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一月観(視)察会
2010/01/10(Sun)
 きょうは、冷たい風は吹いたものの良く晴れて、清々しい「初歩き」になりました。期待した雪は今年もほんの欠片程で、動物の足跡は見られませんでしたが、新しい出会いも沢山ありました。まずは、シャンデリアの様に冬芽をキラキラ輝かせるトチノキや、青空を背景に真赤な実を無数に揺らすイイギリを眺め、タラヨウの葉に字や絵を書いて楽しみました。森に入るとすぐに、モズの早贄(昨日下見のもの)があり、皆でその不思議で見事な?習性に感心しました。森のあちこちには、クヌギ、イヌツゲ、クリ、エゴノキ等の虫瘤が一杯ありました。冬芽では、短枝が面白いアオハダやリョウブの他、カエデ類やヤマウルシ、ホオノキ、ツノハシバミ、ツリバナ、コシアブラやタカノツメ等特徴あるものを観察しました。木の実では、サルトリイバラ、ウメモドキや、ヤブコウジ、アオキ、ツルアリドオシ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、オオバジャノヒゲ、ジャノヒゲ、ヤブラン、ヒメヤブラン、チゴユリ、ナツハゼ、ツクバネ等を楽しみました。ナツハゼは、干葡萄状になっていて、味もそんな風でしたよ。
イヌツゲの実と虫瘤 視線の先には、早贄が! ヤブコウジ 展望台からの眺め 
花では、オオイヌノフグリやセイヨウタンポポ、サザンカ等が咲いていた他、森の中で何とミヤマウグイスカグラが咲きだしていました。キノコでは、少し干乾びていたものの、見事なクリタケが見られました。シシガシラ、オクマワラビ等のシダ類を観察したり、オオウラジロノキ等の木肌を見比べたりもしました。オヤリハグマやナガバノコウヤボウキ、キッコウハグマ等が、ドライフラワーの様に立ち枯れしていたのも素敵でしたね。動物達の痕跡は、足跡は余りありませんでしたが、カモシカの食痕や角擦り痕、テンの糞、木肌に付く動物達の爪痕、リスや野鼠の食痕、モグラ塚等が見られました。野鳥では、混群を作るシジュウカラ、ヒガラ、コガラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラ、キクイタダキや、ヒヨドリ、ジョウビタキ、トビやカラス達等が見られました。鳶の巣の下では、冬なのに何と、アカショウビンの声が森に響き渡りました(真相は、この山に一年中生息する幼獣でしたよ)。アカマツ等の幹では、ヤニサシガメやクモ達が越冬していて、朽木の下にはアカムカデ等がいました。
ヤニサシガメ ジャノヒゲ 最後はみんなで大合唱 オヤリハグマ
 その後は、管理センターで新年会があり、それぞれの青葉山への思いや願い等を話し合いました。「植えられはびこった外来植物を森から移植しよう」「東西線は、環境アセスが4年だけ等、計画自体が間違っていた」「宮教大の建設も大変な環境破壊だった」「竜ノ口を市民の手に取り戻そう」等々様々な意見が出ました。私は、どんな訳があろうとも、昨年の青葉山(の自然破壊)は最悪だった訳で、この事実を踏まえる事なしで、私達仙台市民に明るい未来はないとの意味の話をしました。兎に角、「青葉山の自然をもうこれ以上壊したくない!」と言うのが、参加者の一致した思いなのではないでしょうか。こうした思いを更にしっかり受け止めつつ今後の対策を図り、今年は、大自然破壊に少しでも歯止めをかける年にしなければ、と強く思いました・・・(尚、ciao66様のブログペンギンの足跡Ⅱにも観察記がありますので、是非ご覧下さい))
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