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ハナニガナ(花苦菜)
2019/05/31(Fri)
  きょうは、晴れ後曇って、晩方から雨が降りました(15.4~24.7℃/北西風)。
  道沿いに、ハナニガナ(キク科)が咲いていました。一つ一つは小さく目立たない花ですが、所々に群落を作り、繋がり、黄色い帯となって続く様は、古の陸奥山の金河を想わせました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、モンゴル等の、山野の日当たりの良い場所に生育する、茎高40-70cmの多年草です。茎茎葉の基部には毛状の鋸歯があり、耳状になって茎を抱きます。茎は上部で枝分かれし、5-7月、その先に散房状に頭花を付けます。頭花はニガナより大きく2㎝程あり、花弁が7-11個あります。花弁が5枚のニガナの変種であるシロバナニガナの黄色種とされます。名は、花が目立つニガナ(苦菜=葉や茎から出る乳液が苦い菜)の意。別名のオオバナニガナは、ニガナより花が大きく見える事に由来。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
ハナニガナ 賢渕
杜の都 青葉山は今!」展示会…7/9(火)〜7/15(月-祝) 東北電力グリーンプラザにて開催! 作品募集中!

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
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カザグルマ(風車)
2019/05/30(Thu)
  きょうは、良く晴れました(12,1〜25.3℃/南南東風)。
  カザグルマ(キンポウゲ科)が咲いていました。この時季は白い花が多くてずっと紹介してきましたが、何と言っても取りはこれ! 見頃は過ぎてしまいましたが、それでも所々に、真白い大花が森を輝かせていました。日本の本州~九州の他、中国東北、朝鮮等の山地の林縁等に生育する蔓性多年草(又は落葉低木)です。茎は木質、葉は羽状複葉で、長さ2-6㎝の小葉は3-5個あり、卵形で先は尖ります。6月頃、径7-12㎝の大きな花を上向きに咲かせます。花弁に見える萼弁は普通8個ですが変異があり、色は白又は淡紫色。中心に雄蕊と雌蕊が固まって付きます。全国的に開発や乱堀によって激減し、環境庁レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。青葉山が開発の危機に晒されていた1996年には、「工事中止」の大きな力になってくれました。この仙台の宝を、しっかり後世に引き継ぎましょう・・・
カザグルマ. 広瀬川.
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ヤグルマソウ(矢車草)
2019/05/29(Wed)
  きょうは、朝までに雨が上がって、良く晴れました(14.6~24.3℃/西北西風)。
   道沿いに、ヤグルマソウ(ユキノシタ科)が咲いていました。遠目にも良く目立ちますが、近寄れば、霧氷か樹氷の様な白銀の、形良い花序を煌かせていました。北海道南西部~本州の他、朝鮮等の深山の谷沿いの林床等、湿り気のある場所に生育する多年草で、しばしば大群落を作ります。根出葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で、葉柄は50cmになり、小葉は倒卵形で先端が3-5浅裂します。6-7月、高さ80-130㎝の花茎の先に円錐状の花序を付けます。花弁はなく、花弁に見える萼裂片は長さ2-4mmで、通常5-7個あり、緑白色で後に白変します。雄蕊は長さ3-4mmで8-15個、花柱は長さ1.5-2.5mmで2個。花茎には短い葉柄をもった茎葉が数個互生します。夏~秋に狭卵形の蒴果となり、長さ5mm。青葉山では、何ヶ所かで小群落が見られます・・・
ヤグルマソウ 明るい山道
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ハリエンジュ(針槐)
2019/05/28(Tue)
   きょうは、晴れたり曇ったりで俄雨があり、夜には雨になりました(18.1~27.9℃/北西風)。
