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クルマユリ(車百合)
2021/07/31(Sat)
   きょうは、晴れ時々曇りました(23.2~30,7℃/東北東風)。
   道沿いに、クルマユリ(ユリ科)が咲いていました。今年は盗掘等でも大分少なくなりましたが、森の暗がりに、すっくと佇む紅い希望の炎が、珍しく上向きに揺らいでいました。北海道~近畿以北と四国の他、中国、朝鮮、サハリン等の主に高山~亜高山の草原等に生育する、高さ30-80cmの多年草です。葉が茎の中央部で6-15枚輪生するのが特徴で、その上部にも3-4枚疎生します。7-8月、茎先に朱色で濃紅色の斑点がある、径5-6cmの花を2-3輪下向きに咲かせます。高山植物ともされますが、青葉山にも数多く自生。しかし、各工事や管理、林床破壊、盗掘等に因り激減しています・・・
クルマユリ 夏の空と川
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クサギ(臭木)
2021/07/30(Fri)
    きょうは、大体曇って、俄雨がありました(23.5~29.3℃/南南東風)。
   道沿いに、クサギ(クマツヅラ科)が咲き出していました。知らぬ間に、遠くからでも分かる白く大きな花溜りができて、近寄れば、百合にも似た芳香が噎せ返る様でした。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は対生し、長さ8-20cmの三角状心~広卵形で、先は尖り、基部は心~円形で、薄く柔らかく柔毛を密生します。8月頃、枝先の葉腋から長柄のある集散花序を出して、雄蘂、雌蕊が花弁中心から突き出す白花を咲かせます。秋に紺色の液果を熟し、赤い萼も開いて残ります。崩壊地等に最初に侵入する先駆植物の典型。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クサギ 牛越の瀬
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スジクワガタ(筋鍬形) ♂
2021/07/29(Thu)
  きょうは、曇り時々晴れて、夜に雷雨になりました(23.2~29.8℃/南西風)。
  樹液の出ている小楢に、スジクワガタ(クワガタムシ科)がいました。小さいながら威風堂々と、近寄ると顎を開いて威嚇されました。朝鮮、中国等に分布し、日本では北海道〜九州の山地〜平地の様々な林内に生息する体長♂18-30mm、♀14-20mmの小型のクワガタムシです。成虫は5-9月に出現し、名の通り、小型の雄と雌の上翅には明瞭な縦筋がありますが、大型の雄にはありません。又、大型雄は、大顎の中央部より前方に内歯を幾つか持つのも特徴です(コクワガタは一つ)。雑木林の樹液に集まりますが、地上や側溝等でも見つかり、灯火にもやって来ます。幼虫はクヌギ、コナラ等の朽木中で育ちます。成虫で越冬。青葉山では、樹液の木等に普通に見られます…
スジクワガタ 戯れ
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カノツメソウ(鹿爪草)
2021/07/28(Wed)
  きょうは、観測史上初の台風上陸で、朝は風と雷雨でしたが、後収まって晴間もありました(22.1~29.8℃/北北西風)。
   道沿いに、カノツメソウ(セリ科)が咲いていました。暗がりに、霞草にも似た、白銀の小花が火花の様に瞬いていました。北海道~九州の、山地の林内に生育する、高さ0.5-1mの多年草です。日本固有種。茎は細く直立し、上部で疎らに分枝します。 葉は互生し、根出葉や下部の葉は2回3出複葉で、株の葉は3出葉です。小葉は長楕円形で質は薄く、上部に鋸歯があり先は尖ります。8-10月、茎頂に複散花序を付け、白く小さな不同5弁花を多数咲かせます。果実は分果の卵状楕円形です。名は、根の形が鹿の爪に似ている事に由来します。青葉山では、真夏の暗い林下に普通に見られます・・・
カノツメソウ 藪から街
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ホソバセセリ(細羽挵)
2021/07/27(Tue)
   きょうは、雨後上がって晴れ、晩方から又雨が降り出しました(22.8~29.8℃/北北西風)。
   道沿いに、ホソバセセリ(セセリチョウ科)がいました。はたはた飛んで来て葉上に止まりましたが、白斑が鏤められた螺鈿にも似て、きらきらと奇麗でした。朝鮮南部と中国東・西部、台湾、ベトナム北部等に分布し、日本では本州(東北南部~北陸)、四国、九州の高~低山に生息する、前翅長16-21mmのセセリチョウです。山頂付近や緑深い雑木林周辺、渓流沿い等の明るい場所で見られ、他のセセリチョウよりやや緩やかに飛び、様々な花で吸蜜し、地面で吸水する事もあります。成虫は、6-8月に年1回(暖地では2回)発生し、茶褐色で後翅に白斑が沢山あります。食草は、ススキ等のイネ科植物で、中齢幼虫で越冬します。生息地が減少していて、各地でレッドリストに指定されています・・・
ホソバセセリ 白鷺と鳶.

