメビタキ(小鮫鶲)
2017/09/17(Sun)
    きょうは、曇り後雨になりました(10.5~22.1℃/南東風)。
    森の道を小鳥が横切りました。止まった先を見ると、コサメビタキ(ヒタキ科サメビタキ属)が、愛くるしい眼でこちらを眺めていました。夏にシベリア南部、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈等で繁殖し、冬はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピン等へ南下し越冬、日本には夏に九州以北の山地~平地の落葉広葉樹林に飛来する、全長13㎝のヒタキの仲間です。雌雄同色。上面は灰褐色、下面は白い羽毛で覆われ、体側面は褐色みを帯びます。眼の周囲に不明瞭な白斑(アイリング)が入り、眼先も白っぽい。嘴は黒く、下嘴基部は橙色み。幼鳥は上面や翼に淡褐~淡灰色の斑紋が入ります。動物食で、樹先等に止まり、飛翔している昆虫等の獲物を捕食。良く似たサメビタキは本州と北海道の高山に飛来し、コサメビタキより胸が暗色。青葉山では、夏場の他、春、秋の渡りの時季にも良く見られます・・・
コサメビタキ 雨の隅櫓.
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マユタテアカネ(眉立茜)
2017/09/16(Sat)
   きょうは、曇り時々晴れました(16.4~21.0℃/南風)。
   道端のヒガンバナ(彼岸花)の、しなやかな指先の様な蕾に、蜻蛉が止まっていました。近寄ってお顔を覗くと、愛嬌ある殿上眉のマユタテアカネ(トンボ科)でした。北海道~九州の低山地~平地の池沼、水田、湿地の、周囲に木立のある様な所に生息する、体長31-43mmのトンボです。成虫は6-12月に出現し、雌雄共顔面の額上部に黒斑(眉班)が2つ並び、それが名の由来ともなっています。未熟期には雌雄共黄褐色をしていますが、成熟した雄は腹部が赤化し胸部は焦茶色になり、雌は普通成熟しても赤化せず体色が全体に濃くなる程度です。青葉山では、池沼周辺等に多く見られます・・・
マユタテアカネ 万助沢の底
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キバナアキギリ(黄花秋桐)
2017/09/15(Fri)
  きょうは、曇り後晴れました16.7~24.4℃/西北西風)。
  道沿いに、キバナアキギリ(シソ科)が咲いていました。森の中の小さな草叢に、打ち捨てられた黄金の塊の様に輝いていました。本州~九州の山地の木陰等にに生育する、高さ20-40㎝程の多年草です。茎は四角で、葉は対生し長柄があり、三角状矛型で長さ5-10㎝、幅4-7㎝。8-10月、茎先に黄色い唇形花を穂状に付け、花冠は長さ2.5-3.5㎝で上唇は立ち上がり、下唇は3裂して前に突出ます。雄蕊4中2は退化し、花柱は長く突出します。萼は上下に2裂し、下裂片には浅い切れ込みがあり開出毛があります。青葉山では、明るい林内に普通に見られます・・・
キバナアキギリ. 空と雲
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コムクドリ(小椋鳥)とクマノミズキ(熊野水木)
2017/09/14(Thu)
   きょうは、曇り後晴れました(19.0~27,5℃/北東風)。
   川沿いのクマノミズキ(ミズキ科)に、コムクドリ♂(ムクドリ科)がいました。数十羽がキュルキュルと賑やかに、赤い果柄の先の黒い実を食べていました。フィリピン、ボルネオ北部等で越冬し、北海道、本州北部やクリル、サハリン南部に夏鳥として渡来し、山地~平地の明るく開けた林等に生息・繁殖。体長19cm程。雄は頭~喉が淡黄白色で、頬~耳羽後方に茶色い斑が目立ち、背中、肩羽、翼は黒く、体の下部はややくすんだ淡黄白色。雌は、頭~胸が灰褐色で、雌雄共に嘴と脚は黒。雑食性で、樹上で昆虫類やクモを捕食したり木実を採食。樹洞の他、屋根の隙間、石垣等に営巣。青葉山では、春~秋に川沿い等で普通に見られます。熊野水木は本州~九州の他。朝鮮、中国、ヒマラヤ等の山地の谷沿い等に生育する、樹高8-12mの落葉高木。葉は卵~楕円形で、先は長い鋭尖頭で基部は楔形で全縁で対生。6-7月、新枝の先に多数の白色4弁花から成る径8-14cmの散房花序を付け、10月頃、径5mm程の球形で紫黒色の核果を熟す。青葉山では、川沿い等に普通に見られます・・・
コムクドリとクマノミズキ 夕やけ.
