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十二月観(視)察会
2010/12/12(Sun)
 きょうは、今年最後の定例観(視)察会。開始前には、雨粒がポツポツと落ちて来てびっくりしましたが、直ぐに晴れて、風はあったもののとても穏やかな「会」になりました。トチノキの芽は青空にテカテカと光り、植栽されたサザンカが沢山咲いています。マイマイガやオオカマキリの卵嚢、大きなジョロウグモ、鮮やかなツキヌキニンドウの花等を眺めながら森に入ろうとすると、いつもの入口付近は工事中でした。あそこにあったあの植物はどうなったろうか、等と考えながら脇に進むと、イイギリが真赤な実をたわわに垂らしていました。その味を確かめたり、タラヨウの葉に字を書いたりした後、漸く森歩きです。マムシグサやリョウブ、ヤマツツジ、ヤマユリの実を見て行くと、何とマンサクが既に咲き綻んでいました!(これも温暖化の影響でしょうか?) そして予告の通りの、モズの早贄のオンパレードです。ミヤマフキバッタにフクラスズメに、カマドウマにニホンカナヘビに・・・何故こんなにと思わせる程の狩りようです。その意味等を皆で考えましたが、やはりはっきりした答えは出ませんでした。中々前に進めないながらも、ニホンリスの木、シラキ林のオブジェ、ブナやナツハゼ、ヤブコウジ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、ツクバネ、オトコヨウゾメ、ウメモドキ、オオバジャノヒゲ等の実、イヌツゲの虫瘤と実等を観察しながら広場に辿り着くと、陽が降り注ぎ、皆で手足を伸ばすにはいい感じで、専門家の谷さんのご指導で、暫しストレッチと歌の会になりました・・・
イイギリの実 綻びかけているマンサク 恐るべし!何が モズの早贄(ミヤマフキバッタ)
 体がポカポカになったところで、ダイサギやテンの糞等観察した後、又歩き出しました。他に果実では、ルビーの様なツルリンドウ、見事だったサルトリイバラの他、センダイトウヒレン、コバギボウシ、オケラ、ノササゲ、ノダケ、ヒノキ、ヘクソカズラ、タチシオデ、スズメウリ、アカネ、チゴユリ、ツルアリドオシ、オオウバユリ、ヤマノイモ、ナガバノコウヤボウキ、ハンノキ、ケヤマハンノキ、ニシキギ、カリン等が目立ち、花では、ツノハシバミやハンノキ類の雄花序が林内で、ヒメジョオン、セイタカアワダチソウ、イヌタデ、ハキダメギク、ムラサキツメクサ等が主に林外で見られ、フユノハナワラビの胞子茎も沢山ありました。キノコでは、カワラタケやホコリタケ、ヒトクチタケ等の他、冬虫夏草やトリュフの仲間も観察できました。鳥獣では、カモシカの角擦り痕や、食痕、リスの食痕、タヌキの爪痕、シジュウカラやエナガ、ヤマガラ等の混群、キジバト、カケス、トビ、ミソサザイにも出会えました。ミツバアケビやマンサクの虫瘤、ドロバチ(トックリバチの仲間)の巣、アブラゼミの空蝉もありましたね。
 皆さんには、どんな出逢いがあったでしょう? 次回は、新年の初歩きです。雪上の、心改まる「会」を期待したいものです・・・
ひだまりの中で 尾根からの眺め サルトリイバラ よいお年を!
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