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ニガクサ(苦草)
2021/07/26(Mon)
  きょうは、晴れ後曇りました(24.1~29.8℃/東北東風)
  道沿いに、ニガクサ(シソ科ニガクサ属)が咲いていました。散っているのも多くて、咲きは良くありませんでしたが、近寄れば花弁が意外に大きくて、菖蒲の趣さえ感じました。朝鮮、中国等に分布し、日本では全国の山野のやや湿った場所に生育する、高さ30〜70㎝の多年草です。地下に細長い走出茎を伸ばし、卵状長楕円〜広披針形の葉は長さ5〜10cm、幅2〜3.5cmで対生し、、先は尖り、不揃いの鋸歯があります。7〜9月、枝先に長さ3〜10cmの花穂を出し、淡紅色の小花を付けます。花冠は長さ1〜1.2cmで、上唇は小さく深く2裂、下唇は3裂し、中央裂片が大きくて垂れ下がります。雄蕊4と雌蕊は上唇の裂目から突き出ます。良く似たツルニガクサは、萼に短毛(当種)ではなく腺毛があります。名は、苦い草の意ですが、苦くは無く、由来は不明。青葉山では、川沿い等に見られます…
にがくさ 朝日

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店、宮城NPOプラザ(榴ヶ岡)等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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キマワリ(木回り)とタマゴタケ(卵茸)
2021/07/25(Sun)
 きょうは、晴れ後曇りました(23.5~30.4℃/南南東風)。
 道端に、タマゴタケ(テングタケ科)が生えていました。大きいのや色褪せたのもありましたが、中でも小さく丸いのは、真紅にてかてかと美しく、近寄れば、キマワリ(ゴミムシダマシ科)が逆さになってくっついていて、木回ならぬ茸回でした。北海道〜九州の山地〜低地の林内の樹木の幹や倒木上、枯木等に生息する、体長16-20mmのゴミムシダマシの仲間。成虫は5-10月に出現し、全体が黒く艶があり、上翅には筋がある。人手が余り加わらない広葉樹林やその周囲にいて、朽木やキノコ等を食べながら生活。青葉山でも極普通に見られます。卵茸は夏~秋、各種樹林下に発生する中~大型の菌根菌。径6-20cmの傘は赤~橙赤色で、縁に条線がある。襞は黄。高さ10~20㎝の柄は中空で、黄色と橙色の段だら模様で、上部に橙色の鍔、基部に白い壺がある。青葉山では、普通に見られます・・・
タマゴタケとキマワリ_青葉の山
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カワセミ(翡翠、魚狗、川蟬)
2021/07/24(Sat)
    きょうは、曇り後晴れました(24.1~31.0℃/南東風)。
    池に、カワセミ(カワセミ科)がいました。嘴の黒い雄で、水に飛び込んでは小魚を捕っていましたが、背中を向けるとアクア色の帯と斑点が、美しく光っていました。欧州、アフリカ北部〜インド、東南アジアに広く分布し、亜種カワセミは全国の山地〜平地の水辺に生息する全長17cm、翼開長25㎝、体重19-40g程の小鳥です。ほぼ留鳥ですが、北海道では秋冬に暖地に移動します(夏鳥)。頭、頬、背は青く、頭には鱗状の模様があり、喉と耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色です。脚は赤く、嘴は長くて、雄は黒く雌の下嘴は赤。チイーッと細く鋭い声で鳴きます。河川や湖沼の枝や岩等に止まり、水面に飛び込んで、魚を捕ったり水浴びをし、土崖の斜面に穴を掘って営・繁殖します。青葉山では、広瀬川や各池沼で普通に見られます…
カワセミ 追廻から
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オスグロトモエ(雄黒巴蛾)
2021/07/23(Fri)
  きょうは、雨後上がって、晩方には晴れました(23.1~29,1℃/南東風)。
