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ヤマガラ(山雀)とユリノキ(百合木)
2023/02/28(Tue)
  きょうは、良く晴れてとても暖かくなりました(-1.5~17.5℃/西風)。
  車道沿いのユリノキ(モクレン科)に、ヤマガラ(シジュウカラ科)がいました。ニイニイ鳴いていましたが、見上げれば青空を背に果軸を突いていて、何だか蓮上の小仏の様でもありました。亜高山~落葉・常緑広葉樹林に生息する、全長13-15㎝のシジュウカラの仲間です。ほぼ留鳥ですが、高地の個体は冬に低地へ移動します。頭部は黒と白~薄茶色の斑模様で、背と腹部は赤~茶褐色、肩~翼は濃青灰色。嘴は黒く、後肢は青灰色。食性は雑食で、昆虫、クモ、果実等を食べ、主に樹上で採食し、堅果は後肢で挟んで嘴で抉じ開けて中身を食べ、樹皮等に果実を蓄える行動(貯食)も採ります。青葉山では、林内で通年普通に見られます。百合木は北米原産。樹高、25~30mの落葉高木。葉は互生し長さ10~15cm。5〜6月、鬱金香に似た花を枝先に上向きに付け、花被片9。内側の6が花弁状になり、黄緑色、基部に橙色の班紋。外側3は緑白色で萼状。雌蕊は円錐形に集合して花中央に直立。果実は翼果が多数集まった集合果。青葉山周辺では、街路や公園に植えられています・・・(右は、青葉山から見た栗駒山)
ヤマガラ 青葉山(城址)から見た栗駒山

★2/15からの 「杜の都 青葉山は今!」展示会、きょうが 最終日となりました!あっという間の2週間でしたが、多くの方に見て頂いて、多くの感想や励ましも貰い、観察会に参加したいと言う方も何人もおられました。青葉山の息吹を直に感じて頂くためにも、皆さん、ぜひご参加ください↓^^!
観察会展示 観察会風景 4月の観(視)察会風景

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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青葉山の四季2021》
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マガモ(真鴨)
2023/02/27(Mon)
   きょうは、良く晴れて暖かくなりました(-0.7~9.8℃/北西風)。
   川に、マガモ(カモ科)がいました。雌雄の番の様でしたが、藻でも食べているのか、仲良く頭を潜らせては、体を雫で光らせていました。北半球の冷~温帯に広く分布し、北方で繁殖するものは南方で越冬し、日本では、亜種マガモが北海道~南西諸島に冬鳥として渡来します(北海道と本州中部山地では少数が繁殖)。体長50-65㎝、翼開長75-100㎝で、繁殖期の雄は嘴が黄色く、頭は緑、首輪は白く、胴体は灰白色と黒褐色の。雌は嘴が橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色の縁取りがある羽毛に覆われます。非繁殖期は雌雄共に似た羽色(エクリプス)になりますが、雄の嘴の黄色は残り、湖沼、河川、海岸で群れを形成し、10月末-12月に番を形成して、春に繁殖地へ渡ります。食性は植物食が主の雑食で、水草や植物の種子、貝等を採食。青葉山周辺では、冬に広瀬川等に小群が見られます・・・
マガモ♂ 大東遠望

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催。いよいよ明日は最終日!午後3時頃までの展示となります。青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、絵画・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
稀少な作品も! 植物1 きのこ1 昆虫1 野鳥1 動物と絵
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カタクリ(片栗)の葉
2023/02/26(Sun)
   きょうは、晴れたり曇ったりで風が強く、一日中雪が舞い飛びました(-1.1~5.8℃/西北西風)。
   道端に、カタクリ(ユリ科)の葉が出ていました。まだまだかと思っていましたが、日の当たる小道のあちこちに、早くも尖ったり巻いたりの小葉が、可愛らしく顔を出していました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン等の落葉広葉樹の林床に群生する、草丈10-25㎝の多年草です。3月末~4月初め、長さ4-5㎝で薄紫~桃色の花を、下向きに咲かせた後、あっと言う間に12.5消えてしまいます。青葉山では到る所に見られ、大群生地もあちこちにありますが、開発や森林管理、盗掘の他、枯松伐採時の林床破壊等で大分減少しています・・・
カタクリの葉 雪の小山

