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オナシカワゲラ(尾無川螻蛄・襀翅)
2018/10/31(Wed)
  きょうは晴れたり曇ったりで、一時雨が降りました(6.8~14.3℃/西北西風)。
  道沿いの木の幹に、オナシカワゲラ(カワゲラ科)の一種と思われる虫がいました。とても小さい(1㎝弱!)ので、初めは蚊か何かかと思いましたが、カワゲラ、翅で尾が隠れているこの仲間と分かりました。近寄るとちょろちょろと、案外素早く逃げ去りました。全国の山地の渓流域~平地の川沿いに幅広く生息し、淡褐色で頭部は濃褐色の、体長8mm(翅までの全長11mm程))の小型のカワゲラです。幼虫は一年中見られ、8-9㎜に成長する3月~初夏、又は9-10月に羽化します。オナシカワゲラの仲間は日本に30種程いて、識別は難しいといわれます。一般にカワゲラは肉食ですが、この仲間は苔、花蜜等の草食性で、幼虫は枯葉や藻類等を食べます。名は、腹部先の1対の尾が大変短く、前翅に隠れて見えない事に由来します・・・
オナシカワゲラ シラキと夕陽
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ツリフネソウハオレタマゴフシ(釣船草・吊舟草葉折卵五倍子)
2018/10/30(Tue)
 きょうは晴れたり曇ったりで、一時雨が降りました(9.3~17.6℃/北風)。
  林縁のツリフネソウ()(ツリフネソウ科)に、虫瘤(虫嬰)が付いていました。鮮やかな薔薇色で、初めは何かの実か花かと思いましたが、良く観れば、ツリフネソウコブアブラムシ(アブラムシ科)によってできた、ツリフネソウハオレタマゴフシでした。春からツリフネソウやキツリフネの若葉に形成され、その名の通り、葉が折れ重なって袋((卵)状になり、その中で赤いアブラムシが成育して行きます。色は赤や黄色を帯びた褐色が多く、8月に有翅胎生虫を生じ虫瘤を出て若葉に移ります。無翅胎生虫も虫瘤を出て新しい虫瘤を作るので1株に色々な段階の虫瘤ができる事があります。青葉山では、ツリフネソウやキツリフネの生育地に普通に見られます…
ツリフネソウハオレタマゴフシ ケヤキ
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マムシグサ (蝮草)の果実
2018/10/29(Mon)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(10.4~20.6℃/北北西風)。
  檜林の道端のマムシグサ(サトイモ科)に、実が付いていました。暗い林床に、枯葉衣の真赤な実が浮き立って、恰も能の「猩猩」を観るようでした。北東アジアに広く分布し、日本では北海道〜九州の山地や原野の湿った林床に生育する草丈70-80㎝程の多年草です。葉は、普通茎に2枚付き、幅20-30㎝程の掌状で鳥足状に小葉を付けます。 春〜初夏に直立する茎頂に高さ15㎝程の仏炎苞に包まれた花を付けます。仏炎苞の色は、緑~緑紫色、帯紫~濃紫色等様々で、多くの場合白条が入ります。又、果実は歪んだ玉蜀黍状で、秋に赤熟します。 全草、特に芋状の地下茎は有毒で、誤食すると胃腸障害や麻痺を起します。 青葉山では、各所に普通に見られます・・・
マムシグサ 経が峰に射す陽
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クマノミズキ(熊野水木)の果柄
2018/10/28(Sun)
  きょうは、良く晴れました(10.5~20.5℃/南南東風)。
  道沿いのクマノミズキ(ミズキ科)に、赤い果柄が残っていました。多くが樹下に落ちているのですが、まだまだ南海の桃色珊瑚の様な輝きが、枝々を彩っていました。本州~九州の他。朝鮮、中国、ヒマラヤ等の山地の谷沿い等に生育する、樹高8-12mの落葉高木です。葉は卵~楕円形で、先は長い鋭尖頭で基部は楔形で全縁。葉身は長さ6-16cm、幅3-7cmで、裏面はやや粉白色で、長さ1-3cmの葉柄があって対生します。6-7月、新枝の先に多数の白色4弁花から成る径8-14cmの散房花序を付けます。10月頃、径5mm程の球形で紫黒色の核果を熟します。青葉山では、川沿い等に普通に見られます・・・
クマノミズキ クマノミズキの山
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ナギナタコウジュ(長刀香需)
2018/10/27(Sat)
  きょうは、雨後晴れました(13.6~21.1℃/西北西風)。