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オオチャバネセセリ(大茶羽挵)とタムラソウ(田村草・丹群草・多紫草)
2017/09/13(Wed)
   きょうは、大体晴れました(20.2~29.7℃/西風)。  
    道沿いのタムラソウ(キク科)の花に、オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)が止まっていました。雌雄なのか、三角の小蝶が二つ仲良く、一つの花蜜を吸っていました。北海道~九州の高山~丘陵に生息する、前翅長16-21mm のセセリチョウ。成虫は6-10月に出現し、林の周辺や草地で見られ、羽音を立てて素早く飛び、花で良く吸蜜します。全体に茶色く、イチモンジセセリに似ますが、後翅の白紋が一直線でなくてジグザグしているのが特徴。幼虫は、タケ科植物やススキ等を食草とし、幼虫のまま越冬。嘗ては普通種でしたが減少傾向。田村草は、本州~九州の他、朝鮮等の、亜高山~低山の草地や明るい林、林縁等に生育する茎高30-140㎝多年草。アザミに似ていますが属が違い(タムラソウ属)、茎葉には全く刺がないのが特徴で、質も柔らかです。葉は互生し、上葉には柄がなく、下葉になるにつれて柄が長くなり、葉身が羽状に深く裂け、縁に粗鋸歯。両面に細かな白毛。8-10月に長い茎頂に紅紫色の頭花を付ける。 青葉山では草地等に見られます・・・
オオチャバネセセリとタムラソウ 入り日.
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チシオタケ(血潮茸)
2017/09/12(Tue)
   きょうは、雨後曇って、晩方に晴れました(20.6~28.2℃/南南東風)。
   道沿いの倒木に、チシオタケ(キシメジ科)が生えていました。遠目には何処かの水上コテージにも見えましたが、近寄って触れると、柘榴の様な液が零れました。夏〜秋に全国の山野の広葉樹の朽木上に群生する、傘径2-3㎝程の小型菌です。傘色は淡赤紫~淡赤褐色で中心部分は色が濃く、湿時は表面に滑りが見られ、幼時は卵形で、成長するとやや開き、釣鐘型又は円錐形となります。傘には放射状の条線があり、縁には鋸歯状飾り(フリンジ)が見られます。襞は直生し白く、成長すると黄を帯びる事もあります。柄は長さ4-12㎝で中空。柄の色は傘より色が濃く、細かい綿毛状繊維が見られ、基部は白い菌糸に包まれます。傷付けると暗赤色の液が出るのが特徴。青葉山では、広葉樹枯木に普通に見られます…
チシオタケ. 雨上がり.
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ヤママユ(山繭)
2017/09/11(Mon)
  きょうは曇りで、晩方から雨になりました(18.7~25.1℃/南東風)。
  車道の法面に、ヤママユ(ヤママユガ科)がいました。とても大きく目立つ蛾なので、通勤・通学の人々の注目の的でした。北海道~沖縄の山地~低地の森に生息する大きな蛾です。成虫は開張115-150mmで、8-9月に出現し、体色は黄褐色、灰褐色、赤褐色等、色彩に変異があり、4枚の翅には、夫々1つずつの目玉紋と、黒白2色の筋があります。幼虫はブナ科のコナラ、クリ、クヌギ、カシ等の葉を食べて育ちます。日本の代表的な野蚕で、天蚕とも言われ、この繭から採取される天蚕糸は「繊維のダイヤモンド」とも言われています。青葉山では、繭も成虫も普通に見られます・・・
ヤママユ 坂の途中から
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九月観(視)察会
2017/09/10(Sun)
  きょうは良く晴れて暑い程で、夏が舞い戻ったかの様な観察会となりました(18.9~28.8℃/南南東風)。集合所のバス停で近況、今日の予定等報告の後、早速の出発です。栃の実が無数に落ちる大学構内を抜け、未だオオルリボシヤンマ等が飛ぶ池やオオムラサキが居た!と言う蝶庭を横目に、ツクシハギやミヤギノハギ、ヒメジソやゲンノショウコ等を観察しながら森に入ります。構内では、チッチゼミのか細い声が聞こえていたものの、林内は未だ夏の模様で、ミンミンゼミに、ツクツクホウシ、アブラゼミにエゾゼミも良く鳴いて、差し込む日差しもきらきらと眩しいばかりです。9月はキノコ中心の会の筈ですが、肝心のキノコと言えば、不思議な姿のタケリタケやモミジタケ、触ることすら危険なカエンタケ、食べられなくなったスギヒラタケ等ばかり現れて、食菌は勿論、イグチやベニタケ等何時もの顔触れには出会えませんでした。