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催。あと2日です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
      チムルさんの作に見入る
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キンクロハジロ(金黒羽白)♀♂
2023/02/25(Sat)
   きょうは、晴れたり曇ったりで、時々雪が降りました(0.7~7.8℃/西風)。
  池に、キンクロハジロ(カモ科)がいました。 一気に氷が融けた水面に、北帰行前に番と成った雌雄が、仲睦まじく寄り添っていました。ユーラシア大陸の中緯度に広く分布・繁殖し、南西ヨーロッパ~アジア中南部で越冬する全長40-47㎝、翼開張67-73㎝の潜水性の鴨です。日本では全国の河川、湖沼、湾等に冬鳥として訪れ、大群を作ります。繁殖期の雄は後頭の羽毛が伸長し(冠羽)、頭~胸~体上面が黒く、非繁殖期の雄(エクリプス)や雌は全身が黒褐~暗褐色。嘴は幅広く灰青色で、先は黒くその周囲は白。後肢は暗青灰色。潜水して貝類、甲殻類、水生昆虫や水草等を食べます。青葉山周辺では、毎冬普通に見られます・・・
キンクロジロ雌雄 お城と鳥

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
     展覧会
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アセビ(馬酔木)
2023/02/24(Fri)
   きょうは、曇り時々晴れて暖かくなりました(2.3~10.6℃/南東風)。
   森の外れのアセビ(ツツジ科)が、咲いていました。知らぬ間に幾房も、鈴蘭を思わせる小花が、微かな芳香を漂わせながら、次々に綻んでいました。本州(宮城以南)~九州の山地に生育する、樹高1.5-4m程の常緑低木です。葉は艶のある楕円形で、枝先に束生します。早春、枝先に白い壺状花を多数付けた複総状の花序を垂らし、秋に扁球形の蒴果を上向きに付けます。青葉山では、林縁等に見られ、県のレッドリストでは要注目種に指定されています・・・
アセビ 未だ凍ってはいるけれど

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
     きょうの様子
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ネコヤナギ(猫柳)
2023/02/23(Thu)
  きょうは、晴れ時々曇りました(-0.9~8.9℃/北西風)。
  道沿いのネコヤナギ(ヤナギ科)に、花芽が出ていました。湿った溝沿いの低木で、二つ揃って、極北の毛皮の暖かそうなミトンの様に見えました。北海道~九州の山間渓流や中流域の急流沿い等に生育する、高さ3m程の落葉低木です。葉は細い楕円形で艶はありません。雌雄異株。ヤナギ類で最も早く、早春の葉が出る前に銀白色の毛が目立つ花穂を付けます。雄花は長さ3-6cm、葯は初め紅色で花粉が出た後は黒くなります。雌花は2.5-4.5cmで、果穂は花後長く伸びて10cm程になり、初夏、綿毛に包まれた種子を飛ばします。青葉山では、川沿い等に普通に見られます・・・
ネコヤナギ 泉ヶ岳

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
     自転車で

  
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追廻周辺の自然破壊
2023/02/23(Thu)
市博物館の下、長沼の斜面の森が無くなっていました。初めははみ出した大木等を伐採、オシドリの止まり木も営巣木も伐られ、次に藪刈り、ウグイス等がすべて消え、これで終わりと思っていましたら、残った杉の大木等を次々に伐採、大きな森は、あっと言う間に禿げた土手に変わってしまいました。これが「杜の都」が看板の町がすることでしょうか。「青葉山公園整備事業」と、4月から始まる「全国都市緑化仙台フェア」に向けた工事と思われますが、既に追廻地区では、多くの樹木が伐採され、ツルボやミソハギ、カキツバタやノハナショウブ等の群生地はアスファルトやコンクリで覆われ、「水質改善」工事によっては、コウホネやヒツジグサ等の他、折角あったミズバショウやリュウキンカ等まで消えてしまいました。河川管理を理由に、貴重な柳等の河畔林も大規模に削られました。今後の「公園化」によって何が植栽、自然化するかは分かりませんが、失われたものはほぼ戻ることは無いでしょう。「青葉山シンポジウム」でも謳われた「活性化」はよしとしても、今ある宝「自然」を護り、次代に繋ぐことを忘れてはなりません。仙台の顔とも言うべき場所で繰り広げられている自然破壊の数々…「杜の都」の看板が泣いています。
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ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)
2023/02/22(Wed)
  きょうは、朝に雪がうっすらあり、晴れたり曇ったりで、午前中は良く風花が舞いました(-2.5~6.4℃/北西風)。
  檜の木の根際、道端に、ホソバオキナゴケ(シラガゴケ科)が生えていました。緑の海原にぽつぽつと、白緑の島々が、冬の松島を思わせました。ユーラシア大陸等世界に広く分布し、日本では北海道~沖縄の森林や庭等の半日蔭の腐植土上や切株、倒木上に生育する、シラガゴケの仲間です。白みを帯びた緑色で、葉は2-3cmで枝分れは殆ど無く、こんもりとした密なコロニーを形成し、コロニーが小さい内は饅頭状に真丸ですが、時間の経過と共にその範囲を広げ、広範囲にマット状に広がります。肌理が細かく、近くで見ると僅かに光沢があります。雌雄異株。苔庭でよく見られる他、アラハシラガゴケと共に「ヤマゴケ」と呼ばれて、盆栽の根元の化粧苔としても多用されます。別名はホソバシラガゴケ。青葉山では、各所に普通に見られます…
ホソバオキナゴケ マンサク