  道端の草叢に、オスグロトモエ(ヤガ科)の雌と思われる蛾がいました。良く似たハグルマトモエに比べると大分大きくて、翅の目玉等の模様が、何か笑っている様に見えました。東南アジア等に広く分布し、日本では全国の山野に生息する、翅の開張57-72mmのシタバガの仲間です。成虫は5^9月に出現し、前翅の横脈上に大きい黒い巴状の紋があり、夏型の雄は濃褐色、雌は淡褐色で黒褐色の縞模様があります。春型は雌雄共に赤茶色で前翅の巴型紋は不明瞭。ハグルマトモエに良く似ていますが、大きくて、前翅の巴模様が少し小さく、白い波状紋がぼやける傾向があります。幼虫の食樹は、ネムノキ、アカシア等。名は、夏型の雄は黒っぽく、目玉状の前翅の斑紋を巴紋に見立てました・・・
オスグロトモエ お城を遠望


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クズ(葛)
2021/07/22(Thu)
   きょうは、一日曇りました(24.2~26.2℃/南東風)。
   道沿いに、クズ(マメ科)の花が咲いていました。藪を覆う様に葡萄色の花房が立ち上がり、近寄れば馥郁と、葡萄酒ンにも似た芳香が漂いました。北海道~九州の他、中国~東南アジアに広く分布する蔓性の多年草です。葉は3出複葉で、小葉は草質で幅広く大きく、地面を這う蔓は、節から根を出して根付きます。根は非常に深く、長芋状になります。8-9月、穂状花序が立ち上がり、赤紫の豆花を咲かせます。果実は枝豆に似て、やや小型。根から取れる澱粉(葛粉)は葛根湯になり、茎の繊維からは葛布も作られます。青葉山では、藪地等に普通に見られます・・・
クズ トビと水遊び
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オオハンゴンソウ(大反魂草)
2021/07/21(Wed)
  きょうは、良く晴れて、暑くなりました(24.1~32.9℃/南南東風)。
  川沿いの草原に、オオハンゴンソウ(キク科)が咲いていました。知らぬ間に満開になって、黄金の向日葵の様な花が、岸に沿って続いていました。明治期に北米から渡来した帰化植物で、全国の道端、荒地、畑地、河川敷、湿原等様々な環境に生育する、高さ50-300cmの多年草です。根株から茎を叢生し上部で分岐し、下部の葉は長柄があり5‐7深裂し、裂片には粗い鋭鋸歯があります。上部の葉は短~無柄で互生。7‐9月に、茎先に細長い花弁10-14枚程の黄色い花を、やや垂れ下げて咲かせます。痩果は長さ5mm程で、冠毛は突起状。青葉山では、車道沿い等で普通に見られます・・・
オオハンゴンソウ 夕雲

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店、宮城NPOプラザ(榴ヶ岡)等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
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ヒメヤブラン(姫藪蘭〉
2021/07/20(Tue)
   きょうは、晴れてとても暑くなりました(23.9~34.0℃/南南東風)。
   草原で、ヒメヤブラン(ナギイカダ科)が咲いていました。暑い陽差しの草いきれの中、小さく薄桃色のめんこい花が、緑の海にぽつりぽつりと浮かんでいました。北海道~沖縄の他、東~東南アジアの、日当たりの良い林下や草地に生育する多年草です。葉は線形で長さ10-20cm、幅2-3mm。7-9月、葉より短い高さ10~15cmの花茎の先に、淡紫色の径1cm程の小花を疎に咲かせます。花は上向きで、花被片6個は楕円形で平らに開きます。果実は種子が露出し、径4-5mmで、紫黒色に熟します。種子の他、根の様に伸びる走出枝でも繁殖します。青葉山では、乾いた道沿いや草地等に見られます・・・
ヒメヤブラン はっぱ
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ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)