  川沿いに、ナギナタコウジュ(シソ科)が咲いていました。しっとりとした紫の刷子を立てて、近寄ると、薄荷紫蘇の香が漂いました。北海道~九州の山野の草地、路傍等に生育する、草丈15-50cmの一年草です。茎は四角くて良く分枝し、精油を含む草全体に強い香気があります。葉は対生し、長さ4-9㎝、幅1-4㎝の卵~狭卵形で、鋸歯があります。9-10月 、枝先に穂状の花序を出し、淡紅紫色で約5mmの唇形小花を多数付けます。名は、花穂が長刀のように片面だけに付く様子と、葉や芳香が中国の薬草コウジュ(香薷・香需)に似ている事に由来します。青葉山では、草地等に普通に見られます・・・
ナギナタコウジュ 大滝
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シラキ(白木)の紅葉
2018/10/26(Fri)
  きょうは、良く晴れました(8.0~19.0℃/南風)。
  道沿いのシラキ(トウダイグサ科)が、紅葉していました。周囲に未だ青々とした樹葉の多い中、この一角は紅葉真盛り、陽を浴びて赤々と燃えていました。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の谷筋等に生育する、高さ5-10mの落葉小高木です。樹皮は滑らかな灰白色で材も白く、樹皮や葉を傷付けると白い液が出ます。葉は互生で長さ7-15cmの広楕円~菱形の両面無毛で、裏面は緑白色で縁が不規則にうねり、先は尾状に尖ります。5-7月、枝先に総状花序を出し、下部に1-2、3個の雌花、上部に多数の雄花を咲かせます。10-11月、径2㎝程で3裂する三角扁球形の朔果を黒褐色に熟します。青葉山では、林内や林縁に普通に見られます・・・
シラキ 赤い白木
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タラノキ(楤木)の果実
2018/10/25(Thu)
  きょうは、良く晴れました(11.5~20.3℃/北風)。
  道沿いのタラノキ(ウコギ科)に、実が生っていました。下から見上げると、見事な五角形の雪結晶の様でしたが、近寄れば、黒々とした実と赤い果柄が、クマノミズキにも見えました。日本全土の他、東アジアの日当たりの良い山林等に生育する、高さ2-4m程の落葉低木です。余り枝分かれせずに真直ぐに立ち、葉は先端に集中します。樹皮には幹から垂直に伸びる棘が多数あります。葉は奇数二回羽状複葉で、全長が50-100cmあり、長さ5-12cmの小葉は卵~楕円形で裏は白っぽく、葉柄は長さ15-30cmで基部が膨らみます。夏に、一つの枝先に花序を複数出し、白い小花を複総状に咲かせます。秋には、黒い果実を熟します。青葉山では、道沿い、藪地等に普通に見られます・・・
タラノキ 青空と山
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シロダモ(白梻)の雄花と果実
2018/10/24(Wed)
   きょうは、朝は雨でしたが、曇り後晴れました(13.5~21.0℃/北北東風)。
  道沿いのシロダモ(クスノキ科)に、花が咲いていました。雄株の雄花で、枝一杯に金モールの様に煌いていましたが、隣には雌株もあって、雌花はちらほらでしたが、赤い実がてかてかとたわわに生っていました。本州の秋田、宮城~南西諸島の他、朝鮮、中国等の山地~低地の森林内に生育する、樹高10-15mの常緑中高木です。雌雄異株。幹は直立し、樹皮は紫褐~暗褐色で、若枝には黄褐色の絹毛があります。葉は互生し柄があり、長さ8-18cmの葉身は長楕円状披針形で、先端は尖り、3行脈が目立ち、裏面は灰白色です。秋、葉腋に散形花序を作り、黄褐色の小花を多数付け、翌年秋に長さ12-15mmの果実を赤熟します。青葉山では、林縁等の所々に見られます・・・
シロダモ 日没
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ササキリ(笹螽蟖・笹螽斯・笹切)とキバナアキギリ(黄花秋桐)
2018/10/23(Tue)
 きょうは、晴れ後曇りました(9.6~19.3℃/北北西風)。
  道沿いに、キバナアキギリ(シソ科)が咲き残っていました。黄金の花群れに嬉しくなって近寄ると、茎の一部の様に、ササキリ(キリギリス科)の雌がじっと縋っていました。本州~沖縄の山地~低地の、主にイネ科植物の生えた林縁の草叢や林床に生息する、体長12-17㎜のキリギリスの仲間。成虫は8-10月に出現し、体色は暗緑~黄褐色。翅は黒褐色で下側に白線がある。産卵管は短い剣状。昼夜問わず活動し、ジリジリジリ等と鳴く。黄花秋桐は、本州~九州の山地の木陰等にに生育する、高さ20-40㎝程の多年草。茎は四角で、葉は対生し長柄があり、三角状矛型で長さ5-10㎝、幅4-7㎝。8-10月、茎先に黄色い唇形花を穂状に付け、花冠は長さ2.5-3.5㎝で上唇は立ち上がり、下唇は3裂して前に突出。雄蕊4中2は退化し、花柱は長く突出。萼は上下に2裂し、下裂片には浅い切れ込みがあり開出毛がある。青葉山では両者共、明るい林内や林縁に普通に見られます・・・