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
  山猫のいる作品も(222の日) 山猫のいる作品も(222の日)
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イヌガンソク(犬雁足)
2023/02/21(Tue)
   きょうは、朝にうっすら雪が積もり、後晴れたり曇ったりで、風花が良く舞いました(-2.3~2.8℃/北西風)。
  道端に、イヌガンソク(イワデンダ科)が生えていました。と言っても本体(栄養葉)は無く、棕櫚葉を思わせる雁足が、鮮緑のリョウメンシダを背に屹立し映えていました。北海道~九州の他、東アジア~ヒマラヤの山地の林下や路傍に広く生育する夏緑性の羊歯植物です。栄養葉は単羽状で、長さは50㎝程。胞子葉は、葉柄が長さ20㎝強、葉身が25㎝程で、枯葉は褐色に変わって冬も残ります。青葉山では、道端等で普通に見られます・・・
イヌガンソク 峠から

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
   きょうの展示会
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ツグミ(鶫)
2023/02/20(Mon)
  きょうは、晴れたり曇ったりで風が強く、風花が良く飛びました(-1.4~7.1℃/西北西風)。
  雪の消えた原に、ツグミ(ツグミ科)がいました。今冬は少なめの当種、大雪の後は採食にも苦心して人家の餌台にも上っていましたが、漸くのびのびと、広場をちょんちょん駆けていました。北東アジアに広く分布し、東シベリア~カムチャッカで繁殖、日本には秋~春に渡来して越冬します。体長約20㎝。体の上部が灰~茶色で、眼上と腹部が白く、胸を張り背筋を伸ばす姿勢でいるのが特徴です。雑食で、主に土中のミミズや虫を食べ、様々な果実等も好みます。青葉山では冬期、草原や林縁等に普通に見られます・・・
ツグミ 飛ぶ風花

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
   冬虫夏草

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
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希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
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青葉山の四季2021》

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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
2023/02/19(Sun)
  きょうは、雨後曇りました(4.2~8.3℃/西北西風)。
  車道沿いに、オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。もう、昨年末から咲いてはいましたが、雪が融け、雨後におずおずと開きかけた紺碧の小花は、とても健気でいじらしく感じました。ヨーロッパ原産の帰化植物で、全国の路傍等日当たりの良い場所に生育する、草丈10-20cmの越年草です。茎は良く分枝し、地面を這うように広がります。葉は対生し、1-2cmの卵円形で粗い鋸歯があります。2-5月、葉腋から花柄を出し、コバルト色で径8-10mmの花を咲かせます。左右対称の花弁は4裂して基部で合着し、1日で落ちてしまいます。雄蘂は2本。蒴果は、2つの玉を付けた形で多毛。青葉山周辺では、道端等に普通に見られます・・・
オオイヌノフグリ 霧

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   青葉山の水生生物
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スズガモ(鈴鴨)
2023/02/18(Sat)
  きょうは、晴れて暖かくなりました(3.4~12.5℃/南西風)。
  川に、スズガモ(カモ科ハジロ属)がいました。暫しキンクロハジロと思い見ていましたが、良く見れば背中が灰色の当種雄で、北帰行の途中か逸れたか、一人ぽつんと波に浮いていました。ユーラシア大陸や北米北部で繁殖し,南部に移動して越冬、日本には冬鳥(渡り鳥)として多数渡来する、全長 39~56cmの潜水性の鴨です。雌雄異色。雄は頭頸部が金属光沢ある暗緑色で、背面は白地に細かな黒い横斑が密にあり、胸は黒く腹は白。雌は頭頸部、背面、胸は暗緑褐色で、額と顔の前半部と腹が白。海岸の浅瀬、河口、入江,広い湖沼等に棲み、貝類やカニ類等を食べます。名は、飛行時の羽音が金属質で鈴音に似ている事に由来。青葉山周辺では、稀に各淵等で見られます・・・
スズガモ 竜の口入口

