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七月観(視)察会
2011/07/10(Sun)
 きょうは良く晴れて、とっても暑い一日でした(25.9~34.6℃//0.20μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.12μSv/h屋内21:00、南南西風)。熱帯夜でしたし、仙台とは思えない蒸し暑さが続いています。
 そんな、未だ梅雨とは思えない夏空の下、しかも、直前(9:57)には又大きな余震があったりして、ちょっぴり不安な「観(視)察会」の始まりになりました。近況報告やコースの説明等の後歩き始めると、ニイニイゼミの蝉時雨が心地良く聞えます。林縁に咲くオカトラノオ、ナガバノコウヤボウキや、土手等に生えるテングタケ、コガネヤマドリ、そして見事なタマゴタケ等を眺めながら森に入ると、中は大分涼しく感じます。足元には、オオクロニガイグチやニガイグチモドキ等の大きなキノコがゴロゴロと転がっています。タケリタケもにょっきり生えていました。イチヤクソウやマイヅルソウは既に実になり、モミジイチゴやニガイチゴも美味しそうに生っていました。ツノハシバミも今年は枝一杯に実を付けて、シラキも、何百と実を下げている木がありました。桧の林床には、ハエドクソウがひっそりと咲き、バイカツツジも咲き残っていました。涼を求めて立ち寄った沢は、正に天然のクーラーの様な涼風が吹き、流水も冷たく、暫く足や体を浸していたくなります。キビタキの囀る下で、タゴガエルやヤマアカガエルが飛び跳ね、イトトンボもふわふわ飛んでいました。沢端には愛らしいヤマトウバナが咲き、アオヤギソウやトチバニンジン等も見られました。
タマゴタケ タケリタケ(右奥はテングタケ). オカトラノオの道 沢は涼しい!.
 花では他に、ムラサキシキブ、キンミズヒキ、ミヤマタムラソウ、キツネノボタン、ギンリョウソウ、エゾノギシギシ、ウマノミツバ、ドクダミ、オオバジャノヒゲ、コマツナギ、ヒメヤブラン、スイカズラ、イワガラミ、クマノミズキ、ノリウツギ、ハナニガナ、ヒメジョオン、ハコベ、ハキダメギク、コマツナギ、カタバミ等が見られ、見事に満開のツチアケビにも出会えました。果実では他に、ヤマグワ、ナツグミ、ミヤマウグイスカグラ、ヒメコウゾ、サルナシ等が実っていました。キノコでは他に、アカヤマドリ、ミドリイグチ、イロガワリ、シロハツ、シロハツモドキ、ニセアシベニイグチ、アシグロイグチ、オニヤマイグチ、アメリカウラベニイロガワリ、ドクベニタケ、ヒビチャヤマイグチ等が見られ、珍しいクチキツトノミタケ(冬虫夏草)を見つけた方もいました。野鳥では、ウグイス、シジュウカラ、ホトトギス、メジロ、ヒヨドリ等が良く鳴き、コゲラ、トビ等が見られ、ドバトの残骸(オオタカの痕跡だと良いのです)も散らばっていました。動物では、ニホンカナヘビに出会い、テンの糞やムササビやニホンリスの生活痕も見られました。昆虫ではヨツスジハナカミキリ、イチモンジカメノコハムシ、トラマルハナバチ、コクワガタ、ヒカゲチョウ、ヨツボシケシキスイ、ミヤマフキバッタ、ミズイロオナガシジミ等にも出会いました。結局は暑い一時でしたが、皆さんには、どんな出会いがあったでしょうか・・・ 
ツチアケビ 色とりどりのキノコ達 クチキツトノミタケ 結局、暑かったですネ
  来月(8月)は会としてはお休みですが、有志で歩きます。蝉時雨の下、クルマユリやヤマジノホトトギス、クサギ等の花が見られることでしょう。虫好きの子供達も大歓迎です・・・

☆「青葉山の緑を守る会」の自然観(視)察会は、毎月第2日曜 午前10時30分宮教大正門前バス停集合(12時30分頃解散)。 どなたでも参加自由です   (二月・八月は、「会」としてはお休みします) 

★仙台市に昨年末提出した、『質問状』と市の「回答」、及び、それに対する「再質問状」とその「回答」、10/31に提出した「意見書」とその回答、12/8提出の「要望書」、大震災後に提出した「地下鉄東西線建設事業凍結と都市計画道路川内・旗立線事業廃止の申し入れ」と「都市計画道路川内・旗立線の必要性に関する意見書」を公開中です。 ご意見・ご感想等は引続き、下記宛ての葉書又は cheb@live.jp にお届け下さい。 仙台の、この上もない「宝」を守る為、今後も決して諦めずに頑張りましょう!〒980-0811青葉区一番町4-1-3仙台市市民活動サポートセンター内box72「青葉山の緑を守る会」 

★動植物の捕獲・盗掘は、「重」犯罪として、各法・条例で厳しく罰せられます。特に、青葉山市有林(青葉の森)や竜ノ口峡谷周辺は、「広瀬川の清流を守る条例」で「特別環境保全地区」に指定されています。監視員が常時パトロール、監視カメラも作動中です! 

青葉山のガイドブックが完成しました!
 青葉山に生息する、代表的な植物、きのこ、動物、野鳥、昆虫を356種取り上げましたが、そのうち55種がレッドリスト記載の希少種です。大規模開発が一時に始まった今、希少種達は、その存在さえ知られぬままに、消し去られようとしています。とにかく、多くの人にその存在を知って貰い、それが自然の大切さを知るきっかけになってほしいと思うのです。頒価は1000円。毎月の定例観(視)察会の他、仙台市市民活動サポートセンター、丸善アエル店、金港堂本店、あゆみbooks仙台(広瀬通り)店と青葉通り店、ヤマト屋書店八幡町店でも販売していますが、お求めになりたい場合は、:  cheb@live.jp まで。
☆DVD第1巻「生命(いのち)あふれる青葉山・・「杜の都」の魅力再発見」(600円(10分)) とDVD第2巻「生命(いのち)あふれる青葉山・希少種たちの叫び」(800円(20分)) も引き続き販売中です。
 皆さん、是非ご覧になって(ならなくとも)「」を上げて下さい。 尚、DVD第1・2巻、ガイドブック共に、既に、仙台市内の全ての小中学校、図書館、市民センターに配布されています。
希少種たちの叫び 生命(いのち)あふれる青葉山~「杜の都」の魅力再発見 青葉山自然観察ガイドブック 巨大な自然破壊が進行している青葉山周辺
オオタカの営巣地を守ろう!!   
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