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カゼクサ(風草)
2018/12/31(Mon)
  きょうは、大体晴れて、時折風花が舞いました(-3.3~5.9℃/西北西風)。
  道端に、カゼクサ(イネ科カゼクサ属)がありました。雪の為か倒れていましたが、その繊細な点々が風に微かに震えていました。北海道南部〜九州の山野の道端等の日当たりの良い場所に生育する、草丈40-90cm-の多年草です。根茎は短く、根は長く強靭で、直立し大きな株状になります。葉は長さ20-40cm、幅5-8mm、堅く線形で、基部に白毛が密生。葉舌は毛状で葉鞘は平滑、縁にのみ毛。8-9月、長さ20-40cmの円錐形花序を出し、直立して紫褐色を帯び光沢があります。小穂は長楕円~披針形で扁平、5-10小花からなり、長さ4-6mm。包穎は挟披針形長さ2-2.5mm、1脈。果実は長楕円形で腹面は窪み、暗褐色で長さ1mm。名は、 花序が微風にも揺れるので風の有無を知る草との意。別名、道芝、風知草等。 青葉山では、路傍等に普通に見られます…
カゼクサ やっと凍ってきた五色沼
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サワシバ(沢柴)の果穂
2018/12/30(Sun)
  きょうは、今朝も数㎝雪が積もり、一日中雪が降ったり止んだりの真冬日でした(-2.5~-0.4℃/西北西風)。
  沢沿いのサワシバ(カバノキ科)に、果穂が付いていました。雪を被って、雪田に立ちiぶほんにょ(稲架)にも見えました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の、山地の沢筋等水分の多い所に良く生育する、高さ10-15m程の落葉小高木です。樹皮は淡緑褐色で菱形の裂目ができます。葉は互生し、葉身は卵~広卵状心形で基部は心形、先は急鋭尖頭で、細かい重鋸歯があります。雌雄同株、雌雄異花で、4-5月、本年枝の先から雌花序が、前年枝から雄花序が垂れ下がります。青葉山では、沢筋等に比較的普通に見られます・・・
サワシバ 雪の一日
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キツネ(狐) の足跡
2018/12/29(Sat)
  きょうは、今朝も数㎝雪が積もり、日中はほぼ曇って、断続的に雪が降り続きました(-2.5~1.7℃/西北西風)。
  道に沿って、キツネ(イヌ科)の足跡がありました。歩いたばかりのもので、真直ぐに何処までも続いているので、駆足で後を追いましたが、突然藪に入り、谷の底へと抜けていました。ユーラシア~北米に分布し、日本でも殆どの地域に生息しますが、四国では稀です。頭胴長52-76cm、尾長26-42cm、体重4-7Kg。体色は赤みがかった黄色で、腹、頬、尾の先は白く、尾は長くふさふさとしています。主にノネズミ類、ノウサギ、鳥類を捕食し、果実類も食べます。青葉山では、巣穴、足跡、糞等が見られる他、各所で目撃されています・・・
狐の足跡 雪の藪
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カラスザンショウ(烏山椒)の樹脂
2018/12/28(Fri)
  今朝は、昨晩からの雪が5㎝程積り、日中は曇り時々晴れて、雪が良く舞いました(-3.0~1.5℃/西北西風)。
  道沿いのカラスザンショウ(ミカン科)の幹に、樹脂が付いていました。陽を浴びてきらきらと、正に黄金の琥珀そのものの様でした。光合成で作った糖分が、幹が傷付く等して滲み出して、微生物の働きで発酵したものが樹液で、その樹液に含まれる不揮発性の固体又は半固形体の物質の総称で(天然樹脂)、俗にヤニ〈脂〉と言われます。水に不溶、有機溶剤に可溶で種類は極めて多く、一般に複雑な環状構造を持った樹脂酸、樹脂アルコールより成ります。代表的なものには、松脂、バルサム、ダマール、コーパル、シェラックがあります。 尚、琥珀 は化石化した樹脂で、屡々昆虫の化石等を含みます。 烏山椒は、宮城以南等の山野に生育する、高さ6-8m(最大15m程)の落葉高木。雌雄異株。夏に枝先に円錐花序を出し、淡緑色の小花を多数咲かせる。秋、赤い蒴果を付けて、特有の香りと辛味のある黒い種子を露出。夏の樹液には、鍬形等が良く集まる。伐採跡等の裸地に逸早く生える先駆植物で、青葉山では崩壊地周辺等に普通に見られます・・・
