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ヒトリシズカ(一人静) 
2018/04/30(Mon)
   きょうは、晴れ後曇りました(13.2~23.7℃/南東風)。
   道端に、ヒトリシズカ(センリョウ科)が咲いていました。何故か、今年は何処の自生地も疎らな生え方で、ここもやっと小さな一株が、正に一人静かに佇んでました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の低山地~平地の林内、林縁等に生育する、高さ10-30cmの多年草です。茎は紫褐色で節があり、光沢ある葉は長さ6-10㎝の楕円~卵状楕円で、4枚輪生状に対生し、先は短く急に尖り、鋸歯があります。4-5月、茎先に1本の穂状花序を出し、花は雌蕊と雄蕊のみで、萼片や花弁はありません。核果は長さ2.5-3㎜の歪んだ倒卵形。名は、一本のみの花穂が、静御前に劣らぬ程美しいとの意。青葉山では、山裾等に見られます・・・
ヒトリシズカ 大手門
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ウワミズザクラ(上溝桜)
2018/04/29(Sun)
  きょうは、大体晴れました(9.5~24.04.0℃/南東風)。
  道沿いのウワミズザクラ(バラ科)に、花が咲いていました。知らぬ間に、白猫の尾の様な花房が、あちこちの山肌を彩っていました。北海道~九州の山野の、日当たりの良いやや湿った所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。紫褐色の樹皮は横に長い皮目が目立ちます。長さ6-9cmの葉は、楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があります。5月頃、新枝の先に長さ10cm程の総状花序を出し、白い5弁の小花を多数付けます(良く似たイヌザクラは花期が少し遅く、花の下に葉が付きません)。雄蘂は30本内外で花弁より遙かに長くて良く目立ちます。夏に、1cm程の黒い核果を熟します。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
ウワミズザクラ 満白猫尾
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トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)の半紫型
2018/04/29(Sun)
きょうは、大体晴れました(11.6~22.7℃/西北西風)。
  道端で、トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科)の半紫型が咲いていました。と言っても、内部まで美しい紫の花が、柔らかそうな毛に覆われていました。嘗ては、暗紫色のハンショウヅル(花柄も暗紫で中間に小苞1対)と黄白色のトリガタハンショウヅルとの交雑によって出来た亜種アズマハンショウヅル(東半鐘蔓)とされていましたが、トリガタハンショウヅルと実質的な差異は無く、現在は「トリガタハンショウヅル」として統一されています。本州~四国の、山地の林縁に生育する木本性の蔓植物です。葉は1回三出複葉、小葉は狭卵形で鋸歯があります。5-6月、葉柄の先に3㎝程の鐘形の主に黄白色の花を下向きに開きます。果実は狭卵形の痩果で、花後に伸びた花柱が羽毛状になって付きます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
トリガタハンショウツル 岩と躑躅
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マルバアオダモ(丸葉青梻)
2018/04/27(Fri)
  きょうは、大体晴れました(9.3~20.0℃/北東風)。
