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六月観(視)察会
2010/06/13(Sun)
  きょうは、夜中に降った雨の名残りか、どんより曇ってはいましたが、気温も丁度良く、穏やかな観(視)察会日和になりました(18.4~23.0℃)。集合場所で少しお話をした後、早速森に入ると、林床には蝋細工の様なギンリョウソウが、到る所から顔を出しています。道端には、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が可憐な姿を見せ、道沿いのあちこちには、コゴメウツギの花々が、雪の結晶が零れる様に咲き群れています。寒かった春先の影響で、あの、ヒメシャガも所々に咲き残っていました。オオルリやサンコウチョウの声は聞かれませんでしたが、森にはキビタキの囀りが響き、ホトトギスやアオゲラも愛の唄を歌っていました。いつものトビの巣(嘗てのオオタカの巣)には、大きくなって巣立つばかりのヒナが、大勢の観客に見つめられて小さくなっていました(ご免ね)。樹液の木にはヨツボシオオキスイやヨツボシケシキスイ、ヤマキマダラヒカゲ等の他、大きなスズメバチもいました。子供達は、珍しいエダナナフシを捕まえたり、大きな毛虫や芋虫(未同定)を見つけたりして大騒ぎでしたね。それにしても、遠くから垣間見ただけではありましたが、森の女王・カザグルマ(環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類(VU))を確認できた事は、大きな喜びでした。
クロクサアリの虐殺現場(アオオサムシも死んでいた) ギンリョウソウ この歓声は・・・ 道端のニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
 花では他に、ミヤマナルコユリ、ツクバネ、シラキ、ハナニガナ、オニタビラコ、エゴノキ、ヤマボウシ、ツリバナ、ヤマツツジ、マルバダケブキ、ガマズミ、キショウブ、アブラツツジ、ケキツネボタン、ヤブジラミ、ハルジオン、ハリエンジュ、ノイバラ、クサノオウ、コナスビ、マムシグサ、ミツバツチグリ、サイハイラン、サルナシ等が咲いていました。コケイランやクリンソウ、キンラン、ギンラン等をご覧になられた方もおりました。果実では、ミヤマウグイスカグラやヘビイチゴが目立っていました。キノコでは、切株にナラタケが出ていた他、三鈷杵の形のサンコタケ、赤松のヒトクチタケが目立ちました。野鳥では他に、メボソムシクイ、ヤブサメ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、ハシボソガラス、ヒヨドリ等が確認できました。動物では、ヤマアカガエル等が足元を跳ねた他、テンの糞があちこちに見られました。昆虫では、ヤブムラサキのイチモンジカメノコハムシやフタホシオオノミハムシ、ムカシヤンマ、カラスアゲハ、オオミズアオ(死体)等も見られました。6年振りに帰って来たニホンミツバチ達には、とても感動させられましたが、森の入口でいつも楽しませてもらっていたクロクサアリ達が、殺虫剤で大虐殺されていたのには、涙が出る思いでした。良い事にも悪い事にも、沢山出会ったきょうの会でしたが、皆さんは、どんな出会いをし、どんな思いをされたのでしょう?
その先には… エダナナフシの子供(幼虫) この倍程の参加者でした コゴメウツギ <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます〉 
 さて、来月(7/11)は、オカトラノオ、ヤマユリ、バイカツツジ、ムラサキシキブ、ノギラン等の花々、花や樹液に集まる昆虫達等を観察しましょう。トウホクサンショウウオも、ゆっくり観察したいものです。キビタキ、オオルリ等の夏鳥達とその巣立ち雛にも出会えるかも知れませんよ・・・ 
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