カラスザンショウの樹脂 一夜明けて
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キンクロハジロ(金黒羽白)
2018/12/27(Thu)
   きょうは曇り時々晴れて、一日中雪がちらつき、晩方から本格的に降り始め、夜には数㎝積もりました(-1.2~4.5℃/北風)。
  川に、キンクロハジロ(カモ科)♂がいました。この淵では、何羽かが何時も忙しく潜って(魚を捕って)いるのですが、今日は一人ぼんやり浮かんで、時折首を伸ばして(何か眺めて)いました。ユーラシア大陸の中緯度に広く分布・繁殖し、南西ヨーロッパ~アジア中南部で越冬する全長40-47㎝、翼開張67-73㎝の潜水性の鴨です。日本では全国の河川、湖沼、湾等に冬鳥として訪れ、大群を作ります。繁殖期の雄は後頭の羽毛が伸長し(冠羽)、頭~胸~体上面が黒く、非繁殖期の雄(エクリプス)や雌は全身が黒褐~暗褐色。嘴は幅広く灰青色で、先は黒くその周囲は白。後肢は暗青灰色。潜水して貝類、甲殻類、水生昆虫や水草等を食べます。青葉山周辺では、毎冬普通に見られます・・・
キンクロハジロ 降り始め
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トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)の冬芽
2018/12/26(Wed)
  きょうは、曇り時々晴れました(3.3~8.1℃/北風)。
  道沿いのトウゴクミツバツツジ"(ツツジ科)の、冬芽が膨らんでいました。と言っても、初めは分からず、美しく赤くふっくらした芽に見惚れるばかりでしたが、漸く気付くと、何時も見慣れた当種でした。宮城~三重の主に太平洋側の山地に生育する高さ2-3mの落葉低木です。葉は枝先に3輪生し、葉身は広菱形で先は尖ります。若葉には、葉柄と葉の裏面に軟毛が密生し、後も裏面の葉脈と葉柄に毛が残ります。4-5月、葉に先立って紅紫色の花を咲かせ、稀に白花もあります。雌蕊の花柱下部に毛が生えるのが特徴。青葉山では、”自然林”に何の必要もない"藪刈り"の対象にされましたが、、県レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定の希少種です・・・
トウコクミツバツツジの冬芽 凍らない池

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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タチシオデ(立牛尾菜・立四緒手)の果実
2018/12/25(Tue)
   きょうは、晴れ後曇りました(0.9~8.8℃/北風)。
   道端に、タチシオデ(サルトリイバラ科)の実が生っていました。地面に、地雷撤去機の様に転がっていましたが、一つ採って齧ると、見た目通りの干葡萄味でした。本州~九州の他、朝鮮、中国等の山地の林縁や明るい草原等に生育する、長さ1-2m程の蔓性多年草です。雌雄異株。太い地下茎があり、春先に勢いある苗条を出し、葉柄基部から巻鬚を出して他物に絡み付いて伸びます。葉は薄くて光沢がなく、裏面は粉白色を帯びます。5-6月、葉腋から花序を出し、黄緑色の花を多数付けます。夏~秋に、黒くて白粉を帯びた果実を熟します。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
タチシオデ 明暗のスキー場
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オケラ(朮)の果実
2018/12/24(Mon)
きょうは、晴れ時々曇りました(2.4~6.9℃/北西風)。
  道端に、オケラ(キク科)の果実がありました。森中にポツンポツンとでしたが、一花ずつ、祭礼菓子の様にお供えしてありました。本州~九州の他、朝鮮、中国東北等の山野の日当りの良い所に生育する、高さ50-100cmの多年草です。雌雄異株。茎は細くて固く、葉も固く光沢がありますが、始めは白い軟毛があります。縁には棘状の鋸歯があり、長柄があり、茎の下部では3-5裂の奇数羽状複葉になります。9-10月、茎先にアザミに似た白~薄紅色で径1.5-2cmの頭状花序を付け、花序の下の苞葉も羽状に5裂します。雌花に雄蕊はなく、花柱が突き出ます。痩果は毛が多く、冠毛は羽毛状。青葉山では、乾いた尾根道等で見られます・・・
オケラ 薄暮景