    川沿いのハリエンジュ(マメ科ハリエンジュ属/別名ニセアカシアで一般に「アカシア」と呼ばれる)に、花が咲いていました。帰化植物で、大きくなると直ぐに伐られてしまう木ですが、この時季は白藤の様な花を無数に下げて、そこら中に甘い香りが漂わせ、無数の花蜂や花虻を寄せていました。北米原産で、日本には明治期に移入された樹高20-25mの落葉高木です。小葉は楕円形で3-9対。初夏、芳香ある白い蝶形花の、総状花序を下垂します。花後、4-5個の豆を包む5cm程の鞘を下げます。花蜜が豊富である事から蜜源植物として利用される他、街路樹等としてや治山・砂防目的で植栽されて来ました。青葉山周辺では、車道沿いや川沿い等の所々に見られます・・・
ハリエンジュ 一瞬の夕焼
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シロバナタニウツギ(白花谷空木)
2019/05/26(Sun)
  きょうは、晴れて異常に暑くなりました(16.9~31.2℃/南東風)。
  道沿いに、 シロバナタニウツギ(スイカズラ科)が咲いていました。タニウツキの白花種ですが、この季節外れの熱気の下、純白の薄荷の様な花が、とても涼しげでした。基本種同様、北海道~本州の他朝鮮、中国等の山地の谷沿いや斜面に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生。基本種と同時期の5-6月に花を咲かせますが、青葉山では少し花期が遅れます。花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂、雄蕊5。蒴果は細い筒状で、種子は楕円形。学名はWeigela hortensis f. albifloraで、albifloraは白い花の意。青葉山ではタニウツギに混じって、所々に見られます・・・
シロバナタニウツギ 暑く涼しく
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サワフタギ(沢蓋木)の花
2019/05/25(Sat)
  きょうは、大体晴れました(14.9~26,6℃/南東風)。
  道沿いのサワフタギ(ハイノキ科)が、咲いていました。既に夏の様な暑気の下、霜柱を思わせる涼しげな花が微風に震えていましたが、近寄れば葉上には、美しいシロシタホタルガ(マダラガ科)が垣間見えました。北海道~九州の他、朝鮮、中国の、山地の谷間や湿生地に生育する、高さ2-5m程の落葉低木です。長さ4-7cmの葉は艶がなく倒卵~楕円形で、縁には細鋸歯があり、表裏に毛があります。5-6月頃、新側枝の先に円錐花序を付け、径7-8mmで長い雄蘂の白花を咲かせます。秋には、鮮やかな琉璃色で径6-7mmの果実を付けます。青葉山では、沢沿い等に見られますが、道沿いのものは今回沢山伐られました・・・
サワフタギ 牛越の上から
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ニガキ(苦木)の花
2019/05/24(Fri)
   きょうも、良く晴れました(13.7~28.5℃/西風)。
   道沿いのニガキ(ニガキ科)の木に、花が咲いていました。雄株の、全く目立たない木と花ですが、見上げれば緑座から翠玉の様な火花を散らしていました。北海道〜沖縄の山野の林内に生育する、高さ15m程の落葉高木です。樹皮は滑らかな暗褐〜帯紫黒褐色で。葉は互生し。長さ15〜25cmの奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉があります。小葉の先端は尖り、細鋸歯があります。雌雄別株。4〜5月、本年枝の葉腋から長さ5〜10cmの集散花序を出し、黄緑色の花を多数付けます。雄花序には雄花が30〜50、雌花序には雌花が7〜10付き、花弁は4〜5。雄花は発達した花盤があり、雌花の花盤上には4〜5個に分かれた子房が乗り、花柱1。果実は核果で、9月に緑黒色に熟します。青葉山では林縁等で見られます…、
ニガキ 青空
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ハクウンボク(白雲木)
2019/05/23(Thu)
  きょうは、良く晴れました(11.3~25.4℃/南南東風)。
  道沿いのハクウンボク(エゴノキ科)が、花を付けていました。名の通り折り重なる白雲にも、近寄れば胡蝶蘭にさえ見える花房が、何処までも抜ける青空に揺れていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山地に生育する、高さ15m程の落葉高木です。樹皮は灰白色で滑らか。葉は互生し、10-20cmの円形で、上部に僅かに鋸歯があり、裏面に隆起する葉脈には星状毛が密生します。5-6月、枝先に総状花序を出し、白い花を多数下垂させます。1年生枝は赤褐~紫褐色で艶があり、2年生枝の表皮は短冊状に剥がれます。冬芽は芽鱗をもたない裸芽で、黄褐色の毛に覆われ、副芽(予備芽)が縦に2個程並びます。青葉山では普通に見られ、北斜面沿い等に大木が点々と見られる他、街路樹にもされています・・・