  山のあちこちに、マルバアオダモ(モクセイ科)が咲いていました。霞か雲か青梻か、と言う趣で、白い花房がふわふわと揺れていました。北海道~九州の他、朝鮮等のやや乾燥した痩地等に生育する、5-15mの落葉高木です。雌雄異株。葉は対生し、長い葉柄を持ち、3-5(-7)葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は卵~卵状長楕円形になります。葉先は鋭尖形で、基部は歪んだ楔形。不明瞭な鋸歯はほぼ全縁で、波打つ程度です。4-5月、今年枝の頂や葉腋に円錐花序を数個対生し、白色の4弁花を密に咲かせます。花弁は線形で長さは6-7mmで、雄蕊は、雄花、両性花共に2本、雌蕊は両性花に1本。翼果は長さ2-2.7cm。青葉山では、森の各所に普通に見られます・・・
マルバアオダモ 霞みかタモか
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シラキ(白木)の若葉
2018/04/26(Thu)
  きょうは、曇り後晴れました(8.7~20.5℃/西北西風)。
  道沿いのシラキ(トウダイグサ科)に、若葉が出ていました。朝焼を思わせる、瑞々しい赤橙の新芽や葉は、秋の紅葉にも勝る神々しさでした。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の谷筋等に生育する、高さ5-10mの落葉小高木です。樹皮は滑らかな灰白色で材も白く、樹皮や葉を傷付けると白い液が出ます。葉は互生で長さ7-15cmの広楕円~菱形の両面無毛で、裏面は緑白色で縁が不規則にうねり、先は尾状に尖ります。5-7月、枝先に総状花序を出し、下部に1-2、3個の雌花、上部に多数の雄花を咲かせます。10-11月、径2㎝程で3裂する三角扁球形の朔果を黒褐色に熟します。青葉山では、林内や林縁に普通に見られます・・・
シラキの新葉 緑の山
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イカリソウ(碇草・錨草)
2018/04/25(Wed)
   きょうは雨降りで、晩方には上がりました(10.6~13.8℃/北西風)。
   山裾に、イカリソウ(メギ科)が咲いていました。飴細工の様な花が雨に濡れて、益々艶々と濡れ光っていました。北海道(西南部)~九州の主に太平洋側の山地の林内に生育する多年草です。根出葉は長柄があり、2-3回の3出複葉で、小葉は卵形で先は尖り、基部は心臓形又は矢尻形、刺毛状の鋸歯が多くあります。4-5月、30-50㎝程の花茎に根出葉と良く似た葉を1枚付け、上部の総状花序に径3㎝で主に紅紫色の花を4-7個下向きに開きます。萼片8枚、花弁は4枚で長い距があります。青葉山では、林内に普通に見られ、様々な変異も見られます・・・
イカリソウ 山裾の八重桜
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シャク(杓)
2018/04/24(Tue)
    きょうは、一日雨でした(9.9~13.4℃/北北西風)。  
   道沿いの土手に、シャク(セリ科)の花が咲いていました。真白く清楚な小花が、雨に打たれながら、藪蔭にひっそり佇んでいました。北海道~九州の他、ユーラシア中北部の山地~低地の、やや湿り気のある場所に生育する多年草です。高さは1m程で、葉は2回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂けます。4-6月に、茎先に複散形花序を出し、小さな白花を咲かせます。花弁は5個で、外側の2個が大きくなります。青葉山では、山際の湿性地や土手等に普通に見られます・・・
シャク 雨と霧
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エイザンスミレ(叡山菫)
2018/04/23(Mon)
 きょうは、曇り時々霧雨が降って、急に冷えました(11.3~12.8℃)。
 沢端に、エイザンスミレ(スミレ科)が咲いていました。群生していた所でしたが何故か1輪のみ、ぽつんと寂しそうに震えていました。本州~九州の主に太平洋側山地の、やや日陰の林下や日当たりの良い湿潤地等に生育する、草丈5-15cmの無茎性多年草です。長さ3-6㎝の葉は3裂し、各裂片は更に細かく裂けます。4-5月、径2-2.5cmの丸みのある淡赤紫色の花を咲かせます。側弁の基部には長毛があり、花弁の縁が波打つ傾向があり、淡い芳香もあります。只、花色は赤紫~白まで多彩で、葉にも変異が多い様です。似ていて宮城が北限のヒゴスミレは、葉が基部より5裂して、花色が白く、花期は10日~2週間遅くなります。青葉山では、沢沿い等に見られますが、急激に減少しています・・・