ササキリ 螺鈿
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ヌルデ(白膠木)の紅葉と虫瘤
2018/10/22(Mon)
    きょうは、良く晴れました(8.6~20.4℃/南東風)。
  道沿いのヌルデ(ウルシ科)が、紅葉していました。見ていると、所々に未だ緑の虫瘤が重たそうに付いていて、一見美味しそうにも見えました。東~東南アジア各地に分布し、日本では全国の山野に生育する、3-6mの雌雄異株の落葉樹です。葉は9-13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で、葉軸に翼があるのが特徴です。小葉は5-12cmの長楕円形で、鋸歯があり、裏面全体に毛が密生し、表の主葉脈上にも毛があります。7−8月、円錐花序を作り、数mm程の5弁花を咲かせます。秋に、径5-8mm程の扁平な球果(塩麩子)を付け、表面に白い粉を吹きます。虫瘤(虫癭)fは、ヌルデシロアブラムシが作ったヌルデミミフシで、別名「五倍子」と呼ばれ、タンニンが豊富に含まれている事から、昔から染物、お歯黒、インキや白髪染の原料、皮なめしや、腫物、歯痛等に効く生薬等として利用されて来ました。翅を付けた成虫は秋に虫瘤から出てコツボゴケやオオバチョウチンゴケ等の苔に移り、その汁を吸いながら越冬し、春にはヌルデの葉に戻って来て、又虫瘤を作ります。青葉山では、道沿い等に普通に見られます・・・
ヌルデ 尾根道の夕陽
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ガマズミ(鎌酸実) の果実
2018/10/21(Sun)
   きょうは、良く晴れました(8.7~21.4℃/北北東風)。
   道沿いのガマズミ(スイカズラ科)に、実が生っていました。真赤な房が陽を浴びて、美味しそうにきらきらと照り光っていました。北海道~九州の、山地~丘陵の明るい林や草原に生育する、高さ2-3mの落葉性低木です。葉は10cm程の広卵~円形で対生し、低鋸歯があり、先は鈍頭か鋭尖頭、基部は広い楔形か多少心形になります。枝葉全体に毛があるのが特徴です。5-6月、白い小花からなる花序を作ります。秋に3-5mm程の果実を赤熟し、食用になります。青葉山では、各所に普通に見られます・・・
ガマズミ 青葉山と広瀬川
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クロウメモドキ(黒梅擬)の果実
2018/10/20(Sat)
   きょうは、晴れたり曇ったりで、一時雷雨になりました(13.1~20.0℃/南南東風)。
   道沿いのクロウメモドキ(クロウメモドキ科)に、実が生っていました。黒い塊を沢山作っていて、早くも鵯が突いていた様だったので、一つ味見してみると(有毒なのですが)、甘苦い汁が口に広がりました。北海道〜九州の山野に生育する高さ2~6mの落葉低木です。小枝先は鋭針となり、柄のある葉は対生又は少しずれて付き、短枝では数枚集まって付きます。葉身は卵〜楕円形で先が尖り、鋸歯があります。雌雄異株。6〜8月、葉腋に淡黄緑色で、柄のある4弁小花が束になって咲きます。雄花に雄蕊4、雌花に雌蕊1。秋に球状で径約6mmの核果を黒熟させ、中には1〜3個の小核があります。名は、赤い実の生るウメモドキ(モチノキ科)に対比させたもの、等と言われています。青葉山では、明るい湿性地付近等に見られます・・・
クロウメモドキ ちょびっと紅葉
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ヤクシソウ(薬師草)
2018/10/19(Fri)
  きょうは、晴れ後曇りました(11.1~15.5℃/北北西風)。
  道沿いの法面に、ヤクシソウ(キク科)が咲いていました。斜面全体を覆い尽くし、金糸の大緞帳を作っていました。北海道~九州の日当たりの良い山野に生育する高さ40-120㎝の二年草です。茎葉は互生し、長楕円~倒卵形で、浅い鋸歯があり、基部は後方に張り出して茎を抱きます。全体に無毛で、枝を折ると白い乳液を出します。8-11月、枝先に数個ずつ1.5cm程の頭花を付けます。黄色い舌状花は10‐14枚で、花期後は下を向きます。青葉山では、草原等に普通に見られます・・・