ハクウンボク 水木の山肌
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シロバナヒメシャガ(白花姫射干、白花姫著莪)
2019/05/22(Wed)
    きょうは、晴れ時々曇りました(13,9~21.6℃/南東風)。
   ヒメシャガ(アヤメ科)の群落の中に、シロバナヒメシャガが咲いていました。緑深くなった森の底に、清らかな佇まいが切なげでした。当種の白花変種なのですが、毎年ここだけに限られ、しかも近辺にはシロバナイカリソウやシロバナタニウツギ、シロバナカタクリ等白花のものが数多く見られるのは、土壌等何か環境に関係しているのかも知れません。ヒメシャガは、北海道南西部~九州北部のやや乾燥した林内等に生育する多年草で、日本固有種。5-6月に、径4cm程の淡紫色の花を咲かせます。仙台を代表する花で、全国的に激減し、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)ですが、当山では、明るい林床等の何処でも普通に見られます・・・
シロバナヒメシャガ 追廻の今
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ギンラン(銀蘭)
2019/05/21(Tue)
   きょうは、雨後上がって、夕焼が見られました(14.5~18.9℃/南南東風)。
   道沿いに、ギンラン(ラン科)が咲いていました。今年も、人や猪の攪乱にも耐えて、藪影に、清らかな純白の花穂が佇んでいました。中国、朝鮮等に分布し、日本では本州~九州の山地の、主に落葉樹の林床に生育する高さ10-30㎝の多年草です。葉は3-6個が互生し、長さ3-8㎝の狭長楕円形で、葉先は鋭く尖り、基部は茎を抱きます。5-6月。茎先に数個の白花を付けます。嘗ては雑木林の何処にでも見られた花でしたが、開発や乱堀等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。ラン科植物は菌根菌と共生する特殊な生育形態を持ちますが、ギンランやキンラン等は特に菌への依存度が強い上に、特殊な土壌を要求し、環境の変化にも極めて敏感です。種そのものと共に、生育地をしっかり護らなければなりません・・・
ギンラン 雨後夕焼け
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ミズキ(水木)
2019/05/20(Mon)
  きょうは、晴れ後曇りました(14.3~21.4℃/南南東風)。
   川沿いで、ミズキ(ミズキ科)が咲いていました。知らぬ間に、山肌に棚雲が靡く様に、無数の白花が張り付いていましたが、近寄れば爽やかに香り立ち、陽を浴びて銀糸細工の様に輝いていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国~ヒマラヤ等の、渓谷周辺等水分条件の良い所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。枝を扇状に四方に広げるのが特徴で、若枝は紫紅色で、葉は広卵~楕円形の全縁で先は尖り、互生して長さ2-5cmの葉柄があります。5-6月、新枝の先に多数の白色4弁の小花を散房花序に付けます。果実(核果)は球形で紫黒色。鱗芽は長さ7-10㎜の長卵~楕円形、芽鱗は5-8個で、濃紅紫色、光沢があり表面は無毛で縁に毛。葉痕は半円形又はV字で維管束痕は3個。青葉山では、斜面等に普通に見られます・・・
ミズキ 水木の崖
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★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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キセキレイ(黄鶺鴒)
2019/05/19(Sun)
   きょうは、晴れ時々曇りました(16..0~22.4℃/南南東風)。
   沢に、キセキレイ(セキレイ科)がいました。美しい檸檬色の身を震わせながら、チチンチチンと鳴いていましたが、良く見ると小虫を咥えていて、子育て中なのでしょう、暫し様子を見ていましたが、すっと岩陰に消えて。又暫くして何処かに飛んで行きました。広くユーラシア~アフリカに分布し、日本では九州以北の高山~平地の、主に綺麗な渓流や沢、川等の水辺に生息する、体長 約20cmの留鳥又は漂鳥です。繁殖期は4-8月で、雄は美しく囀り、一夫一妻で子育てをします。冬は単独で過し、市街地の水辺でも観察されます。食性は動物食で、昆虫類、クモ類等を食べます。青葉山では、留鳥(又は漂鳥)で一年中出会えますが、減少しつつあります・・・