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
きょうの展示会
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アカネズミ(赤鼠)の足跡
2023/02/17(Fri)
   きょうは、晴れて暖かくなりました(‐1.9~10.2℃/北西風)。  
   雪の残る道端に、アカネズミ(ネズミ科)と思われる野鼠の足跡(後足は23‐4㎜(ヒメネズミは21mm-))がありました。周囲はほぼ融けていても10cm程積る、人の気配の全く無い日陰の道で、右往左往、小さく揃った足跡が、尾の跡も付けながら続いていました。北海道〜九州の高山〜平地の森林や田畑、河川敷等に生息する頭胴長80-140㎜、尾長70-130㎜、後足長22-26㎜、体重20-60gの小型のネズミです。日本固有種。背は橙褐色で 腹は白。夜行性で地表中心に単独で行動し、地中に巣穴を掘ります。主に植物の種子や根茎等を食べ、昆虫類も捕食。秋に団栗や胡桃を巣穴や岩陰、地中等に貯食するので、森林更新に大きな役割を果たしています。後足の筋肉が発達し、行動範囲は1日数kmに亘ります。足跡は蹠行性で、青葉山では、ヒメネズミと共に林内外に普通に見られます…
野ネズミの足跡 街を望む

★2/15から始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2/28(火)まで(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です!青葉山の四季の移ろい、希少な動植物達、冬虫夏草の数々、様々な水生生物、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧下さい!!!
展示風景
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ミズキ(水木)の芽
2023/02/16(Thu)
  きょうは、朝迄に雪が又少し積もり、晴れ時々曇って、風の強い一日でした(-3.4~5.2℃/西北西風)。
   道沿いの、ミズキ(ミズキ科)の冬芽が膨らんでいました。艶々とした赤い芽と茎が雪に映えて、擬宝珠を付けた赤い欄干の様にも見えました。北海道~九州の他、朝鮮、中国~ヒマラヤ等の、渓谷周辺等水分条件の良い所に生育する、樹高10-15mの落葉高木です。枝を扇状に四方に広げるのが特徴で、若枝は紫紅色で、葉は広卵~楕円形の全縁で先は尖り、互生して長さ2-5cmの葉柄があります。5-6月、新枝の先に多数の白色4弁の小花を散房花序に付けます。果実(核果)は球形で紫黒色。鱗芽は長さ7-10㎜の長卵~楕円形、芽鱗は5-8個で、濃紅紫色、光沢があり表面は無毛で縁に毛。葉痕は半円形又はV字で維管束痕は3個。青葉山では、斜面等に普通に見られます・・・
みずきの芽 河原の雪

★昨日始まった 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2023年2/15(水)〜2/28(火)(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です! 青葉山の四季の移ろい、希少な動植物たち、冬虫夏草の数々、様々な水生生物たち、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧ください!!!
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ガマ(蒲、香蒲)
2023/02/15(Wed)
    きょうは、雪が降ったり止んだりで、晩方までに5㎝程積りました(-4.0~0.8℃/北風)。
   池に、ガマ(ガマ科)の果穂がありました。雪の中、粉砂糖を付けたドーナツ棒の様で、美味しそうでもありました。北海道~九州の他、広く北半球温帯~熱帯やオーストラリア等の、池沼等の水辺に生育する抽水植物の多年生草本で、高さは2m程になります。初夏に花茎を作り、花穂の下部は赤褐色の雌花の集まりで、細い上半分には雄花が集まり、開花時に黄色い葯が一面に表れます。雌花は結実後、綿屑状の冠毛を持つ微小果実になります。風等によって飛散すると、水面に落ちて果実から種子が放出され、水底に沈んだ後発芽します。 青葉山では、池沼や湿地等に見られます・・・
ガマ 降り頻る雪


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シロハラ(白腹)
2023/02/14(Tue)
  きょうは、曇って時々雪が降り、夜には数㎝積りました(-2.8~5.0℃/北風)。
  道沿いに、シロハラ(ツグミ科)がいました。雪のない杉の林床で、落葉を起しては食べ物を探していましたが、こちらに気付くとにっこり笑って(の様に見えました)、軽く会釈してくれました(の様な気がしました)。中国東北部~ロシア沿海地方、サハリン、クリル等で繁殖し、朝鮮、中国南部、フィリピン等で越冬する渡り鳥で、日本では主に本州以南の積雪の少ない山地~平地の林に冬鳥として渡来します。体長は約25cmで、雌雄ほぼ同色。主に森の茂み等に潜んでいますが、市街地の公園や緑地にも姿を現します。雑食性で、昆虫やミミズ等小動物の他、木の実等も捕食します。青葉山では秋〜春に渡来し、以前は西日本に多く、当地では中々見られませんでしたが、今や森の内部で一番多いツグミの仲間となっています・・・
シロハラ 降り出した雪

★明日から始まる 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2023年2/15(水)〜2/28(火)(2週間) 青葉通地下道ギャラリーでの開催です! 青葉山の四季の移ろい、希少な動植物たち、冬虫夏草の数々、様々な水生生物たち、観(視)察会の様子、諸問題・・・等々、ぜひ、ご覧ください!!!