ヤクシソウ 苔岩

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、仙台市市民活動サポートセンター等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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ニシキギ(錦木)
2018/10/18(Thu)
   きょうは、大体晴れました(8.9~19.0℃/南南東風)。
  道沿いで、ニシキギ(ニシキギ科)が紅葉していました。まだまだ色付いている木々は少ないのですが、この小木は早くから染まり、陽を浴びて今は盛りと燃えていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリル等の山地~平地の林下に生育する、高さ3m程の落葉低木です。コマユミ(小真弓)の変種とされ、枝は緑色で、コルク質の4翼が出るのが母種との相違点です。長さ2-7㎝の葉は対生し、質は薄く、楕円~倒卵形です。5-6月、本年枝の葉腋から長い柄のある集散花序を出し、淡黄緑色の径6-8㎜の小花を数個下向きに開きます。花弁4、雄蕊4、雌蕊1。果実は、1-2個の離生した心皮から成ります。青葉山では、林内各所に見られます・・・
ニシキギ 爽やかな青空
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センダイトウヒレン(仙台塔飛廉)
2018/10/17(Wed)
   きょうは、大体晴れました(12.6~16.5℃/北東風)。
    道沿いに、センダイトウヒレン(キク科トウヒレン属)が咲いていました。静かな森にひっそりと、でも近寄れば愉し気に、桃色頭を跳ねらかしていました。東北~関東の山地~低地の林下や林縁に生育する、高さ40-100cmの多年草です。茎に狭い翼があるのが特徴で、全草には微毛があります。葉は大きなもので12cm程で、卵形で良く尖り、不整な低鋸歯が多数あり、基部は少し後方に角張った心形。9-10月、やや濃い桃色の頭花を散房状に2-10個付けます。花は多くの小花が集まった筒状花で、花頭の直径は1.5-2㎝。オオダイトウヒレンの変種とされ、仙台が基準産地である事から、和名・学名(Saussurea nipponica Miq.subsp.sendaica(Franch.)Kitam.)にその名が付けられています。青葉山では、乾いた林内外に見られます・・・
センダイトウヒレン 枯れる松山
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イガタツナミソウ(伊賀立浪草)
2018/10/16(Tue)
  きょうは、大体晴れました(10.3~20.5℃/北北西風)。 
  沢沿いに、イガタツナミソウ(シソ科)が咲き残っていました。あちらこちらに小波が対になって、慎ましくも床しい姿を見せていました。宮城以南の本州・四国の、山地のやや湿った林内等に生育する、草丈20-40cmの多年草です。葉は広卵~卵心形で、縁に円い鋸歯があります。6月頃に咲く花は、茎頂の花序に疎らに一方向に偏って付き、長さ2cm程の花冠は淡紫色で、基部から直角に曲がって立ち上がります。名のイガは、三重の伊賀地方で見つかった事に由来。タツナミソウの仲間は皆似ていますが、全体にやや不揃いの開出毛が密生し、節間が葉より長い事等が特徴です。宮城県南部が北限な上に生育地が減少していて、県レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。この青葉山が、最北限の自生地ではないでしょうか・・・
いがたつなみそう 大東岳方面

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キタキチョウ(北黄蝶)の2型
2018/10/15(Mon)
  きょうは、晴れ時々曇りました(11.1~19.0℃/南南西風)。   