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トビ(鳶)の水浴
2018/12/23(Sun)
  きょうは晴れ後曇って、夜には雨や雪が降りました(18.4~25.3℃/東風)。
  川の浅瀬で、トビ(タカ科)が水浴びしていました。虫でもいて何処か痒かったのか、魚を捕ろうとしていただけなのか、翼をバシャバシャさせてはキョロキョロして、こちらに気付くと、バサバサと飛んで行きました。ユーラシア~アフリカ、オーストラリアに広く分布し、寒冷地では冬に暖地に移動。日本では留鳥で、全国の高山~都市部のあらゆる場所に生息します。全長60-65cm、翼開長150-160cm。褐色、白の斑模様で、眼の周囲は黒褐色。肉食又は雑食で、都市近郊では主に動物の死骸、カエル、トカゲ、ヘビ、魚等の小動物を捕食。上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、羽ばたく事は少なく、視力が非常に優れ、上空から獲物に向かって急降下して捕えます。鳴声はピーヒョロロロ等。青葉山周辺では、最も普通に見られる猛禽です・・・
トビ 泉ヶ岳と鳶
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クサボタン(草牡丹) の果実
2018/12/22(Sat)
 きょうは、晴れ時々曇りました(1.7~12.7℃/北西風)。
 道端のクサボタン(キンポウゲ科)に、実が生っていました。と言っても、初め半鐘蔓か何かと思い近寄りましたら、枯れた葉やら何やから直に当種と分かりました。これもケサランパソランなのでしょうね。北海道~本州の日の良く当たる草原や林縁に生育する、高さ1m程の雌雄異株の多年草です。茎の下部は木質化し、葉は対生し3出複葉。8-9月に、茎先や葉腋に集散状の花序を付け、細毛が密生する花弁状の萼片の先を反り返しながら下向きに開花します。花後、花柱が長さ15-20㎜に伸び、倒卵形の痩果を生し、羽毛状になります。青葉山では、明るい林縁、林内等の所々に見られます・・・
クサボタン 夕霞
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ツボゴケ(壺苔)
2018/12/21(Fri)
  きょうは、大体晴れました(1.8~10.8℃/西北西風)。
  道端の石に、ツボゴケ(チョウチンゴケ科ツルチョウチンゴケ属)が生えていました。瑞々しい尾が無数に垂れて、真夏の簾滝の様でもありました。日本全土、ユーラシア、アフリカ、北~中米に広く分布し、日本では全国の山地の地上、岩上に生育する、草丈2-3㎝の蘚類です。茎は匍匐してランナーの様に茎が伸び、仮根は褐色で、匍匐茎と直立茎があります。葉は長さ2--3.5㎜の卵形で先が尖り、縁に明瞭な舷があり、葉の上半部に鋭い歯があります。葉の基部は茎に下垂して、翼となります。雌雄同株。蒴柄は長さ2-3㎝の黄赤色で、蒴は長卵形で垂下。良く似たコツボゴケはやや小形で、雌雄異株、葉身細胞の大きさがより均等。青葉山では、コツボゴケと共に普通に見られます…
ツボゴケ 鳥と飛行機
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オオウラジロノキ(大裏白の木)の果実
2018/12/20(Thu)
  きょうは、曇り後晴れました(2.1~9.6℃/西北西風)。
  道沿いのオオウラジロノキ(バラ科リンゴ属)に、実が生っていました。今年は何処も生りが悪いのですが、それでも未だ枝にちらほらと、美味しそうに充実した小林檎が、青空に映えていました。本州~九州のやや乾燥した尾根等に生育する、樹高10-15m、径30-40㎝になる落葉高木です。樹皮は紫褐色で皮目が多く、若木の幹には刺状の突起があります。葉は互生し、葉身は広卵~楕円形で、長さ5-14cm、幅4-9cmで先端は尖り、不整鋸歯又は重鋸歯があります。5月頃、短枝の先に散形花序を出し、径2.5-3cmの白花を数個付けます。径2-3cmの球形果実は、10月頃に黄緑~淡紅色に熟し、表面には褐色の皮目が多く、果肉は緑白色で石細胞があります。リンゴの原種と言われ、良く似た甘酸っぱい味がします。青葉山では、各所に大木も見られます・・・
オオウラジロノキ 薄暮の月
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リョウブ(令法)の果実