2021/07/19(Mon)
  きょうは晴れて、とても暑くなりました(23.6~33.2℃/東風)。
  道沿いのナナカマドに、ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)がいました。食樹ではない様なので只休んでいただけなのか、近寄ると慌てた様に、長い触角を振り回しながら、瞬く間に飛んで行ってしまいました。北海道~九州の山野に生息する、体長25-35mmのカミキリムシです。成虫は6-8月に発生し、青みがかった黒地に白斑模様を持ち、名もこれに由来します。触角は体長の1.5倍程で、各節の根元に青白い毛があり、黒と青の縞模様に見えます。昼夜の区別なく活動し、食樹(幼虫・成虫共にヤナギ、クリ、クワ、ミカン類、イチジク、プラタナス等の生木)の葉や若枝の樹皮を齧って食べます。青葉山では普通に見られ、夜は灯火にも飛来します・・・
ゴマダラカミキリ 熱い木洩れ陽
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タマゴタケ(卵茸)
2021/07/18(Sun)
   きょうは、晴れて暑くなりました(22.5~32.6℃/南東風)。
   道端に、タマゴタケ(テングタケ科)が生えていました。大きいのも古いのも、黄色っぽいのもありましたが、出始めの小さいのは赤く丸くててかてかと、お伽噺の世界の様でした。中国~インドや北米に分布し、日本では夏~秋、各種樹林下に発生する中~大型の菌根菌です。径6-20cmの傘は赤~橙赤色で、縁に条線があります。襞は黄色。高さ10~20㎝の柄は中空で、黄色と橙色の段だら模様で、上部に橙色の鍔、基部に白い壺があります。高級な食菌ですが、他の菌類同様、セシウム等放射性物質を高度に濃縮する特性があり、食用としては控えた方が良さそうです。青葉山では、普通に見られます・・・
タマゴタケ 夕陽に光る葉っぱ
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ヒメコガネ(姫黄金)
2021/07/17(Sat)
  きょうは、良く晴れて暑くなりました(22.2〜31.2℃/南東風)。
  森の草原に、ヒメコガネ(コガネムシ科)がいました。葛の葉の上に雌雄なのか、美しく輝く緑色型と藍色型が仲良く重なりかけていました。北海道~九州の山野に広く生息し、6-8月に出現します。成虫は体長13-16mmで、体色は緑色型が多いのですが、銅赤色、青藍色、栗色、頭部と前胸背が銅緑色で上翅が褐色のもの等変異に富みます。成虫は、マメ科やブドウ科植物、各種広葉樹の葉を食べます。幼虫は地中で植物の根を食べ、1-2年で成虫になります。美しい姿に反して、古くから農業害虫として知られる他、ゴルフ場等では幼虫に因る芝草の被害があり、嫌われています。名は、小型のコガネムシの意。青葉山では、草地等で普通に見られます・・・
ヒメコガネ 樹間に川面が光る
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ヤマユリ(山百合)
2021/07/16(Fri)
  きょうは、良く晴れて暑くなりました。梅雨明けだとか・・・(22.5~30.2℃/南東風)。
  道沿いに、ヤマユリ(ユリ科)が咲いていました。数輪ですが、蕾も幾つかあって、華やかな花の周りを、むんむんとした香りが立ち込めていました。"藪刈り"と百合根盗掘?後、暫く消えていましたが、今年はほんの少しだけ回復したようです。日本固有種で、本州の東北~近畿の山地の林縁や草地に生育する、草丈1-1.5mの多年草です。茎は地下の鱗茎から出て、長さ10-15cmの披針形で短柄のある葉を付けます。7-8月、茎先に20㎝近い大きな花を1-10個程咲かせます。花は茎に対して横向きに開き、花被片は白く中央に黄色い筋が入り、赤褐色の斑点が多数あり、強い芳香があります。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、又株が古い程多くの花を付けます。青葉山では林内外に見られますが、盗掘等で激減しています・・・
ヤマユリ 夏が来た!.