エイザンスミレ 北斜面萌える
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コナラ(小楢)花
2018/04/22(Sun)
   きょうは、良く晴れて、異常に暑くなりました(4月観測史上最高気温/13.1~29.9℃/南東風)。
   山のあちこちで、コナラ(ブナ科)の花が咲いていました。今年は季節の移ろいが一段と早く、コナラの若葉も一斉に萌え出し、金の小鎖(雄花)が無数に揺れていました。北海道~九州の他朝鮮、中国等の冷温帯下部~暖温帯の山地に生育する、高さ20-25mの落葉高木です。樹皮は灰色で、縦に裂目ができ、葉は長楕円型で縁に尖った部分があります。5月頃、新葉の展開と共に花を咲かせ、長さ6-9cmで黄褐色の雄花序は長く垂れ下がり、1花に4-8本の葯を持ちます。当年枝の葉腋に出る雌花序は短く、秋に、雌花が結実して団栗を作ります。伐られても切株からひこばえを出す萌芽再生能力が高いので、薪炭林の主要樹種となり、シイタケのほだ木等ともなって、所謂二次林の主役になっています。青葉山では、最も多い樹種です・・・
コナラ ヤマザクラ
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メジロ(目白)囀る
2018/04/21(Sat)
 きょうは、大体晴れました(10.6~24.9℃/南東風)。
 道沿いの木の梢に、メジロ(メジロ科)がいました。青空を背に、何処までも透き通る声で高らかに、チュルチュルチュルチュル囀っていました。東~東南アジアに広く分布し、日本では北海道中部以南の低地~山地に、留鳥(又は漂鳥)として生息します。全長約12㎝、翼開長約18㎝。雌雄同色。上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。下面は白く、喉はや下尾筒は黄色く、脇は褐色味を帯びます。目の周りの白い輪が特徴で、名前の由来にもなっています。雑食ですが、花蜜や果汁を好み、夫婦愛が強く、留鳥では一年中番いでいる者も多いのですが、冬にはカラ類と混群を作ったりもします。青葉山では、一年中普通に観察できます・・・
メジロ 丸山微笑む
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ニワトコ(接骨木、庭常) の花
2018/04/20(Fri)
    きょうは、大体晴れました(11.2~22.9℃/北風)。
   道端のニワトコ(スイカズラ科)に、花が咲いていました。遠くからだとソフトクリームか綿菓子の様でしたが、近寄れば、何か分子構造モデルに見えて来ました。北海道~九州の他、朝鮮等の山野に生育する、高さ3-6mの落葉低木です。若枝は淡緑~淡褐色で、古枝は灰褐色の樹皮が縦に裂け、コルク質が発達します。葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は2-3対あります。4-5月、葉と同時に、本年枝の先の円錐花序に淡黄白色の小花を多数付けます。花冠は5裂して反り返り、雄蕊5、雌蕊1。果実は卵球形の液果で、夏~秋に赤く熟します。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
ニワトコ 日没前の雲
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コンロンソウ(崑崙草)
2018/04/19(Thu)
  きょうは、良く晴れました(9.0~19.4℃/南東風)。
  河原に、コンロンソウ(アブラナ科)が咲き始めていました。と言っても、あれだけあった大群落が近頃めっきり見られなくなっていて、ポツンぽつんと、爽やかな真白い花が、淋しそうに佇んでいました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、シベリア東部の川沿いの湿生地等に生育する、茎丈30ー70㎝の多年草です。根本から匍匐茎を伸ばして群落を形成します。茎葉には毛があり、互生する葉は奇数羽状複葉で長柄があり、5-7個の小葉は長楕円形で、先が尖って鋭鋸歯があります。5-6月に、茎頂の総状花序に径7-10mmの白花を付けます。花弁、萼4、雄蘂6。青葉山では渓流沿い等に普通に見られますが、広瀬川では河川管理等で激減、全国的にも減少しつつあります・・・