キセキレイ 青葉と太白
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タニウツギ(谷空木)
2019/05/18(Sat)
   きょうは、晴れ時々曇りました(13.8~22.3℃/南東風)。
    森の川沿いに、タニウツギ(スイカズラ科)が咲いていました。深まる森の緑に、紅や桃の花々が、鮮やかに艶やかに映えていました。北海道~本州の他、朝鮮、中国等の山地の谷沿い等に生育する、高さ2-5mの落葉低木です。葉は対生し、卵形で先が鋭く尖り、表面に白毛が密生します。5-6月、枝先や葉腋に散房花序を付け、淡紅色の花を多数咲かせます。花冠は漏斗状で、先は放射相称に5裂し、雄蕊5。蒴果は細い筒状で、種子は楕円形で長さ1mm程。主に日本海側の多雪地帯に多い種ですが、青葉山でも谷合い等に普通に見られます・・・
タニウツギ 午前の青空
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ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)
2019/05/17(Fri)
    きょうは、曇り後晴れました(13,9~21.6℃/南東風)。
   道沿いに、ヒメシャガ(アヤメ科)が咲いていました。観察会(12日)でも咲いていましたが、今や山を埋め尽くす様に、無数の紫花が群れ光っていました。北海道南西部~九州北部のやや乾燥した林内等に生育する、高さ15-30cmの多年草です。日本固有種。淡緑色の葉は長さ20-40cm、幅5-15cmで細く薄い剣形。5-6月に、花茎の先に径4cm程の淡紫色の花を2-3個ずつ咲かせます。外花披片の中央には白地に濃紫の脈と黄色い鶏冠状突起があります。果実は径8mmの球状で、先端から3裂します。最近全く聞かれなくなった「仙台市の鳥」カッコウの鳴く頃に咲くのでカッコバナとも呼ばれていますが、この花も仙台を代表する花です。全国的に激減し、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定。青葉山では幸い、明るい林床等の何処でも普通に見られます・・・
ヒメシャガ 樅林
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アカハライモリ (赤腹井守、赤腹蠑螈)
2019/05/16(Thu)
  きょうは、晴れ時々曇りました(14.0~21.7℃/南東風)。
  森の水溜に、アカハライモリ (イモリ科)がいました。遠目にはサンショウウオかと思い近寄ると、浅瀬でゆらゆらしていましたが、触ろうとすると身を翻し、一瞬赤腹を見せながら深みに消えました。本州~九州と周辺島嶼(佐渡島、隠岐島、壱岐島、五島列島等)の、山地~平地の池沼、水田、小川、渓流付近の水溜り等の止水に生息する日本固有種です。成体の背は黒褐色、腹は赤(赤と黒の斑模様)。全長は10cm程で皮膚はざらつきます。幼生、成体共に昆虫類、ミミズ等の小動物、他の両生類の卵や幼生を捕食します。成体は殆ど水域から離れず、幼体は森林内等で成長し、3-5年かけて成熟すると再び水域に戻ります。別名:ニホンイモリ、イモリ、アカハラ他。丘陵地の開発等により生息地である溜池や小川、水田等が消失し、特に旧仙台市の個体群は激減していて、県レッドリストで「絶滅の恐れのある地域子体群(LP)」 に指定されています・・・
ニホンイモリ 谷
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ミツバウツギ(三葉空木)
2019/05/15(Wed)
   きょうは、雨後曇って、時々晴れました(14.3~19.6℃/南南東風)。
   森の入口に、ミツバウツギ(ミツバウツギ科)が咲いていました。知らぬ間に随分増えて、あっちにもこっちにも、真白い大小の花群れが、人々を清しく森に誘っていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の明るい山林等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は三出複葉で対生し、名の由来にもなっています。小葉は長さ5㎝程の長卵状楕円形。5-6月、枝先に円錐花序を出して、花弁・萼(各5枚)共に白い花を咲かせます。果実は偏平で先の尖った軍配状の蒴果です。枝は褐~紫褐色で、2年枝には細かい縦筋が入り、普通枝先に黒褐色で芽鱗1対の冬芽が2個付きます。青葉山では、林縁等で普通に見られます・・・