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ネムノキ(合歓木)の花
2021/07/15(Thu)
    きょうは、曇り後晴れました(21.0~26.1℃/南東風)。
    山際のネムノキ(ネムノキ科)に、花が咲いていました。南の島の下花の様に、桃色の糸花が波上を揺れ漂っている様でした。西~東アジアに広く分布し、日本では東北~沖縄の山野に生育する、高さ6-10mの落葉高木です。荒地に最初に侵入するパイオニア的樹木で、河原等にも良く生えています。葉は2回偶数羽状複葉。7-8月に、頭状花序を作り、淡紅色の雄蕊が長い美しい花を咲かせます。秋には、細長く扁平な長さ10-15㎝の豆果を下げ、樹上に遅くまで残ります。名は、夜になると葉が閉じる事(就眠運動)に由来、仙台ではネムタギ、ネプタギ等とも呼ばれます。青葉山では、河原や林縁、裸地等の所々に見られます・・・
ネムノキ ネムノキの山
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ナミギセル(並煙管)
2021/07/14(Wed)
   きょうは、曇り時々晴れました(21.1~15.8℃/南南東風)。
  小楢に、キセルガイのナミギセル(キセルガイ科) がいました。しっとりした木肌を、チョココロネの様な身を微妙に揺らしながら、ゆっくり這い上っていました。本州~九州の、 山野の朽木や落葉の下に生息する、高さ2.6cm、太さ0.7cm程の陸産巻貝です。 最も普通なキセルガイの仲間で、殻は栗褐~黄白色の左巻きで、螺層は12階で多少膨らみます。4-11月に出現し、菌類や苔等を食べます。青葉山では、キセルガイモドキ等と共に、朽木等で普通に見られます・・・
ナミキセルガイ 東の空
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カジカガエル(河鹿蛙)が又標識上に!
2021/07/13(Tue)
  きょうは、曇り後晴れて、俄雨もありました(21.5~28.7℃/東南東風)。
  尾根道の標識上に、カジカガエル(アオガエル科)がいました。一昨日の観(視)察会でも、♀と思われる個体が別の標識上にいましたが、きょうは小さな♂らしきものが、きょとんとした目で座っていました。梅雨時は、餌(昆虫等)を求めて山に上がり、樹液の木にいたりするのは良く見ますが、道案内でもしたいのか?!何故こんな所にいたいのか?知っている方、教えてください! 本州~九州の山地の渓流、湖やその周辺の森等に生息する、体長3.5-4.4cm(♂)、4.9-6.9mc(♀)の蛙です。日本固有種。体は扁平で岩の隙間等に隠れるのに適し、体色は灰褐色で、不規則な斑紋があり、岩上等では保護色になります。指趾の先端には吸盤が発達します。動物食で昆虫、蜘蛛等を食べ、幼生は藻類を食べます。雄は水辺の石等に縄張りを作り、フィフィフィフィフィーと繁殖音を上げます。青葉山では、広瀬川や各沢等で見られます・・・
カジカガエル 早くも紅葉(山桜).
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キマダラミヤマカミキリ(黄斑天牛、黄斑髪切)
2021/07/12(Mon)
 きょうは、曇り一時雨が降り、晴間もありました(20.8~28.2℃/南東風)。
  道沿いの倒木上に、キマダラミヤマカミキリ(カミキリムシ科)がいました。じっとしていましたが、近寄ると長い触角を揺らしながら素早く動き、あっという間に何処かに飛んで行きました。本州~沖縄の主に山地の林内に生息する体長22~35mmカミキリムシです。成虫は6〜8月に出現し、体色は赤褐色で、金黄色のビロード状の毛で覆われます。前胸背は両側中央に円錐状の突起を持ち、背面には不規則な大きな皺が寄ります。翅端は斜めに切断され、会合角には長い棘があります。成虫は夜行性で、樹液を吸い、燈火に飛来、日中は樹上や落葉の下等に隠れ、時に花上で花粉や蜜を食べることもあります。幼虫はブナ科のクリやクヌギ等の枯木を餌にしそのまま越冬しますが、成虫で越すものもいます。別名はキマダラカミキリ、キマダラヤマカミキリ等・・・