道端には、アオハダの赤い実や青い団栗、毬栗等が落ち、ミヤマガマズミやオトコヨウゾメ、ツリバナ、シラキ、ウメモドキ、ナツハゼ、コウスノキ等が目立ち、花ではキバナアキギリ、ダキバヒメアザミ、コバギボウシ、ヤマジノホトトギスが咲き、アキノキリンソウやシロヨメナも咲き初めていました。林下の草藪にひっその佇む、ネナシカズラやヤブマメにも心洗われました。鑑定会では既述のものの他、ムラサキヤマドリタケ、ヒイロタケ、コツチグリ、コイヌノエフデ、カワラタケ、ヒトクチタケ、ヒメカバイロタケ、マツオウジ、ドクベニタケ等が確認され、他にニッケイタケ、オニフスベ、オオホウライタケ、ナメコ等が見られましたし、佐藤先生が持参したキフシススホコリ等の変形菌のコレクションにも唸りました…
ツクシハギ_爽やかな森の中で._スギヒラタケ_キバナアキギリ
  花では他に、ヤブラン、ケチヂミザサ、ガンクビソウ、オヤリハグマ、オクモミジハグマ、ヤブハギ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、センボンヤリ、カノツメソウ、ヒヨドリバナ、ナガバノコウヤボウキ等が見られました。果実では他に、シュンラン、ホクリクムヨウラン、サンショウ、チゴユリ、ヤマユリ、クルマユリ、タチシオデ等が目立ちました。動物では、足元から飛び跳ねたアカガエルの仲間、テンやキツネの糞、クマやイノシシの痕跡等、昆虫では、萩に群れるキタキチョウやコミスジ、ヤマトシジミ等、薊にはメスグロヒョウモンやカラスアゲハ。子供達が見つけた、美しいコエビガラスズメや、マムシグサに居たマムシそっくりのビロードスズメの幼虫には皆で驚きました。あちこちの草叢にはフキバッタやアシグロツユムシ、花に群れる様々なシジミチョウやセセリチョウ、往来するムカシヤンマにも出会い、何処からか現れた、背中に何かを背負った超不可思議な虫(クサカゲロウの幼虫?)にも驚嘆しました。子供達が折角見つけた空蝉(ヒグラシとミンミンゼミ?)の同定を約束したのに、すっかり忘れたのは御免なさい(見分け方はこちら)。解散後には、樹液の木にスミナガシやルリタテハ(オオスズメバチも)、楓の木にはゴマダラカミキリが居て、とても嬉しくなりました。野鳥ではメジロ、イワツバメ、シジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、キジバト、トビ、ハシブトガラス等が確認できました。
 きょうは夏の様な天気の下、キノコは極端に少なかったものの、夫々に新しい出会いがあり、様々な自然に触れる事ができたのではないでしょうか? 私達が護ってきた自然がこれ以上壊れることがない様にと、願い合った一時でもありました…
ネナシカズラ_鑑定会の始まり~🎵_夏の会でした_ゴマダラカミキリ
  来月(10/8(日))も、キノコ中心の観察・鑑定会を予定しています。又、素晴らしい出会いを期待しましょう・・・
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ヤブマメ(藪豆) 
2017/09/09(Sat)
  きょうは、一日晴れました(16.7~28.7℃/南南東風)。
  道端に、ヤブマメ(マメ科)が咲いていました。薄暗がりの森の下、白地に紺の清しい花が、あっちこっちに鏤められていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の林縁や草原等に生育する蔓性の一年生草本です。蔓は下向きの毛が密に生え、細い針金状で左巻きに伸びて行きます。葉は3出複葉で互生し、小葉は長さ3-6cmの広卵形で両面に毛があります。8-10月に、淡紫色で旗弁が紫、翼弁と竜骨弁が白い長さ1.5-2cmの蝶形花を咲かせます。扁平で長さ2.5-3cmの黒紫色の豆果を付けますが、地中にも閉鎖花を付け、暗紫色の丸い豆果を結びます。青葉山では、草地等に普通に見られます・・・
ヤブマメ 斜陽
  明日(9/10)は、定例の観(視)察会↓です。キノコが中心の観察・鑑定会になりますが(今回はとても少なそうです)、短いコースで野菊や薊、萩等の花々や果実、昆虫、野鳥に動物等自然全般の観察もしましょう! 又いろんな出会いがあるといいですね・・・
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ネナシカズラ(根無葛)
2017/09/08(Fri)
   きょうは、大体晴れました(18.6~28.9℃/北西風)。