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)


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タチシオデ(立牛尾菜・立四緒手)の果実
2023/02/13(Mon)
   きょうは、細かな氷雨が降ったり止んだりでした(1.9~5.4℃/北北西風)。
   道端に、タチシオデ(サルトリイバラ科)の実が生っていました。昨日の会でも見られましたが、干乾びていて干葡萄の様で、一粒試食するとやはりそれっぽく、種はと言うと、吃驚する程の紅い玉でした。本州~九州の他、朝鮮、中国等の山地の林縁や明るい草原等に生育する、長さ1-2m程の蔓性多年草です。雌雄異株。太い地下茎があり、春先に勢いある苗条を出し、葉柄基部から巻鬚を出して他物に絡み付いて伸びます。葉は薄くて光沢がなく、裏面は粉白色を帯びます。5-6月、葉腋から花序を出し、黄緑色の花を多数付けます。夏~秋に、黒くて白粉を帯びた果実を熟します。青葉山では、道端等に普通に見られます・・・
タチシオデ 氷雨の森

★次回の 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2023年2/15(水)〜2/28(火)(2週間) 青葉通地下道ギャラリーにて開催します! 一点でも結構です、青葉山の未来のための作品を募集中です!!!

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)


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二月観(視)察会
2023/02/12(Sun)
 きょうは第二日曜、観察(視察)会の日。とは言え二・八月は(公式には)お休みなので、記録(調査)を目的に、又森全体での「危険木」伐採がある事から、その一部点検も兼ねて、有志で歩きました(-1.8~12.5℃/西風)。晴れて暖かではありましたが、久々に十分な雪の中、早速の出発です。日曜も続く学生寮工事(小林が削られた)に気を取られつつ進むと、車道沿いの雪のない地面では、スズメやツグミが採食しています。裸木越しには遥か、大東や南面白、船形等の山々が白く輝いています。森に入ると、雪上に目当ての足跡はあるものの、大雪後の急速な雪解けから判別し難いものも多く、はっきりしたものはカモシカやタヌキ、キツネ位でした。先月の会では見られたマンサクの花は、縮こまってしまったのか場所が違うからか、蕾しか見つかりません。流石、ツノハシバミ等カバノキ科樹々の雄花はそれなりに伸びていましたが、他に花の気配はありません。時折シジュウカラやヤマガラ、エナガにコゲラ等の混群が賑やかに通り過ぎ、藪からはウグイスの地鳴き、アカゲラと思われる声も聞こえました。果実は、タチシオデ、ヤブムラサキ等の液果が僅かに見られ、ホツツジ、トウゴクミツバツツジ、アブラツツジ等の蒴果があちこちにあり、雪中にはイチヤクソウのものも見られました。ミノムシやヒメグモの仲間の者と思われる卵嚢、眼を思わせる様なオオウラジロノキの落枝痕や、最近中々見られなくなった、ウスタビガの繭にも出逢いました。そしてきょうは何と言っても、冬虫夏草の研究者に解説して貰いながら、多くのイトヒキミジンアリタケ等を観察できたのは喜びでした。解散後は、大学に綻ぶソシンロウバイを楽しみました・・・
ツグミ カモシカの足跡 檜谷 エナガ
 伐採予定地の点検に関しては、赤松等の大木が多く、林床や沢筋等の希少植物群への影響が心配され、できる範囲での薪化、チップ化や搬出等の処理法を、何とか真剣に考えて貰いたいと思いましたし、一時より少しずつの作業、負荷の少ない処理法に代えて頂きたいものと、皆で話し合いました…
 尚、野鳥では他に、メジロ、ハシブトガラス、カワラヒワ、ヒヨドリ、トビ等が見られ、動物では、カモシカの角擦り痕、食痕等は見られましたが、何故かあれ程多い筈のイノシシの生活痕は全く探せず、テンやノウサギの痕跡が見つからなかったのには落胆しました。果実では、ネジキ、リョウブ、ヘクソカズラ、ヤマノイモ等が残っていました。シシガシラやベニシダ等の羊歯や、イヌツゲ等の常緑樹、ハマキゴケやウメノキゴケ等の苔や地衣類等々、青々としたものも目立っていました。
 きょうは、自然観察や確認の他、伐採予定の現地視察も行いましたが、年々進む景観や自然の劣化を視るに付け、改めて、豊かで美しい自然を守り継ぐ為にも、市には、"公園管理"について、自然・景観保護の視点から、より前向きに取り組んで貰いたいと強く感じる会ともなりました・・・
ウスタビガの繭 イトヒキミジンアリタケ コゲラ ソシンロウバイ
 来月(3/12(日))は、マンサクやセリバオウレンの花、囀る小鳥達、サンショウウオの卵等に出会える?早春の観(視)察になります。又、きょうとは別所の、伐採木処理現場等も視たいと思います・・・