コンロンソウ 川沿いの緑
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オオコガネネコノメソウ(大黄金猫目草)
2018/04/18(Wed)
   きょうは、一日曇りました(10.5~15.015.0℃/南東風)。
  道沿いに、オオコガネネコノメソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。少し薄暗い藪陰に、名通りの黄金花が、眼に沁み入る様に煌いていました。本州(宮城以南)~九州の、山地の沢。本州(宮城以南)~九州の、山地の沢沿いの湿性地等に生育する、草丈5-10㎝の多年草です。全体に毛が多く、葉は長さ1.5-3㎝の楕円~卵円形で、鋸歯数はf9-17個。4‐5月、鮮黄色の花(花弁に見えるものは萼片)を茎先に咲かせます。 コガネネコノメソウに良く似ていますが(毛が多く、走出枝の葉が大型で鋸歯数の多いのが識別店点)、近年は同一種とされる事も多い様です。宮城県が北限。青葉山では、沢沿い等に見られます・・・
オオコガネネコノメソウ 池の跡
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カジカエデ(梶楓)の花
2018/04/17(Tue)
 きょうは、曇り時々晴れました(4.3~14.1℃/南東風)。
 道沿いのカジカエデ(ムクロジ科)に、花が咲いていました。遠くからでも良く目立つ、自然の色とも思えない、派手な赤茶色の雄花が樹冠一杯に垂れ下がり、周囲に異彩を放っていました。本州(宮城県以南)~九州(中部以北)の、主に太平洋側の山地の樹林内に生育する、高さ20m程の落葉小高木です。葉は対生し、葉柄は4-11cm、葉身は長さ7-15㎝で掌状に5中裂し、縁に荒い鋸歯があります。雌雄異株で、4-5月に枝先に花を付け、雄花は5-11個の紅紫色の花が散形総状花序を成して下垂し、花弁、萼片は鐘状に癒着して雄蘂は8本あります。雌花は黄緑色で、3-9個の花が総状花序を成し上向きに付きます。秋に翼果を熟し、堅い毛があります。宮城県が北限になり、青葉山では林縁等に散見されます・・・
カジカエデの花 仙台紅枝垂と山
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ヤマザクラ(山桜)
2018/04/16(Mon)
  きょうは、大体晴れました(7.6~14.8℃/北風)。
  道沿いに、ヤマザクラ(バラ科)が咲いていました。夕陽を浴びてより柔らかに、花も葉も、桜餅の様に香っていました。北海道~九州の他、朝鮮南部等の日当たりの良い山野に生育する、高さ20-25mの落葉高木です。展開しかけの若葉は赤みを帯びる事が多いのですが、褐色、黄緑、緑等変異が大きく、裏面が白っぽくなります。4-5月、葉が出ると同時に開花し、花弁は5枚で、色は普通白~淡紅色。樹皮は暗褐~暗灰色。桜の仲間では巨樹となり、比較的長寿。青葉山では、良く似たカスミザクラと共に普通に見られ、葉や花等が無毛で、普通は花期が早いのが相違点です・・・
ヤマザクラ 城址の春
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オニイタヤ(鬼板屋)の花
2018/04/15(Sun)
  きょうは雨後曇って、晴れ間もありました(7.8~21.9℃/西風)。
  山のあちこちで、オニイタヤ(ムクロジ科)の花が咲いていました。黄金の花が風に揺れて、波打つ様に煌いていました。北海道南部~九州の斜面下部や沢筋等に生育する、高さ20m程の落葉高木です。葉は対生し、長さ10-25cm程で掌状に5-7裂します。基本種のイタヤカエデも変異幅の広い種で区別し難いものもありますが、オニイタヤは葉の表面には毛がなく、葉裏全体に特有の細毛が密生します。4-5月、葉の展開と同時に花を開き、樹木全体が黄色くなります。青葉山では、沢や川沿い等に見られます・・・
オニイタヤ 樅と桜と
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リュウキンカ(立金花)
