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イラガ(刺蛾) の繭
2010/01/12(Tue)
  きょうは、曇り後冷たい雨になりました(予報は雪でしたが)。
  山道の枯れ木に、イラガ(イラガ科) の繭が付いていました。どう見ても小鳥の卵の様ですが、良く見れば「卵」の先が丸く奇麗に無くなっていて、正しくイラガの成虫が飛び出た痕だと分りました。イラガは繭のままで越冬するので、これは昨年の初夏頃に羽化した後の状態だと思われました。繭の大きさは12mm前程で、表面には灰白地に茶褐色の縦縞模様があります。殻は、マルピギー氏管から分泌される分泌液によって作られ、石灰質で硬いのですが、羽化して穴が開いてしまうと柔くペコペコになってしまいます。繭の上部に丸く薄い箇所が作られていて、内部から力を加えると蓋を外す様に簡単に開くのだそうです。この繭は、その形からスズメノショウベンタゴ(雀の小便担桶)とも呼ばれています。イラガは、全国の山野に生息する開張30mm程の小さい蛾です。幼虫はカキノキ、ナシ、サクラ、リンゴ等多くの樹木の葉を食べ、有毒で多くの棘を持ち、触れると蜂に刺された様な激痛に襲われ、時に水疱状炎症を生じ、痛みは 1時間程、痒みは1週間程続く事があると言われます。正確な毒性分は未だ分らない様ですが、抗ヒスタミン剤を塗布するのが有効だとされているそうです。別名も、この痛みや幼虫の姿を由来とするもの(デンキムシ、ハチクマ、オキクサン、シバムシ、キントキ、オコゼ等)が多い様です。尚、成虫は無毒です。青葉山では、繭や幼虫は比較的普通に見られます・・・
  アオキの木の下に、その未生が無数に生えていました・・・
イラガの繭 アオキの実生  
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