  道沿いに、ネナシカズラ(ヒルガオ科)が咲いていました。薄暗い森の底、赤い水引に結ばれて、蝋細工の様な小花が浮き立っていました。日本全国の日当たりの良い山野に生育する1年生寄生植物です。蔓は針金状で黄~紫褐色を帯び、葉は長さ2mm以下の鱗片状。名は、文字通り「根の無い葛(=蔓草)」の意で、発芽して暫くは普通の蔓植物として伸びて行きますが、宿主となる植物を探し当てると、寄生根を出して栄養分を吸収し始め、根は枯れて無くなってしまいます。その後は不可思議な、根も葉も無い完全寄生植物として花を付け実を結びます。花は8-10月、短い花序を出して白い小花を多数付け、花冠は長さ4㎜程で、5裂、雄蕊5は花冠より短く、花柱1は長さ約1.5㎜で柱頭は2裂します。蒴果は径4㎜程の卵形で横に裂けます。青葉山では、道沿いの草叢等に見られます…
ネナシカズラ 丘から
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シシウド(猪独活) の花
2017/09/07(Thu)
  きょうは、雨が降つたり止んだりでした(18.9~22.2℃/北風)。
  道沿いのシシウド(セリ科)に、花が咲いていました。白く細やかな花が雨に濡れて、益々銀線細工の様に煌いていました。本州~九州の他、中国等の山地の日当たりの良い草地等に生育する高さ1-2mの大形の多年草です。葉も大きくて互生し、2-3回3出羽状複葉で、裏面の脈上に毛があり、小葉は長楕円形で先は尖り細かい鋸歯があります。葉柄基部は鞘状に膨らみます。8-10月に、径50cm程の複散形花序を作り、白い小花を開きます。青葉山では車道の法面等の草地で見られます・・・
シシウド ジョロウグモ幼体
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イノシシ(猪、豬)
2017/09/06(Wed)
   きょうは、曇り時々雨でした(20.0~22.8℃/南風)。
   小湿地に、イノシシ(イノシシ科)の痕跡がありました。所謂、沼田場(ヌタバ)なのですが、ここは青葉山の宝とも言うべき所の一つ、様々な希少植物が群生していた場所でした。他の湿地や沢沿いもそうなのですが、急激に青葉山に進出、増加した当種にどう対処して行って良いのか、解決策を探らねばなりません。北アフリカの一部やユーラシアに広く分布し、日本には亜種ニホンイノシシが東北南部~九州に、亜種リュウキュウイノシシが南西諸島の山野に生息します。低山~平地の雑草が繁茂する森林~草原、水場が近い場所を好み、植物の地下茎、果実、筍、団栗、小動物(昆虫類やミミズ等)等を食べます(植物質:動物質≒9:1)。主として昼行性。体長は雄110-170cm、雌100-150cm、体重80-190kgで、全身茶褐~黒褐色の剛毛で覆われます。指数は前後共に4本で、2個の蹄を持ちます。雌雄共に下顎の犬歯が発達して牙状になり、雄は特に発達します(最大15cm程)。繁殖期は主に年1回(春頃)。脚が短く雪が苦手なので、一冬当り30㎝以上積雪日数が70日を超えない、宮城県南部が分布域の北限とされていましたが、近年は北上傾向にあります。ダニ等の外部寄生虫を落したり体温調節をする為に、良く泥浴・水浴を行います。青葉山には急激に進出、昨年からは全域で見られる様になりました・・・
ヌタバと化した希少植物自生地 イノシシ  写真は自動撮影されたもの
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アオハダ(青膚、青肌)の果実
2017/09/05(Tue)
  きょうは、大体晴れました(16.8~25.7℃/南南東風)。
  あちこちの道端に、アオハダ(モチノキ科)の実が落ちていました。雨が続いていた所為か、未だ青いのも目立ちましたが、見上げれば赤い実がたわわに生って、短枝上ではささら飴みたいでした。北海道~九州の、山地の主に明るい落葉広葉樹林中に生育する、高さ10‐15m程の落葉高木です。雌雄異株。幹は灰白色で樹皮の外皮が薄く、内皮が緑色で容易に判別できるのが名の由来。5-6月に緑白色の花を咲かせ(花弁4、雄蕊4)、9-11月に径7mm程の赤い果実を付けます。若枝は無毛で長枝、短枝があり、長枝では葉は互生し、短枝では数枚が輪生状に付きます。青葉山では、林内で普通に見られます・・・
アオハダ 道のアオハダ
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イカリモンガ(碇紋蛾)とナンブアザミ(南部薊)
2017/09/04(Mon)
    きょうは、ほぼ晴れました(17.2~27.2℃/南風)。  