2018/04/14(Sat)
  きょうは、晴れ後曇って、夜に雨になりました(3..9~10.9℃/北風)。
  沢端に、リュウキンカ(キンポウゲ科)が咲いていました。遠くからも良く目立つ鮮黄の花が、あちらこちらに一つ二つと、金塊の様な花群れを作っていました。黄金の花が一層キラキラと耀いていました。本州~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等北半球全域の、亜高山~低山の水辺や湿地に生育する、草丈20-50㎝の多年草です。葉は艶がある腎円形で縁に細かい円鋸歯があります。4-5月、茎先に径2-4㎝程の濃黄色の花を付けます。花に見えるものは萼で、花弁はありません。青葉山では湿地や沢沿いの所々に見られ、近似種のエンコウソウも生育しています・・・
リュウキンカ 山桜と早緑
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コクサギ(小臭木) の
2018/04/13(Fri)
   きょうは、晴れ時々曇りました(8.9~13.3℃//北西風)。  
   林縁のコクサギ(ミカン科)に、花が咲いていました。馴染みの香に誘われて、道沿いの繁みに近寄ると、黄色い小花が綻んで、見上げれば、青空に星が煌く様でした。日本。朝鮮、中国等に分布し、日本では本州~九州の谷沿い等に生育する高さ2m程の落葉低木です。長さ5-13cmの葉は柔らかく光沢があり、2枚ずつの互生で、ミカン科特有の油点があります。先端側が幅広く、基部に向かって楔形となり、若葉では微細鋸歯があり成葉は全縁。雌雄異株で、4-5月に、緑色の花を咲かせ、長さ2-4cmの雄花は萼・花弁4枚、雄蘂4本。約10mmの雌花は萼・花弁4枚で、柱頭は4裂します。果実は1個が腎形の2-4分果で、熟すと2裂し、内果皮が弾けて黒い種子を飛ばします。有毒植物。青葉山では、沢周辺や山裾等に普通に見られます・・・
コクサギ 青空とコクサギ
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ヒナスミレ(雛菫)
2018/04/12(Thu)
  きょうは、大体晴れました(9.9~21.3℃/西風)。
  道沿いに、ヒナスミレ(スミレ科)が咲いていました。雛の名の、愛らしい淡桃色の花が、春の光を体一杯に浴びていました。北海道南西部~九州中部の、主に太平洋側の山地~低地のやや湿った林内に生育する、高さ3-8cmの多年草です。低山を代表する無茎性のスミレで、葉は三角状卵形で先がやや尖ります。鋸歯は波状で、基部は深い心形。4-5月、地面から伸びる花柄に、直径1.5-2㎝の淡赤紫色の花を咲かせます。距は長さ6-7mmで幅が広く、花弁の内側に白毛が生えます。青葉山では、渓流沿いや山裾の林下等で見られます・・・
ヒナスミレ 金色の輝き
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スミレサイシン(菫細辛)
2018/04/11(Wed)
   きょうは、晴れ後曇って一時小雨が降りました(7.9~19.0℃/西風)。
   沢沿いに、スミレサイシン(スミレ科)が咲いていました。林床に、瑠璃紺の花が鏤められて、蒼玉の谷にでも迷い込んだ気がしました。北海道西南部~本州の主に日本海側の、山地〜丘陵の落葉樹林のやや暗く湿った林下や林縁に生育する多年草です。太く長い根茎があり、葉は細長く先は細く尖り、両面共無毛。4-5月、葉が開き切らぬ中に、径2-2.5cmで淡青紫色の花を開き、距は太く短く、側弁は無毛、雌蘂の柱頭は嘴状に長くなります。托葉は葉柄から離生。葉がハート型で花が葉より早く開く等、アケボノスミレとも良く似ていますが、花色の他、花の内側に毛がない事、萼の付属体に鋸歯がある事等で区別できます。青葉山でもあちこちに見られます・・・ 
スミレサイシン キブシとさくら
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アカタテハ(赤立翅)
2018/04/10(Tue)
   きょうは、大体晴れました(4.3~14.4℃/南南東風)。