  道端に、キタキチョウ(シロチョウ科)がいました。何か囁き合う様に二頭が静かに止まっていましたが、初め、余りに模様が違うので別種と思う程で、少し草臥れて黒縁が目立つのが夏型で、斑点しかなくて元気そうなのが秋型でした。キチョウは、アフリカ中部以南やインド~東南アジア、オーストラリア等に広く分布し、日本では本州(秋田、岩手以南)~沖縄の山野の草原等に生息する、とされて来ましたが、2005年にキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とキチョウ(南西諸島に分布)の2種に分割されました。形態的には、前翅表の縁毛が黄色い等の違いがありますが、識別は困難な様です。キタキチョウの成虫は前翅長20-27mmで、年に5-6回発生し、いつも忙しなく飛び回り、様々な花で吸蜜したり、地面で吸水します。翅は名の通り黄色く、夏型の雄は前翅、後翅共に外縁が黒く縁取られますが、秋型の雌や、春型の雌雄は前翅の黒い縁が先に少し残る程度です。幼虫の食草は、ネムノキ、ハギ類等のマメ科植物で、成虫で越冬します。青葉山では、6月~晩秋頃まで林縁や草原等で普通に見られます・・・
キタキチョウ2型 きょうも夕焼け
 
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十月観(視)察会
2018/10/14(Sun)
  きょうはほぼ曇りで、とても穏やかな観(視)察会になりました(11.6~17.1℃/北西風)。近況やチラシ内容(クマノミズキ)紹介、講座案内等の後、早速出発です。周囲はツクシハギやノコンギクが咲き群れ、ノブドウやニシキギ等の実が目立ち、空を蜻蛉が飛び交っています。森に入り、たわわに生るサルナシを皆で味見したり、カラハナソウの香りを楽しんだりしていると、先にハクウンボクても出会ったヤマガラが、エゴノキに引切り無しに何羽もやって来ては、実を咥えて飛んで行きます。素敵な「ショー」を楽しんだ後は、お洒落なブローチにもなりそうなクサギの実やめんこいスズメウリ、真赤なミヤマガマズミやオトコヨウソメ、ケカマツカ、ウメモドキ、マムシグサ等を夫々楽しみました。元々目当てだったキノコは何故かとても少なかったのですが、砕ける白波の様なスギヒラタケだけは大量に見られた他、何と、トリュフを発見された方もいて、皆で大喜びしました。和名はイボセイヨウショウロのまだ白っぽく若い菌で、香りも弱いものでしたが(数日冷蔵庫等で保存すると香が強くなるそう)、11~12月の茶色くなったものは、一つだけでも部屋中が香り立つとの事でした。森の道々には、黄金に輝くアキノキリンソウ、淑やかに佇むシロヨメナやダキバヒメアザミ、今や希少種となりレッドリスト掲載のリンドウの煌きに胸打たれました。キノコでは他に、キチャホウライタケ、スギエダタケ、フサヒメホウキタケ、モリノカレバタケ、オチバタケ、ヒノキオチバタケ、カワラタケ、ウチワタケ、モミジタケ、ヒトクチタケや、変形菌のマメホコリと思われる未熟子実体等が見られ、終了後の小鑑定会では、アカモミタケ、ドクベニタケ、シロツルタケ、シラゲカヤタケ、ツチスギタケ、コブアセタケ等の他、ミツバアケビやサンカクヅルの実も確認しました・・・
ヤマガラ 美しいものに人は寄ります トリュフ! スギヒラタケ
 花では他に、センブリ、シラヤマギク、ヤマハツカ、ヒメジソ、ナンブアザミ、ガンクビソウ、コヤブタバコ、ダイコンソウ、イヌタデ、コバノセンダングサ、ゲンノショウコ、メナモミ、オヤマボクチ、オオハンゴンソウ、ツユクサ、アキノノゲシ、オヤリハグマ、オクモミジハグマ、ミヤギノハギ、センボンヤリ、シシウド、ヤブガラシ等、フユノハナワラビの胞子茎も多く見られ、果実では、ツルリンドウ、ホオノキ、コブシ、ヤブムラサキ、ヨツバハギ、コマツナギ、ツルアリドオシ、イヌツゲ、イタドリ、ツリバナ、タラノキ、イイギリ、ツクバネ、ヘクソカズラ、ネナシカズラ、ミズヒキ、クリ、コナラ、ミズナラ、ノダケ、ヤブハギ、チゴユリ、オオバジャノヒゲ、ツルニンジン、ウスノキ、リョブ、マンサク等の他、クマノミズキの赤く珊瑚の様な果柄が沢山落ちていたり、ヤマノイモやウワバミソウのむかごも生っていました。昆虫等では、無数に飛ぶアキアカネ等の赤とんぼ、沢付近をまだ飛んでいたムカシヤンマと思われるもの、萩にいたキタキチョウやセセリチョウの仲間、ツユムシの仲間、ジョロウグモやイシサワオニグモ等。動物では、ニホンカナヘビ、アカガエルの仲間等の他、何処でも異常に目立ったイノシシの痕跡に、希少植物存続への危機感を募らせました。野鳥では、カケス、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等確認の他、外来のガビチョウがけたたましく鳴いて、生態系の破壊に滅入りました。きょうは、キノコ観察より自然全般の、初秋の森を愛おしむ会となり、林内外の急激な変化に憂いながらも、新たな出会いや喜びも多々あった一時だったのではないでしょうか・・・
シロヨメナ 見空ければ珊瑚の海 終りまで残った方々 リンドウ