キマダラミヤマカミキリ 雨後晴間
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七月観(視)察会
2021/07/11(Sun)
  きょうは曇りの予報でしたが、霧雨が降ったり止んだりの、如何にも梅雨時の観察会になりました(19.9~24.5℃/南南東風)。この天候にも関わらず、宮教大の学生さん達を初め大勢の参加者で、先ずは「ナラ枯れ」についての要望書への市の回答についてや、チラシやコースの説明、道に転がっていたキノコの紹介等があった後、早速出発です。草地に広がるネジバナや、池を飛ぶトンボ達、蝶庭の様子等観ながら進むと、道沿いに白いギンリョウソウが無数に群れ、その周りにはベニタケ科の茸も生えていて、その関係等も考えました。キツネノボタンやバイカツツジ、果実となったウメガサソウやイチヤクソウ等観察しつつ森に入ると、薄暗い道々には大小のキノコが散在し、ニイニイゼミが鳴き、藪のウグイスも煩い位に囀っています。見上げれば、今日のチラシで紹介のリョウブが爽やかに群れ咲き、オオミズアオの青白い翅が落ちていたり、ヒメコウゾやナツハゼ、シラキ等の実を観たりしましたが、何と言っても樹液の木には、オオスズメバチがぶんぶん言いながらカナブンや蝶達を蹴散らして近寄れませんでしたが、その近くにはスジクワガタや立派なミヤマクワガタ♂♀もいて、ついつい歓声を上げてしまいました。観察もそこそこに立ち去りましたが、子供の頃の感激が蘇りました。オカトラノオやオオバジャノヒゲ、ヒヨドリバナ、ノリウツギ等の白い花、昔は不老長寿の茸とされたシロキクラゲ、見事で不思議なアメリカウラベニイロガワリ、コウスノキやニガイチゴ等の赤い実もアクセントの様に目立っていました。残念ながらトウホクサンショウウオは見られませんでしたが、山道の標識上で休んでいたカジカガエルには、何故こんな所に?!と驚かされました。そして、背丈程もあり奇妙ながらも美しい蘭、オニノヤガラが案外にあちこちに咲いていて、これも驚かされました。森は森閑としつつも道行く所、ホトトギスやキビタキも良く鳴いていました… 
リョウブ 成程、あの花がこうなったの シロキクラケ オニノヤガラ
  花では他に、チダケサシ、シラヤマギク、アオヤギソウ、ヒメキンミズヒキ、キンミズヒキ、ノウゼンカズラ、ネムノキ、ヒルガオ、クサノオウ、ムラサキシキブ、オオハンゴンソウ、オニタビラコ、ウマノミツバ、ヒメジョオン、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、ツユクサ、ドクダミ、ネズミモチ、ハエドクソウ、ブタナ、オニドコロ、(解散後にはキキョウやギボウシ、ヤブカンゾウ、コマツナギ、アカメガシワ、ヒメヤブラン、ヤマユリ)等が見られました。果実では他に、サルトリイバラ、ミヤマガマズミ、イボタノキ、マムシグサ、ツクバネ等が生っていました。キノコでは、ヒメカタショウロ、チシオタケ、ベニヒガサ、ドクベニタケ、シロイボカサタケ、フサヒメホウキタケ、ヒトクチタケ、マツオウジ、カワラタケの仲間、粘菌の仲間等が見られました。野鳥では、他にアオゲラ、カワラヒワ、メジロ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ等が確認され、動物では、葉の上にいた蝸牛・ニッポンマイマイ、角擦り等カモシカの痕跡、ヒメグルミ等リスの痕跡、イノシシ痕、道に道に跳ねる蛙の子供、這うナメクジ、木苺の種だらけのテンの糞、昆虫では、池にいたシオカラトンボ、コシアキトンボ、クロイトトンボ、樹液にいたヨツボシオオキスイ、ハエの仲間他、鳴きながら飛んだエゾゼミ、様々な花にいたコマルハナバチ等、アワブキにいたスミナガシの幼虫等に出会いました。きょうは霧雨もありましたが、梅雨時ならではの様々な出会いや驚きがあり、緑滴る森中は遠来の夏鳥達が高らかに囀って、恰も自然の楽土を想わせてくれましたし、コロナ禍下の皆さんにとっても、心癒される新鮮な一時となったのではないでしょうか・・・?