ミツバウツギ 朴の空
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ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
2019/05/14(Tue)
  きょうは、晴れ後曇って、晩方から雨になりました(10.6~18.8℃/南風)。
  道沿いに、ラショウモンカズラ(シソ科)が咲いていました。薄暗い藪影に、蒼白い光を放ちながら、辺りに芳香を漂わせていました。本州~九州の他朝鮮、中国等の山地の渓流沿いや林内の湿った所に生育する、高さ15-30cmの多年草です。茎には長毛が疎らに生え、三角状心形の葉は対生して、鈍い鋸歯状になります。4-6月に、青紫の唇形花を2-3個づつ段々に咲かせます。花冠の長さは4-5cmと大きく、花の付根の包葉は、下に行く程大きくなります。萼片は濃赤紫で花後も目立ちます。花後、地上に走出枝を這わせます。青葉山では、沢沿い等に見られます・・・
ラショウモンカズラ 牛越の上

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
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サラサドウダン(更紗灯台・更紗満天星)
2019/05/13(Mon)
   きょうは、良く晴れました(6.9~16.9℃/南東風)。
   道沿いのサラサドウダン(ツツジ科)に、花が咲いていました。白地に赤い縞々の花が、今季はとても赤っぽく、陽を浴びて益々赤々と、熾火の様に燃えていました。北海道南部~近畿、四国の主に深山に生育する高さ2-5mの落葉小高木です。若枝は無毛。葉は倒卵形で、長さ2-5cm、幅1-2cmで、長さ3-10mmの葉柄があり、枝先に集まり互生します。葉の表面には短毛が散生し、裏面の側脈基部には褐色の縮毛が密生し、先端が長毛状になる微小鋸歯があります。5-6月、枝先に長さ2-3cmの総状花序を付け、萼が鐘形で深く5裂する10個程の花が、1-2cmの花柄の先端に下垂します。果実は蒴果で上向きに付きます。青葉山では、尾根道等に見られます・・・
サラサドウダン 蘭花咲群る道
杜の都 青葉山は今!」展示会…7/9(火)〜7/15(月-祝) 東北電力グリーンプラザにて開催! 作品募集中!
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五月観(視)察会
2019/05/12(Sun)
  きょうは快晴の下、気持ちの良い観(視)察会になりました(8.9~16.6℃/南東風)。配布チラシの案内や、きょう観察指導して頂くことになった叶さんの紹介とご挨拶の後、早速出発です。ハクウンボクやヒメコウゾ、ヤマグワ、カキドオシ、オドリコソウ等観察しながら進むと、管理センターへ下りる道の入口辺のヤマザクラやアカシデ等の大木が数多く伐られていて、皆で驚愕すると共に、電線等に枝が掛るからとか、楢類は枯れかかっているからとか、色々理由はあっても、何もここまでしなくともと、怒りが沸きました。気を取り直して、ハウチワカエデやキブシの果実、今が盛りのウワミズザクラやフジの花等観察しつつ森に入ると、新緑や花々のものが混じり合った、えも言われぬ香が漂い、林床を赤く彩るヤマツツジや、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ミツバウツギ、ニワトコ、マルバアオダモ、トリガタハンショウヅル、ツクバキンモンソウ等の白花が目立ちます。林床にはこれも真白のチゴユリが何処までも広がり、藪刈り前は小区域に三桁もの花々が見られたユウシュンラン(絶滅危惧Ⅱ類)は、僅か一株の確認でした。道行く所、遥か遠来のキビタキやオオルリ、センダイムシクイ等が盛んに囀り、ウグイスやメジロ、シジュウカラ、ガビチョウまでも大きな声で鳴き続けていました。期待したヒトリシズカの大群落はこの数日の高温で、ほぼ花期を終えていましたが、仙台の、青葉山の代表花、ヒメシャガ(準絶滅危惧)があちこちで数多く咲き初め、道々には紫や桃、白のイカリソウが咲き群れ、黄型や薄紅型のツクバネウツギ、紫や白のセンボンヤリが愛らしい姿を見せ、ラショウモンカズラは暗い森に青白い光を放っていました。そして、森蔭ではルリソウ(絶滅危惧Ⅱ類)が、木漏れ日を浴びながら、瑠璃色や桃色に輝いていました・・・
ウワミズザクラ 蘊蓄ある話に聞き入る アミガサタケ ヒメシャガ