2018/12/19(Wed)
   きょうは晴れ後曇って、晩方には氷雨が降りました(0.3~9.7℃/西風)。
   道沿いのリョウブ(リョウブ科)に、実が付いていました。御玉杓子の様な珠が弾ねて、楽し気なメロディーを奏でていました。北海道南部~九州の他、朝鮮南部等の、明るい尾根や谷筋等に生育する、高さ3-7mの落葉小高木です。樹皮は縦長に薄く剥がれ、内皮は滑らかな薄茶褐色です。葉は長さ10cm、幅3cm程の倒卵形に近い楕円形で、細鋸歯があり、表面には艶が無く、枝先に螺旋状に纏まって付きます。7-9月、枝先の長い総状花序に多数の花を付け、花弁は白く5裂します。果実は蒴果で3つに割れます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
リョウブ 城址遠望
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マサキ(柾、正木)の果実
2018/12/18(Tue)
  きょうは、晴れ後曇りました(2.9~7.4℃/西北西風)。
  道路沿いのマサキ(ニシキギ科)に、実が生っていました。青々とした繁みに惹かれ、聖樹飾の朱実を覗くと、あっけらかんべしてました。北海道南部以南~九州の、主に海岸近くの森に生育する樹高2-6mの常緑低木です。葉は厚くて艶があり、低い鋸歯があって葉先は尖らず、葉柄は短くて対生。6-7月に、葉腋から集散花序を出し、直径5㎜程の黄緑色の小花を多数付けます。秋に果実が熟すと裂開して、橙赤色の仮種皮に覆われた種子が現れます。青葉山では、森の外れ等の所々に自生種と植栽されたものが混在しています・・・
マサキ 二層の空
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サラサドウダン(更紗灯台・更紗満天星)の果実
2018/12/17(Mon)
   きょうは、晴れ後曇って、晩方に小雨が降りました(1.3~13.0℃/北風)。
   道沿いのサラサドウダン(ツツジ科)に、実が生っていました。上向く冬芽の下に、蒴果と真赤な葉を未だ下げて、風にさらさらと震えているのでした。北海道南部~近畿、四国の主に深山に生育する高さ2-5mの落葉小高木です。若枝は無毛。葉は倒卵形で、長さ2-5cm、幅1-2cmで、長さ3-10mmの葉柄があり、枝先に集まり互生します。葉の表面には短毛が散生し、裏面の側脈基部には褐色の縮毛が密生し、先端が長毛状になる微小鋸歯があります。5-6月、枝先に長さ2-3cmの総状花序を付け、萼が鐘形で深く5裂する10個程の花が、1-2cmの花柄の先端に下垂します。果実は蒴果で上向きに付きます。青葉山では、尾根道等に見られます・・・
サラサドウダン 日陰の残り雪
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ユリカモメ(百合鴎)
2018/12/16(Sun)
  きょうは、晴れ後曇って、時折風花が舞いました(-1.9~-7..9℃/南西風)。
  川岸近くの石に、ユリカモメ(カモメ科)が止まっていました。赤い嘴に赤い脚、眠たそうな眼も、とてももぞこく感じました。カムチャッカ等から北海道~沖縄の海岸や河川、沼地等に渡来し、海岸、湖沼、河川に群れを作って生活します。夜は海や湖に戻って、筏等を塒とします。主に魚や甲殻類を食べ、時に昆虫や雑草の種子等も食べます。全長約40cm。足と嘴は赤く、夏羽では頭部が黒いが冬羽では白く、目の後ろに黒い斑点があるのが特徴です。青葉山周辺では、秋~春に広瀬川等で普通に見られます・・・
ユリカモメ 青葉山から栗駒遠望

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★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

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アズキナシ(小豆梨)の果実
2018/12/15(Sat)
  きょうはお昼頃まで雪が降り続き、数㎝積もりましたが、後晴れました(-1.1~-5.5℃/西北西風)。
