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楢枯れ
2016/01/06(Wed)
   きょうは、曇り時々晴れました(0.0~8.7℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00西風)。  
   森のあちこちで、枯れたコナラやミズナラが目立っています。幹の無数の穴から粉を吹き、取分け根元からは大量の木屑を零して、無残な姿を曝しています。所謂「楢枯れ」、正式名「ブナ科樹木萎凋病」で、以前は大学構内や林縁等でしか確認できなかったなかったものが、一気に森の深奥まで満遍無く見られる様になってしまいました。病原菌はナラ菌と呼ばれる糸状菌(カビの一種)で、体長5㎜程の甲虫・カシノナガキクイムシ(通称カシナガ)が媒介する、ナラ類やシイ・カシ類の樹木を枯らす伝染病です。カシナガの雌は、背にある菌嚢にナラ菌を入れて、枯木〜生木に移動し、樹木中でナラ菌を増やして、それを食べながら繁殖します。穿孔された樹木は、急速に衰えて枯れますが、全ての樹木が枯死する訳ではありません。生態系としても景観的にも、状況は非常に深刻ですし、不安は募るばかりですが、現在対処療法は数々あっても、根本的な対応策は未だ無く、最近良く聞く、これを利用する金銭目当て等の大規模管理は「松枯れ対策」同様自然にとって何ら益はありません。これまでの例からも、枯死後は天然更新が行われ、山が丸裸になる事は無く、極力自然のままに任せるべきとも言われています。複雑な自然生態系を人間が左右する事等、できる訳がありません・・・
楢枯れ 光る雲
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