 来月11/11(日)の会は、美しい紅葉を愛でながら、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察しましょう!晩秋のキノコも見られるかも知れません・・・
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リンドウ(竜胆)
2018/10/13(Sat)
  きょうは、大体晴れました(12.5~19.7℃/北風)。
   森蔭に、リンドウ(リンドウ科)が咲いていました。木漏れ日を燦々と浴びて、瑠璃の花々が蒼玉の様に輝いていました。本州~九州の山野の湿った草地や林縁に生育する、高さ20-80cm程の多年草です。葉は、対生し細長く、縁がざらつきます。9-11月、釣鐘型の青紫色、時に白や薄紫の花を、茎先に上向きに多数咲かせ、晴天時のみ開きます。花冠は長さ4-5㎝、先端が5裂し、内面に茶褐色の斑点があります。古名はえやみぐさ(疫病草、瘧草)。開発等により減少し、県レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。青葉山では、林縁等の所々で見られます・・・
リンドウ 遠くの山脈
  明日(10/14)は月例観(視)察会です↓。今回もキノコ中心の観察・鑑定の予定でしたが、下見ては出現が余り見られず、このリンドウやシロヨメナ、ダキバヒメアザミ、アキノキリンソウ、オヤリハグマ等の花々やミヤマガマズミ、ツルリンドウ等様々な果実、ツユムシやフキバッタ等秋の虫達…自然全般を観察しましょう!また、素敵な出会いがあると良いですね・・・
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モズ(百舌/鵙)
2018/10/12(Fri)
   きょうは、晴れ時々曇りました(12.9~19.7℃/北北西風)。
  森の枯木に、モズ(モズ科) が止まっていました。若そうな雄でしたが、優しそうに、プルプルプルチュクチュク等とエナガの様な声で、きょろきょろしながら鳴き続けていました。中国東部、朝鮮、ウスリー、サハリン等で繁殖し、冬には中国南部等で越冬します。日本では全国各地に周年生息しますが(留鳥)、北海道では冬に大部分は本州以南に移動し、山岳高地の者も里や南部に移ります。全長19-20㎝。眼上部の眉斑があり、尾羽、翼は黒褐色で、喉、頬、雨覆、次列風切、三列風切の外縁は淡褐色。雄は頭頂~後頸と体側面がオレンジ色で、体上面は青灰色、下面は淡褐色。初列風切羽基部に白斑が入ります。過眼線は黒。雌は全体に淡褐色。大型昆虫や蛙に蜥蜴、小鳥や鼠まで捕食。青葉山周辺では、一年中普通に見られます・・・
モズ♂ 船形連峰遠望
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ツチスギタケ(土杉茸)
2018/10/11(Thu)
  きょうは、雨が降ったり止んだりでした(16.8~18/7℃/北風)。
   道沿いに、ツチスギタケ(モエギタケ科)が生えていました。ささくれた杉坊主達が濡れながらも、岩の下で雨宿りしていました。主として秋に、全国の道端、草原、林内の地上に数本ずつ固まって発生する、傘径4-8cmのスギタケの仲間です。傘は初め半球~丸山形で表面は淡褐~淡黄色で、褐色のささくれで覆われます。襞はやや疎で、初め白~淡褐色で後に茶褐色になり、密で柄に直生します。柄は、太さ8mm程で、傘同様に鱗片を付け、上部に鍔があります。嘗ては食菌とされていましたが、中毒例が有り、多く食べると下痢や嘔吐に見舞われると言われます。名は、土から生える杉茸(鱗片が杉葉に似る茸)等の意。青葉山では、路傍等に見られます・・・
ツチスギタケ 雨の賢渕
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アオゲラ(緑啄木鳥)
2018/10/10(Wed)
   きょうは、曇り時々雨が降りました(17.1~18.9℃/北東風)。
   枯れた赤松に、アオゲラ♂(キツツキ科)がいました。珍しく横枝に縦に止まって、きょろきょろしていましたが、鋭い嘴と尖った尾羽が印象的でした。日本固有の留鳥で、3亜種が本州~屋久島に分布しますが、亜種アオゲラは本州の亜高山帯~低山の森に生息する、全長30cm程の大型の啄木鳥です。背は灰緑~緑褐色で、頬と後頭部に入る赤色が特徴で、雄は頭頂~後頭部、雌は後頭部のみが赤くなります。繁殖期は5-7月で、巣は木の幹に穴を掘り、一夫一妻の雌雄で抱卵、育雛します。昆虫類に食害され始めた木々を助け森を蘇らせる為、森の医者とも呼ばれます。青葉山には数多く生息し、日々森林生態系保護の為にも活躍してくれています・・・
アオゲラ すこしずつ赤く.