  道沿いのアズキナシ(バラ科)の木に、実が生っていました。萎れたものも多いのですが、赤い実を一つ齧ると、甘酸っぱい味が口に広がりました。朝鮮、中国中~東北部、ウスリー、クリル等に分布し、日本では北海道~九州の山地~低地に生育する高さ10-15m程の落葉高木です。小枝は赤褐色で、5-6月枝先に白い小花が集まって咲き、互生する葉は規則正しい波状の側脈が並び、縁に重鋸歯があるのが特徴です。ナナカマドの仲間で、秋に赤い実を樹冠一杯に付けます。青葉山では、尾根道沿い等に見られます・・・
アズキナシ. 樹氷
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シャリンバイ(車輪梅)の果実
2018/12/14(Fri)
   きょうは曇り時々晴れて、一日中雪が舞いました(1.2~5.7℃/西北西風)。 
   林縁に、シャリンバイ(車輪梅)がありました。周囲に異彩を放つ、照葉樹の茂みに近寄ると、光る葉間に、黒々とした実が塊っていました。宮城・山形~沖縄の海岸や海岸に近い山地等に生育する、高さ1-4mの常緑低~小高木です。小枝は輪生状に出て、葉は互生。葉身は長さ4-8㎝、幅2-4㎝の長楕円~倒卵形の革質で光沢があり、浅い鋸歯が疎にあります。5月頃、枝先に円錐花序を出し、径1-1.5㎝の白花を多数付けます。花弁は長さ約1㎝、幅5-8㎜の倒卵形、先端は丸く、しばしば歯牙があり、萼筒は漏斗形、萼片は長さ4-5㎜の卵状三角形で先は尖ります。萼や花序には褐色の軟毛が密生します。果実は梨状果。直径約1㎝の球形で、10-11月に黒紫色に熟します。表面は白粉を被り、中には径7-8mmの種子1があります。以前は、葉先が丸く鋸歯の少ないものをマルバシャリンバイとして区別していましたが、現在では同種内の変異の範疇とされています。青葉山では、植栽されたか自生か不明のものが、林縁等に見られます…
シャリンバイ_一日雪舞う
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ジョウビタキ(尉鶲・常鶲)
2018/12/13(Thu)
    きょうは、雪から雨に変わって、後晴れました(-2.1~-3.6℃/南南東風)。
   林縁の道沿いに、ジョウビタキ(ヒタキ科)がいました。藪の中からヒッヒッと声がするので、一瞬ルリビタキかと思いましたが、直ぐにお洒落な姿を現して、愛嬌を振り撒いてくれました。チベット~東シベリア、極東アジア等で繁殖し、非繁殖期は日本の他、中国南部~インドシナ等で越冬します。東北には主に沿海地方やサハリン、クリルから冬鳥として渡来。翼開長は14cm程。雄は顔や上面が黒く、頭は白く、腹が橙色で、次列風切の基部に白斑があります。雌は全体が茶褐色で、下腹と尾が橙色。都会の公園等でも良く見られる身近な冬鳥で、雄も雌も縄張りを作って過します。昆虫やクモの他、冬には木の実や種子も良く食べます。青葉山周辺では、秋~早春に林縁等で普通に見られます・・・
ジョウビタキ♂ スキー場遠望
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ホシハジロ(星羽白)♂
2018/12/12(Wed)
   きょうは、今朝までに雪が数㎝積りましたが、直に霙や雨に変わって、後晴れました(0.4~9.0℃/西風)。
   川の淵に、ホシハジロ(カモ科)の雄がいました。丸まって寝ている様で、宙に浮かぶUFOの様でもありましたが、良く観れば、赤い眼をぱっちり開けて、此方を窺っていました。ヨーロッパ~シベリア中央で繁殖し、冬はアフリカ北部~インド~中国東部等で越冬し、日本では冬に各地に飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する潜水性のカモです。全長42-49㎝、翼長♂20.7-22.4㎝、♀20.1-21.2㎝で、頭頂が盛り上がり三角形に見えるのも特徴です。嘴は黒く、青灰色の帯模様が入ります。♂の虹彩は赤く、繁殖期♂は頭~頸が赤褐色で、胸や上尾筒、下尾筒は黒く、側面は灰色で、黒く細かい縞模様があります。♀の虹彩は褐色で、頭~胸も褐色。湖沼、河川、河口、内湾等に生息し、種子、葉、芽、地下茎、魚類、両生類、昆虫、甲殻類、軟体動物、環形動物等を食べます。青葉山周辺では、冬に広瀬川等で見られます・・・
ホシハジロ 雪の河原
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イイギリ(飯桐)の果実
2018/12/11(Tue)
   きょうは晴れ後曇って、夜に雪が降りだしました(-1.3~-6.6℃/南西風)。