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☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
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ユズリハ(楪、交譲木、譲葉)の冬芽と葉柄
2023/02/11(Sat)
  きょうは、朝までに20㎝以上積もっていましたが(気象台では21cm)、日中は晴れて暖かくなりました(0.1~9.1℃/北風)。
  道沿いに、ユズリハ(ユズリハ科)がありました。真白い雪の中、真赤な葉柄と芽がとても目立って、何処かで見たムーラン・ルージュの様でもありました。朝鮮、中国等に分布し、日本では、東北南部~沖縄の山地に生育する、高さ10m程の常緑高木です。雌雄異株。葉は長さ20cm程で、枝先に螺旋状に付きます。5-6月に、葉腋から総状花序を出し、花被の無い黄緑色の小花を咲かせます。10-11月に、黒褐色の果実を熟します。名は、春に枝先に若葉が出た後、前年の葉がそれに譲るように落葉する事に由来。青葉山では、あちこちに小・中木が見られます・・・
ユズリハ 太白と蔵王を望む
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イワガラミ(岩絡)の冬芽
2023/02/10(Fri)
  きょうは、昼前から雪が降り出し、夜までに15㎝程積りました(-3,2~-0.2℃/北西風)。
  道沿いの木に、イワガラミ(ユキノシタ科)が巻付いていました。枯れた木に赤い蔓が絡まって、まるで老人の腕を這う血管の様でした。芽は更に朱く炎の如く、葉痕は誰かの顔に見えました。本州~九州の他朝鮮等の、夏緑広葉樹林の樹幹や岩等に這い登って生育する、木本性落葉蔓植物です。茎は気根を多数出して樹木等に付着します。長さ5-12cmの葉は対生し、葉柄は長く(葉身とほぼ同長)、縁には荒い鋸歯があり、表裏の主脈腋等には毛があり、裏面が緑白色なのが特徴です。5-7月、枝先に多くの小さい両性花と、1枚の白い萼の装飾花からなる散房状集散花序を形成します。芽は短く芽鱗は2-3対あって、葉痕は三角~倒松形。青葉山では、あちこちに普通に見られます・・・
イワガラミ 樅の幼木
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ミチタネツケバナ (路種漬花、道種漬花)
2023/02/09(Thu)
  きょうは、晴れ時々曇って風が強く、良く雪が舞い飛びました(-0.7~3.9℃/北西風)。
  車道沿いのミチタネツケバナ(アブラナ科)が、咲き始めていました。ロゼット葉の真中からおずおずと、小さな花茎を伸ばし、めんこい小花を綻ばせていました。欧州原産の帰化植物で、1970-80年代に東北周辺で発見された後、全国で確認され、今では何処でも普通に見られる様になりました。タネツケバナより草丈がやや小さく(20-40cm)、茎は無毛で、花が早春に一早く咲き始めます。湿性地を好むタネツケバナに対して、乾燥した道端等に多く、青葉山では、車道沿い等に見られます・・・ 
ミチタネツケバナ オオウラジロノキ