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イカリモンガ(碇紋蛾)
2018/10/10(Wed)
  きょうは、晴れ後曇りました(16..0~23.8℃/南南東風)。  
    道沿いのナンブアザミ(キク科) に、イカリモンガ(イカリモンガ科)が止まっていました。暗がりの森に、碇紋が大きな目の様で、花蜜を吸う姿が一途に見えました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等の山地~平地の森林内に生息する、開張35㎜程の蛾の仲間です。成虫は3-7月に出現し、渓流沿いの薄暗い環境等で良く見られ、茶色でやや角張った形の翅を持ち、前翅には朱色の紋があります。昼間活動し、翅を畳んで止まり、花蜜を吸い、触角も細く、と「蝶」の仲間の特徴をしっかり備えていますが、元々蛾と蝶の境界線は曖昧で、当種が何故蝶ではないのか、は良く分かりません。年二回発生し、夏に羽化したものは、落葉や朽木の中で越冬します。食草はイノデ類(シダ)。名は、前翅の表裏に碇形の朱色紋もある事に由来。青葉山では夏以降に発生し、成虫はそのまま落葉下や朽木中で越冬し、春に再び活動し始めます・・・
イカリモンガ 燃える様な街
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エゾツユムシ(蝦夷露虫)とマムシグサ(蝮草)の果実
2018/10/08(Mon)
  きょうは、良く晴れました(15.7~23.8℃/南風) 
  道端のマムシグサ(サトイモ科)の実に、エゾツユムシ(キリギリス科)がいました。蝮の毒汁を吸ってしまったのか、木漏れ日を浴び様ながらうっとりしている様でした。朝鮮・シベリア等に分布し、日本では北海道、本州、四国の山地~平地の草地や灌木上に生息する、体長31~34mmのツユムシの仲間。本州山地と北海道では年1化、成虫は8月中旬以降に出現し、本州平地では7月と9~10月の年2化。黄緑色で、♂は前胸背中央にかば色の線・発音器部は褐色。♀は背面に黄白色の線が入る。鳴声はツーキキキ、ツーキキキ、ツーツツキッチィ等と聞こえる。蝮草は北海道〜九州の山地や原野の湿った林床に生育する草丈70-80㎝程の多年草。葉は、普通茎に2枚付き、幅20-30㎝程の掌状で鳥足状に小葉を付ける。 春〜初夏に直立する茎頂に高さ15㎝程の仏炎苞に包まれた花を付け、果実は歪んだ玉蜀黍状で、秋に赤熟。 全草有毒で、誤食すると胃腸障害や麻痺を起す。 青葉山では、各所に普通に見られます・・・
エゾツユムシとマムシグサ 輝く笹森
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ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)
2018/10/07(Sun)
   きょうは晴れましたが、台風の影響で暑く風の強い一日でした(18.8~28.9℃/西北西風)  
   道沿いに、ウラギンシジミ(シジミチョウ科)がいました。雌雄らしい二頭が、翅の表裏をキラキラさせながら縺れ合い、時折木々の梢に止まり、雄は赤茶の斑を開閉していました。ヒマラヤ〜中国等に分布し、日本では本州〜沖縄の山麓や盆地、郊外住宅地等の林縁や草原等に生息する、前翅長19-27㎜の典型的暖地性のシジミチョウです。成虫は、3-4月、6-10月に2-3回発生し、花・樹液・腐果・水溜り等に集まります。名の通り、翅裏が銀白色に輝き、雄の翅表は茶色地に朱色の紋、雌では朱色部分が白または淡水色。翅先が尖っているのも特徴です。幼虫の食草はマメ科のクズ、フジ等で、花や蕾を食べます。成虫で越冬。青葉山では普通に見られ、温暖化による北上と増加傾向がありますが、宮城県のレッドリストで要注目種に指定されています・・・
ウラギンシジミ 日没前の輝き
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テンニンソウ(天人草)
2018/10/06(Sat)
  きょうは、曇り時々晴れました(18.1~25.0℃/西北西風)。
  沢沿いに、テンニンソウ(シソ科)が咲いていました。何故か今年も、既に萎れているもの、蕾のままのものが多いのですが、それでも尚、上に上にと背伸びする黄金の花穂が健気でした。北海道~九州の、山地の林内、林縁の日陰地に群生する高さ約1m多年草又は半低木です。茎は四角形で直立し、葉は柄があり、長楕円~広披針形で長さ10-25cmで鋸歯がありほぼ無毛。9-10月、茎頂に花序を作り、淡黄色の唇形花を密に付けます。毛に見えるのは蕊で、下から上へと開花して行きます。青葉山では、沢沿い等少し湿った所に多く見られます・・・