   林縁のイイギリ (ヤナギ科)に、実が生っていました。無数に下がる真赤な実が、青空に眩しく映えていました。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の山地の谷筋等に生育する、高さ15-20mの落葉高木です。雌雄異株。幅広い葉は互生して枝先に束性し、葉柄は長く、先の方に1対の蜜腺があります。4-5月頃、雄花も雌花も同様の黄緑色の円錐花序を出して下垂します。花弁はなく、萼片は5枚程ですが一定せず、雄花には多数の雄蕊があり、雌花にも退化した雄蕊があります。10-11月頃、径1cm程の丸い果実が赤く熟します。青葉山では、各所に高木が見られます・・・
イイギリ 雪の菊叢
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ルリビタキ(瑠璃鶲)♀
2018/12/10(Mon)
   きょうは、大体晴れました(0.2~5.7℃、北風)。
  道沿いに、ルリビタキ(ツグミ科)がいました。笹藪から、ヒッヒッと声がしたので、暫く息を潜めていると、すーっと近くの梢に飛んで来て、円らな瞳でこちらを観ました。地味な雌でしたが、くるっと後ろを向くと、腰の瑠璃色が眼に沁みました。ユーラシアの亜寒帯やヒマラヤ、日本では北海道、本州、四国の高山で繁殖し、冬期は山麓、丘陵、暖地に移動します。全長14cm。体側面は橙色で、腹面は白く、尾羽は青。雄の成鳥は頭部~上面が青く、幼鳥や雌の成鳥は上面が緑褐色。雄幼鳥は雌成鳥に比べて翼が青みがかり、体側面や尾羽の色味が強くなります。雑食で、昆虫類、節足動物、果実等を食べます。青葉山では、主に笹薮等の藪地で越冬し、群れは作らず、暖かな朝等にはヒッチョロチョロリと囀ります・・・
ルリビタキ♀ 清しい小道
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十二月観(視)察会
2018/12/09(Sun)
  きょうは、昨晩からの雪が5cm程積り、後晴れて時々雪が舞う、清々しい観(視)察会となりました(-2.4~4.3/西北西風)。近況報告やコース、チラシの案内、初参加の方達の紹介等の後、早速出発です。トチノキやキリ、コブシの芽等を観ながら、昨日確認のキクイモやコハコベ等の花を探しますが、雪に覆われて見つかりません。辛うじて、イヌタデやオニタビラコ、コセンダングサ等を眺め、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、キヅタ、ウメモドキ、ヤツデ、ヘクソカズラ、ヒヨドリジョウゴ、スイカズラ等の実を見ながら森に向かいます。赤松の木にはシジュウカラやヒガラの群れがいて、そこにコゲラがやって来て、暫く幹を突いて、私達を楽しませてくれました(体重は18-26 g、10円玉4-5枚だそうです^^)。森は、昨日は紅葉のヤマモミジとふかふかの落葉道でしたが、今日は一変の銀世界、ヤブランやオオバジャノヒゲ、残るニシキギの紅葉、バイカツツジの黄葉、シロダモの赤い実と花等が見られるものの、フユノハナワラビやイノシシの痕跡、テンの糞等も消えていて、新雪すぎて獣の足跡も見つかりませんでした。その代わり、突然舞い落ちる雪の檜林、林間から望む太平洋、白い街並み、様々な樹氷・・・と、美しい雪景色に感動させられました…
ウメモドキ 上には何が コゲラ ヤママユ
 花では他に、植栽のサザンカ、ヒイラギナンテン、ツワブキ、不時開花のヤマツツジ、ツノハシバミやケヤマハンノキ、ウダイカンバの雄花等が見られ、羊歯ではリョウメンシダ、イヌガンソク、シシガシラ、ヤブソテツ、ホソバトウゲシバ等、果実ではカラスザンショウ、ツクバネ、アオキ、サルトリイバラ、ヒノキ、ミヤマカマズミ、オトコヨウゾメ、ジャノヒゲ、ヤブコウジ、ツルリンドウや見事なイイギリが残り、ヤマノイモのむかごもありました。虫瘤は、ウダイカンバ、マンサク、クリのもの等、キノコでは、サルノコシカケ、スズメタケ、カワラタケの仲間等が見られました。動物では、熊の爪痕、カモシカ食痕、角擦痕、等、野鳥では、藪から聞こえるルリビタキの声、ハクセキレイの親子?、空を飛ぶトビ、ノスリ、ヤマガラ等のカラ類、エナガ、ヒヨドリやセグロセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス等を確認しました。昆虫では、ヤママユやウスタビガ、カレハガの繭、飛ぶシャクガの仲間等が見られました。今回は、思わす雪の会となるも、12月の何時も通りの長めコースを歩きましたが、新たな出会い等、皆さんは如何だったでしょうか?