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メジロ(目白)の巣
2023/02/08(Wed)
 きょうは、晴れ後曇りました(1.8~9.3℃/北西風)。
 道沿いの木に、メジロ(メジロ科)のものと思われる巣がありました。下から見るときらきらと、大きな天蚕の様でもありましたが、良く見れば、細く裂かれたビニル紐が一杯使われていて、とても心配になりました。北海道中部以南の山~低地に、留鳥(又は漂鳥)として生息する、全長約12㎝、翼開長約18㎝の小鳥です。雌雄同色。上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。下面は白く、喉はや下尾筒は黄色く、脇は褐色味を帯びます。目の周りの白い輪が特徴です。雑食ですが、花蜜や果汁を好み、夫婦愛が強く、留鳥では一年中番いでいる者も多く、繁殖期、共同で苔や木の革、繊維状のものを使って、直径7cm程の巣を作ります。只、都会周辺では近年ビニル紐等を利用するものが増え、雛が誤って飲み込む事もあり、注意が必要です。冬にはカラ類と混群を作ったりもします。青葉山では、一年中普通に観察できますし、巣も散見されます・・・
目白の巣 貂の足跡
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バッケ(蕗の薹)
2023/02/07(Tue)
   きょうは、曇り時々晴れました(2,9~10.9℃/南風)。
   道沿いに、バッケ(仙台他東北でフキノトウ(フキ(キク科)の花茎)の事)が顔を出していました。と言っても固い蕾で、残雪の間から瑞々しい玉が今にも綻びそうでした。サハリン~九州の他、朝鮮、中国にも分布し、日本では全国の山野に生育するフキ(キク科)の、雌雄異株の花の蕾で、早春、葉の出るより先に花茎が伸び出し、雌花は受粉後花茎を伸ばし、綿毛を付けた種子を飛ばします。開花時の草丈は5-10cmで、結実時は80㎝程になります。名は、アイヌ語のパッカイ(子を負う様な姿)に由来するとされます。青葉山では、道端や沢沿い等に普通に見られます・・・
バッケ 泉が岳

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ノウサギ(野兎)の糞
2023/02/06(Mon)
  きょうは、大体晴れました(-0.6~8.0℃/北北西風)。
   森の林床に、ニホンノウサギ(ノウサギ科)の糞がありました。開発や藪刈り等で年々減って、痕跡さえ薄くなっている野兎ですが、道端に不意に現れるころころ茶豆は、どんなに貧弱だとしても、とても嬉しくなります。本州~九州の亜高山~低地の森林や草原等に生息する、体長45-54cm、体重2-3.5kgの日本固有の兎です。植物食で、葉、芽、枝、樹皮等を採食し、群れは形成せず単独で生活し、塒を中心に半径400m内外の範囲で行動します。藪中で繁殖し、一回1-4仔産み、早春~秋に数回それを繰り返します。夜行性で昼間は藪地等でじっとしている事が多く、巣は作りません。青葉山では、藪内外で比較的普通に見られますが、大開発や藪刈り等で激減していて、今後の地域的生存が危ぶまれています・・・
野兎の糞 茜の雲と空

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ヌルデ(白膠木)の虫瘤
2023/02/05(Sun)
 きょうは、大体晴れました(-1.2~7.3℃/北西風)。
 道沿いのヌルデ(ウルシ科)に、虫瘤が付いていました。何時もなら落ちているのを見つけるのですが、これは枝に未だ沢山付いていて、青空を背に、何か宇宙基地にも見えました。これはヌルデシロアブラムシが作ったヌルデミミフシと言う虫瘤で、別名「五倍子」と呼ばれ、タンニンが豊富に含まれている事から、昔から染物(空五倍子色になる)、お歯黒、インキや白髪染の原料、皮なめしや、腫物、歯痛等に効く生薬等として利用されて来ました。冬の間は空っぽですが(翅を付けた成虫は秋に虫瘤から出てコツボゴケやオオバチョウチンゴケ等の苔に移り、その汁を吸いながら越冬している)、春にはヌルデの葉に戻って来て、又虫瘤を作ります。尚、ヌルデは、日本の他、東~東南アジア各地の山野に生育する、3-5mの雌雄異株の落葉樹で、葉柄の両側に翼があるのが特徴です。名は、膠の様な樹液を塗料として使っていた事から「塗る手」となり、当字として「白膠木」となった様です。別名のフシノキは、「付子」が採れる木の意。青葉山では、道沿い等に普通に見られます・・・
白膠木の虫瘤 光る雪林

★次回の 「杜の都 青葉山は今!」展示会は …2023年2/15(水)〜2/28(火)(2週間) 青葉通地下道ギャラリーにて開催します! 一点でも結構です、青葉山の未来のための作品を募集中です!!!