 花では他に、マイヅルソウの群落の他、ウメガサソウ、キランソウ、ツリバナ、ニシキギ、ニガイチゴ、シュンラン、ヤマグワ、ウスノキ、ツボスミレ、エゾタンポポ、セイヨウタンポポ、ミツバツチグリ、アオキ、シナノタイゲキ、クヌギ、サルトリイバラ、タチシオデ、オニタビラコ、マムシグサ、ハルジオン、クサノオウ、キュウリグサ、カリン、トチノキ、イヌガラシ、ヤハズエンドウ等が見られました。野鳥では他に、アオゲラ、コゲラ、エナガ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、イワツバメ、トビ等を確認できました。動物では、道端で死んでいたヒミズ、沢で鳴き続けるタゴガエル、道に飛び跳ねたヤマアカガエル、カモシカやテン、ムツササビ、リス等の数多くの痕跡。昆虫では、ベニシジミやルリシジミ、ヒカゲチョウ等の蝶、ビロードツリアブ、クマバチ等の虻や蜂等が飛び、イチモンジカメノコハムシ等もみられました。キノコでは、見事なアミガサタケの他、ヒイロタケ、マツオウジ、ヒトクチタケ等が出ていました。きょうは、叶さんの薬草等の深い知識や笑いも交えた案内のお蔭もあり、爽やかな新緑の森で、数多くの花や生き物達に出会い、喜びの一時となりました。周囲の大開発は勿論、市有林内だけでも、松枯対策や木の大量伐採、藪刈り、ケーブル敷設に伴う破壊等々、心配の種は尽きませんが、今後ともできる限り一木一草、注意深く観察し続けて行きたいものです…
ヤマツツジ 写真もあれば判り易い. ルリソウ 森の輝きの下で
 来月の6/9は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみます。又、必ずや素敵な出会いがあることでしょう・・・ 
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ウワミズザクラ(上溝桜)
2019/05/11(Sat)
  きょうは、晴れ時々曇りました(11.4~20.0℃/南東風)。
  道沿いのウワミズザクラ(バラ科)に、花が咲いていました。山桜の仲間は殆ど散ってしまい、この不思議な桜も盛りは過ぎつつありますが、それでも光が注ぐと、虎の尾花火の様に火花を放っていました。北海道~九州の山野の、日当たりの良いやや湿った所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。紫褐色の樹皮は横に長い皮目が目立ちます。長さ6-9cmの葉は、楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があります。5月頃、新枝の先に長さ10cm程の総状花序を出し、白い5弁の小花を多数付けます(良く似たイヌザクラは花期が少し遅く、花の下に葉が付きません)。雄蘂は30本内外で花弁より遙かに長くて良く目立ちます。夏に、1cm程の黒い核果を熟します。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
ウワミズザクラ 一本道
  明日は観(視)察会↓。 新緑の森に山躑躅、藤、稚児百合、碇草、羅生門葛、瑠璃草、姫射干・・・等々愛でながら、黄鶲、大瑠璃等夏鳥の囀りを楽しみましょう・・・

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★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
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シラキ(白木)の若葉
2019/05/10(Fri)
  きょうは、良く晴れました(15.5~26.7℃/西北西風)。
  道沿いのシラキ(トウダイグサ科)に、若葉が出ていました。と言っても紅葉と紛う、出始めの色みとは変わって、黄金色の大判小判が、陽を浴びて一層輝いていました。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の谷筋等に生育する、高さ5-10mの落葉小高木です。樹皮は滑らかな灰白色で材も白く、樹皮や葉を傷付けると白い液が出ます。葉は互生で長さ7-15cmの広楕円~菱形の両面無毛で、裏面は緑白色で縁が不規則にうねり、先は尾状に尖ります。5-7月、枝先に総状花序を出し、下部に1-2、3個の雌花、上部に多数の雄花を咲かせます。10-11月、径2㎝程で3裂する三角扁球形の朔果を黒褐色に熟します。青葉山では、林内や林縁に普通に見られます・・・
シラキの若葉 森の斜陽
杜の都 青葉山は今!」展示会…7/9(火)〜7/15(月-祝) 東北電力グリーンプラザにて開催! 作品募集中!