ニシキギ 箱庭 お疲れ様でした^^ 吹雪
  さて次回(2019/1/12)は、新年の初歩きです。きりりとした寒気と新雪の心改まる「会」を期待しましょう・・・
  
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ジャノヒゲ(蛇の髭)の果実
2018/12/08(Sat)
    きょうは晴れ後曇って、大分遅い初雪となり、夜に少し積りました(-0.-5~5.6℃/北風)。
   道端のジャノヒゲ(クサスギカズラ科又はナギイカダ科)に、実が生っていました。と言っても、大きな叢があるだけでしたが、竜髭を掻き分けると、鮮やかな蒼玉が艶々と輝いていました。東アジアに広く分布し、日本では北海道~九州の山地~低地の林床に生育する草丈10cm程の常緑多年草です。葉は長さ10-30cm、幅2-3mmの線形で多数叢生し、先端は下向きに垂れ下がります。7-8月、葉間から5-15cmのやや扁平な花茎を出し、白~淡紫色の花を5-10個程総状に付けます。果皮は薄く、成熟途中で脱落し、種子は露出した状態で成熟し、秋に濃青紫色になります。走出枝を出し群落を作ります。青葉山では、林内のあちこちに見られます・・・
ジャノヒゲ 初雪です
  明日(12/9)は、観(視)察会↓です。初雪の翌日、雪は少しですが、動物の足跡や痕跡も見られるかもしれません。混群を作る野鳥達、様々な果実や冬芽、まだ咲いている花、名残の紅葉等を観察しましょう…
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アシナガタケ(足長茸)
2018/12/07(Fri)
    きょうは、晴れ後曇りました(3.7~14.5℃/西風)。
    道沿いの林下に、アシナガタケ(キシメジ科)が生えていました。野兎の痕跡を辿っていると、思わずあちこちに、小さくて名通りに背高の、めんこい帽子が震えていました。夏~初冬、日本全国の他、北半球温帯域の、広葉樹林(特にブナ林)内の落葉、落枝、古い切株等に発生する小型キノコです。 帯褐灰色の傘、より淡色の長柄共に条線があり、柄部分のそれはやや捩れているのが特徴です。食毒不明だ。良く似たニオイアシナガタケは、ヨードホルム臭があります。青葉山ではこの時期、小楢等の林下に普通に見られます・・・
食毒不明だ 一瞬の輝き
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イヌタデ(犬蓼)
2018/12/06(Thu)
  きょうは、氷雨が降ったり止んだりでした(2.8~5.2℃/北北西風)。
   道端に、イヌタデ(タデ科)が咲いていました。枯れた叢や木立の下、瑞々しい蓼葉に赤飯が鮮やかで、良く見れば、花は少しで実が多く、中には虫瘤まであるのでした。朝鮮、中国、サハリン、クリル、ヒマラヤ等に分布し、日本では北海道~沖縄の、道端や草原等に普通に生育する、高さ20〜50cmの一年草です。茎は普通赤みを帯び、葉は互生し、広披針〜披針形で先は尖ります。托葉鞘は長さ7-8mmの筒形で、縁に長毛があります。6-11月、長さ1-5cmの花序を出し、紅く稀に白い小花を多数付けます。花被は長さ1.5-2mmで5深裂し、花後も残って痩果(3稜形で光沢ある黒)を包みます。花期は長く、何時でも花が咲いている様にも見えますが、花弁に見えるのは紅色の花被(蕚)で、蕾の時も花が咲き終わった後でも同じ様に見えます。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
イヌタデ 山茶花
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サネカズラ(実葛)の果実
2018/12/05(Wed)
   きょうは、曇り後晴れました(7.0~17.2℃/北西風)。