アメリカウラベニイロガワリ 山上のカジカガエル ミヤマクワガタ♂♀ 色んな出会いがありました
  来月(8/9)は会としてはお休みですが、主に調査・確認(水生他)をする予定です。諸工事等によるどによる自然破壊や生態系の分断も一層進んでいますが、自然環境の小さな変化も見逃さず、観(視)察を続けて行きたいものです・・・
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オニノヤガラ(鬼の矢柄)
2021/07/10(Sat)
    きょうは、曇り後雨が降りました(20.5~24.5℃/北風)。
   道沿いに、オニノヤガラ(ラン科)が生えていました。大きいのも小さいのもありましたが、みんな雨に打たれて、蘭鋳の様なお顔をふるふる震わせていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、ロシア東部等の山地の樹林下や湿性地等に生育する、高さ50-100cm程の多年草です。腐生植物で、木材腐朽菌であるナラタケと共生し、光合成を行わず、葉緑素を持ちません。地下の塊茎は長さ10cm程の楕円形で、表面には多くの節があります。帯黄褐色の茎は直立し、膜質の鱗片葉が疎に付きます。6-7月、黄褐色の花を茎先に20-50個総状に付け、下方から開花して行きます。花は3萼片(外花被片)が合着して壷状になり、中に2個の側花弁と細かく裂けた唇弁があります。青葉山では、小楢林床等の所々に見られます・・・
オニノヤガラ 水浸しの道
  明日、7/11(日)は定例観(視)察会。花が少なめの時季ですが、リョウブ、アカメガシワ、オカトラノオ、ムラサキシキブ、ネジバナ、ギンリョウソウ等が咲き、ホトトギス、キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ、ウグイスも良く鳴いています。池や花、樹液の木には虫達が集まり、ニガイチゴやコウスノキ等の実が生り、キノコも色々出ています・・・

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店、宮城NPOプラザ(榴ヶ岡)等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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リョウブ(令法)
2021/07/09(Fri)
   きょうは、一日中雨が降りました(20.3~22.1℃/東南東風)。
   道沿いのリョウブ(リョウブ科)に、花が咲いていました。下ばかり見ていると気付きませんが、雨の中、梅雨時に相応しい真白く繊細な花房が、健気に斜上しながら、霞む様に揺れていました。北海道南部~九州の他、朝鮮南部等の、明るい尾根や谷筋等に生育する、高さ3-7mの落葉小高木です。樹皮は縦長に薄く剥がれ、内皮は滑らかな薄茶褐色です。葉は長さ10cm、幅3cm程の倒卵形に近い楕円形で、細鋸歯があり、表面には艶が無く、枝先に螺旋状に纏まって付きます。7-9月、枝先の長い総状花序に多数の花を付け、花弁は白く5裂します。果実は蒴果で3つに割れます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
リョウブ 霧深く

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店、宮城NPOプラザ(榴ヶ岡)等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
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アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)の花
2021/07/08(Thu)
  きょうは、曇り後霧雨が降りました(20.9~22.9℃/東南東風)。
  道沿いのアカメガシワ(トウダイグサ科)に、雄株の雄花が咲いていました。霧雨の下、水滴をキラキラさせて、真夏の夜空に輝く、連発の水中花火の様にも見えました。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野の河原や伐採跡地等の、日当たりの良い所に生育する5-10m程の落葉高木で、典型的な開拓植物です。雌雄異株で、6-7月に、雄花は多数の雄蕊が伸びて球状に開き、雌花は柱頭が3つに分かれる雌蕊だけから成り、余り目立ちません。名は、新葉には赤い鱗片が多数あって、特に新芽が赤く、葉が柏の様に大きくなる事に由来します。赤い鱗片は葉の生長と共に脱落し、次第に緑色に変わります。青葉山では、林縁部や崩壊地等に見られます・・・
アカメガシワ 水溜
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「ナラ枯れ被害対策についての質問状及び要望書」への回答
2021/07/07(Wed)
 仙台市に、ナラ枯についての質問状・要望書を提出(3/18)して三月半程経ちましたが、漸く一昨日7/5、公園課にて「回答書」を受け取ることができました。
 内容は極簡単なもので、こちらの主要な提案も未だ検討して頂けず残念ですが、作業時期の見直しや「情報提供」、「事前の相談」の確約等あり、当会としても十分検証した上で、又全国の事例等示しつつ、「天然更新」等も含め、現作業の見直しと、自然への負荷の少ない他方法の採用を執拗に提案する等、今後共確り対応して行きたいと思います。
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ネジバナ(捩花)
2021/07/07(Wed)
  きょうは、一日雨が降りました(20.9~22.4℃/東南東風)。
  草原に、ネジバナ(ラン科)が咲いていました。案外あちこちにちょこちょこと、薔薇色のめんこい蘭花が、雨にしっぽり濡れていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン、クリルやヒマラヤ等の少し湿った日当たりの良い草地に生育する、5-40cmの多年草です。葉は柔らかく厚みがあり、根出状に数枚付きます。1本出た花茎の先に螺旋状に捩れた花序を付け、4-7月と9-10月に径5mm程の淡紅色(時に紅~白~緑)の花を多数咲かせます。花は左右両巻があり、根は菌根となって菌類と共生しています。青葉山では、道沿いの草叢等に見られます・・・
ネジバナ 強い雨
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ニホンカナヘビ(日本金蛇、日本蛇舅母) 尻尾を立てる!