    道端に咲き始めたナンブアザミ(キク科) に、イカリモンガ(イカリモンガ科)が止まっていました。今日のは少し地味ではありましたが、めんこい姿を見せながら、正に蝶の趣で花蜜を吸っていました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等の山地~平地の森林内に生息する、開張35㎜程の蛾の仲間です。成虫は3-7月に出現し、渓流沿いの薄暗い環境等で良く見られ、茶色でやや角張った形の翅を持ち、前翅には朱色の紋があります。昼間活動し、翅を畳んで止まり、花蜜を吸い、触角も細く、と「蝶」の仲間の特徴をしっかり備えていますが、元々蛾と蝶の境界線は曖昧で、当種が何故蝶ではないのか、は良く分かりません。年二回発生し、夏に羽化したものは、落葉や朽木の中で越冬します。食草はイノデ類(シダ)。名は、前翅の表裏に碇形の朱色紋もある事に由来。青葉山では夏以降に発生し、成虫はそのまま落葉下や朽木中で越冬し、春に再び活動し始めます・・・
イカリモンガ 風吹く坂道
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キタキチョウ(北黄蝶)
2017/09/03(Sun)
  きょうは、良く晴れました(15.3~27.8℃/北北西風)。   
  道端に、キタキチョウ(シロチョウ科)がいました。乾いた土の上、戻った夏の陽光を浴びてきらきらと、お月様の様に輝いていました。キチョウは、アフリカ中部以南やインド~東南アジア、オーストラリア等に広く分布し、日本では本州(秋田、岩手以南)~沖縄の山野の草原等に生息する、とされて来ましたが、2005年にキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とキチョウ(南西諸島に分布)の2種に分割されました。形態的には、前翅表の縁毛が黄色い等の違いがありますが、識別は困難な様です。キタキチョウの成虫は前翅長20-27mmで、年に5-6回発生し、いつも忙しなく飛び回り、様々な花で吸蜜したり、地面で吸水します。翅は名の通り黄色く、夏型の雄は前翅、後翅共に外縁が黒く縁取られますが、秋型の雌や、春型の雌雄は前翅の黒い縁が先に少し残る程度です。幼虫の食草は、ネムノキ、ハギ類等のマメ科植物で、成虫で越冬します。青葉山では、6月~晩秋頃まで林縁や草原等で普通に見られます・・・
キタキチョウ 釣り人.
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キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)
2017/09/02(Sat)
   きょうは雨後曇って、晴間もありました(16.7~22.8℃/北北東風)。
   道端のナンブアザミ(キク科)に、キンケハラナガツチバチ(ツチバチ科)がいました。初めはアシナガバチの仲間かと思いましたが、良く見れば名の如く、艶々で長い腹に金毛の、とても美しい土蜂でした。本州以南の山野に生息する、体長が♀17-27㎜、♂16-23㎜のツチバチの仲間です。成虫は4-10月に出現し、全身に黄毛が生え、雌の体色は黒く、頭部・胸部は黄褐~赤褐色の長毛が密生、腹部に黄褐色の毛帯がありますが、帯紋はありません。雄の腹部には、幅広の淡黄色帯紋があり、後縁には淡色の毛帯があります。雄は体がより細長く、体毛の色が雌より白っぽく、触角は長い(雌の3倍程)。土の中に巣を作り、幼虫はコガネムシの幼虫を食べて成長します。攻撃性は低く、捕まえたりしない限りは刺される事はないとの事。雌のみ成虫で越冬します・・・
キンケハラナガツチバチ 遠陽
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ホツツジ(穂躑躅)
2017/09/01(Fri)
  きょうは、曇り後晴れました(17.9~26.4℃/北北東風)。
  道沿いのホツツジ(ツツジ科)に、花が咲いていました。白い花穂が、御幣の様に森に浮かんで、良く見ると、ルリマルノミハムシらしき羽虫が何匹も縋っていました。北海道南部~九州の山地の岩場等日当たりの良い所に生育する高さ1-2mの落葉低木です。日本特産種。葉は、長さ5cm程の楕円形で、枝に互生し先は尖ります。枝は、赤く細くて角ばります。7-9月、枝先に円錐状に花序を出し、やや赤みを帯びた白い花を咲かせます。花弁は3-4枚反り返って丸まり、雌蕊が長く真直ぐに伸びるのが特徴です。蒴果は3㎜程の扁球形で、熟すと3裂します。青葉山では、乾いた尾根や斜面等で見られます・・・
ホツツジ 百日紅と青空 
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