   道沿いに、サネカズラ(マツブサ科)の実が生っていました。遠くからも良く目立つ、艶やかで真赤な楠玉が沢山下がって、鳥達どころか人の眼にも、とても美味しそうに見えました。関東(とされる)~中国南部の照葉樹林等に生育する、雌雄異株の常緑蔓性木本です。葉は長さ数cmで艶があり互生します。8月頃、葉蔭に径1cm程の花を咲かせ、10枚前後の白い花被に包まれ、中央に雄蕊、雌蕊が夫々多数螺旋状に集まります。雌花の花床は結実と共に膨らみ、赤く丸い集合果を作ります。果柄は7cm程にも伸び、単果は径1cm程で、全体では5cm程になります。青葉山では、車道沿い等に見られます・・・
サネカズラ 曙杉の見える坂
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アオハダ(青膚、青肌)の果実
2018/12/04(Tue)
 きょうは雨後曇って、時々晴れました(8.4~14.9℃/西北西風)。
森の道端に、アオハダの実が落ちていました。誘われるように見上げれば、赤い実がたわわに生って、短枝上ではささら飴や林檎飴の様にも見えました。北海道~九州の、山地の主に明るい落葉広葉樹林中に生育する、高さ10‐15m程の落葉高木です。雌雄異株。幹は灰白色で樹皮の外皮が薄く、内皮が緑色で容易に判別できるのが名の由来。5-6月に緑白色の花を咲かせ(花弁4、雄蕊4)、9-11月に径7mm程の赤い果実を付けます。若枝は無毛で長枝、短枝があり、長枝では葉は互生し、短枝では数枚が輪生状に付きます。青葉山では、林内で普通に見られます・・・
アオハダ 檜の木立と紅葉
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シナノキ(科の木、級の木、榀) の黄葉
2018/12/03(Mon)
   きょうは、晴れ時々曇りました(3.4~14.0℃/北北西風)。
  道沿いのシナノキ(シナノキ科)の大木が、黄葉していました。黄檗色の落葉に気付いて見上げると、樹冠一杯に、黄金の短冊が輝いていました。北海道~九州の山地に生育する落葉高木で、樹高10~20mを越す事もあります。葉は、先が尖った左右非対称の心型で、縁に鋭い鋸歯があります。殆ど無毛(裏面の脈腋には毛が密集)なのが、近似種のオオバボダイジュとの相違点です。6~7月に黄色い花を咲かせ、柄にヘラ状の葉が付いています。樹皮は「シナ皮」と呼ばれ強靱で、古くから繊維を取ってロープや布が作られましたが、今でも「シナ織りや、アイヌの民族衣装として残っています。名の由来は不明ですが、アイヌ語の「結ぶ・縛る」の意「シナ」が語源とする説等があり、和名は信濃(科野)の語源になったともされています。青葉山では、所所に大木が見られます…
シナノキ 晩秋の晩方
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カラスザンショウ(烏山椒)の果実
2018/12/02(Sun)
   きょうは、ほぼ晴れました(1.5~10.5℃/南南東風)。
   道沿いのカラスザンショウ(ミカン科)に、実が生っていました。青空を背に、葡萄色の果房や葉柄が味わい深く、ヒヨドリやメジロが喧しく突いていました。日本の宮城以南の他、朝鮮南部、中国、フィリピン等の山野に生育する、高さ6-8m(最大15m程)の落葉高木。雌雄異株。幹や枝に刺が多く、葉は10対前後の奇数羽状複葉で、長さ5-10㎝の小葉は長楕円状披針形で鋸歯があります。7-8月、枝先に円錐花序を出し、淡緑色で多数の小花を咲かせます。秋、赤い蒴果を付けて、特有の香りと辛味のある黒い種子を露出します。伐採跡等の裸地に逸早く生える先駆植物で、青葉山では崩壊地周辺等に普通に見られます・・・
カラスザンショウ. 燃える木
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ゆきかえる