   道端に、アカタテハ(タテハチョウ科)がいました。ひらひら飛んで来て、止まった途端に翅を閉じ、中々開いてくれませんでしたが、暫くして漸く、赤黒のお洒落な衣装を披露してくれました。北海道~沖縄の山地~人家周辺に生息する、前翅長30-35㎜の中型のタテハチョウです。成虫は3-11月に出現し、前翅は朱と黒で白斑が点在し、後翅は茶色で橙色の縁取りがあり、翅裏はほぼ灰褐色で、白く細い網目模様があります。アザミ等、様々な花で吸蜜し、腐果、獣糞、樹液にも頻繁に集まります。成虫で越冬するので、早春から飛び始めます。幼虫の食草は、カラムシ、クサマオ、ヤブマオ等イラクサ科植物。青葉山では、早春や秋に良く見られます・・・
アカタテハ 片栗の原があちこちに
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エドヒガン (江戸彼岸)
2018/04/09(Mon)
  きょうは、曇り時々晴れました(3.8~14.4℃/西風)。
  道沿いに、エドヒガン(バラ科)が咲いていました。今年は本当に早いです。紅を差した艶やかな花が一斉に開いて、青空に鮮やかに映えていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の人里近くの山野に生育する、高さ15-25m程の落葉高木です。葉は長楕円~狭倒卵形で、葉柄には毛が目立ち、蜜腺は葉柄の上部か葉の最下部に一対あります。3月下旬~4月中旬、薄紅~白の花を咲かせます。萼筒の下半分が丸く膨らみ、上部が括れて細くなる壷形で、花柄や葉柄等に斜毛が多いのが特徴です。各地に植栽され、三春の滝桜、盛岡の石割桜等も当種です。青葉山では、藪や斜面等に見られます・・・
エドヒガン 虹と桜
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四月観(視)察会
2018/04/08(Sun)
  きょうは朝のうち雨でしたが、始まる前にすっかり止んで、曇ったり晴れたりの穏やかな観(視)察会になりました(4.1~11.0℃/西北西風)。近況報告やコース説明等の後、早速出発です。今年は季節が早く過ぎ行き、マンサクは既に茶色く、ヤマネコヤナギも早果実となり、ブナやイヌブナには無数の花が付いていて、皆で驚きつつ、雄花、雌花を観察しました。コブシやズミの白花に心洗われ、イカリソウやシュンラン、大きなクロモジの木にも目を奪われました。土筆の立つ道端には、エゾタンポポ、セイヨウタンポポの間に、カントウタンポポともセンダイタンポポとも見做せるものが続き、不思議な思いに囚われました。トチやカエデ類等全ての木々の芽が展開し、命の息吹を感じます。里の桜は満開を過ぎましたが、山の桜もカスミザクラやヤマザクラ、オオヤマザクラまで咲いていました。そして沢沿いや北斜面はカタクリの紫の絨毯に、ショウジョウバカマやイワウチワも満開で、眩暈を覚える程でした。中でもしっとりした華やかさのアケボノスミレには、皆で思わず嘆息しました・・・
椈の花 片栗の道で 胚が魚の様な山椒魚の卵 壺の菫
 他に花では、キブシ、シュンラン、ナガハシスミレ、マキノスミレ、モミジイチゴ、、タチツボスミレ、ミヤマウグイスカグラ、セリバオウレン、ユキヤナギ、ケヤマハンノキ、ツノハシバミ、ヒメカンスゲ、オクノカンスゲ、アオスゲ、エンレイソウ、カキドオシ、ヒメオドリコソウ、コハコベ、オオイヌノフグリ、ミチタネツケバナ、アカシデ、ハウチワカエデ、チョウシザクラ、ヤマツツジ等も咲いていました。動物では、沢にトウホクサンショウウオの卵濃が見られ、胚モ大きく育っていました。昆虫は少なかったものの、子供達が見つけたヒシバッタや蠅の仲間、カタクリには花虻や花蜂、イカリモンガと思われる蝶が飛び、野鳥では、ウグイスやシジュウカラ、ヤマガラ、メジロが良く囀り、アオゲラ、コゲラ、トビ、ヒヨドリ、エナガ、カワラヒワ、ハシブトガラス、キジバト等が確認されました。
 一旦解散後は、1時より総会となり、旧年度の活動報告や決算、新年度の活動予定等が報告され、枯松伐採後の惨状回復や大学での森林インストラクター養成等の提案がなされ、審議の上承認されました。青葉山を取り巻く状況が益々厳しい中、改めて、地道な活動の継続が何よりも大切と感じました…
 来月は新緑の森の中、ルリソウ、ヒメシャガ、ヤマツツジ等の花々や、渡来したばかりの夏鳥達の囀りが見所・聞き所となる事でしょう? では又、5/13(日)にお会いしましょう!