2021/07/06(Tue)
  きょうは、晴れ時々曇りました(20.8~30.0℃/南南東風)。
  道端に、ニホンカナヘビ(カナヘビ科)がいました。梅雨の晴間で蒸し暑かった所為か?何故なのか?草藪の葉の上で、長〜い尻尾を真直ぐに高〜く立てて、涼んでいる様に見えました(この行動の真の意味、知っている方、教えてください!)。北海道~九州とその属島の、高地~低地の山野~人家周辺にまで広く生息する日本の固有種です。全長16-25cm程で、尾は全体の2/3を占めます。背面は褐色で腹面は黄白~黄褐色、舌先は二つに分れます。主に昼行性で、昆虫やクモ等の陸生節足動物等を食べ、小型哺乳類や鳥類、ヘビ等に捕食されます。捕まりそうになると尾を自切し、切れた尾が動いている間に逃げ、尾は再生しますが骨はできません。青葉山では、林内外で普通に見られます・・・
ニホンカナヘビ 梅雨の晴間
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ヒグラシ(日暮)
2021/07/05(Mon)
   きょうは、雨後曇りました(18.7~26.3℃/南風)。
  林縁に、ヒグラシ(セミ科)がいました。一匹だけで淋しそうに鳴いていましたが、それとは別に、檜の幹には翅が縮れた雄がいて、益々寂しくなりました。もしかして、長年蓄積された放射能土の影響か?と、ぞっとしましたし、生き抜いて欲しいものです。中国等に広く分布し、日本では北海道南部~奄美大島の広葉樹林や杉、桧林に生息する中型の蝉です。成虫は6-9月に出現し、名の通り、日暮れ等にカナカナ・・と鳴きます。体長は雄28-38mm、雌21-25mmで、褐色地に黒色と緑色の斑紋がありますが、体色には変異が多い様です。雄の腹部は雌よりも明らかに太くて長くなります。青葉山では、何処でも普通に見られ、聞かれます・・・
ヒグラシ. 雨は上がるも
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ヤブカンゾウ(薮萓草)
2021/07/04(Sun)
  きょうは、雨が降ったり止んだりでした(18.1~19.9℃/南東風)。
  林縁の土手に、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)が咲き始めていました。雨粒を一面にくっ付けて、きょうは、緑の海の紅海星の様にも見えました。有史以前渡来の中国原産とも言われ、日本では北海道~九州の日当たりの良い草地等に生育する、草丈50-100cmの多年草です。葉は根生し、長さ40-60cm幅3㎝前後の広線形。3倍体の為結実せず、根が紡錘状に膨らみ匍匐茎を出して増えます。茎上部で分枝し、7-8月、茎頂に橙赤色の花を数個付けます。花は径8-10㎝で、花筒は長さ約2㎝。花披片は6個ですが雄蘂と雌蘂の一部又は全部が花弁化して八重咲きになります。青葉山では、土手等に普通に見られます・・・
ヤブカンゾウ 長沼
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イワガラミ(岩絡)
2021/07/03(Sat)
  きょうは、大体曇りました(18.3~23.3℃/南南東風)。
  道沿いの木に絡まるイワガラミ(ユキノシタ科)に、花が咲いていました。と言っても、真花の方はほぼ枯れているのですが、飾花が美しく、螺鈿の様に透けていました。本州~九州の他朝鮮等の、夏緑広葉樹林の樹幹や岩等に這い登って生育する、木本性落葉蔓植物です。茎は気根を多数出して樹木等に付着します。長さ5-12cmの葉は対生し、葉柄は長く(葉身とほぼ同長)、縁には荒い鋸歯があり、表裏の主脈腋等には毛があり、裏面が緑白色なのが特徴です。5-7月、枝先に多くの小さい両性花と、1枚の白い萼の装飾花からなる散房状集散花序を形成します。芽は短く芽鱗は2-3対あって、葉痕は三角~倒松形。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
イワガラミ 森の隙間から
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