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ホウチャクソウ(宝鐸草)
2019/05/09(Thu)
  きょうは、はれときどきくもりした(12.2~23.3℃/西南西風)。
  林縁の藪陰に、ホウチャクソウ(イヌサフラン科)が咲いていました。未だ青い口を窄めて(開いてもちょっぴりですが)、遠くの空を見遣っていました。極東ロシア~東南アジアに広く分布し、日本では全国の林縁や谷沿い等の林中に生育する、草丈30-60cmの多年草です。地下茎で繁殖し、時折大きな群落を形成します。葉は互生し、茎が上部で枝分れするのが特徴です。5月頃、茎先に長さ2cm程の花を1-3個垂れ下げます。花被片は6枚(花弁、萼各3枚)で合着しませんが(良く似たアマドコロ属は合着)、開く事がないので筒状に見えます。花後、径1㎝程で黒紫色の液果を熟します。名は、垂れ下がる花を、寺院建築の四隅に吊り下げられる飾り(宝鐸/風鐸とも言う)に準えました。有毒。青葉山では、林縁等の所々に群落が見られます・・・
ホウチャクソウ 青山
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ヒトリシズカ(一人静)
2019/05/08(Wed)
   きょうは、晴れ後曇りました(6.5~23.3℃/西風)。
   道沿いに、ヒトリシズカ(センリョウ科)が咲いていました。今年も何故か、何処の自生地も疎で「一人静」な生え方なのですが、この斜面だけは驚く程の大群生で、見頃は過ぎてはいましたが、見事な「群り賑か」を楽しみました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の低山地~平地の林内、林縁等に生育する、高さ10-30cmの多年草です。茎は紫褐色で節があり、光沢ある葉は長さ6-10㎝の楕円~卵状楕円で、4枚輪生状に対生し、先は短く急に尖り、鋸歯があります。4-5月、茎先に1本の穂状花序を出し、花は雌蕊と雄蕊のみで、萼片や花弁はありません。核果は長さ2.5-3㎜の歪んだ倒卵形。名は、一本のみの花穂が、静御前に劣らぬ程美しいとの意。青葉山では、山裾等に見られます・・・
ヒトリシズカ ウワミズザクラと虫
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ビンズイ(便追・木鷚)
2019/05/07(Tue)
 きょうは、晴れ時々曇りました(9.2~16.6℃/西北西風)。。
  道端に、ビンズイ(セキレイ科)がいました。何かを探すか食べるかしていた様で、知らずに近寄ると、ヅィーッと鳴いて近くの木に飛び上がり、キョロキョロと周囲を見回していました。西シベリア~ロシア極東、モンゴル、中国東北部、サハリン、クリル、朝鮮とヒマラヤ付近で繁殖し、インド~東南アジア等の暖地て越冬します。日本では、漂鳥又は夏鳥として四国以北の山地や東北北部~北海道の平地で繁殖し、冬は暖地に移動します。青葉山には、主として10月中旬頃にアカマツ林等に数多く渡来し、小群を作って越冬します(繁殖の可能性も有)。高原・山地~平地の林で、昆虫類やクモ類、冬には草木の種子も採食します。雌雄同色でタヒバリに似ていますが、眼の後ろに白斑と黒班が有るのが特徴の一つです・・・
ビンズイ 緑の海

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キビタキ(黄鶲)
2019/05/06(Mon)
   きょうは、晴れ後曇って、晩方から雨になりました((13.0~21.3℃/南南東風)。
   森の梢で、キビタキ(ヒタキ科)が囀っていました。と言っても、緑に紛れて何も見えませんでしたが、囀りが暫し止むと、突如眼前に現れて、鮮黄の美しい姿を見せてくれました。日本全国の他、サハリン、中国の一部で繁殖し、冬は東南アジアで越冬します。昆虫類、節足動物等を捕食し、時に空中捕食や地上採食もします。ピッコロロ、ピッコロロ、オーシツクツク等と美声で囀ります。全長13-14cmで、雄は頭~背が黒く、喉は鮮橙黄色で眉斑や腹、腰も黄色く、翼に白斑があります。雌は上面は褐色で、腹は褐色がかった白。又、雄の幼鳥も雌と良く似た褐色。青葉山には4月下旬~5月上旬に渡来し、数多くが営巣・繁殖します・・・
キビタキ 竜の口人災ダム
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ミヤマセセリ(深山せせり)♀とエゾタンポポ(蝦夷蒲公英)
2019/05/05(Sun)
  きょうは、良く晴れました(10.3~22.5℃/南東風)。