テンニンソウ 御城っぽい
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キセキレイ(黄鶺鴒)
2018/10/05(Fri)
   きょうは、大体曇りました(16..0~21.4℃/南南東風)。
   川岸に、キセキレイ(セキレイ科)がいました。以前は何処でも何時でも見られましたが、めっきり少なくなって、対岸の黄金の体が何か霞んで見えました。広くユーラシア~アフリカに分布し、日本では九州以北の高山~平地の、主に綺麗な渓流や沢、川等の水辺に生息する、体長 約20cmの留鳥又は漂鳥です。繁殖期は4-8月で、雄は美しく囀り、一夫一妻で子育てをします。冬は単独で過し、市街地の水辺でも観察されます。食性は動物食で、昆虫類、クモ類等を食べます。青葉山では、留鳥(又は漂鳥)で一年中出会えますが、減少しつつあります・・・
キセキレイ どんより
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ホシホウジャク(星蜂雀蛾)
2018/10/04(Thu)
  きょうは、晴れ後曇りました(13.0~23.3℃/南東風)。 
  草原のナンブアザミに、ホシホウジャク(スズメガ科)がいました。次から次にやって来て、花から花へと飛びながら、空中に浮かんだまま蜜を吸っていました。北海道~沖縄の他、;朝鮮、中国、インド、インドネシア等に広く分布します。7-11月に出現し、昼行性で、色々な花で、停空飛翔しながら吸蜜します。開張は40-60mm で、全体に焦茶色で、後翅に黄色の班があり、飛んでいると良く目立ちます。腹部には白い帯があります。蜂に擬態しているとされ、実際、素早く羽ばたいて蜜を吸う姿は花蜂の様でもあります。幼虫はヘクソカズラの葉を食べ、成虫のまま越冬します。青葉山では、ホウジャクの仲間で最も普通に見られます・・・
ホシホウジャク 薄が原
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ホコリタケ(埃茸.)
2018/10/03(Wed)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(16.7~24.2℃/南東風)。
  道端に、ホコリタケ(ホコリタケ科)が生えていました。豆坊主の様なめんこい頭を寄せ合って、押し競饅頭でもしている様でした。日本全国の他、世界に広く分布し、梅雨期~秋に山野や道端の地上に群生するキノコです。幼菌は内部が白いはんぺん状で食用になりますが、成熟するにつれてグレバ(胞子生産組織)は分解して粉状胞子塊となり、成熟して外皮が物理的刺激を受けると、内皮の頂孔から煙のように胞子を出します。別名はキツネノチャブクロ。近似種のタヌキノチャブクロは、主に朽木(又は落葉)上に発生します・・・
ホコリタケ 一部焼け
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ダイモンジソウ(大文字草)
2018/10/02(Tue)
   きょうは、晴れ時々曇りました(18.4~24.2℃/西風)。   
   沢端に、ダイモンジソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。知らぬ間に、何だか大分少なくなった様にも思えますが、それでも、純白の白い大の字が、行く道々に折り重なっていました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、ロシア極東部等の、山地の渓流沿いや湿気の多い岩場等に生育する多年草です。長柄のある3-15cmの葉は腎円形で5-12浅裂し、基部は心形。9-10月、10-30cmの花茎先に円錐状花序を付け、花弁は上3枚が短く下の枚は長く5枚。雄蕊は長さ3-4mmで10個あり、葯は橙赤~暗紅色で、雌蕊は2個の心皮からなり、花柱2本を残し上部までほぼ合着します。果実は卵形の蒴果で長さ4-6mm、種子は楕円形で長さ0.8mm。青葉山では、崖地や沢等で見られます・・・
ダイモンジソウ 水面の空
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ゆきかえる