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十二月観(視)察会
2015/12/13(Sun)
  きょうは、晴れ後曇って風もなく、気温も程良い穏やかな観(視)察会となりました(2.3~9.6℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、北北西風)。と言っても、地下鉄東西線が開業し、便利だったバスも全くなくなってしまい(権力の横暴としか思えない)、車の方や遠方からの参加者にはそう問題はないものの、私達には本当に不便になりました。又これを以って、東西線ルートそのものにあったオオタカの聖地(営巣木5本の直上)が完全に失われた事等お話ししたり、近況報告等お聞きし、遅れて辿り着く参加者を待った後、漸くの出発です。道沿いのニシキギ、オニノゲシ、スイカズラ等観察し森に入ると、藪刈りが目立ち、生態系にとっての藪の大切さや、笹類に依存する小動物等についてお話ししました。木々はすっかり葉を落としていましたが、ブナやイヌブナが茶褐や黄土の葉を見せてくれています。只、枯れたままの葉を付けたコナラもあり、注意深く見て行くと、まだ少数ではありますが、森の中にも木屑が噴出した「楢枯れ」の大木が見られ、心を痛めました。そして、崩壊と修復工事を繰り返し数多くの希少種が失われた、崖地ボーリング調査の為の工事視察を、遠目からではありますが行い、作業の安全と自然への負荷のない事を願いました。
バスがなくなって、うざねはぐ坂の途中で 美しい苔にうっとり ケカマツカ 森中にもナラ枯れが!
 道々、花では植栽のサザンカの他、ケヤマハンノキの雄花、イヌタデ、ヤマツツジの蕾、セイヨウタンポポ、ハキダメギク、ナンブアザミ、枯れたリンドウ、カワラナデシコ等が見られ、羊歯ではフユノハナワラビやリョウメンシダ、イヌガンソク等、苔ではハイゴケやチャボスギゴケ、コツボゴケ等、果実ではウメモドキの赤やヤブムラサキ、ムラサキシキブの紫が良く目立ちました。混群を作るエナガ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、コゲラの中にキクイタダキもいて、興奮しながら皆で観察しました。果実では他に、ヘクソカズラ、アオキ、ウメモドキ、サルトリイバラ、ヒノキ、ツルリンドウ、オトコヨウゾメ、ミヤマガマズミ、ツクバネ、ケカマツカ、イボタノキ、カキノキ、カラハナソウ、シュンラン、ホオノキ、コブシ、トリガタハンショウヅル、オオバジャノヒゲ、ヤブコウジ、イイギリ等も見られました。虫瘤は、エゴノキ、イヌツゲ、クリのもの等、キノコでは、チグリ、ヒトクチタケ、アシナガタケやサルノコシカケ、カワラタケの仲間がありました。動物ではカモシカの食痕、テンの糞、リスの食痕等、野鳥では他に、カケス、トビ、ハシブトカラス、ハシボソガラス、アオゲラ等を観察しました。今年はコースを変えて短めの距離を歩きましたが、自然は勿論、諸問題を含めて、新たな喜びや発見、見方や課題のあった一時ではなかったでしょうか? さて次回は、新年の初歩きです。きりりとした雪上の?心改まる「会」を期待したいものです・・・
キクイタダキ ボーリング調査の資材運搬ルート 道の途中で サルトリイバラ
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