FC2ブログ
>
エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)
2009/10/15(Thu)
森の外れの土手に、エンマコオロギ(コオロギ科)がいました。コロロロローーとの声に釣られて近寄ると、まん丸お顔の愛嬌者が飛び出しました。北海道北部と沖縄を除く全国の、草原や田畑、人家周辺等に生息し、日本産のコオロギの仲間では最大です。年1化性で、体長26-32mm程の成虫は8-11月に出現し、昼間は草木の茂み等に潜み、夜に活動して灯火にも飛来します。大きく丸い頭部には光沢があり、背は黒褐色、腹は淡褐色で、体側や前翅は少し赤みを帯びます。複眼の周りに黒い模様があり、その上に淡褐色の眉状帯があります。名は、この模様が閻魔の憤怒面を思わせる事に由来します。雄は前翅に鑢状の発音器や共鳴室を備え、翅脈が複雑な模様をしていますが、雌の翅脈は整然と直線的に伸び、長い産卵管を持ちます。食性は雑食で、植物の他に小動物の死骸等も食べます。成虫の雄はコロコロリーとかキリリリー等と鳴き、夏は夜しか鳴かず、秋になると昼に鳴くようになります。嘗ては食用や民間療法の薬として利用され、今は一部鑑賞用に飼育される程度ですが、古来最も身近な昆虫の一つである事に変わりはありません。青葉山では、草地等に普通に見られます・・・
  土手の叢には、未だリンドウが咲き群れていました・・・
エンマコオロギ♂. リンドウ
スポンサーサイト



この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜)  | メイン | ヨツボシモンシデムシ(四星紋埋葬虫)>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://aobaten.blog109.fc2.com/tb.php/1020-44931403

| メイン |
ゆきかえる