  道端のエゾタンポポ(キク科)に、ミヤマセセリ(セセリチョウ科)がいました。今の時季、あちこちで一番普通に見られるのですが、黄金の花に金紋の衣装が、とてもお洒落で似合っていました、北海道~九州等の山地の落葉広葉樹林に生息する、前翅長14-22㎜のセセリチョウ。春先最も早く出現する昆虫の一で、主に3月下旬~4月下旬にのみ見られ、地上近くを飛び、地表に翅を開いて止まる。褐色地に黄色紋を散らした翅を持ち。雌は前翅端の白色部が発達。幼虫はコナラ、ミズナラ等を食草とし、終齢幼虫で越冬。青葉山で春に最も普通に見られる蝶。蝦夷蒲公英は、主に北海道、東北に分布し、山地~低地の林縁や草地等に自生する茎高20-30cmの多年草。3-5月、茎頂に黄色舌状化を多数集めた径4㎝程の頭花を付ける。青葉山では、林内に見られるタンポポの殆どは当種です・・・
ミヤマセセリとエゾタンポポ 樅杉谷
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オオルリ(大瑠璃)
2019/05/04(Sat)
  きょうは、良く晴れました(9.2~22.7℃/7南風)。
  樅の木の天辺で、オオルリ(ヒタキ科)が囀っていました。青い鳥が青い空を背に、何処までも透き通る美しい声で、高らかに鳴き続けていました。日本の他、中国東北部、ウスリー、朝鮮等で繁殖し、インドシナ、スマトラ、ジャワ、フィリピン等で越冬します。日本には夏鳥として春に渡来し、北海道~九州の山地~亜高山帯の、渓流沿いの良く茂った森林等で繁殖、渡りの時期には、市街地の公園等でも観察されます。翼開長16-16.5cm。雄は頭~上面、尾が瑠璃色で、それ以外は白。雌は頭~尾の背面が茶褐色で、喉と腹は白。雄は、ピリーリー、ポィヒーリー、ピールリ、ピールリ、ジィ、ジィと鳴き、雌も巣に外敵が近付いた時等に囀ります。定点から飛び立って昆虫類を空中捕食します。繁殖は年1回、5-8月に一夫一妻で行い、渓流近くの落葉広葉樹林内の岩や土の崖地に営巣します。青葉山では、川や沢、崖沿いで普通に出会えます・・・
オオルリ 青と緑
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ルリソウ(瑠璃草)
2019/05/03(Fri)
  きょうは、晴れ時々曇って、暑い位になりました(8.3~20.5℃/南東風)。
   森に、ルリソウ(ムラサキ科)が咲いていました。今年は既に満開状態で、瑠璃色や桃色の花々が、宝石を鏤めた様に煌めいていました。北海道~本州中部の落葉樹林内に生育する高さ20-40㎝の多年草です。葉は長楕円形で、下部のものは根出葉より大きくなります。4-5月、5裂した鮮碧色の小花を総状に開き、蕾時は紅色を帯びますが、次第に名の通りの瑠璃色に変わります。開発や盗掘等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。青葉山では、林内何ヶ所かに群生しています・・・
ルリソウ 対岸の斜面
杜の都 青葉山は今!」展示会…7/9(火)〜7/15(月-祝) 東北電力グリーンプラザにて開催! 作品募集中!

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★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、丸善アエル店、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)
2019/05/02(Thu)
  きょうは、良く晴れて風の強い一日でした(14.3~19.7℃/西風)。
  道沿いで、トウゴクミツバツツジ"(ツツジ科)が咲いていました。盛りは少し過ぎていますが、麗しく、眩しい紅紫の花々が、萌黄の森に耀いていました。宮城~三重の主に太平洋側の山地に生育する高さ2-3mの落葉低木です。葉は枝先に3輪生し、葉身は広菱形で先は尖ります。若葉には、葉柄と葉の裏面に軟毛が密生し、後も裏面の葉脈と葉柄に毛が残ります。4-5月、葉に先立って紅紫色の花を咲かせ、稀に白花もあります。雌蕊の花柱下部に毛が生えるのが特徴。青葉山では、”自然林”に何の必要もない"藪刈り"の対象にされましたが、レッドリスト記載のの希少種です・・・
トウゴクミツバツツジ 五月の森
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イカリソウ(碇草・錨草)
2019/05/01(Wed)
   きょうは、午前は雨後晴れましたが、午後は又曇って雨が降りました(11.9~20.9℃/北北西風)。
   道端に、イカリソウ(メギ科)が咲いていました。蝋や硝子、飴の細工にも思える花々が、雨に濡れて、益々艶々していました。北海道(西南部)~九州の主に太平洋側の山地の林内に生育する多年草です。根出葉は長柄があり、2-3回の3出複葉で、小葉は卵形で先は尖り、基部は心臓形又は矢尻形、刺毛状の鋸歯が多くあります。4-5月、30-50㎝程の花茎に根出葉と良く似た葉を1枚付け、上部の総状花序に径3㎝で主に紅紫色の花を4-7個下向きに開きます。萼片8枚、花弁は4枚で長い距があります。青葉山では、林内に普通に見られ、様々な変異も見られます・・・
イカリソウ 山桜と新緑

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