曙菫 山桜の下を行く はい、笑って^^) 岩団扇
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オオバクロモジ(大葉黒文字)
2018/04/07(Sat)
   きょうは、曇り時々晴れました(6.7~14.9℃/北西風)。
   道沿いのオオバクロモジ(クスノキ科)の大木に、花が咲いていました。と言っても3m程の木ですが、枝一杯に黄色い薬玉を付けて、近寄れば心地良い春香が漂いました。北海道南部~中部の主に日本海側の亜高山帯下部~丘陵に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。雌雄異株。葉の長さは8-13cmで、樹皮には名の由来の黒斑があり、材は香りが良く、高級な爪楊枝にされます。3-5月、葉と同時に小枝の節に散形花序を出して、淡黄緑色の花を多数付けます。9-10月に液果が黒熟し、球形で径5-6mm、果柄10-27mmで先は太く、中に種子1個を含みます。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
オオバクロモジ 山桜咲く
 明日(4/8)は、定例の観(視)察会↓。野鳥達の囀りの下、カタクリやシュンラン、ショウジョウバカマにイワウチワ、山桜やスミレ達、ブナや楓達等々、咲き群れる森を漫ろ歩きます・・・
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チョウジザクラ(丁字桜)
2018/04/06(Fri)
  きょうは曇って、晩方から小雨になりました(4.5~9.4℃/南南西風)。
  道沿いのチョウジザクラ(バラ科)が、咲いていました。今年は、街の桜は記録的早さで満開になりましたが、この山桜も何時の間にか花盛り、床しい花を枝一杯に下げていました。本州の岩手~広島(主に太平洋側)と熊本の山地に生育する7ⅿ程の落葉小高木です(日本海側には、当種の変種とされるオクチョウジザクラが分布)。葉は長い楕円形で、先は尾状に長く尖り、一面に毛が生えます。3月下旬~4月下旬に、萼筒が長い白~薄紅色の2cm程の花弁を、5枚一重で咲かせます。青葉山では、林内外に普通に見られます・・・ 
チョウジザクラ 氷雨と桜に霞む山
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ブナ(椈、山毛欅、橅、桕)芽吹く
2018/04/05(Thu)
   きょうは、大体晴れました(4.7~15.3℃/北西風)。
   道沿いのブナ(ブナ科)が、早くも一斉に芽吹いていました。しかも、良く見れば゛花穂も下げて、今にも花を咲かせんばかりでした。さて、今年は豊作になるのでしょうか? 北海道南部~九州の温帯域の寒冷地では低地に、暖地では高地に生育する高さ30mに達する落葉高木です。日本固有種の陰樹で、肥沃な土壌に育ちます。樹皮は灰白色できめが細かく、葉は楕円形で薄くてやや固く、縁は波打ちます。5月頃、展葉と同時に開花し、雄花は新枝下部に頭状花序が数個付いて垂れ下がり、雌花は新枝上部に、花が2つの頭状花序を上向きに付けます。堅い殻(殻斗)に包まれる赤褐色の堅果は10-11月に熟します。冬芽は、長楕円形の鋭頭で、芽鱗は4列並び、上部芽鱗先に灰白色の毛があります。青葉山でもあちこちに自生していて、小林も作っています・・・
ブナ芽吹く カタクリ
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アケボノスミレ(曙菫)
2018/04/04(Wed)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(6.3~18.2℃/北北西風)。
