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六月観(視)察会
2014/06/08(Sun)
  きょうは生憎の雨、しかも時折土砂降りの中の観(視)察会になりました(17.1~18.9℃//0.15μ㏜/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μ㏜/h屋内21:00、東風)。流石に参加者は僅かでしたが、それでも、「雨もまた楽し」と出発です。スイカズラ、ウメガサソウ、ムヨウラン等眺めつつ森に入ると、案外に雨も掛からず、穏やかに霧が流れていきます。樹液の木には、ヨツボシケシキスイやムネアカオオアリ等が多くみられます。周囲にはエゴノキの白花が数多く下がり、良い香りが漂います。ギンリョウソウ、コゴメウツギ、ガマズミ、ツルアジサイ、ミヤマナルコユリ、ノイバラ、ヤマボウシ等も目立ちました。野鳥には殆ど出会えませんでしたが、それでも雨の合間に、オオルリ、キビタキ、そしてホトトギスが大きな声で鳴いてくれましたし、偶然出会った野鳥の営巣場面にも、心躍らせました…(無事繁殖成功の時はお知らせします)
スイカズラ フサヒメホウキタケ? 雨降り頻る森 枯松処理の後
 さて、今日の「会」の大きな目的は、突然始まった枯松伐採工事の視察でしたが、その惨憺たる様には、皆唖然とするばかりでした。この10年程は、希少種等生態系保護の為、作業の前には必ず当会に通知があって、地図を見ながら、又現地立会いの下で打ち合わせながらの作業でした。しかも、作業は(当会の要望で自然への負荷の少ない)秋〜早春に行われてきました。一昨日工事を知り、市公園課に問い合わせたところ、担当者が変わり、以前の経緯は知らなかったとのことで、今後はこのようなことのないように、また、動植物の繁殖期には作業をしないことを口頭で申し入れました。昨日の調査では、カザグルマ(絶滅危惧Ⅱ類)自生地の一部も作業で荒らされていて、怒り且胸が痛みました。更なる申し入れと、新たな自然保護策が必要なようです。 花では他に、ナツハゼ、ニガナ、ハナニガナ、マルバダケブキ、マムシグサ、ミツバツチグリ、サイハイラン、ヒメジョオン、ツクバネ、マユミ、ツリバナ、サルナシ等が咲いていました。 果実では、ミヤマウグイスカグラ、モミジイチゴ、ヘビイチゴ、ヤマグワ等が見られました。鳥では他に、外来種のガビチョウも鳴いていました。昆虫では、サワフタギのシロシタホタルガ幼虫が見られた他、何故なのか?オオミズアオの翅が沢山落ちていました。きょうは雨中行軍?となりはしましたが、新たな破壊に怒り、悲しむと共に、様々な希少種を初めとして、益々この山の自然の大切さ、保護の大切さが痛感される一時だったのではないでしょうか・・・
伐木の際に刈り落とされたカザグルマ オオミズアオの残骸 サイハイランとクモ ゼンテイカ
 さて、来月(7/13)は、ヤマユリ、バイカツツジ、ムラサキシキブ、ノギラン等の花々、花や樹液に集まる昆虫達等を観察しましょう。夏鳥達とその巣立ち雛等々、思わぬ出会いがあるかも知れませんね・・・

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