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一月観(視)察会
2011/01/09(Sun)
 きょうは、新年最初の観(視)察会。一面の銀世界の中、本当に清々しい「初歩き」になりました。未明からの雪がはらはらと舞う中、いつもの見慣れた筈の道を進みますが、雪があるとやはり何か違います。栃も欅も山茶花も、粉砂糖を被ったようで、美しく輝いています。今回も、マイマイガやオオカマキリの卵嚢、イラガの繭を見たり、冬越しするテントウムシを観察しながら森に入ります。入口でキツネのものと思われる糞を見つけると、案の定?その足跡が森の奥へと続いていました。先月見たマンサクは、この寒さに縮こまってはいましたが、何輪も綻びかけていました。モズの早贄は、先月見付けたミヤマフキバッタが無くなっていましたが、他に別のフキバッタが枝に刺さっていました。やはりモズか、別の鳥が食べてでもいるのでしょうか? その後、折角の「初歩き」なのですから「目出度いもの」を!と、ヤブコウジやツルアリドオシ、ツクバネ、シシガシラ、ハナワラビ、ケサランパサラン!(ハンショウヅル)に松、竹、梅・・・を辿ったり、対岸の雪景色を堪能したりもしました。
冬越しのテントウムシ 雪の森を行きます ツルアリドオシ 先月の再現ですか・・・
 花では他に、ハンノキ、ケヤマハンノキ、ツノハシバミ等の雄花が無数に下がっていた他、シュンランの花芽が膨らんでいました。果実では他に、ウメモドキ、サルトリイバラ、ヤブムラサキ、ヤマノイモ、ノダケ、オオバジャノヒゲ、イヌツゲ、ヘクソカズラ等が目立っていました。キノコでは、何箇所かにキヒラタケやカワラタケ、ヒイロタケ等。シダ類では、ジュウモンジシダやオクマワラビ等が見られました。動物達の痕跡は、新雪上に足跡は余りありませんでしたが、カモシカの食痕や角擦り痕、木肌に付く動物達の爪痕、リスや野鼠の生活痕、食痕等が見られました。野鳥では、混群を作るシジュウカラ、ヒガラ等の他、ウソやカワラヒワの小群、コゲラ、ヒヨドリ、トビやカラス達等が見られました。アカマツの幹には、ヤニサシガメやクモ達がしっかり越冬していていました。又、通り過ぎてしまって、参加のご夫婦に後で案内して頂いた、緑鮮やかな虫は、最初はモズの早贄と思いこんでいましたが、良く見れば、お尻の管が樹皮に刺さっていて、ヤマクダマキモドキの雌が産卵中に、何かの原因で、そのまま死んでしまったものだと判りました。憶測が違っているかも知れませんが、森のドラマの一端を垣間見る様で、とても感動しました。
展望台からの眺め みんないいお顔ですが、何故あやとりが…. ♪LOVEは世界の言葉♪ ヤマクダマキモドキ
 その後は、管理センターでささやかな新年会があり、それぞれの青葉山への思いや願い等を話し、ボイストレーニングをして歌を歌ったり、お年玉争奪戦?をしたり、又周囲の自然観察をしたり、又お話したりした後、散開しました。今年こそ、仙台や青葉山や、ここに暮らす多くの生物達にとって、幸い溢れる年になって欲しいと思いました・・・
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