  道端に、アケボノスミレ(スミレ科)が咲き始めていました。艶やかな花18.2を大きく開いて、あっけらぽんとしたお顔で佇んでいました。朝鮮、中国北部等に分布し、日本では北海道~九州中部の山地の日当りの良い林床や草地に生育する多年草です。根茎は太く、節が詰り、その間からやや太い根が出ます。地上茎はなく、葉は株元から出ますが、花期には展開せず、両側から表面に巻いたままほぼ直立する事が多く、葉柄の中程から下は地中にあります。4月中~5月中頃に長さ7cm程の花径先に、径2-2.5㎝の紅紫~淡紅色の花を咲かせます。花期後の葉は径5-8cm、葉柄が15cmにもなります。果実は楕円形で先が尖り、表面に紫斑点があります。名は、花色を明け方の空の色に譬えたもの。青葉山では、落葉樹林下の所々に見られます…
アケボノスミレ きぶしの森
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イワウチワ(岩団扇)満開!
2018/04/03(Tue)
  きょうは、晴れ時々曇りました(8.3~20.2℃/西風)。
  斜面に、イワウチワ(イワウメ科)が咲いていました。早くも満開、散り始めている所もありましたが、薄紅のお顔を俯き加減に佇む姿は、えも言われぬ愛らしさでした。本州中国以北の山地の落葉樹林内や林縁、岩場等に生育する、草丈10cm程の耐寒性常緑多年草です。円い根生葉は長柄を持ち、3-4月に咲く淡桃色のした花は、一花茎に一花を下~横向きに開きます。主に深山に生える希少種で、県レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。青葉山では、幸い普通に見られていましたが、崩落や宅地・遊歩道造成、枯松処理作業、盗掘等もあって、年々減少しています・・・
イワウチワ 青める柳
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ワサビ(山葵)の花
2018/04/02(Mon)
  きょうは、晴れ後曇りました(7.7~16.2℃/南南東風)。
 林縁に、ワサビ(山葵)が咲いていました。知らないうちに、純白の清しい花が、斜面一面にい広がっていました。北海道~九州の他、サハリン等の山地渓谷の清流や林下、林縁等の湿った場所に生育する多年草です。円い根性葉は6-12cmで、長い柄があります。3-5月、高さ20-40cmの花茎を立て、頂に白色4弁花を付けます。独特の強い刺激のある香味を持ち、広く栽培もされています。青葉山では、沢沿い等の所々に見られますが、盗掘等で年々減少しています・・・
ワサビ 坂からの桜
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コブシ(辛夷/拳)
2018/04/01(Sun)
  きょうは、曇り時々晴れました(8.5~16.6℃/南東風)。
  あちこちで、コブシ(モクレン科)の花が咲き始めていました。そっと、柔白の花弁を開いて、周囲に仄かな香を放っていました。北海道~九州等の山野に生育する、高さ8-20m、径60cmになる落葉高木です。早春、他の木々に先駆けて、展葉前の枝先に芳香ある白花を咲かせます。花弁は6枚で、基部は紅色を帯び、萼片3は小さく外側に軟毛を密生させます。花下に、葉が1枚付くのが特徴です。果実は7-10cmの集合果で、熟すと心皮が裂開し、中から鮮紅色の種子が出てきます。青葉山では、谷沿いの斜面等に多く見られます・・・
コブシ 仲の瀬から
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