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします)
★仙台市に2008年末提出した『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★仙台市公園緑地協会による青葉山市有林内の管理作業で、膨大な希少植物の自生群落地が消失する等、取り返しのつかない自然破壊が行われました。当会はその抗議の意志と共に2016年5月27日付けで「質問状」を提出。7/8に届いた「回答書1,2」は納得できるものではなかったため、8/1、より具体的な再質問状を提出。同時に、仙台市建設局公園課に対しても、その見解を求めています。 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました! 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、そ、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、金港堂本店等で販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!! 
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青葉山の四季2021》

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ニガキ(苦木)の冬芽
2023/02/04(Sat)
   きょうは、一日曇って、晩方から霙や雨、雪が降りました(-3.1~6.8℃/南南西風)。
   道沿いに、ニガキ(ニガキ科)が生えていました。未だ小木で近寄ると、暖かそうな冬芽と葉痕が、リャマやアルパカの様にも見えました。北海道〜沖縄の山野の林内に生育する、高さ15m程の落葉高木です。樹皮は滑らかな暗褐〜帯紫黒褐色で。葉は互生し。長さ15〜25cmの奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉があります。小葉の先端は尖り、細鋸歯があります。雌雄別株。4〜5月、本年枝の葉腋から長さ5〜10cmの集散花序を出し、黄緑色の花を多数付けます。雄花序には雄花が30〜50、雌花序には雌花が7〜10付き、花弁は4〜5。雄花は発達した花盤があり、雌花の花盤上には4〜5個に分かれた子房が乗り、花柱1。果実は核果で、9月に緑黒色に熟します。青葉山では林縁等で見られます…、
ニガキ 夕刻の霙
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ケンポナシ(玄圃梨) の果実
2023/02/03(Fri)
 きょうは、朝に雪がうっすらあり、日中は晴れたり曇ったりで、時々風花が舞いました(-1.6~3.0℃/北西風)。
 林縁のケンポナシ(クロウメモドキ科)の木に、実が生っていました。落ちている筈のものは雪下で見えず、木に付いているものは少ないのですが、下がった枝先に一つ異形の梨が突き出して、仄かな甘い香が漂いました。北海道(奥尻島)~九州の他、朝鮮、中国等の山地の林内に生育する樹高15-20mの落葉高木です。樹皮は暗灰~灰褐色で、大木になると縦に浅く裂け薄く剥がれます。葉は互生し、広卵形で低鋸歯があり、基部から分岐する3主脈が目立ちます。6-7月に枝先から集散花序を出し、淡緑色の小花を多数開きます。花弁、萼辺、雄蕊各5。秋に核果(果肉は殆ど無い)の根元の軸が膨らみ、太く折れ曲がって肉質になり食べられます。青葉山では、沢沿い等に見られます・・・
ケンポナシ 川岸
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カジカエデ(梶楓)の果実
2023/02/02(Thu)
  きょうは、朝までに雪が5㎝や位積り、後晴れ時々曇って、時々風花が舞いました(-0.2~4.0℃/西北西風)。
  道沿いのカジカエデ(ムクロジ科)に、実が下がっていました。雪を乗せて、何か土佐水木の様な花にも見えました。本州~九州の、主に太平洋側の山地の樹林内に生育する、高さ20m程の落葉小高木です。葉は対生し、葉柄は4-11cm、葉身は長さ7-15㎝で掌状に5中裂し、荒い鋸歯があります。雌雄異株で、4-5月に枝先に花を付け、雄花は5-11花からなる紅紫色の散形総状花序を下垂し、雌花は3-9花からなる黄緑色の総状花序を上向きに付けます。夏に熟す果実は翼果で、2つが鋭角に付き、黄褐色の長剛毛があり、分果の長さは2.5-3㎝です。宮城県が北限になり、青葉山では林縁等に散見されます・・・
カジカエデ お地蔵さん
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ウスタビガ(薄足袋蛾・薄手火蛾)の繭
2023/02/01(Wed)
  きょうは、朝に又雪が数cm積っていましたが、日中は晴れ時時曇って暖かくなりました(-4.4~10.4℃/西南西風)。
  道沿いの木に、ウスタビガ(ヤママユガ科)の繭が下がっていました。いくら探してもさっぱり見つけられなくなっているこの繭、色褪せて、大分前のものと分かっても、とても嬉しくなってしまいます。朝鮮、シベリア東部等に分布し、日本では北海道~九州の山野に生息する、開張90-110mmの大型の蛾です。成虫は10-11月頃に出現し、翅に一つずつ目玉状の半透明斑紋があるのが特徴です。雄の体色は暗褐~黄褐色で、雌は黄色、卵で越冬し、4月頃に孵化して成長し、6月頃に繭を作って蛹化します。幼虫の食草は、コナラ、ケヤキ桜類、楓類他。繭は薄黄緑色の下が膨らんだ逆三角形状で、自らの糸で作った柄を繭の上部に繋いでぶら下がります。青葉山では、繭や成虫、幼虫も極普通に見られていましたが、近年激減しています・・・
ウスタビガの繭 雪原
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ゆきかえる